概要
【性格】のひとつ。
「我儘」。
他人や回りの都合を省みず、自分の都合を優先して自分勝手に行動、発言することやそういった行為を頻繁に行う人物のこと。
人間が自分の都合や利益を追求するのは必然ではあるが、それは他の人も同じであるので双方の利を考えなければ顰蹙を買ってしまうのは当然である。
ちなみに【モビルヘッド】もこういう性格と言及されている。
DQ3(リメイク版)
能力補正
解説
DQ3に登場する性格の1つ。
最初の【性格診断】において、【洞窟】の場面の最終質問で、1つ目の分岐点の【立て札】の指示に従わずに【落とし穴】に引っ掛かるとこの性格になる。
本来あまりいい意味では使われないが、わがままといっても「少しわがまま」と言うレベルであり、いろいろなことに興味を持つが飽きっぽいため周囲の人達に迷惑をかけるものの、なぜか嫌われることも憎まれることも無いと精霊からは若干好印象にも見える言い方をされる。
ただし補正は全体的にマイナス気味。素早さ以外は全てマイナス補正であり、肝心の素早さプラス補正もわずか5%と非常に残念な性格。【でんこうせっか】を使わない理由は何一つないだろう。
それ以外にも、【おちょうしもの】、【みえっぱり】、【まけずぎらい】、【いのちしらず】、【ロマンチスト】の完全下位互換。
性別限定だが【ラッキーマン】と【セクシーギャル】も含めれば完全下位互換数8つとなり、7つの【がんこもの】を超えてワースト1になる。
自分勝手な人は強くなれない、ということか。
【勇者】がこの性格だと、【アリアハン】の城2階の右側の【兵士】が仲間との仲違いを心配してくる。
【バラモス】打倒後は兵士自体が消えてしまう。
ちなみに【ルイーダの酒場】にいる酔っ払いの【戦士】は、昔連れていた仲間にわがままな【僧侶】がいたらしい。彼曰く「けっこう困った」とのこと。
人間関係で困ったのか、それとも僧侶と相性の悪い性格故に戦闘能力に問題があったのか、はたまたその両方なのか……。
また、この性格のキャラクターが【パーティ】内にいるとこの酔っ払いのセリフが変わる。
ただし【オルテガ】を生き返らせる以前限定。GBC版ではパーティの状態によっては聞けないことがある。
【ルイーダの酒場に最初からいる人たち】では【魔法使い】のベティがこの性格(GBC版除く)。
最初からいる魔法使い(および【僧侶】)の中では、唯一賢さにマイナス補正がかかっている人物である。
ルイーダの初期魔法使い連中は割と補正値の良い性格が揃っているので、コイツだけ際立って弱くなってしまう。
4人の中で唯一素早さが伸びやすいのは長所と言えば長所かも知れないが、上記の通り他の能力をすべて下げた上でたった5%ではどうにも…
上記の酔っ払いのセリフの変化をすぐに確かめるには利用できるが、戦力としてわざわざ連れ歩く必要はない。
DQM1、2
平均的な「勇気」を持っているだけで、あとは「知恵」も「優しさ」も欠落しているとこの性格になる。
各数値の目安は「勇気:50%」「知恵:0%」「優しさ:0%」。
こうも極端ならそれを突き詰め、【ぼうけんたん】を用いて【ちょとつもうしん】にでもしてしまった方がいいだろう。
PS版でのこの性格の特殊行動は、「敵の攻撃の対象になった際に仲間を盾にし、ダメージを肩代わりさせる」というもの。