2009年の任天堂NEWS2

Last-modified: 2010-10-31 (日) 06:21:33

DS向け液晶カルテルでシャープが審判開始請求

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/02/33434.html
ニンテンドーDS向けの液晶の納入でカルテルがあった疑いで、公正取引委員会がシャープと日立ディスプレイズに対して排除命令とシャープに対しては2億6107万円の課徴金の納付命令を昨年12月に決定していますが、シャープは「内容は到底承服できるものではない」として再審開始請求を行ったと発表しました。

本件を巡っては、DS向けの液晶を供給していたシャープが、新たに日立ディスプレイズが参入する際に、現行の販売価格を100円以上下回って供給することがないように合意し、公正な競争を妨害した疑いが持たれています。シャープは12月に公正取引委員会より命令を受けた際にも再審請求を行う旨を表明していました。

<再審請求>
公正取引委員会による排除命令や課徴金納付命令に不服がある場合、命令の60日以内に審判を請求することができます。審判は一般の裁判のような形で、異議のある者が違反事実を否認し、審査官が違反事実を立証していきます。審判は公開で行われます。

たった一人でDSゲームを作った男、Nintendo World Storeでゲリラ活動−自作パッケージを並べたりポスターを貼る様を動画で公開

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/02/33443.html
たった一人でニンテンドーDS用ゲーム「bob’s Game」を制作、正式発売を求めて任天堂にコンタクトを取るも誠意ある対応が得られなかったとして座り込みを行ったアマチュア開発者Robert Pelloni氏が新たな行動に出ました。

Pelloni氏は支持者と共にNintendo World Storeへ向かい、「bob’s Game」のポスターを貼ったり、予め用意しておいた自作パッケージを棚に並べたりといったゲリラ的宣伝活動(?)を行い、その様子をYoutubeで公開しています。

http://www.youtube.com/watch?v=43v06aFndLQ&feature=player_embedded

最後はその場で購入したニンテンドーDSに「bob’s Game」のカートリッジを差し込みゲームを遊ぶところで終了するのですが、この動画は大きな波紋を呼びそうです。

100日間行われる予定だった座り込みは30日ほどで終了。

「異星人とテレパシーで交信するための機械を与えられた」「スーパーマリオ128とパルテナの鏡とメトロイドがE3で公開されると異星人が教えてくれた」「誰かが私の家に忍び込んでPCに侵入した。任天堂は日本マフィアであり、私を沈黙させたいと願っている」など公式サイトの発言も過激になってきており、事態がこれ以上エスカレートしないことを願うばかりです。

ゲームキューブの開発キットが競売に

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/02/33445.html
eBayではゲームキューブの開発キットが競売に出されています。価格は現時点で80ドル(約7200円)。「任天堂から開発会社に供給された開発ツールのうち10枚。SDKとオーディオパッチと諸々」とコメントされており、ツールの出所や出品に至った経緯などは明らかにされていません。

写真によると、2001年に任天堂から供給されたものである模様。ある意味究極のレアである開発キットだけに、どこまでの値が付くのかが注目されます。

火事で燃えたWiiとGBAを任天堂が交換

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/03/33465.html
任天堂のカスタマーサービスは非常に優れていると言われますが、それを実証するような心温まる話が海外から飛び込んできました。

主人公はPsyduckWarrior(ペンネーム)さん21歳。スポーツ管理学を学ぶ大学生です。そして、大の任天堂ファン。ゲームコレクションは250を超え、WiiやDSはもちろんのこと、動作するバーチャルボーイや海外未発売のゲームボーイライトまで保有していました。

そんな彼に悲劇がやってきます。

ある日、普通のように大学に行き、帰ると家は火事で全焼。幸いなことに家族に怪我はありませんでしたが、家具や一緒に暮らしていたペット、そしてもちろん膨大なゲームコレクションは炎に焼き尽くされてしまいました。耐久性に優れている任天堂ハードも家を包んだ炎の前には無力でした。更に不幸な事に家族は保険に入っておらず、失われたものは帰ってきそうにありませんでした。

しかし大の任天堂ファン。もう一度Wiiを買おうと思い、任天堂に「Wiiショッピングチャンネルのアカウントはどうしたらいい?」という質問を送りました―――燃えて無残な姿になったWiiとGBAの写真と共に。

2週間後、反応がありました。任天堂の担当者は、彼らの家族が無事であるか心配し、そして、WiiとGBAを交換したいと申し出ました。焼け跡から回収できなかった他のハードは失われたものの、彼は溶けてしまったWiiとGBAを任天堂に送り、そして新しいWiiとGBAを受け取ることができたそうです。

2008年に一番売れたゲームは『マリオカートWii』−米国市場の巨大さも浮き彫りに

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/03/33466.html
日・英・米で2008年に最も売れたゲームは『マリオカートWii』であるとする集計結果が発表されました。

Top Global Markets Reportは、米国の調査会社NPDグループと英国のChart Track、日本のメディアクリエイトの集計結果を集計し、日・英・米の三国における売上本数ベスト5を発表しました。

1位が『マリオカートWii』で894万本。2位が『Wii Fit』で831万本。3位は『グランド・セフト・オートIV』(GTAIV)で729万本。4位は『大乱闘スマッシュブラザーズX』で632万本。5位は『Call of Duty:‭ ‬World at War』で589万本となっています。任天堂のゲームが5本中3本を占めている形となります。

集計では日・英・米の三国における売上も明らかにされているのですが、総売上数の5割以上が米国市場のもので、日本と英国が残りを売るというのが基本パターン。米国市場の巨大さが分かります。

729万本中703万本と9割以上が海外売上である『GTAIV』が3位となり、日本未発売にも関わらず589万本で5位となった『Call of Duty:‭ ‬World at War』のような例もあり、日本市場と海外市場が乖離しつつあることも伺える結果となっています。

Top Global Markets Reportによる2008年売上トップ5
1『マリオカートWii』:894万本(米500万本・日200万本・英194万本)
2『Wii Fit』:831万本(米455万本・日215万本・英161万本)
3『グランド・セフト・オートIV』:729万本(米518万本・日25万6千本・英185万本)
4『大乱闘スマッシュブラザーズX』:632万本(米417万本・日175万本・英40万4千本)
5『Call of Duty:‭ ‬World at War』:589万本(米446万本・日0本・英143万本)

iPhoneの『ダックハント』、任天堂の要請で取り下げられる

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/03/33476.html
昨年に発売されてから、従来のゲーム機とは少々異なるゲーム市場を生み出したiPhone/iPod touchですが、1月にあるゲームがリリースされました。

タイトルは『ダックハント』(Duck Hunt)。任天堂が光線銃シリーズの一つとしてファミコンで発売したゲームと同タイトル、そして同じゲーム内容、さらにグラフィックやサウンドも同じ、しかし純正ではもちろんありません。そんな明らかに真っ黒なゲームがこのたび任天堂からの要請によってiTunesストアから削除されました。

これに対して作者のLawl Martさんは「削除は残念。でも任天堂の立場も理解できる」とコメント。今後は『ダックハント』へのリスペクトは捨てずに、グラフィックやサウンドなどはオリジナルに、ゲーム性は更に磨いた作品して再びリリースしたいと話しています。

韓国でニンテンドーDSが200万台を突破

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/04/33486.html
韓国のTelecoms Koreaが報じたところによれば、ニンテンドーDSの韓国での普及台数が200万台を突破したとのことです。

任天堂は2006年夏に韓国で現地法人を立ち上げ、翌年1月よりニンテンドーDS Liteを販売開始しました。従来は任天堂にとって足がかりのない市場でしたが、初年度に100万台を達成するなど順調に数字を伸ばしてきました。

昨年春にはWiiも発売されています。

Wiiリモコンで彼女の首を絞めた男が逮捕

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/05/33527.html
The Blotterによれば、Wiiコントローラーのコードで彼女の首を絞めたとして、米国テキサス州オースティンの男性が逮捕されたということです。

警察の調べによると、カップルだったダニエル・アルバレスさんとクリスティーナ・アルバラードさんは、ダニエルさんが家にあったガールスカウトクッキーを全て食べてしまったことから口論になり、ダニエルさんはクリスティーナさんの胸に膝を付き、近くにあったWiiコントローラーのコードで首を絞めたそうです。

クリスティーナさんは何とか自力で脱出し警察に通報、ダニエルさんは逃げ出しましたが間もなく逮捕されました。

ダニエルさんはトラビス郡拘置所で4万ドルの保釈金が提示されていますが、裁判の結果次第では20年以下の懲役となる可能性もあるとのことです。

挑戦的すぎる任天堂−懐かしのCM

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/06/33544.html

「bob’s Game」正式発売の夢が断たれる−NOAから正式な回答

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/07/33562.html
自作ゲーム「bob’s Game」を正式発売すべく奮闘するアマチュア開発者Robert Pelloni氏のもとに、任天堂からの正式回答が届いた模様です。

Pelloni氏は一人でニンテンドーDS用RPG「bob’s Game」を制作。正式発売を求めて100日の座り込みをスタートするも30日ほどで中断。
次にはNintendo World Storeに支持者と共に乗り込み、「bob’s Game」のポスターを貼ったり自作パッケージを並べるなどのパフォーマンスに出て話題を集めていました。

公式サイトによりますと、氏の元には任天堂オブアメリカ(NOA)及び任天堂オブヨーロッパ(NOE)のソフトウェアデベロップメントサポートグループからの文書が届いた模様。文書には「あなたのアプリケーションの評価を完了しましたが、公認デベロッパーとすることはできません。デベロッパーを評価する際、任天堂は開発経験を見ますし、十分な施設と設備、機材と安定した財政状況を求めます」と氏の要求に応えられないことが明記されていました。

氏は「理解できない。何か間違ったことをしただろうか?」とこの決定に不服の様子。任天堂にとっての一週間は現実では3〜4週間に当たるともとれる記述もあり、任天堂が回答を出す速度にも不満を表明しています。

公認デベロッパーになりたいという氏の希望は公式に拒否された形となり、この件に関して今後6ヵ月は再審査ができないことも明らかにされました。Nintendo World Storeへ乗り込むなど戸外へとパフォーマンスの幅を広げてしまった氏ですが、これ以上なにも起こらないと良いのですが。

ニンテンドーDSiの端末IDとはてなIDの連動が開始

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/07/33563.html
開始から半月で10万投稿を記録するなど順調な滑り出しを見せている、任天堂とはてなが共同で運営している『うごくメモ帳』と「うごメモはてな」ですが、ニンテンドーDSiの端末IDとはてなIDの連携がスタートしました。新機能「うごメモ作者登録」を利用することでIDの連携が可能になり、DSiで閲覧できる「うごメモシアター」と合わせてより便利に利用できるようになります。

「うごメモ作者登録」はDSiの端末IDとはてなIDを紐付ける機能で、登録することで、うごメモはてなに投稿した自分の作品に、任意のタイトルや説明文を設定できるようになるほか、自分の作品のサムネイルをプロフィールに設定したり、「マイページ」から自分の作品、お気に入りの作品、書いたコメントなどを一覧できるようになります。

加えて「うごメモはてな」と「うごメモシアター」の☆が連動するようになります。☆は面白いと思った作品につけられるもので、作者登録をすると連動するようになり、パソコンで見つけた作品に☆を付けると、DSiの「うごメモシアター」でも「☆をつけた作品」に表示されるようになり、DSiにダウンロードすることもできます。もちろん逆も可能です。

また、「うごメモはてな」で気に入った作品にコメントを書く際に、「うごメモシアター」での作者名でコメントをすることができるようになります。

より便利なった『うごくメモ帳』はDSiショップで無料ダウンロードができます。「うごメモはてな」はリンクよりご覧ください。

【ゲームニュース一週間】各社業績発表にみる国内と海外ゲーム市場

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/07/33557.html
今週は各社の業績にまつわるニュースが集まりました。

まずは国内を見ていきましょう。

任天堂の平成21年3月期第3四半期の売上高は1兆5363億円で、前年比16.7%増。海外でのWiiの売上が伸びるも為替差損が発生、経常利益は3524億円とされています。

コーエーの売上高は201億8100万円で第3四半期としては過去最高。株価下落により純利益は10億2700万円の純損失を計上するも、まずは好調といったところでしょう。

ハドソンの売上高は142億4700万円。『桃太郎電鉄 20周年』『DECA SPORTA』などが好調で前年度から約12億5900万円の増収となります。

カプコンの売上高は472億2300万円。純利益は前年度95.0%減で、大型タイトルが第4四半期に発売予定であることやアミューズメント施設の不振が原因とのこと。

日本一ソフトウェアの売上高は13億1800万円で、純損失は1億1000万円。ニンテンドーDSのタイトルは高評価だったものの売上が期待通りにはいかなかったことが理由とされています。

コナミの売上高は2340億1100万円で、前年比 5.1%増。純利益は17.2%増の178億2600万円。『METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS』『METAL GEAR ONLINE』に加え『WORLD SOCCER Winning Eleven 2009』や音楽ゲームが好調で、販売本数も前年同期の1781万本から2235万本に伸びています。

次に海外です。

EA(エレクトロニック・アーツ)の売上高は16億5000万ドル(約1468億円)で、6億4100万ドル(約570億円)の赤字。昨年の同期よりも更に損失が拡大しています。

THQの売上高は3億5730万ドル(約317億円)で、1億9180万ドル(約170億円)の損失となっています。

連日のマスコミ報道からすると、海外ゲーム市場ばかりが景気がいいように思えますが、実際は日本ばかりが苦しいわけではないようです。

特に海外ではリストラやスタジオの閉鎖、統廃合が相次いでいます。EAは2002年に購入したEA Black Boxを閉鎖。1100名の削減、12のスタジオを閉鎖、発売タイトルを30%絞り込むとしています。THQは1億2000万ドルのコスト削減を目指し、スタジオの閉鎖と600人の削減、タイトルの絞り込みとカジュアル路線の拡大などを行っていくとのこと。

ディズニー・インタラクティブ・スタジオはPropaganda Gamesから70名をレイオフ、Avalanche SoftwareとFall Line Studiosを統合。Factor 5はスタジオの半分に当たる37人をリストラ。Kuju EntertainmentもZoe Mode、Kuju America、Chemistryなどの人員を削減すると発表しています。

日本だから、海外だからと言うわけではなく、大艦巨砲主義やリソース配分の誤りが減益や損失として現れているといっても良さそうです。

今後は各社共に販売タイトルの絞り込みとカジュアル路線への注力を進めていくでしょう。EAは『Dead Space』などコアなIPをWiiへ移植。THQは子供向けブランドの利益拡大とカジュアル路線の強化などを行うとしています。今年はWiiのコア層向けゲームと子供向け、カジュアル路線に要注目といえそうです。

任天堂の岩田聡社長は第三四半期の決算説明会で、路線変更を行いたいと考えるソフトハウスが出てきていると前置きした上で「私どもとソフトメーカーさんの関係は、以前に比べて改善の方向にあると認識していますので、中期的な考え方として、私たちはソフトメーカーさんからより多くの魅力的なタイトルを供給いただけるようになるだろうと考えています」とコメント。日本の据置ゲーム機市場が「世界一元気がない」し、現在の売上に関して「何かが間違っている」とするも「現状に甘んじるべきだとはまったく思いませんし、もっと方法があるはずだと思います」と改善へ取り組んでいく考え方を明らかにしています。

『ゴールデンアイ 007』をPCで再現−ファン制作の最新バージョンが公開

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/10/33600.html
『ゴールデンアイ 007』といえばNINTENDO64のFPS(一人称シューティング)の名作。これをPCで再現する「GoldenEye: Source」の最新バージョン「BETA 3」が2月8日に公開されました。

これはPC用『Half-Life2』のMOD(ユーザー開発のコンテンツ)として2005年から開発が続けられている労作。お馴染みの「チョップ」や有名な「リモコン式爆弾」、そして「黄金銃」といった個性豊かな武器が再現されています。

「BETA 3」のリリースに先駆けて公開された予告動画がありますので、こちらも見てみて下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=T4hNJL2q5P8&feature=player_embedded
『ゴールデンアイ 007』はイギリスのレア社が開発したFPSで、昨年Xbox LIVE アーケードでのリメイクが発表されるも立ち消え状態に。レア社はマイクロソフトの子会社になっていることもあり、リメイクは難しいと言われています。

任天堂、本社に隣接した用地を128億円で取得

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/10/33601.html
京都新聞によれば任天堂は、京都市の本社に隣接した用地、約4万平方メートルを昨年末に約128億円で取得したとのことです。この用地はゴルフ練習場の敷地になっていました。

任天堂は2000年に京都市南区に本社を移転しましたが、開発部隊の一部やインテリジェントシステムズなどの関係会社は、旧本社を改称した「京都リサーチセンター」に残り、開発が分かれて拠点を持つ形となっていました。新しい拠点にはこちらを統合することになると見られます。

一方で、任天堂は宇治市に宇治工場・宇治小倉工場・宇治大久保工場の3拠点を持っていますが、「府南部の工場を集約する予定はない」(広報)としています。

「Wiiは肥満の原因」「任天堂は自社製品の危険性を隠蔽」−アメリカの健康専門家が訴訟

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/10/33603.html
健康専門家のMichael Torchia氏はWiiの販売中止を求める訴えを起こしました。

Torchia氏は「任天堂は肥満の異常発生に関与している。老いも若きも体操服を片づけ、運動のために外出しなくなっている。これはWiiのゲームに習慣性があるからで、任天堂はタバコ会社が喫煙の潜在的脅威を隠蔽するように自社製品の危険性を隠している」とコメント。『Wii Fit』『Wii Sports』は運動の代わりとならないし、これらのゲームを遊ぶことで肘や膝を痛める「Wiiひじ」「Wiiひざ」「Wii炎症」の危険性が存在するとして、製品の改良が終わるまでWiiの販売を中止することを求めていく模様です。

Torchia氏はダイエットの重要性を説くラジオトークショー「Shape Up America」のパーソナリティを務めており、1月22日には「The Ill Effects of Wii Play Station Games and What to Do About It」と題する文書を発表、Dev Mukerjeeドクターの「Wiiのゲームが健康を害する可能性がある」とする主張を引用、「Wii Play Station(原文ママ)は運動を必要とするゲームであり、楽しさと運動のバランスを取らなければならない」とコメントしています。

『Wii Fit』などのゲームが健康やリハビリに役立つとする報告がある中で、それと真っ向から対立するのがTorchia氏の主張となっており、この訴えが認められるか否かが注目されます。

ウィルコム、「どこでもWi-Fi」を3月5日に発売延期・・・供給に万全を期すため

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/10/33604.html
ウィルコムは、2月19日に発売を予定していた「どこでもWi-Fi」について、3月5日に延期すると発表しました。

同社では、発表以来非常に大きな反響があり、「製品の供給に万全を期すために発売日の変更を行った」としています。

「どこでもWi-Fi」は、中に超小型の通信モジュールを内蔵した箱型の端末で、スイッチをオンにするだけで周囲をWi-Fi環境にしてくれます。ニンテンドーDSやPSPのような携帯ゲーム機、iPod touchのような端末で有効に使えそうです。

インサイドでは製品レポートも掲載済みです。こちらも合わせてどうぞ。

WiiでブラウザベースのMMORPGが遊べる可能性が?

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/11/33614.html
海外アニメを放映するカートゥーン ネットワークの世界をゲームにしたのが『Cartoon Network Universe: FusionFall』。先日北米での正式サービスがスタートしたばかりですが、WiiやiPhoneからアクセスできるようになる可能性があるとのことです。

MTV Multiplayerが伝えるところによりますと、コミックの祭典「Comic Con」にて同作のコンテンツデザイナーであるMatt Schwartz氏はマルチプラットフォーム路線を進めたいとする考えを明らかにしました。

「公式にアナウンスする訳ではありませんが、Unity(同作のクライアント)はWiiやiPhoneをサポートしています。我々の技術ディレクターはアバターの小さな模型をiPhone上で走らせています」とコメント。まだまだ解決しなければならない問題も多いとした上で、可能性がない訳ではないとしています。

『Cartoon Network Universe: FusionFall』はカートゥーン ネットワークでお馴染みの海外アニメの世界で冒険するブラウザベースのMMORPG。「パワーパフガールズ」や「デクスターズラボ」など様々なアニメのヒーロー、ヒロイン達が世界の危機に立ち向かうという内容。WiiからアクセスできるブラウザベースのMMORPG、実現するなら新たな可能性となりそうです。

DS『おいでよ どうぶつの森』500万本突破!Wii『街へいこうよ どうぶつの森』100万本突破!

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/13/33652.html
現実と同じ時間で気ままなスローライフが過ごせるニンテンドーDS向けソフト『おいでよ どうぶつの森』の販売本数が2009年2月に500万本突破しました。

■販売本数詳細
・おいでよ どうぶつの森 502万4484本
・街へいこうよ どうぶつの森 100万7680本
※メディアクリエイト調べ(2月8日現在)

『おいでよ どうぶつの森』は、2005年11月23日に発売されて以来、常にTOP30圏内にランクインしていて、発売から3年経過した今も売れ続けている人気ゲームとなっています。手軽に遊べる携帯機というのも500万本を達成した一つの要因ではないでしょうか。これまでゲームを遊ばなかった層からも注目が集まり、DS本体普及に大きく貢献しています。

また、2008年11月20日にWiiで発売された『街へいこうよ どうぶつの森』も同週に販売本数が100万本突破しました。据え置き型ハードで一番売れた『どうぶつの森e+』の販売本数を既に大きく超えていて、この先どこまで売れるか注目ですね。

NPD、1月の米国売上を発表―不景気の影響を感じさせない結果

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/13/33669.html
米国の調査会社NPDグループが13日発表した2009年1月の米国ゲームハート及びソフトウェアの販売動向は、景気後退による落ち込みが心配されましたが、市場規模で13億3000万ドル(約1200億円)となり、昨年同期と比べて13パーセント増と、「不景気に強いゲーム業界」を印象付ける好結果となりました。

ゲームハード単体では4億4540万ドル(アクセサリを含む)となり、機種別では依然として任天堂が牽引しました。Wiiが67万9200台、ニンテンドーDSが51万0800台と最大の商戦期であるホリデーシーズンを超えても好調に推移しています。Xbox360は30万9000台、PLAYSTATION3は20万3200台でした。

ソフトではトップは『Wii Fit』で77万7000本、2位は『はじめてのWii』で41万5000本、3位は『マリオカートWii』で29万2000本と上位3位まで任天堂が独占、続いて『Left 4 Dead』(EA)、『Call of Duty: World at War』(アクティビジョン)という顔ぶれでした。任天堂は下位でも『Newスーパーマリオブラザーズ』(7位/13万5000本)、『マリオカートDS』(8位/13万2000本)と独り勝ち状態でした。

「1月の業界の成長を支えた任天堂の成績は、引き続きゲーム市場を拡大するという我々の使命を後押しするものになります。私達は新旧問わず多くのゲームユーザーが任天堂製品で新しいエンターテイメントを楽しむことにとても興奮しています」と任天堂オブアメリカのCammie Dunaway上級副社長マーケティングはコメントしています。

任天堂、デバック作業を行うアルバイトを募集

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/16/33689.html
任天堂は、発売前のゲームソフトを実際にプレイし、不具合が無いかチェックするデバッグスタッフのアルバイト募集を行っています。

ゲーム進行に不具合などが無いか発売前に実際にプレイしてチェックし、製品として発売するために欠かせないのがデバッグ作業です。

任天堂は、ゲームの腕前だけでなくチームワークやコミュニケーションを大事にしており、仕事への情熱と責任感がある人材を求めています。

勤務地は、任天堂京都リサーチセンター(任天堂の旧本社)です。京都周辺にお住まいの方で興味のある方は応募してみてはいかがでしょうか?

募集職種 デバッグスタッフ
応募資格 高卒以上で平日毎日の出勤で長期勤務可能な方
雇用期間 試用期間あり(2週間)
     勤務成績により3ヶ月〜6ヶ月
勤務時間 平日(月〜金)10時〜17時30分(1時間休憩)
     ※土・日・祝日・会社設定休日はお休みです。
自給 900円(昇給あり)
待遇 交通費別途支給 各種社会保険完備 皆勤手当てあり
勤務地 任天堂株式会社 京都リサーチセンター
    京版「鳥羽街道」駅下車 徒歩2分

圧倒的な強さを誇った「Nintendo Power」2008年ベストゲームとは?

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/16/33697.html
米国の雑誌「Nintendo Power」が、恒例となった「Nintendo Power awards」の2008年版を発表しています。部門それぞれに編集スタッフと読者の意見が反映されるひと味違った形式となっています。

「Wii Game Of The Year」はスタッフ、読者共に『大乱闘スマッシュブラザーズX』。

「Nintendo DS Game Of The Year」はスタッフが『すばらしきこのせかい』、読者が『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』。

「WiiWare Game Of The Year」はスタッフ、読者共に『ロックマン9』。
読者とスタッフの意見が一致するということは、いずれもパワフルなタイトルだったということでしょう。

部門賞を見ていきましょう。

「Best Wii Graphics」はスタッフ、読者共に『大乱闘スマッシュブラザーズX』。

「Best DS Graphics」はスタッフが『悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印』、読者が『すばらしきこのせかい』。

「Best DS Graphics」からは評論家筋と一般プレイヤーの意見の違いが見えてくるといえそうです。

「Best Original Score」はまたもスタッフ、読者共に『大乱闘スマッシュブラザーズX』。

「Best Sound/Voice Acting」はスタッフが『NO MORE HEROES』、読者が『Strong Bad’s Cool Game for Attractive People』。

『Strong Bad’s〜』は海外オンリーのWii用コミカルアドベンチャーとなっています。

ジャンル賞を見ていきましょう。

「Best Adventure Game」はスタッフが『NO MORE HEROES』、読者が『大神』。

「Best RPG」は共に『すばらしきこのせかい』。

「Best Sports Game」はスタッフが『タイガー・ウッズ PGA TOUR 09 ALL-PLAY』、読者が『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』。

「Best Shooter/Action Game」はスタッフ、読者共に『ロックマン9』。

「Best Platformer」は両者一致で『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』。

「Best Racing Game」は共に『マリオカートWii』。

「Best Puzzle Game」はスタッフ、読者共に『レイトン教授と不思議な町』。

「Best Alternative Game」はスタッフが『Wii Fit』、読者が『街へいこうよ どうぶつの森』。

『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』『すばらしきこのせかい』『ロックマン9』の高評価が目立ちます。『レイトン教授と不思議な町』は海外では2008年発売だったため。Wii用『大神』は日本では未発売で、この評判の良さを見ると今からでも国内発売を希望したいところ。

「Best New Character」はスタッフが『NO MORE HEROES』のトラヴィス・タッチダウン。読者が『Sonic Chronicles: The Dark Brotherhood』のShade。
『NO MORE HEROES』が評論家筋に受けるのは日米共通の模様。『Sonic Chronicles〜』は海外オンリーのソニックRPG。

「Best Multiplayer」は両者一致で『大乱闘スマッシュブラザーズX』。
「Best Story/Writing」も同じく両者一致で『すばらしきこのせかい』。
「Best Online Functionality」もスタッフ、読者共に『マリオカートWii』。
「Best Fighting Game」もまたまた一致の『大乱闘スマッシュブラザーズX』。

「Overall Game Of The Year」も、どちらも『大乱闘スマッシュブラザーズX』が選ばれており、圧倒的な評価の高さを見せた形となります。

『Wii Fit』で減量していざ開幕へ、米パドレスのヒース・ベル投手

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/17/33721.html
The Canadian Pressによれば、米大リーグのサンディエゴ・パドレスのリリーフ投手を務めるヒース・ベル選手は『Wii Fit』を使った運動で減量に成功し、今年の開幕からはクローザーでの成功を目指すそうです。

身長は約2メートル(6フィート6インチ)、体重は122kgの巨漢のベル選手。最初に『Wii Fit』を起動し、「バランスWiiボード」に乗ったとき、"太りすぎと画面のキャラクターに言われてひどいショックを受けた"そして"失望した"そうです。それ以来、『Wii Fit』は彼の日課になりました。そして新しいシーズンの開幕に向けて調整が進む中、体重は110kgまで減ったとのこと。

実はベル選手、昨年はあまり良い活躍ができませんでした。2008年のキャンプに入った際の体重は約120kg、その前年に活躍できた際の体重が約110kg。今年は良かった時の体重まで戻り、2006年以来の地区優勝を目指すチームに貢献を誓います。

Interbrand、日本のブランド評価ランキングを発表―任天堂は景気悪化にも負けず5%上昇

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/18/33743.html
世界的なブランドコンサルティング会社であるInterbrandは、日本発のブランドを対象に、日本で初めての"世界基準"によるブランド価値評価ランキング「Japan's Best Global Brands 2009」を発表しました。日本の産業構造を反映し、自動詞や、エレクトロニクス関連のブランドが多くトップランクに選ばれています。

今回の調査は、日本発のコーポレートブランドで、上場企業、海外売上高比率が30%超であることなどをクリアしたブランドを対象としたもので、Interbrandが毎年定期的に発表している世界企業を対象にした「Best Global Brands」と同様の調査手法で行われ、比較可能な数字になっています。

日本のブランドで最も価値が高いとされたのはトヨタで、日本円にすると2兆9200億円ほど。自動車やエレクトロニクス関連が目立ち、トップ10にはホンダ、ソニー、キヤノン、レクサス、日産、東芝、シャープといった企業が並びました。

任天堂もブランド価値91億8200万ドル(約8500億円)で第5位にランクされています。景気後退を受け、多くの企業が半年前の「Best Global Brands」と比較してブランド価値を減らしているのと対照的に、任天堂は約5パーセント、その価値を高めています。

ランクブランドセクターブランド価値BGB2008との比較
1トヨタ自動車31570-0.07
2ホンダ自動車17673-0.07
3ソニーエレクトロニクス12438-0.08
4キヤノンコンピューターハード10484-0.04
5任天堂エレクトロニクス91820.05
6パナソニックエレクトロニクス42870
7レクサス自動車3233-0.1
8日産自動車2901
9東芝複合企業2404
10シャープエレクトロニクス2344
11資生堂化粧品2201
12コマツ機械2005
13スズキ自動車1562
14ニコン光学機器1533
15リコーコンピューターハード1376
16オリンパス光学機器1267
17三菱電機複合企業1176
18ブリヂストン自動車1105
19ダイキン機械1074
20ヤマハ複合企業953
21コニカ・ミノルタコンピューターハード792
22日立複合企業661
23三菱自動車自動車628
24マツダ自動車613
25富士通コンピューターソフト612
26アシックススポーツ製品598
27カシオエレクトロニクス591
28エプソンコンピューターハード583
29ブラザーコンピューターハード556
30キッコーマン食品539

ニンテンドーDSi、米国では4月5日に発売決定―カラーはブラックとブルーの2色

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/19/33753.html
任天堂オブアメリカは、米国におけるニンテンドーDSiの発売日を4月5日に決定したと正式発表しました。価格は169.99ドル(約16000円)になります。

任天堂オブアメリカ上級副社長セールス&マーケティングのCammie Dunaway氏は「最初のゲームボーイを発売して以来、世界中の消費者が任天堂の携帯ゲーム機を望んでいます。DSiは任天堂の、誰でも楽しめるクリエイティブなエンターテイメントを提供するという使命を実現するだけでなく、その体験をパーソナライズし、多くの人と共有可能なものへと昇華させます」とコメントしています。

また、4月5日には『Rhythm Heaven』(リズム天国ゴールド)も発売になるということです。

DSi、欧州では4月5日に発売決定

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/19/33761.html
任天堂オブアメリカが4月5日にニンテンドーDSiを発売すると発表したのに続き、任天堂オブヨーロッパも欧州地域でのDSi発売日を4月3日に決定したと発表しました。カラーは米国がブルーとブラックでしたが、欧州では日本と同じくホワイトとブラックになります。価格は149.99ユーロ(約17600円)。

仕様などは日本と同一です。

「任天堂は広告もリードする」−米調査機関、Wiiの広告に高評価

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/20/33793.html
米Phoenix Marketing Internationalは2008年第四四半期の広告を調査。
「任天堂は広告もリードする」と評価しました。

同社は2008年10月〜12月のビデオゲームの広告に関し、消費者に対して「ゲームを買うかどうか」「広告をもう一度見る価値があるかどうか」「広告にインスパイアされた、または誰かに広告に関して話す価値があるかどうか」といった項目を調査。

優れた効果を示した広告をピックアップしています。

○TV広告
 『Wii Music』
 『Call of Duty: World at War』

○紙面広告
 『Wii Fit』
 『ディズニー・シンク 早押しクイズ』
 『Rock Band 2』

○デジタル広告
 『Wii Music』
 『Call of Duty: World at War』
 『The Price is Right』

TV、紙媒体、デジタル媒体のいずれも任天堂のWii関連の広告が一位となっています。

同社のDavid Pluchino氏は多額の広告費が売上に直結するわけではないと指摘。
今回の広告費もTVでは140万〜730万ドル(約1億3000万円〜6億8600万円)、紙媒体では20万〜140万ドル(約1900万円〜1億3000万円)と様々だったといいます。

Pluchino氏は「レイオフやスタジオ閉鎖が相次いでいるが、あなたのゲームや競合ゲームのために、広告がどれほどの効果を上げているか理解することが急務である」としています。

フォーブス、日本の億万長者を発表―1位はユニクロ柳井氏、任天堂山内氏は3位に

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/23/33821.html
米国の経済誌フォーブスは、毎年恒例となっている「日本の億万長者」(Japan's 40 Richest)の2009年版を公開しました。景気後退の波を受け、株価が低迷しており、40人のうち28人は昨年よりも資産額を減らしましたが、初めてトップに立ったファーストリテイリングの柳井正氏は不況にも負けずに成功例を示しました。

昨年1位だった任天堂の山内溥相談役は株価の低迷もあって3位となりました。

多くが昨年よりも資産額を減らしましたが、初登場ではグリーの創業者である田中良和氏が登場、景気後退でユニクロと同じく低価格路線で注目を集めたしまむらの島村恒俊氏らが登場しています。

柳井正(ファーストリテイリング会長兼社長) 61億ドル
毒島邦雄(SANKYO会長) 52億ドル
山内溥(任天堂相談役) 45億ドル
森章(森トラスト・ホールディングス社長) 42億ドル
孫正義(ソフトバンク社長) 39億ドル
糸山英太郎(元衆議院議員) 37億ドル
三木谷浩史(楽天会長兼社長) 36億ドル
佐治信忠(サントリー社長) 35億ドル
武井ひろこ(武富士元会長・妻) 28億ドル
滝崎武光(キーエンス会長) 24億ドル
三木正浩(ABCマート会長) 22億ドル
木下兄弟(アコム創業者) 19億ドル
多田勝美(大東建託創業者) 17億ドル
国分勘兵衛(国分社長) 16億ドル
神内良一(プロミス創業者) 15億ドル
福武總一郎(ベネッセ会長) 14億ドル
永守重信(日本電産社長) 12億ドル
森稔(森ビル社長) 11億ドル
韓昌祐(マルハン会長) 10億ドル
松井道夫(松井証券社長) 9.5億ドル
岡田和生(アルゼ会長) 9億ドル
船井哲良(船井電機社長) 8.8億ドル
田中良和(グリー社長) 8.5億ドル
金沢要求(三洋物産社長) 8億ドル
福嶋康博(スクウェア・エニックス名誉会長) 7.7億ドル ※エニックス創業者
似鳥昭雄(ニトリ社長) 7.6億ドル
島村恒俊(しまむら創業者) 7.5億ドル
里見治(セガサミーホールディングス会長兼社長) 7.4億ドル
上原昭二(大正製薬会長) 7.3億ドル
稲盛和夫(京セラ創業者) 7億ドル
吉田忠裕(YKK社長) 6.2億ドル
多田直樹(サンドラッグ創業者) 6.1億ドル
重田康光(光通信会長兼CEO) 6億ドル
杉浦広一(スギ薬局社長) 5.8億ドル
大塚実/裕司(大塚商会創業者) 5.5億ドル
豊田章一郎(トヨタ自動車名誉会長) 5.1億ドル
竹中統一(竹中工務店社長) 5億ドル
増田宗昭(カルチュア・コンビニエンス・クラブ創業者) 4.9億ドル
笠原健治(ミクシィ社長) 4.8億ドル

倉庫の「Wii」を盗んだ配送運転手を逮捕

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/24/33846.html
朝日新聞社によれば、任天堂の据え置き型ゲーム機「Wii」を運送会社の倉庫から発送前に盗んだとして、大阪府警がヤマト運輸(東京)から業務委託を受けている運送会社のトラック運転手の男性(37)を窃盗容疑で逮捕しました。

住之江署によると、男性は昨年11月に同市住之江区柴谷1丁目のヤマト運輸の仕分け場から、Wii10台(約26万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。この盗まれた10台のWiiは、堺市のレンタルビデオ店へ段ボール箱に入れて配送される予定でした。男性は段ボールごと盗んで1台約1万4000円で売ったとされています。

男性はゲーム機をリサイクル店に売っていたと言い「家のローンがあり生活が苦しく小遣いがほしかった」と供述。

他にも「ニンテンドーDS」やゲームソフトなどもリサイクル店に持ち込んで売っており、府警は余罪がないかを現在調査しているとの事です。

任天堂、ソニー、ノキアが特許侵害で訴えられる

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/24/33848.html
任天堂、ソニー、ノキアは無線通信の特許を侵害しているとして訴えられました。

テキサスのWall Wireless LLCは、米国特許6,640,086を侵害しているとして任天堂、ソニー、ノキアを訴えました。問題となっている特許は「携帯電話のようなハンドヘルド装置から、オペレーターによって発生する聴覚もしくは視覚的メッセージを、インターネットを介して分配する」というもの。

同社はニンテンドーDSやPSP、ノキアのN81、N82、N93、N95といったハードウェアや『マリオカート』『ワイプアウト』『Reset Generation』(ノキアの携帯電話で遊べるレトロゲーム風ボードゲーム)の通信対戦が特許を侵害しているとしており、販売停止と損害賠償、弁護士費用を求めていく構えです。

米国任天堂、DSと『Personal Trainer: Math』を80セット寄付―数学教育を推進する団体に

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/26/33881.html
任天堂オブアメリカは、非営利団体で数学教育を推進するMATHCOUNTSにニンテンドーDS本体と新発売した『Personal Trainer: Math』をセットで80組提供したと発表しました。MATHCOUNTSは3月25日までの期間で、全国にある中学校の数学クラブの対抗戦を開催します。

MATHCOUNTSは全国4万8000の中学校を組織して数学教育や競争プログラムを実施している団体で、任天堂から提供されたDSとソフトのセットは、褒章や会員獲得のために全国からランダムで選ばれた4つの学校(少なくとも12人以上のメンバーがいる)に20セットずつプレゼントされます。

「子供たちが数学への関心を高めるのは、彼らがどのようなキャリアを将来選択するにしても良い助けになります。『Personal Trainer: Math』は学校のクラブのような場所には最適なソフトです」と任天堂オブアメリカのCammie Dunaway氏は述べています。

『Personal Trainer: Math』は日本では小学館から発売された『DS陰山メソッド 電脳反復 ます×ます百ます計算』をローカライズしたもので、「Personal Trainer」シリーズの一つとして発売されます。他には「Cooking」(お料理ナビ)「Walking」(歩いてわかる 生活リズムDS)があります。

任天堂、不正コピーに対し米通商代表部に協力を要請−中国など6ヶ国をターゲットに

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/26/33888.html
任天堂オブアメリカ(NOA)は、ゲームへの著作権侵害に対し米通商代表部に協力を要請しました。

ブラジル、中国、韓国、メキシコ、パラグアイ、スペインをターゲットとしていくとする考えを明らかにすると同時に、ゲームを遊ぶ子供だけでなく両親のモラルも大切であるとするコメントを発表しました。

NOAはスペシャル301条(知的財産権に対する対外制裁に関する条項)のもと、ブラジル、中国、韓国、メキシコ、パラグアイ、スペインの6ヶ国を著作権侵害が激しい国として選定。不正コピーなどの海賊行為と戦う「更なる方法」をとるように要請したとのこと。

NOAの対海賊行為シニアディレクターのJodi Daugherty氏は、子供が不正コピーに手を染めている場合、両親が注意することも重要であるとする見解を明らかにしました。

NOAはターゲットとした6ヶ国に対して現状を総括。

中国:「偽任天堂ゲームを生産する中心」
韓国:「著作権侵害が増加し続けているが継続した取締が続いていることを評価」
ブラジル:「取締が弱く実際に起訴される例がない」
メキシコ:「昨年の政府取締は全く不十分」
スペイン:「ゲームコピー機と不法ダウンロードサイトが蔓延」
パラグアイ:「著作権侵害への努力を妨げ続けている」

更なる取締努力が必要であるとしています。

「2009年に成功しているメーカー」−海外業界人の投票、ハード部門は任天堂、ソフト部門は?

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/26/33895.html
海外ゲームサイトGamesIndustry.bizは「2009年に成功しているメーカー」というテーマで、300人以上のゲーム業界人に調査を行いました。

調査に協力した300人は小売やパブリッシャ、ゲームのテスターから重役までゲーム業界のあらゆる場所に及んでおり、「2009年に成功しているゲームハードメーカー」と「2009年に成功しているパブリッシャ」の2項目に関して投票を行ったとのこと。

「2009年に成功しているゲームハードメーカー」を見てみましょう。

1. 任天堂 54.4%
2. マイクロソフト 24.4%
3. ソニー 16.2%

「分からない」と答えたのは4.9%。WiiとニンテンドーDSに勢いのある任天堂が半数以上の票を占めています。

「2009年に成功しているパブリッシャ」を見てみましょう。

1. アクティビジョン・ブリザード 30.6%
2. 任天堂 20.7%
3. レクトロニック・アーツ 19.7%
4. ユービーアイソフト 8.1%
5. カプコン 4.1%

その他は9.8%となっています。こちらはハードメーカー部門よりは票がばらけています。アクティビジョン・ブリザードは『ギターヒーロー』『コール オブ デューティ』シリーズと『World of Warcraft』のヒットが評価されての1位。2位と3位は任天堂とEAが僅差で並んでいます。5位以下の主なパブリッシャはソニーが3.4%、マイクロソフトが2.7%、Codemastersが0.9%とのこと。「その他」の9.8%には12のパブリッシャが含まれているとのことです。

東京地裁が「マジコン」の販売禁止などを命じる判決―任天堂など54社が提訴していた問題で

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/27/33917.html
任天堂およびライセンシーのソフトメーカー54社は、いわゆる「マジコン」と呼ばれる機器を輸入して販売していた業者ら5社に対して不正競争防止法に基づき、販売の差し止めなどを求める訴訟を昨年7月29日に起こしていましたが、本日、任天堂らの主張を全面的に認める判決を東京地裁が出したということです。

東京地裁の判決は、「R4 Revolution for DS」に代表されるマジコンの販売禁止と、在庫の破棄を命じるもの。

任天堂は「本判決は当社等の主張の正当性が認められたものであり、妥当な判決である」として、今後もマジコンに対しては断固たる措置を講じていく、としています。