このページではDQ2やDQ5などに登場する「あくましんかん」について解説する。
DQ7に登場するマントの色が緑色かつ杖を所持しているものは【あくま神官】を参照。
概要
DQ2などに登場するモンスター。
マントと一つ目の仮面を着用し、メイス型【モーニングスター】(DQ10オンラインで【邪教の金棒】という名称がついた)を二刀流している邪悪な【神官】のモンスター。
色違いも含めてグラフィックでは棘付きの金棒を持っているが、DQ4発売前の『ファミリーコンピュータMagazine』には、全然違うサーベルのような剣のイラストで描かれるなどの誤解が生じた。
DQ2では青系のマント、DQ5では朱色のマントになっており、以降は作品ごとにどちらかのカラーリングのあくましんかんが登場している。
青系(紫)マント | DQ2、トルネコ3、モンスターズ(DQMJ1・DQMJ2/J2P・テリワン3D・イルルカ)、DQ10・ライバルズ(恋人のタロット) |
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朱色マント | DQ5・DQ10・DQ11/11S、トルネコ2、アーケードシリーズ(バトルロード1・バトルロードビクトリー、バトルスキャナー、クロスブレイド)、モンパレ・どこパレ、ビルダーズ2、ライバルズ、ウォーク、タクト |
作品ごとにマントの色や所持武器など見た目がコロコロ変わるモンスター。立ち姿はほぼ同じで、違いはカラーリングと仮面の角の有無のみ。そして角がないのはDQ5のみで、他の作品では角が生えている。
カラーリングや装飾が多少変わる程度ならそこまで珍しくもないのだが、あくましんかんだけは【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー モンスター大図鑑】で、同じメイス型ですらマントの色によって全てが別種扱いと異例の扱いを受けている(見た目が明らかに異なるDQ7の「あくま神官」が同名別種というのは他と同様)。
【種属】は「神官属」として纏められており、配下の神官も含めて、外見や持っている武器で等級を現している。
なお、その名前からは悪魔を崇拝する神官とも魔族の神官とも解釈できるが、DQ2では実際にハーゴンの教団に所属し二次創作では中身は人間と扱われることも多いため前者、それ以外の作品では魔王に従っていたり悪魔系に分類されたりしていることから後者なのだろう。
色違いに【じごくのつかい】【はめつの使者】【くらやみ僧正】【ブラッドメイジ】、モンパレには【ベスノザのつかい】、【はなみしんかん】、【はなびしんかん】、星ドラでは「ホロスリース」、DQウォークでは両手にアクエリアスを持った「あくあ神官」が登場する。
DQ10では新たに剣を持った神官兵【プリーストナイト】までも登場している。
ちなみに朱色マント(裏地は青)は元々はDQ2でのじごくのつかいのものである。
もともとは【シャーマン】としてデザインされたようで、【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】では、キャラバンハートのものは「シャーマンB」、DQ5のものは「シャーマンファイター」という仮の名前が掲載されている。
一方DQ2のものは未掲載。全DQ2モンスターの中でこの系統だけ未掲載なので、読者にはシャーマンファイターにシャーマンBの首を付けたものが現在の姿ではという印象を与える。
DQ2
初登場。【じごくのつかい】よりも上位にあたる邪教の神官。
青系のローブと青色のマント(裏地は紫)を着て、角の付いた仮面を被り、赤色の棘付きメイス(本来の意味での【モーニングスター】)を両手に持っている。
【ハーゴンの神殿】の3階にのみ出現し、おそらく最後に出会う雑魚敵である。
この頃はその実力と出現場所のため、前作の【だいまどう】と同様【ハーゴン】の側近や参謀とも言うべき立ち位置を確保しており、4コマ漫画等でもそういう扱いが比較的多い。実際、【公式ガイドブック】ではハーゴンの片腕と説明されている。
ドラマCD等でも【アトラス】、【バズズ】、【ベリアル】らに次ぐ地位を与えられた悪魔神官が登場する。
また、ハーゴンの軍勢は【シドー】を信仰する教団でもあるため、悪魔神官の中身は人間の教徒であるとする作品が多いことも特徴。
使う呪文は【イオナズン】、【スクルト】、【ルカナン】、【ザオリク】、【ザラキ】と、DQ2の雑魚敵では最強の魔法使い。
シリーズを通してもここまで多彩かつ凶悪なレパートリーを持つモンスターは限られている。これでもし【ラリホー】や【ベホマ】まで使えていたら、手がつけられないだろう。
【アークデーモン】のような正攻法と、【ブリザード】のような一発の怖さを併せ持つ。
打撃攻撃はせず、ひたすら呪文のみで攻めてくる。その両手に持ったモーニングスターは飾りか?
素早さは140と全モンスターでもトップクラスだが、行動順決定の仕様のせいであまり関係がない。
そして一番恐ろしいのは、最大で2匹同時に出現すること。悪魔神官相手でしか経験できないであろう、イオナズン2連発を喰らった場合、一気にパーティーが半壊する。また、敵のザオリクは味方のザオリクや【せかいじゅのは】と違って(当然だが)戦闘中に使える上にHP全回復するというインチキ仕様なので、延々と復活させられ続けてジリ貧になる場合もある。
レパートリーの中ではザラキも非常に危険。マホトーンに完全耐性を持っており呪文を封じることができないので、ザラキを唱えられる前に素早く片付けよう。
FC版ではスクルト・ルカナンの効力が低い上、彼らだけで出てきた場合ルカナンは全く意味が無いので、ここに付け入る隙がある。
【はぐれメタル】をザオリクで生き返らせてもらって経験値を稼ぐという方法があるにはあるのだが、誰かが倒されてもザオリクが優先されるような思考はなく、イオナズンやザラキで攻撃してくる確率の方が高い。
稼ぎ中にザラキで死ぬと、戦闘中に生き返らせる方法がほぼないため無駄になってしまう。
あまり効率の良い稼ぎ方とは言えないだろう。
ちなみに、後述の仕様により生き返ったはぐれメタルはあくましんかんと同じHPと守備力になるため、サマル王子などが攻撃しても2ケタ台のダメージが普通で出せるようになる。
落とすアイテムは【いかずちのつえ】。
MSX版とMSX2版ではなんと最大4体まで出現するようになり、さらに脅威が増した。
ザオリクの仕様
FC版では生き返らせた対象のHPと守備力が、(あくましんかん以外のモンスターまで)あくましんかんと同じステータス値になるという仕様がある。(攻撃力や行動パターンなどはそのまま)
なお、生き返らせたモンスターは新しいモンスター扱いとなっており、おそらく仲間呼びの仕様を流用した結果、このようになってしまったのだと思われる。
この仕様に関連して、バーサーカーを蘇生したあとスクルトを唱えると
バーサーカーの しゅび力が 252あがった!
と表示される(実際には-4されている)バグが起きる。
これはバーサーカーの守備力が23であり、スクルトで上がる上限が34までであるのに対して、ザオリクで蘇生したときの守備力が38になってしまっているためである。
初見でこの表示を見るとギョッとすること請け合い。
SFC版
配色が変更され、マントが紫色、モーニングスターの色が赤銅になった。
使用呪文からザラキが削除されたが、スクルト・ルカナン・ザオリクの性能が強化され別の形で厄介に。
また、FC版と異なり通常攻撃も行うようになった。攻撃力110と、【キラーマシン】や【デビルロード】程度の威力はある。
ルカナンと合わさるとなかなかに脅威。
回避率と後述の素早さがFC版から下がりMPも無限から44になったが、その他のステータスは軒並み上昇。
守備力が38から70へとほぼ倍増したことも相まって、スクルトもなかなかに厄介な呪文になった。
イオナズンの威力は変わらないものの、SFC版では【ロトのよろい】と【みずのはごろも】にイオナズン耐性が付いてないためより強力に感じる。耐性があるのは【まほうのよろい】のみである。
また素早さは120に下がってはいるのだが、行動順決定の仕様が変わって適性レベルだとほぼ確実に先手を取られるようになっている。
【ギガンテス】と組んでの先制ルカナンもきつく、ザオリクで他の敵を蘇生するのもやはりかなり厄介。
お供のはぐれメタルを生き返らせることもあるが、構わずイオナズンを放ってくることもあり危険。
狩りの邪魔になるため早めに無力化してやりたい。
FC版と違いマホトーンに弱耐性なので効けば一気に有利になる。
ただし、【判断力】が最高なので即座に撲殺モードへ移行する。
神殿3Fでは非常に多くのエンカウントパターンに組み込まれており、その出現率はなんと90%以上!
同フロアははぐれメタルも50%以上の確率で出現するエリアだが、前述の通り狩る余裕はほとんど無い。
マホトーンが効けば(ルカナンを使われていない限り)放置しても害はほとんど無くなるが、そのためにはやぶさの剣を装備できるサマルの攻撃が1、2ターン遅れるのは十分な痛手。
確実にやるなら先に倒してしまうのが一番だが、攻撃呪文への耐性も高く現実的に早期排除するならローレシアの王子の攻撃も入れる必要がある、とやはり痛手。
ローレシア地下牢の個体
FC版で【ローレシア】の牢獄にいたのは地獄の使いだったが、リメイク版ではこいつに変更されている。
FC版同様【いかずちのつえ】を必ず落とすのだが、地獄の使いとは比べものにならないぐらい強いので、早期入手はかなり難しくなっている。
FC版と同じ感覚で挑むとまず返り討ちにされる。驚いた人も多いのではないだろうか。
マホトーンが効くとはいえ、高い素早さで先制イオナズンが来ることも多く、仮に封じたとしてもこの時点での攻撃力110は相当な脅威。
オリジナル版と違いザラキがなくなっているが、裏を返せば確実にダメージを与える攻撃の頻度が高くなっているので、高火力のこいつの場合は却って危険度が高いといえる。
マホトーンが通ってもモーニングスターで撲殺される可能性大。
しかし、船入手直後のパーティであっても、現実的な確率で勝機はある。
1ターン目に相手がイオナズンを使わず、その上でサマルトリアの王子のマホトーンとムーンブルクの王女のマヌーサが命中すれば勝利が見えてくる。特にマホトーンがかかるのが大前提。
勝敗にかかわらず、一度戦ってしまうと消えてしまいここでは二度と戦えなくなる。
固定戦闘にもかかわらず逃走が可能で、その場合でも悪魔神官は消えてしまう。コマンドミスには要注意。
必ず挑戦前にセーブして、取り損なったらセーブせずにリセットしよう。万が一セーブしてしまったら、杖の入手は大幅に遅れ最終盤となってしまう。幸い、セーブはローレシアでできるので再挑戦自体は容易い。
杖があるか無いかで後々の難易度が大きく変わってくるため、挑戦の甲斐はある。早く取れば取るほどその恩恵は大きい。
通常出現個体のドロップ率はFC版と同じ1/32なので旨味は薄いが、取り損ねた場合はハーゴンの神殿で再挑戦してみよう。また2本目以降を狙う場合も通常個体を狩る以外の選択肢は無い。
ちなみにこいつの目の前には【すばやさのたね】が落ちているが、城内の【タンス】の【ふくびきけん】と択一でしか入手できない。価値が違い過ぎるので、ここは必ずタンスを無視してすばやさのたねを拾っておこう。
それにしても、ローレシア国は一体どうやってこの凶悪な神官を捕えたのだろう。
無論不意打ち等の可能性も十分考えられるが、仮に正攻法だった場合、FC版の地獄の使いのとき以上の剛の者がローレシアにいることになる…
或いは密偵としてわざと捕まり、何らかの諜報活動を行なっているのだろうか。
ちなみに『ドラゴンクエスト 1Pコミック劇場』の【牧野博幸】のマンガでは食い逃げで捕まったというネタがある。
ガラケー版以降
モーニングスターの色が再度変更され、薄紫になった。
ザオリクで蘇生されてから逃げた敵の経験値は入らないという鬼畜仕様のせいでなおさら狩りの妨害となる。
いっそ【パルプンテ】に期待してみるのもいいが、ハーゴンの神殿は何度も通うのも手間な立地であり、MPの消費が激しいのがネック。
ゲームブック(双葉社)
【世界樹】の前でパーティを待ち構えていた。
ゲームとは違い【マヌーサ】と【パルプンテ】を使うが、最大の攻撃はロッドによるお尻ペンペン。
小説版
ハーゴンの信者である人間達の最高責任者であり、幹部会議の議長。
ハーゴンに長年仕え、その片腕とまで呼ばれた男だったが、魔界から派遣されてきた魔物の幹部であるベリアルらとは事あるごとに対立していた。
【ガルド】を雇い、【じゃしんのぞう】入手に必要なセリアをさらわせるが、そこでガルドに裏切られてしまい、その失態を責められロンダルキアを追われる。
【ベラヌール】の大司祭スカルフ七十七世に化けて王子たちを待ち伏せし、雷の杖で攻め立てるが、セリアの【バギ】を背後から受けて怯んだところをアレンに切りつけられ消滅した。
その素顔は醜い【老人】だった。
なお前作の【だいまどう】とは違い、個人名は不明。
それどころか「わしの名は悪魔神官」と名乗っている。
人としての名は捨て去った、という意味に取れなくもないが、あんまりである。
CDシアター
こちらでは「サイヴァ」というオリジナルキャラクターとして登場。
CVは塩沢兼人。
容姿はゲームなどと違い茶髪の若者となっており、悪魔神官というのも名前ではなく称号。
幼い頃より魔道の才に秀でていたことが災いして、迫害の末に両親や妹を失い、世を恨んで邪教の信徒となった。
教団では【じゃしんのぞう】が無くともロンダルキアを出られる為、各地に赴き直接的な襲撃の教徒獲得の為奔走しており、【テパ】【ベラヌール】【ペルポイ】などを既に手中にしているという。
教団内ではかなり高い地位にあることが伺えるが、ベリアルやバズズからは疎まれている。恐らく強い力を秘めておりハーゴンに忠誠を誓っているとはいえ人間であること、彼らと違い邪神の像が無くとも自由に動ける為であろう。
(少なくとも)幹部級以上の人物の中で、唯一教徒の辿った末路を知らされていない。
冒頭、ムーンブルク侵略の指揮をとり王と王妃の首を取らせ、残った【ムーンブルクの王女】ナナを捜していたとき、自ら現れた彼女の姿に亡き妹と重ねて見たことで殺害を躊躇し、返り討って負傷させた後『殺すまでもない』と犬の姿に変えるに留めた。
よって、ナナにとってはある意味ハーゴン以上に因縁のある人物である。
その後【魔の島】近くの海洋でローレシア王子アレン達を襲撃し一度は圧倒するが、竜王の子孫の妨害に逢って負傷し一時ハーゴンの神殿に撤退する。
彼を良く思っていなかったバズズやベリアルに散々罵られ、ハーゴンからも「二度と失敗は許さぬ」と釘を刺され、同時にハーゴンの命でしばらくは教徒獲得に動いていた。
後にロンダルキアに辿りつき、ハーゴンのまやかしを解いたアレン達と再び対峙する。
その際ナナに最初から自分を殺さなかった真意を指摘され、教徒が辿った末路を知らされ狼狽した所に現れたベリアルの退却命令を受け退く。
動揺の中ハーゴンにすがるもあっさり真実を知らされた挙句用済み宣言を受け、ベリアルを倒し駆けつけたアレン達の目の前で余興のように致命傷を負わされる。
それでもかろうじて生きており、ナナに自身が邪教徒になった経緯とそれが間違いだったと語り彼女が自分の妹が似ていることを告げた後、自分もろともナナを殺そうとしたハーゴンに【メガンテ】を唱えて死亡する。
彼の最期の呪文はハーゴンに大きなダメージを与え、アレンのトドメの一撃への足がかりとなった。
自身の両親を殺め国を滅ぼした怨敵ながら、最期には自分たちを命をなげうって救ったサイヴァの死にナナは涙し、アレンはその真意を汲んだ。
なお、彼の生い立ちの詳細はシアター内ではあまり語られず付属のブックレットで解説されるので、ブックレットが欠品している状態で購入した場合彼のバックボーンがいまいち分からないという事態に…。
その他の関連作品での扱い
エニックス版ゲームブックでは地獄の使いの代わりに海底の洞窟で登場する他、デヌスという個人名持ちの個体が登場しており、【サマルトリア】への侵攻など様々な場面で暗躍する。
最後はハーゴン戦でおともとして登場。その最期はルートにより異なる。
モンスター物語でもデヌスの名前で登場し、【メタルハンター】を発見、解析して実戦投入に成功している。
また、【キメラ】を開発し、のちに【スターキメラ】になったドルバという名の悪魔神官も存在する。
DQ5
角がなく、朱色(裏地は黒)のマントを羽織って黒いモーニングスターを持っている。
「週刊少年ジャンプ秘録!! ファミコン神拳!!!」にもDQ2のページで再掲されている、鳥山明のデザインに忠実なのはこの作品の物。元のデザインが帰ってきたと言える。
【大神殿】【エビルマウンテン】【謎の洞窟】に出現するほか、【ミルドラース】(第1形態)が呼んでくる事がある。
使う呪文は【マホカンタ】と【ザオリク】と少なくなっており、DQ2のものと比べ厄介なイオナズンとザラキが削除されたので戦いやすくなった。
ランダム行動(偏向型)でザオリクを唱える必要がないときはほぼ打撃しかしない武闘派。
シリーズ恒例の人型魔道士の最上位モンスターに当たるが、攻撃呪文を一切唱えないというのは前例がない。
攻撃呪文を唱えない代わりに攻撃力は165と結構高く、1~2回行動で殴りつけてくる。
【エビルスピリッツ】と一緒に出現した場合、【たたかいのドラム】で攻撃力が倍になって2回攻撃されることがあり非常に危険。
判断力が1のはずだが、なぜかそのターンのうちから後出しザオリクで蘇生させてくる。
2連続でザオリクを唱えて戦線を立て直すなど、かなり鬱陶しいことをしてくれるが、一方で同じ対象に無駄に2回唱えることもあり、行動判断のタイミングやザオリクキャンセルの仕様がよくわからない。
HP169、MP80とかなり多いので、集中攻撃して真っ先に倒すのが得策。
ミルドラースに呼ばれて2体出現することがある。
【キラーマシン】共々メダパニが効くため、ミルドラースが呼んだコイツを混乱させ、主君をタコ殴りにさせる戦法もある。
またミルドラース戦では主君を倒せば戦闘終了となる都合上、こいつがミルドラースをザオリクで蘇生させる事は無いため一安心。
蘇生呪文によって復活するラスボスは、次回作の【デスタムーア】までお預けとなった。
SFC版のみ、謎の洞窟深層にも出現する。
ここでは既にパラメータは弱い部類だが、【セルゲイナス】や【メカバーン】などの強敵をザオリクで復活させられると面倒なので、他の敵より先に倒そう。
【ドロップアイテム】に【やまびこのぼうし】を所持しているため、狩ったプレイヤーもいるだろう。
ただしDQ5はドロップの仕様が特殊で、コイツは他のモンスターと一緒に出現することがほとんどなため、ただ闇雲に狩るだけではまずドロップすることがない。
狙うなら、【ニフラム】や【ふうじんのたて】で他のモンスターを全部消すか、あるいは悪魔神官を最後に残して消すという面倒な手順を取らなければならない。
他のモンスターを先に倒す場合、メダパニか【マホトーン】でザオリクを封じておこう。
落とす確率は1/128と低め。
【ジャハンナ】にはマーサによって改心したあくましんかん(姿は商人)がいるが、息子である主人公ではあくましんかんを改心させることは不可能。
ちなみに出現場所は、クリア前に限ればいずれも「倒したモンスターを仲間にできない場所」。
単純なマーサとの能力の差ではなく、場所が悪かっただけなのかもしれない。
もし仲間になったのなら、魔法使い系仲間モンスターが戦力外ばかりな本作において存在感を示せたかもしれない。
リメイク版
ザオリクが制限行動になり、使用する確率が減った。
バイキルトも弱体化したため、エビルスピリッツとのコンビもそれほど怖くはなくなっている。
キラーマシン共々、謎の洞窟には出現しなくなった。
やまびこのぼうしが削除され、ドロップアイテムは【ちいさなメダル】に変更されている。確率ははぐれメタルやジェリーマンよりも低いので期待できない。
ちなみに、唱える呪文によって違うアクションを取る、結構珍しいモンスターである。
余談だが、なぜかキラーマシンとは共通点が多い。
- ミルドラース(第1形態)に呼び出される
- 最大HPが169(リメイク版では179)
- 2回行動
- メダパニが有効
- SFC版では謎の洞窟深層に出現
- リメイク版では謎の洞窟に出現しなくなった
DQ10オフライン
じごくのつかいよりも下位種になっている。
【知恵の眠る遺跡】、【ウルベア地下遺跡】に登場するが、前者は若干弱め。
イオラ、ザオリク、マホカンタを唱えるほか、【コウモリ召喚】をしてくる。
通常ドロップは【まほうの小ビン】、レアドロップは【神官のほういの作り方】。
DQ10オンライン
DQ5のものに角が生えたデザインになった。細かいところではマントの裏地まで朱色になっている。
【ヘルバトラー】強に強化版が呼び出されるほか、魔界では【あくま神官・強】が登場。
どうぐ使いのクエストでは主要NPCとなっている。
詳しくはこちらを参照。
DQ11・DQ11S
DQ10と同じデザイン。
表記は「あくま神官」。地獄の使いの下位として【古代図書館】に出現。
蘇生呪文はザオラルにランクダウン、他にイオラとマホカンタも唱える。
過去作の再現なのか、コイツのシンボルに接触すると【はぐれメタル】2体が付いてくることがある。ドロップアイテムは通常枠が【まほうのせいすい】でレア枠が【しんこうのたね】。
【冒険の書の世界】ではクエスト【消えたカメさま】のボスとして登場(DQ7のあくま神官の代役?)、【バラモスの城】で【シャーマン】、【エビルマージ】と共に倒すことになる。
邪神のしもべらしいが、【邪神ニズゼルファ】かどうかは不明。
こちらを見つけても迫って来ず、こっちを見ながら通り過ぎる。
邪ver
邪神の影響を受けた後も変わらず古代図書館に出現。2Dモードでは【名もなき地】(【北海の孤島】南)にも出現する。
唱える呪文がイオナズン(まれに暴走)、ザオリク、スクルトと、オリジナルのレパートリーに近くなっている。他にも、通常枠が【けんじゃのせいすい】に変更されている。
結局じごくのつかい・強よりは弱い。
集団に遭遇したらとっととラリホーマで寝かせて、賢者の聖水を盗みつつゾーンを待ってルーレットを回せば非常においしい。
ジョーカー1
悪魔系のCランク。
【レガリス島】の太陽の塔に出現し、スカウトも可能となっている。一般配合で生み出せるモンスターでもある。
色はDQ2の頃のものとほぼ同じだが、【なぞの神官】のモーションを使いまわしており、攻撃に使うメイスはなぞの神官の鎌と同様、暗器のように隠し持っている。当然2個持ちもしていない。
その影響か、攻略本に載ってるイラストはメイスを持っておらず、両手を下向きに広げている完全な新規イラストとなっている。
所持スキルは【イオ&バギ】。【バギけいとくい】の特性を持っている。
イオけいとくいの方が彼には合っているだろうに。
また、マホトーン無効で、MPと賢さが高いので、呪文を使わせるにはもってこいの人材である。
ランクCでありながらMPと賢さの限界値も高いので、呪文使いとして使うのであればランク以上の活躍もできなくはない。
ただし、耐久力は心もとなく、打撃の威力もあまり期待できない。そこはやはり魔法使いということか。
【パペットこぞう】との配合によってなぞの神官になる。
ジョーカー2・2プロ
悪魔系Dランクに格下げとなった。当たり前だが、人間大なのでSサイズである。
野生では出ず、配合のみで入手可能。
能力上昇の傾向は前作とほぼ変わらないが、降格に伴い、全能力値の限界が50ほど低くなった。
バギ系とくいをそのまま継承した【バギ系のコツ】を持つほか、微妙な特性である【フールブレイク】を持つ。
MPと賢さが高いので、序盤で【ホイミスライム】辺りを経由して作り、回復役として連れて歩くと役立つだろう。
所持スキルが【イオ&バギ】なのでバギ系呪文を使いこなすこともできる。
やはり前作と同じ方法でなぞの神官を産み出すことができるので、海岸辺りに来たら狙ってみると良い。
プロフェッショナル版ではバギ系のコツがドルマ系のコツに変更されている。しかし所持スキルはイオ&バギそのままである。
強化で【イオブレイク】、最強化で【光のはどう】を習得していく。
テリワン3D
【しんじつの扉】や【しれんの扉】などに出現。
特性は【スタンダードボディ】、【ドルマ系のコツ】、【パラメータブレイク】、+25で【自動MP回復】、+50で【ひん死で呪文会心】。
スキルは相変わらずイオ&バギだが、【究極配合】すると【最強イオ&バギ】になる。
余談だが、今作からモンスターの名前に限定的ながら漢字を使用することができるようになり、また悪・魔・神の文字が使用可能であるため、かんの部分さえ補えれば漢字表記にすることもできる。
いっそ悪魔神カーンなんてダジャレネームにして、同時に地位をめっちゃ格上げするのも面白い…かもしれない。
イルルカ
本作では野性では出ない。
ストーリー上では【雪と氷の世界】で人間に化け、人々を争わせ、泉の精霊の力を失わせようと暗躍していた。
最期は正体をあらわした直後に泉の精霊が唱えた呪文を喰らい、主人公と戦う間もなく【ぬわーーっっ!!】という叫びを上げて退場するという壮絶な出オチと化した。……何しに出てきたんだろう。
ちなみにそのときの呪文はエフェクトをみるに【マヒャデドス】と思われるが、こいつは悪魔系故にヒャド系を半減することができる。
泉の精霊が強いのかそれともこいつが弱かったのか。
ゲーム上ドークやダークマスターとの関係性は不明。
一応狭間の王云々と言っているのでこいつもドークの部下なのかもしれない。
特殊配合先が1つ追加されており、【ダークホーン】と配合することで【ルバンカ】を生み出せる。
【新生配合】で【デインブレイク】、【メガボディ】化で【AI1~2回行動】、【ギガボディ】化でドルマブレイク、SP版では【超ギガボディ】化で【ときどきインテ】を習得。
なお、次回作DQMJ3では何故か教祖のハーゴンと共にリストラされ、【プリーストナイト】系の魔物が後を継ぐことになった。
残念ながらハーゴンが復帰したDQMJ3Pでもあくましんかんが復活することは無かった。
DQM3
DQMJ3シリーズではお休みをもらってしまったが本作で復帰。
何故かなぞのしんかんのモーション流用だったDQMJ以降、モンスターズでは初の両手にメイスを構える姿での登場となった。ついでに色も変わっている。
NPCとしては【覇王城の魔界】・初級に研究所をかまえる【アグルカ】が登場している。
悪魔系のBランクで、【まおうのつかい】と【アークマージ】の特殊配合で生み出せる。
特性は【闇のコツ】・【電撃ブレイク大】(Lv20)・【魔力暴走率アップ大】(Lv40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】・【弱体化ブレイク大】・【闇ブレイク大】(Lv60)も習得。
能力は神官らしく賢さとMPに優れHPもそれなりだが、それ以外は平均以下。
所持スキルは【ソーサラー】。
なんと3種類のブレイクを持ち、そのうち闇属性はコツで更に威力を引き上げられると呪文アタッカーとしての素質は十分。
意外な事に崇拝するシドーのスキルは持ちうる全ブレイクの効果を発揮でき相性がいい。
電撃系の技は賢さをイマイチ発揮できない【ジゴスパーク】なのが少し残念か。
【アトラス】・【バズズ】・【ベリアル】との四体配合で【ハーゴン】を生み出せる。
トルネコ2
HP120、攻撃力105、防御力30、経験値2500(レベル1のステータス)。
エンディング後に出現する。
主な出現場所は【不思議のダンジョン】や【もっと不思議のダンジョン】の51F~56F、【試練の館】21~27Fなど。
じごくのつかいの下位種であり、【だいまどう】と同じく【催眠攻撃】でトルネコを操ってくる。
だいまどうは攻撃力がやや低かったのに対し、こいつやじごくのつかいは攻撃力が大幅に上がっている。
出現範囲が狭く、同フロアには【石人形】や【スーパーテンツク】もいるためさっさと階段を下りるのが吉。
試練の館では、何故か上位種のじごくのつかいより後の階層に出てくる。
催眠対策となる【まほうのたて】があれば雑魚。喜んで経験値稼ぎの餌にしよう。
名前が示す通り悪魔系なので、【デーモンバスター】がよく効く。
トルネコ3
HP48、攻撃力22、防御力15、経験値41(レベル1のステータス)。
HP60、攻撃力36、防御力19、経験値123(レベル5のステータス)。
トルネコ2のじごくのつかいのカラーで登場。悪魔系および剣系。
【試練の道】や【バレイナのほら穴】に出現する他、【異世界の迷宮】でも51F~59FにLv5で登場。
この作品でもじごくのつかいの下位種。能力値に大した差は無いが。
トルネコ2ではだいまどう同様に催眠攻撃を繰り出してきたが、本作ではこの系統の催眠攻撃は没収され、力を溜めて攻撃するパワータイプになっている。
【エミリゾーン】に出現するモンスターの中では攻撃力は高めだが防御力は低く、はっきり言って弱い。
他の作品のような呪文などの搦め手を何も持たない、ただの脳筋になり果ててしまった。
仮にコイツが前作同様に催眠攻撃を使っていたら、ただでさえ高い本作の難易度がさらに上昇していたことは想像に難くないので、そういう意味では弱体化してくれてありがたいのだが。
成長タイプは【攻撃・晩成】で、仲間にしたときのデフォルトネームは「アーカン」。
由来は「あ」くましん「かん」からだろうが、上位種の「ヘルシー」といい、なんつーネーミングだ…
仲間にしても成長が遅く、守備力がほとんど上がらないため使えない。まさにアカーン。
【ちからため】で痛恨の一撃を繰り出せるが、それには2ターンかかる。
1ターンで痛恨の一撃を繰り出せる【エリミネーター】の下位互換なのは言うまでもない。
話しかけると悪魔教に入信しないかと訊いてくる。どうやらこの世界での信仰対象はハーゴンの教団とは異なるようだ。
公式パーフェクトガイド上巻では、異世界の迷宮で仲間にすべきオススメモンスターとしてコイツを挙げているのだが、エリミネーターや【おどるほうせき】を仲間にした方が戦力としての期待値は高い。
この攻略本は他のダンジョン攻略はしっかりしているのに、異世界の迷宮の攻略だけは適当に書いている感が否めないともっぱらの評判である。
高難易度のダンジョン故に制作スタッフも役立つアドバイスをすることに匙を投げたのか、あるいはプレイヤーに攻略させたくなかったがためにわざと適当に書いたのか、定かではない。
バトルロード1
第四章から登場。DQ2の外見とDQ5のカラーリングを組み合わせた出立ちとなった(分かりやすく言うと、DQ5のこいつに赤い角を追加した感じ)。
ステータスはHP:662 ちから:45 かしこさ:162 みのまもり:60 すばやさ:43。
特技は「ベギラマ」と「ダブルアタック」。
前者は灼熱の呪文で敵全員を攻撃。後者は両手に持っている棍棒で敵1体を殴る。
HP、賢さが高く魔法使い系モンスターの中では強力。
暗黒とあらゆる攻撃呪文に強く、魔王、大魔王戦では盾役になってくれること間違い無し。
基本は「ベギラマ」で攻め、灼熱に強いまたは賢さが高い敵がいたら「ダブルアタック」を使おう。
僧侶、勇者と組むと「ダブルアタック」が「トリプルアタック」に変化する。
棍棒で敵1体を殴り、とどめに投げつける。呪文耐性低下効果を持つ。
なお、一般排出モンスターで最高値のかしこさをバトルロード1の時代から守り通したモンスターである。
また、ビクトリーの【レジェンドクエストVII】第四章では、DQ7に出てくるバージョンのあくましんかんも登場している。
モンパレ
Dランクの悪魔系モンスターとして初期から実装され、中央の大陸に出現。
初期特技として【イオラ】を備えており全体攻撃が強力なこのゲームでは非常に重宝されていた。
特に同じ時期に手に入る同じくイオラ使いの【ブラックベジター】と比べかしこさやMPの高さで勝っていたため採用率は悪魔神官がダントツ。
なおあくまでブラックベジターと比べて高いだけであり本人のステータスは器用貧乏タイプでHPだけがやたら高いのが特徴。
初期のモンスターパレードシリーズではかなり注目度が高かったモンスター。あくましんかんが輝いた作品と言えるだろう。
余談だが、モンスターをスカウトして入手できるプロフィールイメージ(プレイヤーの顔代わりに設定できるアイコン)では、DQMJシリーズのイラストが使用されている。
実際のゲーム中のグラフィックは、DQ10でお馴染みの赤色マント+棍棒を持ったもの。プロフィールイメージでは紫マントに素手…とどうにも噛み合わない。
どこパレ
Bランクモンスターでたんけんスカウトで排出される。いわばハズレ枠。
初期特技に【イオ】【ザオラル】を持つがそれだけ。
バトルスキャナー
第9章から登場。サイズはMで、普通のレア。表記はDQ10と同じく「あくま神官」。
基本ステータスはHP:538、ちから:442、すばやさ:173、かしこさ:364、みのまもり:336。
技はなぐりつける→ベギラマ→ダブルハンマーの順に変化していく。
最高に相性がいい性格は【てんねんボケ】。
技がバトルロードの時とほぼ一緒。
しかし耐性は光や魔に強い以外はダメダメ。
強化版のあくま神官+も登場している。
基本ステータスはHP:683、ちから:621、すばやさ:163、かしこさ:509、みのまもり:546。
最高に相性がいい性格は【かっこつけマン】。
ステータスがかなり高いため、パーティに組み込んで使いたいならこっちを使うべきだろう。
相変わらず耐性は良くないが…。
ビルダーズ2
【ハーゴン教団】の幹部格モンスターであり、【かんごく島】の看守長や【ムーンブルク島】のアトラスの参謀として登場する。
特に、ムーンブルク教区の参謀を務めるあくましんかんは島での一連のストーリーの黒幕的存在。
ただ戦いを楽しむだけのアトラスと異なり、決して人間を侮らず慎重な策を持って追い詰める事を旨としている。
「滅びからの救済」をエサに精神的に追い込まれていた【リック】を唆してスパイとし、ムーンブルクの人々に内から不和と恐怖を広げていった。
そんな地道な工作も及ばず、【主人公(ビルダーズ2)】と【少年シドー】の活躍によって三兵団が壊滅し、対アトラス用の決戦兵器である【ミナデイン砲】まで建造されるという想定外の事態に至る。
しかし、それすらも利用し【ロンダルキア】にムーンブルクの兵力をおびき寄せた隙に【ドラゴン兵団】に城を襲撃させミナデイン砲を乗っ取るという乾坤一擲の策に打って出た。
自身はローレシア城にて多数の魔物(だいまどう4体、しにがみのきし2体)を引き連れて待ち構えており、ついに本性を現したリックと共に、主人公率いるムーンブルクの主力部隊と対決する。
しかし、【勇者のはた】で能力を増したムーンブルク軍に力及ばず敗北、自身の心の内と今回の作戦を明かしたのち人間と世界への呪詛を絶叫しつつ消滅した。また、【ゆうきのオーブ】を持っており、消滅後に入手できる。
これらすべての行動は、彼がこの世界の成り立ちと運命を知ってしまったが故のものであり、世界が滅びるという運命を前にして生き延びる為に最後まで最善を尽くすでも滅びこそが救済として静かに受け入れるでもなく「滅びが避けられないのならその前に自分が滅ぼす」という狂気に走ってしまった。
ムーンブルクの救援は間一髪で間に合ってドラゴン兵団は壊滅し、目論見はすべて水泡に帰すことになるが、彼が人間達に蒔いた不和の種は程なくして世界の滅びそのものとなって顕現することになる。
一方プロローグでも奴隷船に乗っている個体がおり、ハーゴン教団の現状をスライムやグレムリン達に教えている。彼の願った「ハーゴンが夢見た世界へ導いて欲しい」という台詞が今作の最初の伏線となっており鍵を握ることとなる。
ライバルズ
6弾カードパックにて実装された【恋人のタロット】のイラストに登場。
その後第7弾カードパック「光と闇の異聞録」にて、ユニットとして朱色のマントのあくましんかんの姿で正式に登場した。占い師専用のスーパーレア。
2/2/2 あくま系
占い
①「死亡時:この場所に復活する」を得る
②におうだち HP+1
①なら味方ユニットを2度ブロックできる盾に、②なら味方リーダーも守る盾となる。
特に①の効果は単純に2コストで2/2が2回出てくるためシンプルに場持ちが良く、ウォールでリーダー攻撃も防ぎやすく強化系カードとの相性も抜群。
また、どちらの効果も大きなクセが無いため、必中モードでない序盤から気軽に使えるのも利点だ。
グランプリ落ちまで占い師のほとんどのデッキで活躍したが、特に実装直後は【グランマーズ】でこのカードを引きつつ0コストで出して盾になる…という動きが猛威を振るった。
ウォーク
メインストーリー4章9話~5章4話などでフィールドに出現する「めったに見かけない」モンスター。イオラ・マホカンタ・ザオラルを唱える。ザオラルは味方のものと違って失敗することも多い。
後に8章9話でもボスのお供として出てくる。こちらはベギラマやマホトーン、べホイミも唱えるが蘇生は使わない。
こころは緑色でコストは62。
HPやMPに優れる。後に登場する同色同コストの【ナウマンボーグ】とは能力値が同じ。
高グレードではスキルHP回復効果や呪文ダメージが上がり、ギラとイオ属性に耐性もつく。グレードSでイオラを覚える。
2021年12月17日からは、金曜15時からの48時間限定のあくましんかんのこころの「覚醒千里行」がスタート。
凄まじく強化された出現モンスターを倒して宝珠のかけらを入手し、2000個集めることであくましんかんの宝珠1個に交換できる。
これを4回分繰り返し、目的地到達報酬の1個と合わせた計5個を使用することでこころを覚醒させることができる。
全体的にデイン系が有効。ほぼ全員のHPが10000を超える高耐久力を有する。マホカンタやマホトーンを使う相手もいるので物理主体が良い。
特に全体350程度のイオナズンを使うベビーサタンは危険。2体以上いたら逃げる事も考えよう。また、1体でもあくましんかんのジバリーナと組み合わさると非常に危険。
覚醒後のコストは95にアップ。
回復役に不要な力を除き全体的に能力値が更に高まるが、特に覚醒前それほど高くなかった回復魔力と素早さが大きく上昇する。特に素早さは他の緑の心に大きく差をつける101にまで上昇。先制でまもりのたてを使う攻略法も取りやすくなっている。
特殊効果では新たに「ザオ」を修得し蘇生ができるようになった。それ以外は変更は無い。
ちなみに、同じこころとして扱われているため、覚醒前と後を併用することはできない。
タクト
2020年10月26日開催の「お菓子争奪!ハロウィンパーティー」より「トリックグレイツェルSPスカウト」のAランク枠として登場。
悪魔系Aランクのまほうタイプ。
リーダー特性は「悪魔系呪文威力+10%」
とくぎは【バギ】【イオラ】「やけつく暴風」
覚醒スキル 10P「まれにMP回復」を習得できる。
才能開花で才能開花とくぎ【バギクロス】
才能開花特性で「マヒの呪文」(自分が呪文でこうげきした時、ごくまれにマヒにする)「マヒ成功率+10%」を習得できる。
クロスブレイド
第2章にて【スーパーレア】で登場。もちろん属性は妖魔。
必殺技はハンマーストライク。スキルは敵にダイがいるとまりょくを中アップする「悪魔の祈り」。
通常攻撃が魔法なのでスキルの魔力アップを活かすこと自体は可能だが、必殺技のハンマーストライクは物理とややチグハグ。
なお、排出されていたものはスキル説明のふりがなが「まりょくを中(しょう)アップ」と記述されているエラーカードとなっている。
公式へ送れば正規のものと取り換えてもらえる。
その後は【レア】としての登場が続いており、真1弾ではS(スーパー)【ブーストスキャン】が可能なカードが登場した。
漫画版
第13話に登場。【おどるほうせき】と同様に【ロムドラド】の部下。
【ボストロール・デ・アール】の弟子になり、隙を見てスライム村を崖崩れで破壊して手柄を立てようとしたが、駆けつけた【アバン】に阻止されて逃走する。
ダイの大冒険
妖魔士団を構成する魔法使い型モンスターの一匹。
旧アニメ版ではDQ2基準の紫色のマントだったが、新アニメ版ではDQ10やDQ11での登場によりメジャーとなった朱色マントが登場。
それぞれの道
5章 レオナの休日にて登場。部下達と共にモルホン一座の劇に出演中の【レオナ】を襲撃するも、レオナと【ラルタン】の連携の前に敗れ去る。。