DQ7
過去の【ルーメン】で、町で一番大きなお屋敷に住んでいる男性。
名前の由来は「シートン動物記」のシートンと「ファーブル昆虫記」のファーブルからと推測できる。
英語版での名前はPS版ではSieble、3DS版ではBuddy。
【やみのドラゴン】によってルーメン一帯が封印された際は、屋敷を【ボルンガ】に乗っ取られて途方に暮れていた。
その後はボルンガ亡き後も屋敷に居座った【ばくだんいわ】の【ロッキー】を可愛がったり、【ヘルバオム】の根っこにくっついてきた小さな虫に【チビィ】と名付けてペットにしたりと、何かとモンスターに縁がある人物。
ただでさえ魔物による災厄で町全体が憔悴しきってる中チビィを飼っていたせいで町人達の反感を買ってしまうが、チビィが住人に退治されそうになると、チビィのことを考え涙を飲んで野に返す決断もする心優しい人物である。
チビィによってルーメンの町が救われた後は町人達とも和解できたようだが、自らの命を捨ててまで助けてくれたロッキーやチビィを思い、彼らがしてくれたことに見合うことをしてやれたのだろうかと悩んでいる。
その後も再びモンスターを飼おうかと思ってはいるが、再び町人達に迷惑をかけるかもしれないので、何処かに安心してモンスターと暮らせる場所があれば…と、現代に続く【モンスターパーク】の布石になっている。
主人公たちの行動によってはルーメンの町は滅びの結末を迎えることにもなるのだが、その場合でも住人の中で彼ただ一人だけは生き延びることとなり、チビィも町の人も救えなかった自分への罰としてルーメンの廃墟に残ることを決意する。
ちなみに現代のルーメン北にあるモンスターパークにいる【モンスターじいさん】の先祖は、かつてモンスターと心を通じ合わせたことがあるとのこと。
また、滅びの結末を迎えた後の現代ルーメンでは、モンスターじいさんを「町がほろびた時、ただ一人生き残った人の子孫」と言っている。
ルーメンがどんな結末を迎えようともシーブルは生き残っていることからも、モンスターじいさんはシーブルの子孫ではないかと思われる。