【ギガンテス】

Last-modified: 2024-03-17 (日) 22:19:52

概要

棍棒を左手に持つ一つ目の巨人。
DQではかなり有名なモンスターであり、人気も高い。【キラーマシン】とともにDQ2で初登場、DQ5で再登場、そしてDQ8から常連となっているモンスターの一つ。
シンプルなデザインながら、強さと迫力と独特の愛嬌を兼ね備えており、初見で印象に残りやすい秀逸なモンスター。
色違いに【サイクロプス】【アトラス】【ラマダ】【ゴールデンタイタス】などがいる。
キャラバンハートでは、アトラスと同じ場所に【ギガアトラス】なるボスもいる。
星ドラではギガンピックや超巨大なボウジェン、巨神ダロス、タイタクリックが登場する。
スーパーライトでは【ひとつめの巨人】?という敵専用モンスターがいる他、2020年のダイの大冒険コラボで【破邪のギガンテス】?という亜種が、2023年の期間限定クエスト「復讐の道化師」で【ひとつめの復讐鬼】という亜種が登場した。
そのアトラス共々ギリシャ神話の巨人族に由来するモンスターで、名前のギガンテスはギガースの複数形。「巨人族」の意味で用いられる。他のフィクション作品でも表記違いを含めて引用される。
元ネタでは地面に足をつけている限り無敵というチート能力を有した怪物だが、ドラクエではそんなことはない。公式イラストが片足上げたポーズが多いのはひょっとしてこの伝説を意識しているのだろうか?まあ単純にデカさと迫力を考えた構図なのだろうが。
スラもりの【ギガお】はこちらの攻撃が一切通じずさらに漫画版では生まれつき【アストロン】がかかっているというそれっぽい設定を持っている。
 
色は青か緑か水色だが、サイクロプスの存在もあってか青い色ではなくなった。最近は薄い青緑色の時が多い。
基本的には最強クラスの雑魚敵として扱われているため、終盤に登場することが多い傾向にある(DQMJのように序盤からいきなり出てくる作品もあるが)。
3作品に1回のペースで登場して器用に知名度を保ってきたが、DQ8以降は連続出演して人気振りをアピールしている。
不思議のダンジョンシリーズやモンスターズなど外伝にも多数出演しており、今や系統代表とも言えるポジションについているのも人気の証左か。
この系統は【トロル】系と並び、いずれも高い攻撃力とHPを誇るパワーファイターとして称される。
そのトロル系と比べるとより強力なモンスターとして登場することが多いが、妖精(トロル系)と神々の一族(ギガンテス系)との違いなのだろうか?
なお、トロルと同じくグラフィックでは棍棒を握りしめているが、あちらと違って本編シリーズでドロップアイテムがこんぼうだったことは一度もない。
人間用のサイズではないのかもしれない。
近年の作品のグラフィックではまぶたが強調されており、眠そうな顔をしているように見える。
 
英語版での名称は単体でも複数出現でもGigantesで統一されており、不可算名詞のような扱いになっている。
 
【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】に原画が掲載されているモンスターのうちの一体である。

DQ2

そんな彼が華々しいデビューを飾ったのは史上最高の難易度で知られるDQ2。
【ロンダルキアのほこら】【ハーゴンの神殿】までの範囲と、神殿内部の3階に現れる。
見た目どおりのパワーファイターで、雑魚中最高の攻撃力145を誇り、【痛恨の一撃】まで放つ。サイクロプスとほぼ同じ行動パターンだが、攻撃が痛恨になる確率はこちらのほうが高い。
特殊行動などはなく単純に殴るだけだが、やたらと防具が脆くこちらの守備を固めにくいFC版ではそれが脅威以外の何物でもない。よほどHPが高くない限り痛恨の一撃一発で画面が一気に真っ赤に染まる。
 
【アークデーモン】(140)とは攻撃力が5しか変わらないうえ2回攻撃もしてこないので、安定した高火力という点では譲るが、高確率で放つ痛恨の一撃はこれをカバーして余りある。
体格の関係で人間よりも歩幅が大きいためか、重量級の見た目に反して素早さも100と非常に高いが、本作の行動順決定の仕様からあまり関係がない。レベル最高まで上げてもよく先攻される。
反面、守備力と攻撃呪文耐性は低めなので【イオナズン】【ローレシアの王子】の打撃で倒すのがセオリー。サイクロプスより回避率はかなり低い。
一番効いて欲しい【ラリホー】【ザラキ】は完全耐性があり効かない。
【スクルト】【マヌーサ】は欠陥品なので効果が期待できない。
難敵だが、それでもコイツと同じエリアには【イオナズン】【ザラキ】を連発したり、【メガンテ】で問答無用で全滅させてくる連中が跋扈しているので、こいつはまだマシな相手というのがロンダルキアの厳しさである。後述するように金策になる【はかいのつるぎ】を落とすのもまだ良心的。
 
特筆すべき事項としては、1/8という高確率(本作の全てのモンスターの中で最高のドロップ率)ではかいのつるぎを落とす点。しかもコレが11250Gという破格の高値で売れる。
ロンダルキアで何度も戦っていれば自然と入手できるため、本作終盤はシリーズでも屈指の速度で金が貯まる。
確率的には8回中7回は落とさないので、そんなに頻繁に手に入るわけでもないが。
ただし、FC版では破壊の剣をすでに所有している場合、ギガンテスが宝箱をドロップしても中身はお金(その戦闘の獲得資金とほぼ同額)になってしまう。
荒稼ぎをしたいならば、1本落としたら旅の扉から【ベラヌール】に戻って売却→【ルーラ】でロンダルキア帰還という手間が必要なので注意したい。
また、この時期になるともはや新たに買うべきアイテムもあまりない。【ちからのたて】をまだ3人分揃えていないときは買う価値があるが、すでに買っている場合はもはやお金を稼ぐ意義はほぼない。サマルにまだ【はやぶさのけん】を買っていない場合に買うぐらいだろうか。
蘇生資金が足りない場合も、【復活の呪文】で再開すれば問題なく蘇生されるので書き写しの手間を度外視すれば困らない。
さらに本作では預かり所もなく、使わない道具を持ち歩く余裕はないし、所持金の上限は65535Gなので、所持金がカンストしたら後は落としても捨てられるだけになる。
 
【中村光一】によると、本作で登場するモンスターの中で一番大きいと『ファミリーコンピュータmagazine』の「D.Q.II Q&A」(1987年6~10号に掲載)にて回答している('87年7号)。
ちなみに一番小さいのが【スライム】で人間の膝下ぐらいのサイズ(約30cm)であるとのことで、ギガンテスはその30倍らしいので、約9~10mということになり歩幅も人間の3~4倍近くもある。
あの殺人級な攻撃力と体格にそぐわない素早さも納得。
ただ、普通に考えれば上位種であり中間ボスである【アトラス】やラスボスの【シドー】はもっと大きいだろうと思われるので、「一番大きい」というのは恐らくエンカウントするものに限ったものと考えられる。
キャラクターデザインが3D化したDQ8以降の作品では両者が同じ画面に並ぶことも増えたが、作品によってサイズはだいぶ異なる。

リメイク版

攻撃力が150に微増、HPも20上がっているが、それ以上にこちらの武器防具や攻撃呪文が強化されているのであまり実感できない。
耐性が見直されたリメイク版においても【ラリホー】【ザラキ】に完全耐性を持っているが、FC版と違いしっかり機能する【スクルト】【マヌーサ】があるので対策は容易。
ただし【ルカナン】の性能も上がっており、ブリザードに守備力を下げられて殴られるととても痛いので要注意。
また、リメイク版ではこいつに限らず痛恨の一撃選択から実際に痛恨の一撃となる確率は1/32と、非常に低くなっているため滅多に発動しなくなっている。
痛恨の選択率自体は1/4なので、痛恨を受ける最終的な確率は1/128。食らったら奇跡のレベル。
ちなみに素早さは100から88に低下しているが、それでも十分素早いので下手なレベルでは先手を取られる。
 
アイテムドロップの仕様が変更されたため、すでに所有済みであっても破壊の剣を落とすようになった。
【ミンクのコート】が実用性のあるレベルまで強化されたので、終盤にお金を稼ぐ意味が少しは生じた。

小説版

サイクロプス同様アトラスの部下であり、【ムーンブルク】の城と城下町を破壊して廻った。

DQ5

【キラーマシン】などのロンダルキア組と共に久々の復活。【エビルマウンテン】周辺やその内部、【謎の洞窟】に出現。
相変わらずの高い攻撃力(【メタルドラゴン】と同値の210。クリア前の雑魚敵なら【グレイトドラゴン】に次ぐ値)で殴りつけてくる。
大きな足で踏みつける強化攻撃もしてくるようになり、痛恨の代わりに【みなごろし】を身に付けたため、攻撃のパターンだけでいえばDQ2よりも凶暴になった。
最大HPも310(リメイクでは350)と、クリア前の雑魚では最高の数値。
みなごろしは誰に当たるかは運次第とはいえ、もしも当たれば210以上もの絶大なダメージを受けてしまう。ましてや【エビルスピリッツ】【たたかいのドラム】を鳴らされてこれを喰らったときの威力たるや、よほどレベルを上げていない限り【ゴーレム】をも一撃の下に葬り去ると書けば、それがどれほどかおわかりだろう。
 
なお、DQ5ではみなごろしはザキ属性を持っており、敵側はザキ完全耐性だとミスor1ダメージで済んでしまう。
それをわかってやっているのか、当の本人もザキ完全耐性持ち。
つまりみなごろしが間違って他のギガンテスに向いてしまったとしても、実害がほぼない。インチキである。
しかも、SFC版ではこちらのザキ耐性だけ無視してくる(完全耐性のオークキング同族などでもダメ)インチキ仕様で、どう足掻いてもこちらの被害は避けられない凶悪特技となっている。
リメイク版では、こちらもザキ完全耐性持ちだけを馬車外に出すことで、同じようにみなごろしを無効化できるようになった。
 
エビルマウンテン内部と謎の洞窟では他のモンスターと組むことがなく、同種2~3匹で出現する。
ただし、エビルマウンテン周辺ではザキに弱耐性しかない【バザックス】と組むこともあり、運よく攻撃が向けば、一撃で粉砕してしまう。
【ガメゴンロード】【れんごくちょう】もザキに強耐性止まりなので、一撃で粉砕してくれる。
残念ながら、一番危険な相方であるエビルスピリッツはザキ完全耐性持ちである。
 
メダパニがかなり効きやすいので、使えば無力化どころか高い攻撃力を戦力にできて一石二鳥である。
ラリホーやマヌーサはメダパニよりかなり当たりにくいし、特にマヌーサでは肝心のみなごろしを防げないので使ってもほぼ意味がない。
7割強で効くラリホーマもメダパニもない場合は、速攻撃破する以外にこちら側が取る行動の選択肢はない。
上述の通りHPは高いものの、ダメージ系への耐性はほぼ無いので攻め手には困らない。守備力も魔界の雑魚敵の中ではかなり低い方で単純な打撃もよく通る。
なんと【ニフラム】が効くので、まともに相手をするのがキツイ場合はニフラムで消滅させてしまうのも手である。
いずれにせよ、速攻撃破ができないうちは、【スライム】が特技の相性抜群なので、連れているなら彼に任せよう。
 
経験値はSFC・PS2版は670だったが、DS版では570に減らされている。
ドロップアイテムは【ちからのたね】。いかにもパワーファイターらしい。
仲間にすることも可能。詳細はこちら。ちなみに仲間になったときにはみなごろしを忘れてしまっており、新たに覚えることもない。

DQ7

PS版では「ギガンテスには きかんです」という【いっぱつギャグ】のネタでのみ登場。

リメイク版

【トクベツなモンスター】としてトクベツな石版【力じまんたちの山】で出現する。
攻撃力が高く痛恨の一撃も出すが1ターン休みが効くので【ひゃくれつなめ】を毎ターン使っていれば楽に倒せるだろう。
 
石版のボスにすると【真まじんのかなづち】が報酬でもらえることがある。
同じく真まじんのかなづちが報酬になる【デスカイザー】【キラープラスター】と比べて倒しやすいので大体こいつが石版マラソンの対象になる。
 
モンスターパークでは【サイクロプス】とは友達らしい。

一匹目二匹目三匹目
3DS版での名前ギーガジャインガンテス

 
ちなみに、いっぱつギャグ「ギガンテスには きかんです。」は削除されてしまった。今回正式に登場しているのに…。
まあ、このギャグが削除されることになった時点では、まだギガンテスを配信するかは決まっていなかったのかもしれない。
他にも、PS版においていっぱつギャグに名前だけ登場していたモンスターなどは全て、当該ネタが削除されている。

DQ8

本作ではパワーモンスターがかなり優遇されており、こいつはその恩恵を最大限に受けた。悪魔系に分類。
また、今回もDQ5に引き続いてアトラスが登場しないので、コイツが系統最上位となる。
最大HPは710と周囲の敵の倍近く高い上に、大きな足で踏みつける強化攻撃、またはダメージ2.5倍タイプの痛恨を容赦なく放ってくる。
ただし、攻撃をミスすることもある。
補助系耐性は高いものの、攻撃系耐性はほとんど無いので攻め手には困らない。
とにかく攻撃するたびに叫び声が聞こえ、痛恨の一撃を出すとゆっくりと歩いて攻撃してくる姿はただ怖い。
図鑑によると【暗黒神ラプソーン】の怒りが実体化したモンスターであるらしく、【暗黒魔城都市】の回廊フロアでよく襲ってくる。
ここには【デスプリースト】【だいまじん】【ヘルクラッシャー】など最強クラスの敵がおり、ラプソーンとの決戦も近いのでかまっていられない人も多い。
 
だが!!絶対に1匹は倒しておこう。というのも、魔城崩壊後はギガンテスがほとんど出なくなってしまうのだ。
(一応は)絶大な力を手に入れたことでラプソーンの怒りの感情が弱まったのだろうか。
実際には【マイエラ地方】の東にだいまじんとコンビで出るか、【翼を持つ者の場所】(汎用エリア[夜間])で低確率で単体で出るかしかなくなる。
マイエラの東は夜間ならそこそこ出現しやすくはなるが、お前は本当にメジャーモンスターなのかと疑いたくなる。
そもそも、情報なしの初回プレイではラストダンジョンと思われていた物が崩壊し、脱出した後に改めてラスボスと戦闘になるという展開を予測できなかったプレイヤーも多く、数を倒すにしてもクリア後にもう一回来ればいいと考えていたプレイヤーもいるだろう。
そして道中の戦闘は逃げてやり過ごし、真っ直ぐラプソーンを倒しに向かった結果がこれ。やってくれたのう。
 
3DS版の場合は視点変更を繰り返せば簡単に見つかるため、暗黒魔城都市では無視しても良い。
ただし999体狙いなどで数を倒したい場合は回廊で粘った方がいい。
 
また、暗黒神の怒りが具現化したモンスターである割には、【三角谷】には心優しいギガンテスが住んでいる。
 
【ギーガ】【ギガンツ】の2匹のスカウトモンスターがいるが、この2匹は微妙に能力が違うので、チームに入れる際は気に留めておこう。
 
今回はドロップ品が通常枠が【アモールのみず】(1/16)、レア枠が【エルフの飲み薬】(1/256)と、本人にとってはあまり使い道の無いものが揃っている。

DQ9

【絶望と憎悪の魔宮】や、【アルマの塔】とそのふもとの高台、宝の地図の洞窟に出現する。今作でも悪魔系。
説明文の2ページ目は駄洒落になっているが、DQ9ではよくあること。
やはり高いHPと攻撃力、痛恨の一撃を引っさげての登場である。
相変わらず周辺モンスターの倍近いHPで、今作では守備力も190と低くはない。
ごく一部ではランドインパクトを身につけたとまことしやかにささやかれているが、これはデマである。
水マップのメタルキングオンリー地図でレベル上げをする場合はよくメタキンにくっついて出てくるので、そちらで印象に残るかもしれない。
 
雷属性に弱く氷属性に強いところは下位種のサイクロプスと同様だが、状態異常の耐性は下位種よりも若干優秀。ただし痛恨の一撃は守備力影響タイプなのでこちらのレベルが上がると下位種に痛恨の一撃のダメージで負けてしまう。
力自慢のモンスターらしく、【ちからのゆびわ】を落とす他、レアで【ジャイアントクラブ】を落とすことがある。
クエストNo.132【フンガー! 木は大事に!】によると、下位種のサイクロプスを苛める悪いギガンテスも居る模様。

DQ10オフライン

【ポーポラ地方】【エゼソル峡谷】【ラーディス王島】【冥王の心臓】に生息。
相変わらずの強さだが、新たに【ランドインパクト】も身につけた。
通常ドロップは【じょうぶな枝】、レアドロップは【らせつのこんの作り方】

Ver.2

偽りの【セレドット山道】【ジャイラ密林】【レビュール街道南】、真の【ワルド水源】【サザミレ草原】に生息。
【ピラミッドの秘宝】には同色の【秘宝の破壊兵】が登場。

DQ10オンライン

生息エリアを増やしており、魔界では【ギガンテス・強】が登場。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

世界に異変が起きた後の【ホムスビ山地】【南西の孤島】に生息している。
PS4版では【ゾンビ師団長】率いる魔物の集団の中に何故か混じっている。当時の当地にはホメロスが滞在していたので応援で入っていたのだろうか。
 
船再入手後にホムラの里まで足を伸ばす際に特に注意が必要なモンスターの内の一つ。
DQ9、DQ10と同様の行動に加え、2体以上出現した際お互い【ゾーン】状態になると【どとうのつうこん】まで使ってくる。
HPは1000を超え、周辺の敵には弱点を突いて容易に掃討できるロウのマヒャドも焼け石に水。
【悪魔ばらい】でマヒさせてから、火力を集中し一体ずつ倒していきたい。
本作では【メガトンケイル】に「ラストダンジョンに出てくる巨人」枠を譲ったのか、ラストダンジョンには珍しく出現しない。
 
通常ドロップで【ちからのゆびわ】、レアドロップで【エルフののみぐすり】を落とす。

DQ11S

基本事項は移植元に同じ。
【シルビア】の追加ストーリー【希望の旅芸人】では【ホムラの里】への道を封鎖しており、ボスとして戦うことになる。このときのステータスは、大抵のボスと同様、HPは本来のものより高くなっているのに対して攻撃力は控えめに設定されている。

強ver

【ネルセンの迷宮】のモンスター。共通して【試練の里への道】に出現。PS4版等の場合、巨大湖(シケスビア雪原で魔竜ネドラがいたところ)に夜限定で現れる。
ドロップアイテムは通常バージョンと同じ。
サイクロプス・邪を上回る強さを持つ。
ゴールデンタイタスとは能力値はほぼ同じであるが、守備力はゴールデンタイタスの方が2倍くらいの数値になっている。
充分に【ドーピング】をした勇者様御一行にはエルフののみぐすり目当てで乱獲されることも。

DQM

【井戸のとびら】(3Dでは牧場にあるきょじんの扉)のぬしとして登場。
【ロンダルキアへの洞窟】の落とし穴フロアを彷彿させる最深部とフィールドBGM【遥かなる旅路】が苦い?思い出を誘う。
また、彼の「うほっ!うまそうなにくがいる!」という台詞は日本のインターネットにおけるネタ文化に触れてきた者にとっては、最初の一言でいい男の顔が頭に浮かび、次に続く言葉からアッー!な事を連想する鉄板になっている模様。
実はこのギガンテスは戦闘中に肉をたくさんあげると仲間になることがあるので、一応「こういうタイプのボスも居る」的な意味のヒントになっているのだが。
格闘場の【あくまのカガミ】のダジャレの一つに「ギガンテスはきかんです」というものがある。「きかんです」は「きけん(危険)です」なのだろうが、かなり苦しいダジャレである。
 
GB版では肉をあげれば仲間に出来たのだが、PS版では残念ながら払いのけられてしまうようになった。
ただし、HPを減らしてから【せかいじゅのしずく】等を使う、毒・猛毒状態にしてから【どくけしそう】を使うなど、肉以外の手段で仲間になる確率を上げることは可能なので、PS版でもちゃんと仲間にすることができる。うまそうと言っときながら払いのけるのは少々矛盾しているが…
この手法は同じく肉を払いのけるようになった【ダークホーン】【まおうのつかい】【キングスライム】にも通用する。
仲間のなりやすさは最低ランクにされており、初めて仲間にする場合でも【しもふりにく】を2個はあげたい所。2回目以降に仲間にする場合はしもふりにくを4個あげても起き上がらないことも。
 
テリワン3Dではこのギガンテスに肉はやれないが、必ず仲間に出来るようになった。
悪魔系×【ビックアイ】【スカルライダー】【メドーサボール】【ヘルビースト】を血統にゾンビ系を配合すると誕生する。
DQM1の図鑑に「ちからがあるが、あたまはわるい」と書かれており、その通り攻撃はよく上がる(攻撃力の伸びの高さは【ダークドレアム】【デスタムーア最終】に次いで、【グリズリー】と並ぶ本作三位である)が、賢さは上がりにくい。というか、HPと攻撃力はものすごい勢いで上がっていくが、それ以外は全然上がらないという、両極端な伸び方をする。早い話が脳筋である。これもグリズリーと同じような傾向だが、あちらと違って成長は遅めなので、序盤では使いにくい。
PS版のRTAでは規格外とも言えるHPと攻撃の伸びから中継点に使われやすく、何ならこれを最終メンバーとするチャートもある。ただしマヌーサ耐性ががら空きなので、タイムにムラができやすい。

DQM2

普通にザコキャラとして登場。
前作と共通してHPと攻撃力が凄まじい伸びをみせる反面、他の能力値はあまり伸びない。
特に素早さと賢さの伸びは雀の涙ほど。それらはまだしも意外と守備力の伸びが悪いのが痛い。そしてやはり成長も遅い。
 
今作とPS版においては最強クラスのモンスターの誕生に欠かせない重要モンスターである。
【ローズバトラー】との配合で【エグドラシル】に、【アンドレアル】【グレイトドラゴン】【スカイドラゴン】との配合で【ギガントドラゴン】になる。
ただし上記のように非常に能力バランスが悪いため、生まれてくる子供の初期能力に結構な悪影響を与えてしまう。出来れば詩人マスターに勝つ、木の実や種を惜しみなく使うなどしておきたい。ギガントドラゴンだけは【ボストロール】でも可能なので、あちらを使うのも手。とはいえ、ボストロールも能力バランスはコイツほどひどくないにしても、悪い部類に入る。
PS版では【望みの世界】の町にNPCの個体がいる。元は【スライム】だったが、魔物のボスに「強い魔物になりたい」という願いを叶えてもらいギガンテスになった。

DQMCH

キャラバンハートでは2と同じくロンダルキア地方に登場。敵としては相変わらず力押し。
仲間としては、序盤にHP、攻撃力が爆発的に伸びるのは同じだが、その2つの伸びが失速する中盤以降に入れ替わるようにMP、素早さ、賢さの伸びが良くなる。
終始安定して伸びる守備力と合わせて最終的にはバランスの良い成長を見せてくれる。DQM1やDQM2の時からは考えられない成長である。

DQMJ

魔獣系のAランク。
【ノビス島】の巨大なたき火の周りにたまに出現する。
序盤ではとんでもない攻撃力の持ち主で、初めてノビス島に来たばかりのパーティではまず勝てない。
近づかないのが賢明。もし戦闘になってしまったら即刻逃げよう。
とは言え、テンションアップとバイキルトが使えるモンスターをLv10以上に成長させて、スーパーハイテンション状態にバイキルトをかけてゴリ押しすれば、低レベルでスカウトする事も決して不可能ではない。
以降の冒険とスカウトが大幅に楽になるので、チャレンジしてみる価値は十分にある。

野生で出現し、スカウト可能なモンスターとしてはランクが高いので、こちらが強ければ積極的にスカウトしてみよう。
これを上回るランク・位階のモンスターは最後の島である【モルボンバ島】【フラワーゾンビ】【トラップボックス】くらいしかおらず、一般配合で大活躍する。
ギガンテスと配合すれば、グレイトドラゴンですら一発で生み出せてしまうので、使わない手はないだろう。
特殊配合でも【アンクルホーン】or【ガルーダ】or【ボストロール】とでアトラス、【シルバーデビル】とで【バズズ】【バッファロン】or【サイコロン】とでボストロールと、高ランクのモンスターを生み出すときに要求される。
 
この個体、仲間として戦わせる場合は守備力が非常に低いので要注意。
攻撃力やHPは十分なのだが守備力はペラッペラなので早々に配合するべし。
能力値はHP、攻撃力、守備力が高い伸びを見せるが、MP、賢さはほとんど伸びない、M1と同じ典型的パワータイプ。
【こうどう おそい】の特性も持つので、仲間にバイキルトなどを使ってもらってから攻撃したりすると良いだろう。
特殊配合でこいつと魔獣系Aランクが必要の場合、お見合いを利用した方がオススメ。

所持スキルは【VSメタル】

DQMJ2

系統やランクは変わらないが、サイズがMになった。
パワー型なのは歴代シリーズと変わらず、HPと攻撃力は1000を突破。守備力も970と高いが、やはりそれ以外の能力は低め。
特性は【メガボディ】【こうどう おそい】【ボミエブレイク】

野生では雪山エリアと遺跡地下に出現。
雪山にいるヤツは各所にある焚き火で暖を取っており、所々に残されている彼の足跡が焚き火のある場所への道しるべになっている。
やはり攻撃力が高い上にメガボディ持ちのため、この時点のパーティでは余裕でぶっ殺されてしまう。
スカラをかけたとしても魔神斬りを使われるとアウト。
報酬は多いが、あまりにもリスキーなのでやめたほうがいい。
遺跡地下に登場するヤツは雪山の時よりも数段強いが、この時点なら十分に対抗できる面子が揃っていることだろう。

DQMJ2P

雪山の個体は一部アトラスに置き換えられている。
一般配合以外にも【ぬしさま】×【ビックアイ】or【ボストロール】でも生み出せるようになった。
特性はメガボディの使用変更で1~2回行動が追加。
最強化で【魔神攻撃】を習得。
スキルは【メタルハンター】に変更された。
配合面ではバズズとボストロールを生み出せなくなった。
アトラスにはボストロールが使えなくなり、代わりにギガンテスの4体配合でも作れるようになっている。
新たにバッファロンとで【タウラス】【ベリアル】or【アルゴングレート】or【ギガントヒルズ】とで【バルザック】が作れる。

テリワン3D

悪魔系のBランクに変更。
きょじんの扉のぬしとして登場。肉はやれないが、倒せば必ず仲間になる。
「うほっ!うまそうなおにくがいる!」の台詞も健在。
特殊配合方法は【ギガハンド】×ビックアイorボストロールに変更された。
 
特性は【メガボディ】【AI1~2回行動】【こうどう おそい】【イオブレイク】、+25で【魔神攻撃】、+50で【亡者の執念】
アトラスには【ダブルイーター】も使えるようになった。
 
HPが2枠トップクラスで、いずれもアトラスを凌駕するマッチョメン。
行動回数が安定しないが、どうせ後手なのでアンカーナックルを撃てばかなりの破壊力が期待できる。ただイオブレイクが死ぬのでばくれん斬りくらいは搭載しておこう。賢さとMPが終わっているので連発は厳しいが。

イルルカ

今作のライブラリを見るに、ラプソーンの怒りが実体化したものという設定は生きている模様。
とするとロンダルキア等に生息していたものとは別の存在なのだろうか。
【天空の世界】で普通に闊歩している。
店には売っていない【アトラスのかなづち】を落とすことがあるので、見かけたらダメ元で【ぬすっと斬り】をしてみよう。
【新生配合】【ヒートアップ】【ギガボディ】化で【一発逆転】、SP版では【超ギガボディ】化で【まれにマジックバリア】を習得。
バルザックは【バルザックビースト】との配合に変わった。

メガボディ・こうどうおそい・亡者の執念という、2枠モンスターのテンプレとも言える特性ラインナップを持つ為、新生配合で特に特性を交換しなくても安定して戦う事ができる。メガボディ2匹による亡者の執念とザオリクで粘る戦法に使われることもある。
入手に手間が掛からないので、新生配合でこうどうおそいや亡者の執念を他のモンスターに付けたい時にも使える。
今作で大量に追加された、いわゆる【引換券】みたいなものである。色も青いし。

DQMJ3

上位種・下位種が同時追加されたが悪魔系のBランクで変化なし。
【凍骨の氷原】を悠々と闊歩しており、敵として出て来た時は【魔神斬り】【ばくれつけん】を使う。
夜は座り込んでおり、こちらを見かけても追いかけて来なくなる。
前作までと違い、特殊配合で作る事はできない。
今作のライブラリではラプソーンについて触れられていないので前作やDQ8の設定が生きているかは曖昧である。
前作の個体を引き継ぎによって今作へ連れて来る事も可能なので完全に消えたわけではないと考えることは出来る。
 
固定特性は【こうどう おそい】。他は変化なし。超ギガボディ化すると【武神】を習得する。
能力傾向も今まで同様HP・攻撃・防御に優れる。
但し本作の彼はそこまで極端な能力ではなく、素早さ500と必要最低限の能力を抑えている。
固定特性と能力傾向からライバルとなりうるのはやはり【おにこんぼう】か。
 
【凶だいおうイカ】との配合でプロメテウスもとい【凶ギガンテス】が生まれる。
初期スキルは専用の【ギガンテス】に変わった。

DQMJ3P

無印版でいた所は【ギガントドラゴン】に置き換わったため、生息場所が【時空の裂け目】に変わった。
また、爆発ブレイクが【バーサー化】に変更されている。
とはいえ固定特性ではないので超生配合で取り除いてしまうことも可能。
 
加えて今作では合体特技【金剛裂壊斬】と合体特性【背水の陣】を習得。
どちらも自力習得できる亡者の執念&こうどう おそいとの相性が抜群であり、色違い達共々「亡者リザオ」戦法向けのモンスターとなった。
ライバルのおにこんぼうが固定特性に【ムラっ気】を押し付けられて大幅な弱体化を喰らったことも追い風となっている。

DQM3

悪魔系のBランク。
悪魔系x自然系の系統配合の他、【サイクロプス】x【ワニバーン】の特殊配合でも生まれる。
  
特性は【ファイターズハイ】【ピンチで会心】?(Lv20)、【くじけぬ心】(Lv40)、【1~3回行動】(Lサイズ)、【爆発ブレイク大】(Lサイズ)、【秘めたるチカラ】(LサイズLv60)。
ステータスは安定のHP・攻撃・守備が高めの重戦車。残りはほぼ壊滅的で合計も低い。
所持スキルは【クラッシャー】
 
極限状態に追い込んでファイターズハイを活かす構成になっているが、いくらくじけぬ心があるとは言え使いにくい構成。
Sサイズファイターズハイ持ちには会心率アップ大を持つ【大魔王ウルノーガ】がいる点も気がかり。
また、一見有用そうな爆発ブレイクが爆発斬撃がないせいで死に特性になってしまっているのも痛すぎる。
 
【おにこぞう】との配合で【おにこんぼう】【トロルボンバー】との配合で【アトラス】ができる。

トルネコ1

HP51、攻撃力51、防御力27、経験値380(レベル1のステータス)。
20Fから出現する、通常攻撃しかしない典型的なパワータイプのモンスター。
HPは16Fから出現する【ゴーレム】より1ポイント低く防御力も同じだが、【アークデーモン】と並び全モンスター中2位タイの攻撃力を誇る強敵、この時点では場違いに強い。
【火炎草】なら確実に倒せる。これより先の強敵は一発で倒せないのでここで使いきってしまうのもいいが、矢と組み合わせれば最後まで頼れる性能である。
なので、一度は真っ向勝負もしておこう。上記の通り耐久力がゴーレムとほぼ同じので、ある程度結果は予測できる。
さらにこいつから受けるダメージ=アークデーモンからのダメージでもあるので、ここで心の準備もできる。
ちなみに今作では【こんぼう】を持っておらず、拳で攻撃をしてくる。
また、小さい1マスで大きさを表そうとした結果、スラもり1の潰された【ギガお】のようなデザインに...。

トルネコ2

HP65、攻撃力30、防御力22、経験値250(レベル1のステータス)。
18Fと登場が少し早くなった。
前作では攻撃力が高い反面、耐久力はそれほどでもないという特徴があったが、今回は攻撃力が下がったぶん耐久力が高めになり、いわば普通のパワーファイターになってしまった。
こいつの上位互換ともいえるアークデーモンも同階層から出現するようになり、少し立場が無い。
だが、強敵であることには変わりはなく、注意が必要な敵である。
 
悪魔系なので【デーモンバスター】が有効。この階層までに合成しておきたいところだ。
今作でもゲーム内では棍棒を持っておらず、今度は蹴りで攻撃をしてくる。
ちなみに、ソフトのパッケージのイラストでは棍棒を持っている。

トルネコ3

HP55、攻撃力22、防御力22、経験値65(レベル1のステータス)。
【灯台の地下室】【試練の道】の後半、【異世界の迷宮】などに出現。
通常攻撃だけだった前作までと違い、ふきとばし攻撃を習得した。ただし、【潜ってかわす能力】を持つモンスターには当たらない。
登場が早くなった分ステータスも下がっており、本編においては強敵という印象は薄くなった。
だが、異世界の迷宮では話は別。60~65Fの【悪ゾーン】に出現し、【万能・晩成】のLv5なので攻撃力がかなり高い強敵。
耐久力は同階層の中では低めだが、今作では何故か悪魔系では無くなっている。
よってデーモンバスターが特効では無くなり、同武器が合成してある場合はアークデーモンよりもキツい相手となる。
 
仲間にした際のデフォルトネームは「ギーガ」。
【イエティ】同様、「オラ~んだな。」という口調が特徴的。
ふきとばし攻撃は唯一無二かつ、反撃を受けずに攻撃ができるなど有用な特殊能力だが、いかんせん成長が遅すぎて扱いにくい。
一応、成長タイプの関係上Lvを限界まで上げれば、Lv10の攻撃・特殊型にも負けない防御力を得るので、フルドープすれば上位種のアトラスよりもステータスは高くなり、ある程度戦うことはできるが、同じ労力をかけるならばフルドープした【防御・晩成】型や【はりせんもぐら】系モンスターの方がより強力。
最終的なステータス自体は悪くないので、クリア後にじっくり腰を据えて育てても良いが、【攻撃・特殊】型の枠を削ってまでコイツを連れていく人は少ないだろう。
異世界の迷宮でも、同じフロアで仲間になるモンスターに比べ耐久力がかなり低いため有効に使うのは難しい。
 
ちなみに、PS2版ではやっと棍棒を持たせてもらえた。
が、ふきとばし攻撃を使う時は棍棒は使わず、ショルダータックルで攻撃をしてくる。
また棍棒を持っているが剣系ではないので、水がめや装備はずしのワナで弱らせることができない点に注意。
【ふきとばしの石像】のモデルにもなっているが、こちらは棍棒は持っていない。
 
GBA版ではグラフィックがトルネコ2のものになった関係で棍棒は持っていないが、ステータスは攻撃力25、防御力24と少し上がっている。
もしかして、棍棒を使わない方が強いのでは…?

少年ヤンガス

野生の個体は【魔導の宝物庫】の100F以降にランダムで出現。
出現モンスターのパターンの関係上、コイツが出てくるということは【ダースドラゴン】も出てくるので気を引き締めておこう。
また、【もっとまどわしの森】の7Fにおいて【グランバズズ】の前座としても登場。
この個体は捕獲できないが、【ぶんれつの杖】で増やした個体なら捕獲可能。このため、実は魔導の宝物庫に行かなくても仲間にできる。
捕獲条件はHPを減らすだけ。
 
成長限界はレベル20。
デフォルトネームは♂が「ギガトン」、♀が「ギガーテ」。
成長が早く、HPとちからの成長率が高い。それ以外は平凡。
最初から【ぶちかまし】を覚えている他、レベル8で【こうらがえし】、16で【ドラゴンぎり】を習得する。
【トロルキング】との配合でアトラス、【プチヒーロー】とで【ごろつき】、アークデーモンとで【トロルボンバー】が生まれる。

スラもり

【ギガお】という名前で登場。
元ネタに忠実というべきか物凄く強く、スラ・ストライクを最大まで溜めようが爆弾岩を投げようが一切の攻撃を受け付けない。が、流石に押しつぶしには堪えるらしくダメージ自体はないものの背負われる程度にはコンパクトになる。
冒頭イベントで親友【ミイホン】を連れ去るなど大活躍している。

バトルロード1

アーケードのバトルロードでは第一章から登場。
ステータスはHP:907 ちから:183 かしこさ:21 みのまもり:13 すばやさ:18。
HPとちからはトップクラスで、ちからに関しては2を含む一般排出カードで最も高いが、その他の能力値は最低レベル。ガタイが良いのにみのまもりがこれっぽっちなんて…。
 
特技は「ぶんなぐる」と「ぶんまわす」。
前者は棍棒を振り下ろして敵1体を攻撃。後者は棍棒を横に振り敵全体を攻撃する。
また、魔法使いと組む事でぶんまわすが「バイキルト」に変化する。耐久も無ければ、主人公は呪文主体の行動をするので、魔法使いが物理系の技を使わないなら、そんな事してる場合ではないと思うが…。
「バイキルト」を使いたいなら魔法使いより勇者の方が断然いいだろう。
弱点は雷/光/氷属性の呪文。状態異常にも結構かかりやすいのでその辺はチームメイトで補いたいところ。
【うごくせきぞう】【ボストロール】と組むと合体して【暗黒の魔人】になる。

バトルスキャナー

ロケテの時点でいたはず・・・というかLサイズモンスターとしてもっとも推されていたモンスターなのだが、第3章にてようやく初参戦。
やはり、Lサイズのギガレアモンスターである。
基本ステータスはHP:625 ちから:595 すばやさ:84 かしこさ:175 みのまもり:520。
わざはたたきつぶす→ばくげきこん→ぶんまわす→かっとばすの順で変化していく。
相性が最高に良いせいかくは【ちからじまん】。まさにぴったり。
 
やはりちからが高いのだが、さらに力の高い【ジャミラス】【ベヒードス】【妖剣士オーレン】が暴れまわる今作ではどうもいまいちパッとしない。
ただし、敵が多いときに放つ「ぶんまわす」の威力は目を見張るものがあるのは確か。
「かっとばす」も見た目が楽しいかつ威力も非常に高い強力な技なので、全く使えないというわけではない。
みのまもりもバトルロード時代から比べるとずいぶんと改善された。
耐性はやや悪いが、氷属性に非常に強いという個性がある。
バトルレックス系or同じギガンテス・サイクロプス系で組めばちからがアップする相性が発生する。
 
第10章ではステータス強化と技が一新されて帰ってきた。
今回相性が最高によい性格は【ずのうめいせき】。ずのうめいせき・・・?
技はしょうげきこん→ぶんまわす→炎のかっとばす→ギガントレーザーの順で変化していく。
 
最後のギガントレーザーは目からビームを放つかしこさ依存の雷、光属性の全体攻撃で高い力が生かせない、と、思いきや元の技の威力が高く相性にもよるが軽く500程度のダメージは叩きだせる、目からビームは強い。
 
Vジャンプ2017年2月号では最後の技が「Vレーザー」になった限定チケットが登場した。
 
アプリでは【ギガお】とかいう強化版チケットが存在する。

スキャンバトラーズ

第1弾で記念すべき初の星4つのギガレアとしてチケット化されている。モンスターレベルは87。
技はたたきつぶす→ばくげきこん→ギガントトルネードの順で変化する。
 
当時はほぼ上位互換のアトラスの存在のせいで、「アトラスのシルエットだ!!」と期待させたプレイヤーをがっかりさせる役だった。
超6弾まで出た現在、このモンスターよりモンスターレベルの低いギガレアは存在しない。それどころかノーマルチケットにすら負けている。ある意味かわいそうな奴である。

DQMSL

討伐モンスターの【悪魔系】Sランク。下位種の【サイクロプス】からの転生先。
サイクロプスは、序盤のチュートリアルクエスト「導きの祭壇」や、特別クエスト「魔物達の楽園」で入手可能。
特性は【AI1~2回行動】【かいしんでやすい】。リーダー特性は「全系統の攻撃力+10%」。
習得特技は【マインド】効果付きの単体体技「たたきつぶし」と【大まじん斬り】
素早さも高めで、序盤の【メタル狩り】要員として使えるが、ステータスはMPが絶望的に低い。

ヒーローズ1

【コートルダ】編の最後を飾る大型ボス。プロモーション映像同様の巨体でプレイヤーの度肝を抜く。
制御装置を守りながら戦う事となるが、前のボス【ドラゴン】がチュートリアル的ボスであるため、実質コイツが初の実践的大型ボスになる。なので、やっぱり大して強くない。
ジュリエッタの指示に従い、各所にある【魔弾砲】で弱点の目を攻撃し、よろめいたスキに攻撃していこう。
制御装置にたどり着く前に4/5ほどダメージを与えてないとほぼ詰みなので、多少のダメージに臆せず攻めること。
 
撃破後は、真珠の間でタイムアタックに挑め、一定時間で撃破していると、本編クリア後に【ギガンテス・強】に挑める。
また、上位種の【アトラス】も登場している。
ちなみにコイツの登場時にアリーナとクリフトがギガンテスを知ってるような会話をしているがドラクエ4本編にはギガンテスが登場しない。
ギガンテスが存在するDQ4のパラレルワールドから来たのか、不思議のダンジョンから逆流してきた個体と以前交戦したのか真相は不明である。

ヒーローズ2

【闇の世界】における第一エリアである闇の砂漠に登場する。
兎に角デカく非常に広い範囲に認知される為突如武器を構えたら近所にこいつがいると思った方がいい。
巨体故に動きは鈍いが攻撃範囲はシャレにならないレベルで当たると痛い。しかも弱点は相変わらず目であるためククールがいないとまともに弱点を狙えない。
とはいえ2回怯むので一度目の怯みの隙に大ダメージを与え二度目の怯みに持っていき一気に倒したい。
 
しかし真に恐ろしいのはやんちゃな個体。ただでさえ痛いのにやんちゃ化された影響で攻撃力がさらに増大。当たれば死の国が見えてくる。ククールなしで戦う時は【メガザルロック】【モンスターコイン】を保険として大量に持っていくといい。実際こいつも同じ領域に出るのだから。
 
【メタルキング】狩りではこいつの存在ははっきり言って邪魔者である。メタルキングと一緒に見かけたらギガンテスは無視推奨である。
 
なお【時空の迷宮】では【時空の番人】としても登場し、この時は2に縁があるモンスターを召喚してくる。

ビルダーズ1

3章と終章に登場。
本作のモンスターの中でもひときわ大きく、その攻撃は周囲のブロックを軽々と破壊し、あの【黒い岩】すら粉砕するほど。
踏みつけと溜め攻撃で棍棒を振り下ろして攻撃してくる。特に踏みつけが強烈で、衝撃波が発生する2段攻撃で使用頻度も高い。
あらくれ達に協力してもらえば白兵戦で倒せないこともないが、一人で立ち向かうとなると【大砲】【超げきとつマシン】を使わないととてもではないが太刀打ちできない。
巨体ではあるが、普通のキャラと同じく2マス以上の段差を超えることは出来ず、また障害物を破壊するために攻撃を行うこともないため、移動妨害の壁を作っておきその後ろから大砲を打ち込めば楽に撃破が可能。
拠点防衛時はうまくハメるのが難しいため、町の破壊を防ぐためにも外にひきつけてから超げきとつマシンで攻撃するほうがいい。
 
そんな強敵だが、実は主人公1人でも安定して勝てる方法がある。
まず踏みつけは右足で出してくるので、反時計回りに左足の方へ逃げれば衝撃波も含めてかわせる。
【たびびとのふく】で移動速度を上げればかわしやすくなる。
かわし終えたら左足を4、5回ほど叩き、踏みつけに備えて同じように逃げる。
棍棒振り下ろしも旅人の服で移動速度を上げれば横移動でかわせる。ただしこの後すぐに踏みつけをしてくるので、踏みつけをかわすまでは逃げに徹する。後はこれの繰り返し。
ようは攻撃を反時計回りでかわしつつ、左足を攻撃していけばいいということ。
武器は最低でも【まほうインゴット】製の武器を用意。できれば後述するイベントで【かいしんのゆびわ】も入手しておきたい。
少しでも早く倒したいなら攻撃力アップの料理の使用も検討しよう。
旅人の服で挑む場合、【まもりのルビー】と併用すれば守備力の低さを補える。
 
なお、ストーリー上倒さなければならないのは【がったいまじん】の前座の連戦二回目第二陣隊長と、最終章の虹のしずく作成後にある連戦一回目第二陣隊長の2体のみ。
ガライヤ地方のフィールド上にいる2体は倒す必要がないが、こいつとマイラ地方の【ボストロール】をすべて倒すのが【チャレンジ】となっている。
先に旅のとびら・青のボストロールを倒して【火をふく石像】を入手しておくと楽。背後から近づいて石像を置くだけで、時間はかかるが安全に倒せる。
【大砲】を射程外から撃って穴を掘っておき、そこに落として大砲を複数並べて連射すると早い。
 
落とすアイテムは3章の旅のとびら・赤の先の個体が【ドラゴンの柱】2つ、緑の先の個体が【竜王軍のはた】、竜王軍バトルの個体が【毛皮】3つ。
終章の個体は【ほねつき生肉】
 
また、3章の旅のとびら・赤の先には【魔城のカベ】を壊そうとしている小柄なギガンテス(しかもメス)がいる。いきなり現れて狂ったように目の前を叩き始めるので初見ではビビる。
彼女の代わりにブロックを壊し、その後【ホットケーキ】を与えると会心の指輪を入手できる。
 
【フリービルドモード】でも三の島の雪原地帯に登場。倒すとほねつき生肉を落とす。
しかしこのギガンテス、何故か一度倒すとたとえ島を再生成しても二度と出現しなくなってしまう。
バトル島にも出てこないので、戦える機会はたったの一度だけ。

ビルダーズ2

【ムーンブルク島】で登場。敵としては少年シドーが投獄された直後のバトルで登場し、【ロンダルキア】には敵ではないNPCが存在する。
倒した時の台詞に罪悪感を感じる。

ライバルズ

スタンダートパックにて初期より実装。共通のスーパーレア。

5/3/6
攻撃時:このターン中攻撃力+3

攻撃時には5/6/6として怪力を振るう。
このままだとそこまで使いやすいカードではないが、二回攻撃を付加してやると効果が重複して二回目の攻撃力が9になって凶悪化するため、武道家の用心棒として活躍していた。
現在はマスターズルールでのみ使用可能。

ライバルズエース

一人用モード「ソロバトルアドベンチャー」にて通常モンスターとして、ハーゴンの神殿などに出現。
強力なリーダー攻撃を連発し、【オーガキング】などの大型ユニットのみを召喚する脳筋。
におうだちやリーダー攻撃封じがあると損害を抑えやすい。

ウォーク

サービス開始当初からOP画面に大きく写っていたが、2020年6月から2021年8月19日までメガモンスターとして満を持して登場。
推奨レベルは上級職Lv45。HPは10万程度で、ドルマ系に耐性がある以外は概ね有効。
 
攻撃パターンは通常攻撃、グランドインパクト、痛恨の一撃とメガモンスターにしては少ない脳筋だが、
やはりというか攻撃力が凄まじく、痛恨の一撃の威力は約460にもなり推奨レベルでは物理職とてこれ一発で死にかねない破壊力。
グランドインパクトは威力こそ全体に120程度と低めだが、確率で転ばされるので回復役が転ぶと立て直しが難しくなり危険。
まもりの盾で転びをガードしつつ、守備力やガード率を上げ、少しでも回避又はダメージを軽減できるように装備にも気を配りたい。
 
こころは青色でコストは84。
HPやみのまもりなどが高い耐久特化型。高グレードのものは斬撃・体技(特にジバリア系)ダメージや、ドルマ系と攻撃力低下の耐性を得られる。
宝の地図で入手できる宝珠で覚醒可能。覚醒後はコストは107まで上昇。
HPやみのまもりが更に伸びる。力はあまり伸びない一方で、会心率+5%とオノかヤリ装備時に力+50がつくようになる。

仲間モンスターとしてスカウトすることも可能。
特性にみがわりを持つモンスターとしてはトップクラスに優秀なモンスターで、単純な耐久力の高さの他強力な特技を持つためアタッカーもこなせるのがウリ。
ギガ繋がりか【ギガソード】を初期とくぎに持つ唯一のモンスターだったが、【ももんじゃ】が後に登場したことで唯一という点は失った。

DQタクト

2020年7月16日サービス開始時から登場。レギュラーSPスカウトで入手可能なモンスターのためどのガチャからも入手できる。
悪魔系Aランク・ぼうぎょタイプ
リーダー特性「敵の守備力を10%下げる」
使用とくぎは【ぶっしつ斬り】【いわなげ】「たたきつぶし」
覚醒スキル 10Pで「まれにこうげきじゅんび」を習得できる。
2021年6月1日に才能開花。
才能開花で才能開花とくぎ【ウルトラスタンプ】
才能開花特性「いどう力+1」等を習得できる。

ドラけし!

ドラポンから排出される☆4緑属性のドラけし。
スキルは菱形の範囲を物理攻撃する「ふりおろす」。
 
ヒーローズイベント「闇竜と世界樹の城」のメインストーリークエストでは原作通りコートルダで登場するも、ストーリー内でアリーナに倒される。
ギガンテスの扉でボスとして登場させてもよかったのではなかろうか。

ダイの大冒険

【デルムリン島】に少なくともこの系統モンスターが1体いることが確認できる。この個体は旧アニメには登場していない。
原作では偽勇者一行戦に参加している。
新アニメでは仲間モンスターとしてのイメージも強くなったものの、ゴーレムに役割を譲ったのか、偽勇者一行戦には参加しなかった。
 
また【破邪の洞窟】にも系統モンスターが出現している。破邪の洞窟の元ネタが不思議のダンジョンと思われることから、トルネコ1に登場しているギガンテスと考えるべきか。
 
これ以外では【ヒュンケル】の回想シーンにおいて、【ハドラー】の旧魔王軍に系統モンスターが描かれている。しかし作画時期が異なるとはいえ、デルムリン島の個体はスクリーントーンなし、破邪の洞窟の個体は肌が白く毛皮にスクリーントーン使用に対し、この回想では毛皮が白く肌にスクリーントーンが使用されているため、別種(サイクロプス?)の可能性が高そうである。
 
「勇者アバンと獄炎の魔王」第1話の最初のコマに、らしき個体が描かれている(ほぼ同一内容である番外編「勇者アバン」の該当コマでは描かれなかった)。これは【ストーンマン】と思しき個体も同様である。
「プロローグ」でも登場した。

アベル伝説

【ジキド】率いる【バラモス】親衛隊の隊員。
カラーリングは緑系で鼻があるなどアレンジは激しく、大きさも本編に比べるとかなり小さい(人間よりもやや大柄な程度)。
【シルバーデビル】に率いられ、【闇のバザール】【アベル】たちを襲い真実の湖のある場所を聞き出そうとしていた。武器は木の棍棒。
【デイジィ】に助けられたアベルの反撃で横薙ぎに斬られ絶命した。

トルネコ一家の冒険記

【シルバーデビル】【ガーゴイル】とともにトルネコ一家を妨害する悪役として登場。
怪力と【ギラの巻物】を数発受けてもビクともしないという身体能力が自慢だが頭はあまり良くないようで、チーム内でも一番立場が下。

スライム大作戦

最終巻の書き下ろし漫画「ハネスライム大作戦」の女子レスラー「ダンプ・ギガエ」が登場。

余談

ソードではサイクロプス、アトラスが出演したのにコイツだけ蹴られるという珍しい現象が起きている。
モンスターズなどではこの逆はあったが、同じタイプのモンスターが出られて系統代表とも言えるこいつだけが出られないのは珍しいケース。
 
また、【モンスター物語】小説版DQ1では【竜王六魔将】の一人とされ、DQ1に出演しないにも関わらず最高幹部の一人になっている。
ただし、ラダトーム戦にて既に倒されているためDQ1に出てこないことの整合性は取られているが。
 
DQ5でこいつやキラーマシン、あくましんかん、シルバーデビル、ガーゴイル、ゴーレム、おおねずみといったDQ1やDQ2の面々が多く再登場し、そして翌年にはSFCでDQ1・2のリメイク版が発売されている。
このように「次に同じハードでリメイクされる過去作のモンスターが多く再登場する」というジンクスはPSのDQ7まで続いた。