概要
DQ6に登場するモンスターで、名前通り心までも暗黒に染まった魔法使い。
見た目は明らかに人間だがれっきとした魔族、つまり「人間によく似た姿のモンスター」である。
これは下位種の【ようじゅつし】も同様で、出で立ちこそ違えど【ピサロ】もそうである。
色違いはようじゅつし、【ドグマ】、【ミラルゴ】がおり、雑魚とボスで丁度2種類ずつ。
なおDQ7に登場する同名モンスターは【あんこくまどう(DQ7)】を参照。
DQ6
ザオリク→ベギラゴン→通常攻撃→マホトーン→いかずちのつえ→ふっかつのつえ
の完全ローテーションで行動する。
【サタンジェネラル】らと同様に【判断力】が高く、無駄な行動はしてこない。
また、【ベギラゴン】と【マホトーン】は【制限行動】に設定されている。
ローテーションや判断力、制限行動といった敵AIの仕組みを学ぶ上でのお手本ともいえるような敵。
基本は上記の行動を順にとっていくが、判断力が高いため無意味な行動は行わない。
まず、初手の行動には【ザオリク】が設定されているが、自分の行動の前に死者がいなければ無意味なので飛ばす。
2番目にベギラゴンを唱えるが、プレイヤー側に【マホカンタ】または【マホターン】がかかっている者が多ければ使用しない。
3番目に通常攻撃を行うが、味方全員の守備力が高すぎてダメージが通らないと使用しない。
4番目にマホトーン。こちらは攻撃系ではない上に、こいつ自身はマホトーンには完全耐性を持つため、複数に跳ね返される状況でも使う。
ただし、【あやしいきり】によって呪文を無力化されている状況なら、これも選択しない。
その後は【いかずちのつえ】を振り、その次の行動で死者がいれば【ふっかつのつえ】、
さらに次の行動順が回るとローテーションが最初に戻り、死者がいればザオリク、
ふっかつのつえのターンで死者がいなければザオリクもろとも飛ばしてベギラゴン…と行動するわけである。
ただし、前述の通りベギラゴンとマホトーンは制限行動のため、同一のグループでは同じターンに使ってこない(ローテーション時に飛ばす)。
基本的に1~2ターン目にベギラゴンを使われる可能性が高いので、【アストロン】で楽なパターンまで待つのが効果的。【はぐれメタル】と出るとそうもいかないのだが。
またこいつの出る場所には必ず【キラーマシン2】も登場する。仲がいいのだろうか。
落とすアイテムは【いのりのゆびわ】。杖を愛用する連中の例に漏れず獲物は落としてくれない。
なお、いかずちのつえを使う敵は数多く居るが、ふっかつのつえを使う敵は今のところこいつだけである。
天馬の塔ではたまにはぐれメタルとセットで出てくる。
はぐれメタルをターンの頭に倒せればザオリクをしてくれるので、再度倒すことで経験値をさらに入手することも出来る。
こいつはDQ2の【あくましんかん】、DQ3の【アークマージ】、DQ4の【ブラックマージ】らの系譜を継ぐ、最高級の攻撃呪文と蘇生術を持つ魔術師系モンスターでもあるのだ。
攻撃力を500以上にした上で【しっぷうづき】で始末すれば、凄まじい経験値が稼げる。MPは有限だが、MPが尽きてもふっかつのつえを使ってくれる。
はぐれメタルがふっかつのつえで復活した場合はザオラルの効果でHPが半分になっているため、3人以上が【どくばり】+しっぷうづきで1ダメージを与えると確実に倒すことが可能。
はぐれメタルを途中で倒してしまうと、残りの攻撃があんこくまどうに集中して倒してしまい、ループが止まることもあるが。
ライバルズ
第5弾カードパック「勇気の英雄譚」にて実装。共通のスーパーレア。
5/3/6
におうだち
召喚時:敵リーダーが持つパワフルバッジの効果をランダムに最大2つまで消す そうした場合+1/+1を得る
前弾メタカード枠として登場。
同じパワフルバッジメタの【カーディナルナイト】よりコストが高いが、バッジを消す数が多い点と消した後に自身が強化される点で優れている。
メタカードである故、実装当初は採用されることは少なかった。
しかしスタン落ち直前にパワフルバッジ関連のカードが大量に上方修正されたため、それに伴いデッキに入れる人もいたようだ。