【堀口レオ】

Last-modified: 2022-01-03 (月) 20:05:23

概要

【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】の末期に執筆した漫画家。
本人は胸を張って漫画家とは言えないとし、「アンソロ作家」と自称。
2006年ごろに結婚しており、2015年時点で長男・長女をそれぞれ設けている。
好物はカレーライスで、縁あらばマンガのネタとして使う事も多い。
 
中学時代から地道に投稿を重ね、専門学校時代にドラゴンクエスト4コマクラブの8代目4コマキング(最終)となる。
正式なデビュー作は何故かトルネコ2の4コマ漫画劇場であり、後に楽屋裏でそれに突っ込みを入れようとしたら、編集者に「トルネコなめんな」と説教されたという。
 
ドラクエ4コマが大全集と作品ごとの劇場に分かれた「末期」のエース的存在。
高い画力とシュールかつハイテンションなネタで、「柴田や牧野の時代を思い出す」という声も多かった。
「前略インドと似てコンニチワ」と言えば彼の挨拶として定着している……が、実はこれを最初に言ったのは堀口ではなく、彼と4コマキングを争った別の投稿作家である(その際の正確な表記は「前略「インド」と「似」。」)。
 
おっさんキャラ好きを公言しており、中でも【トルネコ】【ハッサン】【メルビン】は特に出番が多い。
また【岩とびあくま】【アクアパラソル】と言ったマニアックな魔物をネタにする事も多い。
DQ8の漫画執筆時には、【ドルマゲス】に夢中になって作中に「マゲス」というニックネームまで登場させたり、【わかめ王子】が好きでわかめ王子ネタばかり描いていたりと、ツッコミ所に事欠かない。
 
その他の4コママンガ劇場にも精力的に執筆していたが、2006年のレーベル終了を機にスクエニから離れ、その後は主に一迅社のゲーム系アンソロジーで活動中。
余談だが近年ではネタのマニアック度もかなりエスカレートしており、某RPGの4コマでは「ガヤに混じって聞こえるモブの台詞だけでネタ(それも複数)を描いた事も。
 
また、2004年にはドラクエ4コマ仲間であるうずら野浩二、【なかがわはてな】と同人サークル「シルバーチョップ」を旗揚げ。
同人作家としては珍しく「あまり流行にこだわらず、お気に入り作品を徹底して掘り下げてゆく」のが特徴的で、筆が乗っていたのか2006~14年は月一以上という驚異的なハイペースで新刊を発表していた。
(ただしスクエニ作品が題材のものは意外に少ない)
 
2015年には書き溜めていた子育てエッセイマンガ『堀口さんちのレオムスコ』(一迅社)が単行本化。
何気にこれが初単行本だったりする。
 
口(くち)の字がカタカナのロ(ろ)に見えることから、2ch(現:5ch)ではロレオという愛称で呼ばれることも。