【ボストロール】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:13:50

概要

DQ3以降、度々登場する緑色の体で太った風貌のモンスター。
その名に恥じず、作品によってはボスの大役を担うこともある。
同種属に【トロル】【トロルキング】【ダークトロル】【トロルボンバー】、ボスキャラとして【ショウカク】【トロルバッコス】【スイーツトロル】【ジャック将軍】
モンスターパレードでは同色に【夢魔ベスノザ】が、そのあと【ユリヌス】という魔物に召喚され【ベスノザゾンビ】として再び登場。全体の色が少し濃くなっている。
星ドラにはクリスマストロールが登場。
スーパーライトでは金色に輝くゴールデントロルが登場する。ドラクエウォークのCMでは相撲部屋で力士達と相撲を取っている。
 
DQ6で仲間モンスターとして抜擢されたためか、以後の作品でも基本的に仲間になるのはトロル族でもこいつの役目である。外伝作品でもトロルを差し置いて登場することが多く、何かと優遇されている。
 
【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】に原画が掲載されているが、手書きで「トロル」と記されており、デザイン決定後に名称変更された模様。

DQ3

ボスとして登場。【へんげのつえ】【サマンオサ王】に成り済まし、【ブレナン】含む多くの国民を苦しめる悪政を敷く。【サイモン】が獄死したのもこいつの仕業。
トロルの割には言葉巧みで頭が良いようだ。【ジパング】【やまたのおろち】も同様の作戦で民衆を苦しめている。
最終的には勇者一行に【ラーのかがみ】で正体を明かされ敗れる。
撃破後のメイドの台詞によると、こうもりやヤモリの料理を食べていたらしい。おそらくは魔物らしい食事という演出のつもりだろうが、どちらも東南アジアなどでは割とポピュラーな食材である。
 
なお後述の関連商品ではいずれも【バラモス】配下の魔物ということになっているが、原作ゲーム中ではこいつもやまたのおろちも「バラモスの部下」だという表現は一切無い。ただ出自の不明瞭なやまたのおろちはともかく、こちらは【ゾーマ】が直接送り込んだ可能性もある。
(強いて言うなら、サマンオサの兵士が「王様は魔王に心を売ってしまわれたのではないか?」と疑う描写がある程度。)

FC版

HPは320と高く、さらに約100もの【自動回復】があるため一気にHPを削らないと倒せない。
当時の痛恨は不発になることがあり、こうなると表示もダメージも通常攻撃と一切区別がつかないので極めて分かりにくいが、ローテーション1回行動で「攻撃→攻撃→痛恨→攻撃→攻撃→痛恨→攻撃→攻撃…」の順に行う。
 
呪文を一切使えないが、なぜかMPが12ある(マホトラで奪って確認できる)。当初は呪文を使わせる設定だったのだろうか?
 
攻撃力こそ180と高い(地上世界ではバラモスと【ひとくいばこ】に次ぐ第3位)が1回行動でかつ単体攻撃なので、回復が間に合わないことはほぼないだろう。
下位種と違って判断力も高く後列が狙われる確率も低いのでかなり安全に戦える。
ただし痛恨の一撃による事故死だけはどうしようもないので、不安ならせかいじゅのはを用意しておきたい。
また、重そうな見た目に反して素早さも80と高いことにも注意。不安ならピオリムの準備を。
強耐性ながらも、ルカニやマヌーサ、ラリホーなどが通るので狙ってみるのもよい。
攻撃呪文はヒャド、バギ、デイン系が確実に効く。
さらにバイキルトで与えるダメージを増やせば万全である。
なお、メガンテには無耐性であり、加えて、サマンオサにおける固定戦闘時でも有効である。
推奨レベルを遥か上回る高レベルなら、術者は犠牲となるも開幕一瞬でカタが付く。
 
ローテーション行動で痛恨が来る可能性があるターンは限られているので、スカラやスクルトで身を固め、痛恨が来るターンは一撃で事故死しそうなキャラだけ防御させてやり過ごす安全策を取ることもできる。
あるいは、痛恨のターンをアストロンでスルーしてしまえば割と低レベルでも倒せてしまう。
…と言いたいところだがアストロンはちょうど痛恨の周期である3ターンで切れるので注意が必要。
例えば最初の2ターンで補助呪文をかけまくる→痛恨の危険がある第3ターンにアストロンを唱えるとすると、第5ターン終了時に解けてちょうど次の痛恨が来る第6ターンから始まってしまう。
ただし、第6ターンを凌げば次は第10ターンまでが痛恨が来ない期間となるので、第6ターンにもう一度アストロンをかければ第9、10ターンと2ターン分の安全期間が得られる。
これならこの期間に総攻撃をかけて11ターン目のボストロールの行動前までに倒し切れば良いことになる。
なお、アストロンを使った戦術ではアストロン中にボストロールのHPが自動回復の効果でほぼ全回復してしまう点にも注意。
低レベルで倒しにかかる場合、火力的に倒しきれなければ結局持久戦になって押し切られるし、こちらの素の守備力が低ければスクルトの効果も薄いため、当然ながら限界がある。
あくまでも最低3ターン以内に倒し切れるだけの火力があることが前提なので、バイキルトは必須となるだろう。
というより、痛恨が実際に出る確率自体はそこまで高くないし、ダンジョンの奥にいるわけでもないボストロール戦はやり直しも容易なので、痛恨のことは気にせず最大火力で畳みかけた方が結果的に早かったりするのだが。
 
後に【アレフガルド】で通常エンカウントし、特に2匹組となると自動回復もあって倒しづらい。
FC版はターゲッティングが未熟なため、全員で合計200前後のダメージを与えて単体なら3ターンで倒せる場合でも、「100ずつ同グループの2体に分散して与えてしまって永遠に倒せない」という最悪の攻撃パターンを繰り返す可能性があるためである。
HPが低い相手や、とどめを差せる相手であれば同じ相手に当たることも多いようなので、ターゲッティングが未熟と言うよりは仕様なのだろうか。すぐに倒せそうな相手がいない場合は、呪文攻撃の併用時に無駄撃ちになることを防ぐために分散しやすくなっているのかもしれない。
マヒャドかバギクロスがあれば自動回復分を打ち消せるダメージを与えられるほか、メガンテに加えてどくばりが通じるようになっているのでこれにかけてみるのも手。
【まだらくもいと】も効くようになる。
当時発行された【どらくえ3 謎の魔王をやっつけろ】という非公式攻略本では、サマンオサのボストロールは「体力だけの奴なのですぐに死ぬ」と書かれているが、アレフガルド編になると「ボストロールのHPは驚嘆に値する」と評価が一変している。
全力を出せるボス戦と余力を残さねばならない雑魚戦の違いもあるだろうが、当時はまだ自動回復のカラクリが解明されておらず、執筆陣はこれを知らなかったのだろう。
 
【格闘場】にも参戦し、その高い攻撃力で対戦相手をねじ伏せる。
さらに自動回復があるため、長期戦になっても安定した強さを誇る。
高いHPと痛恨の一撃という似たような攻撃タイプで格闘場のライバルともいえる【だいまじん】【クラーゴン】と違い複数回攻撃はできないものの、それでも圧倒的に強い。
なお、ボストロール同士の対戦だと自動回復と完全ローテーションのために決着が付かず引き分けとなる。
これは次作の【てっきゅうまじん】同士のタイマンと同じなのだが、鉄球魔人は130倍とブッ飛んだオッズだったので目立っていたが、こちらはお互いに1.2~1.5倍程度と地味なので、あまり有名にはならなかった。もっとも、どのみち引分けなので何倍だろうが意味はない。
 
ドロップアイテムの【らいじんのけん】は、上の世界ではこのドロップ以外での入手方法がない。
サマンオサでらいじんのけんを獲得できると上の世界の攻略が結構楽になるため、1/256という低確率を押してでもこれのドロップを粘ったプレイヤーも少なくないだろう。
しかしコイツと戦うには下記のループを繰り返さねばならず非常に面倒くさい作業となるので、大抵のプレイヤーは途中で挫折することになる。

  1. セーブポイントからサマンオサにルーラ
  2. 城下町をつっきって城に入る
  3. さいごのかぎを使って食堂から侵入
  4. 城内をぐるりと回って北東の塔に上り、飛び降りて寝室に侵入
  5. ベッドの前でラーのかがみを使う(偽王がいない昼間でも問題ない)
  6. ボストロールを倒してドロップしなければリセット(1に戻る)

Wii版に入っているFC版DQ3なら、どこでもセーブ機能を利用することで比較的簡単にドロップの吟味が可能。
とは言え、それでもかなりの反復作業を覚悟しておこう。
 
余談だが、他のファンタジー作品などでは「トロルは火に弱い」とされることが多いが、こいつは逆に炎系(メラ、ギラ、イオ系)に強耐性を持つ。
そのためサマンオサでは主砲の【メラミ】が効きづらく、アレフガルドでも威力の高い【イオナズン】【メラゾーマ】が滅多に通らないことも、こいつがタフに見える一因だろう。

SFC版

固定戦闘のみのボスに昇格したためか、HPが1500にまで増加。さらにメガンテへの完全耐性を獲得。
さらに守備力も2倍になっているため非常にタフになっているが、自動回復はなくなった。
 
頭が良くなったのか、ルカナンを使ったローテーション2回行動で攻めてくる。
行動パターンは『攻撃+ルカナン→痛恨+攻撃→攻撃+痛恨→ルカナン+攻撃』。
行動回数が増えている分、痛恨が来る確率もあがってるため事故死の確率が増えており、前述の通りボスに昇格したためか、FC版では強耐性だった補助呪文はルカニとマホトーンを除いて完全耐性になっている。
ルカナンの頻度は多くないが、高い攻撃力と手数が多いので、下がった守備力は上げておかないとすぐに撲殺されてしまうので注意。
裏技を解禁するのなら【装備技】を利用するのも大いに有効である。
但し、4ターン目はルカナンと同時に攻撃が来るのでこの技が使えず、脅威である。
 
炎系の呪文は効きにくいので魔法使いは補助係に徹したほうが良いだろう。
攻め手が必要ならヒャダルコやヒャダイン辺りで攻めていこう。
MPが無限な上にDQ3のルカナンの減少量は現在値の50%と強力なため、まずはマホトーンでルカナンを封じたいところ。
ただし、呪文を封じた場合はルカナンの空撃ちを行わず、ローテーションが『攻撃+痛恨→攻撃+攻撃→痛恨+攻撃』に変化することには要注意。
ルカナン封じと並行してスクルトで守備力を上げておくことを忘れないように。
見た目に反して素早さが高い点も変わっていないため、FC版同様不安ならピオリムを使っておこう。
 
ただし、どんなに手堅く戦っても、痛恨の一撃は強烈なので注意が必要。
SFC版ではバイキルトがかかると痛恨の一撃が発生しなくなるという特性があるので、スクルトを十分に唱えてからあえてボストロールにバイキルトをかけてやることで、事故死を防ぐことができる。また、スクルトの重ね掛け前提なら、全員に【みかわしのふく】を装備して下準備中やその後の通常攻撃の被弾率を下げれば、なお良いだろう。
 
ちなみに、FC版のように通常エンカウントすることは無くなり、戦えるのは基本的にボス戦1回のみとなっている。
また、ドロップアイテムは【ちからのたね】に変更されたため、らいじんのけんはアレフガルド以降でないと手に入らないようになった。そのため「ボストロールから雷神の剣を手に入れましたか?」という質問に「はい、盗賊を使用して頑張りました」というと真っ赤な嘘になる。
また、このリメイク以降は断末魔が追加された。

フィールド上のグラフィックは意外なほど小柄で人間キャラよりもやや大きい程度。巨大なやまたのおろちやキングヒドラはともかく、そこまで大きくないバラモスやゾーマよりも小さい。
また、ボストロールが化けた王のグラフィックは目が吊り上げっており、更によく見るとトロル族の特徴である尖った耳となっている。しかし、PS4版からは従来の王様と共通の顔グラフィックになった。

GBC版

基本的にはSFC版と同じだが、GBC版3ではバイキルト時も痛恨が出る仕様なので絶対にかけないように。
こちらでは、追加ダンジョンである【氷の洞窟】の地下1Fで通常エンカウントできるようになっている。FC版に準じたのか、2体で登場することが多くタチが悪い。

知られざる伝説

エピソード「勇者サイモンの悲劇」で登場。「バラモス様の配下、ボストロール」と名乗っている。

小説版

大幹部である【バラモス四天王】の1人。サマンオサ大陸と【スー】大陸を受け持っている。7年前にサマンオサ王を幽閉し、すり替わっていた。
 
四天王一の怪力の持ち主であり、棍棒の一振りで複数の一般人を文字通り粉々にした。
怒る民衆から無数の矢や槍を背中に撃ち込まれるが、ビクともせず暴れ続ける。
しかし勇者アレルの手にした【オルテガ】の形見の剣で貫かれて撃破された。

CDシアター

こちらでもバラモスの配下として登場。基本的な立ち位置は同じ。
就寝中に寝室に忍び込んだ勇者アレルに、サマンオサ王が勇者サイモンに託した【ガイアのつるぎ】を見せられるが、ガイアのつるぎを渡したのは本物の王だったので「そんなもの知らん」と一蹴し、偽者と見破られる。
激昂し兵を呼び寄せようとするが兵士は賢者となったライドに眠らされており、更にラーのかがみで正体を暴かれ、全員葬るべく襲いかかる。
 
女戦士ステラの一撃すら通じない肉体と破壊力を持っていたが、ライドのメラミとバギマでダメージを受け、アレルのガイアのつるぎによる一撃でトドメを刺される。
なおCDシアターでの勇者サイモンは、このボストロールに直接殺害されたようである。さり気にいびきが酷い。
また正体を暴かれた際の台詞が「ばぁれたかぁ~」(エフェクト付き)に変更になっていた。
この直前のライドの台詞「汝の正体みたり! 極悪魔人ボストロール!」と合わせて、往年の特撮テレビ番組「ダイヤモンド・アイ」が元ネタと思われる。
 
CVは郷里大輔だが、役名はサマンオサ王でクレジットされている。

アイテム物語

【へんげのつえ】のエピソードにて、サマンオサ方面の偵察部隊の最高司令官という立場で登場。
不得手な情報戦の指揮官を任された挙句、成果が上がらないせいでバラモスからお叱りの手紙が届いたりと、中間管理職の苦悩が描かれている。
最終的にエビルマージを頼って変化の杖を作ってもらっている。

DQ6

本作からは基本的にザコモンスターに格下げ。
 
通常は【天馬の塔】1F~3Fにのみ出現するが、【ライフコッド】襲撃にも参加する。だがその中では【バーサクオーク】と並んで弱い方。
攻撃呪文に弱く、【痛恨の一撃】は守備力影響タイプ(2.5倍)で致命傷にはなりづらい。
また、痛恨の一撃の頻度もトロルより低い。
それ以外では突き飛ばしを仕掛けてくる他、わかりにくいが攻撃をミスする無駄行動もある。
また、DQ6のトロル系の共通の特徴としてターン毎20ポイントの自動回復特性も備わっている。
HPが320もあるが実は下位種族のトロル(350)よりもHPが低い。
何故かSFC版の【デスコッド】では【ゴールド銀行】の受付員をやっている。あの頭の悪そうな面と棍棒を持った銀行員というのはシュールな光景である。
ただ、この先は【デススタッフ】が沢山出てくるのでお金を預けておいたほうが無難なのは確か。システム上は普通のゴールド銀行である。
 
ドロップアイテムはちからのたね。仲間にすることも出来る。詳細は【トビー】参照。

DQ8

【暗黒魔城都市】の精鋭として登場するほか、【トロルの迷宮】での主役。
魔城では回廊より前のエリアで出現し、特に外観の屋内・東の塔では出現率が4割程と高い。トロルの迷宮に至っては5割以上。
終盤はリーザス地方(東部の平地[夜間])、アスカンタ国領(東部の平地[夜間])、リブルアーチ地方(南部の森)、砂漠地方[夜間]にも分布するようになるが、いずれも出現率は高くない。
 
とにかくHPが高く苦戦するが、痛恨と攻撃ミスの設定はDQ6と同じ。
ただ、同種の武器をなめ回すという馬鹿丸出し行動がないのはさすがボスといったところか。
しかも、2回に1回の攻撃は確実に通常攻撃をしてくる分、空振りしてくる確率が低い。その上トロルとトロルキングと違いザキ系も無効。しかしトロルとトロルキングと違い痛恨の一撃は非貫通型のみしか使えない。
 
トロルの迷宮の2匹組は、通常の奴よりさらにHPが高い。
が、それよりも彼らの台詞回しのインパクトが強烈。パンチラも強烈。挙げ句にここで起きていた惨劇も強烈。
そして3DS版では声も付いてさらに強烈。もう勘弁してくれ。
担当声優は東和良。
その衝撃的なシーンの詳細は、【トロルの迷宮】を参照のこと。
 
ドロップアイテムは【特やくそう】(1/16)、レアドロップで【ごくじょうのカビ】(1/128)。
概念よりも、カラーリングでチョイスされたっぽい内訳。
スカウトモンスターもいるが、守備力が低く攻撃ミスもあるので意外に安定しない。ギガンテス系の方が無難。詳細は【ボス】参照。

DQ9

【ガナン帝国城】【宝の地図】の洞窟(遺跡・洞窟タイプ)等に出現する。
通常の雑魚敵としての登場しかしない為、前作ほどのインパクトはないが、やはり周囲の敵と比べてHPや攻撃力はずば抜けて高い。
 
DQ3やDQ8と異なり、武器をなめ回すといった無駄行動が多かったり、痛恨の一撃か!と思ったらこけてミスしたりと、どこか抜けている。
というか、DQ9のトロル族は皆こんな感じ。出現数も少ないので、さしたる脅威を感じる敵ではない。
ただしトロルキングと違い、痛恨は守備力無視型なので、こちらのレベルが高くなるとある意味トロルキングより危険。打撃コンボでさっさと倒したい。
ドロップアイテムは【こんぼう】、レアドロップで【ブーメランパンツ】
時々朝寝ぼけて、毛皮の服の前後を間違えるそうで、リアルでも抜けているようだ。確かにあの服は間違いそうに見えなくもないが。
 
クエスト【トップをめざせ!】【ぱふぱふ少女チャミー】で対象モンスターとなる。

DQ10オフライン

【オルフェア地方東】【イナミノ街道】【ヴァース大山林】【エゼソル峡谷】【ガートラント領】【チョッピ荒野】に生息。
やはり痛恨の一撃を使ってくるが、ミスも多いというDQ9以降の設定を踏襲している上、武器をなめるという【無駄行動】もある。
通常ドロップは【ふさふさの毛皮】、レアドロップは【ちからのゆびわ】

Ver.2

真偽問わず【ローヌ樹林帯】、真の【セレドット山道】【ポルネア山】にも生息。

DQ10オンライン

1300年前のガートラント領周辺にも生息しているほか、デスマスター職業クエストで討伐対象となる。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

世界に異変が起きた後の【クレイモラン地方】【シケスビア雪原】【名もなき島】に出現。
行動パターンもドロップアイテム(【ふさふさの毛皮】、レアドロップがちからのゆびわ)も前作と同じ。

強ver

【ネルセンの迷宮】に出現。PS4版等では【勇者の試練】の屋外(西側)に夜のみ生息。3DS版等では勇者の試練・常闇の氷原の2つ目のマップに居る。
トロルボンバーを押しのけ系統最上位の地位を獲得した。
ただし、ドロップアイテム・行動パターンは変わっていない。

DQM1(PS版)、DQM2

悪魔系として登場する。
野生のものは【はざまの世界】に出現する。
配合で生み出すには【アンクルホーン】×獣系などの組み合わせがある。
習得する特技は【たいあたり】【みがわり】【みなごろし】
見た目通り体中も頭の中も筋肉の塊らしく、HPや攻撃力、守備力は高い反面、賢さやMPの伸びは悪い(GB版でも脳筋であることが図書館で明記されている)。同じ巨漢である【ギガンテス】に似たような感じだが、あちらほど酷くは無いものの、やはりバランスが悪い能力配分となっている。
ちなみに、レベルが低いうちはHPや攻撃力よりも守備力のほうが伸びやすい。恐るべき肉の壁だ。
 
PS版では序盤からHP、攻撃力が高く伸びるが守備力の伸びが悪い。
しかしその守備力もレベル42以降激増し、なんとHP、攻撃力を差し置いて自力で999まで上昇する。
トロル系と言えばタフさ(というよりはHP)とパワーの高さが印象的だが、今作ではそんな第一印象をいい意味で裏切ってくれた。しかし成長が遅く、1から2に必要な経験値が100であるのが欠点。
会心率も最高でより強力な戦士タイプと化した。補助系と封じ系の耐性が悲しいくらい低いのだが…。
【ようがんまじん】を血統にこいつを配合すると【ゴールデンゴーレム】になり、パオームを血統にすれば【キングレオ】が生まれる。
お見合い限定のパターンで、【のろいのランプ】を血統にすると【バルザック】が、逆にのろいのランプを相手にすると【ランプのまおう】が生まれる。

キャラバンハート

悪魔系Aランクのモンスター。
心が覚えている特技は【すてみ】、たいあたり、みがわり。
野生の個体はアレフガルド大陸全域に出現する。
 
相変わらずHPと攻撃力はすさまじい勢いで伸びてゆく。
実はCHのモンスターの中では【グラコス】と並んで最強の攻撃力を持つモンスターでもある。ただし守備力の伸びは晩成型となってしまった。
そして他の能力についてはやっぱり残念なことになっている。
一応会心率は高い方なので純粋な打撃役としては結構働いてくれる。

ジョーカー1

悪魔系のBランク。【モルボンバ島】の洞窟や、ラストダンジョン途中の中ボスとしても登場。
前者はスカウト可能だが、一度倒すかスカウトすると二度と出現しないので慎重に挑みたい。
ただし、戦わなくても問題なく先に進めるため無理にスカウトしようとせず、後でまた必要になった時に来ればいい。スカウトに失敗しても逃げれば何度でも再挑戦できる。
【おにこんぼう】やその先の【ドン・モグーラ】にはコイツが必要なので是非捕まえておきたい。

一般配合では作れず、【バッファロン】【ギガンテス】【サイコロン】の内2種類を掛けわせると誕生する。Bランクモンスターのくせに配合にはAランクのモンスターが必要なのだ。
ただしこちらは【お見合い】を利用した方が得。
やはりHPと攻撃力、守備力は高水準だが、その他は軒並み低い。【かいしんでやすい】の特性を持つ。
所持スキルは【VSドラゴン】
【リザードファッツ】or【ギガントヒルズ】とで【おにこんぼう】が、ギガンテスとで【アトラス】が生まれる。
 
まめちしきには「敵がミンチになるまで殴り続ける」とさらっとエグいことが書いてある。

ジョーカー2

相変わらず悪魔系のBランクだが、Mサイズの2枠モンスターになった。
密林エリアの夜間に出現するが、初遭遇時はスカウトどころか勝つことも困難なので注意。
相変わらずおにこんぼうの配合素材として有用だが、今回は何度でも出現する。
ちなみに魔界の落とし穴にも出てくるが、こちらでの遭遇機会は滅多に無い。宝箱を巡って【ゲモン】と争ったり、離れた足場からゲモンを挑発したりと何かと縁があり、セットで並べると面白い場面がよく見られる。

特性は【メガボディ】【プレッシャー】【れんぞく】(2回)。
通常攻撃は棍棒で1ヒット、勢い余ってすっ転んで2ヒットというアクションで、馬鹿っぽさが増した。
アトラスの配合には使わなくなったが、おにこんぼうには【バズズ】が使えるようになっている。

このランクの脳筋2枠にしては耐性が美味しく、ザキ・マヌーサ・眠り無効。
ただしギラ系に弱く、麻痺や混乱には耐性が無いので注意。

また、世界選手権のプロマスター級では、公式チームの「おやかたとサブ」との対戦で【キラーピッケル】と一緒に出てくる。

ジョーカー2プロ

雨の日限定に行けるエリアの奥に夜のみ出現するため、場所が分かりにくくなった。無印版でいたところにはパオームが出現する。
作成方法が変わり、【コングヘッド】【イノブタマン】or【サイコロン】or【ダンビラムーチョ】で誕生する。無印版の配合の組み合わせでは【タウラス】が誕生するようになった。
メガボディの仕様変更に伴い1~2回行動もできるように。
最強化で【ひん死で会心】を習得。
所持スキルは【VSブレス】に変更。
おにこんぼうに使うのは変わらず、新たに【ぬしさま】とでギガンテス、【ランプの魔王】とで【ほうらい大王】が作れる。

ちなみにモーションが【イノブタマン】に流用されている。

テリワン3D

野生の個体は【しんじつの扉】に出現する。
J2Pと同じ組み合わせでも作れる。

特性は【メガボディ】【れんぞく】(2回)、【AI1~2回行動】【メラブレイク】、+25で【ひん死で 会心】、+50で【ときどき冥界の霧】
ギガンテスは【ギガハンド】との配合に変更。残りの2体は前作と同じ組み合わせで作れる。
新たに【ブオーン】とで【トロルボンバー】、こいつ2体と【こうてつまじん】2体の4体配合で【デスマシーン】が作れる。

イルルカ

【砂漠の世界】の端にある洞窟の奥で、棍棒でシリを掻きながらゴロゴロしている姿が確認できる。
そんな彼の世話係と思われる【ブラシこぞう】の姿も。
夜はブラシこぞうと一緒に踊っている。
この洞窟には【水の世界】クリア後に入れるようになるが、序盤でスカウトできれば即戦力になるし、Sランクのおにこんぼうを作る為の足掛かりにもなる為、できることならここでスカウトしてしまいたい。
ただし一度仲間にすると再出現しないので注意。

【新生配合】【暴走機関】【ギガボディ】化で【ギャンブルカウンター】、SP版では【超ギガボディ】化で【ときどき白い霧】を習得する。

ジョーカー3・3プロ

悪魔系Dランクで、ライドタイプは陸上・歩行。【時空の裂け目】に出現する。
今作は特殊配合ではなく、一般配合で作れる。

特性は【メガボディ】【こうどう おそい】【火ブレイク】【AI1~2回行動】、+25で【カウンター】、+50で【ツッコミ】
【超生配合】【いきなりバイキルト】、ギガボディ化で【せいぞんほんのう】、超ギガボディ化で【攻撃力ギャンブル】
初期スキルは種族特有の【ボストロール(スキル)】
今作は特殊配合には使わない。

プロフェッショナル版での合体特技は【天翔轟嵐斬】、合体特性は【超タフガイ】

彼のモーションは【呪術師マリーン】【若葉の精霊】にも流用されている。

DQM3

悪魔系Dランク。唇が肌と同じ色になっている。
野生では出現せず、【トドマン】(または【バーガーミミック】)と【サイクロプス】の特殊配合で生まれる。
特性は【いきなりバイキルト】【ツッコミ】(20)、【火ブレイク大】(40)。
Lサイズ化で1~3回行動、ピンチで会心、【とうそうほんのう】(60)を習得。
スキルは【ごうけつ】
 
ストーリー上では【甘味楼の魔界】・中級にてNPCが住んでおり、ポップンロッドを巡り【アイスの迷宮】にて【デザートデーモン】&【チョコゴーレム】と共に襲いかかってくる。こいつだけお菓子と関係が無いが……。
彼ら曰く「よそもののピサロが支配者になるのは嫌だ」との理由で襲い掛かったようであるが、撃破後は力を認め道を開けてくれる。
【ドゴー】撃破後は完全にピサロを支配者として認めてくれるようになる。
 
【バルンバ】との配合で【トロルボンバー】【まおうのかげ】との配合で【バラモス】が生まれる。

少年ヤンガス

不思議のダンジョンシリーズでは長い間はぶられていたが今作にてようやくの初登場。
【魔導の宝物庫】の深層にのみ出現する。
【トロルキング】の親になるので捕獲しておくと良い。
テンションを上げている間しか捕獲できないので、弱らせた後は溜めてくれるまでこいつの正面で棒立ちしている必要がある。
そのため運が悪いと延々と殴られ続けることもあるので、ヤンガスのHPと相談してほどほどに狙おう。
また、こいつが出るということは【ダースドラゴン】も出てくるので気を引き締めておこう。
 
成長限界はレベル30。
デフォルトネームは♂が「ボスロー」、♀が「ボスール」。
配合パターンは【アトラス】×【アークデーモン】か、【デスカイザー】×【ももんじゃ】系。
アトラスを生み出す過程でこいつが必要になるので、作るなら後者のパターンが基本。
【デスストーカー】と配合すれば上記のトロルキングが生み出せる。
ちなみに♀の話によるとトロルとトロールは分家と本家の関係にあたり、トロールの方が偉いらしい。

バトルロード1

第3章から登場。
ステータスはHP:950 ちから:179 かしこさ:5 みのまもり:35 すばやさ:8。
ギガンテスと比べると、ちょっぴりタフ。
弱点は灼熱/光属性の呪文。
 
「痛恨の一撃」は混乱の追加効果がある、ミスか100%会心の一撃かの賭け技。
なお、ヒットした場合は敵味方関係なく「つうこんの一撃!」の表記が出る。
「なぎはらう」は持ってる棍棒で敵全員を攻撃する。
 
バトルロード2では、【僧侶】と組むことによって痛恨の一撃が「癒しの一撃」になる。
こちらも賭け技であり、ミスか普通のダメージのどちらかになる。しかし、当たれば必ず90近く回復できる。
 
ギガンテスと【うごくせきぞう】とチームを組むと、合体モンスター【暗黒の魔人】になる。
ちなみに、DQ8本編ではこの3体でチームを組んでも合体しない。
 
大会参加賞でもらえた【モリーセレクション】の絵柄は攻撃ミス寸前のモーションを再現している。

バトルスキャナー

タクティカルチケットホルダー2で先行登場し、第7章でチケットに封印できるようになった。
基本ステータスはHP:919、ちから:768、すばやさ:103、かしこさ:225、みのまもり:493。
技はたたきつぶす→ばくげきこん→ダークネスハンマー→ハンマーラッシュの順で変化していく。
トロル系の例に漏れず攻撃手段は全て殴打属性の単体攻撃で、コンボを発動しやすい。
耐性は魔と闇に強い反面光と聖に弱く、異常耐性は非常に強いが呪いのみで他は強い、弱いが目立つ。

クロスブレイド

第1弾では【スーパーレア】、第3弾と第5弾では【レア】で登場。
イメージ通り、同弾の同レアリティの中ではやや高めのHPを持つが、反面すばやさはかなり低い。
カードガム第1弾でも登場している。

ソード

【魔王の城】に出現。
本作では上位種の【トロルキング】がその直前のボスを務めているが、こいつも似たような技と特徴を持っており、やはりHPと攻撃力が高く、爆弾岩を野球の如く棍棒で撃ってくる(こちらの場合は縦と横にそれぞれ2発並んだもの)。
ちなみに、こいつとトロルキングはいるのに、原型の【トロル】が本作に未登場である。

ヒーローズ1

【シーラ】でのボスでの登場が初で、【スターキメラ】とコンビを組んでいる。
四股を踏みこちらをよろめかせてくるほか、痛恨の一撃が強烈。なお、四股は左足でしか踏まない。
しかし何より厄介なのがルカナン。攻撃するためには近づかなくてはいけないのだが、近づくとルカナンの圏内に入ってしまい守備を下げられてしまう。
そしてルカナンの後には体を丸めてバトルロードの【ベル】の大車輪のような回転アタックを仕掛けてくるのだが、この攻撃はガードしても完全に防げない上に威力が高く、当たってしまうとルカナン無しでも大ダメージを受ける。
しかもこちらを先に倒してもスターキメラがこいつを回復してしまい、いつまでも終わらない。
【バリスタ】を使いスターキメラを先にやっつけてしまえばあとは楽。
ボストロールは全体的に攻撃を避けやすいため、残りは仲間モンスターと袋叩きにしてしまえばいい。
なお、後ろから攻撃をすると、なんと屁をこいて吹き飛ばしてくる。
最悪だ…。
しかも食らうと【幻惑】状態になってしまうので、できるだけ前面か横から攻撃しよう。
ちなみに【ヤンガス】が「クッキンされるのは御免でがす」とトロルの迷宮ネタを言ってくれる。
 
ボスの後は、ストーリー終盤でも普通に中堅程度の雑魚敵として出てくる。
 
【モンスターコイン】はアシストタイプ3枠で、前方に転がっていきダメージを与えてくれる。
威力はかなり強力なので、出し惜しみせず積極的に使っていきたい。
 
クリア後は宝の地図で【ボストロール・強】、スターキメラ・強と戦える。通常同様、スターキメラから倒そう。

ヒーローズ2

【クレティア】周辺の【魔族の森】近郊で昼寝をしている強敵の個体がいる。
一応ストーリー序盤から戦えるのだが、ステータスはこの時点では文字通り場違いな高さ。
攻撃ではまともにダメージを与えられない上に相手からは3桁ダメージを余裕で貰う。
警告におとなしく従って戦わない方が良い。
 
それもそのはず、攻撃力だけならストーリー上ではずっと先の【霊峰レーゲン】の連中よりも高い。
行動自体も強烈な威力を持つ痛恨の一撃やこちらの守備力を下げるルカナン、
こちらに向かってでんぐり返しなど、前作で使っていた行動もフルで活用。
さらに地面を棍棒でえぐりとり、岩を飛ばす遠距離攻撃まで行うのだからたまったものではない。
見た目通りHPも相当高いので、長期戦も覚悟するしかない。
ここまで強いのにも関わらず経験値やゴールドははっきり言ってショボく、ドロップも【ふさふさの毛皮】のみ。
ふさふさの毛皮は【ももんじゃ】などの戦いやすい相手も普通に落とすのでコイツを狩る価値はない。
図鑑埋めのためにさっさと倒して、二度と関わらないようにしたい。
他のトロル族とは違い10匹討伐すれば討伐コンプリートとなるので10匹倒したら以後は無視しよう。
 
その後は【オレンカ】の戦いで通常雑魚として出現する。
ここで会えるやんちゃ個体の力は尋常でない。
特にルカナン食らった後の回転アタックは喰らえばほぼ即死なので当たらないように。
1匹でもやんちゃ討伐したら後は無視してしまおう。一か八か【ひとくいばこ】【モンスターコイン】の一撃必殺に賭ける手もあるがまず期待しない方がいい。
モンスターコインは前作とほぼ同じ。威力は高く図体のデカさに見合っている。
 
【時空の迷宮】ではボスとしてスターキメラと組んで登場することがある。
ここで出る個体はHPが半分を切るまでルカナンやでんぐり返し攻撃を使わない。

ビルダーズ1

3章から登場。トロルよりもさらにビッグサイズで攻撃パターンに左手での張り手が追加。
殴る→溜め殴り→殴る→張り手…のローテーションで行動する。
3章ではコイツ全てとギガンテスを全て倒すとチャレンジ項目を達成できる。ギガンテスに比べればよほどマシなので、【ひかりのつるぎ】クラスの武器があれば正面からのガチンコでも十分勝てる。
拠点周辺の個体は【悪魔のカベかざり】、旅のとびら・青の先の個体は【火をふく石像】を落とす。
 
終章では【ラダトームの魔城】のボスとして登場。【まどうし】2体を連れている。
魔城に近づいた時に突然話しかけてくる声の主はおそらくコイツ。
ちなみに今作ではトロルとボストロール以外同種がいない。

ビルダーズ2

本編【ムーンブルク島】では氷の塔の【千年氷の結晶】を守る小ボスとして登場。
【シルバーデビル】【あまいいき】【ハーゴンのきし】の盾防御による支援を受けながらこん棒や四股踏みによって攻撃してくる。
ただ、HP・攻撃力は見た目で受ける印象ほど高いわけではなく、こちらには仲間に【リック】【少年シドー】がいるので、取り巻きさえ蹴散らせば勝利は近い。
その後【アトラス】戦においてはアトラス配下の大型モンスター軍団の一員として登場するが、ここではもっぱら同時に現れるギガンテスの方が目立っており、コイツの方は仕掛けた数々のトラップと仲間達の力でいつの間にか倒されているはず。
 
クリア後は【ヤミヤミ島】強敵としても登場。 
ヤミヤミ島の個体はクリア後の強敵の中でも数段高いHPとダントツの攻撃力を誇る難敵だが、撃破で【悪魔のカベかざり】をドロップするほか【はかいのつるぎ】のレシピを入手できる。
無限素材でいくらでも作れる悪魔のカベかざりはともかく、はかいのつるぎの方はゲーム最強の武器である【はかぶさのけん】の元となるため早めに倒しておきたい。
本作における事実上最強の敵モンスターであり、また二回以上このボストロールを倒すメリットは特にないため、今まで集めた消耗品をこいつの初回撃破時にありったけつぎ込むつもりで戦おう。
たとえクリア直後でも勝てる可能性は十分ある。【せかいじゅの葉】や各種兵器、バフ効果を持つ料理、【ゴーレム】系仲間モンスターの力も借りながら、ヒット&アウェイを駆使して戦うべし。
特に攻撃を一時的にほぼ無効にする【極上海鮮サラダ】【高級ブイヤベース】などの守備力アップの効果を持つ最高級魚料理や、敵の動きを封じる【ヒャドトラップ】は非常に有効なので是非とも持っていきたい。
何なら背後から接近すればかなり近づいても発見されることはない為、【ギラタイル】を足元に設置することができれば時間はかかるが放置して撃破可能。

ウォーク

2020年9月開始の1周年記念イベントにて第3章のボスとして登場。同時にイベント期間中フィールドで戦える強敵モンスターとしても出現する。
イベントでは導きの英雄の仲間となったパラディンのジェンピエの故郷を襲い、国を滅ぼしかつての仲間の命を奪った仇敵として登場する。
攻撃力が高く通常攻撃や痛恨の一撃も脅威だが、最大HPの85%もの大ダメージを与えて転倒させる「ひんしのつきとばし」が強烈。
HPが半分以下になると使う武器舐めは本編の無駄行動と違い、何故か毎ターンHPが回復するようになる。最大レベルだと1回で2400近くも回復されるFC版DQ3もビックリの回復量で、これを超えるダメージを与えていかないとジリ貧になる。
 
こころは赤色でコストは90。
HPと力に優れ、高グレードのものは斬撃・体技ダメージアップや悪魔系への特効を持つ。グレードSでまじん斬りを覚える。

タクト

【ゾーマ】SPスカウトで排出される、限定Aランク枠として登場。悪魔系のぼうぎょタイプ。
「閃熱ぶんまわし」、【鉄甲斬】【めいそう】を覚える。1凸すると「まれにバーハ」を覚える。
AランクのみならずSランクも含めた全モンスター中3位を誇る圧倒的な高さのHPが最大の特徴。他の能力は正直な所かなり微妙だが、このHPだけでも大きな個性を出しているといえる。
めいそうでの自己回復が可能な為、味方でマジックバリアなどをかけてやればAランクのタンクとしてはなかなかの性能に。まれにバーハもあるので発動すればブレスにも強くなれる。
鉄甲斬は相手の守備力を大幅に下げることが可能なかぶとわりやよろいくだきの上位互換で、自身の攻撃力はそこまででもないが味方の物理火力に貢献が可能になる。
総じて見ると、見た目に反して味方のサポートに長けたタンクとなる。攻撃とくぎの射程が短いことや守備力がかなり低いなどの扱い辛さもあるがAランクモンスターの中では明確に使いどころがあるので恵まれている方と言えるだろう。

ダイの大冒険

旧アニメでは第21話における【ヒュンケル】の回想シーンに登場。原作の回想における【ギガンテス】系が差し替えられたものであり、ヒュンケルの故郷を襲撃した魔物の中に何体か含まれる一方、赤子のヒュンケルをかわいがる魔物たちの中にもボストロールがいる。また【アバン】一行が【地底魔城】に突入した場面では複数体のボストロールが確認できるがいずれも死亡してしまっている。
多少のセリフがあるので声が付いている(声優:田中一成)のだが、声の出演ではボストロールではなくトロルと表記されている。

新アニメでは第2話ラストに登場。連載版第1話(勇者の家庭教師!!の巻)冒頭における、魔王軍の怪物たちに町が襲撃されるシーンの【アークデーモン】が差し替えられたものとみられる。

蒼天のソウラ

【太陰の一族(グルヤーン・イル・イシュ)】の村にメスの個体が登場。
子沢山なのかベビーシッターをしているのかは不明だがたくさんの子供のボストロールを背負い、彼女の腰の高さまでの子供達と一緒に暮らしている。
村内では食堂を営んでいる他、農作業をしている【ヤーゲル】へ弁当を届けるという一幕も。
食堂は味付けの濃さが【アズリア】のお気に入りで、【ゴオウ】もこちらで食事をしている模様。
戦力としては描写が無いので不明だが村に潜入した【トーラ】の見立てではレベルの高い存在ではないようだ。