FF3で初出の刀。「あしゅら」と読む。
「阿修羅」という銘の木刀使いの元祖は「魔界都市<新宿>」の十六夜京也。
元ネタはそれまたは菊池秀行の小説、妖魔シリーズの主人公である工藤明彦の使う木刀と思われる。
いかにも強そうな名前だが、シリーズ通して『最初に手に入る刀』というポジションである。
攻撃力はゲームバランスを崩さない程度の強さで、まあ時期相応と言ったところ。攻撃力が低めなのは、木刀が元ネタだからなのかも知れない。
FF4では例外で、エッジの装備の中では下から3番目の強さである。
恐らくアスラとは無関係だろう。
入手時期が早めの刀という立場故に、刀としては下から数えた方が早い弱い刀ということはほとんどの作品で共通しているが、作品によっては同じく下から数えた方が早い刀である虎徹と立場が入れ替わったりすることもしばしば。
関連:特技/【阿修羅】、魔法/【アシュラ】、モンスター/【アシュラ】、モンスター/【アスラ】、幻獣/【アスラ】
FF1(GBA版以降) 
ソウルオブカオスで手に入る刀。攻撃力25。
たまに宝箱からも手に入るが、どう見てもお国が違うミイラが落とすこともある。
本作では虎徹よりも強い。
- …のだが、攻撃力は25とミスリルアクス並。
おまけに速めに入手できれば非常に短いながらも一応活躍時期がある虎徹と異なり、こちらは入手可能な時期が遅いために活躍させる機会も全くなく、実際のところは完全にコレクターアイテムと化している。
最速で入手するには風の囁く洞穴B1~B9Fでボーナスマップ(水没城)が出た際のファラオから低確率でドロップするしかないのだが、この武器自体が上記の通りの残念性能なのでわざわざ狙う意味は皆無。
わざわざこいつから阿修羅のドロップを粘る暇があるなら、その時間を同じ風の囁く洞穴にてB1~B9Fが町フロアになった際に1個75900ギルで売られているデュエルレイピア(攻撃力27 回避+80)の購入資金を稼ぐのに回した方がはるかに有益で攻略にも有用だったりする…。
- 売っても僅か100ギルなので、換金アイテムとしてすらも使えない。
もっとも、これに関しては何もこの武器に限ったことではないのだが(GBA版以降からの追加装備は全て売値100ギルで統一されている)。
風の囁く洞穴がボーナスマップ(水没城)になった際に確実入手可能だが、癒しの水の洞窟のB15Fからならボーナスマップでなくとも入手可能なため、わざわざ粘る必要はない。
- おまけに風の囁く洞穴の場合はボーナスマップ限定なだけでなくB39Fと最下層直前でないと入手不可能なため、わざわざここでの入手を狙われることはほぼない(むしろここがボーナスマップになったらハズレ)。
- さらにここのボーナスマップではより高性能な菊一文字も一緒に入手できてしまう。
さすがにここまでくると扱いが酷すぎて可哀そうになってくる…。
- さらにここのボーナスマップではより高性能な菊一文字も一緒に入手できてしまう。
FF3 
シリーズ初登場。攻撃力65、命中率100%の暗黒剣。
分裂モンスターに対して分裂を防がせ、ダメージが増大する。
魔剣士と忍者のみ装備可能。
ファルガバードで店売りされている唯一の暗黒剣でもある。値段は20000ギル。
が、落ちているものを拾える上にもっと強力な暗黒剣がすぐに手に入るため、
複数魔剣士を使う場合くらいでないと購入される事はまずない。
- もっとも、暗黒の洞窟に挑むパーティは結構な確率で複数魔剣士であるため、
やっぱり買う人も多いと思う。
ちなみにファルガバードでは阿修羅、虎徹、菊一文字がそれぞれ1本ずつ、
暗黒の洞窟では虎徹と菊一文字が1本ずつ手に入る。
なお、バハムートの洞窟で虎徹がもう一本手に入る。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版) 
たまねぎ剣士も装備可能に。
命中率は据え置きで攻撃力が100にアップし、値段も16000ギルに値下がりした。
虎徹と大差ない威力になった上に命中率で勝るので、あちらの立場が些か不憫になった感がある。
FF3(ピクセルリマスター版) 
攻撃力+100、命中率+99の暗黒剣。16000ギルでファルガバードの他、インビンシブルでも買えるようになった。
魔剣士自体の装備可能な防具が(FC版よりは)増えていることもあり、古代遺跡突破直後から魔剣士を使っていける。
FF4 
エッジの忍刀。攻撃力32、命中率90%。刀としては二番目に弱い。
トメラの村で7000ギルで買える他、彼を仲間にした後バブイルの塔のB4Fですぐに拾えるので活躍の機会はあるが、虎徹に代わられるのもすぐ。哀れ。
元はアスラと阿修羅は同一の存在だけどここでは無視されている。
- エブラーナでは「阿修羅」という戦いの神が信仰されていて、
戦いの神にあやかって刀に同じ名を付けたという設定。
戦神・阿修羅への信仰が幻界の女王・アスラに端を発するなら、
元々は同一の存在を示していた名前ということに。
刀では投げられる物とそうでない物があるが、これは投げられない。
FF4イージータイプ 
イージータイプでの名称は単に「しのびがたな」。
実は投げられるようになってる。
FF4TA 
忍刀。エッジや四人衆が装備可能。アーシュラは装備できない。
チャレンジダンジョン1Fの宝箱に入っている。ただし最深部で手に入る虎徹の方が強い。
忍刀を主に使うのはエッジ、ツキノワの二人だが、
両者とも片手は投擲武器を装備できるため、お下がりとして使われることが多い。
FF4(DS版) 
攻撃力40、命中率100%に強化された上、素早さ+2の補正まで付く。
加えて、なげるに対応するようになった。
FF5 
攻撃力42、クリティカル発生率12%の刀。
第一世界、タイクーン城で手に入れる事ができる。
第一世界ではジャコールで、第二世界ではルゴルの村、バル城で5800ギルで購入できる。
最弱の刀とはいえ、最速の入手時点では強力な攻撃力を誇る。
が、肝心の装備できるジョブ・侍が未入手なので、使いたいのならすっぴんで持たせるしかない。
最速であれば飛竜入手後に手に入る。その時点での攻撃力の高さは特筆もの。
侍を入手した後も上位武器の風切りの刃(飛竜の谷で入手)の登場に結構な間があるのでそれまで長い付き合いになる。
低レベル攻略では重要な武器になることも。
入手できる段階では群を抜いて攻撃力が高いことに加え、クリティカルが発生するのが追い風となっている。
侍が手に入るまでにすっぴん以外のジョブで行って行き詰ったらいっそのことこれが装備できるすっぴんにジョブチェンジして「両手持ち」+「ためる」でクリティカルを狙うとか。
- これを両手持ちすればただでさえ高いこれの攻撃力が二倍になり力加重値+13のため1つもジョブをマスターしてないすっぴんでも鬼神の如き破壊力になり、クリティカルがでなくでもかなりのダメージが期待できる。クリティカルが出た時の爽快感といったらもう言うまでもない!
特にカルナック城で宝箱を全回収し、更にデスクローのラーニングに余裕を持たせる時に有用性を実感できる。
難点はすっぴんにする事でこの時期のABPを無駄にする事か。
- 序盤のためるはおよそ通常の0.6倍速ターンで2倍のダメージを与えるので、両手持ち単品に比べるとダメージ期待値としては1.2倍にしかならない。
なおかつ0.6倍速ターンなので、クリティカルの出るチャンスも長期的に見ると減じている。
「両手持ち」+「格闘」なら両手持ち単品の1.3倍の威力(力37→50)となり、しかも通常通りのテンポでクリティカルが狙えるので、期待値で見ればこのほうがいいだろう。
スローニンからアイスシールドを盗もうとする時だと邪魔でしかなくなる。
リターンすればいいとしても十何回とこれが出るといい加減鬱陶しい。
FF6 
カイエンの初期装備。やはり最弱の刀。
しかもモブリズの村で売っている虎徹にまたもすぐに代わられる。
何気にレアアイテム。
- 必殺剣の威力は武器攻撃力と無関係。なので進め方次第では風切りの刃入手までこれで通すのもアリ。
- 例としてカイエンにブラックベルトを装備させるならその都度攻撃力の高い武器に変えるのは有効、と言った具合。
風切りの刃にはオンリーワンの性能がある。
- 例としてカイエンにブラックベルトを装備させるならその都度攻撃力の高い武器に変えるのは有効、と言った具合。
カイエンが侍として仕えるようになった際に、譲り受けた特別な刀、という設定がある
(NTT出版基礎知識編より)。
非売品であることにもちゃんと理由があったりする(ゲーム内ではわからないけど)。
攻撃力は57で、売値は250ギル。
他にもカムイから通常枠で盗む事も可能。
敵ではサムライソウルの他にアウトサイダー、ガーディアン(ダダルマープログラム時)も「投げる」が、最弱の刀であるにも拘らず サムライソウルとガーディアンのやつはダメージが異常に大きく、その威力は実に9000ダメージを超える。
FF10 
アーロンの刀。
「カウンター」&「魔法カウンター」、
または「回避カウンター」&「魔法カウンター」のアビリティがついている。
今作では、めずらしく虎徹より上位の武器(虎徹は「カウンター」か「回避カウンター」のみ)。
FF11 
侍と忍者が装備できる両手刀。レベル36以降装備可能になる。
高スキルの彫金職人が製作したものが流通しているが、武器としては中途半端な性能。
詳細はこちら→阿修羅
FF12 
12では両手忍刀。
攻撃力51、回避+20、闇属性。『忍刀装備1』のライセンスで装備可能。
原作で妖魔や悪霊を滅ぼしていたのを知っていると、闇属性持ちなのが恨めしく思える。
FF12IZJS 
攻撃力72・回避+10・CT22・連撃値12・無属性、暗闇の追加効果。
FFT 
白くさえた刃を持つ刀。
やはり最弱の刀。攻撃力7、回避率15。
「引き出す」では「武術幻刀」を発動し、自分を中心とした射程3内の敵にダメージを与える。
無数の刃が相手を切り刻む地味にかっこいい演出と、価格の安さが最大の魅力の武器。
Tでの刀はほぼ消耗品と同じ扱いなので、上位のものが手に入っても切り捨てられる事は少ない。
そういう意味では他シリーズより幸せ…なんだろうか?
FFTA 
持つものを戦いへと誘う刀。炎属性。
忍者が「火遁」を覚える。
FFTA2 
炎属性の刀。
忍者が「火遁」、用心棒が「みね打ち」を覚える。
ほりだしもの「わざものC」(火の石、ザージス錫、あやしいキノコ)で手に入る。
FFCC 
同名のアーティファクトがある。こうげき+1。
DFFAC 
オニオンナイトのスキンセットに設定できるウェポンの一つ。
C.Lv7にするとショップで購入可能。価格は3600ギル。
「サーペントソード」「ゴーレムの杖」とセットで登場。
DFFOO 
エッジ 
「阿修羅【IV】」。☆5の短剣。
エッジ専用装備かつ相性装備で、相性性能は「エブラーナ王子の意地」。
Lv1時の性能(+相性)は、HP+113(+22)、初期BRV+103(+20)、最大BRV+772(+154)、攻撃力+250(+50)、防御力+58(+11)、最大CP+35。
相性性能「エブラーナ王子の意地」により、『煙玉』の使用回数が1回増加し、BRV加算量がアップ、「回避率アップ」の期間が延長され、「エラブーナの教え」の効果アップと期間が延長される。
さらに『煙玉』使用時、敵全体に1ACTION「ターゲット固定」を付与する。
カイエン 
「阿修羅【VI】」。☆5の大剣。
カイエンの相性装備で、相性性能は「一点強襲」。
Lv1時の性能(+相性)は、HP+102(+20)、初期BRV+51(+10)、最大BRV+436(+87)、攻撃力+159(+31)、防御力+74(+14)、最大CP+15。
相性性能「一点強襲」により、「精神統一 牙」のBRV加算量がアップし、強化効果「精神統一」の素早さ小アップの効果アップと期間が延長される。
さらに「必殺剣 牙」の威力がアップする。
FFL 
2番目に弱い忍者刀だが、忍者編で2本しか取れない。
だが黄昏の章では販売している。
PFF 
PFFNE 
刀装備のメモリアの初期装備。
FFRK 
FF4、FF5、FF7共鳴の刀として登場している。
- 「阿修羅【IV】」
レア2。 - 「阿修羅【V】」
レア5。ケルガーのレジェンドマテリア「病に負けぬ志」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。 - 「阿修羅【VII】」
レア6。炎属性強化【小】の効果を持つ。
セフィロスの超絶必殺技「紅蓮?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
2019/9/25、5th ANNIVERSARYフェス装備召喚第3弾で追加された。
阿修羅真打 
「阿修羅真打【III】」。FF3共鳴の刀。レア6。風属性強化【小】の効果を持つ。
オニオンナイトの覚醒奥義「可能性の極致・力?」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
2020/2/7、FF3イベント「想い秘め旅立つ兵士」装備召喚第1弾で追加された。
FFEX 
刀の1つ。
FFBE 
「阿修羅(FFX)」。☆5の刀。攻撃+87。
装備時「因果応報」発動。効果は物理、魔法攻撃を受けると確率で敵1体の攻撃・防御・魔力・精神をダウン。
FF10イベント「ザナルカンド遺跡」で登場し、集めた「からっぽのスフィア」と交換することで入手可能だった。