【あくましんかん】

Last-modified: 2021-11-28 (日) 23:17:15

このページではDQ2やDQ5などに登場する「あくましんかん」について解説する。
DQ7に登場するマントの色が緑色かつ杖を所持しているものは【あくま神官】を参照。

概要

DQ2などに登場するモンスター。
マントと一つ目の仮面を着用し、メイス型【モーニングスター】を二刀流している邪悪な【神官】のモンスター。
DQ2では紫色のマント、DQ5では朱色のマントになっており、以降は作品ごとにどちらかのカラーリングのあくましんかんが登場している。

紫マントDQ2、トルネコ3、モンスターズ(DQMJ・DQMJ2/J2P・テリワン3D・イルルカ)、DQR
朱色マントDQ5・DQ10・DQ11/11S、トルネコ2、アーケードシリーズ(DQMB・DQMBV、DQMBS、クロスブレイド)、モンパレ・どこパレ、DQB2、DQR、DQウォーク、DQT

 
作品ごとにマントの色や所持武器など見た目がコロコロ変わるモンスター。立ち姿はほぼ同じで、違いはカラーリングと仮面の角の有無のみ。そして角がないのはDQ5のみで、他の作品では角が生えている。
カラーリングや装飾が多少変わる程度ならそこまで珍しくもないのだが、あくましんかんだけは【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー モンスター大図鑑】で、同じメイス型ですらマントの色によって全てが別種扱いと異例の扱いを受けている(見た目が明らかに異なるDQ7の「あくま神官」が同名別種というのは他と同様)。
【種属】は「神官属」として纏められており、配下の神官も含めて、外見や持っている武器で等級を現している。
なお、その名前からは悪魔を崇拝する神官とも魔族の神官とも解釈できるが、DQ2では実際にハーゴンの教団に所属し二次創作では中身は人間と扱われることも多いため前者、それ以外の作品では魔王に従っていたり悪魔系に分類されたりしていることから後者なのだろう。
 
色違いに【じごくのつかい】【はめつの使者】【ブラッドメイジ】、モンパレには【ベスノザのつかい】、【はなみしんかん】、【はなびしんかん】、星ドラでは「ホロスリース」が登場する。
DQ10では新たに剣を持った神官兵【プリーストナイト】までも登場している。
 
もともとは【シャーマン】としてデザインされたようで、【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】では、DQMCHのものは「シャーマンB」、DQ5のものは「シャーマンファイター」という仮の名前が掲載されている。
一方DQ2のものは未掲載。全DQ2モンスターの中でこの系統だけ未掲載なので、読者にはシャーマンファイターにシャーマンBの首を付けたものが現在の姿ではという印象を与える。

DQ2

初登場。地獄の使いよりも上位にあたる邪教の神官。
この頃はその実力と出現場所のため、前作の【だいまどう】と同様、【ハーゴン】の側近や参謀とも言うべき立ち位置を確保しており、4コマ漫画等でもそういう扱いが比較的多い。
実際、FC版の公式ガイドブックではハーゴンの片腕と説明されている。
ドラマCD等でも【アトラス】【バズズ】【ベリアル】らに次ぐ地位を与えられた悪魔神官が登場する。
また、ハーゴンの軍勢は【シドー】を信仰する教団でもあるため、悪魔神官の中身は人間の教徒であるとする作品が多いことも特徴。
基本的には2体までしか出現しないが、MSX版とMSX2版のみ最大4体まで出現し、さらに脅威が増した。
 
下位種も含めてグラフィックでは【モーニングスター】を持っている。
これが後々、プレイヤー側の装備にもなり、その装備者も神官である。
ただ、当初はこの名前で呼称されたことはあまりなかった。そのためDQ4発売前の『ファミリーコンピュータMagazine』には、全然違うサーベルのような剣のイラストで描かれるなどの誤解が生じた。

FC版

青系のローブと紫色のマントを着て、角の付いた仮面を被り、赤色の棘付きメイス(本来の意味での【モーニングスター】)を両手に持っている。
恐らく、最後に出会う雑魚敵である。
【ハーゴンの神殿】の3階にのみ出現し、使う呪文は【イオナズン】【スクルト】【ルカナン】【ザオリク】【ザラキ】と、DQ2の雑魚敵では最強の魔法使い。
シリーズを通してもここまで多彩かつ凶悪なレパートリーを持つモンスターは限られている。これでもし【ラリホー】【ベホマ】まで使えていたら、手がつけられないだろう。
【アークデーモン】のような正攻法と、【ブリザード】のような一発の怖さを併せ持つ。
 
打撃攻撃はせず、ひたすら呪文のみで攻めてくる。その両手に持ったトゲトゲメイスは飾りか?
素早さは140と全モンスターでもトップクラスだが、行動順決定の仕様のせいであまり関係がない。
そして一番恐ろしいのは、最大で2匹同時に出現すること。悪魔神官相手でしか経験できないであろう、イオナズン2連発を喰らった場合、一気にパーティーが半壊する。また、敵のザオリクは味方のザオリクや【せかいじゅのは】と違って戦闘中に使える上にHP全回復するというインチキ仕様なので、延々と復活させられ続けてジリ貧になる場合もある。
ただし、生き返らせた対象が(あくましんかん以外のモンスターまで)あくましんかんと全く同じステータス値になるというバグ(?)がある(このためFC版では結構いる「打撃攻撃(通常・毒・眠り・二回・痛恨攻撃)しない連中」のうち唯一攻撃力の設定に意味があるモンスターとなっている)。
レパートリーの中ではザラキも非常に危険。マホトーンに完全な耐性を持っており呪文を封じることができないので、ザラキを唱えられる前に素早く片付けよう。
FC版ではスクルト・ルカナンの効力が低い上、彼らだけで出てきた場合ルカナンは意味が無いので、ここに付け入る隙がある。
 
【はぐれメタル】をザオリクで生き返らせてもらって経験値稼ぎという方法があるにはあるのだが、誰かが倒されてもザオリクが優先されるような思考はなく、イオナズンやザラキで攻撃してくる確率の方が高い。
稼ぎ中にザラキで死ぬと、戦闘中に生き返らせる方法がないため無駄になってしまう。
あまり効率の良い稼ぎ方とは言えないだろう。
ちなみに、上述のバグにより生き返ったはぐれメタルはあくましんかんと同じステータスであり、このためサマル王子などが攻撃しても2ケタ台のダメージが平気で出るようになる(HPも上がっているが)。
 
落とすアイテムは【いかずちのつえ】

リメイク版

メイスの色が変更され、SFC版では赤銅、スマホ版以降では薄紫になった。
使用呪文からザラキが削除されたが、スクルト・ルカナン・ザオリクの性能が強化され別の形で厄介に。
また、FC版と異なり通常攻撃も行うようになった。攻撃力110と、【キラーマシン】【デビルロード】程度の威力はある。
ルカナンと合わさるとなかなかに脅威。
回避率と後述の素早さがFC版から下がりMPも無限から44になったが、その他のステータスは軒並み上昇。
守備力が38から70へとほぼ倍増したことも相まって、スクルトもなかなかに厄介な呪文になった。
 
イオナズンの威力は変わらないものの、SFC版では【ロトのよろい】【みずのはごろも】にイオナズン耐性が付いてないためより強力に感じる。耐性があるのは【まほうのよろい】のみである。
また素早さは120に下がってはいるのだが、行動順決定の仕様が変わって適性レベルだとほぼ確実に先手を取られるようになっている。
【ギガンテス】と組んでの先制ルカナンもきつく、ザオリクで他の敵を蘇生するのもやはりかなり厄介。
お供のはぐれメタルを生き返らせることもあるが、構わずイオナズンを放ってくることもあり危険。
狩りの邪魔になるため早めに無力化してやりたい。
 
FC版と違いマホトーンに弱耐性なので効けば一気に有利になる。
但し、【判断力】が最高なので即座に撲殺モードへ移行する。
神殿3Fでは非常に多くのエンカウントパターンに組み込まれており、その出現率はなんと90%以上!
同フロアははぐれメタルも50%以上の確率で出現するエリアだが、前述の通り狩る余裕はほとんど無い。
 
マホトーンが効けば(ルカナンを使われていない限り)放置しても害はほとんど無くなるが、そのためにはやぶさの剣を装備できるサマルの攻撃が1、2ターン遅れるのは十分な痛手。
確実にやるなら先に倒してしまうのが一番だが、攻撃呪文への耐性も高く現実的に早期排除するならローレシアの王子の攻撃も入れる必要がある、とやはり痛手。
 
ガラケー版以降だとザオリクで蘇生されてから逃げた敵の経験値は入らないという鬼畜仕様のせいでなおさら狩りの妨害となる。
いっそ【パルプンテ】に期待してみるのもいいが、ハーゴンの神殿は何度も通うのも手間な立地であり、MPの消費が激しいのがネック。
 
FC版で【ローレシア】の牢獄にいたのは地獄の使いだったが、リメイク版ではこいつに変更されている。
FC版同様【いかずちのつえ】を必ず落とすのだが、地獄の使いとは比べものにならないぐらい強いので、早期入手はかなり難しくなっている。
FC版と同じ感覚で挑むとまず返り討ちにされる。驚いた人も多いのではないだろうか。
マホトーンが効くとはいえ、高い素早さで先制イオナズンが来ることも多く、仮に封じたとしてもこの時点での攻撃力110は相当な脅威。
マホトーンが通ってもメイスで撲殺される可能性大。
しかし、船入手直後のパーティであっても、現実的な確率で勝機はある。
1ターン目に相手がイオナズンを使わず、その上でサマルトリアの王子のマホトーンとムーンブルクの王女のマヌーサが命中すれば勝利が見えてくる。特にマホトーンがかかるのが大前提。
勝敗にかかわらず、一度戦ってしまうと消えてしまいここでは二度と戦えなくなる。
固定戦闘にもかかわらず逃走が可能で、その場合でも悪魔神官は消えてしまう。コマンドミスには要注意。
必ず挑戦前にセーブして、取り損なったらセーブせずにリセットしよう。万が一セーブしてしまったら、杖の入手は大幅に遅れ最終盤となってしまう。
杖があるか無いかで後々の難易度が大きく変わってくるため、挑戦の甲斐はある。早く取れば取るほどその恩恵は大きい。
通常出現個体のドロップ率はFC版と同じ1/32なので旨味は薄いが、取り損ねた場合はハーゴンの神殿で再挑戦してみよう。また2本目以降を狙う場合も通常個体を狩る以外の選択肢は無い。
 
ちなみにこいつの目の前には【すばやさのたね】が落ちているが、城内の【タンス】【ふくびきけん】と択一でしか入手できない。価値が違い過ぎるので、ここは必ずタンスを無視してすばやさのたねを拾っておこう。
 
それにしても、ローレシア国は一体どうやってこの凶悪な神官を捕えたのだろう。
無論不意打ち等の可能性も十分考えられるが、仮に正攻法だった場合、FC版の地獄の使いのとき以上の剛の者がローレシアにいることになる…
或いは密偵としてわざと捕まり、何らかの諜報活動を行なっているのだろうか。

ゲームブック(双葉社)

【世界樹】の前でパーティを待ち構えていた。
ゲームとは違い【マヌーサ】【パルプンテ】を使うが、最大の攻撃はロッドによるお尻ペンペン。

小説版

ハーゴンの信者である人間達の最高責任者であり、幹部会議の議長。
ハーゴンに長年仕え、その片腕とまで呼ばれた男だったが、魔界から派遣されてきた魔物の幹部であるベリアルらとは事あるごとに対立していた。
 
【ガルド】を雇い、【じゃしんのぞう】入手に必要なセリアをさらわせるが、そこでガルドに裏切られてしまい、その失態を責められロンダルキアを追われる。
【ベラヌール】の大司祭スカルフ七十七世に化けて王子たちを待ち伏せし、雷の杖で攻め立てるが、セリアの【バギ】を背後から受けて怯んだところをアレンに切りつけられ消滅した。
その素顔は醜い【老人】だった。
 
なお前作の【だいまどう】とは違い、個人名は不明。
それどころか「わしの名は悪魔神官」と名乗っている。
人としての名は捨て去った、という意味に取れなくもないが、あんまりである。

CDシアター

こちらでは「サイヴァ」というオリジナルキャラクターとして登場。
CVは故・塩沢兼人。
 
容姿はゲームなどと違い茶髪の若者となっている。
幼い頃より魔道の才に秀でていたことが災いして、迫害の末に両親や妹を失い、世を恨んで邪教の信徒となった。
教団では【じゃしんのぞう】が無くともロンダルキアを出られる為、各地に赴き直接的な襲撃の教徒獲得の為奔走しており、【テパ】【ベラヌール】【ペルポイ】などを既に手中にしているという。
教団内ではかなり高い地位にあることが伺えるが、ベリアルやバズズからは疎まれている。恐らく強い力を秘めておりハーゴンに忠誠を誓っているとはいえ人間であること、彼らと違い邪神の像が無くとも自由に動ける為であろう。
(少なくとも)幹部級以上の人物の中で、唯一教徒の辿った末路を知らされていない。
 
冒頭、ムーンブルク侵略の指揮をとり王と王妃の首を取らせ、残った【ムーンブルクの王女】ナナを捜していたとき、自ら現れた彼女の姿に亡き妹と重ねて見たことで殺害を躊躇し、返り討って負傷させた後『殺すまでもない』と犬の姿に変えるに留めた。
よって、ナナにとってはある意味ハーゴン以上に因縁のある人物である。
 
その後【魔の島】近くの海洋でローレシア王子アレン達を襲撃し一度は圧倒するが、竜王の子孫の妨害に逢って負傷し一時ハーゴンの神殿に撤退する。
彼を良く思っていなかったバズズやベリアルに散々罵られ、ハーゴンからも「二度と失敗は許さぬ」と釘を刺され、同時にハーゴンの命で暫くは教徒獲得に動いていた。
 
後にロンダルキアに辿りつき、ハーゴンのまやかしを解いたアレン達と再び対峙する。
その際ナナに最初から自分を殺さなかった真意を指摘され、教徒が辿った末路を知らされ狼狽した所に現れたベリアルの退却命令を受け退く。
動揺の中ハーゴンにすがるもあっさり真実を知らされた挙句用済み宣言を受け、ベリアルを倒し駆けつけたアレン達の目の前で余興のように致命傷を負わされる。
 
それでもかろうじて生きており、ナナに自身が邪教徒になった経緯とそれが間違いだったと語り彼女が自分の妹が似ていることを告げた後、自分もろともナナを殺そうとしたハーゴンに【メガンテ】を唱えて死亡する。
彼の最期の呪文はハーゴンに大きなダメージを与え、アレンのトドメの一撃への足がかりとなった。
 
自身の両親を殺め国を滅ぼした怨敵ながら、最期には自分たちを命をなげうって救ったサイヴァの死にナナは涙し、アレンはその真意を汲んだ。
 
なお、彼の生い立ちの詳細はシアター内ではあまり語られず、付属のイラストブックで解説される。

その他の関連作品での扱い

エニックス版ゲームブックでは地獄の使いの代わりに海底の洞窟で登場する他、デヌスという個人名持ちの個体が登場しており、【サマルトリア】への侵攻など様々な場面で暗躍する。
最後はハーゴン戦でおともとして登場。その最期はルートにより異なる。
 
モンスター物語でもデヌスの名前で登場し、【メタルハンター】を発見、解析して実戦投入に成功している。
また、【キメラ】を開発し、のちに【スターキメラ】になったドルバという名の悪魔神官も存在する。

DQ5

「週刊少年ジャンプ秘録!! ファミコン神拳!!!」にもDQ2のページで再掲されている、鳥山明のデザインに忠実なのはこの作品の物。元のデザインが帰ってきたと言える。
【大神殿】【エビルマウンテン】【謎の洞窟】に出現するほか、【ミルドラース】(第1形態)が呼んでくる事がある。
 
DQ2のものと比べ使う呪文は【マホカンタ】【ザオリク】と少なくなっており、厄介なイオナズンとザラキが削除されたので戦いやすくなった。
ランダム行動(偏向型)でザオリクを唱える必要がないときはほぼ打撃しかしない武闘派。
シリーズ恒例の人型魔道士の最上位モンスターに当たるが、攻撃呪文を一切唱えないというのは前例がない。
攻撃呪文を唱えない代わりに攻撃力は165と結構高く、1~2回行動で殴りつけてくる。
【エビルスピリッツ】と一緒に出現した場合、【たたかいのドラム】で攻撃力が倍になって2回攻撃されることがあり非常に危険。
判断力が1のはずだが、なぜかそのターンのうちから後出しザオリクで蘇生させてくる。
2連続でザオリクを唱えて戦線を立て直すなど、かなり鬱陶しいことをしてくれるが、一方で同じ対象に無駄に2回唱えることもあり、行動判断のタイミングやザオリクキャンセルの仕様がよくわからない。
HP179、MP80とかなり多いので、集中攻撃して真っ先に倒すのが得策。
 
【ミルドラース】に呼ばれて2体出現することがある。
【キラーマシン】共々メダパニが効くため、ミルドラースが呼んだコイツを混乱させ、主君をタコ殴りにさせる戦法もある。
またミルドラース戦では主君を倒せば戦闘終了となる都合上、こいつがミルドラースをザオリクで蘇生させる事は無いため一安心。
蘇生呪文によって復活するラスボスは、次回作の【デスタムーア】までお預けとなった。
 
【ドロップアイテム】【やまびこのぼうし】を所持しているため、狩ったプレイヤーもいるだろう。
ただしDQ5はドロップの仕様が特殊で、コイツは他のモンスターと一緒に出現することがほとんどなため、ただ闇雲に狩るだけではまずドロップすることがない。
狙うなら、【ニフラム】【ふうじんのたて】で他のモンスターを全部消すか、あるいは悪魔神官を最後に残して消すという面倒な手順を取らなければならない。
他のモンスターを先に倒す場合、メダパニか【マホトーン】でザオリクを封じておこう。
落とす確率は1/128と低め。
 
【ジャハンナ】にはマーサによって改心したあくましんかん(姿は商人)がいるが、息子である主人公ではあくましんかんを改心させることは不可能。
ちなみに出現場所は、クリア前に限ればいずれも「倒したモンスターを仲間にできない場所」。
単純なマーサとの能力の差ではなく、場所が悪かっただけなのかもしれない。
もし仲間になったのなら、魔法使い系仲間モンスターが戦力外ばかりな本作において存在感を示せたかもしれない。

リメイク版

ザオリクが制限行動になり、使用する確率が減った。
バイキルトも弱体化したため、エビルスピリッツとのコンビもそれほど怖くはなくなっている。
 
やまびこのぼうしが削除され、ドロップアイテムは【ちいさなメダル】に変更されている。確率ははぐれメタルやジェリーマンよりも低いので期待できない。
 
ちなみに、唱える呪文によって違うアクションを取る、結構珍しいモンスターである。

DQ10

得物に【邪教の金棒】という名称がついた。
じごくのつかいよりも下位種になっているが、何かと出番が多く、どうぐ使いのクエストでは主要NPCとなっている。
詳しくはこちらを参照。

DQ11・DQ11S

表記は「あくま神官」。地獄の使いの下位として【古代図書館】に出現。
中盤の敵に格下げされたため、呪文はイオラとザオラルにランクダウン。他にマホカンタも唱える。
 
過去作の再現なのか、コイツのシンボルに接触すると【はぐれメタル】2体が付いてくることがある。ドロップアイテムは通常枠が【まほうのせいすい】でレア枠が【しんこうのたね】
 
【冒険の書の世界】ではクエスト【消えたカメさま】のボスとして登場(DQ7のあくま神官の再現?)、【バラモスの城】【シャーマン】【エビルマージ】と共に倒すことになる。
 
邪神のしもべらしいが、【邪神ニズゼルファ】かどうかは不明。
こちらを見つけても迫って来ず、こっちを見ながら通り過ぎる。

邪ver

邪神の影響を受けた後も変わらず古代図書館に出現。2Dモードでは【名もなき地】【北海の孤島】南)にも出現する。
唱える呪文がイオナズン(まれに暴走)、ザオリク、スクルトと、オリジナルのレパートリーに近くなっている。他にも、通常枠が【けんじゃのせいすい】に変更されている。
結局じごくのつかい・強よりは弱い。
集団に遭遇したらとっととラリホーマで寝かせて、賢者の聖水を盗みつつゾーンを待ってルーレットを回せば非常においしい。

DQMJ

【レガリス島】の太陽の塔に出現し、スカウトも可能となっている。
ランクCの悪魔系で、一般配合で生み出せるモンスターである。
色はDQ2の頃のものとほぼ同じだが、【なぞの神官】のモーションを使いまわしており、攻撃に使うメイスはなぞの神官の鎌と同様、暗器のように隠し持っている。当然2個持ちもしていない。
その影響か、攻略本に載ってるイラストはメイスを持っておらず、両手を下向きに広げている完全な新規イラストとなっている。
 
スキルは【イオ&バギ】【かしこさアップ】で、「バギけいとくい」の特性を持っている。
イオけいとくいの方が彼には合っているだろうに。
また、マホトーン無効で、MPと賢さが高いので、呪文を使わせるにはもってこいの人材である。
ランクCでありながらMPと賢さの限界値も高いので、呪文使いとして使うのであればランク以上の活躍もできなくはない。
ただし、耐久力は心もとなく、打撃の威力もあまり期待できない。そこはやはり魔法使いということか。
 
【パペットこぞう】との配合によってなぞの神官になる。

DQMJ2

悪魔系Dランクに格下げとなった。当たり前だが、人間大なのでSサイズである。
能力上昇の傾向は前作とほぼ変わらないが、降格に伴い、全能力値の限界が50ほど低くなった。
バギ系とくいをそのまま継承した【バギ系のコツ】を持つほか、微妙な特性である【フールブレイク】を持つ。
MPと賢さが高いので、序盤で【ホイミスライム】辺りを経由して作り、回復役として連れて歩くと役立つだろう。
所持スキルが【イオ&バギ】なのでバギ系呪文を使いこなすこともできる。
やはり前作と同じ方法でなぞの神官を産み出すことができるので、海岸辺りに来たら狙ってみると良い。

DQMJ2P

バギ系のコツがドルマ系のコツに変更されている。しかし所持スキルはイオ&バギそのままである。
強、最強配合で強化していくと、イオブレイクと【光のはどう】を習得していく。

テリワン3D

【しんじつの扉】【しれんの扉】などに出現。
特性はスタンダードボディ、ドルマ系のコツ、パラメータブレイク、自動MP回復、ひん死で呪文会心。
スキルは相変わらずイオ&バギだが、究極配合すると最強イオ&バギになる。
余談だが、今作からモンスターの名前に限定的ながら漢字を使用することができるようになり、また悪・魔・神の文字が使用可能であるため、かんの部分さえ補えれば漢字表記にすることもできる。
いっそ悪魔神カーンなんてダジャレネームにして、同時に地位をめっちゃ格上げするのも面白い…かもしれない。

イルルカ

【雪と氷の世界】で人間に化け、人々を争わせ、泉の精霊の力を失わせようと暗躍していた。
最期は正体をあらわした直後に泉の精霊が唱えた呪文を喰らい、主人公と戦う間もなく【ぬわーーっっ!!】という叫びを上げて退場するという壮絶な出オチと化した。……何しに出てきたんだろう。
ちなみにそのときの呪文はエフェクトをみるに【マヒャデドス】と思われるが、こいつは悪魔系故にヒャド系を半減することができる。
泉の精霊が強いのかそれともこいつが弱かったのか。
ゲーム上ドークやダークマスターとの関係性は不明。
一応狭間の王云々と言っているのでこいつもドークの部下なのかもしれない。
 
特殊配合先が1つ追加されており、【ダークホーン】と配合することで【ルバンカ】を生み出せる。
【新生配合】でデインブレイク、【メガボディ】化でAI1~2回行動、【ギガボディ】化でドルマブレイクを習得。
 
なお、次回作DQMJ3では何故か教祖のハーゴンと共にリストラされ、【プリーストナイト】系の魔物が後を継ぐことになった。
残念ながらハーゴンが復帰したDQMJ3Pでもあくましんかんが復活することは無かった。

トルネコ2

エンディング後に出現する。
主な出現場所は【不思議のダンジョン】【もっと不思議のダンジョン】の51F~56F、【試練の館】21~27Fなど。
じごくのつかいの下位種であり、【だいまどう】と同じく【催眠攻撃】でトルネコを操ってくる。
ただし、だいまどうと異なりこちらやじごくのつかいは攻撃力が大幅に上がっている。
出現範囲が狭く、同フロアには【石人形】【スーパーテンツク】もいるためさっさと階段を下りるのが吉。
試練の館ではだいまどうやじごくのつかいが先に出るので催眠対策をとっているだろうから雑魚。喜んで経験値稼ぎの餌にしよう。
名前が示す通り悪魔系なので、【デーモンバスター】がよく効く。

トルネコ3

HP48、攻撃力22、防御力15、経験値41(レベル1のステータス)。
HP60、攻撃力36、防御力19、経験値123(レベル5のステータス)。
トルネコ2のじごくのつかいのカラーで登場。悪魔系および剣系。
【試練の道】【バレイナのほら穴】に出現する他、【異世界の迷宮】でも51F~59FにLv5で登場。
この作品ではじごくのつかいの下位種。能力値に大した差は無いが。
 
トルネコ2では【だいまどう】同様に催眠攻撃を繰り出してきたが、本作ではこの系統の催眠攻撃は没収され、力を溜めて攻撃してくるようになっている。
【エミリゾーン】に出現するモンスターの中では攻撃力は高いが防御力は低く、はっきり言って弱い。
他の作品のような搦め手を何も持たない、ただの脳筋になり果ててしまった。
仮にコイツが前作同様に催眠攻撃を使っていたら、ただでさえ高い本作の難易度がさらに上昇していたことは想像に難くないので、そういう意味では弱体化してくれてありがたいのだが。
 
成長タイプは【攻撃・晩成】で、仲間にしたときのデフォルトネームは「アーカン」。
由来は「あ」くましん「かん」からだろうが、上位種の「ヘルシー」といい、なんつーネーミングだ…
仲間にしても成長が遅く、守備力がほとんど上がらないため使えない。まさにアカーン。
【ちからため】で痛恨の一撃を繰り出せるが、それには2ターンかかる。
1ターンで痛恨の一撃を繰り出せる【エリミネーター】の下位互換なのは言うまでもない。
話しかけると悪魔教に入信しないかと聞いてくる。ハーゴンの教団には愛想が尽きたのか…。
 
何故か公式パーフェクトガイド上巻では、異世界の迷宮で仲間にすべきオススメモンスターとしてこいつを挙げている。
こんな奴を仲間にするくらいなら、エリミネーターや【おどるほうせき】を仲間にした方が絶対に強い。
この攻略本は他のダンジョン攻略はしっかりしているのに、異世界の迷宮の攻略だけテキトーに書かれているともっぱらの評判である。
異世界は難しすぎて制作スタッフも攻略できなかったのか、あるいはプレイヤーに攻略させたくなかったがためにわざと適当に書いたのか、定かではない。

DQMB・DQMBV

第四章から登場。カラーリングはDQ2の【じごくのつかい】と同じ。
ステータスはHP:662 ちから:45 かしこさ:162 みのまもり:60 すばやさ:43。
特技は「ベギラマ」と「ダブルアタック」。
前者は灼熱の呪文で敵全員を攻撃。後者は両手に持っている棍棒で敵1体を殴る。
 
HP、賢さが高く魔法使い系モンスターの中では強力。
暗黒とあらゆる攻撃呪文に強く、魔王、大魔王戦では盾役になってくれること間違い無し。
基本は「ベギラマ」で攻め、灼熱に強いまたは賢さが高い敵がいたら「ダブルアタック」を使おう。
僧侶、勇者と組むと「ダブルアタック」が「トリプルアタック」に変化する。
棍棒で敵1体を殴り、とどめに投げつける。呪文耐性低下効果を持つ。
 
なお、一般排出モンスターで最高値のかしこさをDQMB1の時代から貫き通したモンスターである。
 
また、DQMBVの【レジェンドクエストVII】第四章では、DQ7に出てくるバージョンの【あくましんかん】も登場している。

モンパレ

Dランクの悪魔系モンスターとして初期から実装され、中央の大陸に出現。
初期特技として【イオラ】を備えており全体攻撃が強力なこのゲームでは非常に重宝されていた。
特に同じ時期に手に入る同じくイオラ使いの【ブラックベジター】と比べかしこさやMPの高さで勝っていたため採用率は悪魔神官がダントツ。
なおあくまでブラックベジターと比べて高いだけであり本人のステータスは器用貧乏タイプでHPだけがやたら高いのが特徴。
初期のモンスターパレードシリーズではかなり注目度が高かったモンスター。あくましんかんが輝いた作品と言えるだろう。
 
余談だが、モンスターをスカウトして入手できるプロフィールイメージ(プレイヤーの顔代わりに設定できるアイコン)では、DQMJシリーズのイラストが使用されている。
実際のゲーム中のグラフィックは、DQ10でお馴染みの赤色マント+棍棒を持ったもの。プロフィールイメージでは紫マントに素手…とどうにも噛み合わない。

どこパレ

Bランクモンスターでたんけんスカウトで排出される。いわばハズレ枠。
初期特技に【イオ】【ザオラル】を持つがそれだけ。

DQMBS

第9章から登場。サイズはMで、普通のレア。表記はDQ10と同じく「あくま神官」。
基本ステータスはHP:538、ちから:442、すばやさ:173、かしこさ:364、みのまもり:336。
技はなぐりつける→ベギラマ→ダブルハンマーの順に変化していく。
最高に相性がいい性格は【てんねんボケ】
技がバトルロードの時とほぼ一緒。
しかし耐性は光や魔に強い以外はダメダメ。
 
強化版のあくま神官+も登場している。
基本ステータスはHP:683、ちから:621、すばやさ:163、かしこさ:509、みのまもり:546。
最高に相性がいい性格は【かっこつけマン】
ステータスがかなり高いため、パーティに組み込んで使いたいならこっちを使うべきだろう。
相変わらず耐性は良くないが…。

DQB2

【ハーゴン教団】の幹部格モンスターであり、【かんごく島】の看守長や【ムーンブルク島】のアトラスの参謀として登場する。
 
特に、ムーンブルク教区の参謀を務めるあくましんかんは島での一連のストーリーの黒幕的存在。
ただ戦いを楽しむだけのアトラスと異なり、決して人間を侮らず慎重な策を持って追い詰める事を旨としている。
「滅びからの救済」をエサに精神的に追い込まれていた【リック】を唆してスパイとし、ムーンブルクの人々に内から不和と恐怖を広げていった。
 
そんな地道な工作も及ばず、【主人公(DQB2)】【少年シドー】の活躍によって三兵団が壊滅し、対アトラス用の決戦兵器である【ミナデイン砲】まで建造されるという想定外の事態に至る。
しかし、それすらも利用し【ロンダルキア】にムーンブルクの兵力をおびき寄せた隙に【ドラゴン兵団】に城を襲撃させミナデイン砲を乗っ取るという乾坤一擲の策に打って出た。
 
自身はローレシア城にて多数の魔物(だいまどう4体、しにがみのきし2体)を引き連れて待ち構えており、ついに本性を現したリックと共に、主人公率いるムーンブルクの主力部隊と対決する。
しかし、【勇者のはた】で能力を増したムーンブルク軍に力及ばず敗北、自身の心の内と今回の作戦を明かしたのち人間と世界への呪詛を絶叫しつつ消滅した。また、【ゆうきのオーブ】を持っており、消滅後に入手できる。
 
これらすべての行動は、彼がこの世界の成り立ちと運命を知ってしまったが故のものであり、世界が滅びるという運命を前にして生き延びる為に最後まで最善を尽くすでも滅びこそが救済として静かに受け入れるでもなく「滅びが避けられないのならその前に自分が滅ぼす」という狂気に走ってしまった。
ムーンブルクの救援は間一髪で間に合ってドラゴン兵団は壊滅し、目論見はすべて水泡に帰すことになるが、彼が人間達に蒔いた不和の種は程なくして世界の滅びそのものとなって顕現することになる。
 
一方プロローグでも奴隷船に乗っている個体がおり、ハーゴン教団の現状をスライムやグレムリン達に教えている。彼の願った「ハーゴンが夢見た世界へ導いて欲しい」という台詞が今作の最初の伏線となっており鍵を握ることとなる。

DQR

6弾カードパックにて実装された【恋人のタロット】のイラストに登場。
 
その後第7弾カードパック「光と闇の異聞録」にて、ユニットとして朱色のマントのあくましんかんの姿で正式に登場した。占い師専用のスーパーレア。

2/2/2 あくま系
占い
①「死亡時:この場所に復活する」を得る
②におうだち HP+1

①なら味方ユニットを2度ブロックできる盾に、②なら味方リーダーを守る盾となる。
特に①の効果はシンプルに場持ちが良くなるため、強化系カードとの相性は抜群。
また、どちらの効果も大きなクセが無いため、必中モードでない序盤から気軽に使えるのも利点だ。

DQウォーク

メインストーリー4章9話~5章4話などでフィールドに出現する「めったに見かけない」モンスター。イオラ・マホカンタ・ザオラルを唱える。ザオラルは味方のものと違って失敗することも多い。
後に8章9話でもボスのお供として出てくる。こちらはベギラマやマホトーン、べホイミも唱えるが蘇生は使わない。
 
こころの色は緑でコストは62。スキルHP回復効果や呪文ダメージが上がり、ギラとイオ属性に耐性もつく。グレードSでイオラを覚える。

DQT

一部ストーリークエストやVSクエストで敵専用として登場していたものの仲間にはできなかったが、
2020/10/20から開始された「トリックグレイツェルSPスカウト」のAランク枠として登場。
まほうタイプで、覚えられるとくぎは【バギ】【イオラ】、やけつく暴風。
やけつく暴風はバギ属性呪文中ダメージに加え、まれにマヒの効果が付いた【バギマ】の上位互換のような技となっている。
1凸することで「まれにMP回復」を覚える。
 
イオ系とバギ系の攻撃呪文を得意とする呪文アタッカー。かしこさがやや高めな他は素早さがかなり高いことが特徴。
MPもそこそこ多いの上に覚醒の特典であるMP回復も相性が良く呪文使いとしては困らないステータスを持ってはいる。
やけつく暴風の麻痺の確率は低いので発動したらラッキー程度に考えておこう。
バギ系とマヒが弱点である【ゾーマ】に対しては非常に強いように見える…のだが、ヒャド耐性を持たない上にどちらにしろサイコキャノンで消し飛ばされるくらいHPの数値は控えめではあるので、闘技場でぶつけるのを考えている場合は装備で補ってやるのもいい。
【みがわり】で守ってやるなどの工夫をしてやればバギやマヒに弱い相手にはかなり活躍できる。

クロスブレイド

第2章にて【スーパーレア】で登場。もちろん属性は妖魔。
必殺技はハンマーストライク。スキルは敵にダイがいるとまりょくを中アップする「悪魔の祈り」。
通常攻撃が魔法なのでスキルの魔力アップを活かすこと自体は可能だが、必殺技のハンマーストライクは物理とややチグハグ。
 
なお、排出されていたものはスキル説明のふりがなが「まりょくを中(しょう)アップ」と記述されているエラーカードとなっている。
公式へ送れば正規のものと取り換えてもらえる。

ダイの大冒険

妖魔師団を構成する魔法使い型モンスターの一匹。
旧アニメ版ではDQ2基準の紫色のマントだったが、新アニメ版ではDQ10やDQ11での登場によりメジャーとなった朱色マントが登場。