情報
解説
レース系エンジンビルダー拓也が25歳の時に設立したエンジン製造メーカー。
設立当初は高い性能のわりに故障しやすいエンジンを作っていたが、その後次第に改善し、今では世界でオスワースと並ぶエンジン製造メーカーとなった。
そのクオリティはKBTITから「ピーチェ並のエンジンだぜ!」と言われるほどである。
社員が多いのはエンジンを手作業で丁寧に組み立てるからだそうだ。
また、チューニングパーツも製造、販売している。
主な製品
チューニングパーツ
- ボアアップキット(931.5cc)-3000円
- リングマラ型マフラー-14万3000円
- ヤメチクリウム合金製強化ピストン-3000円
一般車用エンジン
B18T
オンダが同社のコンパクトカー「チビック」に搭載しているB16型 直列四気筒自然吸気エンジンをベースとして改良し、ソニッククラフト SC Comcept→SC1800に搭載したエンジン。ボアアップやターボ装備で、排気量1795cc、最高出力は市販バージョンで290馬力までパワーアップした。
なお、ラリー仕様になると、パーツやタービンの交換*1により530馬力までパワーアップするらしい。
レース用エンジン
TKY-19V6TT
タクヤッス製のエンジンの中では最も成功したといわれるエンジン。
V型6気筒ツインターボエンジンで、排気量は1975cc。予選スペックの場合、最高出力は1919馬力を出力するというとても超絶ウルトラモンスターパワーを秘めるエンジンで、バランス型重視の時代になる2021年以前はこのようなモンスターエンジンがゾロゾロいたと思うと非常に恐ろしい。しかし、このエンジンは回転数を最大10000回転まで抑えており、扱いやすさをより向上させている。
また、今年のシーズンからは可変バルブタイミング機構である「T-VALVE」を搭載。さらに燃焼効率をアップさせ、優勝争いを期待されるも、序盤はエンジントラブルが頻発した。しかし、第7戦ニュランシュグランプリで優勝を果たし、第9戦クロイツグランプリでも優勝。コンストラクターズチャンピオン獲得への期待がかかっている。
TKY-29V8 Ver.“GYM”
レース系エンジンビルダー拓也が「ジムで鍛えたガタイのようだぜ!」と太鼓判を押したエンジン。
それもそのはず、エンジンは頑丈なヤメチクリウム合金とチタンで作られている。
V型8気筒自然吸気エンジンで、排気量は2931cc。最高出力は672馬力をたたき出した。
木吉カズヤ氏お墨付きのエンジンでもある。
TKY-31V10 Ver.“GYM”
TKY-29V8の改良版として制作されたV型10気筒自然吸気エンジン。
Ver.“GYM”の名の通りヤメチクリウム合金などを多用し、軽量ながら高い耐久性を誇っている。
今年から「ツヨシ・タクヤッス」のマシンに搭載され、2戦連続で表彰台を独占している。
最高の13000回転までキッチリ回すと、甲高いエンジンサウンドを奏でるのが特徴。
排気量は3107cc、最高出力は810馬力を誇るモンスターエンジンだ。
TKY-34V12 Ver.“GYM”
Ver.“GYM”の名の通りヤメチクリウム合金などを多用し、V型12気筒エンジンでは珍しく軽量ながら高い耐久力を誇るエンジンとなっており、レブリミットまで回すと恐ろしい程に甲高い咆哮を上げるエンジンである。
2024年からオンダ名義でラクマーレン?のマシンに搭載される予定で調整が進んでおり、一足先にソニッククラフト・レーシングの最新型耐久マシンであるSC223?に搭載されてボーダイスポーツプロトタイプカー選手権に参戦したところ、いきなり2連勝を達成している。
以下はエンジンのスペックである。
エンジン形式 | 水冷V型12気筒 DOHC 4バルブ |
---|---|
バンク角 | 75度 |
総排気量 | 3,496cc |
ボア×ストローク | 88.0mm×47.9mm |
圧縮比 | 12.9 |
最大出力 | 774ps/14400rpm |
燃料供給方式 | オンダPGM-FI 電子制御シーケンシャルインジェクション |
スロットル形式 | 12連バタフライ式スロットルバルブ可変吸気管長システム |
重量 | 132kg |
エンジン音 | loading... |
TKY-34V8 Ver.“GYM”
2024年、ソニッククラフトに依頼されて新たに製作されたV型8気筒エンジン。
TKY-29V8から排気量を拡大し、回転数も上がったため最高出力は721馬力まで向上している。
エンジン形式 | 水冷V型8気筒 DOHC 4バルブ |
---|---|
バンク角 | 75度 |
総排気量 | 3,499cc |
最大出力 | 774ps/14400rpm |
イグニッション・インジェクション | タクヤッス製 |
スパークプラグ | MGK |
重量 | 106kg |
TKY-14S4T
タクヤッス創成期のエンジンで最も高いパフォーマンスを発揮するエンジン。
直列4気筒シングルターボエンジンで、排気量は1493cc、最高出力は513馬力だったようだ。
後継機としてTKY-V6TTが開発され、燃費が悪くターボラグの大きい本エンジンは使い物にならなくなった。
現在は時代遅れとなって生産終了。廃棄を逃れた一部の個体が動態保存されている。
コメント
- タクヤはこの製品全部売る自信あるんだよな! -- センパイ? 2023-02-02 (木) 22:38:11
- ウッス!自信ありますよ、センパイ! -- レース系エンジンビルダー拓也 2023-02-02 (木) 22:40:01
- ほら、拓也、笑って!おい、誰が休んでいいって言ったんだよ! -- マサヒコ? 2023-04-06 (木) 15:17:43
- タクヤ?今店にお客さんが来てエンジンを3000円で売れとクレームが入っています。すぐ来れますか? -- マネヱヂヤア? 2023-10-13 (金) 14:43:57
- ウッス、そんなの無理っす!従業員一人一人が手作業で組み立てているから仕方ないっす! -- レース系エンジンビルダー拓也 2023-10-13 (金) 17:26:18
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