2004年の任天堂NEWS1

Last-modified: 2010-10-31 (日) 05:58:43

指定されたゲームを買ってゼルダディスクを−欧州

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/03/12534.html

任天堂オブヨーロッパはゼルダシリーズを5本セットにしたスペシャルディスク『ゼルダの伝説コレクターズエディッション』を手に入れる方法として新たに、指定された任天堂ゲームを1本、またはコレクターズエディッションを2本を購入、を発表しました。

対象のゲーム
・ゼルダの伝説〜風のタクト
・F-ZERO GX
・マリオカートダブルダッシュ
・1080シルバーストーム
・マリオパーティ5
・エターナルダークネス

プレイヤーズチョイス(を2本)
・ルイージマンション
・ピクミン
・大乱闘スマッシュブラザーズDX
・スーパーマリオサンシャイン
・スターフォックスアドベンチャー
・メトロイドプライム
・マリオパーティ4

『ゼルダの伝説コレクターズエディッション』はシリーズを5タイトル収録した特別なディスクです。欧州ではこれ以外にNintendo VIP(欧州版クラブニンテンドー)の景品やマリオカート同梱パックに付属するなどの入手法があります。国内でもクラブニンテンドーの景品として追加されるとのことです。

プレイヤーズチョイスは旧作のゲームを安く再販するもので、19ドルか29ドルで販売されています。

去年最も売れたソフトは?ファミ通2003年間ランキングトップ100

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/08/12587.html
2003年も様々なタイトルが発売されましたが、その中で最も売れたのはPS2『ファイナルファンタジーX-2』でした。任天堂陣営ではやはりGBA『ポケットモンスタールビー・サファイア』が170万本を売り上げ、その健在ぶりを示しています。GCでは『マリオカート ダブルダッシュ!!』が56万本を売り上げています。

順位機種タイトル発売元発売日年間(合計)販売本数
1PS2ファイナルファンタジーX-2スクウェア・エニックス2003/12/181,941,727
2GBAポケットモンスター ルビー・サファイアポケモン2002/11/211,704,458(4,902,220)
3PS2真・三國無双3コーエー2003/2/271,178,455
4PS2ワールドサッカー ウイニングイレブン7コナミ2003/8/71,085,082
5PS2みんなのゴルフ4SCE2003/11/27875,252
6GBAドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハートスクウェア・エニックス2003/3/29593,458
7PS2機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙バンダイ2003/9/4577,972
8GCマリオカート ダブルダッシュ!!任天堂2003/11/7567,849
9GBAメイドインワリオ任天堂2003/3/21556,806
10PS2ドラゴンボールZバンダイ2003/2/13543,312
11GBAロックマンエグゼ4 トーナメント レッドサン・ブルームーンカプコン2003/12/12535,836
12PS2機動戦士Zガンダム エゥーゴ vs. ティターンズバンダイ2003/12/4535,115
13PS2スターオーシャン3 Till the End of Timeスクウェア・エニックス2003/2/27533,373
14PS2スパロボット対戦αバンプレスト2003/3/27511,517
15PS2J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう ! 3セガ2003/6/5507.873
16PS2実況パワフルプロ野球 10コナミ2003/7/17505,313
17PS2真・三國無双3 猛将伝コーエー2003/9/25491,359
18PS2グランツーリスモ4プロローグSCE2003/12/4491,181
19GCポケモンコロシアム任天堂2003/11/21485,686
20GCマリオパーティ5任天堂2003/11/28481,053
21GBAスーパーマリオアドバンス4任天堂2003/7/11457,095
22PS2デビルメイクライ2カプコン2003/1/30456,824
23GBAファイナルファンタジータクティクスアドバンススクウェア・エニックス2003/2/14441,926
24PS2太鼓の達人 わくわくアニメ祭りナムコ2003/12/18437,918
25PS2太鼓の達人 あっぱれ三代目ナムコ2003/10/30433,013(722,797)
26PS2太鼓の達人 ドキッ!新曲だらけの春祭りナムコ2003/3/27373,205
27GCカービィのエアライド任天堂2003/7/11357,886
28GCファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルスクウェア・エニックス2003/8/8354,991
29PS2バイオハザード アウトブレイクカプコン2003/12/11334,462
30GBAポケモンピンボール ルビー&サファイア任天堂2003/8/1316,971
31GCテイルズ オブ シンフォニアナムコ2003/8/29311,473
32PS2グランド セフト オート3カプコン2003/9/25308,764
33GBA星のカービィ 夢の泉デラックス任天堂2002/10/25300,973(781,711)
34GBA伝説のスタフィー2任天堂2003/9/5298,967
35GCあつまれメイドインワリオ任天堂2003/10/17296,811
36GBAゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣任天堂2003/3/14293,989
37GBAマザー1+2任天堂2003/6/20278,225
38PS2熱チュー!プロ野球2003ナムコ2003/4/3278,079
39GBA新約 聖剣伝説スクウェア・エニックス2003/8/29277,634
40GBAマリオ&ルイージRPG任天堂2003/11/21274,810
41GCどうぶつの森e+任天堂2003/6/27267,243
42PS2頭文字D Special Stageセガ2003/6/26267,091
43GBAファイアーエムブレム 烈火の剣任天堂2003/4/25265,286
44PS2NARUTO -ナルト- ナルティメットヒーローバンダイ2003/10/23263,980
45PS2ラチェット&クランクSCE2002/12/3262,289(538,029)
46GCゼルダの伝説 風のタクト任天堂2002/12/13252,064(700,670)
47PS2天誅 参フロム・ソフトウェア2003/4/24250,383
48GBAとっとこハム太郎4 にじいろ大行進でちゅ任天堂2003/5/23248,645
49PS2真・女神転生III-NOCTURNEアトラス2003/2/20245,520
50PS2ドラッグオンドラグーンスクウェア・エニックス2003/9/11241,014
51GBAパワプロクンポケット5コナミ2003/1/23239,979
52GCドンキーコンガ任天堂2003/12/12238,400
53GBAスライムもりもり ドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団スクウェア・エニックス2003/11/14237,652
54PS2サクラ大戦 熱き血潮にセガ2003/2/27235,622
55PS2サモンナイト3バンプレスト2003/8/7230,299
56PS2プロ野球チームをつくろう! 2セガ2003/2/13226,151
57PS2ワールドサッカー ウイニングイレブン6 FEコナミ2002/12/12224,559(630,793)
58GCマリオパーティ4任天堂2002/11/8224,458(902,348)
59PS2桃太郎電鉄11 ブラックボンビー出現の巻ハドソン2002/12/5223,781(463,492)
60GCナルト 激闘忍者大戦2トミー2003/12/4223,321
61PS2ワンピース グランドバトル3バンダイ2003/12/11220,723
62PS2機動戦士ガンダム SEEDバンダイ2003/7/31219,102
63PS2侍道2スパイク2003/10/9214,801
64GBAロックマンエグゼ3カプコン2002/12/6210,650(500,001)
65PS2桃太郎電鉄12 西日本編もありまっせー!ハドソン2003/12/11206,064
66PS2首都高バトル01元気2003/7/24201,001
67GC.ポケモンボックス ルビー&サファイア任天堂2003/5/30199,633
68GBAスーパーロボット大戦Dバンダイ2003/8/8199,607
69PS2キングダムハーツFMスクウェア・エニックス2002/12/26194,462(358,130)
70GBASDガンダム Gジェネレーションアドバンスバンダイ2003/11/27192,114
71GBANARUTO 忍術全開!最強忍者大結集トミー2003/5/1191,577
72PS2アークザラッド 精霊の黄昏SCE2003/3/20185,862
73PS2モンスターファーム4テクモ2003/8/14183,784
74GCNARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!トミー2003/4/11182,420
75GCマリオゴルフ ファミリーツアー任天堂2003/9/5175,741
76GBAテニスの王子様2003 PASSIONRED・COOLBLUEコナミ2003/2/20172,134
77PS2フロントミッション4スクウェア・エニックス2003/12/18169,606
78PS2半熟英雄 対 3Dスクウェア・エニックス2003/6/26169,421
79GBAロックマンエグゼ3 ブラックカプコン2003/3/28168,946
80PS2実戦パチスロ必勝法!サラリーマン金太郎サミー2003/3/20166,641
81PS2新世紀エヴァンゲリオン2バンダイ2003/11/20166,529
82GBAスーパーマリオアドバンス3任天堂2002/9/20165,635(515,633)
83PS2アンリミテッド・サガスクウェア・エニックス2002/12/19165,506(438,413)
84PS2天外魔境II MANJI MARUハドソン2003/10/2162,314
85PS2アーマード・コア3 サイレントラインフロム・ソフトウェア2003/1/23162,143
86PS2ファイナルファンタジーX(Mega Hits)スクウェア・エニックス2003/1/16159,640
87GBAロックマンゼロ2カプコン2003/5/2158,479
88GBAメトロイドフュージョン任天堂2003/2/14155,528
89PS2みんなのゴルフ3(Mega Hits)SCE2002/7/18153,118(304,574)
90GBAスーパードンキーコング任天堂2003/12/12148,285
91PS2ワイルドアームズ アルターコードFSCE2003/11/27145,126
92PS2ソウルキャリバー2ナムコ2003/3/27144,948
93PS2街道バトル 日光・榛名・六甲・箱根元気2003/2/27140,047
94PS2三洋三洋パチンコパラダイス8 新海物語アイレムソフトウェアエンジニアリング2003/11/6137,635
95GBAパワプロクンポケット6コナミ2003/12/4136,435
96PS2ラチェット&クランク2 ガガガ!銀河のコマンドーっすSCE2003/12/11136,230
97GBAテイルズ オブ ファンタジアナムコ2003/8/1134,608
98PS2ファイナルファンタジーXI ジラートの幻影スクウェア・エニックス2003/6/12132,055
99GBA金色のガッシュベル!! うなれ!友情の電撃バンプレスト2003/12/12131,168
100GBA伝説のスタフィー任天堂2002/9/6130,920(422,536)

ゲームキューブ今期600万台突破が見えてきた―岩田社長

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/08/12586.html

任天堂の岩田聡社長は時事通信社とのインタビューの中で、目標にしていた2004年度中のゲームキューブ世界売り上げ600万台について、「まだ3月末まで間があるが、目標は見えてきた。楽勝ではないが、視野に入っている」と話したそうです。

ちなみに、どうやら昨年の国内売り上げは120万台程度だったようです。

クラブニンテンドー、オークションなどでの不正ポイント入手を排除

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/10/12607.html
クラブニンテンドーは規約の一部を改正してオークションなどでの不正なポイントの入手を排除する事を決定しました。

改正後の規約によれば、今後ポイント登録は家族会員の物も含めて原則的に1タイトルにつき1回までとなります。但し、『ポケモン』のように家族がそれぞれ持って遊べるようなソフトには個別に登録できる本数を設定するとのこと。

会員規約の改正は10日から有効で、これに伴うシステムの変更は2月上旬に行われ、指定本数を超える登録分は無効になるとのことです

毎日新聞・岩田社長インタビュー

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/12/12628.html
1月12日の毎日新聞朝刊に岩田聡社長へのインタビューが掲載されていたそうです。今年は勝負の年だそうです。「異質な商品」とは一体どんな製品なのでしょうか。

―――主力のゲームキューブは日米欧とも値下げ効果があった。日本は昨年12月後半から

今年に入って前年同期のほぼ倍のペースで売れている。米国は昨年の倍、年商シェアも3分の1くらいだ。欧州でも年間を通じて3割程度のシェアは確保できた。年間販買目標の600万台は射程距離圏内に入ったと思っている。

―――ゲーム機販売で進出した中国は

昨年11月後半から出荷を始めており順調だ。3〜5年で大きなビジネスに成長すると期待している。

―――今後の新商品について

5月に米国で新商品を発表する。「異質な商品」と表現しているが、誰が遊んでも面白いと言う前提は変わらない。あえて言うがゲームは今、行き詰まっている。さらに豪華で、複雑な商品を作ればいいという成功の黄金法則が破綻したからだ。だからゲームキューブなどの後継機ではなく、今までに無い体験を味わえる商品にしたい。コンセプトをはっきり打ち出すし、次世代ゲーム機のひとつのヒントになるかもしれない。今年は新商品で真剣勝負する年になる

珍しいメイドインUSAの恋愛SLGが発売中止に

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/12/12624.html
GameCube Europeによればビベンディ・ユニバーサル・ゲームスのサイト上からゲームキューブ版『Leisure Suit Larry: Magna Cum Laude』の記述が削除されているそうです。どうやら発売中止になった模様です。

『Leisure Suit Larry: Magna Cum Laude』は米国では珍しい恋愛シミュレーションゲームで、現在はVUGとなったシエラが80年代にヒットさせた「Leisure Suit Larry」シリーズの最新作です。シリーズ累計売り上げは1000万本を越えているらしいです。最新作は3Dとなっていて、キャンパスライフを過ごしながら、15人の女の子を落とす、というゲームらしいです。

ゲームキューブ以外のPS2などでは発売予定で2004年第4四半期のようです。

ユービーアイソフトがTiwakを買収

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/13/12635.html

ユービーアイソフトはフランスの開発会社Tiwakを買収したと発表しました。Xbox向けに『Tork』というタイトルを開発している会社だそうです。面白い事にこの会社はユービーアイソフトから独立した開発者らが設立した会社だそうです。

「Tiwakがユービーアイソフトのグループになる事を嬉しく思います。これで私たちは世界トップのクオリティのゲームの開発をこれからも続けることができるでしょう。今日の開発の肥大化はTiwakが単独でそのリソースを確保出来ないまでに拡大しました。私たちはユービーアイソフトのグループに入る事で、質と量の両面で世界最高のゲームの開発が可能になると信じます」とTiwakのYann Le Tensorer氏はコメントしています。

「私は開発スタジオ拡張を完了させる今回の獲得を嬉しく思います。高い想像力と能力を得て、私たちは顧客を満足させるより革新的で魅力溢れるゲームを提供できるでしょう」とユービーアイのYves Guillemot氏は述べています。

今年のユービーアイソフトにも注目です。

2003年のゲーム売上高は7.7%減、ゲームキューブは104万台

2003年のハード・ソフトを合わせた全体の売り上げは前年比7.7%減の4365億円だったということです。これはエンターブレインがまとめた2003年のゲーム市場動向調査で明らかになりました。ハードの売り上げが約25%減と、一昨年に比べハードの普及が既に進んでいたことが減少の原因となりました。反対にソフトは1.4%増でした。

ハードの推定年間実売数はSCEの「プレイステーション2」が約299万台、任天堂の「ゲームキューブ」が約104万台、マイクロソフトの「Xbox」は10万台に満たない約9万7000台でした。

米国の2003年ハードウェアセールス―GCはXBoxを上回る

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/14/12651.html
NPD Funworldによる2003年1月〜11月の米国ハードウェアセールスが発表されました。

それによればPS2が441万台でトップ、2位はXBoxを辛くもかわしてGCが212万台、次いでXBoxが203万台となりました。累計では2025万台でPS2が圧倒的。GCは570万台、XBoxは664万台です。

昨年末はそれまでと変わって任天堂が一歩先を行く形で値下げや同梱パックなどの展開がありました。2004年は始まったばかりですが、E3や来年には発表されそうな次世代機に向けてどんな展開が飛び出してくるのか楽しみです

米国の2003年セールスランキング―任天堂は3タイトル

調査会社NPD Funworldによる2003年の米国ゲームセールスランキングが発表されました。トップはEAの『マッデンNFL2004(PS2)』でした。任天堂からは2位・3位の『ポケットモンスター ルビー・サファイア』、4位の『ゼルダの伝説 風のタクト』がランクインしました。これ以外は全てPS2のゲームでした。尚、こちらは2003年1月〜2003年11月のデータとなっております。

1PS2マッデンNFL2004EA2,400,000
2GBAポケットモンスター ルビー任天堂1,500,000
3GBAポケットモンスター サファイア任天堂1,400,000
4GCゼルダの伝説 風のタクト任天堂1,300,000
5PS2グランド・セフト・オート3 バイスシティテイク21,100,000
6PS2エンターザマトリックスアタリ1,000,000
7PS2ザ・ゲッタウェイソニー829,000
8PS2NCAAフットボール2004EA811,000
9PS2NBAストリートVol.2EA790,000
10PS2ザ・シムズEA707,000

米GameFlyの2003年レンタルゲームランキング

米国では日本と違ってゲームのレンタルが盛んで、実際の店舗だったり、オンラインで貸し出したり色々なサービスがあります。GameFlyは後者のオンラインのレンタルサービスです。そのGameFlyが2003年の年間レンタルランキングを発表しました。

ゲームキューブ
1. ビューティフルジョー
2. マリオカート ダブルダッシュ
3. F-ZERO GX
4. マリオゴルフ ファミリーツアー
5. ゼルダの伝説 風のタクト
6. ソウルキャリバー2
7. スターウォーズローグスコードロンIII
8. ワリオワールド
9. シンプソンズ ヒット&ラン
10. 斑鳩

ゲームボーイアドバンス
1. ファイナルファンタジー タクティクスアドバンス
2. スーパーマリオアドバンス4
3. マリオ&ルイージrpg
4. メイドインワリオ
5. キャッスルバニア Aria of Sorrow
6. ポケモンピンボール ルビー&サファイア
7. ボクらの太陽
8. スーパードンキーコング
9. アドバンスウォーズ2
10. 新約聖剣伝説

全体のランキングには任天堂機はランクインしていませんでした。ちなみにトップは『Star Wars: Knights of the Old Republic』で1〜5位は全てXBox向けでした。

私なんかは1週間も遊べれば満足しちゃう方なので日本でもレンタルサービスをやって欲しいです。私みたいなのが多いからやれないのでしょうか。ネットカフェでokならレンタルもそのうち出来そうですけどね。

ナムコが『エクストリーム・フォース』の開発を中止

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/14/12648.html
ナムコはゲームキューブなど3機種+PC向けに開発中だった『エクストリーム・フォース グラントシティ アンチ-クライム』の開発を全機種で中止したことを明らかにしました。ナムコは中止の理由として「時間的な制約」を挙げています。

ゲームは『スポーン: アルマゲドン』・『NFLブリッツ2003』などで知られるPoint of Viewが担当していました。同社が別に開発中の『デット・トゥ・ライツII』には影響ないとしています。Point of Viewでは今回の件について「コメントできない」としていますが発売予定から1ヶ月前の開発中止は憶測を呼びそうです。

ちなみに『エクストリーム・フォース グラントシティ アンチ-クライム』は『デット・トゥ・ライツII』の続編として開発が始められましたが、後に続編は別タイトルとして開発が始められています。こちらは2004年第4四半期の発売予定です。

アトラスがタカラのゲームソフト事業を譲り受け

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/14/12646.html
アトラスは14日に開催した取締役会でタカラのゲームソフト事業を譲り受ける決議をしたと発表しました。タカラグループとしてゲーム発オリジナルコンテンツの創造を図るためとしています。アトラスとタカラは資本提携していてアトラスはタカラの子会社となっています。

これにより、アトラスの持つ企画開発力とタカラの定番ソフトやキャラクターコンテンツとの融合により、家庭用ゲーム関連事業における製品ラインアップの拡充、収益力の強化が図れるとしています、

譲渡日は1月31日で、譲渡内容は「家庭用ゲーム関連事業及びこれに付随する業務」で、この部門の売上高は15年3月期実績で19億7200万円とのこと。

ちなみに、コナミはタカラの株式を23.0%所有していて、タカラはアトラスの株式を40.99%所有しています。

2月4日が「ぷよの日」に正式認定

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/15/12669.html
セガは2月4日が日本記念日協会によって正式に「ぷよの日」に認定されたと発表しました。でも2を「ぷ」と読むのは無理が・・・

マーベルがゲーム事業を強化?新マネージャーを指名

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/15/12667.html
「スパイダーマン」や「バットマン」など多数のライセンスを抱えるマーベル・エンタープライゼスはゲーム開発部門のマネージャーにワーナーブロスやDCコミックで長年ライセンス事業に携わったAmes Kirshen氏を迎えると発表しました。同氏はマーベルでもライセンス事業を指揮するとのこと。

「数十億ドルにも上るゲーム産業はマーベルの重要な収入源であり、同時にマーベルのブランドを強化する為の主要な乗り物です。私たちはAmesがこの部門において、より効果的で収入の得られるライセンスの形を作り、開発者がより質の高いゲームとして遊べる物を作り、そしてマーベルのブランドを強化する事を期待します」とパブリッシング担当副社長のGui Karyo氏は話しています。

現在マーベルは、アクティビジョン、ビベンディ・ユニバーサル・ゲームス、THQ、Encoreなど多数のパブリッシャーにライセンスを供与しています。そして『スパイダーマン2』・『ザ・パニッシャー』・『ハルク2』・『ファンタスティック・フォー』などが発売予定です。

アクレイムとチーム17が提携、『ワームス』・秋発売の新作

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/15/12666.html
アクレイム・エンターテインメントはセガが昨年欧州で発売した『ワームス3D』の北米での発売権を取得したと発表しました。来月ゲームキューブとPCで発売されます。これは開発元のチーム17との関係によるもので、新作についても言及しました。

「『ワームス3D』は過去の確立されたブランドが時を越えて、最新のプラットホームでどのように発展できるかを証明します。私たちは近い将来発表される2004年秋に発売予定のゲームでもチーム17と一緒に仕事をすることができることをとても嬉しく思っています」とアクレイムのCEOのRod Cousens氏はコメントしています。

『ワームス』シリーズはパズルアーケードゲームで、5色の砲弾を使って同じ色のブロックを撃ち落としていくというものです。砲撃ストラテジー人気作の Worms をモチーフにしたゲームです。そこそこ人気のあるゲームのようで、現行機種で発売されるのは今回が初めてだそうです。

NOA Perrin Kaplan氏インタビュー

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/15/12662.html
IGNに、ニンテンドウオブアメリカのPerrin Kaplan氏へのインタビューが掲載されています。以下概要のまとめです。値下げ効果もあって、アメリカ含めGCの売れ行きは非常に好調のようです。

2003年の売り上げはすばらしく好調で、GCは(ワールドワイドでなくアメリカで)Xboxを抜き、ナンバー2ハードになった

GCの売り上げは、前年同期比68.5%の上昇(12月の売り上げは、去年が50万台弱だったのに対し、今年は約110万台)、年全体でで35パーセントの上昇

GCはこれまでアメリカで680万台を売り上げ、今年だけだと317万台の売り上げ

世界全体だと前年同期比70パーセントの上昇

『マリオカートダブルダッシュ!!』は発売7週間でミリオンを超え、『スマブラDX』を抜いてGCソフトのうちもっとも速いペースで売り上げている

ソフト売り上げは12月は前年比41%、年全体で前年比53%

12月最後の2週間はXboxが勝ったとMSは言っているが、年間では勝った以上その期間だけの話が意味あることとは思えないし、小売りでのGC売り切れもあったのかもしれない

全世界でのGC累計台数では、2月になるまでわからない。昨年9月の時点で1050万台なので、年末で売り上げた分を加えればもっと大きな数字になる

GBAは、前年比18%増加の820万台売り上げ、12月だけで250万台売った。ソフト売り上げも前年比35%増加した

(GC99ドルで赤字は出ないのかという質問に対して)赤字といっても微々たる物で、ソフト売り上げを考えれば十分利益が出ているのため、Xbox本体の赤字状況とは違う

(異質の新商品について)それはミステリーだ! 岩田社長の発言以上のことはいえない

そろそろ今年のソフトラインナップを明かしていく

バンダイが北米市場向け2004年ラインナップを発表

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/16/12682.html
バンダイは北米市場向けの2004年ラインナップを発表しました。これまで未発表のゲームキューブタイトルとしては『デジモンワールド4』が挙がっています。『Ribbit King』は『ケロケロキングDX』の北米版タイトルです。

発表されたラインナップは以下の通りです。

2004年2月 ルパン三世 魔術王の遺産 (PS2)
2004年4月 デジモンレーシング (GBA)
2004年5月 Ribbit King (GC)
2004年6月 デジモンランブルアリーナ2 (GC、Xbox、その他)
2004年7月 犬夜叉 (次世代機)
2004年7月 キン肉マンジェネレーション (PS2)
2004年8月 デジモンワールド4 (PS2、GC、Xbox)
2004年9月 SDガンダムフォース (PS2、GBA)
2004年10月 機動戦士ガンダムSEED (GBA、次世代機)
2004年10月 Cowboy Bebop (PS2)
2004年11月 機動戦士Zガンダム エゥーゴvs.ティターンズ (PS2)

米国でゲームキューブのシェアが2位に返り咲き!

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/16/12674.html
米国任天堂は、2003年の米国内のゲームキューブ販売台数が前年比で約35%増加し、プレイステーション2およびXboxとのシェア争いで3位から2位に返り咲いたと発表しました。9月25日から99.99ドルに値下げしたのが奏功したようです。

年末商戦は独り勝ちで、12月の販売台数はPS2が前年同月比約3割減、Xboxがほぼ横ばいだったのに対し、GCは69%も増加。年末商戦では、世界販売台数も前年同期比70%増を記録しました。

ソフト販売も好調で、新作『マリオカート ダブルダッシュ!!』は、GC用ソフトとしては最短の7週間で100万本を突破。携帯ゲーム機『ゲームボーイアドバンス』の販売台数は2ケタ増。12月の米国内販売台数は約250万台に迫り、前年同月比11%増を記録しています。

レア社の真実?元従業員の証言

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/18/12697.html

GameCube Advancedにレア社の元従業員のコメントが沢山掲載されていて、その日本語訳が閑人に載っています。これが本当の証言かどうかは確認出来ませんが、社内の様子が生々しく書かれています。

内容は管理者への大きな不満や企業体質への批判が中心。「今言っていることが全て真実だと知らなかったらば、自分でも笑い飛ばすだろう」という言葉から分かるような輝かしいレアという社名の裏の少し考えられないような実情が述べられています。どうも複数の人の証言のようです。

ゲームキューブで開発されていた『パーフェクトダークゼロ』のリードデザイナーが退職した理由の下りでは、アートディレクターとデザイナー(Stamperの妹と結婚した)が追い出したと述べられています。ゲームは2003年末の発売に向けて素晴らしい出来で開発が進んでいたそうです・・・。

宮本氏が元々のアイデアを出した『Pinata』というゲームがXBox2のハードディスクに収録されるという話もあります。

この他にもちょっと気の重くなるような話が多く語られていますので、興味のある方はリンク先を開いてみてください。

宮本茂インタビュー/NOM UK

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/18/12695.html
英国の任天堂誌・Nintendo Official Magazine UKに掲載された宮本氏へのインタビューです。「他より良い物をではなく、他とは違う物を作る任天堂の姿勢は絶対的なもの」という言葉も。

―――2003年に遊んだゲームで一番のゲームは
まず、これがなければゲームに興味を持たなかったであろう多くの人を魅了した『メイドインワリオ』を褒めておかなくてはなりません。また『ゼルダの伝説〜風のタクト』もとても楽しめました。

―――レア社と別れるのは悲しかったですか
ええ、長い付き合いでしたから。しかし、交流は続いています、任天堂とレア社は独創的で新しいものを開発しようという同じ姿勢を持った会社です。パートナーとして一緒に仕事をする事はないかもしれませんが、私は両社が良いライバルとして成長していくことを望みます。

―――新しいキャラやシリーズの構想を持ってますか
私はピクミンのコンセプトを拡張したいと思っています。もちろん新しいキャラクターを作るために新しいデザイナーと仕事をするのも好きです。

「バイオハザード4」は180万本以上が期待―UFJつばさ証券

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/19/12701.html
UFJつばさ証券はカプコンへの投資判断を「B」から「A」に引き上げたそうです。2005年3月期を評価する時期にきており、大手ソフトメーカーの中で、割安感が出ているとのこと。

また、来期発売が期待される『バイオハザード4』は180万本以上が期待されるとしています。もちろん全世界のことだと思われます。

『バーンアウト』はアクレイムではなくEAが権利を獲得

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/19/12702.html
衝突の美しさで有名になったレースゲームの最新作『バーンアウト3』はこれまでのアクレイムでは無くエレクトロニック・アーツが権利を獲得したそうです。発売は2004年を予定しています。『バーンアウト』2作品は特に欧州で高いセールスを記録しています。

ゲームについて余り詳細は明らかになっていませんが、今回は主要3機種で同時に発売されると予測されます(前作はPS2が先行してずっと後にGCとXBOXで発売された)。また少なくともPS2版はオンラインサポートがなされる予定です。

今回の件についてまだ正式な発表はありませんが、EA UKは『バーンアウト3』を『ハリーポッターとアズカバンの囚人』に並ぶ2004年のキータイトルと位置づけているそうです。欧州ではレースゲームの需要が高いようです。

全く異質なゲーム機「ニンテンドー・ディーエス」発表!

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/21/12712.html
任天堂はこれまで「異質な商品」と呼んできた新製品の詳細を発表しました。名称は「ニンテンドー・ディーエス」で、上下に2つのTFT液晶画面を採用し、更に2個のCPU(中央演算処理装置)を搭載しているのが特徴。

2つの液晶をあわせて大画面として利用することももちろん可能ですが、例えばRPGやSPGではそのフィールド全体を1つの画面で、別の画面ではプレーヤーキャラクターをクローズアップしたものを同時に表示するなどの事が容易に可能です。

任天堂ではファミコンの発売から20年を迎えハードの性能向上によるグラフィックの豪華さや、より高度で複雑に凝ったゲームシステムによってユーザーを楽しませることが困難となってきた、今後は質的に違う全く新しい娯楽体験の提案をすべきであると考え開発した、としています。

CPUはメインプロセッサとしてARM9を、サブプロセッサとしてARM7を搭載。液晶は3インチのバックライト付きTFT液晶x2。メディアは最大1Gビットの半導体メモリーだとのこと。

「ニンテンドー・ディーエス(仮称)」の発売は2004年末の予定で価格は未定。5月のE3にプレイアブルな状態で出展するとのこと。

電撃発表された任天堂の新型携帯ゲーム機『ニンテンドー・ディーエス』ですが、「これはGBA及びGBASPの後継機ではない」と、皆川恭廣課長がBloombergに対し明らかにしています。「GBAとGCの後継機の開発はニンテンドーDSと別個に進めている」とし、岩田社長が以前話していた「三本目の柱」という言葉が現実味を帯びてきました。

新型携帯ゲーム機「ニンテンドー・ディーエス(仮)」まとめ

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/23/12728.html
「異質な商品」と呼ばれてきたゲーム機は2つの液晶を搭載した新型携帯ゲーム機「ニンテンドー・ディーエス」であった。まだまだ謎は多いものの、幾つか断片的な情報が入ってきた。ここではそれらの情報をまとめてみたいと思う。ゲームの発表などはE3、またはE3に近い時期になるとのことだ。

ニンテンドー・ディーエス、ナムコ「参入の意思あり」

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/23/12729.html
23日付けの日経産業新聞はニンテンドー・ディーエス(仮)の発表について3面で大きく取り上げていました。全体的に任天堂の姿勢に前向きの評価をしている感じの紙面でした。

その中でサードパーティからの「参入の意思はあるが、まだ企画段階には入っていない」というナムコと、「斬新的なゲーム機で期待している」というコナミのコメントを紹介していました。

E3にはサードパーティのゲームも間に合うのでしょうか? 今後の動向が楽しみです。

2003年米国で最も売れたゲーム機はGBA

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/23/12725.html
米国任天堂は、米NDPファンワールドからのデータを元にしたと前置きした上で、同社の2003年度販売サクセスストーリーを発表しました。

・2003年度最も売れたゲーム機はGBAの810万台
・最も成長が早かったのはGCの前年比40%増
・ゲームソフトの売り手として最も成長したのもGCの前年比77%増
・任天堂は2003年度のヒットメーカー:最も売れたゲームソフトの上位7位中4本は任天堂製(ポケモン ルビー・サファイア、ゼルダの伝説 風のタクト、マリオカートDD)
・売上高前年比16%増も1位
・2003年度GBAは全米で2000万台を売り上げた

これらのデータを否定するものは今のところないようです。今年はどのような展開になるのでしょうか。

THQが2003年米国のナンバー2パブリッシャーに

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/23/12724.html
THQは2003年のNPD調べによるパブリッシャー別の売り上げで第2位になったと発表しました。2003年『ファインディング・ニモ』を始めとして『スポンジボブ・スクウェアパンツ: バトル・フォー・ビキニボタン』・『WWEスマックダウン』・『タンク アンド ザ・パワー・オブ・ジュジュ』などが好調でした。

「THQのマーケットでのリーダーシップは確立されたフランチャイズと新しいブランドの両方を拡充させることによって拡大されました。これまでのブランドの成功に加えて、ニッケルオデオンとの『Game First』の合意によって発売した『タンク アンド ザ・パワー・オブ・ジュジュ』の成功はとても喜ばしいことです」とTHQのBrian Farrell社長兼CEOは述べています。

ソニックチーム・中氏インタビュー

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/24/12739.html
セガヨーロッパの『ソニックヒーローズ』の公式サイトにソニックチームの中社長へのインタビューが掲載されていますので紹介します。

―――ゲームで最も好きな部分は

私が気に入ってるのはもちろんチームアクションです。これは今までのソニックシリーズにはなかった要素です。

―――中さんはこの業界に入って何年になりますか

19年と8ヶ月になります、凄い事だと思いませんか? でも私が仕事を始めたのは18歳の時だからまだそんなに年じゃないですよ。

―――仕事をしていて一番嬉しいと思うのはどんな時ですか

ファンの声を聞く時が一番本当に嬉しいと思う時ですね。ゲームクリエイターとしてゲームを沢山の人に楽しんで貰える事をとても感謝しています。

―――『ソニックヒーローズ』のチームプレイという要素はどんなゲーム体験をもたらすと思いますか

実際にプレイして貰えば分かると思いますが、普通のアクションゲームのような1つのキャラクターをプレイするのとは全く違います。これを可能にしたのは高性能なハードウェアだと思います。また、キャラクターはあなたが思う以上に色々喋ってストーリーの中に引き込んでくれます。更に各キャラクターは特性を持っていて、キャラの組み合わせによってプレイヤーはゲームプレイを変える事が出来ます。

―――まだゲームを遊んでいない人に、ここを見て欲しいという点はありますか

とても広いステージを凄いスピードで駆け抜ける爽快感を感じて欲しいと思います。ソニックは初めてPS2とXBOXで発売されます。全ての人がゲームプレイを楽しんでくれることを期待します。

―――ゲームを作るのに忙しくない時、中さんはどんなゲームを遊んでいますか

最近遊んでいるのはほとんど携帯電話のゲームです。ソニックチームは「ソニック・カフェ」というシンプルなテーブルゲームを提供する携帯サイトを持っています。そこのゲームをしています。でももう少しコンソールのゲームを遊べる時間があればなあと思います。

元SCE岡本氏がシリコンスタジオ技術顧問に就任

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/26/12753.html

ミドルウェア「Alchemy」などを販売するシリコンスタジオは元SCE常務でPS2のハードおよびブロードバンド事業の総責任者を務めた岡本伸一氏が2003年10月1日付で技術顧問として着任したと発表しました。

岡本氏はシリコンスタジオの包括的なゲームコンテンツ制作環境の構築にあたり、技術アドバイザーだけでなく、直接オペレーション監督としても参加していて、特に「Alchemy」には以前から注目していて、今後全世界向け製品として開発・販売・戦略ともに力をいれて支援、策定していくとのこと。

岡本伸一(おかもと しんいち) 1958年生まれ。83年、早稲田大学理工学研究課修了。89年、ソニー入社。93年、ソニー・コンピュータエンタテインメント開発部に配属。97年、開発研究本部ソフトウェア開発部部長。99年、開発研究本部本部長、執行役員に就任。2000年、常務に就任、PS2のハードおよびブロードバンド事業の総責任者。2003年8月同社退職、コンサルタント業を開業。 同年10月よりシリコンスタジオで技術顧問として活動。

任天堂、643万本で2003年・年間売り上げ第1位

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/26/12751.html
日本工業新聞によれば、エンターブレイン調べの2003年国内売上で任天堂が643万本で第1位となったようです。2位はコナミで3位はバンダイです。ソフト市場は3085億円、同1.4%増だった判明、ハード市場は1280億円で、前年同期比24.1%減となりました。

また、メディアワークス マーケティング室調べの2003年4月〜12月の売上ではこちらも任天堂が第1位で533万本となっています。シェアは18.2%です。またポケモンは別集計で第8位で155万本・5.3%でした。

更に、メディアクリエイト総研の2003年4月〜12月の売上でも任天堂は第1位で546万本でシェア17%を確保しています。ポケモンは157万本で4.9%となっています。

ソフト別の売上では第1位は『ファイナルファンタジーX-2』で194万本、2位は年を越えて売れた『ポケットモンスター ルビー・サファイア』で170万本でした(エンターブレイン調べ)。

2003年ガンダムハード商戦はゲームキューブに軍配

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/26/12750.html
昨年は年末に2つの「機動戦士ガンダム」をモチーフにしたハードが発売されました。「シャア専用ゲームキューブ」と「機動戦士Zガンダム百式ゴールド・パック」です(年末でなければ「シャア専用ゲームボーイアドバンスSP」も)。

このどちらが良く売れたかと言うと、、、ZAKZAKによればどうやらの勝利に終わったようです。

「マニアもさすがに何万円もするハードは、何台も買えないでしょう。シャアの赤GCは完売しましたが、買ったのは中国系アジア人のお客さんです。明らかに転売目的だと思いますけど。金のPS2はまだ残ってますので、ぜひお買い求め下さい」とヨドバシカメラの店員さんの言葉。

ちなみに、年末商戦は例年通り任天堂陣営が好調だった訳ですが、その理由はハードの値下げではない「任天堂商品を買うのは親か祖父母で、正月に子供か孫が欲しいと言えば定値で買ってしまうから。任天堂に限っていえば、この時期の値下げはあまり意味がない」という言葉も。

任天堂の東京開発スタジオは2タイトルを開発中!?

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/27/12757.html
フランスの総合情報サイトJeux-FranceはEGMのライターのEAD Ninja氏からの情報として任天堂の東京開発スタジオが現在2タイトルを開発中であると伝えています。

それによれば、任天堂東京開発は元スクウェア・エニックス、セガ、カプコン、ナムコ、コナミなどのスタッフが60人配属されていて、現在任天堂プラットホーム向けに2タイトルを開発中だそうです。

今の所開発しているものがどのようなゲームかどうかは明らかになっていませんが、今年のE3では何らかの形で見られるのではないかと思われます。もちろん、この話が本当だと仮定した場合ということになりますが。

EA「ニンテンドー・ディー・エスを評価している」

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/27/12758.html
既にナムコとコナミはニンテンドー・ディー・エス(仮)に好意的な評価をしていると伝えられていますが、gameindustry.bizによればこれは今や世界一のパブリッシャーとなったエレクトロニック・アーツも同様のようです。

EAはDSを「高く評価しているが、現時点ではゲームを開発するか否かの結論には達していない」とのこと。

EAはPSPにも同発タイトルを用意しているようなので、ニンテンドー・ディー・エスでも是非ともゲームを開発して欲しいところです。

任天堂、6つの全米ナンバーワン

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/28/12770.html
任天堂オブアメリカは米国の調査機関NPD Funworldが集計した2003年の米国ゲームソフト・ハード売上を元に6つのナンバーワンを公表しました。

・最も売れたハード: ゲームボーイアドバンス(810万台)

・最も成長したハード: ゲームキューブ。2002年と比べて40%の売上アップを記録。(PS2とXBOXは25%のダウン)

・最もゲーム売上が伸びたハード: ゲームキューブ。2002年と比べて77%の大幅アップ

・ナンバーワンのヒットメーカー任天堂: トップ10の中に4つのゲームがランクイン(『ポケモン』x2、『ゼルダの伝説〜風のタクト』、『マリオカートダブルダッシュ』)。

・最もゲーム売上代金が伸びたメーカー任天堂: 2002年に比べて16%の伸び

・ナンバーワンのランドマーク: GBAは米国で2000万台を突破!

エレクトロニック・アーツが第3四半期決算を発表

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/28/12769.html
エレクトロニック・アーツは12月31日で終わる2004年第3四半期決算を発表しました。それによれば期間中に8タイトルがミリオンを達成して、一番売れた『ニード・フォー・スピード アンダーグラウンド』は550万本を越えたそうです。

売上高は前年度比20%アップの14億7500万ドルで、純利益は同50%アップの3億9200万ドルでした。機種別売上ではPS2が49%、PCが15%、XBOXが15%、GCは7%でした。地域別では北米が50%で欧州が40%でした。

第4四半期は『007 エブリシング・オア・ナッシング』や『NFLストリート』が期待されます。また、『メダルオブオナー パシフィックアサルト』、『ザシムズ2』は2005年度に延期されたそうです。7月以降ということになります。

ニンテンドー・ディー・エスについては調査中である事が確認されました。

また、エレクトロニック・アーツではLabor Day(労働の日、9月の第一日曜日)までにPS2とXBOXが値下げされると予測しているそうです。価格は129.99ドルを想定しているようです。

角川、アスキーとエンターブレインを買収へ

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/29/12783.html
角川ホールディングスは29日、アスキーとエンターブレインを傘下に収める持ち株会社メディアリーヴスを、TOB(株式公開買い付け)方式で普通株4億875万株を取得し、買収すると発表しました。

角川ホールディングスは文庫やゲームソフトの角川書店と、電撃各誌を発行しているメディアワークスを傘下に持っています。アスキーはパソコン関連誌、エンターブレインは競馬ゲーム『ダビスタ』や、ファミ通各誌とファミ通.comでおなじみとなっています。

今回の買収が長年のライバル関係にあった2大メディアに今後どのような影響を与えるのでしょうか。

コナミ第3四半期業績 ゲームソフトや米国で遊戯王が好調

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/29/12782.html
コナミは29日、2004年3月期第3四半期(2003年10月〜12月)を発表しました。売上高は823億円(前年同期比5.3%増)で純利益は80億円(同3.9%減)でした。同時発表された9ヵ月通算では、売上高2123億円(前年同時期比10.9%増)、純利益189億円(同48.4%増)と大幅に増収増益となっています。

遊戯王関連のカード&ゲームが米国で引き続き好調なほか、GC&PS2版『実況パワフルプロ野球10 超決定版2003メモリアル』、GBA版『パワプロクンポケット6』が合わせて40万本、PS2で発売したサッカーゲームが欧州で予想の50万本を上回る150万本をそれぞれ出荷したことが好調な要因になっています。

2004年3月期通期の見通しも、売上高2670億円、営業利益380億円、純利益200億円と上方修正されています。営業利益は過去最高となる見込みです

スクウェア・エニックス第3四半期業績  鋼の錬金術師が好調

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/29/12781.html
スクウェア・エニックスは29日、2004年3月期の第3四半期の連結業績を発表しました。売上高は210億円で、2003年4月〜12月の売上高は407億円でした。9ヵ月間の実績は営業利益が99億円、純利益が53億円となっています。

各事業がほぼ計画どおりに推移し、とくに出版事業は『鋼の錬金術師』のヒットで好調でした。またオンラインゲーム事業も予測どおりの伸びを見せているようです。

2004年3月期の通期見通しは変更されていません。

任天堂、4−12月の連結純利益345億円、通期下方修正

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/29/12779.html
任天堂の発表によると、 2003年4〜12月の9ヶ月累計の連結業績の純利益は345億円となったそうです。また、累計売上高は4396億円、営業利益は1026億円、経常利益は532億円。円高による為替損益は590億円で、中間期末に403億円の為替差損とくらべると、さらに190億円近く差損が膨らんだことになります。

森専務は、「(累計売上高について)感覚的には前年実績をやや上回った。(為替損益は)ユーロ建て債権では差益が出たが、これとドル建て債権による差損との差し引きが590億円になった」と話しています。

また、これにともなって、04年3月期の業績見通しは、売上高を5100億円(従来予想は5500億円)、経常利益を850億円(同950億円)、純利益を540億円(同600億円)に下方修正しました。ただ、これは想定為替レートを1ドル=114円のままでのもので、このまま円高が続けば数字がもっと下がる可能性はあります。

また、ゲーム機の売り上げ見通しも下方修正し、GBA(目標2000万台)が最大200万台GC(目標600万台)が最大100万台目標を下回るかもしれない、としました。

しかし、ソフト売り上げは目標6000万本を超え、6149万本(4月-12月)となっています。

ニンテンドー・ディー・エス(仮称)続報、メディアはカード式?

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/29/12778.html
今週発売にファミ通による、任天堂新ハード「ニンテンドー・ディー・エス(仮称)」の続報です。

・CPUの性能は答えられないが、サブのARM7はGBAのそれより高性能
・GBAとの互換性については未定
・GBAと違う液晶モニターを採用する
・電源は充電式を予定
・メディアは、従来のカードリッジタイプより薄いカード式のものを採用
光ディスク並みのコスト、短期間の製造が可能
・宮本茂氏もソフト開発に携わっているが詳細はE3で
・ライセンシーの契約数等に関してE3でかなり具体的に話せる
・価格はE3で発表したいが夏までずれ込むかも

EAが映画「キャットウーマン」をゲーム化?

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/30/12792.html
Computer And VideoGamesはエレクトロニック・アーツが映画「キャットウーマン」の権利を獲得したと伝えています。映画「キャットウーマン」は7月30日から米国で公開される予定で、配給元はワーナーブロスで製作はDiNovi Picturesです。

画家のペイシェンス・プライスは、ある秘密を発見したために、何者かによって殺されてしまう。しかし、古代エジプトの神猫マオの力により、若い肉体を得て復活することができた。猫のような敏捷性を手に入れたプライスはキャットウーマンと名乗り、自分を殺した犯人を捜し求めて、大都会の暗闇を駆け抜けるのだった。

というのが映画のストーリー。この件についてエレクトロニック・アーツやワーナーブロスは公式な発表を控えていますが、CVGによればPS版『賢者の石』などを開発した英国のデベロッパー、アルゴノーツが開発を担当すると伝えています。

詳細が分かり次第お伝えします。

「全ての地域で10%のシェア目指す」―カプコン辻本社長

http://www.inside-games.jp/article/2004/01/30/12789.html
カプコンは米国ラスベガスでプレスイベント2004を開催しました。日米のトップが揃い今後の戦略について会見しました。このイベントでは『biohazard 4』が世界初公開されました。

カプコンの辻本社長は「ゲーム業界はますます大きくなっています。カプコンは真にこの業界のプレーヤーである為により多くの市場シェアを獲得しなければなりません。私たちは今後5年以内に3つの地域で10%のシェアを獲得するつもりです」と述べました。

また同氏は「国際的なシェアを獲得するために全てのエネルギーを注ぐつもりである」とも述べたそうです。