特殊能力/デトラクトレンジ

仕様

効果範囲

Lv1	Lv2	Lv3

習得可能者

詳細

敵に｢移動力低下｣の付与を試行するデバフ系特殊能力。対象の基本移動力を１にする。
掛かると１マスしか移動できず、ジャンプも必然的に不可となる。
こうなれば、こちらは背後を取れて相手は正面から攻撃するしかなくなり、
特に正面0.5倍の方向補正を持っていると殴り合いで非常に有利になる。
またほぼ移動が出来なくなった相手を尻目に悠々と逃げる事も出来る。
　
離れた位置から使用すれば隣接するまでのターンが倍増するため、ホールドエネミー等の行動封じをある程度代替することも可能。
ジャンプを事実上封印させてしまえるため、障害物と連携した足止めも可能。ジャンピングロー涙目。
応用の幅が広く、リターンもそれなりに大きく、デバフ系の中では最も有用と言えるのではないだろうか。
ダメージ無しの状態異常試行というこの手の特殊能力としても、リターンの大きさから使いやすい。
　
大きな注意点として、ジャンプレベル３による移動力＋１ボーナスは残るため、
対象がジャンプレベル３の場合は移動力が２になりジャンプも可能という点がある。
ジャンプレベル最大のボーナスが移動力なのは、そういうことなのだろうか。
ただしジャンプレベルの移動力補正は天然ものでなければならず、ジャンピングハイでは対抗できない。どうして…。
天然でジャンプレベル３に達するのは、基本モンスターでは早くてもLv60台、多くの系統が90台までお預け。
相手によるとはいえ、ジャンプごと封じてしまえる期間はかなり長い。シナリオ中では十分有効に使えるだろう。
　
基本キャラではグルガとモフリーが自然習得し、リーザとヘモジーが追加可能。
ヂークベックもＰホールドフロントで使えるが、レベル差で効かないので忘れていい。
使うなら攻撃役としての適性が高くなく、MPが豊富なリーザやモフリーだろうか。
　
モンスターの自力習得系統がシードレイク系にスライムボンバー系だけと異常に少ない。
初期習得者に至ってはシードレイクのみで、使われる機会は無いも同然。
追加可能な系統はそこそこいるが、どうもHPが低い、欠点を抱える系統ばかりな印象。
搦め手が必要な系統の選択肢として悪くはないかも。
　
敵に使われない以上、各種の特殊能力をしっかり試運転するプレイヤーでなければ、
移動力低下の有用性は見えてこないだろう。通常の最低移動力は３だし、まさか１まで下がるとは想像しやすいものではない。
この技を知っておくことで、移動力低下付与武器の強さも見えてくる。
既存の汎用デバフが力不足なこともあって、これも同じだろうと試運転する気になりにくいのが問題なのだが。