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【あくましんかん】

Last-modified: 2018-05-10 (木) 21:47:14

概要 Edit

DQ2などに登場する、紫色のマントと一つ目の仮面を着用した神官のモンスター。
【パペットマン】と同じく、出演する作品ごとにマントの色や所持武器など見た目がコロコロ変わるモンスター。
【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー モンスター大図鑑】では、マントの色によって別種扱いとされている。
マントの色が朱色のものは【あくましんかん(DQ5)】を、マントの色が緑色かつ杖を所持しているものは【あくま神官】を参照。
配下の神官も含めて、外見や持っている武器で等級を現している。
DQ10では新たに剣を持った神官兵【プリーストナイト】までも登場している。
なお、その名前からは悪魔を崇拝する神官とも魔族の神官とも解釈できるが、
DQ2では実際にハーゴンの教団に所属し二次創作では中身は人間と扱われることも多いため前者、
それ以外の作品では魔王に従っていたり悪魔系に分類されたりしていることから後者なのだろう。
 
初期の【公式ガイドブック】では漢字表記だったが、当時のゲーム中では当然ながら容量不足でひらがな表記である。
最近は容量に余裕ができたので、漢字表記も使われるようになっている。
 
色違いに【じごくのつかい】がいる。
もともとは【シャーマン】としてデザインされたようで、【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】では、
CHのものは「シャーマンB」、5のものは「シャーマンファイター」という仮の名前が掲載されている。
一方DQ2のものは未掲載。全DQ2モンスターの中でこの系統だけ未掲載なので、
読者にはシャーマンファイターにシャーマンBの首を付けたものが現在の姿ではという印象を与える。
 
なお彼のカラーリングはスーパーライト以降【はめつの使者】に受け継がれた。

DQ2 Edit

初登場。地獄の使いよりも上位にあたる邪教の神官。
この頃はその実力と出現場所のため、前作の【だいまどう】と同様、【ハーゴン】の側近や参謀とも言うべき立ち位置を確保しており、4コマ漫画等でもそういう扱いが比較的多い。
実際、FC版の公式ガイドブックではハーゴンの片腕と説明されている。
ドラマCD等でも【アトラス】【バズズ】【ベリアル】らに次ぐ地位を与えられた悪魔神官が登場する。
また、ハーゴンの軍勢は【シドー】を信仰する教団でもあるため、悪魔神官の中身は人間の教徒であるとする作品が多いことも特徴。
基本的には2体までしか出現しないが、MSX版とMSX2版のみ最大4体まで出現する。
 
下位種も含めてグラフィックでは【モーニングスター】を持っている。
これが後々、プレイヤー側の装備にもなり、その装備者も神官である。
ただ、当初はこの名前で呼称されたことはあまりなかった。そのためDQ4発売前のファミリーコンピュータMagazineには、全然違うサーベルのような剣のイラストで描かれるなどの誤解が生じた。

FC版 Edit

青系のローブと紫色のマントを着て、角の付いた仮面を被り、赤色の棘付きメイス(本来の意味での【モーニングスター】)を両手に持っている。
恐らく、最後に出会う雑魚敵である。
【ハーゴンの神殿】の3階にのみ出現し、使う呪文は【イオナズン】【スクルト】【ルカナン】【ザオリク】【ザラキ】と、DQ2の雑魚敵では最強の魔法使い。
シリーズを通してもここまで多彩かつ凶悪なレパートリーを持つモンスターは限られている。これでもし【ベホマ】まで使えていたら、手がつけられないだろう。
【アークデーモン】のような正攻法と、【ブリザード】のような一発の怖さを併せ持つ。
 
打撃攻撃はせず、ひたすら呪文のみで攻めてくる。その両手に持ったトゲトゲメイスは飾りか?
素早さは140と全モンスターでもトップクラスだが、行動順決定の仕様のせいであまり関係がない。
そして一番恐ろしいのは、最大で2匹同時に出現すること。悪魔神官相手でしか経験出来ないであろう、イオナズン2連発を喰らった場合、一気にパーティーが半壊する。また、敵のザオリクはサマルと違って戦闘中に使える上にHP全回復するというインチキ仕様なので、延々と復活させられ続けてジリ貧になる場合もある。
この際、生き返らせた対象があくましんかん以外のモンスターでも、あくましんかんと全く同じステータスになるというバグ(?)がある。
レパートリーの中ではザラキも非常に危険。マホトーンに完全な耐性を持っており呪文を封じる事が出来ないので、ザラキを唱えられる前に素早く片付けよう。
FC版ではスクルト・ルカナンの効力が低い上、彼らだけで出てきた場合ルカナンは意味が無いので、ここに付け入る隙がある。
 
【はぐれメタル】をザオリクで生き返らせてもらって経験値稼ぎという方法があるにはあるのだが、
誰かが倒されてもザオリクが優先されるような思考はなく、イオナズンやザラキで攻撃してくる確率の方が高い。
稼ぎ中にザラキで死ぬと、戦闘中に生き返らせる方法がないため無駄になってしまう。
あまり効率の良い稼ぎ方とは言えないだろう。
ちなみに、上述のバグにより生き返ったはぐれメタルはあくましんかんと同じステータスである。
 
落とすアイテムは【いかずちのつえ】

リメイク版 Edit

リメイク版ではメイスの色が茶色に変更されている。
使用呪文からザラキが削除されたが、スクルト・ルカナンの威力が上昇。
また、FC版と異なり通常攻撃も行うようになった。攻撃力110と、【キラーマシン】【デビルロード】程度の威力はある。
 
イオナズンの威力は変わらないものの、
SFC版では【ロトのよろい】【みずのはごろも】にイオナズン耐性が付いてないためより強力に感じる。耐性があるのは【まほうのよろい】のみである。
また素早さは120に下がってはいるのだが、行動順決定の仕様が変わって適性レベルだとほぼ確実に先手を取られるようになっている。
【ギガンテス】と組んでの先制ルカナンもきつく、ザオリクで他の敵を蘇生するのもかなり厄介。
お供のはぐれメタルを生き返らせることもあるが、やはりザオリクを優先する思考はなく、普通にイオナズンを連発したりするのではぐれ狩りどころではないだろう。
よって早目に倒してしまうのがよい。2体で出現した場合は高レベルでも危険である。
 
FC版と違いマホトーンは弱耐性なので狙ってみるのも良いだろう。
但し、【判断力】が最高なので即座に撲殺モードへ移行する。
神殿3Fでは非常に多くのエンカウントパターンに組み込まれており、その出現率はなんと90%以上!
同フロアははぐれメタルも50%以上の確率で出現するエリアだが、前述の通り狩る余裕は殆ど無い。
ガラケー版以降だと、ザオリクで蘇生されてから逃げた敵の経験値は入らないという鬼畜仕様のせいでなおさら狩りに向かない。
 
また、【ローレシア】の牢獄にはFC版では地獄の使いがいたが、リメイク版ではこいつに変更されている。
牢獄内の個体は、FC版同様【いかずちのつえ】を落とすのだが、地獄の使いとは比べものにならないぐらい強いので、早期入手はかなり難しくなっている。
FC版と同じつもりで挑むとまず返り討ちにされる。驚いた人も多いのではないだろうか。
マホトーンが効くとはいえ、高い素早さで先制イオナズンが来ることも多く、仮に封じたとしてもこの時点での攻撃力110は相当な脅威。
マホトーンが通ってもメイスで撲殺される可能性大。
しかし、船入手直後のパーティであっても、現実的な確率で勝機はある。
1ターン目に相手が打撃でガイアのよろい・ロトのたて・ロトのかぶとで身を固めたローレシアの王子を狙い、撃ち漏らしてもらった上で(または全員みかわしの服装備で回避した上で)、サマルトリアの王子がマホトーン、ムーンブルクの王女がマヌーサを仕掛け、その両方が命中すれば勝利が見えてくる。
全滅した場合、再度悪魔神官の元に向かってももう彼はおらず雷の杖は手に入らない。
なお固定戦闘にもかかわらず逃走が可能だがその場合でも悪魔神官は消えてしまう。コマンドミスには要注意。
バトル前のセリフを考慮すると、脱獄していて当たり前ではある。
ハーゴンの神殿での通常出現個体のドロップ率は、FC版と同じ1/32なので、もし取り逃したのなら、かなり強くなってからリベンジしに行こう。
少々鍛えた程度では、不意打ち一発で返り討ちに遭う。
ちなみにこいつの目の前には【すばやさのたね】が落ちているが、城内の【タンス】【ふくびきけん】と択一でしか入手できない。価値が違い過ぎるので、ここは必ずタンスを無視してすばやさのたねを拾っておこう。
 
それにしても、ローレシア国は一体どうやってこの凶悪な神官を捕えたのだろう。
無論不意打ち等の可能性も十分考えられるが、仮に正攻法だった場合、FC版の地獄の使いの時以上の剛の者がローレシアにいる事になる…

ゲームブック(双葉社) Edit

【世界樹】の前でパーティを待ち構えていた。
ゲームとは違い【マヌーサ】【パルプンテ】を使うが、最大の攻撃はロッドによるお尻ペンペン。

小説版 Edit

ハーゴンの信者である人間達の最高責任者であり、幹部会議の議長。
ハーゴンに長年仕え、その片腕とまで呼ばれた男だったが、魔界から派遣されてきた魔物の幹部であるベリアルらとは事あるごとに対立していた。
 
【ガルド】を雇い、【じゃしんのぞう】入手に必要なセリアをさらわせるが、そこでガルドに裏切られてしまい、その失態を責められロンダルキアを追われる。
【ベラヌール】の大司祭スカルフ七十七世に化けて王子たちを待ち伏せし、雷の杖で攻め立てるが、セリアの【バギ】を背後から受けて怯んだところをアレンに切りつけられ死亡した。
その素顔は醜い【老人】だった。
 
なお前作の【だいまどう】とは違い、個人名は不明。
それどころか「わしの名は悪魔神官」と名乗っている。
人としての名は捨て去った、という意味に取れなくもないが、あんまりである……。

CDシアター Edit

こちらでは「サイヴァ」というオリジナルキャラクターとして登場。
CVは今は亡き塩沢兼人。
 
容姿はゲームなどと違い茶髪の若者となっている。 
幼い頃より魔道の才に秀でていたことが災いして、迫害の末に両親や妹を失い、世を恨んで邪教の信徒となった。
教団では【じゃしんのぞう】が無くともロンダルキアを出られる為、各地に赴き直接的な襲撃の教徒獲得の為奔走しており、【テパ】【ベラヌール】【ペルポイ】などを既に手中にしているという。
教団内ではかなり高い地位にある事が伺えるが、ベリアルやバズズからは疎まれている。恐らく強い力を秘めておりハーゴンに忠誠を誓っているとはいえ人間である事、彼らと違い邪神の像が無くとも自由に動ける為であろう。
(少なくとも)幹部級以上の人物の中で、唯一教徒の辿った末路を知らされていない。
 
冒頭、ムーンブルク侵略の指揮をとり王と王妃の首を取らせ、残った【ムーンブルクの王女】ナナを捜していた時、自ら現れた彼女の姿に亡き妹と重ねて見た事で殺害を躊躇し、返り討って負傷させた後『殺すまでもない』と犬の姿に変えるに留めた。
 
その後【魔の島】近くの海洋でローレシア王子アレン達を襲撃し一度は圧倒するが、竜王の子孫の妨害に逢って負傷し一時ハーゴンの神殿に撤退する。
彼を良く思っていなかったバズズやベリアルに散々罵られ、ハーゴンからも「二度と失敗は許さぬ」と釘を刺され、同時にハーゴンの命で暫くは教徒獲得に動いていた。
 
後にロンダルキアに辿りつき、ハーゴンのまやかしを解いたアレン達と再び対峙する。
その際ナナに最初から自分を殺さなかった真意を指摘され、教徒が辿った末路を知らされ狼狽した所に現れたベリアルの退却命令を受け退く。
動揺の中ハーゴンが正しいと自分に言い聞かせつつハーゴンの元を尋ね、あっさり真実を知らされた上で用無しと突きつけられ、ベリアルを倒し駆けつけたアレン達の目の前で余興のように致命傷を負わされる。
 
それでもかろうじて生きており、ナナに自身が邪教徒になった経緯とそれが間違いだったと語り彼女が自分の妹が似ている事を告げた後、自分もろともナナを殺そうとしたハーゴンに【メガンテ】を唱えて散る。
彼の最後の呪文はハーゴンに大きなダメージを与え、アレンのトドメの一撃への足がかりとなった。

自身の両親を殺め国を滅ぼした怨敵ながら、最期には自分たちを命をなげうって救ったサイヴァの死にナナは涙し、アレンはその真意を汲んだ。

なお、彼の生い立ちの詳細はシアター内ではあまり語られず、付属のイラストブックで解説される。

その他の関連作品での扱い Edit

エニックス版ゲームブックでは地獄の使いの代わりに海底の洞窟で登場する他、
デヌスという個人名持ちの個体が登場しており、【サマルトリア】への侵攻など様々な場面で暗躍する。
最後はハーゴン戦でおともとして登場。その最期はルートにより異なる。
 
モンスター物語でもデヌスの名前で登場し、【メタルハンター】を発見、解析して実戦投入に成功している。
また、【キメラ】を開発し、のちに【スターキメラ】になったドルバという名の悪魔神官も存在する。

DQMJ Edit

【レガリス島】の太陽の塔に出現し、スカウトも可能となっている。
ランクCの悪魔系で、一般配合で生み出せるモンスターである。
色はDQ2の頃のものとほぼ同じだが、【なぞの神官】のモーションを使いまわしており、
攻撃に使うメイスはなぞの神官の鎌と同様、暗器のように隠し持っている。
その影響か、攻略本に載ってるイラストはメイスを持っておらず、両手を下向きに広げている完全な新規イラストとなっている。
 
スキルは【イオ&バギ】【かしこさアップ】で、「バギけいとくい」の特性を持っている。
イオけいとくいのほうが、それらしかったのに、残念。
また、マホトーン無効で、MPと賢さが高いので、呪文を使わせるにはもってこいの人材である。
ランクCでありながらMPと賢さの限界値も高いので、呪文使いとして使うのであればランク以上の活躍もできなくはない。
ただし、耐久力は心もとなく、打撃の威力もあまり期待できない。
 
【パペットこぞう】との配合によってなぞの神官になる。

DQMJ2 Edit

悪魔系Dランクに格下げとなった。当たり前だが、人間大なのでSサイズである。
能力上昇の傾向は前作とほぼ変わらないが、降格に伴い、全能力値の限界が50ほど低くなった。
バギ系とくいをそのまま継承した【バギ系のコツ】を持つほか、微妙な特性である【フールブレイク】を持つ。
MPと賢さが高いので、序盤で【ホイミスライム】辺りを経由して作り、回復役として連れて歩くと役立つだろう。
所持スキルが【イオ&バギ】なのでバギ系呪文を使いこなすこともできる。
やはり前作と同じ方法でなぞの神官を産み出すことができるので、海岸辺りに来たら狙ってみると良い。

DQMJ2P Edit

バギ系のコツがドルマ系のコツに変更されている。しかし所持スキルはイオ&バギそのままである。
強、最強配合で強化していくと、イオブレイクと【光のはどう】を習得していく。

テリワン3D Edit

【しんじつの扉】【しれんの扉】などに出現。
特性はスタンダードボディ、ドルマ系のコツ、パラメータブレイク、自動MP回復、ひん死で呪文会心。
スキルは相変わらずイオ&バギだが、究極配合すると最強イオ&バギになる。

イルルカ Edit

【雪と氷の世界】で人間に化け、人々を争わせ、泉の精霊の力を失わせようと暗躍していた。
最期は正体をあらわした直後に泉の精霊が唱えた呪文を喰らい、主人公と戦う間もなく【ぬわーーっっ!!】という叫びを上げて退場するという壮絶な出オチと化した。……何しに出て来たんだろう。
ちなみにその時の呪文はエフェクトをみるに【マヒャデドス】と思われるが、こいつは悪魔系故にヒャド系を半減することができる。
泉の精霊が強いのかそれともこいつが弱かったのか。
ゲーム上ドークやダークマスターとの関係性は不明。
 
特殊配合先が1つ追加されており、【ダークホーン】と配合する事で【ルバンカ】を生み出せる。
【新生配合】でデインブレイク、【メガボディ】化でAI1~2回行動、【ギガボディ】化でドルマブレイクを習得。
 
なお、次回作DQMJ3では何故か教祖のハーゴンと共にリストラされ、【プリーストナイト】系の魔物が後を継ぐ事になった。
残念ながらハーゴンが復帰したDQMJ3Pでもあくましんかんが復活する事は無かった……。

トルネコ3 Edit

HP48、攻撃力22、防御力15、経験値41(レベル1のステータス)。
前作のじごくのつかいのカラーで登場。悪魔系と剣系。
【試練の道】【バレイナのほら穴】に出現する他、【異世界の迷宮】でも51F~59FにLv5で登場。
 
前作で使えた催眠攻撃を没収され、何故か力を溜めて攻撃してくるようになっている。
攻撃力は同フロアの中でもっとも高いが守備力は低く、はっきり言って弱い。
他の作品のような搦め手を何も持たない、ただの脳筋になり果ててしまった。
 
成長タイプは【攻撃・晩成】で、仲間にした時のデフォルトネームは「アーカン」。
由来は「あ」くましん「かん」からだろうが、下位種の「ヘルシー」といい、なんつーネーミングだ…
仲間にしてもしても成長が遅く、守備力がほとんど上がらないため使えない。
話しかけると悪魔教に入信しないかと聞いてくる。ハーゴンの教団には愛想が尽きたのか…