その他/【孤児】

Last-modified: 2022-12-07 (水) 11:13:44

概要

両親などの家族・親類を亡くし、天涯孤独となった子供の事。
ここではすでに成人している人物も含めて記述する。
FFシリーズの主人公達は、その殆どが親兄弟を失うか、生き別れによる天涯孤独の身であり、
また主人公の周りにもそのような複雑な境遇を生き抜いてきた人物が多数存在する。


生い立ちがストーリーの伏線である場合が多く、ネタバレを隠すためにも孤児と言う設定はよく使われる。
特に主人公格にはその傾向が強い。

  • 孤児以前に「天涯孤独」という設定がその人物の隠れた背景を有耶無耶にできる点で非常に都合がいい。
    推理小説とかでも身寄りのない天涯孤独の人間がとんでもない過去を持っているということがよくある。

こうして並べると、FFの主人公は孤児が多いことがわかる。
クラウドも両親が死んでいるため、FF13までで親が健在している主人公はいないことになる。(ジタンは生い立ちが特殊なので例外)

  • スコールの事…時々で良いので(ry

FF2

  • フリオニール
    • パラメキア帝国の侵攻により、故郷と育ての親(マリアとレオンハルトの両親)を失い、
      以後はマリアとガイと共に反乱軍と協力して帝国に立ち向かう。
      なお、「育ての親」という表現と幼少期にガイと共に拾われた経緯から、
      それ以前に実の両親はすでに他界しているか、生き別れとなっていると思われるが、
      詳細は明かされていない。

FF3

四人とも物心付く前に両親をなくし、ウルの長老トパパのみなしごになる。
DS版ではルーネスとアルクゥのみトパパに育てられ、
レフィアは鍛冶屋のタカ、イングズはサスーン王に育てられた。

FF4/FF4TA

  • セシル、ゴルベーザ(父親はセシルが生まれる前に死亡、母親もセシルを産んで間もなく死亡)
  • カイン(父は暗殺説もある事故死、母も詳細不明ながら亡くなっている)
  • リディア(父親は不明、母親はミストドラゴンを倒された事で死亡)

FF5

  • バッツ(両親共に死亡。おそらく親族無し)
  • ファリス(幼少期に実の親と生き別れる)
  • クルル(実父母ともグロシアーナ砂漠で行方不明、祖父も作中で死亡。唯一の肉親はガラフだったが…)

本作はFFに珍しく、パーティメンバー全員について、関係する肉親の死去について作中で語られている。

FF6

  • ティナ(母親は死亡、父親は帝国に捕らえられ、後に魔石化)
  • セリス(アドバンスの公式ガイドによると孤児という設定、両親の詳細は不明でシドに育てられた)
  • ガウ(母親は出産に耐えきれず死亡、父親は一応生存しているが捨てられた)
  • リルム(最終的に実の父親が死亡、母親もすでに他界)

FF7/BCFF7/FF7AC/DCFF7/CCFF7

  • 共通
    • エアリス(実父母とも幼少時に死亡しエルミナに育てられる)
    • マリン(母親は本編3年前に死亡。父親は本編でバレットに敗北した後自害)
    • レッドXIII(両親はギ族の襲撃から村を守るため戦死)
  • BC
  • AC・ACC
    • デンゼル(両親とも7番街プレートの落下で死亡)
  • CC
    • シスネ(両親とも不在で神羅に育てられる)
    • ミッション「孤児脱走事件」の少年・長男・少女・次男・双子・末っ子(シスネと同じ孤児院

FF8

リノア以外のメインメンバー全員が孤児院出身(戦災孤児)。
ただしスコールのみ実父の生存が確認されている(本人は知らないが)。

FF9

  • ダガー(産みの親、及び育ての親いずれも死亡)
  • エーコ(両親ともに産まれてすぐに他界、育ての親も本編の1年前に死亡)
  • スタイナー(戦災孤児だったところを騎士に拾われ、それが騎士を志す切欠となった)
  • サラマンダー(本人曰く、物心ついた時目の前にあったのは親の顔ではなく倒すべき敵の顔だったらしい)

FF10/FF10-2

  • ティーダ(父親は行方不明、母親もその後程なくして他界)
  • ユウナ(父親は10年前に『シン』を倒し死亡、母親は4歳の時に『シン』によって死亡)
  • ワッカ(物心つく前に両親が『シン』によって他界、
    後に弟のチャップがFF10本編開始1年前にジョゼ海岸防衛作戦で死亡)
  • ルールー(親のことは少し覚えている程度なので良くて7歳頃までには他界しているだろう)

FF11

  • ライオン(ノーグの頭領ギルガメッシュに拾われる)
  • プリッシュ(母親とは死別、父親は言及されず不明だがいないと思われる)
  • リリゼット(詳細な時期は不明だが両親とは死別、リリゼットの行動の大きな動機となる)
  • ザイドをはじめとするガルカ全般(ガルカの特殊な生態ゆえに、ある意味で種族全員が孤児)

FF12

  • ヴァン
    (両親は流行病で死亡。
    兄は国王暗殺事件の一味兼証人として薬と魔法で自白を強要され、精神を病み廃人化して死亡。)
  • パンネロ(両親と兄たちが帝国との戦争により死亡)
  • ラーサー
    (本編開始以前にヴェイン以外の兄がヴェインによって殺害される。
    本編で父グラミスは自殺、兄ヴェインもヴァンたちに敗北し死亡。
    ただし母親や女兄弟がいる可能性も無くはないが、かなり可能性は低いだろう。)

FF13

  • ライトニング、セラ
  • スノウ(両親は幼い頃に事故死)
  • ヴァニラ、ファング(ヲルバ郷は村人全員が家族という考え方なので微妙なところだが、二人は別の村から拾われた身なので)

ちなみに本作のラスボスの名前も孤児を意味する。

FF14

メインキャラクターにはサンクレッドクルルなど。
作品のテーマがテーマなだけに、戦災・霊災孤児のキャラクターはその他の主要NPCや脇役にも非常に多い。

FFT

物語の序盤では主人公の「階級」が問題となるため、ラムザの出自はとてもはっきりしている。
ただしFFTの世界観(ついこの前まで五十年戦争が行われていた)を反映してか、戦災孤児や
孤児ではなくとも戦争で家族を失ったキャラクターは比較的多い。

  • ディリータティータ(ハイラル兄妹)
    戦災孤児、と説明される事が多い。ラムザの父親であるバルバネスに引き取られたから
    厳密な意味での孤児ではないがディリータは後に正真正銘、天涯孤独の身となってしまう。
  • マラークラファ(ガルテナーハ兄妹)
    同じく戦災孤児。こちらは故郷の村を焼き討ちにしたバンテリン公に拾われていた。
    ラファは一時天涯孤独になりかけるが、聖石のおかげでそれは免れた。
  • アルガス
    他キャラと違って戦災孤児ではないが、作中で没落したため身寄りのない孤児と見て問題はない。
    出生と独自の気質故に弱冠15歳で騎士団見習いとして所属。成り上がりを目指すも、骸旅団殲滅時末期に戦死。
    サダルファス家は根絶やしになった。

FF零式

  • 主人公ら(彼らが一定の年齢になるころに生みの親が他界するようになっている)
  • マキナ、レム(彼らが幼かったころ蔓延したモルボル菌により、彼ら2人だけの生き残りになってしまった)

FFCCEOT

  • 主人公(森に捨てられていた所をシェルロッタに拾われる)

聖剣伝説

  • 主人公

FF:U

  • 風(孤児として独りで過ごしてきた。後に妹であるとわかったアウラも12年前の戦いでソイルとなって死亡)

FFL

  • ナハト(公式に「戦災孤児」と紹介されている。
    バウガウヴェンに父親シグルドを殺されると共に故郷ファルガバードも滅ぼされ、
    結果的にファルガバード唯一の生き残りとなってしまう。)

WOFF

ラァン&レェン
両親はブレンディレスによって強制的にバハムート軍にされ死亡。
しかし、半分程は彼ら姉弟が原因である…。
アウィン
両親も亡くなっており、育ての親もバハムート軍にされ死亡。