【ミラルゴ】

Last-modified: 2021-07-18 (日) 17:56:19

DQ6

【フォーン城】のイベントに登場するキャラクター兼【ボス級モンスター】で、【魔術師の塔】に住む邪悪な魔術師。「ゲゲ」と下品な口癖が印象的。
リメイク版では勝利後の仲間との会話で【バーバラ】から「ゲッゲゲ男」などと言われている。
 
アラビアンな出で立ちでヒゲのナイスなおじ様という格好は【ようじゅつし(DQ6)】【あんこくまどう】【ドグマ】の色違いである。
英語版での名前はSpiegel。
 
数千年前に【イリカ】姫に恋をしたが、イリカには婚約者がいたので成就はならず。しかしそれでも諦められぬということか、なんとこいつに呪いをかけて鏡の中に閉じ込め、なおも求婚し続けたという正真正銘の拉致監禁犯。以来気の遠くなるような長い時間をずっとこいつへの求婚に費やしてきた、ある意味すごい男である。
こうしてイリカ姫はフォーン城の秘宝「カガミ姫」として展示されることになってしまったものの、ミラルゴ自身はその姿を魔術で隠し、その存在が知られる事はなかった。
だが真実を映すとされる【ラーのかがみ】にはミラルゴの魔術も通用せず、カガミ姫イリカの背後に立つこいつの存在が露呈。ミラルゴ討伐とイリカ救出のため、主人公一行は彼の根城に乗り込むのだった。
 
なお、カガミ姫のイベント前に会うこともできるが、怪訝な対応をされるだけでストーリーが進まない。
戦うならちゃんとイベントを起こしてから。2周目以降では注意。
ちなみにイベント前に会った場合わざわざ名乗ってくれるのだが、その後フォーン城へ行ってから改めて訪問しても「なんでわしの名を知っているのじゃ!」と驚く。ボケているのか?
 

戦闘面

そんなに強い印象は受けないが、実際に戦ってみるとかなり強い。
魔術師らしく呪文攻撃を得意とし、【ベギラゴン】【メラミ】【マホターン】を唱えてくる。
DQ6では最初に出会う上級呪文の使い手であり、ベギラゴンを連発されるとパーティーが半壊ないしは壊滅する。
しかもカマは飾りじゃないということか攻撃力も160と高く、おまけに通常攻撃では最もHPが低いキャラを狙うという嫌らしい思考を持つ。
さらに【ランプのまじん】を頻繁に召喚してくるが、この時点ではこいつも強敵なのでかなりツラい。
そしてHPも2400とかなり高めで短期決戦も狙いにくく、単純なスペックなら下手な魔王よりよっぽど強い。
ただしコイツにはある重大な弱点がある。
普通にプレイしていると分かりにくいが、実は行動パターンが2段階ローテーションになっており、常に「マホターン→他の行動」の順番で行動。また【判断力】が高いため、自分にかかったマホターンが残っている場合はマホターンを飛ばして行動するので無駄にマホターンを使うことはない。
ところがこれが仇となり、【ニフラム】【マホトラ】などの跳ね返ってきても害のない呪文をかけてマホターンを逐一消去すれば、律儀に何度でもマホターンを使用してくれるのだ。
これを利用すれば、毎回マホターンを使用させて攻撃の頻度を半分まで減らすことができるというわけ。
これならいかに強力な呪文を唱えられようと回復の余裕は十分にあり、大幅に戦闘が楽になる。
マホターン解除のために唱える呪文はニフラムかマホトラで。ニフラムはこちらには絶対効かないし、マホトラも一旦は吸い取られるが自分に還元されるので1ポイントたりともムダにならない。
ついでにランプの魔人はメダパニが効くので無力化して放置できる。
DQ6では他にも【洗礼のほこら】のように普通に戦うとかなりの難敵だがタネが分かっていれば簡単に勝利できるボスが多い。
 
補助系への耐性は完璧だが攻撃系への耐性はほぼ無いに等しいため、こちらからの攻め手には困らない。ランプの魔人共々【せいけんづき】がよく当たるので、覚えているのであればひたすら叩き込むといい。
ちなみに倒すと稀に【ふしぎなきのみ】を落とす。
 
この他には【マホカンタ】も有効で、ミラルゴはギラ系に弱耐性しか持たないため、ベギラゴンを反射すれば70前後のダメージを返す事ができる。
また判断力が高いということでマホカンタ状態のキャラにはメラミを使用せず、さらにこちらの生存者の30%以上がマホカンタ状態になるとベギラゴンを使用しなくなる。
つまり4人パーティーなら2人以上マホカンタ要因がいれば、ベギラゴンを封じることができる。マホカンタ要因のHPが低いなら通常攻撃対策として事前にスカラ等で守備力を高めておくと良い。
もちろん反射されない回復手段の確保も忘れずに。
それ以外にも【におうだち】を習得しているキャラにマホカンタをかけ、におうだちさせ続ければ(理論上)相手の呪文攻撃は全部跳ね返せる。
ただしDQ6でのマホカンタの効果は使用者本人のみで、マホカンタ効果のアイテムが無い。
マホカンタは【ファーラット】がLv20で自力で習得する以外は魔法使いをマスターする必要があり、仁王立ちも【ハッサン】以外は【パラディン】での習得が必要となる。
そのため、この段階でこの戦法を取るのはかなり面倒である。せめて次作における【さざなみの剣】のようなアイテムがあればまた話は違ったのだが。
 
このバトル後には【フォーン王】から【すいもんのカギ】が授けられ、水門の向こう側に出られるようになる。なお外海に出られるようになるのはもう少し後の事になる。
 
戦闘背景はSFC版では自宅の中、リメイク版では庭園に出た所が舞台となるが、 戦闘後はどちらも話しかけた時点での場所(ミラルゴの自宅の中)に戻る。
 
撃破後はイリカの名を呼び想いを伝えようとしながら死亡する。ある意味では純愛を貫いたやつなのかもしれない。

その他 

ミラルゴとは上の世界(夢側)で戦う事になるのだが、彼が封じたイリカ姫や鏡が下の世界に存在することや、フォーン城に伝承が残っていることから、元々彼は下の世界の人物であったと思われる。
それにも関わらずミラルゴが上の世界にいるということは、彼は肉体ごと上の世界に移動出来たのか、【カルベローナ】の住人のように下の世界で肉体が滅びても魂を上の世界に送ることが出来たのかもしれない。
いずれにせよ、数千年に及ぶミラルゴの執着とイリカの辛抱たるや凄まじいばかりである。
 
またミラルゴの台詞にこんなものがある。

「ま あせることも ない。時は じゅうぶんに ある。そう…永遠に近いほど……な。」

夢の世界の住人である自身には寿命という概念が存在しないということだろう。そのシステムを理解しているのも元来高度な魔法使いであったと思われる。
 
なおフォーン城の北、伝承では魔術師の塔があったとされる場所には【井戸】があり、そこに住んでいる老人が「砂漠の中にそびえ立つ塔の夢を見る」と教えてくれる。
もしかしたら下の世界で地下井戸にいるこの老人が、上の世界で塔の頂上にいるミラルゴと対となっているのかもしれない。
ミラルゴ討伐後はずっと寝ているが、リメイク版ではバーバラが

「こんな 井戸の中で よく ねれるよねー。もしかして ミラルゴって この おじいちゃんの 夢だったりして。」

などと言うが、あくまで彼女の推測に過ぎないためその実態は定かではない。

漫画版

ほぼゲーム同様の存在として登場する。パーティーを分けている最中のエピソードの為対峙するのはボッツとバーバラ、そして【キズブチ】
ランプの魔人を呼び出したり、ベギラゴンを唱えようとしたり描写はゲームに忠実。
バーバラのメダパニダンスによって幻惑され、ボインちゃんな踊り子の幻影に鼻の下を伸ばしたりとコミカルな描写も(ちなみに乳に顔を近づけた瞬間、キズブチに鼻を噛まれた)。
「バカにしおって」とブチ切れベギラゴンを唱えようとするも、ボッツが破邪の剣で「ミラルゴに取り憑いていた心の魔物」を斬り、ミラルゴを開放する。
それによって鏡の呪いから開放されたイリカを目の前にして「醜いワシを見るな」と狼狽するも、イリカから「自分は最初からミラルゴを嫌っていたわけではなく、もっと真っ当な手段で私に接してくれていればこの様な結果にはならなかったはず」と伝えられ、自らの行いの愚かさに気付く。
自分で自分を追い詰めていた事を理解し、「優しいイリカ…これで救われた」と憑きモノが落ちた様子で消えていった。
イリカいわく「心の魔物のお陰で千年生き長らえる事が出来ていた」ようで、本当の肉体はすでに限界を迎えていたらしい。
 
ボッツによって開放された際、「なぜこの世界は醜いやつは悪者で、顔のいい奴は王様なんだ」とこぼしていた事から、自身の容姿にかなりのコンプレックスを持っていた模様。
それでもイリカからすれば「千年前のあなたの目はもっと澄んでいた」という。

小説版

グラコスなどと同様ギャグキャラになっている。
小洒落た家に住み、【しびれくらげ】を1匹飼っている。主人公達がやって来るのに気付き慌てて普通のオッサンの変装をするという情けない一面も見せる。
主人公たちに敗れ、イリカの名を呼びながら死亡するところは原作と同じ。

DQRA

真2弾カードパックの拡張カードとして実装。魔剣士専用のスーパーレア。
原作でのカガミ姫との因縁ゆえか、カードイラストも鏡越しに邪悪な笑みが写ったものとなっている。

4/3/2
召喚時:自分の手札に魔王系カードがあるなら先制を得る
死亡時:におうだち 3/3 の迎撃のランプのまじんを1体出す

先制による除去とランプのまじんによるにおうだちの2つの効果で中盤戦を支える。
1枚で死亡数が2増えるのも【邪竜軍王ガリンガ】などと好相性だが、先制攻撃には魔王系カードが必要なので構築に注意。