2008年の任天堂NEWS9

Last-modified: 2010-10-31 (日) 05:47:35

任天堂、Wii『Disaster: Day of Crisis』9月25日発売決定

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/05/31043.html
任天堂は、Wii向け『Disaster: Day of Crisis』(ディザスター デイ オブ クライシス)の発売日を9月25日に決定しました。発表から間近での発売日決定となります。大都市を襲った災害をテーマにしたアクションゲームで、任天堂とモノリスソフトが共同開発しました。

地震、津波、火山噴火、洪水、台風・・・大都市を襲う大災害、そして混乱に乗じて元軍隊のテロリストグループ「SURGE」が核を入手したことを宣言する。主人公のRaymond Bryceは優秀な元海軍兵士であり、国際レスキューチームで豊富な経験を持ちます。プレイヤーはレイとなって災害に立ち向かい、「SURGE」の野望を阻止しなければなりません。

「SURGE」を率いるのは元エリート軍人のColonel Hayes。ある日レイは「SURGE」が地震学者とその助手を誘拐したことを知ります。彼らの目的は大震災を予測し、その混乱に乗じて核を入手すること。全23ステージのストーリーで銃を握り、人類をテロリストグループの脅威から救います。

IGNも新型DSが来年4〜5月に登場すると伝える

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/05/31055.html
先月末頃から技術系のブログを中心に、ニンテンドーDSの新バージョンが登場するという噂が広がっていますが、ゲーム情報サイト大手のIGNも同様の話を入手したとレポートしています。記事によれば新バージョンは2009年4月か5月までにデビューする見通しだということです。

IGNのレポートによれば新バージョンは、2つの画面が両方ともタッチスクリーンに変更されているだけでなく、ワイドスクリーンとなるようです。IGNではこの新バージョンが、DS Liteのようなマイナーチェンジ的なものになるのか、それともDS 2と呼ばれるような新しい機種になるのかは分からないとしています。また、GBシリーズのGBカラーのような互換性を維持した新バージョンというパターンも考えられます。

先月末にKotakuは、新型DSが来年初頭にリリースされる見込みだと伝えています。

「フォーブス」アジアの優良企業に任天堂など日本から3社

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/08/31088.html
米誌「フォーブス」は「The Asian Fab 50」としてアジアの優良企業50社のリストを発表しました。日本からは任天堂、Yahoo!JAPAN、千代田化工建設の3社が選ばれました。

これは長期的な観点から見た収益性、販売や収益の成長度、株価上昇、今後の利益計画、また少なくとも50億ドルの時価総額があること、などについて評価したもので、50社はランク付けされていません。

国別で最も多かったのは中国の13社、次いでインドの10社、以下オーストラリアの7社、台湾の6社、香港の5社と続きます。

中国企業では内需関連企業が力を伸ばしているとして、携帯最大手のチャイナ・モバイル、4大銀行の一つ中国建設銀行、小売業者の国美電器や蘇寧電器を注目株として挙げています。インドでは製鉄のタタ・スティールや情報関連大手インフォシスが挙げられています。台湾はコンピューター関連が強く、AcerやAsusなどが選ばれています。

日本の3社が選ばれた理由は明らかにされていません。

【CEDEC 2008】宮本茂氏が特別賞を受賞!「CEDEC AWARDS 2008」発表授与式が開催

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/10/31111.html
CEDECの2日目となった10日午後6時半より、会場の昭和女子大学グリーンホールにて、CEDECとして初のアワード「CEDEC AWARDS 2008」の発表授与式が開催されました。これはゲーム開発者が技術的な功績について表彰するというもので、プログラミング・開発環境、ビジュアルアーツ、ゲームデザイン、サウンド、及びゲーム業界に対する貢献を表彰する特別賞の5つの賞が発表されました。

各賞の発表はCEDECアドバイザリーボードの担当者から行われました。

まずプログラミング・開発環境部門で選ばれたのは、カプコンの「MTフレームワーク」です。『LOST PLANET』を初めとしてカプコンの次世代機向けゲームを支えると共に、日本に置ける「ゲームフレームワーク」の先駆け的な取り組みによって業界に刺激を与えた事が評価されました。壇上に立った開発チームの伊集院勝氏は「カプコンはそれまで余り社内の技術的な挑戦を公表することはなかったのですが、ゲーム業界に活気が無くなっていると言われた時代に、なんとかしたいという気持ちで広く公開しました」と述べました。

次いでビジュアルアーツ部門です。こちらは『GT』『FF』『MGS』などフォトリアルを追求したゲームが並びましたが、その中で少し別の角度から評価された『ICO』が選ばれました。発売から約10年が経過しましたが、幻想的な光と影、空気感の描写は現在でも賞賛されるものです。SCEジャパンスタジオの上田文人氏は「当時は全く3Dの知識がなく、それがかえって既存の概念に囚われない成果を出すことに繋がったのかもしれません。今取り組んでいるプロジェクトはまだ先になりますが、これを糧にして頑張りたいと思います」と話しました。

ゲームデザイン部門にも『スーパーマリオブラザーズ』『ドラゴンクエスト』『ポケットモンスター』など世界を代表するような甲乙付けがたいゲームが並びました。この中で選出されたのは、絶妙なタイミング調整、綿密に構築されたレベルデザインから『スーパーマリオブラザーズ』でした。挨拶した任天堂の手塚卓志氏は「当時は今のような便利なツールはなく、マス目を引いてその上にドットを並べて、数ドットの調整をしていました。しかし環境は変わりましたが、どんなモノを生み出すかという世界に変わりは無いと思います。お客さんの事を考えながら、驚かせたり、怖がらせたり、そして安心させたり、そんな事を考えながら今もゲームを作っています」と話してくれました。

サウンド部門の任天堂です。選ばれたのはサウンドデザインとゲームデザインの巧みな融合として『ゼルダの伝説』シリーズです。登壇したのは任天堂音楽の顔とも言っていい近藤浩治氏です。「『ゼルダの伝説』の世界観を一言で言い表すのは到底無理ですが、あえて言えば何でもありの世界で、次々に現れる新しい世界を盛り上げようと音楽を作ってきました。音楽作りではリアルタイム、インタラクティブなアイデアに取り組んできました。『時のオカリナ』では敵にヒットした音は流れているBGMに影響されます。それにより爽快感を向上させています。これからもサウンドの技術やアイデアをゲームの面白さに繋げて盛り上げていこうと思っています」とコメントしました。

ここで各賞の発表が終わり、最後は特別賞です。司会を務めた、コーエー社長で、CESA副会長 技術委員会委員長の松原健二氏が「長年のゲーム業界における功績を称えるために特別賞を用意しました。世界中で尊敬されるゲームクリエイターと言えばこの人を置いて他にありません」と話すと会場はざわめき、スクリーンに映し出された「SHIGERU MIYAMOTO」の文字に歓声が起こります。映像で宮本氏のこれまでの作品や、最近の取り組み、そして期待される『Wii Music』などが紹介されます。

名前が呼ばれ舞台の袖から宮本氏が姿を現すと、これまでで一番大きな拍手と、控えめな日本という国で珍しく大きな歓声(文字通り)が起こります。

記念の盾を受け取った宮本氏は「ゲーム開発者の皆さんに選んでもらったということでとても嬉しく思っています。長年ゲームを開発してきて、最年長になってしまいそうですが(笑)、皆さんと一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。沢山の若い人たちがゲーム業界を目指したいと思ってくれるような素晴らしいゲームをこれからも作っていきましょう」と受賞の喜びを伝えてくれました。

ゲーム開発者が多く集まったCEDECで、予想外のゲストは多くの人を喜ばせたようでした。宮本氏は明日「どこから作ればいいんだろう?」という基調講演を予定しています。

4部門の各ノミネート作品は以下の通りです。

プログラミング・開発環境部門
・「MTフレームワーク」・・・「ゲームフレーワーク」概念の実現と、その知識の普及
・『グランツーリスモ』シリーズ・・・物理などの数値シミュレーション技術と、環境マッピング等の描画技術の先進導入
・『バーチャファイター』・・・真の3D格闘ゲームを実現した、高度なモーション制御技術や、当たり判定技術など
・『ピクミン』・・・ゲームシステムとしての「群れ」制御技術
・『リッジレーサー』・・・テクスチャマッピング技術の先進導入

ビジュアルアーツ部門
・『ICO』・・・それまでにない光と影、空気感を持ったビジュアルの実現
・『グランツーリスモ』シリーズ・・・挙動のリアリティに負けない、高度なテクノロジーを駆使したビジュアル表現
・『ソウルキャリバー』シリーズ・・・世界トップレベルで認められたCG映像表現
・『ファイナルファンタジーVII 〜XII』・・・高精細CGをゲームの要素として取り入れることを可能にした技術
・『メタルギアソリッド』シリーズ・・・映画的であり、かつ優れてゲーム的な映像表現の実現

ゲームデザイン部門
・『スーパーマリオブラザーズ』シリーズ・・・絶妙なタイミング調整と、緻密に構築されたレベルデザイン
・『ドラゴンクエスト』シリーズ・・・コマンド選択型RPGを、広く普及せしめたゲームデザイン
・『バーチャファイター』・・・3Dポリゴン格闘という新ジャンルを切り開き、リアルタイム3Dグラフィックスの可能性を示した
・『ポケットモンスター』シリーズ・・・伝統的な遊びのエッセンスを現代の環境上に再構成し、発展させた
・『モンスターハンター』シリーズ・・・オンライン・協力プレイをベースとした、緻密なバトルデザイン
サウンド部門
・『グランツーリスモ』シリーズ・・・実車からサンプリングした音源を、高度な数値計算によりリアルタイム処理する技術
・『実況パワフルプロ野球』シリーズ・・・大規模でインタラクティブなストリーミング技術
・『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』・・・サラウンドを高度に活用した高次元な音響効果
・『絶対音感オトダマスター』・・・様々なサウンドの入力認識技術
・『ゼルダの伝説』シリーズ・・・サウンドデザインとゲームデザインの巧みな融合

マリオの弟、誕生25周年

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/09/31097.html

「マイクロソフトは任天堂買収を考えていた」ピーター・ムーア氏

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/17/31215.html
英紙ガーディアンにて、現在はエレクトロニック・アーツでEAスポーツブランドを統括するピーター・ムーア氏が昔を振り返っています。セガオブアメリカで辣腕をふるい、その後マイクロソフトでXbox事業を推進し、現在はEAのムーア氏、インタビューではセガ時代やマイクロソフト時代で興味深い話を広げています。

マイクロソフトがXboxに参入する頃に噂に上った、マイクロソフトによる任天堂の買収についても触れられています。

「(CEOの)バルマーは私がどうやってマイクロソフトを勝利に導くか――ソニーに対抗し、任天堂といかにして競争、もしくは買収するかどうか知りたがっていました。その頃は最初のマシンについてや、どうやって買収するかよく話してました。でも次のマシン、Xbox360を考える頃には、視野にはソニーしかなく、任天堂は話題に上りませんでした」

マイクロソフトによる任天堂買収は報道に上がったこともあります。

「バルマーはコンシューマーエンターテイメントの世界でマイクロソフトが果たすべき大きな役割を描いていました。Xboxはその重要な一つでした。実のところソニーは余り気にしてなく、ソフトウェアやサービスの面で彼らをリビングルームから追い出そうとしていました。そして私は2003年2月1日からマイクロソフトで働くことになります」

任天堂の従業員はゴールドマン・サックスの従業員よりも稼ぐ―FT

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/17/31223.html
英紙Financial Timesは独自の試算で、任天堂の従業員一人当たりが稼ぎ出す利益は、世界一の投資銀行であるゴールドマン・サックス(GS)よりも高く、Googleを遥かに上回るというレポートを発表しました。任天堂の2009年3月期の純利益予想は4100億円で、それを従業員数で割ると一人当たり1億6000万円となります。GSは一人当たり約1億3000万円、Googleは約6700万円だそうです。

また、任天堂は利益額が大きいだけでなく、税引前株主資本利益率でもGSと並ぶ成績を上げていて、いかに資本的にも効率的な経営が行われているかが分かります。

一方で、GSの平均給与が約7000万円で、利益のほぼ半分を従業員に分配しているのに対して、任天堂の平均給与は約980万円となっています。日本企業の平均と比較すると良い数字ですが、こちらは投資銀行と事業会社の性格の違いが現れた数字になっています。

『Wii Music』米国では10月20日発売

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/19/31253.html
任天堂オブアメリカは、Wii向け『Wii Music』の発売日を2008年10月20日に決定したと発表しました。国内では10月16日の発売が予定されていて、ほぼ同時発売ということになります。本作は数々の名作を手がけてきた宮本茂氏が取り組む最新作。Wiiリモコンやヌンチャクの簡単操作でカジュアルな音楽演奏が出来ます。

『Wii Music』には60以上の楽器が収録され、50曲以上のラインナップから選択して、自由に演奏を楽しむことができます。Wii.comの「きょうの楽器」のコーナーでは、それらの楽器の演奏の様子が日替わりで紹介されています。中には「チアリーダー」なんていう変り種もあります。

価格は5800円。

Interbrands、世界のグローバルブランドランキングを発表―任天堂が大幅躍進で40位

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/19/31258.html
国際的なブランドコンサルファームであるInterbrandは、国際展開を行う世界の企業のブランド価値を金額で評価した「Best Global Brands 2008」をBusinessWeekと共同で発表しました。

トップ10のブランドでは9位までが昨年と同じ顔ぶれになりましたが、10位にGoogleが初登場。昨年のブランド価値は20位でしたが、昨年度と比較して43%という驚異的な伸びを見せました。また、3年連続40%以上の伸びを見せていて、これは史上初だということです。また、マイクロソフト(約1%増)をIBM(約3%増)が逆転しています。その他は昨年と変わらない順位でした。

アジア企業では唯一、トヨタ自動車がトップ10にランクイン。自動車業界ではホンダが20位、現代自動車が72位、レクサスが90位などとなりました。

任天堂は昨年からブランド価値が13%伸び、40位に。ゲーム人口の拡大などが評価された形です。ソニーもブルーレイの勝利やPS3の普及などで5%増の25位となっています。

今年のトップ10
1. コカコーラ
2. IBM
3. マイクロソフト
4. GE
5. ノキア
6. トヨタ自動車
7. Intel
8. マクドナルド
9. ディズニー
10. Google

ESA、チャリティイベントで宮本茂氏を表彰

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/22/31287.html
米国のゲーム業界団体ESA(Entertainment Software Association)は毎年開催しているチャリティイベント「Nite to Unite for Kids」にて、任天堂の宮本茂氏を2009ESAチャンピオンアワードに表彰すると発表しました。

「宮本氏は今日のビデオゲームを築き上げました。特筆すべき創造性と面白さやファミリーエンターテイメントへの情熱によって彼と彼のチームは全ての世代が興奮する数々のゲームを生み出してきました」とESA代表のMichael D. Gallagher氏はコメントしています。

「Nite to Unite for Kids」はESAが主催するチャリティオークションで、1999年の最初の開催から1100万ドルの資金を集め、子供たちに対する様々な活動に寄付を行っています。オークションのほか、一般の参加チケット500ドルも寄付に充てられます。表彰式にはTHQのBrian Farrell社長兼CEO、ディズニーインタラクティブスタジオのGraham Hopper副社長GM、EAのJohn Riccitiello CEOなどが参加するということです。

アワードは昨年はSCEの久多良木氏が受賞したほか、これまでに、ルーカスフィルムのジョージ・ルーカス氏、セガの故・大川功氏、任天堂オブアメリカのハワード・リンカーン氏などが受賞しています。

任天堂製品への信頼の源―「社長が訊く」製品技術部

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/24/31304.html
落としても、踏んでも壊れない任天堂製品、その信頼性は非常に高いものがありますが、それはいかにして実現されているのか? なかなか表に出ることはありませんが、任天堂公式サイトで連載されている「社長が訊く〜任天堂で働くということ〜」の最新号として製品技術編が掲載、その秘密が語られています。

登場しているのは製品技術部の森 真吾氏、高田 対馬氏、和田 将樹氏、インタビュアーは岩田聡社長です。

製品技術部は開発された製品を実際に製造し、世の中に送り出すところを担当する部署で、開発途中の製品の機構の試験・評価、量産過程で使用される検査器の設計・管理、各工程での品質管理などを行います。開発部門でデザインされた製品が、きちんと質の高い商品となるかを決める裏方ながら重要な部署と言えます。

インタビューでは普段はなかなか聞くことのできない製造過程での苦労や工夫、他の部署との連携など興味深い内容が語られています。採用情報の中にあるページですが、任天堂に興味のある方なら楽しめる内容ではないかと思います。

任天堂は0.8点―グリーンピースの環境製品ガイド

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/24/31317.html
環境団体のグリーンピースは、2006年から定期的に、エレクトロニクス製品を販売している企業が、環境保護に対してどのくらいの配慮を行っているかについて「グリーンエレクトロニクスガイド」としてまとめています。任天堂も2007年11月のバージョンから評価対象となっていて、今回9月に最新版が公開されました。

最新版でトップに立ったのはフィンランドの携帯電話メーカーであるノキアで、同社が大きなシェアを持ち、製造拠点としても重要なインドでの改善活動が評価されたそうです。また、アップルも先日の発表会でiPodなどに使用されているBFRs(臭素化難燃剤やポリ塩化ビニルなどを廃止すると表明したことが評価されたようです。サムスン、インテル、富士通シーメンスなども高い評価でした。

一方で低い評価のままだったのは任天堂、マイクロソフト、東芝などで、任天堂は前回(3月)から僅かに改善したものの、0.8点で最下位でした。この理由については発表では触れられておらず、どのような評価がなされたのかは不明です。任天堂は4月に環境など社会に対する取り組みをまとめたCSRレポートを初めて発行しています。

『街へいこうよ どうぶつの森』欧州では12月に

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/25/31352.html
国内では2008年末の発売が予定されている、待望の「どうぶつの森」シリーズ最新作『街へいこうよ どうぶつの森』ですが、ヨーロッパでの発売が2008年12月に決定したそうです。日本でも年末ということで、11月か12月の発売が有力ですが、ほぼ同時発売ということになりそうです。

正式なゲームタイトルは『Animal Crossing: Let’s Go to the City』ということで、日本版のサブタイトルとほぼ同じものになりました。これまでは「City Folk」と呼ばれていました。本作では「Wi-Fiコネクション」で遠くのプレイヤーの村に遊びに行った際に、マイクを使ってボイスで遠くのプレイヤーと交流できるのが一つの特徴ですが、それに使用する「WiiSpeak」も同梱されるということです。

もう一つの大きな特徴は「街へいこうよ」(Let’s Go to the City)ということから分かるように、従来の村とは離れて、バスに乗って、色々なお店があって華やかな街に行けるということです。E3でのレポートで一部お伝えしていますが、今までの生活とはちょっと違ったお店が楽しめそうです。

また、『おいでよ どうぶつの森』のデータをDSから本作に移行することもできるようです。WiiからWiiにキャラクターを移動するのにDSを利用することもできるとのこと。これは前作のユーザーには嬉しいですね。

任天堂ロゴは駄目でもゲームボーイはOK?―『バンジョーとカズーイ』のXBLA移植で

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/25/31353.html
NINTENDO 64向けにレア社が開発して任天堂から発売された『バンジョーとカズーイの大冒険』は、『スーパーマリオ64』で確立された3Dアクションを次のレベルに押し上げた名作と知られています。その作品が11月26日から米国でXbox Live Arcadeに追加される事が決定しています。

本作がXBLAに登場するというのはずっと言われていたことで、7月に映像が出たことがあります。そして今朝、最新版の映像がリークという形でYouTubeにアップされて話題になっています。

話題になっているのは7月と9月の違いです。

※映像は削除されました

映像を見て貰えば分かりますが、綺麗に任天堂やN64のロゴが取り除かれていて、レアのロゴも新しいバージョンになっています。マンボ・ジャンボの持っているシロフォンに描かれていた任天堂ロゴもマイクロソフトゲームスタジオのロゴに置き換えられています。これらは7月には元のままだったそうです。とはいえ、もはや任天堂が関わってないので、これらは取り除かれのが当然といえば当然のこと。

しかし・・・

任天堂のロゴと取り除かれても、ゲームボーイは残しても大丈夫なようです。

任天堂がヨーロッパの広報代理店を変更

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/26/31360.html
PRWeekによれば、任天堂オブヨーロッパは広報代理店をCakeからFishburn Hedgesに10月から変更することを決定したということです。また、ヨーロッパのうちイギリスに限っては9月からRed Consultancyに交代していて、今後も引き続き担当することになるとのこと。

同紙によれば、Cakeは主にコンシューマーマーケティングを得意とする広報代理店ですが、任天堂は製品の宣伝だけでなく、その他の企業活動にも総体的に関わっていける代理店を探して、Fishburn Hedgesやウェーバー・シャンドウィックなど複数の代理店がその競争に参加したということです。

CakeのCEOであるMike Mathieson氏は数か月に渡って任天堂と協議をしていたことを認め、同社が不得意とする分野もあると述べています。ただしCakeはイベントなどの活動には引き続き参加するということです。

Cakeは約10年間に渡って任天堂のヨーロッパにおける広報代理店を務めたとのこと。

任天堂、年内にニンテンドーDSの新型機を投入へ

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/28/31384.html
28日付の日本経済新聞によれば、任天堂は年内にニンテンドーDSの新型機を投入するということです。

大きな特徴はゲーム機としてカメラを初めて標準搭載することで、カメラで撮影した画像をゲームで利用するなどの使い方が広がりそうです。また、CDなどから楽曲を取り込んで音楽再生を行うこともできるということです。DSをゲーム以外の、情報端末としての利用も広がっていますが、無線通信機能の強化も行われるとのこと。

価格は現行機種の16800円とほぼ同程度の2万円以下で、まずは国内先行で、海外での発売も検討するということです。