2004年の任天堂NEWS6

Last-modified: 2010-10-31 (日) 06:07:30

岩田社長がオーストラリアやオンラインなどについてコメント

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/02/14043.html
オーストラリアの朝刊紙「ヘラルド・サン」の6月2日号に岩田聡社長のコメントが掲載されていたそうです。

岩田氏は未だオーストラリアには行った事が無く、ゲームキューブ不調の原因を知るためにも訪問する事を計画しているそうです。「最初に、ゲームキューブが世界中の中でも特にオーストラリアで悪い成績である事がとても残念に思います」と岩田氏はコメントしています。

「任天堂の使命はユニークで先例の無いゲームをプレイヤーに提供する事です」。一方で他社はそれを理解してないと岩田氏は感じているそうです。「彼らは機能を増やす事によってのみハードを売る事が出来ると考えているように思えます。ユーザーに新しいゲームハードを売るつもりなら私達はこれまでに例の無いゲームを作らなければなりません」

オンラインゲームに関しては「Xbox Liveの会員は100万人?それは成功とは言いません。家庭用機であれば完全な失敗です。しかしながら将来ネットワークがゲームの重要な一部になると私は信じます。そのときが来れば任天堂のビジネスにとっても重要な一部を成すようになるでしょう」と述べています。

岩田氏はこれまでのハードの進化がグラフィックの進歩など、目に見える分かり易いものだったのに対して、今後のそれは必ずしもそうはならないだろうと述べています。そして今後はユーザーの想像力を掴むために違うことをやる勇気が求められるだろうと言います。

「任天堂は20年前にビデオゲームの標準をつくりました。そこにはテレビがあり、両手にはコントローラーがあります。私達は任天堂自身が作り出したものを突き破る事を躊躇してはなりません」

「それこそがイノベーションです」

任天堂の株価が6営業日続伸で年初来高値を更新

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/02/14038.html
任天堂(7974)の株価が急騰しています。27日に発表された決算で為替動向によっては年間配当を最大130円増配の270円にするとアナウンスされた為で、6営業日連続の上昇で2日終値で11740円(前日比120円+)となって年初来高値を更新しています。

任天堂は巨額の資産をドル建てで運用していて、このために前期では円高によって700億円近い為替差損が発生しましたが、今期は円安・ドル高になれば大幅な為替差益が見込めます。

また更に自社株買いをしやすいように定款の変更を行う方針で、アナリストからは「今後のビジネス展開に対する自信の表れ」と見る向きもあります。

インタープレイ閉鎖?

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/02/14033.html

米国のパブリッシャー・インタープレイが閉鎖されるのではないかという噂が広がっています。先週から同社のサイトに接続出来ない状態が続いており、GameSpotは明日午後5時までにアーヴィン・オフィスのオフィスから撤退する事を決定したと伝えています。

現在のところ電話や@interplay.com宛てのメールアドレスは通じなくなっているそうです。同社の親会社のタイタス・インタラクティブの広報はこの件についてコメントできないとしています。

インタープレイは経営危機にある上にArden Realtyから15万6000ドル、『バルダーズゲイト』のロイヤリティ未払いでバイオウェアから43万2000ドルの支払いを求める訴訟を起こされています。4月に発表した2003年度決算では『Fallout 3』などで強気の予想を見せていたのですが、、、。

任天堂は中国などで海賊版との「困難な戦い」を続けます

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/04/14064.html
Bloombergの「Nintendo, Sony Fight `Uphill Battle' Against Counterfeit Goods」という記事を紹介します。ゲームとか色々な方面に渡って中国など途上国の海賊版被害の深刻さを伝えています。ゲーム関係の部分だけ簡単に抜き出したので繋がりが少し変な部分がありますがご容赦を。

任天堂の海賊版対策チームの9人と中国警察が中国南部のハイテク向上を襲撃した際、彼らは1万個の「Made in Japan」と刻印された海賊版GBAカートリッジを発見しました。

確保されたそれらのカーとリッジは20名の運び屋によってその工場に運ばれたことが判明しました。任天堂の報告によれば、工場は既に逮捕されたHuang Weijianによって運営されており、約100名の従業員が組み立てに従事していました。

押収されたゲームは、もし香港や上海やソウルといったゲームやDVDが定価の1/20の価格で店に並ぶ街に無事(?)に運ばれていれば、京都にある任天堂に35万ドルの損害をもたらしていました。任天堂は2003年は前年の400万ドルの倍近い720万ドルの被害があったと言います。

「これは困難な戦いです」とレドモンド・ワシントンに本拠を置く米国任天堂で海賊版の特別対策本部のJodi Daugherty部長は言います。「私にはこの戦争に勝つ日が来るのかどうか分かりません。戦いはより厳しくなりつつあります」

「任天堂やソニーのような世界の大手電気メーカーは販売の殆どを日本、米国、ヨーロッパのような海賊版が盛んでない地域で上げます。しかし中国の溢れ返る海賊版市場は昨年9.1パーセントの経済成長をした国からこれらの企業を遠ざけています」と任天堂やソニーの株も扱うSwissca Portfolio ManagementのAlexander Shalash氏は述べました。

香港の中心から車で5分の場所にある湾仔にあるショッピングセンターでは約40の店でゲームボーイやプレイステーションの海賊版を置く小さな店を見る事が出来ます。

その中のある店のセールスマンは海賊版の正規の商品の両方を販売していると言います。彼は顧客の70パーセントは正式でない方を選びます。

「今日、誰が正規の商品を買おうとするでしょうか?」姓名を隠した店のセールスマンのAh-Shingは言いました。海賊版は70〜110香港ドル(1000円〜1500円)しかしないのに対して、正規版は300〜320香港ドル(4300〜4600円)と倍以上の差があります。

「だからといって内容が違うわけではありません」

「EAは高すぎる」バイアコム会長レッドストーン氏が買収を否定

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/04/14052.html
確執が噂されたメル・カーマジン社長がこの程退任した米メディア大手のバイアコムの会長兼最高経営責任者のレッドストーン氏は、エレクトロニック・アーツの買収を計画しているのではないか、という噂を否定しました。検討したが、非常に高価な買い物になるとの判断のようです。

「私達はエレクトロニック・アーツなどの会社を検討しました、彼らは間違いなく業界のリーダーです。しかし非常に高価になるでしょう、それはバイアコムの収益を圧迫する事につながります。私達はその可能性を排除しました」とレッドストーン氏は述べました。

しかしながらアメリカン・テクノロジ・リサーチのP.J. McNealy氏は「EAは大手メディア企業にとって非常に魅力的なターゲットです。多くの資産やライセンスを抱えていてますます重要なプレイヤーとなりつつあります」と言い、今後も巨大資本がEAの前に立ちはだかる事になるだろうと予測しています。

レッドストーン氏は個人的にミッドウェイの筆頭株主となっていて、他の会社にも食指を伸ばしてくる可能性はあります。

Xbox2で任天堂とマイクロソフトが協力する?―Official Xbox Magazine

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/04/14051.html
teamXBOXのフォーラムによれば雑誌「Official Xbox Magazine」の最新号に任天堂とマイクロソフトがXbox2で協力する、という噂が掲載されていたそうです。この手の噂は絶えた事がありませんが、印刷された媒体で出たのは初のようなので紹介しておきます。

その噂記事によれば任天堂はXbox2のアーキテクチャの開発を進めていて、既にG5パワーPCで構成された開発機材は既に主要なデベロッパーに配布されているそうです。

同じIBMとATIと共同でハード開発を進めているという所から出てきた話だと思いますが、方向性も大いに違うようですし、今更共同でやるという事は無いのではないかと思います。ゲームキューブ発売前にマイクロソフトが打診してきたという事はあったようですがね。

teamXBOXのフォーラムでは非常に歓迎されているようです(笑)。OXMは噂を沢山掲載するけれど、当たってるのは極僅か、って話も。

インタープレイ騒動は賃金未払いによるもの

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/05/14065.html
GameSpotによれば最近のインタープレイの騒動は同社が社員に労災保険を掛けておらず、また賃金も未払いであるという告発があり、州の職員がオフィスの調査に入った事によるものだそうです。

職員によればインタープレイの従業員は4月の決算発表時から40人減った79人で、今回の件の罰金として各名1000ドルの計7万9000ドルを補償するように命じたそうです。インタープレイは様々な訴訟を抱えており、手持ち資金は120万ドルにまで減少しているようです。

インタープレイのCEOのHerve Caend氏は「月曜か火曜日には(支払った金額)を返してもらう事を希望している。会社は閉鎖するつもりはない、州に強要される事ではない」と話しています。

「私はダイハードのファンだし、一緒に働いている人たちが好きです。もしインタープレイの将来がわずかでもあるなら、ここにいて見守りたい」とインタープレイの職員のSteve Jobes氏は話したそうです。

任天堂カナダとWWEがパートナーシップを結んだ

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/06/14072.html
任天堂オブカナダとWorld Wrestling Entertainment(WWE)は8月15日にカナダ・トロントで開催される「SummerSlam」でパートナーを組むと発表しました。WWEはツアーリズム・トロント、ピザ・ピザとも組む事を明らかにしています。

これはゲームキューブで独占発売されるTHQのプロレスシリーズ最新作の『WWE: Day of Reckoning』も視野に入れたもののようです。

「任天堂オブカナダはカナダでWWEをサポートする事を誇りに思い、トロントでのSummerSlamをとても楽しみにしています。秋に発売されるTHqの『WWE: Day of Reckoning』など、私達は2004年を通じてパートナーシップの強化につとめるつもりです」とゼネラルマネージャーのRon Bertram氏は述べています。

GBA『グランド・セフト・オート』は開発継続中

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/08/14089.html
テイク2インタラクティブは2004年第2四半期決算発表を行い、同時に今期の発売予定も明らかにしました。GBA『グランド・セフト・オート』の開発が継続されている事も確認されました。売上は1億5340万ドル、純損失は1460万ドルでした。

下は3つのブランドで今後発売予定のタイトル一覧です。

Rockstar
・Grand Theft Auto: San Andreas (PS2: 10月19日[米]/22日[欧])
・Midnight Club 3: DUB Edition (XB/PS2: 2004年ホリデー)
・The Warriors (PS2: 2004年ホリデー)
・Grand Theft Auto (GBA: 2004年秋)

Gathering
・Conflict: Vietnam (XB/PS2/PC: 2004年秋)
・Close Combat: First To Fight (XB/PS2/PC: 2004年第4四半期)
・Robotech: Invasion (XB/PS2: 2004年第4四半期)
・Vietcong: Purple Haze (XB/PS2: 2004年第4四半期)
・Kohan II: Kings Of War (PC: 2004年第4四半期)

Global Star
・Army Men: Sarge's War (GC/XB/PS2/PC: 2004年第3四半期)
・Dragon Tales (GBA: 2004年第3四半期)
・Outlaw Golf 2 (XB/PS2: 2004年第4四半期)
・Scaler (GC/XB/PS2: 2004年第4四半期)
・Classified: Th Sentinel Crisis (PS2: 2004年第4四半期)
・Codename: Kids Next Door (GBA: 2004年第4四半期)
・Dora The Explorer: Super Star Adventures (GBA: 2004年第4四半期)

英ボックス・クレバーがニンテンドー・ディーエス公式ラインセンスを取得

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/08/14091.html
英国スタフォードシャーに本拠地を置くデベロッパー、ボックス・クレバー・インタラクティブがニンテンドー・ディーエスの正式ライセンスを得たと発表しました。興味のあるパブリッシャーを探しているそうです。

ボックス・クレバーはGBAで『Reign of Fire』や『Freestyle Scooter』などを開発したデベロッパーで、現在ニンテンドー・ディーエス向けタイトルとGBA向けプロトタイプなどを開発中です。

同社の創業者のMark Crane氏は、ニンテンドー・ディーエス向けの新作と移植作品のどちらにも興味を持っている、と述べています。

ゲームボーイが耐久性テストで他製品を圧倒

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/08/14086.html
英国の雑誌Macworldが米アップルのiPodの耐久性をテストするために行った調査で、比較製品の一つであるゲームボーイ(どの機種かは不明)がiPodを含めて他を圧倒したということです。

比較したのはゲームボーイの他に、ノキア7600携帯端末、ペンタックスカメラ、そしてノートパソコンの5製品を、それぞれ泥んこに落としたり、オフロードの乗り物の中に入れたり、ペイントボールやクレー射撃で打つなどして耐久性がテストされました。

ゲームボーイの優れた耐久性を改めて認識させられます。

任天堂、ゲームボーイアドバンスを中国で販売開始 (2)

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/08/14085.html
任天堂の関連会社で、中国でiQue(神遊機)を販売する神遊科技公司は、6月8日から中国でゲームボーイアドバンスの販売を開始しました。中国では「小神遊」の機種名で販売され、価格はGBA本体にソフト1本が付いて698元(約9000円)。当初は上海と広東省広州、四川省成都で代理店を通じて順次販売を始め、ソフトは当面日本製ソフト2タイトルを中国語に翻訳したものを投入する予定とのことです。

ちなみに現時点ではゲームボーイアドバンスSPの発売予定はないということです。

(2: 17:37) 本体に同梱されるのは『』というタイトルです。「マリオがピーチ姫を探す」、というようなタイトルで沢山有り過ぎて特定出来ませんが『マリオアドバンス』の可能性が高そうです。

任天堂、経営方針説明会を開催 (4)

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/09/14093.html
任天堂の岩田聡社長は9日、都内で開かれた経営方針説明会の中で、現在社内で研究・開発中の次世代据え置型ゲーム機を来年アメリカで開かれるE3での発表を目指していることを明らかにしました。任天堂のトップが明らかにしたことで、来年の発表がさらに現実味を帯びてきました。

現行のゲームキューブの後継機となる次世代ゲーム機、コードネーム「レボリューション」について岩田社長は「消費者に新しい遊び方を提案する。その意味で従来のゲーム機の延長ではない。他社の次世代ゲーム機とは一線画す」と語っています。

次世代ゲーム機の詳細については一切明らかにされませんでした。

(11日1:32 更新) 経営方針説明会で明らかになったことをまとめました。

レボリューション

・来年のE3までは発表しない方針。

・マシン性能を上げることがお客さんの喜びにつながるという法則は、過去には通用したがもう通用しない。

・処理速度や画質を高めて豪華なゲームを作る、という従来の新型ゲーム機とは非連続で異質な製品。

・重要なのは次世代の技術ではなく、次世代のゲームプレイ体験。

・据え置き型をニンテンドー・ディーエスのように2画面にするつもりはない(笑)。

・テレビのみならずパソコンモニターとも接続して遊べる(竹田玄洋専務)

・「レボリューション」がゲームキューブの後継機かは重要ではないが、今はいえない。ただ、次世代機はゲームキューブの性能を50倍、100倍アップさせるものにはしない。

・ニンテンドー・ディーエス発表時と同様に来年もう一度驚いてもらいたい。

ニンテンドー・ディーエス

・触って面白いと思ってもらえて、1日中飽きないようなタイトルを発売日に揃えたい。

・誰でも同じスタートラインに立てることがキーワード。

・電池寿命に関しては、ソフトによって違うので、「何時間です」とは簡単に言えない。どのようにお伝えすればいいのか、検討している段階。

・液晶画面の配給について一部で供給が不安定と報道されたが、実績のあるシャープ以外にもさまざまな可能性を検討していて、現時点で心配していることはまったくない。

・ソフトについてはこれまで様々な経験を積んできているし、技術的にもあらゆるものを習得してきているので、安心して信頼に応えられる作品を作れる体制にはある。あとはどれだけ革新的なアイデアで臨むかが重要になってくる。

・ゲームボーイアドバンスのソフトを大きく超える価格が受け入れられるとは思っていない。

・年内に出すのは今の業界にある息詰まり感に対する答えを任天堂が出さなければならない、というのが最大の要因。

・PSPについては発売日以外の情報がないのでもっといろんな情報がわかってから論評したい。ただ、今回我々が出遅れる要素は見当らない。

ゲームキューブ

・消費者のゲーム離れへの対応策として新しいジャンルに挑戦する。

・タルコンガを使ってプレイするアクションゲーム『ドンキーコング ジャングルビート』や、ゲーム操作で使うコントローラーが苦手な人でも遊べる『マリオパーティ6』など新たな試みのソフトを投入する。

クラブニンテンドー

・会員数は5月末で40万人強。

・約半年という期間と登録する手間を考えれば立派な数字。

・女性の会員も多い。

・いままで見えなかったユーザーの意見が見えてくるようになった。

・クラブニンテンドーはこれから本領を発揮するもので、今年の年末商戦でもうまく活用したい。

その他

・ニンテンドー・ディーエスをゲームボーイアドバンス、ゲームキューブに次ぐ第3の柱に育成する。

・株主への利益還元としては、配当性向50%を基準にしていく方針。

・3年後の任天堂の成長度について具体的な数字は言えないが、基本的に任天堂が「飛躍した」と呼んでもらえるような成長を達成し、ニンテンドー・ディーエスはGBAの成功にひけをとらないほどになる、というのが私のイメージ(岩田社長)。

・GBA『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし(仮称)』はカプコンと開発。

・技術を軽視しているわけではないが、マシンの性能向上だけではダメで、任天堂は技術の応用性の方向で商品に活かしていきたい。

・北米でもゲーム市場の成長鈍化が顕著になり当社に共鳴する声が高まってきた。

・任天堂はファミコン時代からネットワークの将来性を強く感じていて、それはポケモンでも証明されている。最大の課題は月額の固定料金やパケット料金で、これが解決できれば任天堂の強みが発揮できる。

・幅広い年齢層をターゲットにしたゲームを作ることを目指している。だからこれまで任天堂のゲームが世界に受け入れられた。大人向けや、暴力的ゲームを否定するつもりはない。DSは様々な機能を搭載しているので幅広いユーザーに受け入れられると思う。

・(昨年、株式120万株(持ち株比率約2.6%)を取得したバンダイとの関係について)強化する方針。ただ、資金力を活用してバンダイを買収する可能性はない。

・(ゲームソフト開発に特化した方が企業価値が上がるのでは、との見方に対し)任天堂の強みはハードとソフトを一体にした娯楽の提供にあり、強みを活かすためにハードも考え続ける。それが企業価値の最大化につながる。

神遊機で『罪と罰』近日発売

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/10/14109.html
中国で販売されているN64ベースのゲーム機・神遊機(iQue Player)の公式サイトによれば『罪と罰』が近日発売されるようです。暫くリリース作品がありませんでしたが、昨日発売された『マリオストーリー』に続いてどんどん発売されていくようです。

『罪と罰〜地球(ほし)の継承者〜』は2000年11月21日に発売されたアクションシューティングゲーム。トレジャーならではの優れたゲーム性とN64には中々無かった独特の世界観が非常に高い評価を得ました。

コナミDE、米アニメ「ドラゴンブースター」の全世界ゲーム化権取得

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/10/14108.html

David Gosen氏がマイクロソフトがハード寿命を縮めたと非難

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/10/14100.html

任天堂オブヨーロッパのDavid Gosenマネージングディレクターはロンドンで開催されたELSPAゲームサミットで講演して、「マイクロソフトはゲームハードの寿命を縮めている。ゲームメディアは次世代機を期待し過ぎる」と次世代機ばかりが話題に上がる現在の風潮に釘を刺しました。

David Gosen氏はハードの寿命は「5〜6年が適当で、私達はそれを固持するつもりだ」と述べました。Gosen氏は既に遅すぎて次世代機が登場する時期は変更できないだろうと認めた上で「利益を目的としない会社がそれを歪めている」とマイクロソフトを非難しました。

「常に現状に満足しないメーカーは、次は最初にスタートしようとするが、3DOのようにライバルに先んじても必ずしも成功に結びつく訳ではない」とGosen氏は言います。

更に次世代機や次世代ゲームにばかり注目するゲームメディアにも苦言を呈しました。「全てのゲームメディアのライターは現状のゲームに飽き飽きしている。そういう彼らは別にしても、一般の人は次のハードを今すぐ買おうという気持ちには無い。殆どのゲーマーは現在のゲームを貪欲に取り込もうとしている」と言い、昨年のクリスマスにGCを買ったユーザーの33%が既にPS2かXboxを所有していたというデータを紹介しました。

Gosen氏は更にGTAを習って何にでも暴力風味を付ける事や、一部のユーザー層ばかりを対象とするようになってしまったこと、多数の同梱版でユーザーにくだらないゲームを与えたヨーロッパの小売を批判しました。

しかしGosen氏は次世代機への移行はスムーズに行くだろうと楽観的な見解を示しました。「私達は何度もこれを経験して学んできた。準備も出来てないのに次世代機を始めてしまうようなことはないと思う」と氏は述べました。

『Halo』がゲームボーイアドバンス向けに開発中!

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/11/14118.html
IGNやGameCube Advancedはバンジースタジオの人気FPS『Halo』がゲームボーイアドバンス向けに開発中であると伝えています。IGNによれば、数ヶ月前から情報は知っていたが喋らないように止められていたとのこと。GCAによれば、開発元はバンジーでない可能性もあるようです。

一ヶ月ほど前には米国のゲーム雑誌EGMが噂として同様の事を報じています。

『Halo』は謎の環状惑星「HALO」を舞台に、エイリアンとの戦いを繰り広げるSFシューティングアドベンチャー。多彩な武器を駆使して次々に現れるエイリアンと戦い、HALOの謎を解き明かしていきます。全世界で数百万本の大ヒット作となり、続編『2』も発売予定です。

『ポケモンコロシアム』効果で欧州のGC販売が上昇!

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/12/14124.html
以前にもお伝えしましたが、欧州で5月14日に発売された任天堂のゲームキューブ用ソフト『ポケモンコロシアム』の人気で、ゲームキューブ本体の売れ行きが非常に好調なようです。シェアもそれまでの16%から発売一週間後には倍の32%にまで上昇しています。

159ユーロ(約21000円)で全て手に入る本体同梱版『ポケモンコロシアムメガパック』(ゲームキューブ本体(ブラック)、『ポケモンコロシアム』ソフト、『ポケモンボックス ルビー・サファイア』ソフト、メモリーカード251、GBAケーブルが同梱)も一役かっているようです。

ポケモン人気は欧州でも依然として健在なようですね。

英国のタブロイド紙が任天堂を非難

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/14/14134.html
英国最大の発行部数を誇るタブロイド紙「The Sun」は『マリオカートダブルダッシュ』などでてんかんを引き起こす可能性があると「脳のトップエキスパート」が話していると伝えました。

アストン大学の神経心理学のグレアム・ハーディング教授は「危険を伴う可能性を排除する為にフラッシュなどを制限するガイドラインが必要」と述べています。

教授の研究によれば『マリオカートダブルダッシュ』に危険が多く、他には『スーパーマリオサンシャイン』や『メトロイドプライム』やカプコンの『ロックマンX』で、4000人に1人がてんかんを起こす可能性があるそうです。

既に任天堂を含むゲームの説明書には警告が表記されていますが、教授はパッケージやゲーム画面に表示する必要があると要求しています。

任天堂はビデオゲームはてんかんの原因にならない、と否定しています。

岩田社長、「買収よりも開発会社などとの強固な関係づくりを」

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/16/14154.html
ロイター通信によると、任天堂の岩田聡社長は、仏レゼコー紙とのインタビューの中で、同社が買収よりもゲーム開発会社などと強い関係を築くことを志向する姿勢を示しました。

岩田社長は、任天堂が同業他社買収の憶測も呼んでいる大量の現金を保有していることを認めましたが、「ヒトや素質、関係は変化するもので、投資額に関係なく保証が付いた資産ではない。任天堂にとっては日本だけでなく海外の有能な開発会社と強固な関係を構築したり育てることが最優先事項」と述べたということです。

岩田社長は先日行われた経営方針説明会の中でも、株式120万株(持ち株比率約2.6%)を取得したバンダイとの関係について「強化するが、資金力を活用してバンダイを買収する可能性はない」と述べていました。

Dino Dini氏とDC-Studiosがサッカーゲーム開発

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/16/14155.html
Dino Dini氏とDC-Studiosは共同で「革命的なサッカーゲーム」を開発する事で号いいしました。Dino Dini氏は『Kick Off』・『Player Manager』・『Goal』・『Dini's Football』などのサッカーゲームを開発した"サッカーゲームの父(?)"と呼ばれている人だそうです。DC-StudiosはMajescoのGBAビデオの技術を開発した会社で前述のゲームの開発に携わった多数のスタッフが所属しているそうです。

「現在のサッカーゲームはプレイヤーに焦点を置きません。プレイヤーとしての体験を提供する事が近づきやすく、遊びやすく、長い間プレイヤーに愛されるゲームを作るための鍵です」とDino Dini氏は述べています。

タイトルなどは発表されてませんが、ゲームはゲームキューブ、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドー・ディーエス、PS2、Xbox、PC、PSPの各機種で発売される見込みとのことです。タイトルや詳細などは近いうちに発表される見込みです。

コンピュータ総合学園HALがゲームキューブ開発環境を導入

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/16/14160.html
ゲームの専門学校として多数の優秀な卒業生を輩出しているコンピュータ総合学園HAL大阪・名古屋は国内の教育機関としては始めてSNシステムズのゲームキューブの開発環境、SN-TDEV及びProDG Plusを導入しました。

SN-TDEV、ProDG Plusはセガやエレクトロニック・アーツなども導入しているゲームキューブ向けの有力な開発環境で、国内の教育機関に導入するのは始めてで、世界でも英国の5大学に次ぐ実績となります。既にSNシステムズでは英国で講義実施などの教育現場向けのプログラムを実施していて、米国の複数の大学でも導入の交渉を行っています。

SNシステムズ英国本社副社長で日本代表の大野智弘氏は、「昨年の株式会社セガとの技術提携に関する基本合意の発表、日本事務所機能の強化に続き、SNシステムズにとっては日本市場での基盤をより強固にする喜ばしいニュースです。2002年度の前年比400%成長に続き、2003年度も同レベルの順調な前年比成長が達成できました。今回、コンピュータ総合学園HALに導入が決まったことにより、日米欧を跨いだ産学連携の一助を担えることをSNシステムズは望んでいます」とコメントしています。

HALは「今回、SNシステムズより導入したゲームキューブ用ソフト開発環境は、最先端のゲーム企業で使用されている開発実機です。学生はプロと同じマシンで、任天堂の高性能機ゲームキューブ向けのソフト開発を学ぶことができます。また導入済みのゲームボーイアドバンス用開発実機と組み合わせて、互換性・連動性のあるソフト開発も可能となりました。任天堂およびSNシステムズのご協力により実現した、この画期的な実習機器導入を糧に、より高い実践力を持つ人材の育成を進めたいと考えています」とコメントしています。

2004年度カリキュラムの実習機材として使用されるとのことです

「Revolution」に関する噂

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/17/14169.html
GamesDailyに日本の任天堂からの噂として任天堂の次世代機「Revolution」に関する話が幾つか掲載されてますので紹介します。ただ、信用度はあまり高くないのではないかと思います。

噂は「他社に遅れはとらない」という任天堂の姿勢を再確認しています。「Revolution」はPS3やXbox2と同時に発売する準備が出来ているそうです。更にスタートダッシュを確実なものとする為に、初期タイトルとして『マリオ』・『ゼルダ』・『マリオカート』を用意しているそうです。

全く謎に包まれたままの「Revolution」ですが、インサイダーの何人かはニンテンドー・ディーエスが新ハードと共に何らかの役目を果たすだろうと話しているそうです。記事では「Revolution」にハードディスクやDVDドライブが搭載される可能性も示唆されています。

モンキーボール次回作開発中、名越氏インタビュー

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/17/14166.html
Computer And VideoGamesにアミューズメントヴィジョンの名越俊弘社長へのインタビューが掲載されています。GBA『シャイニング・フォース 黒き竜の復活』やXB『SPIKEOUT Battle Street』を開発中の同社ですが、期待される『スーパーモンキーボール』の次回作も開発している事を明言しました。

―――DSやPSPに対する考えを聞かせてください
ええ、2つのハードは異なったコンセプトと異なったターゲットを持ったハードです。任天堂は子供から大人まで、ソニーはティーンエイジャーの方を向いてます。

―――これらのハードにゲームを作るつもりですか
考え中です。

―――現時点で何か進めていますか
ノーコメントです。

―――個人的に、『モンキーボール』のような心温まるゲームと、『スパイクアウト』のような熱いゲームのどちらにより興味がありますか
両方同じくらいですね。

―――私達は『モンキーボール』の大ファンです。次回作について何か聞かせてください
私達はゲームがとても人気を持ってる事を知ってますし、だから次回作にも取り組んでます。でも詳しい事はまだ言えません。

―――ある人はミニゲームが、ゲームの中で一番面白いとも言います。それは驚きですか、それとも意図したものですか
確かに意図した面もありました。でもその大きさには驚いてます。

―――シンプルながらユニークなゲームです。ゲームが成功した事に驚きますか、それとも成功を確信してましたか
はい、驚きでした。米国では売れないんじゃないかと心配してました。

NECインターチャンネルが7月1日にインターチャンネルに社名変更

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/18/14178.html
NECインターチャンネル株式会社は7月1日をもって社名を株式会社インターチャンネルに改める事を発表しました。親会社が日本電気(NEC)からインデックスに移った事に伴うもので、サイトURLも「http://www.interchannel.co.jp/」に変更されます。

NECインターチャンネルはゲームキューブで『チューブスライダー(国内未発売)』、GBAで『Piaキャロットへようこそ!! 3.3』・『ブラックマトリクスゼロ』などを発売しています。今後とも質の高い製品やサービスを提供していくとのことですので楽しみですね。

米メディア大手・バイアコムがゲーム内広告ビジネスに参入?

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/18/14175.html
ロイター通信は米メディア企業大手のバイアコムがゲーム中の広告掲載が事業として成り立つかどうか調査を進めていると伝えました。同社は1兆円規模の米ゲーム業界が一層の発展を実現する為に、広告が重要な役目を果たすだろうと考えているようです。

バイアコムはCBS(テレビ)、MTV(音楽)、パラマウント(映画)などを所有する大手メディア企業ですがゲームに関しては会長のレッドストーン氏が個人的にミッドウェイの筆頭株主である以外に会社として取り組んでいるものはありません。昨年までパブリッシャーのSimon and Schusterに出資していましたが大幅に縮小しました。しかし同社の最高財務責任者Richard Bresslerは「1兆円のゲーム産業から利益を得る方法を考えている」と述べました。

既にアクティビジョンは広告代理店大手のニールセンと提携してゲーム中の広告ビジネスを開始した事を明らかにしています。現時点では利益は余りあがらないと予想しているようですが、ゲーム産業自体も発展中ですから今後どのくらいの規模のビジネスになるかは未だ未知数です。

任天堂ゲームでも昔ディスクシステムの『帰ってきたマリオブラザーズ』に永谷園の広告が入っていて価格が安かった、という例もありますが近年では見られません。しかしゲームが一般的なメディアとみなされるようになりつつありますから今後はこのようなビジネスが一般的に行われるようになる可能性は決して少なくはないでしょう。

スク・エニ、本多副社長から代表権外す=中国事業推進のため(Yahoo)

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/20/14191.html

エヌディーキューブがDSなど開発スタッフを募集

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/20/14190.html
任天堂と電通が出資して設立された会社、エヌディーキューブが開発スタッフの求人を出しています。仕事内容は「GBアドバンス、DS(仮称)」や「ゲームキューブ」等のゲームソフトのプランニング及びディレクションだそうです。募集対象は30歳くらいまでで、経験者歓迎とのこと。もう一年間くらいリリースが無いエヌディーキューブですが現在は何を開発しているのでしょうか。

また、以前「競馬が好き!」というサイトを今夏〜秋にかけて開設する、という話をお伝えしましたがそちらのスタッフの募集も継続されているようです。これに関係した特許なども取得しているようで準備が進んでいるようです。スタッフ募集には「新しいデバイスを用意し、既存のサイトとは違った展開をしていく方向で、現在プロジェクト進行中です」とありますが、特許情報を見るとGBAを想定しているようにも見受けられました。ちなみにエヌディーキューブと任天堂が共同で特許を持っているようです。

新型ゲームボーイも研究中

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/18/14177.html

任天堂の欧州のボス、任天堂オブヨーロッパのDavid Gosen氏は先日開催されたELSPAゲームサミットでの講演の中でニンテンドー・ディーエスとは全く異なる新型ゲームボーイの研究が進んでいる事を明らかにしました。

「新型ゲームボーイはニンテンドー・ディーエスが発売される前ですが、検討を進めています」とDavid Gosen氏は述べました。

今年の年末には新しい携帯ゲーム機、ニンテンドー・ディーエスが国内や米国で発売予定ですが、ゲームボーイシリーズの開発も進めるようです。先週には中国でも発売しましたし、ゲームボーイシリーズの動向も目が離せません。

ゲームリパブリック公式サイトオープン

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/21/14199.html
岡本吉起氏の新会社・株式会社ゲームリパブリックの公式サイト(http://www.gamerepublic.jp/)がオープンしました。「より多くの顧客が満足するゲームを作ることを目指す」という創業コンセプトなどが掲載されています。

会社概要の取引先にはソニー・コンピュータエンタテインメント、ナムコ、バンダイ、マイクロソフトが記載されています。今後どんな展開があるのでしょうか。どんなゲームを生み出すのでしょうか。楽しみです。

『パックマン』の生みの親が大阪芸術大の客員教授に

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/22/14202.html

ナムコは21日、名作『パックマン』などの生みの親である岩谷徹氏を大阪芸術大学の客員教授として派遣すると発表しました。これは2005年4月に同大学で「キャラクター造形学科」(申請中)が開設されるにあたり、同大学の文芸学科教授で漫画家でもある小池一夫氏の依頼を受けたものです。

古谷氏2005年4月からは同大学でゲーム関連の講義、そして2006年4月からゲーム制作の実習を予定しているということです。

英でゲームキューブが5割引!?

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/23/14210.html
英国の小売業者Indexは、ゲームキューブ本体の価格を39.99ユーロ(約5300円)に引き下げました。これは通常の価格の5割引になり、新作タイトルとほぼ同じになります。同社のショッピングサイトではすでに売り切れ、現在では販売店にのみ在庫があるということです。

これについて欧州任天堂のスポークスマンは「今回の割引は在庫処分セールではなく、Indexが展開しているプロモーションの一環として行われており、ゲームキューブもその中の商品の一つのようです。私たちが知っている限り、Indexは今後も我々と取引し続けるでしょう」と話しています。

レジーが「大人向けのマリオ」を要求

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/25/14225.html
E3のプレスカンファレンスで世界中から集まったプレスを圧倒した"謎の人"、任天堂オブアメリカ・セールス&マーケティング担当上級副社長のReggie Fils-Aime氏がゲーム誌・EGMで次のようにコメントしました。

「私達は新しい別のマリオ――今の若者にあったマリオを必要としている」

新しいマリオのような人気フランチャイズを、って事なんでしょうね。

、、、というか、どうやらこの発言はプレスカンファレンスであったものみたいですね。良く考えればレジー先生がこんなコメントだけ残して行くってのは考えにくい(カッコ良すぎ!)。折角書いたので残しますが。

ATIが好調四半期業績発表―任天堂からのロイヤリティ収入も増加

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/25/14222.html

大手グラフィック・チップメーカー・ATI Technologiesは2004年度第3四半期(2004年3月1日〜5月31日)業績を発表しました。売上高は4億9150万ドルで前年同期より38%増加しました。1株辺りの利益は0.19ドルと同じく0.06ドルから大幅に改善しました。

ATIはゲームキューブ向けのグラフィック・チップを供給するメーカーですが、業績報告によれば任天堂からのロイヤリティ収入が前年同期よりも増加したそうです。

「これらの結果はATIが明白に選択すべきグラフィックチップメーカーとなった事を証明します。昨年ATIはノートブック、携帯用チップ、デジタルテレビなどで大きな利益を上げました」と会長のK.Y. Ho氏は述べています。

中国での「任天堂」偽ブランドで初の有罪確定

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/26/14227.html

PCPOPによれば、中国東莞市人民法廷で任天堂の偽造ブランドを製造した男らに対する有罪判決が下ったそうです。任天堂に関係するこの種の事件で有罪が確定したのは初めてで、5人の被告は最大3年6ヶ月の懲役と1〜100万元の罰金が科せられます。

被告人の黄被告らは他人の名義でソフト開発会社を設立し、2002年10月から東莞市で「Nintendo」の商標を無断で使用したゲームソフトを製造していました。東莞市人民検察院は商標の無断使用の疑いで今年3月22日に東莞市人民法廷に起訴しました。

ソニックチーム・中氏がニンテンドー・ディーエスについてコメント

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/27/14237.html
Kikizo Gamesにソニックチームの中社長へのインタビューが掲載されています。ニンテンドー・ディーエスやPSPに関する話が中心です。セガはDSには『ソニック』と『Project Rub』というゲームを開発中のようです。

――ニンテンドー・ディーエスやPSPの特色をどう利用しようと考えますか

私達は『ソニック』をDSに、『ぷよぷよ』をPSPに発売する予定です。もちろん両ハードは長所や強い部分がありますから、それらを活かすのはとても大事だと思います。

――同じゲームを様々なプラットフォームで発売するのを止めようと思いますか、言い換えれば『ソニック』はそれぞれのハードの特色を活かしたものになるでしょうか?もしそうなら、どんな風に2画面を活かすつもりでしょうか

もちろん、各タイトルはそれぞれのハードに合った物にするつもりです。Eye Toyも同様です(『セガスーパースターズ』はソニックチームが開発)。私達はEye Toy、ニンテンドー・ディーエス、PSPの持つ新しい可能性について考えています。一方でしかし、様々なハードで発売するゲームも幾つかあるだろうと考えています。

私がニンテンドー・ディーエスのタッチパネルを体験する機会を与えられたとき、新しい印象を与えられました。他の開発者もプレゼンを受けたとき、同じように、新作に使えるDSの新しい可能性について考えさせられたのではないかと思います。この新しいデバイスはソニックに使える沢山の新しい可能性を秘めています。タッチパネルは様々な使い方があります、滑らす、触れる、叩くなどなど、ソニックに合いそうなのも沢山あります。

――ゲーム開発者としてニンテンドー・ディーエスとPSPのどちらの携帯ゲーム機に刺激されますか

ええ、もちろん両方です。ニンテンドー・ディーエスはタッチパネルがあり、両方のハードはワイヤレス通信を利用できます。これで、もっと多く友達と一緒に遊ぶ機会を得られるようになるのではないかと思います。

――「ソニックアドベンチャー」シリーズは完結しました。新しいシリーズの「ソニックヒーローズ」は継続しますか?それはどんな方向で

ええ、ソニックは間違いなくセガにとってメジャーなシリーズでキャラクターです。ですから、これからも創り続け、新しいゲームプレイの可能性を開くでしょう。

北米でのゲームキューブソフト売り上げが21%上昇

http://www.inside-games.jp/article/2004/06/29/14245.html
GameCube Europeによると、北米でのゲームキューブ用ソフトの売り上げが、昨年の同時期と比べて21%も上昇したということです。この背景には『ポケモンコロシアム』と『カスタムロボ バトルレボリューション』の好調があるようです。

一方で、目玉タイトルの発売がなかったゲームボーイアドバンス用ソフトは、昨年の同時期と比べ23%も落ち込んだということです。

またPS2用ソフトは19%、Xbox用ソフトは8%それぞれ落ち込んでいるということです。