関連項目:武器/【与一の矢】、アビリティ/【与一の心】
全般
シリーズでいくつかの作品に登場する弓。多くの場合最強に近い位置づけ。
元ネタは平安時代の武将である那須与一(余一)で、弓の名手として知られている。
源平合戦で、平家の軍船に掲げられた扇の的を射落とした話は古典でも習う事が多く、有名である。
那須与一が使用している弓矢は繁藤の弓という支給品であり、(多少本人が弄っていたかもしれないが)弓自体の基本的な性能は他の一般武将たちと変わらないらしい。
ゲーム内での性能を考えると本人の霊が宿っているとしか…。
- 和弓はいわゆる合成弓(コンポジットボウ)。
4や5のNTT出版攻略本のイラストを見るに、クロスボウ系も含めてほとんどが単弓なので造りからして異質の物になっている。 - 西洋のロングボウが長くても2m以下程度で、弓の中心を支点に引き絞って射るのに対し、和弓はほとんどが2m以上と長く、弓の下から1/3ぐらいのところを支点とするためロングボウよりも射程と威力があり、命中率はやや落ちる、という特徴がある。
和弓自体が世界の弓に比べて射程と命中精度は劣るが威力は勝ると言われている。
命中率はともかく威力は最強クラスであってもおかしくない。
実際にFF4ではエルフィンボウと比べて命中率で劣り威力で勝るというそのものズバリな数値設定になっている。
- ただDSリメイク版FF4では今度は逆に全弓最高の命中率を持つように変更されている(DS版FF4の全弓中唯一の100%)。
こういった調整は扇の的の逸話を意識したものと言えるだろう。
武器そのものの性能を再現するか、与一本人のイメージを優先するかの違いである。
初登場のFF2から派生していったサガシリーズでも同様に2作目から登場したが、ここでは武器カテゴリーが兵器に分類されている。
機械製品だから誰でも高い命中精度で使用可能という扱いをされたのか、単に命中精度が高い兵器故に与一の名を冠されたのかは不明。
海外版では北米版FF4では、「Samurai」「Yoichi 160;Bow」「Yoichi's Bow」。
Samuraiと訳されているのはSNES版(SFC版)ぐらいのもので、他は与一の名前がそのまま使われている。
- サガシリーズでは英訳すると文字数の関係で英文字+アイコンでアイテム名を表示する場合が多く、与一の弓の場合は、弓のアイコン+「Samurai」なのだが、サガ1は「LONGBOW」。
FF2
シリーズ初登場。弓の中では最強の攻撃力(90)を持つ。
ダイヤメイスやホーリーランスと横並びの攻撃力を誇る。
さらにアイテム使用でバーサクLv3の効果が発動する優秀な武器。
- これで発動する「バーサク3」は魔法として覚えさせた「バーサク」の方とは厳密には少し異なり、自力で熟練度を3まで鍛えた魔法の方のバーサク(バーサクLv3)より効果が弱い。
(他の装備品で発動する魔法も同様に自力で熟練度を同数値のLvまで鍛えたものより性能が劣る)
武器自体の詳細な性能は攻撃力90・命中率75・回避率0・魔法干渉70。
店では購入不可能な非売品で、売った際の値段は全バージョン共通で1個12500ギル。
- 元ネタに倣ったのか、軒並み命中率が低い他の弓達(※PSP版追加のアルテミスの弓除く)と比べると命中率が圧倒的に高く、リッパーナイフ・ダイヤメイス・エクスカリバー(&PSP版追加のギガントアクス)と並ぶ命中率の高さを誇る。
これより命中率が高いのは素手での打撃や猫の爪やマサムネ、GBA版以降から追加されたワイルドローズ等の特定キャラ用専用武器しかない。
力が十分高く育っているのなら元の武器の命中率はあまり関係なくなってしまうとはいえどなかなか優秀。
弓を使う機会はあまり無いため活躍の場は少ない。残念。
入手方法はジェイドB4Fの宝箱から、または黒騎士やキングベヒーモスからのドロップで。
- 自分はマリアの弓熟練度を16まで上げて、ジェイドのモンスターを意味もなく狩っていた。
熟練度を最高まで上げた与一の弓はモルボルグレートやアビスウォームもほとんどイチコロの威力を発揮する。
弓の中ではぶっちぎりの高威力なので、プレイ当時は感心したもの。 - 簡単に攻略情報の手に入る昨今はともかく、正確な情報に乏しかったFF2発売当時はマリアを弓装備のまま運用したプレイヤーも多いのではないだろうか。
- 1ランク下の氷の弓と比べると攻撃力の差が大きいので、弓を使うのであれば是非確保しておきたい。
ジェイドB4Fの宝箱から入手する際にはレッドドラゴンとの戦闘があるため、この宝箱の前に来るまでに大分消耗していた場合には念のために全員のHPの回復をしてから挑むこと。
- このレッドドラゴンはドラゴンの盾・ホーリーランス・黒装束といった貴重品かつ有用な装備品を落とすため、プレイヤーによってはお目当ての装備品が入手できるまでこの弓の入手→リセットの流れを何度も何度も繰り返す羽目になる可能性も。
FF2(WSC版以降)
FC版ではアイテム使用すると低確率で壊れたが、リメイク版では壊れなくなった。
FF2(GBA版以降)
GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は「さいきょうをほこる でんせつの ゆみ」。
SORでも入手可能。
最初に戦うボスのくろきしが落とす他、雑魚モンスターのカトブレパス、モルボルワースト、ダークベヒーモスが落とすため、頑張れば普通に量産可能。
FF2(PSP版以降)
PSP版では追加ダンジョンの秘紋の迷宮の一部フロアの宝箱からも入手可能になり、必ずしも敵からのドロップを粘らずともよくなった。
- 迷宮内で宝箱から入手できるのは「ジェイド」のフロアから。
ただし言葉の相性が良い場合のみにしか入手できないため、狙う場合には言葉の相性に気を付ける必要あり。 - この「ジェイド」のフロアは言葉の相性が良い場合、与一の弓と同じく今まで敵ドロップを粘る必要のあったホーリーランスもこの弓と一緒に入手できるため、大変ありがたい。
マリア専用のアルテミスの弓(攻撃力100)の追加により、最強の弓の座からは陥落してしまった。
ただしもちろん誰でも自由に装備可能な弓としてなら依然として最強のままである。
FF3
攻撃力50、命中率100%。最強の弓。
狩人と忍者が装備可能。
異国製故か、阿修羅と同様にファルガバードで売られている。価格は42000ギル。
ただし暗黒の属性はない。
この段階まで狩人を使い続けているプレイヤーならば、今後も活躍させることを考えて与一の弓を買っておくことは必須。
分裂モンスター相手にはメデューサの矢と組み合わせる手もあるが、それは与一の弓を使っていく前提での話であり、下位の弓でいいとはならない。
与一の弓はそれまで狩人の最強武器であったルーンの弓の倍の攻撃力を持つ。
矢も与一の矢が同じくファルガバードで売られており、それまでに購入可能だった三属性の矢よりも2倍以上の攻撃力を持つ、と狩人の武器が大幅にパワーアップするのである。
ただ、狩人の防具は特にパワーアップされない。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
攻撃力が70にアップしたが、命中率は75%にダウン。
装備補正で素早さ+5、重量+1がかかるように。
また、忍者の代わりにたまねぎ剣士が装備可能となった。
エウリュトスボウ、エルフィンボウ、アルテミスの弓などが追加されたため、最強の座を追われてしまった。南無。
- 一応DS版でも店売品の弓の中では最強。
また、アルテミスの弓は狩人専用品かつ1個限定品(+モグネットイベントなしだと入手不可能)、エウリュトスボウ・エルフィンボウも1個限定品なので、全員弓装備で攻撃力を極力高くしたい場合には必然的に誰かがこの弓を持つことになる。- 全員狩人の場合は1人・全員たまねぎ剣士&モグネットなしで全員狩人の場合には2人が装備することになる。
FF3(ピクセルリマスター版)
攻撃+48、命中率+99、素早さ+5。
最強の弓で、狩人の高い素早さをさらに底上げしてくれる。
終盤で先手をとってエリクサーを使ったりするためにも素早さボーナスは嬉しい所。
ただし販売場所はファルガバードのみ。
矢と違ってフライングゲットしたりもできない。
FF4
攻撃力60、命中率60%、力+10の弓。
セシル(パラディン)、ローザ、リディア、ギルバート、シド、パロム、ポロム、フースーヤが装備可能。
幻獣の町で手に入る。
攻撃力はアルテミスの弓に次いで高く、使い勝手は良い。
アルテミスの矢を大量に入手しておけば、ラスダンに出現する竜族に大ダメージを与えられるが、アルテミスの弓はレアアイテムなので選択の余地はまずない。
おそらくエブラーナで開発されたのだろうと言われている弓。
与一の矢とセットで使用されていたと考えられている。
見た目は原始的だが、エブラーナ王家に災いをもたらしてきた妖刀ムラサメに劣らない凄まじい威力がある。
- 与一の弓・矢共に何故か地底で入手。
大昔に誰かがエブラーナから地底に持ち込んだのだろうか。
売値は5500ギル。
FF4イージータイプ
命中率が70%にUP。
FF4(DS版)
他の弓と共にローザ専用装備になった。
ステータス補正が素早さ+6に変更されている。
また命中率が100%と、弓の中で最も命中率が高い。
FF4(ピクセルリマスター版)
下位の弓同様にDS版準拠の性能となった。つまり命中率が60%から100%へと超強化。
この時期になるとレベル補正も無視できない数値になってくるので、実際には下位の弓ほど劇的な恩恵があるわけではないが、それでもダメージ期待値は3割~4割増しにもなる。
終盤機械特効や竜特効など種族弱点を突ける強さは変わらず。
今まではローザの専売特許に近いところがあったがセシルやリディアでも扱えるようになった。
場合によっては全員で弓を撃ちたくなることもままあり、一品物であることが残念と感じるほど強い武器となっている。
FF4TA
終章前編の地下11階で、制御システムを倒すと矢とセットで手に入る。
それまで最強の弓であり知性補正もあるエルフィンボウとどちらを使うか迷うところ。
- エルフィンボウは命中率75%、こっちは99%。
こっちはさらに力+10の補正がある。
攻撃力をあてにしているなら迷わずこっち。
FF5
伝説の12の武器の1つ。
攻撃力101、クリティカル率30%の弓矢。命中率90%。
装備すれば力と素早さに各+3の優秀なボーナスが付く。
売値は5ギル。
実は、クリティカル率30%というのはFF5の全武器中最高の値(GBA版で追加された陸奥守も同率)。
攻撃力そのものも弓矢の中ではかなり高く、3桁(101)に達する。弓矢であるため敵の回避率を半分にして計算する。
「乱れ撃ち」で使うと4発すべてでクリティカルになったこともある。
「乱れ撃ち」時はそもそも防御無視となるが、クリティカルによる2倍撃化は本当に強いのでお試しあれ。
また別にみだれうちを覚えていないくても、クリティカルのお陰で普通になかなかのダメが期待できる優れモノ。
- 装備ジョブが少ない、両手が塞がるなど難点もあるが、クリティカル率の高さも含めて、武器としての安定感は高い。
- 「乱れ撃ち」を習得=狩人マスターなので、狩人がみだれうちでこれを使う機会はなく、すっぴんなら天の叢雲や村雨の二刀流を振り回した方が強い。
だがGBA&旧スマホ版の追加ジョブ、剣闘士なら強力な選択肢に成り得る。 - クリティカルによる防御力無視はもちろんの事、狩人にはねらうによる確実化という強みがある。
第三世界では物理回避率持ちが頻繁に出て来るし、少なくともみだれうち習得までに使う用と考えれば非常に優秀な武器なのは間違いない。
狩人を使っているなら最初に封印を解いてもいいほどあらゆる面で武器自体は高性能。
もちろん狩人を使う予定が無い場合は封印を解いてもまずお蔵入りするだけなので、どのタイミングで入手するのかは自分のプレイスタイルに合わせよう。
みだれうちが目立つけど、狩人はジョブ(と弓矢)自体もアタッカーとして結構便利なので、メインアタッカーを張っていた場合は疾風の弓矢と並ぶ汎用武器になる。
乱れ撃ちを使わずとも、「おどる」でつるぎのまいが出れば低レベルでもカンストが叩き出せ強力。
レベル30強なら、クリティカルで防御無視9999ダメージが確定する。
- 剣の舞を併用するならば、踊り子に弓矢装備をセットした方が狩人以上に強い。
踊り子ならラミアのティアラやレインボードレスで剣の舞発動率を50%に出来る上に、弓矢装備の能力補正と後列攻撃可能な点で、打たれ弱さもカバー出来る。
他ジョブでは「狙う」と併用出来ない弓矢の弱点も、剣の舞で必中化出来る。
弓矢特性による敵回避率半減、高確率のクリティカルによる防御無視を併せ持つため、一切のアビリティが無くともオメガに現実的な有効打を与える事ができると言う希少な武器となっている。
ロマンを追い求めるなら、元ネタに倣って侍+弓矢装備で使ってみるのも一興である。
ゲーム的なメリットは特にないが、レベル上げに飽きたときの気分転換にでもどうぞ。
多くの武器系統には封印の武器より攻撃力の高いものが存在すし、弓の場合はアルテミスの弓が該当するが、与一の弓はアルテミスの弓と十分に対抗できる攻撃性能を持っている。汎用性では与一の弓の方が上。
FF5において弓の与ダメージはLvと力と素早さに依存するため、獣系特効という点を除けば攻撃力が10ポイント上のアルテミスの弓よりも、力と素早さがそれぞれ3ポイント上昇する与一の弓の方が最終的な与ダメージは大きくなる。
- 依存すると言っても、素早さは「レベル×素早さ÷128が奇数の時、攻撃倍率が+1される」という関わり方をするので、ただ数値を上げれば与ダメージが大きくなるというものではない。
- 力+3の補正にしても、効能としては倍率を1上げる程度。
平均的な攻略で想定されるレベル30台ならそもそも物理倍率が12くらいはあると思われるので、倍率12→13の与一の弓よりも攻撃力101→111のアルテミスの弓のほうが、基礎的なダメージは結局大きくなる。 - 与一の弓が汎用性で上回るのは、あくまで高確率のクリティカルによるダメージ2倍と防御無視の特典があってのことと考えるべき。
FF5(GBA版)
追加ジョブの剣闘士が弓矢装備可能なため、すっぴんや狩人以外でも与一の弓とみだれうちの強力な併用が可能になった。
ジョブの入手時期的にも次元の狭間の敵は弓矢が有効な敵が多いため、ぜひ使ってみよう。
FF5(iOS/Android版)
旧スマホ版は仕様的に「ねらう」では追加効果のクリティカルが発生しない。
クリティカル目的の場合は、乱れ撃ちか通常の「たたかう」を使用する事。
与一の弓は命中率が90%のため、「たたかう」選択時はミスに注意。
FF5(ピクセルリマスター版)
狙うでもクリティカルが出る仕様に戻った。
また、ピクセルリマスター版からカテゴリ弱点の2倍撃が実装されているため、遠隔弱点敵なら必中かつ2倍撃となるため、クリティカルと合わさるととんでもない大ダメージを叩き出す事もある。
とりあえず浮いていたり飛んでいる敵が出たら、与一の弓で射ってみよう。
戦闘中、弓矢のような両手が塞がる武器を二刀流装備から一気に持ち替えられるようになった。
全体的な弓矢自体への追い風もあってますます頼もしい武器となっている。
FF11
「レリックウェポン」【弓】の強化最終段階。
弓の中では最強クラスの性能を誇る上、専用ウェポンスキル「南無八幡」を制限なく行使可能になる、最後まで強化すると最強の矢弾の一つ「与一の矢」を無限に入手できるようになるなど、さまざまな特殊能力を備えている。
- 最強クラスの弓は大半が狩人専用なのだが、与一の弓は侍も装備可能。
与一の弓を得物とする弓侍は刀を振るう侍とは違った戦い方が可能となるので、弓侍にとっては喉から手が出るほど欲しい武器。 - 与一の弓は「遠隔攻撃なので遠距離から敵を攻撃可能」、「専用ウェポンスキルの南無八幡が低ヘイト」という特長を持つ。
侍は攻撃しなくてもTPを貯められるため、攻撃を南無八幡に限定すれば、敵のTPを貯めず、さらにターゲットを取らずに安全にHPを削れるアタッカーとなれる。
そのため与一の弓持ちの侍は(もちろん狩人が装備しても強いが)強敵相手にかなりの優位性を誇るが、レリックウェポンは作るのにかかる手間(&財力)が半端ないため、多少の壊れ性能位で丁度いい気がしないでもない。
登場そのものはしていないが、「タイラ」姓のNPCが登場したり、「ヨイチ」という人物の存在が仄めかされている。
名前オンリーではなく人物まで引っ張ってきたのはFFでも地味に初か?
- 弓を手に入れるイベントの時に以前使っていた人物から「この弓はナス公よりの預かりものに過ぎない~」と言うような事を言われるので実在する事はまず間違いないだろう。
詳細はこちら→与一の弓
FF12
両手弓の1つ。
『弓装備6』のライセンスで装備可能。
基本威力75。CT36。クリティカル率5%。
スピード依存武器。
物語終盤のバーフォンハイムで購入可能だが、ホワイトムースの討伐報酬として中盤で入手可能。
中盤で購入できるバーニングボウ+炎の矢にダメージは劣る。
それでも申し分ない性能で、中盤から終盤にかけて主力として十分活躍が期待できる。
特に中盤は飛行タイプのモンスターが多いので役に立つ。
- インターナショナル版では報酬では貰えない。
- 代わりに貰えるのがバーニングボウなのでむしろ良くなったかも。
- ホワイトムースの討伐依頼は王墓探索直前くらいの時期にに出されるため、最速ではこの時点(序盤)で入手できる。
全体的に見ればこの武器は地味な性能だが、このように入手条件の割には攻撃力が高くガリフ前でもこれより攻撃力値の高い弓は手に入らないためかなり長い期間お世話になる。
早期にバーニングボウ+炎の矢を手に入れられた場合はそちらと使い分けていくことになる。
バーニングボウが威力を発揮できない火属性耐性持ちの相手に有効だが、耐性持ちの大半はボス。
飛行タイプのボスは数える程しか居ないので、単純にダメージだけを求めるなら近接両手武器の方が良い。
しかし範囲攻撃を回避出来るので、攻防両面の安定感を求めるなら与一の弓の方が良い。
FF14
吟遊詩人の装備可能な弓。
古の英雄ゾディアックブレイブが用いた「ゾディアックウェポン」の一つ。
詳細はこちら→与一の弓
FFT
名うての射手の弓。巨大な弓で威力も凄まじい。
聖ミュロンド寺院戦後のオーボンヌ修道院戦の敵弓使いが持っている弓。
攻撃力12で、遂にアルテミスの弓(攻撃力10)を降し最強の座に再臨したと思ったが、新たに立ちはだかるペルセウスの弓(攻撃力16)にまたもや最強の座を奪われてしまった……。
- げににくきはカタカナ五文字
- 更にリメイク版ではやっぱりカタカナ五文字な宿命のサジタリアがその上を往く。
非売品。盗まなければ手に入らない。
- ディープダンジョンでも拾える。
- 普通に使おうとするならこちらで入手することになる。
盗んで入手するほうはもはや通常マップには戻れない段階なので……。
- 普通に使おうとするならこちらで入手することになる。
ディープダンジョンのB8Fにもこれを持った弓使いが稀に登場する。
「投げられない」のでキャッチでは入手不可、地道に盗もう。
- 勧誘でも可。
FFTA
非売品の弓。
攻撃力は33で、何故かアルテミスの弓より強い。
弓使いが「狙い定める」を覚える。
- 比較として、アルテミスの弓は攻撃力27。
確かに攻撃力だけは勝ってはいるものの、アルテミスの弓の方は射程が7とこの弓含む他の大多数の弓より2マス分長く、より遠くの敵に届くという大きなアドバンテージがあるため、結局のところ総合的な性能では負けてしまっていたりする。
- 加えてアビリティもアルテミスの弓の方は「ハートを射抜く」というこの弓よりも強力で有用なものが覚えられる。
今作ではさして強い弓ではなく、これより強い弓がいくつか存在する。
また、弓使いの上級ジョブ用の剛弓にもこれよりさらに強い物が存在する。
FFTA2
普通の市販品の弓。
やはりアルテミスの弓より強いが、他にも強い弓は多い。
弓使いが「狙い定める」を覚える。
ほりだしもの「かざり弓A」(千年亀の甲羅、うずをまいたつる、カリンの木材)で手に入る。
攻撃力は33と、前作と同数値。
前作と同様、本作でもアルテミスの弓には攻撃力の数値だけが勝っているだけで射程の長さや覚えられるアビリティの性能では負けているため、使い勝手の面ではやはりアルテミスの弓に頭が上がらないままである。
FFCCRoF
レシピ「異国の武器」と玉鋼×2、オリハルコン×1、レッドスフィア?×2で作成できるセルキー用の弓。
FFCCEoT
RoFに引き続いて登場。今作はセルキー以外も装備できる弓。
玉鋼×5、千年樹の枝?×5で作れる。
FFL
終章前編アヴァロン帝国城で手に入る弓。
攻撃力95、速さ+2の性能で、終章前編では最強の弓だが、オートボウガンという高性能な弓があるので…。
FF零式
トレイの最強武器の弓。
時空の裂け目内にいるギルガメッシュをトレイで倒して入手する。
攻撃+69、追加で時々即死の効果。
遠距離系武器の中では随一の攻撃力を誇る上、即死効果[基本確率10%]も持つ優秀な武器。
トレイの通常攻撃は手数よりも一発の威力を重視するものなので、同レベル程度の相手だと即死効果を実感しにくいがそれでも強力。
FFEX
弓矢の1つ。
PFF
最大レベルのステータスは力+141、素早さ+25の弓。
「ミスティックウェポン」の1つであり、「封印されし能力の解放」することで、さらに強化可能。
PFFNE
FFRK
FF2、FF3、FF4、FF5、FF12、FF13、FF零式共鳴の弓として登場している。いずれも遠距離攻撃可能。
FF2・FF13は魔力メインの弓。他は攻撃力メインだが魔力と精神も少しずつ上がる。
- 「与一の弓【II】」
レア5。マリアの専用必殺技「爆破」付き。
効果は敵全体に無属性魔法攻撃。…なのだが、どう見ても爆弾を投げているだけ。
必殺技の元ネタ→セリフ/【ばくはしましょう】 - 「与一の弓【III】」
レア5。何と必殺技無し。 - 「与一の弓【IV】」
レア7。ローザの閃技「連閃・ローザ?」付き。
2023/11/10、「ラビリンスダンジョン(FFIV)」装備召喚第1弾で追加された。 - 「与一の弓【V】」
レア5。ファリスの専用必殺技「海王の砲撃?」付き。
効果は敵全体に4連続の遠距離物理攻撃で攻撃力と魔力ダウン(大)。
FF2と違いこちらはちゃんと物理の爆破技。
Lv20のステータスは攻撃力+106、魔力+26、精神+26、命中+95。 - 「与一の弓【XII】」
レア5。フランの超必殺技「具眼の射手」付き。
爆破よりもよっぽど魔法のような演出だが、物理技。
ステータスは以下。()は共鳴時。 - 「与一の弓【XIII】」
レア7。水属性強化【小】の効果を持つ。
セラのデュアル覚醒奥義「覚醒ストライクウォータ?」付き。
2022/5/6、FF13イベント「再逢を願う運命の絆」装備召喚第1弾で追加された。 - 「与一の弓【零式】」
レア8。氷属性強化【小】の効果を持つ。
トレイの究極神技「究極アキュレートアロー?」付き。
2022/7/15、「クリスタルダンジョン(FF零式)」装備召喚第1弾で追加された。
DFFAC
バッツのスキンセット「ウェポンパックV」に収録されている弓。
DFFOO
マリア
「与一の弓【II】」。☆5の弓。
マリア専用装備かつ相性装備で、相性性能は「反乱の剛弓」。
Lv1時の性能(+相性)は、HP+116(+23)、初期BRV+103(+20)、最大BRV+772(+154)、攻撃力+250(+50)、防御力+52(+10)、最大CP+35。
相性性能「反乱の剛弓」により、『アローレイン』のBRV威力とHP回復量上限がアップし、行動負荷もダウンする。
さらに『アローレイン』使用時、味方全体に3ACTION「攻撃力小アップ」を付与する。
また、攻撃対象が単体の時、『アローレイン』で与えるBRVダメージが中アップする。
ローザ
「与一の弓【IV】」。☆7の弓。
ローザ専用FR武器かつ相性装備で、相性性能は「愛するものを守るため」。
装備時の性能(+相性)は下記。
Lv | HP | 初期BRV | 最大BRV | 攻撃力 | 防御力 | 最大CP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 105(+21) | 355(+71) | 3368(+673) | 1122(+224) | 49(+9) | 130 |
相性性能「愛するものを守るため」により、FRアビリティ『黒白魔弓・乱れ撃ち』を使用できるようになる。
アビリティの詳細は該当記事を参照。
レナ
「与一の弓【V】」。☆5の弓。
レナ専用LD武器かつ相性装備で、相性性能は「薬師の心得」。
装備時の性能(+相性)は下記。
Lv | HP | 初期BRV | 最大BRV | 攻撃力 | 防御力 | 最大CP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 130(+26) | 185(+37) | 1200(+240) | 400(+80) | 49(+9) | 90 |
相性性能「薬師の心得」により、LDアビリティ『きょじんのくすり&ドラゴンブレス』を使用できるようになる。
アビリティの詳細は該当記事を参照。
加えて、限界突破効果により、以下のパッシブを習得できる。
- 1回目:きょじんのくすり&ドラゴンブレスHPダメージアップ
- 自身の初期BRV小アップと攻撃力中アップ。
- 『きょじんのくすり&ドラゴンブレス』および「ドラゴンブレス」の味方全員の現在HPの合計に依存した量の合計HPダメージを中アップ。
- 2回目:きょじんのくすりロング
- 自身の初期BRV小アップと攻撃力中アップ。
- 『きょじんのくすり&ドラゴンブレス』使用時、強化効果「きょじんのくすり」の6ACTION期間延長。
- 3回目:きょじんのくすり&ドラゴンブレスチャージ
- 自身の初期BRV小アップと攻撃力中アップ。
- 『きょじんのくすり&ドラゴンブレス』の使用回数+1。
その他
漫画「ドリフターズ」には、現代の情報を知っている人物が、織田信長や那須与一に対して、後世にどのように伝わっているかの話をする際に「あんたは武器の方が有名」とFFの与一の弓をネタにしたセリフがある。
サガシリーズでは、ゲームボーイの3作品及びそれらのリメイク作品に登場している。
魔界塔士サ・ガでは上位に「アポロンのユミ」があったが、サ・ガ2秘宝伝説からは最強の弓になった。
特に秘宝伝説では、攻撃が兵器攻撃に分類され敵1グループを攻撃できるようになっており、もはや弓を逸脱している。
(ダメージの算出が兵器攻撃になっているが、武器の分類としてはあくまで弓)