【バラモス四天王】

Last-modified: 2021-03-08 (月) 16:16:57

DQ3(小説版)

小説版オリジナルの設定。
魔王【バラモス】が率いる魔物軍団の幹部格として、4匹のモンスターが設定されている。

【ネクロゴンド】王国を侵略した際に活躍した魔物達で、それぞれ異なった大陸を受け持っており、他の3人の担当区域に手を出す事は御法度とされている。
4人とも「魔将」の異名を持つが、【竜王六魔将】と違って全員が反目し合っている。
 
うち2匹は中ボスとして勇者に立ち塞がり、多くのプレイヤー諸君の記憶に残った強敵であろう。
エビルマージはボスではないが、4コマなどでバラモスの幹部扱いされてたりするし、原作ゲーム中でも【バラモスの城】で4体で出てきた時の強さは同マップ内でも別格の強さなので記憶にあるプレイヤーは多いだろう。
 
しかし、サラマンダーだけは地味どころか、【上の世界】には出現すらしない。
小説中でも主人公との戦闘はなく「【オルテガ】が倒した」と説明されている。本編中のザコ扱いとのバランスを取ると同時に、「ゲーム中に上の世界にサラマンダーが出現しない理由」を与えているわけである。
FC版ではボストロールも【アレフガルド】のザコ敵として出現するので、ボストロールもサラマンダーもその中の1匹が四天王として抜擢された……と考えることもできる。
同様の例として【ゾーマ八魔将】【バルログ】(本編でザコ敵)、竜王六魔将の【ギガンテス】(DQ1に登場しないモンスター)の扱いがある。

余談

小説版ではバラモスの部下は四天王であるが、他の作品ではまた異なる設定が用意されている。
【知られざる伝説】では、バラモスが直接命令を下す部下として、八岐大蛇とサタンというモンスターが登場している。
このうちサタンについては「オルテガと相討ちになった」とされる。
リメイク版DQ3ではオープニングデモにおいて、ゲーム中に登場しない謎の悪魔型モンスターがオルテガと相討ちになるが、もしかしたらこのモンスターがサタンなのかも知れない。
 
モンスター物語では、ボストロールと八岐大蛇の2匹は、地区指令官または指令長官(司令官、司令長官の誤字か)という別格の権限が与えられたとしている。
竜王六魔将については小説版とモンスター物語でほぼ共通しているが、バラモスの部下についてはそうなっていない。