可燃性の液体で覆われた状態。火属性の攻撃で受けるダメージが激増する。
一度火属性攻撃を受ければ消える、という訳ではなく時間経過か専用の治療手段でないと回復できない。
…再現されてないだけで火だるま状態なんだろうか?スリップなど目ではない位の継続ダメージが出そうだ。
FF12
火属性攻撃の被ダメージが3倍になる。
永続ステータス。戦闘不能になっても治らない。
アクセサリのギリーブーツで防げる。
ウイルスに次ぐ凶悪な状態異常。
エスナでも死んでも治らない点がウイルスと共通している。
ベリアスのファイジャ、エルダードラゴンのファイアボールで、その凶悪性能を思い知ることになる。
LPや万能薬が不足しやすいので、あぶらとり紙をはじめ様々な治療アイテムを揃えたい。
エルダードラゴンは長期戦になるので、回復役のラーサーは最優先で治療したい。
火が弱点の敵をオイルにすれば火のダメージ6倍。
- さらに炎の杖やバーニングボウ+炎の矢などの属性強化をするとダメージ9倍。
- 弱点を作る手段としてはアキレスよりずっと実用的。
アキレスはランダムで弱点を作るもののセーフティで即死などとまとめて防がれてしまうが、オイルは属性が火で固定ながら個別の耐性が必要なので防がれづらい。
オイルはあくまで火属性ダメージを上げるステータス異常であって、弱点にするステータス異常ではない。
なので、もとから火を吸収する敵をオイルにした場合は相変わらず吸収されてしまう他、炎属性を無効とするモンスターにはオイル状態にしてもダメージ量は無いので注意。
ガンビットの設定でオイルの敵には火属性魔法をうつようにしていたりすると、いつの間にか敵を回復しまくっていることがあるので注意。
治療に使うアイテムが「あぶらとり紙」というのは、
昔のFFを思い起こさせるシュールさがある。
- 頭からぶっかけられたオイルを、あぶらとり紙で戦闘中にちまちま拭き取る姿を想像するとw
終盤のボス・モブにもけっこう効く奴が多い。
ナパームショット、炎の矢、グングニルあたりとセットで。
大灯台のカエル&馬を蹴散らすのにも使える。
バクナムス族に通じない辺り、奴等の嫌らしさを痛感する事になる。
敵対心と順番待ちの解析が進むと、オイル+ファイラの強さが見直される。
(敵の数が多いほど順番待ちが起こりやすく、戦闘が長引いて敵対心の制御も大事になる。)
ファイガよりも安定した戦い方ができると言われている。
- 魔装備で固めて魔力を上げ、炎の杖で強化すれば、オイル+ファイラでも十分にカンストダメージを出せる。
またダメージ3倍なので、炎吸収でなければ(例え炎半減だったとしても)弱点属性で攻撃するより高いダメージが見込める。
ファイガはもちろん、他のガ系魔法と比べてもMP確保や詠唱時間・順番待ち対策などあらゆる面で効率がいい。
加ダメージチャージや魔法チャージの効果上昇がとても大きい。
狂戦士などと同様に、ダメージUP系のステータス効果はMP確保の常套手段である。
FF12で水属性、土属性の魔法が無かったりで属性によって攻撃手段が制限されるのは面白いが、
炎属性に関してはなぜアーダーがあったり、オイルがあったりとここまで優遇されているのだろうか。
- FFTでの不具合があるから、火属性にお詫びしたかったのかもしれない。
FF12IZJS
インター版は全般的にダメージとMP効率が上がり、順番待ちなどによる悪影響も低下している。
こうしたバランスの変化で、オイルの有り難みはほとんど失われている。
特に雑魚戦を黒魔無双でいく場合だと「オイルをかけるのが面倒」なとど言われる。
実際かける必要が全くない。
- オイルが弱体したわけではないのだが、黒魔道士の火力がちょっとおかしいせいで埋もれた感じ。
火ダメ3倍効果が埋もれるバランスがまともなはずもなく、黒魔道士はバラブレに挙げられる。
ラーサーがバブルを使えたりフレイムシールドの販売時期が早まったりHP+も増えた。
オイル状態でエルダードラゴンのファイアボールが直撃しても耐えられる。
プロテスしても即死ダメージだったオリジナル版を考えれば、オイルの脅威はかなり緩和されている。
FF14
ギミックのひとつである状態異常。
- とあるダンジョンでは青い炎とともに付与され、死ぬまで燃え続ける。
ある種、継続ダメージがある死の宣告みたいなもの。
延焼できる家具があり制限時間内にそれに燃え移すと解除される。 - ニーアコラボではオイルの吹き上げに当たるとなる。一定時間、被ダメージが上がり移動速度が落ちる。
FFT
FFTに登場するステータス異常。
炎属性の攻撃が弱点になってしまう、と解説には出るが実際にはバグで効果がない。
この状態異常にする技が非常に少ない事と、
ボム系以外の使用者が火属性の技を持っていない事などもあって非常に影が薄い。
八角棒でひっぱたく以外マトモな解除手段がないのが鬱陶しいと言えば鬱陶しいが。
ボムの自爆で真っ黒になったキャラと「火気厳禁!」のメッセージで、初めてのプレイヤーの不安を煽るが慣れたプレイヤーにはガン無視される一発屋の様な存在。
FFT発売前のゲーム雑誌では、ドンムブやドンアクなどと並んで「戦術に大きく影響する新たなステータス異常が!」という形で注目された事もあったが、結果は上記の通り非常に地味なものに終わった。
一応、後続の作品では多少の地位アップが図られている。
- 被ダメ3倍は多少なんだろうか。
黒い滴みたいなマークがつく。
ただエスナではこの状態は治せないので、見た目としては気になるもの。
火属性などでは消えない。
ブリザドやサンダーは天候によって強化されることがあるのに対して、ファイアは弱化しかされない。
その代わりにオイルで強化がされますよ、というのがスタッフの意図であろう。
それにしても、せめて人間が使える手段でオイル化ができればまだ戦略に組み込めたのだろうが…
FFT(PSP版)
一応獅子戦争ではまともに機能している。
相変わらずボム専用の状態異常といった感じだが。
オイルの状態異常にかかったユニットに炎属性の魔法を唱えるとダメージが大きくなりオイルの状態異常が消える。
FFTA2
「オイル」「重油」でなる状態異常。炎属性弱点になる。
重油はレッドマシュマロが使ってくるので、あびる前に倒したいところ。
あらゆる吸収・無効・半減を上書きして「炎弱点」に変更する。
3ターン経過、もしくはエスナ・あぶらとり紙で解除される。
ファイア系など炎属性攻撃を食らっただけでは消えない。
- 例えばフレイムシールド(炎属性吸収)を装備していても、オイル状態になると炎でダメージを受ける。
- 今作の弱点は1.5倍ダメージのため、FF12に比べるといまいち物足りない。
- オイル→炎技2発と素で炎技3発で合計ダメージが同じなのでオイル後に炎技を3発当てないと意味がなく、正直使いづらい。
もともと炎弱点のユニットにも発生するが、実質効果はない。