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【ザオリク】

Last-modified: 2019-06-22 (土) 17:28:45

概要 Edit

DQ2から登場した蘇生【呪文】の一種。
【死亡】しているキャラ1人を確実に生き返らせる効果がある。使い捨ての道具【せかいじゅのは】と同じ効果の事が多いがDQ9ではそうではない。
死亡していないキャラに使った時は作品により何も起こらないか対象が変わる。
一般的に知られているザオリクとは「いつでも使用可能」「100%成功」「復活時の【HP】は満タン」というもの。
遅れてDQ3から登場した下位呪文の【ザオラル】は「いつでも使用可能」は同じだが「50%程度で成功」「復活時のHPは半分」であり、ザオリクの安定性がいかに優れているかが分かる。
これが全体に及ぶ【ザオリーマ】【メガザル】という上位呪文があるが、前者は狙って使えない、後者はMPとHPを全て投げ出す自己犠牲の最終手段とも言える呪文で、通常はザオリクに軍配が上がるだろう。
 
敵の攻撃が熾烈になってくる終盤では仲間が即死することも珍しくなく、確実且つ高いHPで蘇生できるザオリクは戦略上で重要。
特に【痛恨の一撃】連発や【ザキ系】など、戦闘不能者が出ることを想定して戦う場面では必須。
消費MPは概ね15か20となっておりザオラルの約2倍だが、期待値と復活後のHP回復分を考えるとザオラルよりもコストパフォーマンスは良い。
 
しかしHP満タンと言っても死亡した時点で【スクルト】【フバーハ】は解除されるため、直後の攻撃が飛んで来れば良くて瀕死、下手すれば即死するのもザラ。
ザオリクの回数が多くなるとMPも少なくなるので、ザオリクの術者がいても死者を出さないようにしよう。あくまで切り札として取っておくのが賢明。
 
なおFC時代の【公式ガイドブック】では、「【教会】【神父】が仲間を生き返らせる際に使用しているのもこれ」と記述されていたが、DQ3などではザオリクと異なりMPも回復する。
この点については【死亡】も参照のこと。
DQでは単純に戦闘で死亡したことでキャラをロストするようなことはないものの、割と蘇生手段が少ないRPGであると心得ておくのが無難。
 
初出のDQ2のみかなり他の作品とは異なる仕様をしているが、DQ3からDQ8にかけてほぼ同じ仕様で安定していた。しかしDQ9以降は一転暴落。
 
【僧侶】【神官】といった回復呪文に長けた職業や肩書を持つ者が習得するイメージが強いが、リメイク版のムーンブルクの王女やゼシカなども習得できる。
漫画版ではバーバラも使用していた。
 
敵が使用してくる場合もあり、主に高位の魔術師系モンスターや終盤のボスが使用する。
倒しても完全蘇生されてしまいキリがなく、否が応にも戦闘が長引いてしまうため危険。
ただし作品によっては復活したモンスターは新しいモンスターとして扱われる場合があり、わざと敵を蘇生させて経験値を稼ぐというテクニックもある。
DQ2のあくましんかんとはぐれメタル、DQ6のあんこくまどうとはぐれメタル、DQ7のあんこくまどうとプラチナキングのセットが有名。
 
小説版・コミカライズ・スピンオフ作品では、頻繁かつ簡単にキャラが生き返ってはストーリーを作れない関係で、ザオラル共々扱いの難しい呪文となっている。
しかもザオラルと違って確実に成功するため、こちらが登場することは更に少なく、「ダイの大冒険」や漫画版DQ6では失われた古代呪文・伝説級の呪文とされている。
実際に死者の蘇生として登場しているのはギャグ要素の強い「勇者ヨシヒコと魔王の城」くらいで、小説版のDQ7では登場こそすれ「ホイミさえ効かない程の重体で仮死状態になった者の手当てに用いる呪文」であって、死者の蘇生は出来ないと解釈している。
対象が既に死んでしまっていると効果がないという点では心肺蘇生法などに近いものと言えるか。
 
なお本編でも生き返らせることができるのは味方パーティーメンバーだけであり、【オルテガ】などは目の前で死ぬにも関わらずザオリクをかけてあげることが出来ない。
 
海外版表記は"Kazing"。

DQ2 Edit

初出。【サマルトリアの王子】がLv25で習得する。消費MPは15。
本作では教会の「【いきかえらせる】」や世界樹の葉共々、復活時のHPは1にしかならない。また移動中のみ使用可能で戦闘中の蘇生は出来ず、後の作品と比べると非常に性能が悪い。
 
そもそも本作のザオリクは、「横たわる死体のそばでひざまずいて唱える必要がある」とのこと。
FC版の公式ガイドブックではあのサマルトリアの王子が青筋を浮き立たせるくらいに全力を出しているカットが掲載されている。
戦闘中に使える代物ではないことは容易に想像がつく。
実質設定上だけとはいえ、まだこの時はドラクエも命の扱いはかなり慎重なものであり、死者の蘇生という行為を行うにはそれ相応の労力を払うという感覚であったのだろう。
実際、元ネタのウィザードリィのOVAでは回復・蘇生魔法を行った後、呪術者は息も絶え絶えとなっており、味方に蘇生魔法を2回行使したら倒れてしまっていたほど。
あのサマルでさえ必死になるほどというのも頷けるというものだ。
とはいえ、冒険の途中で蘇生が行えるというのはそれだけで便利ではある。
なお、DQ10と10のモーションを流用している11ではこの設定どおりに下位呪文も含めてひざまずいて唱えるようになった。
 
敵では【あくましんかん】が使用してくるのだが、味方のものとは大きく仕様が異なる。
倒れたモンスター1体(同グループの悪魔神官又は別グループの別モンスター)を100%の確率で復活させるという点は同じだが、
復活したモンスターはモンスター種にかかわらずHPが158、守備力が38となる。つまり悪魔神官のものと同じ値になる。なお、悪魔神官と一緒に出現するのは【はぐれメタル】【バーサーカー】【ギガンテス】の3種のみ。
実質HPが全回復しているようなもので、そもそも言うまでもなく戦闘中も使用可能と、かなり高性能になっている。
もはや完全に別物の呪文と言って良い。
これは「【なかまをよぶ】」と共通の仕様であることが原因と思われ、「仲間を呼ぶ」も【マホトーン】で無効にできる。
このため、蘇生したモンスターを再び倒すと更に経験値が貰える。
それで経験値稼ぎにはなるが悪魔神官は早めに倒した方が良い。

リメイク版 Edit

【ムーンブルクの王女】もLv22で習得できるようになった他、戦闘中も使用可能になり、復活時にはHPが最大まで回復と、DQ3~DQ8のものと同様の効果になっている。リメイク版の難易度が大幅に下がった大きな原因の一つである。
また、敵が使用した場合にステータスが変化することはなくなった。
 
リメイク版ではラスボス【シドー】がベホマを使わなくなった代わりに、激しい炎の威力が上昇して行動に連続攻撃が追加され、攻撃の手が激しくなっているのでとにかくこのシドー戦では下手するとFC版等よりも死者が出易い。
そんなわけで、この呪文の使用者追加と仕様変更は本当にありがたい存在だ。

ガラケー版以降 Edit

成長パターンの変更により、サマルトリアの王子の習得がLv29に、またスマホ版以降ではムーンブルクの王女の習得がLv27に変更された。
 
なお、あくましんかんがザオリクで敵を復活させると「その敵を倒していない」状態に戻ってしまう。
つまり追加で経験値が得られないどころか、復活したはぐれメタルに逃げられると、せっかく倒して得られるはずだった経験値もチャラになってしまうのだ。
このようなことを防ぐため、あくましんかんは先に倒してしまうかマホトーンで呪文を封じておこう。

DQ3 Edit

消費MPは20。
【僧侶】【賢者】がLv38で習得する。
前作と大きく変わり、「戦闘中にも使用可能でHP全回復」というおなじみの効果となった。
下位呪文のザオラルも初登場した。
僧侶がこれ以降に覚える呪文は、使うことがほぼない【メガンテ】のみであることを考慮すると、僧侶が最後に覚える重要呪文と言える。
習得できるのは終盤も終盤で、僧侶でラスボス直前、賢者だとそれにも間に合わないことが多いほどだが、その恩恵は極めて大きい。
この2つの職業以外で蘇生呪文を習得できるのは勇者のみ、しかもザオラルのみなので、パーティーにザオリク習得者が2人居る状況を作れればより安心して冒険・戦闘が行えるだろう。
 
敵では【アークマージ】が使用してくる。
ただ前作の【あくましんかん】と違ってMPが100なので満タン時全部ザオリクに充てるとしても5回しか使えない。
前作同様ザオリクが使われるのは【ラストダンジョン】のみで、蘇生される対象はアークマージ・【はぐれメタル】【だいまじん】【ゾーマの城】のみ登場の4種(【マントゴーア】【バルログ】【ドラゴンゾンビ】【ソードイド】)の計7種。
こちらもおなじみの効果となり、前作のように敵と味方で効果が異なるようなことはなくなった。
アークマージ以外のモンスターもちゃんと元のステータスで蘇生する。
【判断力】が高い上にザオリクの優先度が非常に高いため、倒したモンスターをすぐに蘇生されてしまうことも多い。
が、前作と異なり復活した敵の経験値はノーカウントとなるため、蘇生させて経験値を稼ぐことはできない。
また、行動前に倒した敵を蘇生させた場合、復活したターンで即座に行動するので注意が必要。特にバルログとの組み合わせの場合
「先制攻撃で倒す→ザオリクで復活→復活直後にザラキ」
という事態が起こりうるので危険。
 
【パーティアタック】のある本作では、倒した敵と同グループの敵が残っている場合に限り、敵を蘇生することも可能。わざと蘇生させての経験値稼ぎはできないので特に意味はないが。
 
この他、【パルプンテ】の効果の1つに「味方全員にザオリク」というものがあるが、本作のパルプンテはデメリットの効果も多いため、死人が複数出ている状況でこの効果を期待して唱えるにはリスクが大きい。
最大で3人を完全蘇生させるという超絶効果をもたらすが、見る機会は非常に稀だと思われる。

リメイク版 Edit

追加モンスターの【デビルウィザード】も使用してくる。
 
パーティアタックの廃止されたスマホ版では、蘇生された敵から別途報酬が得られるようになり、アークマージとはぐれメタルの組み合わせを利用した経験値稼ぎも可能。
ただしDQ3でははぐれメタルの逃走率が高いので、効率は良くない。

DQ4 Edit

消費MPは20。【クリフト】がLv33で習得する。
味方の使用者はクリフトただ一人だが、習得はかなり早まった。
【いろいろやろうぜ】【じゅもんつかうな】のような突飛な作戦でなければ死者がいる場合、最優先で使ってくれる上に、クリフト自身のHPが魔法職にしては高く、守備力も抜群で打たれ強さもあって使い勝手が非常に良い。
ザラキ狂で有名な彼だが、ザオリクがあるというだけで一軍入りできるほどこの呪文の存在価値は大きい。
 
敵では【ブルデビル】が使用してくる。
ただ【あくましんかん】【アークマージ】と違ってブルデビルはMPが少なく満タン時でも1回しか使えない。更に既に【マヒャド】を使っていた場合、もう1回も使えなくなるので厄介さは全く感じない。本作で蘇生が厄介なのは無限に使える【せかいじゅのは】で蘇生させまくる【ブラックマージ】だろう。
前作同様、蘇生した敵の経験値はノーカウントとなる。

リメイク版 Edit

消費MPが15になり、【めいれいさせろ】によってクリフトを制御できるようになったため、より利便性が上がった。
また、【ピサロ】もLv38で習得できる。おかげでクリフト自身もザオリクの恩恵にあずかれるようにもなった。
ピサロのザオリクの有無は【メガザルのうでわ】を使用しない場合も含めて裏ボス戦での窮地での戦況を大きく左右すること間違いなし。
また、これや世界樹の葉で復活させた敵からも経験値を得ることができるように変更された。ブルデビルは1回きりだが、ブラックマージから大量の経験値とGを得ることが可能になった。ただし、ブラックマージは3~4体でも出てくるようになったため、【ベギラゴン】【やけつくいき】が厄介になっているのでそれだけは注意。
 
ただ、「レベルを3上げれば習得できたのに、レベル上げを怠ったから目の前で死にゆく【ロザリー】を助けられなかったのでは……」という皮肉ネタができてしまった。

DQ5 Edit

消費MPは20。
人間キャラでは【男の子】だけがLv27で習得する。
その反面、今作では【仲間モンスター】の習得者が非常に多く、【ベホマスライム】がLv23、【キングスライム】がLv15、【オークキング】がLv11、【スライムベホマズン】がLv10、【ヘルバトラー】がLv8で習得する。
中でもオークキングは非常に仲間になりやすい上に最初からザオラルが使え、自身は即死やマヒが通用せず、育てればザオリク要員としても頼りになる。
また、【ホイミスライム】が思ったほど使えないと言われる最大の原因は、これを習得できないこと。
 
敵ではDQ2と同じく【あくましんかん】が使用してくる。
前2作同様、復活した敵の経験値はノーカウントとなるので、非常に鬱陶しい。

リメイク版 Edit

使える仲間モンスターがさらに増え、【サターンヘルム】がLv40、【プチプリースト】がLv50、【コロプリースト】がLv40、【プオーン】がLv55で覚える。
だが、プオーンを除けば全員ポンコツ揃いであり、しかも習得するのは全員クリア後になるため、恩恵を受けることはほぼない。

DQ6 Edit

消費MPは20。
【ドランゴ】がLv25、仲間モンスターの【キングスライム】がLv15で習得する。
また、今作では【賢者】★6(140戦、前職含めると478戦)で習得できるようになっている。
呪文などとは縁がなさそうなドランゴが自力習得できる理由は分からない。【アークボルト】で棺桶から復活しているあたりもすごい。
今作ではその気になれば誰でも習得は可能となったが、習得までの道のりはそこそこ長い。
Lv25で習得できるドランゴの他に、1~2人くらい使い手が居るようにできれば心強いだろう。
 
SFC版では、戦闘中に生きているキャラにかけた場合、自動的に死んでいるキャラにかかるように対象変更される。
このため、死にそうな仲間が複数いるときに先読みでザオリクすれば、誰が死んでも生き返らせられる。
さらに、【やまびこのぼうし】で二人同時に生き返らせる事も可能。
 
敵側の使用者も一気に増え、ザコでは【オンディーナ】【あんこくまどう】【サタンジェネラル】【デーモンキング】が、ボスでは【アクバー】【ひだりて】が使用してくる。
アクバーは左右に侍らせた部下を蘇生させ、ひだりてに至ってはラスボス【デスタムーア】を完全復活させるというとんでもないことをしてくれる。
 
なお、本作ではDQ2以来、久しぶりに復活した敵の経験値がリセットされない仕様なので、ザオリクで復活した分だけ経験値がもらえる。
冒頭で挙げた「あんこくまどう」+【はぐれメタル】の組み合わせは、【天馬の塔】でのみ見られる。
あんこくまどうはMPが尽きても復活の杖を使用するため、その気になって上手く立ち回れば相当粘ることも可能。

リメイク版 Edit

仲間スライムでは【キングス】がLv15、【ベホマン】がLv17で習得する。
やまびこのぼうしでの対象変更がなくなったため、二人同時蘇生はできなくなった。

漫画 Edit

ガンガン連載の神崎まさおみによる漫画【ドラゴンクエスト 幻の大地】では、なんと【マダンテ】と対を成す伝説の呪文の一つという壮大な扱いを受けている。
【ブボール】いわく「伝説上の究極蘇生回復呪文」。

DQ7 Edit

DQ2以来、久々に消費MPが15になった。
今回はレベルアップでの習得者が居なくなった代わりに、習得可能な職業が増加している。
【賢者】★6、【ゴッドハンド】★7、【勇者】★3、【ダークビショップ(職業)】★2、【プラチナキング(職業)】★4で習得できる。
戦士系・魔法系・果てはモンスター職、どの道に進んでもどこかで習得可能となっている点はありがたい。
ただ、ダークビショップとプラチナキングで習得するのは少々骨が折れる。
ゴッドハンドコース、【天地雷鳴士】コース、それ以外の上級職から勇者コースのいずれかで習得することが多いだろう。
また【マチルダ】が仲間に居る時にパーティに死人が出た場合、戦闘終了時にこれで生き返らせてくれる。
 
敵では【だいまどう】【あんこくまどう】、ボスの【ガマデウス】が使用してくる。
 
なお、冒頭で挙げた「あんこくまどう」+【プラチナキング】の組み合わせは、【更なる異世界】でのみ見られる。
ただし、この組み合わせで出現することは少ない。

リメイク版 Edit

賢者★6、【パラディン】★6、ゴッドハンド★6、【天地雷鳴士】★3、勇者★4と更に多くの職業で習得可能になった。
だが、人間上級職で覚えた場合、転職すると使えなくなってしまう。
その為、全ての職業で使うにはプラチナキング★4かダークビショップ★2で習得する必要がある。
【ダークパレス】の近くに【ダークビショップ心】が入ったフィールド宝箱があるので、1人は簡単に習得可能。
なんと今作では山彦の帽子での2人蘇生が可能。
 
また、【真ふっかつの杖】という戦闘中のみザオリクの効果を発動させることのできるチートのようなアイテムが登場した。
しかし入手難度が高いので、ゲームバランスが壊れるほどでは無い。

小説版 Edit

この手のメディア作品としては珍しく、全編通して計4回(内1回は不発)も使用されている。
ただ、そのうち2回はそれぞれ【フォズ】(ザオリクと明言されてはいないが、状況からしてまず間違いないと思われる)と【ガマデウス】が使っており、主人公一同が詠唱するのは【アルス】【マリベル】の2度である。
ただし、アルスは【魔空間の神殿】【オルゴ・デミーラ】戦でメルビンが倒された際に余程動揺していたのか、無防備でザオリクを詠唱するという悪手に出たため、詠唱中に攻撃を受け倒されてしまい不発に終わっている。
 
ザオリクに限った話ではないが、同作における蘇生手段の扱いは「回復呪文を受け付けないほどの重傷だが、仮死状態で何とか生き延びている者」に対して効果があるという設定になっている。
(実際、この小説版DQ7に限らずホイミ系回復呪文は対象者の自己治癒能力を活発化させる呪文であるためにある程度以上生命活動ができている相手にしか効果が無いと設定される事が殆ど)
事実マリベルが使用する際は、対象が完全に「死んで」しまっていたために通用しない。

DQ8 Edit

消費MPは15。
【ククール】がLv34、【ゼシカ】【杖スキル】100で習得する。
今作では職業システムがなくなったので、再び使用者が限定されるようになった。
言うまでもなく、ザオリクの使い手が1人なのか2人なのかの違いは天と地の差。
ククールしかザオリクを覚えておらず、そのククールが死んだ時のことを考えると明白。
特に今作の後半やクリア後のボスの多くは、揃いも揃って痛恨やテンション上げで即死を狙ってくるため、遅くともその頃までには習得しておきたい。
エフェクトは青色の半球だったザオラルに対し、こちらはオレンジ色の全球が宙に浮かぶ演出。これが格の差というやつだろう。
 
敵では【モビルヘッド】【なぞの神官】【デスプリースト】【ブラックモス】が使用してくる。

3DS版 Edit

ククール・ゼシカに加え【モリー】が、【ねっけつ】スキル88ポイントで習得する。
おそらくスカモンの蘇生ができるので、それをイメージしているのであろう。
もちろん使い手が多いに越したことはないので、モリーにも習得させておきたい。
初期状態ではザオリクを使えないので、【スカウトモンスター】の復活にはザオリクを使っていないことになる。
追加されたモンスターでは【ほうおう】が使用してくる。
 
なお、ザオリクと同じ効果を持つ特技として【精霊の舞】が登場。これは【ゲルダ】が覚える。
【追憶の回廊】に出てくる裏ボスたちは凶悪な火力を持ち、一撃で当たり前のように死者が出る有様なので、彼らとの戦闘は蘇生をしてもしてもキリがないような様相と化している。
追憶の回廊は入れ替え可能なのでゼシカ・ゲルダ・モリーは必ず蘇生を行えるようにしておこう。

DQ9 Edit

消費MPは15。賢者がLv45で習得する。
今作では久々に仕様変更がなされており、復活時のHPが最大値の50%になった。
ザオラルとは異なり、【かいふく魔力】が高くても蘇生時のHP量は増えないし、やはりテンションの影響も受けない。
加えて賢者がエンディング直前でないと転職できないということもあって、本編中ではほとんど使えない。
HPの回復量が減ったため、敵の攻撃が激しいとせっかく仲間を復活させてもその直後に再びやられてしまうこともしばしば。
おまけに前作同様終盤~クリア後のボスの多くが揃いも揃って痛恨で即死を狙ってくるため、ボス戦で蘇生をこれに頼っているとジリ貧に陥ってしまう。
またザオリクを使うと使用者に【怒り狂う】相手もいるのでやっかい。
幸いせかいじゅの葉は今まで通りHPが完全に回復した状態で復活させてくれる上に時間を置けば何枚でも採れるようになったので、移動中はザオリク(+ベホイム)、ボス戦ではせかいじゅの葉と使い分けるのが良い。
 
敵では【うみうしひめ】【じごくのメンドーサ】、そして【デスタムーアの地図】【ひだりて】がDQ6の時と同様に使用してくる。
 
本作ではDQ3と同様、敵が復活させた場合の経験値はノーカウントとなり、蘇生させての経験値稼ぎはできない。
【宝の地図】の洞窟で【メタルキング】とうみうしひめがセットで登場したら、一閃突きやまじん斬りの前に、まずはまふうじの杖などでうみうしひめのザオリクを封じよう。

DQ10 Edit

賢者がLv65習得できる他、仲間になった【マジカルハット】の「ブヒブヒール」、【モーモン】のスキル「ひかりモーモン」、共通スキル「いやし」で習得する。消費MPは15。
詳しくはこちらを参照。
成功率が100%なのは変わらないが復活時のHP割合はかいふく魔力依存で全回復はしない。
DQ10の蘇生系呪文は、術者が遺体の方向に跪いて詠唱し、詠唱中は対象の周囲に魔法陣が浮かび上がるという特別な演出が用意されている。ある意味、FC版DQ2の再現といえるかもしれない(こちらは戦闘中でも使用可能で、ある程度射程も長いが)。
かいふく魔力によってザオラルの成功率が100%となるためこちらは復活時のHP割合を高くすることで差別化されている。
 
また数多くの【NPC戦闘員】(同作では大抵ボス戦のみの参戦)が使用する。
 
ストーリー上の演出として「ザオリクを使用しても蘇生できない死」が描写された珍しい作品。

DQ11 Edit

【セーニャ】がLv45、【ロウ】がLv55、【主人公】がLv62、【グレイグ】【はくあい】スキルで習得する。
 
消費MP24。DQ10と同様、回復魔力で復活時の回復量が上がり、回復魔力231以下で最低の50%、回復魔力900で最大で80%まで回復する。
ロウとベロニカは【両手杖スキル】に同効果かつ消費MP半分の【ふっかつのつえ(特技)】があるが回復量はこちらのほうが上。
メンバーの半数が完全蘇生呪文を習得する。ザオラルよりも使用者が多い。回復手段が豊富といわれる要因の一つだろう。

DQM・DQM2・DQMCH Edit

消費MPは20。
ザオラルを習得しているモンスターのレベル・最大MP・賢さが一定の値を超えるとザオラルがこれに変化する。
通常の冒険ではもちろん、対戦時にも大いに役立つが、【くろいきり】などがくるとザオリクはできない。
いざというときのために【せいれいのうた】などこれ以外の蘇生方法もあると心強い。

DQMJ Edit

消費MPは20。
くろいきりの消滅によって状態異常さえなければ確実な蘇生を行うことができるようになった。
【HPかいふく】【いじょうかいふく】などといったスキルで習得することができる。
ただし、以降の作品と比較すると少ないMPで蘇生+完全回復という驚異のスペックを持つため、対戦では泥仕合を招く結果になった。以降のモンスターズシリーズでは、ベホマズン共々対戦バランスに合わせて弱体化されていくことになる。

DQMJ2 Edit

消費MPは15。
仕様はDQ9と同様のもので、復活時のHPは最大値の50%。
また、くろいきりの復活によって再び封じられるリスクが生まれた。

テリワン3D Edit

通信対戦のバランスを考慮してか、消費MPが120とDQMJ2に比べなんと8倍に跳ねあがり、とても気軽に使えなくなってしまった。
本編同様ザオラルとは別物扱いとなった。
今回は復活時のHPの回復量が使用者の「かしこさ」の高さに応じて増加するようになったので、逆を言えばかしこさの低いモンスターが使っても半分すら回復できなくなるため、使い手を選ぶ呪文となった。
習得できるスキルはジョーカーシリーズとほぼ同じ。
ただしバランス調整の一環で強力な特技を覚える手前にマイナス特性が付与されたため、これを覚えられるスキルはほとんど【ヘロヘロ】【オロオロ】がつくように。一方「エグドラシル」はデメリットが【ダメージ増ボディ】で済むため価値が増し、本編以上にザオリク需要が高い対戦でも人気のスキルになった。

テリワンSP Edit

マイナス特性の廃止によりデメリット無しで使えるようになったが、その代わりなのか仕様が変更され、【テンション変化状態】によってのみ回復量が変動する仕様になり、賢さ4桁のモンスターが使ってもテンション0では最大HPの5%強ぐらいしか回復しなくなった。

DQMJ3 Edit

戦闘中に死亡したメンバーは戦闘終了時にHP1で復活するようになった為、フィールドで使用する事が出来なくなった。
 
それに合わせてか習得できるスキルもかなり制限され、【HP回復SP】【パラディン】【ラーミア】の3つでしか習得できなくなった。
更に【ベホマズン】を同時に習得できるスキルが一切なく、パラディンのザオリク+ベホマラーもしくは破壊神シドーのザオラル+ベホマズンどまりである。
この二つを両立させたいならばスキル枠を二つ使うしかなく、一枠モンスターだとスキル枠が厳しい事になるはずだったのだが、単純に破壊神シドーのスキルがぶっ壊れており耐久型はほぼ確実にベホマズンを勝手に覚えているため、両立できないことが殆ど問題になっていない。
 
また、【せいれいのうた】が確実に蘇生成功+ブレス扱いになり霧を問わず使用可能と強化されているため、死者蘇生にはこちらが使われることのほうが多い。
ラーミアスキルで両方覚えるので、使い分けも可能。
 
実は破壊神シドーはもともとザオリクが使える予定だったのか、本で使用する際はザオリクを覚えると書かれている。
 
ストーリー中の雑魚敵でもザオリクを使ってくるものが何体かいるが、本作では「ザオリクを使えるのは奇数ターンのみ」「奇数ターンの開始時に死者が出ていた場合は必ずザオリクを使用する」という仕様になっている。

DQMJ3P Edit

これを覚えるスキルとして新たに【クインガルハート】【アクバー】【プチットI・II】が追加された。
この内、プチットI・IIとクインガルハートは【ベホマズン】との両立が可能になっている。
せいれいのうたが確実に成功しなくなったため、確実に復活させる手段は(合体特技を除けば)これ一択となった。

トルネコ2 Edit

呪文自体は登場しないが、【ザオリクの巻物】というアイテムが登場している。
マイナスアイテムな上に、効果自体も空気である。
そんなザオリクの巻物の効果と似たような効果の呪文が、なんと没データとして残っている。
消費HPは20で、部屋にある墓からモンスターを復活させると説明には書かれているが、効果が設定されていないようで何も起こらない。
ちゃんと機能したとしても没になって当然だろうが。

少年ヤンガス Edit

消費疲労度は50。
自分に隣接する位置で力尽きた味方を60%の確率で復活させる。
ただし、ヤンガスと合体中はこの呪文を唱えることはできない。
【プチプリースト】がLv30で習得する。

勇者ヨシヒコと魔王の城 Edit

11話にてムラサキが習得。
効果は本家と同じく死者の蘇生であるが、魔力が足りないと中途半端な状態で生き返ってしまう。
覚えた時点では効果は不明だったが、最終話にてメレブが生き返ったことにより効果と呪文名が判明した。
同作には他にも本家と同じものだと思われる呪文がいくつか登場するが、名前が判明しているのは【ザラキ】とこれのみである。
本家では僧侶の呪文のはずなのに魔法使いに転職したムラサキが転職後最初に覚えた点には突っ込んではいけない。
続々編である「勇者ヨシヒコと導かれし七人」でも登場し、こちらでも11話でムラサキが習得したが魔王の城のデストラップに対し何度も軽率に飛び込んだヨシヒコ達に連発し、MPを枯渇させるだけの結果に終わった。
また、この呪文の無条件使用はやはりこの作品でも難しいと判断されたのか続く最終回で登場した魔王ゲルゾーマは殺した相手を永遠に蘇生不能にする特殊な能力を持っていると設定された。

ダイの大冒険 Edit

直接は登場していないが、【ポップ】【メルル】を回復した時にザオリク級の力と言われている。
単行本の呪文大全「ザオラル」において、古来の僧侶に使用できた者もいたと書かれており、現在は廃れている様な書き方をされている。