2004年の任天堂NEWS5

Last-modified: 2010-10-31 (日) 06:05:12

新生シャイニングシリーズにキャメロットは関わらず

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/01/13719.html
先日発表されたGBA『シャイニング・フォース 黒き竜の復活』・PS2『シャイニング・ティアーズ』・PS2『新シャイニング・フォース(仮)』ですがオリジナル版の開発元はキャメロットは関わってないそうです。

コピーライトを見ると初代のリメイクとなるGBA『シャイニング・フォース 黒き竜の復活』とPS2『新シャイニング・フォース(仮)』はアミューズメントヴィジョンの開発のようです。

「旧作スタッフの一人として思いは複雑〜ってのが正直なとこですが、今後の動向は生暖かく見守って行きたいと思ってます。」とキャメロットのNews Flashには書かれていますが、暫く続報が聞こえない『マリオテニス』の方に期待したいですね。

『テイルズオブシンフォニア』PS2版は日本のみで

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/03/13727.html
ナムコの北米公式サイトの『テイルズオブシンフォニア』掲示板の管理人の説明によると同タイトルのPS2版は日本のみで発売される予定で、日本以外の地域ではゲームキューブのみで発売されるそうです。

「多くの人々がこの発表で混乱しました。それは日本で日本市場のみに向けて行われました。しかし多くのゲームサイトは単にPS2版が発表されたと伝えました―それが何処でという説明なしに」

とのことです。日本以外のゲーマーにとっては良い(?)ニュースかもしれませんね。

任天堂はレバノンにゲーム業界を構築します

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/04/13736.html
The Daily Starのレバノン版にデジペンの創業者でNSTの会長も務めるClaude Comair氏が祖国のレバノンでゲーム産業を作ろうとしている事を紹介した記事が掲載されています。無茶苦茶な日本語になりましたが紹介します。デジペンやClaude Comair氏についてはこちらをどうぞ。


Nintendo to build a video game industry
Nintendo chairman comes home to tap into $10 billion market

「プロジェクト・ファン」について話すときClaude Comairの目は輝きます―――レバノンの若者達に「米国で最も輝くエンターテイメントの1つ(=ゲーム)」に挑戦する機会を与えるベンチャープロジェクト。

任天堂ソフトウェアテクノロジー(NST)の会長で世界で最初のビデオゲームの学校・デジペン工科大学の社長は、多くのハードルがあるにも関わらず祖国でマリオを駆け巡らせるという希望を持ち続けています。

彼は100億ドルのゲーム産業を作り上げる為に、地元の訓練を受けたエンジニア達に5年間の期間と300万ドルの予算を提供するという計画の為に動いています。

「私は本当に自分達の文化のゲームを作りたいと願っている。私には、自分達で作る技術や資源があるのに若者達が20000km彼方で作られた西洋のゲームや映画ばかりを遊んだり見たりしなくてはならないのが理解出来ません」

日本語が堪能なComairは先週、世界中を駆け巡る忙しいスケジュールから時間を取って、自らの若者達への賭けを投資家に説明する為にベイルートで行われたアラブ科学技術協会の主催するカンファレンスに出席しました。

既に「プロジェクト・ファン」は最初の活動として彼の母校であるUniversite Saint Espritに、ゲームの開発方法を教えるウェブベースのソフトを提供しました。

レバノンで作られた「プロジェクト・ファン」は米国の任天堂公式雑誌Nintendo Powerでも一年間特集が組まれました。また、50万人の読者の多くはこのプロジェクトに賛同し協力しています。

Comairは来年中に「プロジェクト・ファン」の3D対応バージョンをリリースし、メンバーを現在の30人から50人にまで増やす計画を持っています。それまでにチームは十分な性能を持った販売も可能な「プロジェクト・ファン」を開発し、更に初週に5000万ドルの売上を上げるようなゲームの開発を進めなければなりません。

市場調査会社NPDグループによれば米国のゲーム業界の売上は昨年100億ドルに達し、2004年第1四半期も18億ドルを記録しています。

非常に速い売上を見せた『ウェーブレース』や『1080』に関わった彼ですが、国への投資はナショナリズムと実用主義に動かされていると認めます。「誰も私を追い出せない場所で....レバノンでの投資は安全で、次の6〜10年間で莫大な利益をもたらす可能性がると強く信じています」

しかし彼のレバノンでの冒険は、不可解な電話会社からベイルートの危険な道路まで、決して順調ではありませんでした。彼は「レバノンで運転するのはビデオゲームよりよっぽど良い、ビデオゲームなら下手をしても死ぬ事は無い」と言いました。

また高速インターネットの「法外」な値段のお陰でレバノンの人たちは何百もの仕事を逃しました。彼はここに「プロジェクト・ファン」サポートセンターを設けるつもりでした。「一ヶ月に100,000ドルも払えば不可能ではありません」と彼は言いました。同じ接続は米国なら月に5,000ドルもかかりません。

世界でも最も高い通信コストに加えて、レバノンは最も著作権侵害が酷い地域でもあります。Comairは更にビデオゲームクリエイターが医者や建築家やエンジニアのような人気職業と同じくらい良いものだという説得をしなければなりませんでした。

またComairはレバノン人の給料が高過ぎると言う地元の財界人としばしば対立します。彼は会社の収入の75%が給料になっていると言います。「私は従業員に仕事を作る為に此処に居るのではありません。私は製品を作って利益を上げる為に居ます。私たちにとって人間の頭脳は安い労働力よりもよっぽど重要です」

Comairは環境の整備は殆ど終わりつつあり、後はレバノン政府や国民がビデオゲーム産業が利益を生む有益な産業だと気付き支援する必要性を感じるのを忍耐強く待つだけだ、と言います。「私は非常に忍耐強い人です。今、トンネルの先に僅かな光を見ています」

既に全世界の100を超えるパブリッシャーがNDSの開発機材を所有

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/06/13759.html
任天堂は既に全世界の100以上のパブリッシャー/デベロッパーがコードネーム「ニンテンドー・ディエス」の開発機材を所有していてゲームを開発する計画を立てていると発表しました。

「ニンテンドー・ディーエスは携帯技術を未知の領域に導きます。それはゲーム開発者とユーザーの両方にエネルギーを与えるでしょう。任天堂は再び未知の革新的な領域にゲームを導きます」とアタリ上級副社長のYves Blehaut氏はコメントしました。

現在までに世界で100以上の会社がニンテンドー・ディーエスの開発機材を所有しゲームを開発する計画を立てています。その会社にはTHQ、エレクトロニック・アーツ、アクティビジョン、アタリ、ユービーアイソフト、Majesco、カプコン、セガ、コナミ、ハドソン、ナムコ、バンダイ、コーエー、スクウェアエニックスが含まれます。

「ニンテンドー・ディーエスには何か本当に興奮させてゲーム開発をさせようと思わせるものがあります。それは非常に革新的で、これが任天堂の古典的な姿です」とEAのゼネラルマネージャーのNick Earl氏はコメントしています。

「多くのパブリッシャーが私たちと同様に非常にニンテンドー・ディーエスに想像力を掻き立てられているのを感じとても興奮しています。パブリッシャーの革新的な貢献は、私たちの業界リーダーとしての評判を一層強固にするでしょう」と任天堂オブアメリカ、セールス&マーケティング担当上級副社長のジョージ・ハリスン氏はコメントしました。

ニンテンドー・ディーエスは遂に5月12日からのE3で全貌が明らかになる予定です。

ニンテンドー・ディーエスは早ければ9月頃には発売される?

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/07/13780.html
欧州の業界紙・MCVは、ニンテンドー・ディーエスは欧州でクリスマスまでには店に置かれていて、早い地域では9月頃には発売されるだろう、という記事を掲載しています。同日に岩田氏のコメント記事も掲載しているので何か伝えられたのでしょうか。「MCVはこうだろうと信じる」という感じで書かれています。

またこちらは岩田氏のコメントで「NDSとGBASPは競合するものではない」というこれまで通りのコメントも同記事には掲載されています。

岩田氏が次世代機についてコメント

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/07/13779.html
任天堂の岩田聡社長が欧州の業界紙MCVにコメントを寄せています。

「私たちはターニングポイントに来ています。日本ではソフトウェアもハードウェアも売上は減少しています、またこれらはこれからも続くように見えます。米国や欧州でも私たちがただ複雑で時間の掛かるゲームばかりを提供していれば、こういう事態に陥るでしょう」

「過去と同じようにゲームを売り続ける事はもはや不可能です。任天堂は先例の無いインタラクティブエンターテイメントを作ろうとしています。それは単に新技術の登場に依存したものではありません」

「私たちはシリコンではなくソフトウェアが次世代を定義すると信じています。ハードウェアはどんどん進化していますが、ソフトウェアはその"箱"に関係なく革新を続けなければなりません」

アタリが業績発表、NDSは「強力にサポート」

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/07/13771.html
一昨年まではインフォグラムスと知られていた大手パブリッシャー・アタリは初めての通期の業績発表を行いました。『エンター・ザ・マトリックス』の記録的なヒットで始まった一年でしたが余り振るいませんでした。2004年度の売上高は前年度の5億3420万ドルに対して4億6890万ドル、純益は僅かに66万ドルでした。

3月31日で終わる2004年第1四半期の売上高は前年度の8470万ドルと比較して6640万ドル、内訳はパブリッシング部門が5100万ドル、ディストリビューション部門が1830万ドル、純損失は1730万ドルでした。この四半期で最も好調だったのはPC『アンリアルトーナメント2004』で40万本以上のヒットでした。

「2004年度は会社にとって進化の年でした。アタリの名前を冠して、会社史上最も売れた『エンター・ザ・マトリックス(全世界で500万本突破)』を発売し、2億ドル以上の資本の再構成を行いました」とアタリのCEOのBruno Bonnell氏は述べました。

この日の株式市場が終了した後、アタリはアナリスト向けのカンファレンスコールを開催しました。その中でBruno Bonnell氏はPSPに「同発タイトルを幾つか」用意している事を明らかにしました。更にニンテンドー・ディーエスも「強くサポートする」と明言しました。

アタリでは今年度は昨年度の75タイトルと比較して45タイトルと少数の精鋭タイトルで挑む方針であるそうです。その中には延期が続いている『Driver 3』や、「あと2タイトル分のライセンスがある」という『マトリックス』が含まれそうです。

アクティビジョンが業績発表、今年度内にはNDSタイトルも予定

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/07/13770.html
大手パブリッシャー・アクティビジョンは2004年3月31日までの2004年度の業績を発表しました。売上高は前年度比10%増の9億4770万ドル、純利益は前年度の6620万ドルに対して7770万ドルと好調でした。

3月31日で終わる2004年第1四半期については、売上高が前年度の1億2500万ドルに対して30%増の1億6290万ドル、純利益は前年度が800万ドルの損失であったのに対して670万ドルとなりました。

業績発表に合わせて行われたカンファレンスコールではニンテンドー・ディーエスとPSPのサポートも行っていく事が確認されました。今年度中に両ハードにゲームを発売する予定だそうですが、業績には影響しないだろうとのこと。

カンファレンスコールでは大手広告代理店のニールセンと提携してゲーム中の広告ビジネスを開始した事にも触れられました。将来的にはTV広告のような巨大な利益を上げる可能性があるとしつつも、今年度の業績に影響には寄与しないだろうという見解を明らかにしました。

アクティビジョンのタイトルの中で最も期待されるのは『Doom 3』ですがこれは第2四半期にPCとXboxで発売される予定が明らかにされました。この他2005年度の鍵になるタイトルとして『シュレック2』、『トゥルークライム(PC版)』、『スパイダーマン2』、『トニーホークプロスケーター アンダーグラウンド 2』、『コール・オブ・デューティ: ファイネスト・アワー』、『X-MEN: レジェンド』、『』が挙げられました。また子供向けの本「Lemony Snicket」を題材にしたゲームも発売する予定だそうです。

昨年発売されて大ヒットした『トニーホークプロスケーター アンダーグラウンド』の続編については開発が確認されただけで詳細などは明らかになりませんでした。

カンファレンスコールはCEOのBobby Kotick氏の「E3でまた会いましょう」という言葉で締められました。

NPDが米国の周辺機器売上についてのレポートを発表

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/10/13800.html
米調査機関のNPDグループは2003年の米国におけるゲーム周辺機器の売上についてのレポートを発表しました。それによれば2003年の周辺機器の売上は12億ドルで前年度と比較してほぼ横ばいでした。一方で2004年第1四半期では2億7800万ドルと前年同期と比べて10%の増加となりました。

2003年や2004年第1四半期で売上が顕著に増加したのはコントローラーで、通常のゲームパッド、ステアリングコントローラー、スティックコントローラー、その他の専用コントローラー、がそれぞれ22%、30%、27%、170%と大幅な伸びを見せました。

逆に売上の減少が激しかったのは振動フィードバックコントローラーやライト/拡大鏡(GBA向け?)でそれぞれ66%、58%のダウンとなりました。これについて同社アナリストのRichard Ow氏は「全く驚きではなく、それぞれの機能が標準で装備されるようになったため当然の結果」と説明しています。

ネットワークアダプタやモデムなどのインターネット系の機器は155%、107%の伸びを見せて2003年に最も販売が増加した周辺機器でした。Ow氏は「消費者やメーカーの両方にとって良い結果。ネットワーク関係はこれからも伸びが期待でき、新しいゲーム体験を提供できる可能性が増える」としています。

PS2やXBox向けのDVDリモコンの販売は引き続き減少しています。2002年には30%のダウンで2003年は18%のダウンです。同じく技術アナリストのRoss Rubin氏は「単独のプレイヤーを購入するほうが賢明だと分かった結果。ゲームハードを買う際にもう消費者はDVD再生機能を考慮に入れない」としました。

コーエーDS第1弾は『真・三國無双』に決定

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/10/13795.html
コーエーは10日、ニンテンドー・ディーエスに参入することを正式に発表しました。第1弾タイトルは人気シリーズ『真・三國無双』です。発売日や価格は未定です。

ゲームはシリーズ2作品がミリオンを達成した『真・三國無双』をベースにNDSの機能を活かし、従来のシリーズとは全く異なる新しい爽快感を実現する、とのこと。キャラクターやグラフィックやゲーム性も任天堂ハードのユーザーにマッチしたオリジナルのシステムになるそうです。

「ニンテンドー・ディーエス(仮称)市場においても、多くの革新的な機能を活かした新たなゲームの楽しみを提供するソフトを創造してまいりたいと考えております」とのこと、コーエーの今後に期待したいですね。

宮本氏は退職せず 噂はデマ

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/11/13819.html
先日、米国ゲーム情報サイトSpongに、任天堂の宮本茂専務が同社を退職するのではないかとの噂が掲載されましたが、任天堂は、宮本氏の退職の噂について、一切の誤情報であることを明らかにしました。
Nintendo of Europe曰く、「完璧な馬鹿げた言葉」だそうです。

ともあれ、退職されないようなので、一安心ですね。

コナミが映画「キング・アーサー」をゲーム化

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/11/13813.html
コナミの米国法人・コナミデジタルエンターテインメントとブエナビスタは映画「キング・アーサー」に基づいたゲームを開発する事で合意したと発表しました。ゲームキューブ、PS2、XBoxでそれぞれ発売予定で明日からのE3にも出展されます(GC版は任天堂ブースでも)。

「映画の初期フィルムを見てもこれが優れたアクションアドベンチャーに形を変えると確信できます。秋に発売されるゲームで、私たちは映画ファンとゲームファンの両方に銀幕を越える感動と興奮を提供するつもりです」とコナミのCOOのGeoff Mulligan氏は述べました。

『キング・アーサー』は映画の風景をそのままゲームに写しこみ、プレイヤーはアーサー、ラーンスロット、グィネヴィアなどのキャラクターを操作していくことになります。アーサー王の円卓の実際の騎士の歴史的な物語を進む壮大なアドベンチャーが展開されます。

Jerry Bruckheimer監督が手掛ける映画版は7月7日に全米公開予定で、これと同時期にゲームも発売される見込みです。

ハワード・リンカーン氏がNDSなどについてコメント

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/13/13874.html
元任天堂オブアメリカ会長で現在は大リーグ・シアトルマリナーズのCEOを務めるハワード・リンカーン氏のE3でのコメントがseattlepi.comに掲載されています。任天堂のプレスカンファレンス後に収録されたもののようです。

新しい携帯ゲーム機について
最初に私は彼らは最高の仕事をしたと思います。素晴らしい記者会見でした、そしてReggie (Fils-Aimeセールス&マーケティング担当上級副社長)は恐ろしい程の仕事をしました。ニンテンドー・ディーエスは豪華に見えます。沢山の機能ととても簡単に楽しめる沢山のもの――ワイヤレス通信、タッチパネル、2画面、1つは2Dもう1つは3D――を備えています。開発者が注目できる多くの焦点があり、それは単なるアドオンではなく、全く新しい製品、全く新しいカテゴリです。

任天堂製品の将来のコンソール市場での展望について
現在のゲームキューブの99取るというのはマジックな価格です。更にそれはマジックのままです。『ゼルダの伝説』や『スターフォックス』などの多くの素晴らしいゲームを持っています。

ゲーム業界の成長について
業界が拡大するのを見るのはとても楽しい。私たちが始めたとき記者会見は小さい部屋で十分でした。今そこには何千人の人が居ます。気分は良いものです。それは大きな産業で偉大な産業です。Reggieは私たちが殆ど初期から産業に居たといいました。また岩田は、今標準になっている多くのことは任天堂が始めたと言いました。そしてニンテンドー・ディーエスは単に次のもう1つのものです。

ハドソンがNDSに参入、第1弾は『ボンバーマン』

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/13/13874.html
ハドソンはニンテンドー・ディーエスに参入することを正式に発表しました。第1弾タイトルは『ボンバーマン』で、開催中のE3にてプレイアブルな状態で展示されています。発売日や価格は未定。この他にも幾つかのタイトルを開発中とのことです。

ニンテンドー・ディーエス向けに開発している『ボンバーマン』は2つの液晶画面、タッチスクリーンによる入力、音声認識機能、ワイヤレスコミュニケーションセットといハードの特長を活かした従来のシリーズとは異なる新しいゲーム性を実現できるだろう、とのこと。

「ボンバーマンシリーズ」はハドソンの代表的なアクションゲームで、1985年のファミリーコンピュータ用第1作から数えて40作品以上が発売されて国内での累計出荷数は1000万本を越えている人気シリーズです。

任天堂は昨年一年間で4,962,523の海賊版を摘発

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/13/13858.html
任天堂オブアメリカは昨年一年間で4,962,523の海賊版を世界で摘発した事を明らかにしました。また、中国が以前海賊版の製造の中心であるとしています。


任天堂オブアメリカの海賊版摘発チームは、世界に広がる海賊版から世界で最も有名なデベロッパーを防衛する為の専任のチームです。任天堂はサードパーティを含めた海賊版で7億2000万ドルもの損失を出していると推測します。

・世界の海賊版は毎年米国の娯楽業界に30億ドルの損失を与えます
・任天堂は30ヶ国以上で摘発に努力しており、過去数十年間、半導体会社や現地の政府と共同で数百万ドルに上る海賊版を摘発しました
・2003年には4,962,523の海賊版が摘発されましたが、これは前年の2,005,669の倍に上ります。404回を超える差し押さえが行われました。また不法に売買したおよそ54,800のサイトが閉鎖されました。
・任天堂が懸念する国は中国、パラグアイ、台湾、メキシコ、タイです
・中国は世界の海賊版の中心地を継続し、任天堂にとって最優先で取り組みべき国です

ニンテンドー・ディーエスの価格は199ドルに?

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/13/13853.html
昨日開催された任天堂のプレスカンファレンスではニンテンドー・ディーエスの価格に関する発表は行われませんでした。しかし米国の2つの大手ゲームショップ、EBGamesとGameStopはオンラインストアにてNDSの価格を199.99ドルと表記しています。また仮の発売日は11月29日としています。

ニンテンドー・ディーエスの価格については、150〜200ドル程度になるだろうというのが一般的な見方ですが、任天堂関係者の口からこれが示されたことはありません。プレスカンファレンスでは価格については今後発表するとのことでした。

199.99ドルとなると少々高めという印象を受けるかもしれません。正式な発表を待ちたいところですね。

NDSの液晶供給にやや不安あり?

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/15/13893.html
任天堂の岩田聡社長はE3の初日にロイターとのインタビューで、今年末に発売を予定しているニンテンドー・ディーエスの液晶供給についてやや不安を持っている事を明らかにしました。

「通常、2つの液晶を持った製品を計画して供給元に話をすると歓迎を持って迎えられるのでしょうが、今回彼らは"それは少し難問かもしれない"と言いました。もちろん私たちは最初に大きなロスをするつもりはありませんが、GBAのように最初に加速をつける事は出来ないかもしれません。しかしそれは直ぐに解消されるだろうと思います」

とのこと。最近は液晶の需要も増えていて、今年末頃にどのような状況になっているかは分かりませんが影響不足というのは考えられます。シャープとは良好な関係がありますが、、、。

Perrin Kaplan氏 インタビュー

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/16/13899.html

IGNによる、NOAの(IGN曰く「ジェダイマスター」の)Perrin Kaplan氏のインタビューの概要です。マリオ128や、シリコンナイツ、次世代機「Revolution」についての話題も出てきています。


・(DSとGBAをどのようにマーケティングするのかと言う問いに対し)GBAはすでにアメリカで2100万売れ、シリーズでは1億6800万うっている。SPも凄いスピードで売れているし、これからも売れるだろう。DSは違う製品。もっと携帯ゲーム機の世界は広がると思っていて、DSがそれを可能にしてくれるだろう。

・(年末発売と言うことだが、ちゃんとアピールする時間はあるのかと言う問いに対し)
本当に面白いものなら、すぐに伝わる。E3ショーフロアでは、ざわめきを得られた。少なくとも、反応を得ることが出来た。時間は問題にならないだろう。

・DSによってGBAの開発がなくなると言うことはないと思う。(両者は)似ている部分はあるが、明白な違いがある。

・DSは最終デザインに近い。

・(スタイラスがどこかにしまえると言うようなアイデアはあるのかと聞かれ)今のところはまだだが、近いうちにわかる。

・SPと同じぐらいDSのバッテリーは持つ。なぜソニーが(PSPのバッテの持続時間が)2〜10時間と言ったのかわからない。どう考えても、2時間と言う意味だとしか思えない。

・DSとPSPはまったく違った製品であり、これらを直接的に比べるのは意味をなさないと思う。

・802.11bワイヤレスはプレイヤーをインターネットへとつれて行ってくれ、つながることが出来るだろう。任天堂はオンラインをサポートしないと思われているようだが、そうではない。私たちは有益なビジネスをサポートするし、月額制には同意しない。これはワイヤレスであり、月額費用を払わなくとも大丈夫だ。

・スペースワールドがあるかはわからない。

・(シリコンナイツについて)彼らはよいチームだ。ただ、任天堂と彼らの優先事項が少し違っただけのことだ。それはビジネスでよくおこること。関係がなくなた訳ではない。セカンドと言う関係でなくなっただけのことだ。

・(マリオ128)について。宮本氏はさまざまなゲームで仕事をしていて、マリオ128もまだ開発しているが、発表する用意ができていないということだ。消えたわけではない。

・E3のゼルダに対する反応はよいものだった。(宮本氏が、『タクト』がファンの望んでいたものではないと悟ったから、新しい(リアルな)ゼルダを発表したのかと聞かれ)そうではない。『タクト』はすばらしいゲームだし、ミリオン売れた。彼はアーティストであり、ただ別のことをやろうと決めただけ。(別の、セルシェードゼルダを開発しているのかについては)言えない。

・(GCの周辺機器については)今年中にもっと明らかになる。

・次世代機の具体的時期は決まっていないが、競争はつづけるし、相手と同じころに発売する。

・(次世代機コードネームRevolutionについて。)DSでは、ゲームの新しい遊び方を見せられた。(Revolutionでも)DS並みにユニークなものを作りたい。

・(来年のE3はRevolutionのE3になるのかと聞かれ)そうなりそう。それが私たちのプラン。でも、だいぶ先だし、ビジネスは毎日変わっていくものだから、今の時点で約束は出来ない。

米国の4月売上が明らかに―GCのトップは『ポケモンコロシアム』

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/18/13916.html
米国の4月売上が明らかに―GCのトップは『ポケモンコロシアム』','','米国の調査期間・NPDグループが集計した2004年4月の米国米国の調査期間・NPDグループが集計した2004年4月の米国ゲームソフト売上ランキングが明らかになりました。ゲームキューブで一位を獲得したのは『ポケモンコロシアム』で、次いで『牧場物語ワンダフルライフ』です。国内でも人気でしたが海外でも同様のようです。GBAのトップは『ナムコミュージアム』でした。

ハードウェア
・GBA $28,203,318 292,570
・NGC $9,465,022 96,050
・PS2 $34,597,063 188,669
・XBX $45,719,021 297,351

GC

順位タイトル売上高売上本数
1POKEMON COLOSSEUM$7,644,942155,639
2HARVEST MOON:WONDRFUL$1,455,96536,508
3SUPER SMASH BRO MELEE$1,066,07735,924
4MARIO KART: DOUBLE$1,767,55435,587
5WARIOWARE INC: PARTY$1,036,33635,063
6SONIC HEROES$1,495,15830,032
7LUIGI'S MANSION$519,81826,928
8DISNEY'S FINDING NEMO$484,80025,529
9METAL GEAR:TWIN SNAKE$964,81724,299
10MVP BASEBALL 2004$1,100,35522,125
11SONIC MEGA COLLECTION$446,45121,825
12FINAL FANTASY CRYSTAL$1,062,73021,531
13SUPER MARIO SUNSHINE$583,27519,740
14MARIO PARTY 5$947,76419,239
15BOND 007: EVERYTHING$914,92518,794

GB

順位タイトル売上高売上本数
1NAMCO MUSEUM$735,27562,757
2POKEMON RUBY$1,812,23354,402
3MARIO BROS 3: MARIO 4$1,596,56053,235
4POKEMON SAPPHIRE$1,721,62451,576
5PAC-MAN COLLECTION$593,83450,448
6SCOOBY-DOO 2:MONSTERS$1,224,28042,549
7METROID ZERO MISSION$1,238,10741,483
8QUAD DESERT FURY$442,09638,391
9YU-GI-OH! TRNMNT 2004$1,312,66837,605
10MARIO & LUIGI SAGA$1,139,08537,546
11DONKEY KONG COUNTRY$772,55037,105
12FROGGER'S ADV: TEMPLE$426,64535,428
13TEENAGE MUTANT TURTLE$680,79435,421
14SPONGEBOB: BATTLE$919,67632,258
15PIRATES OF CARIBBEAN$541,53931,758

PS2

順位タイトル売上高売上本数
1FIGHT NIGHT 2004$19,331,310389,372
2NBA BALLERS$9,425,634236,080
3MVP BASEBALL 2004$7,927,068159,098
4RESIDENT EVIL: OUTBRK$7,461,225149,837
5HITMAN: CONTRACTS$4,085,44281,920
6MLB 2005$2,261,67157,068
7MX UNLEASHED$2,190,38955,193
8NEED SPEED: UNDERGRND$2,314,18046,900
9ONIMUSHA 3: DEMON$2,286,17945,903
10BOND 007: EVERYTHING$2,038,64441,699
11BACKYARD BASEBALL$1,144,53039,667
12CORVETTE$371,74336,971
13ALL STAR BASEBALL2005$1,414,60635,416
14FINAL FANTASY XI W/HD$3,358,31134,180
15NBA STREET VOL 2$677,56933,565

XBOX

順位タイトル売上高売上本数
1FIGHT NIGHT 2004$8,758,186176,313
2T. CLANCYS PANDORA$6,559,942133,608
3NBA BALLERS$3,897,39297,685
4HALO$2,313,00086,259
5HITMAN: CONTRACTS$3,306,25466,431
6MVP BASEBALL 2004$2,819,90856,669
7NINJA GAIDEN$2,466,66849,607
8ESPN MLB BASEBALL$1,520,99338,227
9YU-GI-OH! DAWN DESTNY$1,220,59230,595
10SW: KNIGHTS REPUBLIC$759,83726,074
11PROJECT GOTHAM 2$757,21326,052
12DISNEY'S FINDING NEMO$457,58924,196
13GRAND THEFT AUTO PACK$1,161,34924,179
14NBA STREET VOL 2$453,46423,587
15TOCA RACE DRIVER 2$687,15122,341

サミーとセガが経営統合、今年10月に持ち株会社設立へ

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/18/13914.html
セガとサミーは18日、今年10月に持ち株会社方式で経営統合すると発表しました。持ち株会社の名称は「セガサミーホールディングス」で、サミーの資金力とセガのソフト開発力を生かし双方の分野で競争力を高めるのが狙いだということです。持ち株会社の会長兼社長にはサミー社長でセガ会長の里見治氏が就任します。

当面の間は持ち株会社の傘下に事業会社としてサミーとセガを置き、2007年3月までに持ち株会社傘下の会社を事業分野別に再編するということです。

サミーは昨年12月にセガの親会社だったCSKからゼガ株式を買収、発行済みの22.4%を取得し筆頭株主になっています。

NDS、発売はクリスマス商戦、価格はGBASPよりは高めに?

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/18/13912.html
任天堂は17日に国内マスコミ向けにニンテンドー・ディーエスを京都本社で初公開したそうです。その際に広報室は「ソフトの販売を重視する方針なので、求めやすい価格にする。ゲームボーイアドバンスSP(1万2500円)よりは高くなると考えるのが普通だろう。発売はクリスマス商戦に合わせたい」と話したそうです。

これまでサイズなどは明らかにされてませんでしたが、閉じた状態で、縦約8センチ、幅約14センチ、厚さ約4センチだそうです。厚さはGBASPを閉じた状態よりも多少厚くなりそうです。

この日は『パックマン』と『メイドインワリオ』の2本が公開されたそうです。

野村氏が『KHCM』やNDSなどについてコメント

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/18/13915.html
『キンダムハーツ』などの開発者のスクウェア・エニックスの野村哲也氏は1UP.COMとのインタビューでGBA向け『キングダムハーツ チェインオブメモリーズ』の動画処理についての話や新型携帯ゲーム機、PSP、NDSに関するエピソードも話されています。

野村氏はGBA『キングダムハーツ チェインオブメモリーズ』のカードという要素について「ずっと以前からあったものだが、PS2『キングダムハーツ』は3Dだったので活かす事ができなかった。GBAの2Dではキーの要素になる」としています。前作とは違ったリアルタイムアクションが楽しめるそうです。

同タイトルに使用している動画処理技術については、AM3と共同で開発したもので、スクエニ側からも技術の提供を行っている事を明らかにしました。この技術はアドバンスムービーにも利用されています。

ニンテンドー・ディーエスとPSPに関しては「NDSとPSPの両方のプロトタイプを幾つか試して、非常に興味を持ちました」としています。しかし上司に話すと「これ以上プロジェクト抱えると死ぬよ!」と言われたとか。野村氏は現在5タイトルを抱えていて、大変な状況のようです。

アクティビジョンが映画「スパイダーマン」3作目の権利も獲得

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/20/13933.html
アクティビジョンは映画「スパイダーマン」3作目の権利も獲得したことを明らかにしました。既に1作目を基したゲームはゲームキューブなどで発売され、現在2作目を基にしたゲームも開発中で年内に発売される予定です。

映画「スパイダーマン」の3作目は既に年内に公開される予定になってますが、アクティビジョンのゲーム版の方は2007年に発売されるようで、機種などもどうなる事やら分かりません。

更に「40年間にも渡るコミック全てをベースとした」別の『スパイダーマン』も2005年には発売されるようです。2005年という事を考えるとNDSやPSPでも発売される可能性がありますが、詳細は明らかにはなってません。

1作目は国内ではカプコンから発売されました。

元NOEのPedro Saanudo氏がEAに移籍

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/20/13932.html

GameCube Europeによれば、元任天堂オブアメリカのダイレクト・マーケティング・マネージャーを務めていたPedro Saanudo氏がEAに移籍したそうです。役職はコンシューマー・リレーションシップ・マネージャー・コンサルティングです。

Pedro Saanudo氏はnintendo-europe.comの担当で、Stars CatalogueやNintendo VIPの開発を担当した人でもあるそうです。

特に移籍の理由などは明かされていません。まあ海外の企業だと良くある事です。最近の定番突っ込みで、GC-Europeはレジーの仕業じゃないかと言ってますが、さすがにそんな事は無いだろうと思います(レジーについては後ほど紹介記事(?)を載せます)。

任天堂にニューヒーロー誕生、その名もレジー!

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/20/13935.html
任天堂にニューヒーロー誕生、その名もReggie Fils-Aime、得意技はKick ASS!

任天堂のプレスカンファレンスが始まった5月12日午前3時30分(日本時間)、『メトロイド』・『スターフォックス』・『バイオハザード』etcと冒頭から注目作品の映像を惜し気もなく上映し、最後の「WE MAKE GAMES, THAT MAKE GAMES, WORTH PLAYING」という言葉で大歓声が響くの会場に降り立ったヒーロー、彼こそレジー。約50分間のカンファレンスは彼に支配されていた。

「My name is Reggie.I\'m about kicking ass,I\'m about taking names. And we\'re about making games.(俺の名前はレジー。凄くて、容赦ない奴だ。そして俺達はゲームを作ってる」

凄い迫力で『メトロイド』・『スターフォックス』・『バイオハザード』の3作を紹介した後は、他社を滅多切り。「皆が他社を見たプレスツアーの最後だったことは知ってる。1社――日本にあるライバルは娯楽なら何でもメモリーステックに収めればいいと思ってる。もう1社はOSを使ってくれれば何でもお構いなしの奴らだ。俺達は違う、コアゲーマーの為の会社だ。彼らとも違うしワーナーとも違う」

勢いはまだ続き、胸ポケットからDSを取り出して世界初公開の役目を岩田社長から奪い自信満々の表情。途中、ジョージハリスンや岩田社長、宮本さんも出てくるものの、最後もレジーが閉めて、宮本リンク以外の美味しい部分は全てレジーが持っていったのでした。

カンファレンス終了後からIGNやGamingAgeの掲示板にはレジーを称える数千の投稿があり、中には「彼こそIGNが言ってたMEGATONだったんだ!」というものもあったそうです。

Reggie Fils-Aimeは昨年12月1日から任天堂オブアメリカのセール&マーケティング担当上級副社長として北米での販売を担当している役員です。これまでにProcter & Gamble、Panda Management、Pizza Hut、 Guinness Import、Derby Cycle Corp、VH1などでマーケティングを担当し、広告の業界紙Advertising Ageで「マーケティングの100人」にも選ばれたプロ中のプロ。911テロ支援の為に開かれたコンサートでもマーケティングプランを策定し3500万ドルを集めました。

アメリカ GCソフト売り上げベスト35

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/21/13955.html
teamxboxの掲示板による、アメリカの据え置き機ソフト売上トップ250のデータから、GCソフト35本を抜き出してみました。トップの方は、『スマデラ』『マリオカート』『マリオサンシャイン』『タクト』という風に、日本と似た感じになっているのが見て取れます。

ちなみに、全ハードあわせての売り上げトップは、PS2『グランセフトオート:VICECITY』で5,973,585本でした。

ハードベスト250内タイトル数本数合計割合
PS2164タイトル138,506,998本72.82%
Xbox51タイトル28,393,790本14.93%
GC35 タイトル23,310,604本12.26%
GC順位全ハード順位タイトル売上本数
17大乱闘スマッシュブラザーズDX2,239,166
220マリオカートダブルダッシュ!!1,549,210
323スーパーマリオサンシャイン1,490,891
424ゼルダの伝説:風のタクト1,458,786
530ルイージマンション1,358,181
644メトロイドプライム1,114,262
758マリオパーティー4934,295
865ソニックアドベンチャー2875,776
969ローグスコードロン2840,977
1082スターフォックスアドベンチャー740,155
1190どうぶつの森684,888
1293マリオパーティー5669,505
1399ピクミン633,062
14117ソウルキャリバー2546,141
15118スパイダーマン540,907
16128トニーホークプロスケーター3509,842
17132ポケモンコロシアム498,242
18140スーパーモンキーボール476,516
19149バイオハザード460,325
20166007:アンダーファイア409,332
21170ソニックメガコレクション405,589
22173バイオハザード0398,981
23175ゴジラ大乱闘393,064
24182007:ナイトファイア387,508
25186ハリーポッターと秘密の部屋378,345
26194マッデン2002367,053
27197ソニックヒーローズ364,152
28210スーパーモンキーボール2340,487
29221ローグスコードロン3328,965
30222SSXトリッキー328,862
31224FFクリスタルクロニクル326,354
32226SPYRO:ENTER DRAGONFLY323,559
33230ウェーブレースブルーストーム321,943
34232マリオゴルフファミリーツアー317,708
35248遊戯王ファルスバウンドキングダム297,575

『セカンドサイト』は9月に向けて開発中、DSにも興味アリ

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/21/13953.html
『セカンドサイト』や『タイムスプリッターズ: フューチャー・パーフェクト』を開発中の英国の開発スタジオ、フリー・ラディカル・デザインはGameCube Europeに対して『セカンドサイト』は2004年9月の発売に向けて開発を進めている事を明らかにしました。

ニンテンドー・ディーエスに関しても、非常に興味を持っている事を表明しています。ただし現時点では携帯ゲーム機向けに開発する予定は無いそうです。開発費用が抑制されること、DSの備えるタッチスクリーンは面白そうだ、と感じているそうです。

『セカンドサイト』はIGNにてE3の際のムービーを見る事が出来ます。こちらからどうぞ。WMV形式です。

スクウェア・エニックス、DSに未公開タイトルも数本企画中

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/21/13954.html
スクウェア・エニックスは2004年3月期決算説明会を開催しました。2004年3月期決算は売上高632億200万円、営業利益193億9800万円、経常利益182億4800万円、純利益109億9300万円となりました。

その席で同社の和田社長は、ニンテンドー・ディーエスについて従来とは全く違う仕掛けがあるハードと評価した上で、同発タイトルを用意したいとの意思を表明しました。また、「発表しているソフト以外にも、数タイトルの企画を始めようと思っています」と話したそうです。

スクウェア・エニックスは既に『半熟英雄』、『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル シリーズ』、『ドラゴンクエストモンスターズ シリーズ』を発表しており、『半熟英雄』はE3でプレイアブルでした。続報に期待したいです。

役員人事ではエニックス創業者で代表取締役会長を務めていた福嶋康博氏が退任し名誉相談役に、河津秋敏氏が取締役に昇格する事が発表されました。

アイドスにEA、アクティビジョン、UBIが触手?

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/21/13949.html
『ララクラフト』で有名なアイドス・インタラクティブは近年業績が芳しくありません。直ぐ先日にはきっかけはシンガポールの先物会社・フィリップGNIが先日アイドスの株式720万を取得して5%の株式を所有する株主になったと報じられました。

ゲーム業界もこの英国の会社に触手を伸ばしています。エレクトロニック・アーツやアクティビジョンは3億2500万ポンド(約650億円)の株式公開買付けを行う可能性を検討しています。更にユービーアイソフトも興味を示しています。

突然アイドスへの出資が騒がれるようになったのは、アイドスが少し前に獲得したデンマークのデベロッパー・IO Interactiveの魅力です。IO Interactiveは300万本以上のセールスを記録した『ヒットマン2』の開発元です。

IO Interactiveの買収にも意欲を見せたエレクトロニック・アーツが本命候補だと言われています。

岩田聡社長インタビュー/DS・次世代機・宮本氏の役割など

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/21/13941.html
Kikizo Gamesに任天堂社長の岩田聡氏へのインタビューが掲載されています。E3の会場で収録されたようです。通訳が入ってるので日本語では聞き取り辛いのですが、映像も公開されています。

1つ前の記事でお伝えした宮本氏の担当変更については「開発での責任の担当に変更があった。宮本氏だけでなく私自身も。今宮本氏に望むのはファーストパーティタイトルの開発に集中することです。特定のDSやGBAのゲームだけでなく社内の全てのゲームに関与して欲しい。外部のコラボレーションタイトルに関しては新しい部課を作り、それは私が直接指揮するようにしました」とのこと。

この他インタビューの概要

・DS向けに開発しているゲームは内作、サード共に沢山ある。でもE3に出展するのは能力や可能性を見せるゲームに絞った
・同発タイトルはまだ決定してない
・DSが欧州で年内発売できない事は素直に謝りたい
・遅れはGCの時よりは短くなると思う(日本9/14 米11/18 欧翌5/3)
・でも必ずしも欧州が何でも最後という訳ではなくて『メトロイドプライム2』は年内に発売される(日本は来年らしい...)。
・欧州のメーカーとは弱かった、今後は関係強化する努力をしていく(アドバンスウォーズやマリオピンボールは英国の会社)
・PSPはDSとは競合しない
・(次世代機について)「今はDS同様の革新をもたらしたい」としか言えない
・他社に遅れない事が唯一のポイントではない。特に他社が性能だけに拘るならば、革命的な変化を用意しなければ駄目
・山内氏は重要な事がある場合のみ取締役会では発言するが普段の業務に関しては何も言わない
・代表取締役でつくる経営会議に参加したことは一度もない

宮本氏がゲーム開発に集中できる環境に

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/21/13940.html
Computer And VideoGamesは岩田社長がサードパーティとの関係に関する事項の担当を宮本氏から引き継いだと伝えました。

岩田社長は非公式な場で、宮本氏がゲーム開発の監督とサードパーティ関係の両方を担当しなければならなかった為に本来のゲーム開発に集中する環境を整えられなかったと認めたそうです。

「何でも屋」の名前から離れる事になった宮本氏ですが、任天堂オブアメリカの担当者はE3で出展されたNDSタイトルの「70〜80%」は宮本氏が関与していると話したそうで、既に効果は現れてきているようです。

同様の話は別の場所でも見たので信用できると思います。

ゲーム産業は「イノベーションの危機」―任天堂岩田聡社長

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/22/13960.html
任天堂の岩田聡社長はCNN MONEYに対してビデオゲーム産業は「イノベーションの危機」にあると述べました。このコメントは新しいニンテンドー・ディーエスがゲームで新鮮さを提供するのに強く寄与することを確信する事の裏返しでもあります。

岩田氏は更に「我々が過去に行ってきたことをこれからも繰り返せば、人々はゲームに飽きてしまうだろう」と述べました。一方で「娯楽において人々は保守的な傾向を示すのが常で、我々は両方(保守的なユーザーと新しいものを求めるユーザー)を満足させていかなくてはならない」とも話しました。

また、米国や欧州の市場が拡大している一方で日本に関しては「縮小」しているとの認識を示しました。同様な話はCVGで小島氏もしていました。岩田氏は一方で米国や欧州も現状に満足すべきではない、との見解を示しています。

NDSとPSPは欧州では同時に発売される?

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/22/13956.html
MCVはニンテンドー・ディーエスとPSPが欧州では同時に発売されることになるのではないか、と報じています。任天堂とソニーは共に3月18日(金)に狙いを定めているようです。これはイースターで販売が好調になる時期を前に発売しておきたいという意図があるようです。

しかしながら、価格のほうは似たような値段にはならないようで、MCVはPSPがアップルのiPodに近い249ポンド(約5万円)程度になるだろうと予測しているそうです。一方でNDSの方は199ポンド(約4万円)よりできるだけ安い価格にしようとしている、と伝えています。

249ポンド、199ポンドじゃ少し高すぎるような気もしますが。恐らくこんなに高くはならないでしょう。

宮本茂氏がスミソニアン国立自然史博物館で講演

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/23/13961.html
少し前にお伝えしたように、宮本氏がスミソニアン国立自然史博物館にて講演を行いました。「Games People Play」の講演者として、アイドスの技術部長のDoug Church、マジックザギャザリングの作者のRichard Garfield、司会としてコンビア大学でゲームデザインを教えるBernard Yee教授がと共に参加しました。

他のメンバーはスミソニアンの教育プログラムを支援しに来たのですが、会場の人々は宮本氏を見る為に居ました。スミソニアンの職員のCarol Bogashが他の講演者を紹介すると丁寧な拍手が送られました。しかし宮本氏の段になるとそれは雄叫びというか絶叫とも言うべき程の歓声が上がりました。

宮本氏は最初英語で、直ぐに日本語で通訳を伴って講演を行いました。「僕は元々インダストリアル・デザインをやるために任天堂に入社しました。新しいルービックキューブを作りたいと思ってました。特にコンピューターが好きというわけではないので、ゲームを作る事を想像したことはありませんでした」と最初に述べました。

宮本氏はインダストリアル・デザインはゲームデザインにつながったが、結局の所は運だったと言いました。宮本氏はパズルの玩具を作っていたのでゲームを作る事になってから最も重点を置いたのは相互性だったそうです。ゲームデザインをする際はコントローラーを持って、ユーザーはこれをどのように使いたいと思うだろうかと考えるそうです。

今の最も大きな関心事の1つはゲームを遊ぶ人とそうでない人の壁が段々と大きくなっている事だそうです。「10年前は誰もがゲームを遊んでいたのに、最近は複雑過ぎると感じる人が多くなった」と言います。「音楽や漫画のように新しいメディアに抵抗を覚える人が出るのは当然だが、ゲームの場合は20年も経っていながら、それが変わらない」。

宮本氏はこの事を何年間も考えていてシンプルなコントローラーが解決の道だと言います。「みんな一度コントローラーを持ってゲームを遊んでみて欲しい。しかし多くの人がゲームは複雑過ぎると感じます。だからN64ではLRボタンやアナログスティックで単純化しようとしました」

シンプルに戻るという努力の中で宮本氏はニンテンドー・ディーエスに焦点を置いています。最も好みのゲームはナムコの『Pac-Pix』だそうです。スタイラスでパックマンを描いて、それが画面上を動き回って敵キャラを食べます。プレイヤーは壁を描いてパックマンの方向を変えさせます。「ムービーもストーリーもありません。しかしとても単純でとても面白い」

宮本氏は多くのDSタイトルに関わっていて、あまり多くの詳細は明らかにしませんでしたが、E3で展示された潜水艦のデモに関わった事を述べました。宮本氏はシンプルなゲームを楽しんで作っていて、それは簡単な開発が可能なのと同時に、多くの開発者が熱中している派手なグラフィック、豪華なムービー、壮大なストーリーという傾向を破る事が出来ると思う、と言いました。

最後にE3で公開した『ゼルダの伝説』の映像を見せて講演は終了しました。既出の映像ながらも出席者の殆どが立ち上がり大歓声だったそうです。

マイクロソフトがニンテンドー・ディーエス向けタイトルを開発

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/24/13970.html
日経BPによると、マイクロソフトは任天堂の新型携帯ゲーム機『ニンテンドー・ディーエス』向けタイトルを同社の制作子会社の1つに開発させるそうです。マイクロソフトは携帯ゲーム機を発売する計画は無く、DSに肩入れすることでソニーに対抗する意図があるようです。

以前、レア社がニンテンドー・ディーエス用タイトル2つを開発しているとお伝えしましたが、この制作子会社というのはレアの事だと思われます。

「EAが今ある倍のDS開発機材を要請した」?―Play Magazine

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/24/13968.html
米国の総合ゲーム雑誌Play Magazineの2004年7月号の噂コーナー「Bits & Rumors」に「EAが今ある倍の数のDS開発機材を要請した」と書かれていたそうです。噂コーナーですから真相は定かではありませんが、本当であれば嬉しいニュースですね。

"Electonic Arts appears to be getting behind the Nintendo DS in a big way. The company recently requested to double their number of DS dev systems."

エレクトロニック・アーツは既に『ニード・フォー・スピード』をニンテンドー・ディーエス向けに開発している事を公表しています。

コーエーが北米でもDS向け『真・三國無双』を発表

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/24/13967.html
コーエーは北米でもニンテンドー・ディーエスとPSP向けに『真・三國無双』をベースとしたゲームを発売する事を明らかにしました。

「コーエーは常にユーザーの要望を反映する新鮮で刺激的なゲームを新機種向けに開発する機会を検討しています。私たちは両プラットフォームの特長を生かしたゲームを作るつもりです」とコーエーの小松清志社長はコメントしています。

ニンテンドー・ディーエス向けの『真・三國無双』はハードの特性を生かしたこれまでとは全く違う戦略アクションで、PSPのそれはハードの技術を使った3Dのものになるようです。詳細は追って発表するとの事です。

『Halo』がゲームボーイアドバンスに登場?

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/24/13969.html
最新号のElectronic Gaming Monthlyの噂記事に『Halo』がゲームボーイアドバンスに登場するのではないかと記載されていたそうです。『Halo』はバンジーが開発するXbox向けの人気FPSで、『2』は今年のE3に出展されて大好評を得ました。

Xbox版はマイクロソフトから発売されている作品ですが、レアの作品がゲームボーイアドバンスで発売される所を見ると、別のパブリッシャーを立てて発売するというのは可能性としては有り得ます。

最新のEGMに掲載されたレビューは以下の通り。

ゲームキューブ
・ゼルダの伝説〜4つの剣+(任天堂): 8,5 / 9,0 / 8,0

ゲームボーイアドバンス
・シャイニングフォース(アトラス): 8,0 / 8,0 / 7,5
・マリオゴルフGBAツアー(任天堂): - 9,0 / 8,5 / 8,5
・マリオVSドンキーコング(任天堂): 7,0 / 7,5 / 7,5

「うちの発表はもう少し我慢して」―ブラウニーブラウン

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/25/13982.html
昨年夏に発売された『新約聖剣伝説』以降動きが見えないブラウニーブラウンですが、公式サイトでこんな気になるコメントが掲載されています。ニンテンドー・ディーエスと関係あるのかは分かりませんが、何か進めているのは確かのようです。楽しみです。

NintendoDSとうとう発表されましたね!みなさんはもう見ましたかー?
画面が2つですよ、2つ!そしてなんと下の画面はタッチセンサーパネルですよ。
タッチセンサーパネルってのは銀行とかでお金をおろす時にTV画面に直接触れるとお金をおろせるあれですよ。
って事はこれからはDSを持っていれば家にいながらお金がおろせる、、、すげぇ!
すげぇーっ!
ソフトのラインナップもかなりの数が揃っていましたね。残念なことにブラブラのタイトルはありませんでしたけど〜・・・うちの発表はもう少し我慢して待ってて下さいね〜。

マイクロソフトがレアがDS向けに開発している事を否定

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/25/13980.html
マイクロソフトはマイクロソフト・ゲーム・スタジオの子会社のレアがニンテンドー・ディーエス向けにゲームを開発しているという噂を否定しました。

「全ての資源をWindowsとXBox向けの開発に注いでいて、現時点ではDSをサポートする予定はありません」とマイクロソフトはコメントしました。

レアはマイクロソフトに買収された2002年以降もTHQとの契約でGBA向けに数タイトルを開発してきました。ですから、ニンテンドー・ディーエス向けに開発を行ったとしても特段驚く話ではありません。レア以外にもマイクロソフト・ゲーム・スタジオのライセンスタイトルはGBAで幾つか発売されています。

今回の話はE3にて任天堂時代からレアとの窓口になっていたKen Lobb氏がGCAに対して「DS向けに2タイトル開発している」と述べた所から始まりました。

昨日は日経もマイクロソフトがニンテンドー・ディーエス向けにゲームを開発する、と伝えています。発売するにしても何処かのパブリッシャー(例えばTHQ)を通す形になるだろうと思われるので公式発表があるまで何も話せないという理解が正しいのではないでしょうか。今後の情報を見守りたいと思います。

小型液晶不足は任天堂、ソニーにとって深刻?

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/25/13979.html
ロイター通信は任天堂とソニーが新型携帯ゲーム機に必要な小型液晶の供給を十分に受けられない可能性があるとレポートしました。携帯電話やデジタルカメラの販売拡大で小型の液晶の需要が伸びており増産も間に合わないだろうと予測されるからです。ニンテンドー・ディーエスは3インチの液晶を2枚、PSPは4.3インチの液晶を利用します。

「2画面の製品を考え始めたときに液晶画面の供給が厳しくなるとは予測してなかった」と任天堂の岩田聡社長は話しています。GBAなどの主な液晶供給元のシャープは小型液晶の増産を計画していますが、今年度中には見込めません。

ソニーは自社で生産しようと計画しているそうですが、アナリストは「作れない可能性は高い」と指摘しています。ソニーは3月31日までに300万台のPSPを出荷する計画です。

宮本氏・杉野氏、ニンテンドー・ディーエスインタビュー

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/26/13992.html
GameSpyに任天堂の宮本茂氏と開発技術部デザイン担当の杉野憲一氏へのインタビューが掲載されています。ニンテンドー・ディーエスのデザインの話などDSに関する話が展開されています。杉野氏はGBAのデザインを担当した方でもあり、元開発一部で横井氏の下で働いていた事もあるそうです。GBの『バルーンキッズ』や『ワリオランド』の開発にも携わったそうです。時々横井氏のお墓にお参りもしてるそうです。

――PSPに関して

(杉野)DSとPSPは全く違う生き物だと思います。実際に2つは異なるカテゴリの製品です。PSPは今までのゲームをより強力なパワーで遊べるハードで、DSは新しいスタイルのゲームプレイを実現し、新しいスタイルの先の領域のゲームを提供するものです。

――ニンテンドー・ディーエスの設計に関して

(宮本)考えや要求を全部言ったので苦痛だったかもしれない。私たちはDSの初期の段階から共に設計を進めて、特にゲームプレイに関する部分には口を出しました。2つの画面の位置は最もゲームプレイにとって良い様に調節しました。ボタンの配置がどんな影響を与えるかについても考えました。

――タッチスクリーンに関して

(杉野)期待した以上に幅広い使い方をショウで見れて驚いています。この初期にこれだけのものを見れるのであれば、時間が経てばもっと多くのアイデアを見れると思います。

(宮本)周辺機器を作るとき、単に幾つかのゲームがそれを使用しただけでは開発チームは喜ばないでしょう。タッチスクリーンのアイデアが出たとき、どれだけ使われるか、どんな利点がもたらされるか、の2つを考えました。ショウでこれだけ色々な使い方を見れのは、未だ出てないどんなアイデアがあるか知るための良いサインです。

――ソニックのデモを見て(タッチスクリーンを激しくこする)

(杉野)最初見たときはちょっと驚いて心配になりました。でもこの種類のゲームは全然問題ないという事が分かりました。

――次のハードの開発をスタートしているのか

(杉野)1つのハードを終えたら次のハード、というのではなく、常に新しいアイデアや技術に取り組んでいます。例えばDSです。私たちはタッチパネル技術を長い間研究していました。別の所ではワイヤレス通信らついて取り組んでいました。こうした技術を研究する際に念頭に置いているのはどんな風にこれまでとは違うゲームに結び付けられるかという事です。そして沢山行われている研究の中から新しいハードに最適な物を検討するのです。

――マリオの次回作はDSで?

(宮本)多分DSになります。既に『マリオ64x4』を見たと思いますし、別のマリオもあります。それが恐らく次のマリオになると思います。

――マリオ128について

(宮本)海の下を行く潜水艦のように秘密裏に進んでいます。ゲームを開発する時は、様々なハードで様々な体験を提供するアイデアを試行錯誤します。ゲームキューブで挑戦したアイデアも沢山ありますし、DSでもそうです。また、これら以外にも沢山あります。現時点でそれがどのハードで発売されるか私には分かりません。それを決定するのは非常に難しい。唯一のディレクターは私で、アイデアを試してくれるプログラマーが居ます。その結果を見たなら、最終的な決断を下すことになります。

任天堂製品偽造の台湾企業に有罪判決

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/26/13987.html
台湾の板橋地方裁判所は台湾企業・Yudian Companyに対してゲームボーイの海賊版カートリッジを作成したとして有罪判決を下しました。代表者には6年、6人の従業員が懲役3年の刑を言い渡されました。

法務省検察局台北事務所は2001年5月21日にYudianを捜索しており、これが今回の裁判につながりました。YudianはChen-chi KuoとHwei-chu Chenが所有する会社で数年間に渡って任天堂製品を偽造していたと疑われていました。その際に150万個の偽造品が押収されましたが、それらは世界中に輸出される予定のものでした。

「Chen-chi Kuo、Hwei-chu Chen、そのてその会社は何百万本もの任天堂製品を偽造し世界で販売しました。この判決は同様のケースを防止する事に繋がるでしょう。私たちはこの重大な事件を終結させた台湾の政府と司法の努力を賞賛します」と任天堂オブアメリカの海賊版対策のマネージャー・Jean Linは述べました。

世界中に広がる海賊版での米国企業の損失は30億ドル以上に登ると推測され、任天堂は2003年にライセンシーを含めて7億2000万ドルの損失がありました。

Big Benが『フューチャー・タクティクス』の欧州販売権を獲得

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/26/13986.html
米国ではJoWoodプロダクションズから発売されるクレイブの『フューチャー・タクティクス: ザ・アップライジング』ですが、欧州ではBig Benインタラクティブから発売される事が決定しました。発売は2004年9月でゲームキューブ、PS2、Xboxでリリースされます。

ゲームはアクションの要素をふんだんに盛り込んだターン制のストラテジーRPGです。1人用のストーリーモードと2人用のバトルモードが用意されています。舞台はそう遠くない未来、宇宙的な種の競争に敗れた地球人類が最後の希望を若い少年に託す、というストーリーです。

英国で「任天堂」がブランド調査でトップ10入り

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/27/14001.html
英国のでマーケティングエージェンシー・ユーロRSCGは英国のブランドランキングを発表しました。10位以内には「任天堂」や「プレイステーション」や「セガ」などがランクインしたそうです。調査は2000人からの聞き取りで行われ、どのブランドが評価を高めたか、または下げたかを総合的に評価しました。

今最も評価を上げているのは「イーベイ」・「アマゾン」・「グーグル」といったオンライン関係のブランドだそうです。「アマゾン」はランキングでも4位にランクインしました。逆に評価を下げているのは「英国郵政」や「英国航空」だったそうです。

ゲーム関係では「プレイステーション」が6位にランクイン。順位は不明ですが「任天堂」と「セガ」も10位にランクインしました。この他「BT」・「アメリカン航空」・「Avon Products」などがランクインしています。

EAの最高経営責任者がDSと次世代機についてコメント

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/27/14000.html

gameindustry.bizとのインタビューで、エレクトロニック・アーツの最高経営責任者ラリー・プロブストはニンテンドー・ディーエスに関する見解や、任天堂が据え置き機から撤退しない事を望む、という考えを明らかにしました。

プロブスト氏はDSとPSPについて、DSは18歳以下、PSPは18歳以上のユーザーが中心になるだろうと述べました。「少なくとも初期はPSPの方が価格が高く、DSとは逆のゲームが登場するだろう」として、EAとしてはPSPの方が利益をもたらすだろうとしましたが、DSもサポートする計画だと言いました。

据え置き機に関しては任天堂が撤退しない事が望ましいとの見解を示しました。「我々は任天堂が次世代据え置き機をマーケットに投入し成功する事を強く望みます。私はそれが業界にとっても良いことだと思います」

プロブスト氏は一方で任天堂は次世代機の手の内を見せてない唯一の会社であるとしました。「言えるのは我々が任天堂が計画している何かよりもPS3やXBox2の技術に多く触れているという事です。しかしそれらの準備が出来れば我々は同様に取り組むでしょう」

ワーナーが出来の悪いゲームを作るライセンシーには制裁を検討?

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/27/13999.html
ワーナーブロスの娯楽部門の代表Jason Hall氏は出来の悪いゲームを作ったライセンシーに対してロイヤリティの面で制裁を加える事を検討していると明らかにしました。計画では70点以下の評価しか得られないゲームが対象になるようです。

Hall氏は「出来の悪いゲームを作るライセンシーから重要な資産を守る為」とこの計画について説明しています。同氏は評価方法は複数のメディアの評価を集めて表示するGameRankings(ゲーム)やMetaCritic(映画)のようなシステムを使う事を示唆しました。

「ゲーム業界は映画スタジオから素材を持って行っては駄目なゲームを作り続けてきた。ワーナーに関して、そういう日々は終わりました。リップサービスではなく、そういう駄目なゲームはもう終わりです」とHall氏は述べています。

この計画に対してアタリのBruno Bonnell代表は「ゲーム業界への侮辱だ。彼らはジョークを言ってるのか?」と反発しています。この計画は出来が悪いにも関わらず400万本売れたと評判のアタリの『エンター・ザ・マトリックス』を対象としたものという事は明らかです。

「セールスとクオリティが一致していない」Hall氏は言います。これは多くの業界関係者が最も聞きたくない言葉でしょう。

もちろん客観的な評価が出せるかという問題もありますが、良からぬ風潮に1つ釘を刺す結果になれば良いのではないかと思います。

欧州委、ポケモン関連商品の並行輸入妨害で米社に制裁金

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/27/13995.html
欧州連合(EU)欧州委員会は、「ポケットモンスター」のキャラクターを題材にしたカードやステッカーなどの関連グッズを取り扱う米トップス社が、EU域内での並行輸入を妨害して価格を不当につり上げEU競争法に違反したとして、制裁金159万ユーロ(約2億1500万円)を科しました。

トップス社は任天堂からライセンスを得てポケモン関連商品を販売していますが、割安のポケモン商品がEU域内に出回るのを防ぐため、販売業者に並行輸入を監視させ、これに従わなければ商品供給を止めるなどしていたということです。

「トップス社の妨害行為で子どもたちは結果的に高いポケモン商品を買わされた」と欧州委は指摘しています。

GC後継機は来年のE3で、DSは年度内に350万台販売計画

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/27/13994.html

任天堂は決算発表説明会を開催し、その中で森専務は「ゲームキューブの後継機種を来春開催のE3で発表したい」と述べました。

ニンテンドー・ディーエスに関しては2004年度内に350万台の販売を計画していて、ソフトは1500万台を計画しているそうです。

2004年度各ハード・ソフト販売計画

機種ハード(2003度実績)ソフト(2003度実績)
ニンテンドー・ディーエス(仮称)350万台1500万本
ニンテンドー・ゲームキューブ450万台(502万台)4500万本(4737万本)
ゲームボーイアドバンス(SP含む)1400万台(1505万台)7000万本(7489万本)

任天堂が平成16年度3月期決算を発表、経常利益501億円

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/27/13993.html
任天堂は平成16年度3月期連結/単独決算を発表しました。売上高5148億0500万円、営業利益1076億8300万円、経常利益501億4000万円、純利益331億9400万円で売上高は微増でしたが、為替差損などで経常利益は前期の約半分となりました。

ゲームで好調だったのは『スーパーマリオアドバンス4』や『スーパードンキーコング』で何れも全世界で100万本を突破しました。また『ポケットモンスタールビー/サファイア』も引き続き好調で期中に600万本を販売しました。ゲームキューブも下半期は好調でした。

GBAハード販売実績は1759万台(うちSPは1505万台)で累計5140万台となりました。ソフトは7489万本でした。GCハードは502万台で累計1457万台に、国内では346万台となりました。ソフトは4737万本でした。

今期は年内にニンテンドー・ディーエスの発売、昨年10月に始めたクラブニンテンドーの販促面での活用を行っていくとのこと。業績予測は売上高5300億円、経常利益1100億円、純利益700億円を見込んでいます(想定レート 1ドル=105円、1ユーロ=127円)。

人事では、常務取締役開発技術本部長の永井信夫氏が代表取締役専務取締役開発技術本部長に昇格、取締役営業統括本部の飯島彰氏が退任し顧問に、営業本部東京支店管理部部長代理の植田実氏が常勤監査役に、常勤監査役の小島崇愛氏が退任します。全て6月29日付けの異動となります。

シリコンナイツは未だ関連会社に入ってました。

次世代機向け『ニード・フォー・スピード』開発中

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/28/14009.html
『ニード・フォー・スピード アンダーグラウンド2』のプロデューサーのChuck Osieja氏はCVGとのインタビューで次世代機向けの『ニード・フォー・スピード』の開発を進めている事を明らかにしました。「我々が作ってる物が人々がレースゲームを見る目を変えるだろう」

Osieja氏は詳細は言えないとしながらも「次世代機で1つの車を描くのに3万ポリゴンを使ったとしても、今できる1万ポリゴンの車とどれほどの違いがあるだろうか?」として革新はグラフィック以外の部分であることを示唆しました。

『ニード・フォー・スピード』はニンテンドー・ディーエスやPSP向けにも開発されています。こちらもどんなゲームになるか楽しみですね。

『ポケモンコロシアム』で英国GC売上が80パーセントもアップ!

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/28/14008.html
英国任天堂は5月14日に発売した『ポケモンコロシアム』の効果でゲームキューブ本体売上が80パーセントも押し上げられた事を発表しました。これで英国でのゲームキューブシェアは倍になったそうです。

『ポケモンコロシアム』は通常版の他にゲームキューブ本体、メモリーカード251、GBAケーブル、『ポケモンボックス』を同梱した特別バージョンも発売されました。発売前から各紙で非常に高い評価を受けていました。

Disney's Big Time(5/21号)
「ポケモンファンならチェックすべき、マストアイテム」

Total DVD(5月号)
「GCの素晴らしい3Dアクションアドベンチャー...ポケモンを育てて捕まえ戦わせる、今までには無かったもの」

Games Master(5月号)
「3Dで遊ぶ事がどれだけ新しいでしょうか!めったにない楽しさを持つポケモンワールドです。完璧にオススメできます」

NGC(2月号)
「『ポケモンコロシアム』はこれ以上ない面白さです。これより夢中にさせるゲームを見つけるのは難しいでしょう」

テクモ板垣氏がNDS向けの新作についてのヒント?

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/28/14007.html
米国のテレビチャンネルG4の「Pulse」というゲーム番組でテクモのTeam Ninjaの板垣伴信氏へのインタビューが放映されたそうです。既にゲームを開発中であるとしているニンテンドー・ディーエスについても非常に興味あるとコメントしています。

板垣氏はゲーム開発の観点から設計されたニンテンドー・ディーエスは非常に面白い機能があり興味を持っていると述べました。「DSはソフトを知っている人が開発したハードで、PSPはハードを知っている人が開発したハードだと思う」と2つの携帯機を比較しました。

開発しているゲームについてのヒントなのか、それとも只のジョークなのか分かりませんが、「タッチパネルとスタイラスがあるから、DOAの女の子達はDSにぴったり。ちゃんと触れるから」とも話したそうです。

ポケモン映画最新作の前売り券が75万枚を突破!

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/28/14005.html
7月17日から全国東宝系で公開されるポケットモンスターアドバンスジェネレーションの映画最新作「裂空の訪問者デオキシス」の前売り券が、4月17日の販売開始以来75万枚を突破しました。

今年の前売り券の特典には、「オーロラチケット」が必ず貰える引換券が付いてきます。「オーロラチケット」を『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』の中で使うと野性の「デオキシス」に会いに行くことができ、バトルによってゲットすることができます。

映画公開まであと50日ですが、100万枚突破なるか気になるところです。

任天堂、研究開発費は前年比27%増、GBAも中国上陸

http://www.inside-games.jp/article/2004/05/29/14014.html
任天堂は27日に開催した決算説明会で2004年度の研究開発費が前年比で27パーセント増の200億円に達する事を明らかにしました。これの一部は次世代機「Revolution」の開発費用にも充てられるそうです。

同じ席で森専務はGBAの生産を受注生産に切り替えることを表明しました。今後はSPが中心になるそうで、2004年度の販売予測でも1500万台全てがGBASPの見込みとなっています。

神遊機に続いてGBAも中国での展開を開始する事も明らかになりました。今年後半になる予定で、ラインナップなどは明らかにされていません。

ニンテンドー・ディーエスに関しては既に生産の準備に入っているようです。今年度の販売予測は350万台ですが、来年度以降「ユーザーの反応次第で1000万〜1500万台に達する可能性もある」としています。