解説
一部の遠隔攻撃スキルに設定された隠しパラメータの一つで、当該スキルがある標的にヒットした後、同じ標的に再度ダメージを与えられるまでの時間(フレーム数*1)を表す数値。Next Delay中の標的に対しては、Next Delayが設定されたスキルはヒットしない。*2
格闘系アクションゲームの「被弾モーション中は一定フレーム数(一部の技に対して)無敵」に似た概念。
これとは別にCasting Delayという概念もあるが、Next Delayは被弾キャラクターに設定されるタイマーという点で異なる。
例えばBowazonが標的にMultiple Shotを撃っている最中にLight SorcがChain Lightningを同時に浴びせたりすると、後から到達した側の攻撃はDelayタイマー消化前に命中判定が行われてしまう。そのため、画面上ではヒットしたように見えても実際にはダメージを与えることができない。
ソロゲームにおいても、高IASまたは高FCRを稼いだ状態で同一ターゲットへのスキル乱射を行ったり、Delay間隔に比べて攻撃回数が多いスキル(StrafeやVolcanoなど)で少数の敵に集中砲火したりすると、見た目の印象ほどのダメージを与えられないことがあるので注意。
なお、Next Delayは被弾したフレームを0とし、そこから設定されたフレーム数だけ効果が続く。
そのためNext Delay=4のスキルは最高でも5フレームに一度しかダメージを与えられない。
例えばStrafeを単一の静止した標的に4フレで連射すると、8フレームに一度しかダメージを与えられないので注意すべし。
Patch2.7でNext Delayが同一スキル内でのみ適用されるように変更された。
これにより、前述のMultiple Shotを撃っている最中にChain Lightningというような状況では両者がきっちりヒットするようになった。
一方、シングルでのスキル乱射や集中砲火についてはこれまで通りの適用となり、あまり影響がない。
Next Delayの設定されたスキル
Class | Skill | Frames | (Seconds) |
Amazon | Multiple Shot | 4 | (0.16) |
Strafe | 4 | (0.16) | |
Lightning Strike | 4 | (0.16) | |
Assassin | Shock Web | 25 | (1.00) |
Blade Sentinel | 25 | (1.00) | |
Wake of Fire | 4 | (0.16) | |
Claws of Thunder*3 | 4 | (0.16) | |
Phoenix Strike*4 | 4 | (0.16) | |
Dragon Flight | 4 | (0.16) | |
Barbarian | War Cry | 6 | (0.24) |
Grim Ward | 6 | (0.24) | |
Battle Cry | 4 | (0.16) | |
Battle Command | 4 | (0.16) | |
Battle Orders | 4 | (0.16) | |
Druid | Twister | 25 | (1.00) |
Tornado | 25 | (1.00) | |
Volcano*5 | 10 | (0.40) | |
Fissure | 5 | (0.20) | |
Volcano*6 | 5 | (0.20) | |
Shock Wave | 4 | (0.16) | |
Necromancer | Poison Nova | 4 | (0.16) |
Paladin | Fist of the Heavens*7 | 4 | (0.16) |
Sorceress | Chain Lightning | 4 | (0.16) |
Nova | 4 | (0.16) | |
Frost Nova | 4 | (0.16) |