概要
DQ2から登場したアイテム。【MP】を約20ポイント前後回復させる。
一字違いの【いのちのゆびわ】とは別物で、こちらは青、あちらは赤い宝石が特徴。そしてこっちはMP、あっちはHPに関係するアイテムとなっている。
シリーズを通じて青い宝石がついたデザイン。
「1個で何回か使える【まほうのせいすい】」といったところであり、DQにおいてMP回復アイテムは数少ないため重宝するのだが、使用後に約1割の確率で壊れてしまう。当然そのまま無くなってしまうので、手に入れて1発目で壊れるとやるせなくなる。
使用回数によって壊れる確率が変わるわけではなく、何度使っても確率は同じなので、相当使い込んでも壊れないこともままある。
ちなみに確率的には6~7回ほど使っても約半分は壊れない。変にケチらずに、使うべきところでは使った方がいいだろう。
出し惜しみした結果、敵にやられてしまっては元も子もないのだから。
使うときには壊れないようにとプレイヤーも一心にお祈りする、まさに「いのりのゆびわ」である。
FC版作品では使用したときに【▼】が出たら壊れた証拠なので、絶望することになる。
ただ、シリーズを重ねるにつれ指輪の性能が変更されたり、他のMP補給手段が増えたりした事もあり、だんだんプレイヤーの信仰心が薄れてきている傾向にある。
ちなみにDQでは(特に戦闘中において)無消費で何度も道具使用できるアイテムは珍しくないが、DQの参考になったWizardryでは無限に道具使用できるアイテムのほうが珍しく、一見して繰り返し使えるようなアイテムであっても、使い続ければ一定確率で壊れたアイテムになるものが普通である。DQにおける祈りの指輪は、そのような状況を再現しているアイテムと言えよう。
「指輪」ということもあって、DQ6以降とリメイク版DQ4は装飾品としても装備可能。イベントで使用するもの以外で使うとなくなる(可能性のある)数少ない装備品である。
装飾品として装備中に壊れたら当然その分装備者のステータスが低下するが、幸いなことに装飾品としての性能はシリーズ通して低いため(せっかく装備できるようになったにも拘わらず)これを装備して戦う機会そのものがあまり存在しない。
しかしこの祈りの指輪、特にDQ2とDQ5(SFC版)では非常に手に入れにくく、かなりのレア物。
あまり考えなしに使うわけにもいかず、プレイヤーの性格や力量が出るアイテムと言えるだろう。
それ以外の作品では【カジノ】や【福引き】の景品だったり、ミニイベントで手に入ったりと、シリーズを通じて見かけることの多いアイテムのひとつだろう。
7、8とリメイク版の3、4では移動中に袋に入れておき、そこから使うと使用時に誰が使うかを選べるというちょっとした仕様がある。
キャラ自身が使うと移動中でも所持者自身しか回復できないが、こうしておくことで何回か使える魔法の聖水のように扱うこともでき、地味にボス前回復などで便利だったりする。
余談だが、このアイテムはそもそもどこでもセーブ機能があるような環境を想定したアイテムではないので、Wii版以降は使用前に中断セーブして、壊れたら中断前からやり直すことが出来る(事実上無制限に使用可能)ため、バランス崩壊を招いている。
指輪ではあるが、今のところトルネコシリーズには登場していない。
DQ2
非売品。売却価格は1950G。
MP回復量は約22ポイント(最小は9、最大は33)。破損率は約10%。
【ふしぎなおどり】が超凶悪な本作においては、生命線となりうる超有用アイテム。
これがあるとないとでは終盤のダンジョンの難度が劇的に変わる。
福引きの2等の景品となっているため、頑張れば序盤で入手することも可能。
その他、【マドハンド】、【くさったしたい】、【パペットマン】、【アークデーモン】が落としていくことがある。
地上のモンスターはいずれもドロップ率が1/128と低いが、アークデーモンは比較的よく落としてくれる(1/32)。
とはいうもののアークデーモンは【ロンダルキア】に行かなければ出遭えないし、言うまでもなく強敵である。
相当な長丁場の【ロンダルキアへの洞窟】や不思議な踊り&「【トラマナ】無効な溶岩地帯を歩いた後の回復」でMPをゴッソリ持って行かれる【海底の洞窟】にも出来ることならこれを用意して臨みたいので、結局最低級なドロップ率をモノにするべく狩りまくる必要性を迫られる。
ただし、1つでも持っているとモンスターがドロップしなくなるので、2つ以上欲しいときは福引きで粘る事になる。
いずれにせよ、MPマネジメントの観点では【ふしぎなぼうし】なんぞよりもはるかに役立つので、苦労してでも手に入れておきたいアイテム。
実はFC版においては、使ったら使った人以外に渡して使うと壊れないというバグがある…というような話が流布されることがあるが、渡しても壊れる時は壊れるので、恐らくデマであろう。
そもそも1回あたりの使用で壊れない確率が90%もあるのなら、10回使っても壊れない確率は約35%あり、10%を切るのは22回目、1%を切るのは44回目にも相当するため、常識的な使用回数では全く壊れなかったというケースも珍しくないのである。
FC版では移動中に使用すると「てんに いのった!」と表示されるのみで、「MPが回復した!」とは表示されない。
また戦闘中に壊してしまうと「ゆびわのちからを つかいはたした らしい。」というメッセージが表示されるのだが、あろうことか「らしい。」の部分がウインドウからはみ出てしまい、その戦闘中ずっと表示されたままになる。
このため「はぐれメタルは にげだした! らしい。」や「シドーを やっつけた! らしい。」など、メッセージがどことなく間の抜けた感じになってしまう。
リメイク版
MP回復量は20~27ポイントに上昇した。
FC版での入手手段に加えて、【風の塔】、【ザハン】、【満月の塔】、【海底の洞窟】でも手に入れることができ、やや過剰と言えるほど手に入る。
不思議な踊りの使い手が出る満月の塔や海底の洞窟で手に入るのもありがたい。
ちなみに不思議な踊り自体は大幅に弱体化しており、1回の回復でも十分にリカバリーできる。
最低でも4個は手に入るので、積極的に使っていって問題ない。
アイテム物語
【ゴールドカード】のストーリーで触れられている。
福引き発足当初は一等のデラックスな景品として大変話題を呼んだが、程なくしてよりデラックスな景品が用意されるにつれ誰にも見向きもされなくなったという。
その上デラックスな景品を巡って福引きの運営の雲行きが怪しくなって行った後も、「いまさら」だの散々に扱き下ろされる始末。
そんな、ひどい…。
小説版
オリジナルキャラクターである【ガルド】が身に付けている、白玉が埋め込まれた指輪。
身に付けた者の魔力を増幅するが、装備者を魔力の虜にし、最後はその命を奪ってしまうという呪いのアイテムのような存在になっている。
ただし、装備者がその魔力を上回っていれば指輪の方が効力を失って砕け散る。
ガルドはその魔力を上回っていた為、【ハーゴン】の呪文を【マホトーン】で封じ込めた時点で効力を失って砕け散った。
DQ3
買値は2500G。売却価格は1875G。
MP回復量は10~34ポイント。
ただし【勇者】、【僧侶】・【魔法使い】・【賢者】という初めからMPがある【職業】でしか使用できない。
他の職業は、呪文職から転職してMPがある状態でも使用できない。
このため、【マホトラ】を使えない僧侶や習得前の魔法使い・賢者から3つの非呪文職に転職すると、【ダンジョン】途中や戦闘中のMP回復手段が一切なくなるのでやや不利である。
但し後述のように貴重品であるため、そもそもの使用頻度は高くない。
本当に大事な時に使おう。
【イシス】・【バラモスの城】・【岩山の洞窟】・【ゾーマの城】で計4つ入手することができる他、なんと【エルフの隠れ里】の道具屋で購入することができる。これは初期の作品では異例のことであった。
ただし、エルフの隠れ里の道具屋で購入するためには【へんげのつえ】を用いて【ホビット】に変身する必要がある。
変化の杖はシナリオの進行上【ふなのりのほね】と交換して手元には残せないアイテムのため、実際に購入できる期間は非常に短い。事前情報なしでは知らずに手放してしまうことの方が多いだろう。
同じ道具屋で売っている【てんしのローブ】は終盤に再び買える機会が訪れるが、こちらは見逃すと二度と買えなくなる。
意外なことにどのモンスターもドロップしないので、購入方法を知らなかったり購入前に変化の杖を渡してしまったりすると、消耗品だというのに僅か4つという本当に限られた数になってしまう。
杖を変化老人に渡す前に必要に応じてストックしておくことが推奨される。
これによってMPの少ない勇者が30も消耗する【ギガデイン】を使うことへの障壁がだいぶ下がる。
但し、高価なのでやはりそうそう大量にはストックできない。しかも変化の杖が手に入る頃は大抵【サマンオサ】で高額な市販武具(【ドラゴンキラー】【みかがみのたて】等)を買った後なので金欠な時期というのも間が悪い。
基本的な手順ではサマンオサ解放の後は【幽霊船】なので(以降【オリビアの岬】→【ネクロゴンド】と続く)変化の杖を間もなく老人に渡さなければならず、お金をためるには、しばらく足を止めてコツコツやるしかない。それでも、まだサマンオサの武具を必要な分買いきれていないことが多く、指輪ばかりに貯金をはたけないというのも悩ましい。
とりあえず【勇者】や【戦士】にはしばらく水鏡の盾をガマンしてもらおう。
杖譲渡後に宝箱の中身を含めて使い果たすと二度と手に入らず、勇者や僧侶などマホトラ非取得者は道中のMP回復手段が永遠に断たれることとなってしまう。
道具屋で購入できるにも関わらず、シリーズ中最も手に入れにくく、本当に貴重品である。
【アイテム増殖・保持技】を使用することで変化の杖を1本(やろうと思えば複数本でも)手元に残すことができるので、裏技の使用を厭わないのであればいつでも購入できるようになる。
リメイク版
職業を問わず使用できるようになった。
また、【メルキド】でも1つ、GBC版では【氷の洞窟】でさらに1つ手に入れることができる他、SFC・GBC版ではジパングの【すごろく場】のよろず屋の1つで買え、同すごろく場のパネルでも2つ手に入れることができる。
モンスターのドロップアイテムが一部変更され、【ベビーサタン】と【デビルウィザード】が落とすようになったが、ドロップ率的に期待できるのは後者のみである。
エルフの隠れ里の道具屋ではホビットの他にスライムに変身しても買い物をすることができるようになった。
SFC版やGBC版ではなぜかクリア後に行けるジパングのすごろく場で変化の杖を大量に拾える。
以上のことから、FC版のころに比べると希少性はかなり下がったといえる。それでも十分に希少なため無駄遣いは推奨しないが。
ちなみに、SFC版の公式ガイドブックにはいのちのゆびわと誤植されている箇所がある。
GBC版では、【キメラバグ】にて女【賢者】に変身させるのに有効なアイテムでもある。もちろん、レベルアップすれば、本物のそのキャラクターに応じた能力値まで成長し、呪文もきちんとこなせる。
DQ4
非売品。売却もできないが捨てる事は可能。
MP回復量は20~30ポイント。
【エンドール】の【カジノ】の景品(コイン500枚)になっている他、【カロン】と【バアラック】が落としていくことがある。
ただし【ドロップアイテム】の仕様上、一つでも所持していると絶対に落とさない。
とは言っても、お金で直接は買えないものの後述の通りいくらでも簡単に手に入るので全然気にならない。
カジノの景品となったため、コインを稼ぐのが得意なら容易に複数個入手できるようになった。
同じカジノではコイン30枚で【まほうのせいすい】を手に入れることが出来るが、魔法の聖水の回復量は10~15の単回使用であり、道具欄の空きを考えるとこちらに軍配があがるだろう。
そもそも【838861枚】の使用を憚らないのであれば実質無制限に入手可能なのでなおさらである。
これがあるだけで割と長丁場のダンジョン等でもMPの温存や消費配分というものを考えなくてすむ。
上記の技による恩恵は【はぐれメタルのたて】が有名だが、長期的に見てゲームバランスに与える影響はこちらのほうが上かもしれない。
ちなみに、移動中に使用した時の破損率は1/8程度だが、戦闘中に使用するとなぜか約7/8もの高確率で破損する。
どうやら本来の保存・破損の確率が逆転して処理されている可能性が高い。これは海外NES版でも修正されていない。
これが仕様なのか設定ミスなのかは不明だが、緊急時を除いて使用は移動中にとどめよう。まあそもそも本作では強制Alだが。
上記の技を使わなくても500枚はすぐ稼げる枚数なので、本作はMPにあまり困らない。
最悪でも必要なコインを金で買えば5,000G(2章)とか10,000G(5章)という値段で買える。
1万ゴールドはやや重いが、前作の3,000Gが期間限定のサービス価格だったことを考えれば割と現実的な値付けなのかもしれない。
なお前作と異なり、呪文を覚えずMPも持たない【ライアン】【アリーナ】【トルネコ】も一応使うことはできる。
だが、使ったところで何の意味もないうえに(移動中は)壊れる抽選が律儀に行われるので完全な無駄行動どころか自損行為である。
魔法の聖水もそうだが、トルネコに鑑定させるときはボタン連打で間違って使ってしまわないように注意。
ただし戦闘中に限り、MPが最大MPだったときに壊れる抽選は行われないようである。
このためMPを持たないキャラに持たせておけば【いろいろやろうぜ】で戦闘中に勝手に使っても、壊すことは防げる(無駄行動にはなるが)。
リメイク版
カジノの景品であり、交換に必要なコイン枚数も変更なし。
装飾品として装備する事も可能になり、全員が装備可能(守備力+5)。
PS版限定の移民の町の最終形態【プレミアムバザー】で3000Gで販売されるようになり、その影響でリメイク版では2250Gで売却できるようになった。
また、【ブランカ】と【デスパレス】でも1つずつ手に入れることが出来る。
ドロップするモンスターは新たに【フロッグキング】が追加された。
また、戦闘中に使った場合の異常な破損率の高さも修正されている。
一方、魔法の聖水のMP回復効果が30~35に増加、さらに自分以外の仲間にも使用可能と強化された。【ふくろ】も追加されたため、カジノ景品としての入手に限ればコストパフォーマンスは魔法の聖水の方が明らかに良い。
ただし、上述の通りPS版ではプレミアムバザーを作ったあとは安価に入手可能になる。町を作るのが大変なわりにあまり旨味のない形態だが…。
DQ5
非売品。売却価格はSFC版では1875G、リメイク版では1250G。
MP回復量は20~30ポイント。
【チゾットへの山道】と【グランバニア】で手に入れることが出来る他、【おどるほうせき】、【メッサーラ】、【ネクロマンサー】が落としていくことがある。
また、リメイク版では【謎のすごろく場】のよろず屋で販売されている他、
【すごろくの穴】のゴールの景品にもなっており、謎のすごろく場の宝物庫でも1つ手に入れることが出来る。
さらに、福引きの2等の景品にもなっている。
今作ではカジノで使い捨てでMPを全回復させる【エルフののみぐすり】が手に入るようになった。
普通にプレイする分にはいのりのゆびわの入手数は限られてくるので、MPが不足しがちならエルフののみぐすりと上手く使い分けると良い。
おどるほうせきやメッサーラを仲間にするために戦い続けていると、いつの間にか集まっていることも。
DS版以降なら【スライムタッチ】のボーナスアイテムにもなっている。出現率はそこそこなので欲しければ遊んでみるのもアリ。
DQ6
今回から扱いが「装飾品」になった。
MP回復量は20~30ポイント。
守備力は5、かっこよさは22で、非売品。売却価格は2250。
【主人公(DQ6)】、【ミレーユ】、【バーバラ】、【テリー】と、一部の仲間モンスターが装備することができる。
装飾品として『そうびできない』キャラでも、『指にはめて祈った!』ことで道具として使用することは出来る……装備できないが指にはめることは出来るとはこれ如何に。
薬草や魔法の聖水など、回復系の消耗アイテムをHPもしくはMPが満タン状態のキャラに使用すると、『○○は××を使おうとした。しかし今の○○には必要なさそうだ』と、いわば”未遂”のメッセージが表示されるが、祈りの指輪の場合はちょっと例外的で、『○○はいのりのゆびわを指にはめて祈った!しかし何もおこらなかった。』と出る
【ロンガデセオ】と【欲望の町】の【カジノ】の景品(コイン5000枚)になっている他、【ガンディーノ】と【カルベローナ】でも1つずつ入手することができ、【ホイミスライム】と【あんこくまどう】が落としていくことがあるが、前者は絶望的な低確率。
また、【トルッカの誘拐イベント】でも選択肢によっては手に入れることができる。
新たな転職システムの導入と、それに伴う特技の大幅な増加により、MPを消費しない強力な全体攻撃や、MPを消費しない回復手段なども増加しているが、やはりMPをまったく消費せずに冒険をするのは困難である。
最速で手に入るのはトルッカでのイベントだが、トルッカで【きんのブレスレット】が売られているため、装飾品としての出番はほぼないと思われる。
また、今回も【サンマリーノ】のカジノでまほうのせいすいを200コインで交換してもらえる。
当然コストパフォーマンスはまほうのせいすいの方が上なので、5000コインも使ってカジノで得る必要もないだろう。
ただし、戦闘中に使用した場合のMP回復量は、まほうのせいすいよりもいのりのゆびわの方が多いので、全く利点がないというわけではない。
DQ7
MP回復量は20~30ポイント。
守備力は5、かっこよさは3で、価格は3000G。売却価格は1500G。
誰でも装備することができる。
【移民の町】の特殊形態の一つである【大聖堂】でのみ販売されている他、【旅の宿】の【カジノ】の景品(コイン3000枚)にもなっている。
また、過去の【湖の洞窟】、【ダーマ神殿】、【リファ族の神殿】、現代の【砂漠の城】でも1つずつ手に入れることができる他、過去の【山奥の塔】でのイベントでも1つ手に入れることができる。
さらに、現代の旅の宿以降の【ラッキーパネル】でも出現することがあり、敵では【マージスター】が落としていくことがある。
単純な入手場所の数で言えば歴代最多である。
カジノで交換する際の必要枚数はDQ6と比べると2000枚も減り、まほうのせいすいの効果も下がったのだが、それでいのりのゆびわに軍配が上がるかというと微妙なラインになる。
普通にプレイしていてもちょくちょく手に入るので、必要な時には積極的に使ってみるのも悪くないだろう。
特に、途中で回復を挟む事ができずMPの消耗も激しくなりがちな【ダーマ神殿地下の決闘場】の6連戦では、マリベルあたりに持たせておくとグッと楽になる。
リメイク版
中断セーブがロードしても消えないため、事実上無限のMP回復が可能になった。
中盤あたりでの熟練度稼ぎや心狙いの乱獲等で恩恵が大きい。
一方で【まほうのこびん】がすれ違い石版(公式石版含む)を積極的にクリアしていると腐るほど溜まっていくため、攻略できる石版が多くなってくるLv30辺から使用頻度も下がると思われる。
DQ8
表記が「いのりの指輪」になった。
MP回復量は20~30ポイント。
守備力は5で、価格は9000G。売却価格は1500G。
誰でも装備することができる。
バザー開催中の【サザンビーク】の【ぼったくり商店】のみで販売されている他、サザンビーク国領西で2つ、【暗黒魔城都市】で1つ入手することができる。
また、【ベルガラック】の【カジノ】の景品(コイン1000枚)にもなっている他、敵では【おどる宝石】と【ダイス・ド・デビル】がレア枠で落としていくことがある(両1/256)。
さらに錬金でも作ることが可能で、レシピは以下の通り。
【金の指輪】+【ふしぎなきのみ】
これが必要となる錬金レシピは以下の通り。
いのりの指輪 | + | 【はがねのよろい】 | + | 【まもりのルビー】 | = | 【まほうのよろい】 |
+ | 【はがねの盾】 | + | = | 【まほうの盾】 | ||
+ | 【ちからのたね】 | = | 【ちからの指輪】 | |||
+ | 【命のきのみ】 | = | 【命の指輪】 | |||
+ | 【まもりのたね】 | = | まもりのルビー | |||
+ | 【すばやさのたね】 | = | 【はやてのリング】 |
カジノで交換する際の必要枚数はさらに下がってついに1000枚。だいぶ手が出しやすくなった。
錬金によって作ることもできるが、レシピのコンプリートが目的でない限りはする必要もないだろう。
サザンビークの販売品は期間限定な上にぼったくり価格もいい所だし、敵のドロップは確率に難アリなので、カジノの景品が一番お手軽な入手手段と言える。
3DS版
【激辛チーズ】のおかげでバザー開催と同時に錬金術により湯水のようにGが稼げるようになったのでカジノ解禁前にぼったくり商店で大量入手も容易になった。そこまでしてカジノ解禁前に大量入手する必要があるかは疑問だが、この錬金術を禁止しないのならばどうせ物の値段なんてあってないような物ではあるし、ドルマゲス戦前で何かと錬金に使う事も多いのでそれらをふまえればここで大量購入しても問題はないだろう。
DQ9
表記は「いのりのゆびわ」に戻った。
MP回復量は20~30ポイント。
守備力は3、おしゃれさは7で、非売品。売却価格は1350G。
性別・職業問わず誰でも装備することができる。
ちいさなメダルの景品(交換式:3枚)になっている他、クエストNo.017【キノコのこのこ】をクリアしても手に入れることができる。
また、【魔獣のどうくつ】でも一つ入手することができる他、敵では【メイジキメラ】と【マポレーナ】が落としていくことがある。
さらに錬金でも作ることが可能で、レシピは以下の通り。
【きんのゆびわ】+【けんじゃのせいすい】×2
これが必要となる錬金レシピは以下の通り。
いのりのゆびわ×2 | + | 【マジカルハット】 | + | 【ひらめきのジュエル】 | = | 【マジカルハット改】 |
いのりのゆびわ | + | 【きんのブレスレット】 | + | 【エルフのおまもり】 | = | 【ようせいのうでわ】 |
いのりのゆびわ | + | 【かぜきりのはね】×2 | = | 【はやてのリング】 | ||
いのりのゆびわ | + | 【命の石】×3 | = | 【命のゆびわ】 |
これまでずっと5だった守備力が3に低下している。
が、そもそも装飾品として使われる機会自体がこれまでも今回もほとんどないため、あまり気にはならないだろう。
宝箱、クエスト報酬、メダル交換、敵ドロップ、錬金と、入手の機会も結構多い。
今作では装備品を道具として使う行動が戦闘中にしかできなくなっている。
また、現在装備しているものしか使用できない上に、戦闘中に装備し直すことができるのは武器のみなので、緊急時の回復アイテムとして使うことがほぼできなくなり、使いやすさはシリーズ最悪レベルになってしまった。
DQ11
全員が装備可能な指アクセ。
- | +1 | +2 | +3 | |
守備力 | 5 | 6 | 8 | 10 |
魅力 | 10 | 11 | 13 | 15 |
戦闘中の道具使用で使用者のMPを10~30程度回復する(確率で破損)。
移動中に使用した場合は他人にも使用できる。
【ふしぎな鍛冶】で作成可能。レシピは【世界の指輪図鑑】に記載。
必要材料は【きんのこうせき】×2、【ブルーアイ】×1、【まほうのせいすい】×1。
打ち直しには宝珠が7個必要。
【デビルウィザード】と【ハートナイト】が通常枠で落とす他、【メイジキメラ】がレア枠で落とす。
回復量自体はまほうのせいすいとだいたい同じで、いつも通り1回きりではなく確率破損のため「何回かは使うことができるまほうのせいすい」といった感じ。
それでもDQ11はキャンプの存在やまほうのせいすい系アイテムが大量に手に入りやすく、レベルアップでも全回復するなど必要以上にMP回復手段が豊富なのと、それに合わせて消費MPが軒並み上方修正されており中盤以降はこれを使っても1回~数回分のMPしか補充出来ない呪文・特技が多くなるので、そもそも使うタイミングすらないケースがほとんどである。
まあ、あったらあったで「何回か使えるまほうのせいすい」として便利なので拾ったものは一応持っておいても損にはならない。
MPの低い【マルティナ】の予備弾倉にはなってくれるだろう。
小ネタとして、DQ11では戦闘中に全ての装備品を変更することができるので手持ちアイテムとして出し忘れていても戦闘中に(そうびぶくろから出して)いのりのゆびわに装備変更することで戦闘中に使用することができる(元の装飾品を装備しなおせば元の装備のまま手持ちアイテムとしていのりのゆびわが残る)。
これはまほうのせいすい等、道具袋に入れるものを入れっぱなしにしてしまった場合にはできない芸当。
ヒーローズ1
装備すると、テンションMAX時にHPかMPのどちらかが完全回復する。どっちが回復するかはランダム。
これを作るのに必要となる素材は下記の通り。
いのりのゆびわ・初級 | = | 【まりょくの土】×3 | + | 【緑のコケ】x2 | = | 大成功9%・330G |
いのりのゆびわ・中級 | = | 【まりょくの土】×2 | + | 【まじゅうのツノ】x1 | = | 大成功31%・390G |
いのりのゆびわ・上級 | = | 【まりょくの土】×1 | + | 【きんのゆびわ】x1 | = | 大成功72%・460G |
レシピは初級がシーラ編で手に入れることができ、後はランダムドロップになる。
序盤はロクなアクセサリーが作れないうえ、HP・MP回復手段が限られている本作において、ランダムとはいえどちらかを回復できるというのはなかなか便利。
ディルクやアリーナなど、テンションを溜めやすいキャラクターにもたせておくとよいだろう。
ヒーローズ2
装備すると徐々にMPが回復する効果に変わり、強化する事で最大MP+11、回復量5まで伸ばせる。
入手は【メダル王】との交換か【くものきょじん】を倒してのドロップのいずれかとなる。
MP自動回復という効果を期待すると見事に裏切られる。
確かに自動回復自体は便利ではあるのだが、その回復スピードが余りにも遅い。
約13秒に1回・・・回復された所で戦闘スピードに全くついてこれていない。
最大MPも増えるものの、たったの11では特技や呪文1回分の補強にもならない。
装備するとすれば、MPを常に確保しておきたい回復役辺りだが、これを装備する位なら【ソーサリーリング】の方が使い勝手が良い。
自動回復量は1から上昇しないものの、最大MPが30も上昇するので大体の特技や呪文一回分のMP増強が出来る。
加えて魔力も27と上昇しMPの自然回復速度も上がるので、結果的にMP運用はこちらの方がグッと楽になる。
トレジャーズ
【お宝】の一種として登場。
お宝No. | 233 |
レアリティ | トレジャー |
カテゴリー | ヒストリー |
コレクション | 防具 |
標準価格 | 500,000G |
いたストSP
スフィアの一種として登場。商人、賢者の職で入手できる。
これが発動すると足りないマークを1つもらえる。分岐の多いマップだと特に有効。
シアトリズム
アクセサリの一つとして登場。【すごろく場】で入手できる。
リーダーのMPを30アップする効果がある。
BMSでMPを多く使う攻撃担当キャラをリーダーにしている時は便利だろう。
ライバルズ
占い師の交換所の効果で手札に加わる特技カード。
0コスト
味方リーダーMPを2回復
自分のターン終了時70%の確率でいのりの指輪1枚を手札に加える
複数回MPを回復できるが確率で壊れるという効果を忠実に再現したカード。ただし手に入れるためにコインを3枚用意して交換所を使うと言う点が厳しい。入手が終盤になるためこのカードを使いたい場面も多くは無い。1回目で運悪く30%を引いて壊れてしまうと悲しくなる。
ウォーク
DQ2イベント時の「くじびき1」の1等の景品として登場。最大MP+15。MPを消費しないスキル「天に祈る」が内蔵されており、使用するとMPを30~50回復する。
本作ではMPを何度回復させても、この装備が壊れる事はない。