通常艦
特殊艦
- 課金艦 ※ショップやツリーで購入できる艦艇は時期により随時変更される。
※備考に書いてある購入方法でしか入手できない艦が、ゲーム内ショップでも買えるようになったら、備考に書いてある入手方法は削除することTier 艦種 名称 価格
(ダブロン)備考 5 駆逐艦 T-61 10,000 巡洋艦 Admiral Graf Spee 10,000 戦艦 Prinz Eitel Friedrich 10,000 2020年4月アップデート以降販売予定 6 駆逐艦 Z-39 12,500 2020年6月1日に販売開始 Z-35 12,500 2021年6月8日に販売開始 巡洋艦 München 12,500 2021年2月15日に販売開始 Cross of Dorn 18,900 Warhammerコラボ
2021年11月09日に販売開始
コンテナでも低確率で入手可能戦艦 Scharnhorst 15,000 7 巡洋艦 Prinz Eugen 750,000グローバルEXP 2020年4月13日に販売開始 戦艦 Tirpitz 750,000グローバルEXP 連続ミッション「Tirpitzを手に入れろ!」報酬(2019/8/12から2019/9/15に開催) BA Tirpitz 17,500 2024年8月のコラボ期間限定で販売開始
コンテナでも低確率で入手可能Odin 750,000グローバルEXP 連続ミッション「ヴァルハラ浮上」報酬(2020年7月27日から2020年8月31日に開催) Bismarck B 17,500 2022年11月のブラックフライデー&イベント期間限定で販売開始
コンテナでも低確率で入手可能空母 Graf Zeppelin 17,500 2022年7月25日に販売開始
- 特典艦 ※アルファテスター限定艦など。不特定多数に販売されたら、備考に書いてあることはそのままで「課金艦」に移すこと
Tier 艦種 名称 価格
(ダブロン)備考 3 駆逐艦 G101 イベントで入手 戦艦 Nassau 5,7504,000連続ミッション「邪悪なる波濤」報酬(2019/10/4から2019/10/18に開催)
一周年記念として2020年8月3日から2020年8月10日まで販売König Albert 2,500~ オークション第1回アイテム Von der Tann モバイル版のログインボーナス特典 6 駆逐艦 Bulletproof 12,500コイン 2023年3月開催のレーシングイベントで入手 7 駆逐艦 ZF-6 750,000グローバルEXP 連続ミッション「衝撃と畏怖」報酬(2021年7月26日から2021年8月30日に開催) Karl von Schönberg ~26,000 (すべてスキップした場合) 連続ミッション「沈黙のオルカ」報酬(2024年11月18日から2024年12月16日に開催) 巡洋艦 Weimar 12,500 2021年10月11日から2022年1月31日まで販売 Siegfried ~26,000 (すべてスキップした場合) 連続ミッション「竜殺し」報酬(2021年2月02日から2021年3月09日に開催) Mainz CE 連続ミッション「叡智の源泉」報酬(2021/11月8日から2021/12月20日に開催) Schill 連続ミッション「エーゲ海の矢」トレジャーハント報酬(2024/8月19日から2024/9月9日に開催) 戦艦 Brandenburg 連続ミッション「プロイセンの誇り」報酬(2022/1/31から2022/3/7に開催) Anhalt 2023年12月イベント、冬の冠:12,500コインで入手。 Scharnhorst'43 ハロウィーン 2024 クレートから5%の確率で入手 Madness 12,500 「サビと轟音Ⅱ」イベント通貨報酬
2025年3月17日~4月7日までの期間限定8 駆逐艦 Elbing 1,400,000グローバルEXP 2022年8月18日にオークションにて販売 Z-44 ~27,500
(すべてスキップした場合)連続ミッション「リスクを取って勝利せよ」報酬(2023年8月28日から2023年10月02日に開催) 巡洋艦 Ägir ~27,500
(すべてスキップした場合)連続ミッション「海のヨトゥン」報酬(2023年5月15日から2023年6月19日に開催) Admiral Schröder ~27,500
(すべてスキップした場合)連続ミッション「フランダースの獅子」報酬(2024年2月19日から2024年3月25日に開催) 戦艦 Pommern ~27,500
(すべてスキップした場合)連続ミッション「バルト海のグリフォン」報酬(2023/1/30から2023/3/6に開催) - その他
- 特殊艦※イベント等に登場した非プレイアブルなユニット・AI艦
Tier 艦種 名称 備考 3 戦艦 Jackal ハロウィーンイベントのオペレーション「救え!TRANSYLVANIA」登場艦艇
レジェンダリー艦
Tier | 艦種 | 名称 | 備考 |
レジェンダリー | 駆逐艦 | Z-52 | 開発局プロジェクト「Z-52」褒賞 |
---|---|---|---|
巡洋艦 | Hindenburg | 20,000コイン必要 詳細はこちら | |
戦艦 | Großer Kurfürst | 開発局プロジェクト「Großer Kurfürst」褒賞 | |
Schlieffen | 開発局プロジェクト「Schlieffen」褒賞 |
特徴
Gott mit uns.*1
史実では一部は帝政時代の艦、第二次大戦時は駆逐艦、巡洋艦、戦艦など決して多くはないものの様々な艦船を保有していた国。第一次大戦時には大洋艦隊を擁し、英国のグランドフリートと幾度も熾烈な砲火を交えた国でもある。
史実では艦艇も揃わず苦戦を強いられたが、ゲームの中では歴史を覆す勢いで敵を倒そう。
“Allen Teilnehmern viel Glück”
全体
イギリスとはまた違った意味で特殊な性能設定になっている。
戦艦ツリーは接近戦に強い性能から、「アメリカ・日本と並んで初心者向けツリー」と評価されることも多い。
巡洋艦ツリーは砲性能の特殊さと機動性の低さから、中級者向け。
一方、駆逐艦ツリーは砲性能の特殊さと、雷駆寄りと評価される割には隠蔽性が低いことから、上級者向けといえる。
駆逐艦
第一駆逐艦ツリー
それなりの砲火力を備えた雷駆と言え、アメリカ駆逐艦とはまた違った意味でバランスの取れた艦。Tier4まではドイツ海軍の艦種では水雷艇で、小型の船体で低いHPと高い機動性を持つ。Tier5から駆逐艦となり、他と比較して大型の船体で大きなHPをもち、機動性と隠蔽性が劣るようになる。Tier5から消耗品に水中聴音を積めるようになる。
- 攻撃
- 主砲
他のドイツ艦同様、主砲は強力なAP弾と貧弱なHE弾を使用している。
AP弾も威力こそ高いものの口径に比して装甲貫通力が低めというデメリットがある。128mm砲は5km以上で、150mm砲でも8kmほどで貫通力が100mmを下回るため巡洋艦のバイタル貫通狙いには敵艦の装甲厚を頭に入れておく必要がある。上部構造や艦首艦尾といった非装甲部分にはむしろ通常貫通ダメージが出やすいため、真横を向けている敵艦の薄い部分を狙えば十分削りに使える。
Tier4以降、弾道は悪くはないが、弾速は日ソに比べやや遅い。またTier4~7は主砲旋回速度が遅く、全力転舵に追いつかない。
以上のように、スペックだけ見れば砲戦もそれなりにできそうに見えるが、ソ連駆逐艦やアメリカ駆逐艦などの砲駆相手の砲戦では非常に不利である。しかし大型艦相手にダメージを出しやすい仕様にはなっているので、煙幕や敵味方の状況で安全と判断できれば砲撃してダメージを稼ぐのも良いだろう。
一部の艦では、128ミリ砲と150ミリ砲を選択できる。どちらも一長一短の性能であるため、プレイスタイルと相談しよう。 - 魚雷
一方魚雷は使いやすく、Tier3までは艦首方向への魚雷投射が可能というユニークな特徴がある。そのため戦術の幅は広い。
Tier4以降は魚雷射角に特別なものが無くなるが、Tier5以降は2基×4門、装填90秒、Tier6以降は威力14,400で固定され、射程と雷速だけがTierに応じて変わっていくことになる。そのため高Tier戦場では魚雷の威力不足に悩まされることが多く、一発に重きを置かず数をばら撒き制圧するスタイルになる。しかし隠蔽雷撃が可能であり、魚雷の装填速度等は他国と比較しても優位であるため、魚雷もメインに据えた戦術も可能である。
- 主砲
- 対空
ない。
素直に諦めて巡洋艦に任せよう。高Tier艦では改善されるが、だからなんだと言うレベルであり過信はできない。
- 生存性
Tier4までは継戦能力(HP)が低い。Tier5から劇的に改善し同格トップクラスとなるが、その代わり機動性が低下する。
被発見距離も中Tier以降、同格最悪あるいは2番目に悪いという状態が続くため決していいとは言えない。駆逐艦同士の戦いでは必ず先手を取られると思った方がいいだろう。
- 消耗品
発煙装置にペナルティが入っている。煙幕の有効時間は通常だが持続時間が他国に対して20秒短い。そのため煙幕射撃は有効な戦術ではない。緊急・自衛用と思って割り切ろう。
Tier5から「水中聴音」が解禁される。
性能は独巡が持っているような高性能ソナーではないため、中Tierではこれを積極的に運用することはない。魚雷の早期発見による生存性の向上が主な使い道になるだろう。Tierが上がれば探知距離が伸びて使い易くなる。
第二駆逐艦ツリー
2023年12月12日のアップデートでアーリーアクセスとして登場。G.J.Maerkerまでは専用クレート開封で入手できる。F. Schultzのみ1月15日以降のアップデートでF. Schultzまでの全ツリー艦も含めて自由に開発が可能になる。
Tier6「レーベレヒト・マース」より150mm砲を搭載する「Z-31」に分岐するツリー。実第一ツリーよりも大柄で機動性が下がった船体に、強力な150mm主砲を搭載した小型の軽巡洋艦ともいうべき曲者揃いのツリー。
- 抗堪性
第2ツリー艦は同格おろか格上相手でも頭一つ抜けたHPに加えて、25mm装甲*2を手に入れる。
この25mm装甲は多くの駆逐艦のHE弾が貫通しない*3ため、小口径砲に対してはHP以上のタフさをみせる。もはや駆逐艦の皮を被った巡洋艦である。
逆にAP弾は152mmまでの主砲だと信管が作動するので駆逐艦や軽巡洋艦相手に真横を向けるとあっという間にHPが吹っ飛ぶので気を付けたい。常に防御姿勢をとっていればHE弾だろうがAP弾だろうが152mmまでの主砲なら弾くので有利に戦うことができる。
- 主砲
第2ツリーは低減衰弾かつ散布界半径が通常の6割程度と優遇されており、遠距離砲戦を得意とする。
HE弾は低威力だが高発火率・高貫通力である点。
最大の特徴は駆逐艦ながら150mm砲で38mmの装甲にダメージを出せる点。
低DPMながら、戦艦・巡洋艦を問わず削ることができる。残り体力の少ない敵艦には非常に有用。
AP弾は、高ダメージ・高貫通力・跳弾優遇*4ありと重巡のAPのような扱いを求められる性能。
貫通力はTier6-7まではせいぜい軽巡レベルであり、条件が良ければバイタルを抜けるという程度。
T8以降で大きく伸び、敵巡洋艦のバイタルを高精度でスパスパ抜く凶悪な性能に変貌する。
跳弾優遇のおかげで角度をつければ敵駆逐艦に通常貫通するほか、戦艦相手にも広い範囲で良いダメージが出る。
幸いに射程は仏駆にこそ及ばないものの、かなり長い。そして弾道・弾速・精度は良好なので中・遠距離でも駆逐を狙いやすい。 - 魚雷
魚雷はTier6~8は8門。単発ダメージと浸水確率は第一ツリーと概ね同程度で低めだが、射程はPC版と違い7.5~8kmまでナーフされているため使い勝手は悪いが隠蔽雷撃は可能。しかし火力の割に装填時間がかなり長く、雷速が50ktという凄まじいほどのノロノロ魚雷となっている(遅いと言われるあのsims魚雷ですら約57ノットである)、リアクションタイムは9秒を超え優秀とは言い難い。 - 対空
Tier8以降は対空警戒を使用可能だが、素の対空が大したことないのであまり役に立たない。 - 機動性
非常に悪い。どれくらいかというと全駆逐艦ぶっちぎりのワーストというレベルで悪い*5。Z-31はギリギリ駆逐艦としての範疇(それでもなお悪い)だったがGustav Julius Maerker以降は「駆逐艦の皮を被った重巡洋艦」の性能であり避けられたであろう敵の砲弾や魚雷が当たってしまう場合があるので早め早めに行動しないといくら豊富なHPでもあっという間に枯渇するので交戦距離には気を配る必要がある。
- 隠蔽性
ERICH BEY(エーリヒ・バイ)艦長のおかげで隠蔽そのものは悪くない。4.9km~5.3kmと砲駆としては非常に良好。隠蔽特化した雷駆以外にはおおむね先手は取れるが上記のように機動力は悪いのでできればタイマンに持ち込みたい。
- 消耗品
ティア7までは一般的な消耗品である発煙装置とエンジンブーストが使えるがソナーはないので注意。Tier8以降は対空警戒を追加で使用可能。
- 総評
総論として、かなり難しく上級者・玄人向けの駆逐艦ツリー。駆逐艦と巡洋艦の仕事を両方に精通している必要がある。基本的には距離を取った状態で駆逐艦を排除したり、巡洋艦や戦艦の側面に忍び寄って貫通狙いやバイタルを抜きまくるような運用が理想だがレジェンズのマップの狭さの都合上そういったシチュエーションはなかなか起きずらいのが現状であり敵との位置取り・味方との連携がより大切になる。
巡洋艦
ツリー全体を見渡すと、ティア5までとティア6以降で狩りの対象が変わるものの、全体的に特定艦種を狩ることに特化した性能を持っている。
ティア5までは「速度は遅めだが標準的な旋回性能を備えた船体に、取り回しに優れた砲を搭載」する艦が多く、AP弾を使用して駆逐艦や軽巡洋艦を狩るのに適した性能を持つ。特にこの特性を色濃く持つ艦がティア4と5となっている。
ティア6において主砲の口径が8インチ砲に更新されてからは単発ダメージの増大と引き換えに対駆逐艦の絶大なアドバンテージを手放すことになり、この頃増えてくる重巡洋艦への対応力を重視する性能となる。ティア7においてAP弾の貫通力が強化され、条件によっては戦艦のVPを抜くことができるようになり、対巡洋艦能力に磨きがかかる。しかし、これ以降は巡洋艦に乗るプレーヤー数が少なくなることもあり、活躍の舞台が減ってしまう。
- 攻撃
発射速度は総じて速く、中・高Tierでは弾速も優秀。
HE弾はTier6のYorckを除けば全般的にダメージと発火率が低い。しかしTier4以降は上述の独戦艦とおなじくHEの貫通力に補正を受けており、特に150mm砲のKonigsberg(Tier4)やNuernberg(Tier5)は、他国同クラス砲で力の均衡という艦長スキルを得なければ貫通できないTier5~6戦艦の多くやTier6重巡洋艦の艦首、艦尾、甲板(25mm~35mm)を素で貫通する(いくら威力が高くても貫通しなければダメージを与えられず、ただ発火を期待するしか無い)。
Tier6以上では元の口径が大きくなるため他国比でダメージが出る相手の差は縮まるが、それでも高Tier戦艦やソ連巡洋艦などが備える分厚い甲板や船体にHE弾で有効打を出せるのは他の巡洋艦には無いメリットと言える。
AP弾は同口径の中でもダメージが高い傾向にあり、装甲の薄い部位ならば戦艦ですら大ダメージを与えることがある。
しかし、Tier7以降は砲弾が更新されず、高Tierでは貫通力に物足りなさを感じることも。
Tier3以降は魚雷を搭載するが射程は6km止まり。しかし、射角が広く、雷速も悪くはないので接近戦では頼りになる。
- 生存性
Tier6までは同格の巡洋艦と比べ装甲が薄いが、Tier7以降はTirpitzでもお馴染みの多重防御となり、巡洋艦同士ならば対AP弾では頼りに出来る。Tier8以降は大型の船体故にHPも多い。
しかし、安定したダメージと火災による追加ダメージが期待できるHE弾と比べ、運の要素も大きいAP弾主体であるため、一対一のダメージレースでは不利な状況に追い込まれるケースも多い。装甲防御も戦艦相手には信用できないため、巡洋艦のセオリー通り基本的には回避を優先したい。
- 機動性
低Tierは速度が低く、それに加えて高Tierは大型の船体故に転舵も遅い。戦局を見て早めに移動し、敵弾や魚雷は艦長スキルやソナーで事前に察知し、場合によってはタイミングを予想して、早め早めの回避行動が重要になる。ソ連巡洋艦ほど劣悪な旋回半径ではないので舵を切り終えれば曲がってくれるが、物足りないという人は操舵装置改良2での補強も視野に入る。
- その他
戦艦
第一戦艦ツリー(ビスマルク・FDGツリー)
CS版では2019年8月15日にティルピッツの入手キャンペーンと同時に実装。約一か月後に通常ツリーとして開放されるまでは課金(所謂課金ガチャ、なお船がダブった場合はダブロンとして入手。)でしか入手できない。
他国と比べると防御と機動力に重視しており後述する砲性能も相まって中近距離での戦闘がメインになる。
- 砲性能
- 装填速度、および旋回性能が速い
- 弾速が速い
- 他国と比べると砲の口径が一回り小さい
- HE弾の火災発生率が極めて高い
- HE弾の貫通力がイギリス戦艦と同様に口径の1/4と優遇されている
- 砲の射撃精度が悪い。
遠くになればなるほどこれが顕著になりやすくタイミングが良くても1、2発しか当たらないことも。そのため砲の精度を補うという意味でも中近距離での砲撃がメインとなる。
- 副砲
ティア7のビスマルクからではあるが射程が素で7.5kmと非常に長い。(同課金艦であるティルピッツは残念ながらCS版では5.5kmに抑えられている。)
そのため副砲特化のUG,艦長スキル、基本特性を盛り込めば最低でも9km以上の射程を保持することができる。
地味に副砲の数も多い。射程圏内に入ろうものならば(副砲の全弾が確実に当たるとは限らないが)駆逐艦、巡洋艦は軽傷程度では済まされない。戦艦相手ならば副砲のHEで何回も火災を起こし、蜂の巣+火だるまでじりじり削ることもできるため対峙すればある意味では厄介ともいえる。
- 魚雷
一部の船のみになるが魚雷を搭載している。魚雷の投射量の少ない上、射程は6kmと短く特別強力なものではないが、近~中距離(砲精度の悪いことも含めて)での砲撃がメインであるドイツ戦艦と意外とかみ合っている。マップの場所、広さによっては使う場面も出てくるので接近戦における大きな切り札にできる。
ただし他の巡洋艦と同様に損傷、大破しやすいので修理するタイミングは間違えないよう気を付けよう。
- 機動力
基本的には概ね良好で日本戦艦の次ぐらいには高い性能を保持している。
中近距離でのも戦闘がメインであるドイツ戦艦としては非常にありがたいことであり。前線への急行、ヘイト稼ぎ、盾役などをこなしつつ生存できるかがドイツ戦艦の肝であるため突撃と離脱のタイミングさえ間違えなければ自軍の勝利にかなり貢献できる。
ちなみに上位ティアでは隠蔽性を上げておくと離脱をしやすくまた前進もしやすくなるため、隠蔽スキルUGを合わせて最大限隠蔽性を上げておくという構成もある。
- 防御力(装甲性能)
ドイツ戦艦の目玉であり、この性能が良くも悪くもドイツ戦艦たらしめている所以である。 - メリット
- 他国戦艦と比べても全体の装甲厚が非常一回り分厚い。
例えばティア4のケーニヒ級戦艦は舷側装甲厚が350mmと厚さだけ見てもTier6の長門やコロラドすら上回るような恐るべき頑強さを発揮する。当然彼等が有する40.6cm砲をもってしてもVP貫通は容易ではない。斜めに船を傾けられてしまうとこれらのAP弾も跳弾されてしまう。 - すべての船に優秀なタートルバック方式の内部装甲を持つ。
敵からの低弾道からの攻撃に対して、跳弾しやすいよう角度のついた内部装甲によって左右水平方向からのAP弾を弾き、バイタルへ到達することを防ぐよう工夫がこなされている。そのため装甲の貫通自体はできたとしてもVP貫通はしづらい。(イメージ図で言うとこんな感じ⇒ \←弾丸 🔫 )
ただし、遠距離ではこれ(角度のついた内部装甲)が仇になりやすく上から斜め(高弾道)に降ってくるAP弾には角度が付かずそのまま真っ直ぐ直撃するため貫通が起こりやすくなってしまう。( \↙弾丸)
勘違いされやすいがあくまでもVP貫通はしづらいだけであり、丁寧に当てられると装甲への貫通自体は発生する。
調子に乗って突っ込めば、四方八方から撃たれ続けるとダメージが蓄積する点には注意。いくら頑丈とは言え、まともに戦艦の斉射を喰らえばただでは済まない。
- 他国戦艦と比べても全体の装甲厚が非常一回り分厚い。
- デメリット
- 対水雷防御性能が低い
ほぼないに等しく魚雷が当たればほぼそのままダメージが入ると思ってよい。
接近戦がしたいドイツ戦艦としては非常に悩みの部分であり、敵に近づけば有利になるが同時に雷撃による撃沈の危険性が高まるという。ハイリスクハイリターンが存在するためたとえ接近戦になったとしても回避行動は常に行う必要がある。
- 燃やされやすい 🔥🔥
厳密に言うと装甲への貫通でダメージがとりずらいなら火災でじわじわとなぶればいいという考え・戦術であり別にドイツ戦艦に限った話ではなく他国の戦艦にも使われている戦術である。
他国戦艦よりも装甲が分厚くカッチカチなドイツ戦艦といえども火災に対する性能は他国と同様と同じなため「ドイツ戦艦お得意の接近戦に付き合わず遠くから火災で燃やし殺してしまえばいい」というこの戦術が意外と効きやすく、何かしらの対策(隠蔽を上げる、火災発生率を抑える等)をしないと何度も火災だけで手痛いダメージを被るため、ヘイトが他の船に集中している場合を除いて遠距離発砲は控えめにした方が良い場合もある。
- 対空
それなりの対空火力を持つ。
流石に特に高い対空性能を持つ米戦艦には劣る艦も多いが、Tier6Gneisenau・レジェンダリー戦艦Großer Kurfürstでは長射程の対空性能が米戦艦を勝り、艦長スキルを含めれば引けを取らない防空能力を獲得する。
ただし当たり前だが防空は単独ではどうしようもない場合も多く孤立してしまうと簡単に航空攻撃を受けるため、空母戦では味方との連携をしっかりする必要がある。特に高威力のAP爆弾での爆撃はドイツ戦艦にのっていると滅多に受けないであろうレベルのダメージを与えてくるため最大限警戒したい。
第二戦艦ツリー(プリンツ・ループレヒトツリー)
2022年8月29日にアーリーアクセスとして実装。10月3日に正式実装として開放される。
- 全体
第二ツリーは巡洋戦艦ツリー(艦種は戦艦扱い)で、短期決戦向けに更にピーキー仕様にされている。第一戦艦ツリーよりも抗堪性や対空が劣る代わりに隠蔽と副砲火力が高めの艦で構成されている。
- 砲性能
第二ツリーの攻撃性能は、第一ツリーのそれを極端にしたようなものとなっている。
第一ツリー以上に主砲の口径が小さかったりダメージが低かったりするため火力は控え目。一方で散布界は大巡散布界(近距離では巡洋艦に近く遠距離では戦艦に近い)が採用されており、近距離では命中弾を稼ぎやすい。
Tier6以上では長射程・低速な魚雷を搭載しており、接近戦での使用はもちろん、引き撃ちをしながら流すことも可能になっている。
- 副砲
この第2ツリーの目玉であり、メインと言って差し支えないといってよいだろう。何なら副砲そのものが主武装と言ってもよいぐらいまである。
第1ツリーの副砲よりも門数が多く、また散布界や精度が優遇されており、アップグレードや艦長スキルで強化すれば7~10km台の副砲の当たり方が目に見える*6レベルで分かるようになるため副砲に全振りするかバランス型にするかは艦長次第だがどちらにしても強化は必須と言える。
もちろん接近戦においても非常に強力な武器となる。
2023年3月のアップデート*7で第1・2ツリーの副砲に強化が入った。
主な内容はティア6以降の第1・2ツリー戦艦の150mm副砲のHE弾貫通力が38mmまで、128mm副砲のHE弾貫通力が32mmまで貫通可能になった*8。
ほぼすべての艦艇にダメージが通る上に、戦艦でもこれを越える装甲厚を有する艦艇数は少ないためこの恩恵は非常にありがたい。
- 機動力
先述の抗堪性の低さを補うポイントとして、戦艦としては隠蔽が最優秀であり、一部の巡洋艦すら上回る隠蔽を誇る。さらに機動性もフランスには及ばないがかなりよく、本ツリーの生存性に直結する大きなポイントである。特化も考えてもいいかもしれない。
- 防御力(装甲性能)
装甲の厚さ自体はそこそこでバイタルの位置も低めだが、タートルバックにはなっていないため横を向くとあっさりバイタルを抜かれ得る。更にTier6以降では艦首・艦尾装甲が薄く、406mm砲に強制貫通されてしまう。甲板や側面の装甲帯が厚く第一ツリーと比べると艦上構造物も小さいため、HE耐性は高め...と言いたいところだが後述の通りHPや消耗品の性能に難があるため長時間の攻撃には耐えられない。魚雷や強力な副砲もHE弾には弱い。
HPは中Tierまではやや低め、高Tierでは同格最低レベルであり、HPの管理には気を遣う必要がある。
また、ソ連戦艦と同様の特殊な応急工作班*9を搭載している。回数制限がある一方でクールタイムが短い。
この応急工作班だがソ連艦長たちと違って回数が増やせない*10のは悩みの種であり、2023年4月のアップデートでドイツの史実艦長に大幅なテコ入れが入った。オットー・チリアクス(Otto Ciliax)艦長の2列目のスキルに応急工作班の回数を増やせるスキル*11が追加されたため以前よりは使うタイミングに苦悩する必要は軽減されたのである程度余裕ができるようになった。
とはいえ回数制限があるのは変わりないため、無計画に多用すれば火災や浸水であっという間に沈むので使用するタイミングはより一層注意する必要がある。
短所をカバーして細く長く生きるか、強みを押し付けて太く短く生きるかは艦長の選択に任されている。
- 対空
Tier5以下は皆無。撃墜できる方が珍しい。
Tier6以上は同格にはやや劣るが無いわけではない、程度。
第一ツリー以上に航空攻撃には弱いため、味方との連携が重要である。
空母
艦載機は全般的に高速だがHPが低い傾向がある。攻撃方法は他国と比べてずいぶんと独特のものになっている。独逸だけに
また対戦艦・対巡洋艦に特化しており、駆逐艦の処理能力は他国に比べて劣る。
ツリーを通してHE弾を一切搭載していない(副砲は除く)ことから、火災を発生させることができない。
- 雷撃機
他国と比べて雷速に優れ投下前の修正も容易なためとても命中させやすい。
その反面、一発当たりのダメージや浸水率はかなり低い。
大型艦を狙う場合は対水雷防御の薄い部分(艦首、艦尾など)を狙うと
浸水率・ダメージが軽減されにくいのを覚えておこう。
Tier7以降は投下数が2⇒3本になり、慣れれば駆逐に命中させることもできる。
- 爆撃機
AP爆弾を投下する。ただし投下手順は独特で、空母発艦直後から高高度で飛行し、
攻撃態勢に入ると事前上昇はせずにその高度から急降下をする。高度に比例して貫通力が高まるがその分偏差も必要になるので注意。
防郭を貫通できれば大ダメージを期待できるが、そうでなければ微小ダメージに留まる。
同格と比べて威力が高く機動性が良い反面、上述の通り高高度を飛行することから
島裏を使って対空を避けるといった使い方は難しい。
ここぞという場面で活用しよう。
その他
- 英語圏では略称表記であるKMなどで呼ばれることがある。
小ネタ
ドイツ海軍は第一次大戦時のドイツ帝国海軍主力艦隊=大洋艦隊(Hochseeflotte。T5までの戦艦、T3までの駆逐艦・巡洋艦がここ所属)とナチス体制下のドイツ国防海軍(Kriegsmarine)がいるのだが……
まず大洋艦隊の始祖はヴィルヘルム二世だった。彼は幼いころから海が好きだった。そして祖母のヴィクトリア女王に招かれた際にイギリスのグランドフリートを見て、「ドイツにもあのようなすごい海軍があれば」と考えるようになった。時は流れて彼は皇帝になった。イギリス嫌いと帝国思想をこじらせていたヴィルヘルム二世は海軍大臣にティルピッツを任命、強大な海軍の創設を命じた。ティルピッツは「他国がドイツ海軍と戦う場合に、それによって危険にさらされることを覚悟しなければならない程度にドイツ海軍を強化する」という方針のもと、14年の間に4つの「艦隊法」を成立させ、少なくともイギリスの本国艦隊を壊滅させられる程度の戦力を作ろうとした。だがイギリスだって負けてられない。元々強大だったイギリス海軍はさらにハイペースで軍艦作るようになった。ドイツとイギリスがこんな軍拡を推し進めるものだから世界中の国が「うちもやらなきゃ」とばかりに建造を勧めた。近場のフランスやイタリアはもちろん、日露戦争で海軍力が低下したロシア帝国や日本海軍、海の果てのアメリカ海軍やヨーロッパの中小国海軍たちまで戦力を拡充した。大洋艦隊の創設は世界中の海軍を刺激して一気に進化させていったといってもよいだろう。そして何よりの刺激がドレッドノートだ。フィッシャーは大洋艦隊の脅威を利用し、自分が打ち立てた理論をもとに「多数の大口径砲を斉射することにより長距離砲戦で圧倒的に強い戦艦」を作り出した。もし建艦競争が無ければドレッドノートは完成しなかったかもしれないし、したとしてももっと遅れただろう。
建艦競争の結果、結局ドイツはイギリスに勝ることはできなかった。そしてそのままサラエボ事件が起き、世界大戦がはじまった。ドイツはイギリスに真正面から海戦を挑んでも勝てないことを知っていた(このへんはWW2と似ている)ヘルゴラント沖開戦ではドイツ側のヒッパー中将が稚拙な戦術をとってしまいイギリスに敗北した。これにヴィルヘルム二世は怒り狂い「俺の許可なく海軍の船動かすんじゃねえ!」という通達を出したくらいだった。…この通達はこの後のドイツ海軍にとって少なからず影響があった。ドイツ艦隊はイギリス側との交戦を避けるべく、港に引きこもっていた。WW2風に言えば空軍戦力がない状態でティルピッツが8隻くらいいるようなものだ。逆に言えば好きなタイミングで出撃し、攻撃のタイミングを選べた。イギリス側はそうはいかず、常に哨戒・警戒を続けなければならなかった。ヒッパーはこないだの海戦のリベンジを果たすべく、イギリス海軍の目をかいくぐり、イギリスの都市スカーバラ、ハートルプールおよびウィットビーに艦砲射撃を食らわせた。当然イギリス側は怒り狂い、「ドイツ海軍はベビーキラー」とかいうプロバガンダを作ったりしてリベンジを誓う。逆にヒッパーは調子に乗り、北海のど真ん中、ドッガーバンクでイギリス漁船や商船をいじめようと考えたりした。だが、英海軍情報部はドイツの暗号を解読し、ビーティ―引き入る巡洋戦艦艦隊でヒッパー艦隊を迎え撃った。ヒッパー艦隊は慌てて逃げだしたがフィッシャーお気に入りの巡洋戦艦の足は早い。また、ドイツ側に比べて練度も高く、ドイツ海軍よりも有利に戦いを勧めた。ヒッパー艦隊は全滅寸前まで行ったが、信号旗の掲げミスによりビーティー艦隊は混乱し、結局ブリュッヒャー一隻に無駄火力を集中して残りを取り逃がした。
ユトランド沖海戦が起きてイギリスの巡戦3隻を爆沈させたものの、結局戦略的優位に立つことはできなかった大洋艦隊は引きこもりモードに突入し、ちまちまと出撃するだけになった。イギリスも大洋艦隊の完全撃破はできなかったため結局それまで通りに目を光らせるだけだった。 戦争が終わり、大洋艦隊はスカパー・フローに抑留された。ここへ向かうまでの陣形があんまりにも屈辱的なものだったこと、スカパー・フローが恐ろしいまでのド田舎でクソつまらん場所で閉じ込められたドイツ水兵のやる気が完全にうせてしまったことなどもあり、大洋艦隊はスカパー・フローで自沈し、フランスやイタリアに猛抗議されながらあっさり最期を迎えた。大洋艦隊は世界中の海軍の進化を促し、史上最強の海軍と渡り合い、そして戦艦というものがあまりにも高価ゆえに兵器として成り立たないことを証明し、不利側が有利側とまともに戦うはずがないということを改めて示した。
WW1で叩きのめされたドイツ海軍。海軍省はかろうじて存続していたものの軍隊の秩序は崩壊していた。戦後に国防軍として発足したヴァイマール共和国海軍…Reichsmarineはヴェルサイユ条約により軍備を大幅に制限されてしまっていた。兵力はたったの1万5千人、空母や潜水艦は商業目的のものですら建造できなくなり、自沈しなかった弩級戦艦はすべて取り上げられて前ド級戦艦を近代化改修して使う羽目になった。不満をもつ海軍の一部の将校はクーデターを起こしたが、陸軍の協力を得られずに失敗。海軍はますます肩身が狭くなってしまう。しかし、陸軍の方はこっそりと保有禁止兵器をソ連奥地で開発したり、参謀本部を兵務局と言い換えて存続させていたりしていた。
1933年にドイッチュラント級装甲艦が完成するまで1904年製の超オンボロ戦艦(なんとあの三笠より4年新しいだけ)を主力艦にしていたといえばどれだけReichsmarineがくっそショボい3流海軍だったかわかるだろう。世界で2位だった海軍がこのありさまである。海軍関係者の屈辱はどれほどだっただろうか。(まあ創設時は海自もそんなもんだったが…)
ドイツはヴェルサイユ条約の規定範囲内で徐々に海軍戦力を回復させていく。軽巡洋艦エムデンを皮切りに、条約範囲内の6000t級軽巡であるK級?、その改良型でドイツ海軍最初のサバ読み排水量艦だったライプツィヒ級を建造。また駆逐艦として1924年型駆逐艦を建造するなど、小型艦に関しては回復傾向にあった。
ドイツはヴァイマール共和制の元、大国の支援を受けつつ徐々に国力を回復していたが、世界恐慌によりその回復は止まってしまった。恐慌を背景に、ナチス・ドイツが台頭する。アドルフ・ヒトラーは再軍備宣言を行い、ヴェルサイユ条約を破棄。ReichsmarineはKriegsmarineと名乗るようになり、本格的な海軍の再建が始まった。
ヒトラーの政治の元、ドイツは大型装甲艦としてシャルンホルスト級を建造。仮想敵国フランスが新戦艦を次々に建造していることを踏まえ、装甲艦を本格的な戦艦として建造する。
エーリヒ・レーダーが提示したZ計画は1938年より6年間でさらに戦艦6隻、航空母艦4隻、装甲艦10隻、軽巡洋艦18隻、多数の駆逐艦・水雷艇、Uボートを1945年までに整備する計画であった。これがすべて実行に移されていたらwowsのドイツツリーはまた別のラインナップになっていたかもしれない。
しかし、Z計画が進行し始めたばかりの1939年にドイツはポーランドに侵攻。フランスとイギリスに宣戦布告されてしまい、WW2が始まってしまった。ちょび髭のおおバカ野郎め!
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