いわゆる「バベルの塔」の正式名称。
バブイル(Bab-iru)とはアッカド語で「神々の門」を意味し、後世これがギリシア語読みされたのがバベル(Babel)である。
神を僭称する絶対権力者ニムロデ王(いわゆるマルドゥーク神)が天界を侵略し神を殺して自らが神の座につくために建設したという伝説上の塔。
天まで届く予定であったが、途中で絶対神の怒りに触れて粉々に砕かれ、おまけにそれが原因で王国が分裂してしまう。
→音楽/【バブイルの塔】
→モンスター/【バブイル】
→モンスター/【プロトバブイル】
→モンスター/【ロストバブイル】
FF4
世界最大の大きさを誇る塔。宝箱から内部まで、機械仕掛けの要塞となっている。
その巨大な佇まいは壮観であり、なんと地底から天を貫き地上へ伸びるほどの高さである。
さらに一層一層が広く、一度目の探索では全てを回りきれない。
二度目の探索でようやく見えている宝箱などを回収できるが、尚も全ての宝を回収できない。
なんと、そこから落とし穴で落とされるという古典的イベントを経てようやく全階層の探索が終了するのだ。
ラスダンを除けばFF4中最大のダンジョンと言える。
1度目の探索ではルゲイエ博士&バルナバとの戦闘があり、
2度目の探索では地上からの侵入を経てルビカンテとの戦闘がある。
3度目の探索を終えると、赤い翼の改造飛空艇ファルコンが手に入るのだが
それ以降は二度と探索が出来ないため注意が必要となる。
- ここの落とし穴をレビテトで回避できると思ったのは俺だけでいい。
- 1度目の探索後、塔から出る直前にゴルベーザによって階段を破壊されるが、その後も侵入可能。誰かが直したのだろうか。
- 正確には上記の2度目と3度目は地続きなので探索自体は二回。落とし穴に落ちると地上層(エブラーナからのルート)にはもう入れず、ファルコンを入手すると落とし穴から先のエリアには入れなくなる。地底側からは封印の洞窟をクリアするまでは再度探索が可能。
- GBA版でモンスター図鑑完成に注意すべきは、地底がフレイムナイト、キマイラ、アイズ、ナーガ。地上が雷精、ソーサラー。
- 1度目の探索時に、小部屋の宝箱でアイスアーマー・アイスシールドが手に入る。ドワーフの城でフレイム系の防具を買っていれば、ここで2人分の炎・冷耐性を両方揃えられる(同時に相反する弱点も消せる)。
- フレイム防具はゾットの塔でも手に入るので、そちらで手に入れているなら買う必要はなくなる。
- 同様にアイスブランドや氷の槍といった新武器もモンスター入り宝箱から無料入手出来て、
以後多くの敵の弱点を突いたダメージを見舞えるようになる。
実は、建物内の機械仕掛けの光っている部分のうち赤い部分は宝箱の色が使用されており
イージータイプでは宝箱が従来の物が使用されているため要塞の赤い部分とセットで宝箱が赤く光っている。
地上部分ではここの付近に非常に大きな穴が開いている。
そのためここから飛空艇で地上と地下の世界を行き来できそうだが
実際は不可能になっている。なぜなのかは不明。
塔のまわりに砲台があるから危険なのか、それとも意外と地下の方では狭まっているのか。
正確には、
地底部(上記1度目)は高層階でファルコンへの道(同3度目)と階層が被っている(壁を隔てているだけ)。
落とし穴で落とされた先の階とルゲイエのいた階が同じである。
(ゼムスに操られた)ゴルベーザが世界中のクリスタルを集め、セットしている塔。
地上・地底合わせて8つのクリスタル全部がこの塔に揃うと、月との間に次元エレベータを作動させ、
それによって月からバブイルの巨人がやってくる。
そのバブイルの巨人を使って世界を焼き払い、移住しようというのがゼムスの企みであった。
なお、8つのクリスタルが揃うと、バブイルの塔は虹色に発光し、中に入れなくなってしまう。
アイズから貴重なアラームを集めたい人は注意すること。
- 8つのクリスタルが揃うタイミングは、封印の洞窟でカインが裏切った時。
ルビカンテ撃破後、落とし穴に落ちた後、地下層7階の扉を調べると、なぜか「地獄の爪」が手に入る。
ファルコンを入手してからは二度と入れない所なので注意しよう。(SFC版限定)
最も、地獄の爪がこの時点で役に立つかは不明なので無理に取る必要はないかも
バブイルの塔はエブラーナに存在する。このナゾの塔をエブラーナの人々はどういう目で見てたんだろ。
GBA版では、飛空艇使用中でも建物を立体的に表現しようとする処理が使われる。
これにより、バブイルの塔はあまりにも高いため、飛空艇で上空を通過できない仕様となった。
同じ理由で月の民の館も上空を通過できない。この処理はFF4TAでも共通。
それほど高い塔だがゲーム内で訪れるのは全て地下部分である。
塔である必要性があまり感じられないというのは禁句。
- エブラーナの洞窟から入って少し進むとワープゾーン(ルゲイエ戦前にルビカンテが使っていた奴)
の出口があるから、
少なくともそこから先は地上と考えていいのでは? - 月につながる次元エレベーターがあるのだから、塔でなければいけないのだろう。むしろ地下ン階まである必要性があまり感じられないというのが禁句。
- いやいや、次元エレベータを稼動させるために「地底にある闇のクリスタルも必要」だから、地底から直接闇のクリスタルを運搬できることは重要。
- 粒子加速器か何かみたいに、次元エレベーターを駆動させるために一定の長さが必要だったのかも。
地上に全て作らなかったのは流石に技術の限界だったとかそんなんで。
次元エレベーターを使えば、ED後で離れて行った月にいつでも行けるんじゃ…とか思ってしまった。
- 次元エレベーターのちょっとした応用だ。
本編では誰がいつこの塔を作ったのか、触れられていない。
おそらくは月の民が将来の移住計画のために作ったものを、ルゲイエが兵器を付けたりして改造しているのではないだろうか。
封印の洞窟クリア後は入れなくなるためSFC版の64階層バグでヤンを最後まで連れまわす場合でも地底のバブイルの塔では猫の爪、グリーンベレーといったヤン向けの強力な装備が手に入るため封印の洞窟をクリアしてカインが裏切る前に回収しておくこと。
その場合でもしもルゲイエを倒してしまったら、ルゲイエの鍵を鍵の掛かった機関室の扉で使ってから速やかに帰ること。でなきゃアイテム欄を一つ圧迫することになるし、勿論本来ヤンが離脱する機関室の中に入ってはいけない。
当たり前のように堂々とそびえているが、地上世界ではこの塔に言及する者がまったくいない。
人々はこの塔を、どういう物だと思っているんだろうか?
月のクリスタルによると(「バブイルの塔が破壊され、ゼムスの封印が解けました。 これでゼムスの下まで行けるはずです。」)バブイルの巨人の誕生により塔は破壊されたらしいが、その旨のセリフを聞けるようになってから青き星に戻っても外見は変わらない(クリスタルが持ち出されたためかバリアは消えているが)。
巨人クリア後にバリアが消えたにもかかわらずエブラーナ兵には相変わらず危険だと言われて行く手を阻まれ、地底からも入れないが、フースーヤたちによって内部が破壊されたのだろうか?
- ↑ フースーヤは「私なら入れる」とは言ったが、セシルたちと入ったのは「バブイルの巨人」の中の「制御室」。これを破壊して巨人の動きを止めた。
- 次元エレベーター発動の過負荷で内部が壊滅したのでは。
バブイルの塔とゾットの塔
中身が似ているのでたまに間違えられる[SFC系列限定]。
- DS版以外はかなり似ている。
- しかも月の遺跡にある記憶のフロアでは、ゾットの塔を再現した場所でバブイルの塔の曲が使われているため、なおさらである。
グラフィックパーツが似ている(というか同じ?)だけでなく
宝箱も周りの風景に溶け込んでしまっているのでとても見分けにくい。
ちなみに、イージータイプではバブイルの塔とゾットの塔でも普通の宝箱と同じ絵なのですぐ分かる。
DS版では色から何から全然違うため、間違えることはなくなった…はず。
バブイルの塔もゾットの塔も高度な機械で構成されている。ゾットの塔も月の民に何か関係があるのかもしれない。
- ところでゾットの塔ってどの辺にあるんだろう。
単にフロア内のグラフィックが似ているだけではない。出現モンスターもかなり似ている。
ブリーズビースト(ゾット)とフレイムドッグ(バブイル)、マリオン(ゾット)とフラウドパペット(バブイル)(しかも両方ともマリオネイター付き)、ヘルタートル(ゾット)とマグマントータス(バブイル)、ブリズリザード(ゾット)とくろとかげ(バブイル)、パープルババロア(ゾット)とホワイトムース(バブイル)
………ここまで共通点があれば、混同するのも頷ける。
単純に似ているなら別にどうということもない。
しかしGBA版からの月の遺跡で両方の記憶のフロアが登場する。
そしてBGMが両方ともバブイルの塔なのである。
出現モンスターは違うのでエンカウントすれば見分けはすぐにつくが、
ストーリー本編でモンスター図鑑に記録せずここで図鑑記載を狙っているならば
両者のフロアを混同しないようにしたい。
某裏技本では「バブイルの巨人」を「ゾットの巨人」と間違った名前で記載されている例すらある。
- 角川書店刊・マルカツスーパーファミコン Vol.19(1991年11月8日発売)・107頁の裏ワザコーナーでの包丁の入手法紹介において「ゾットの巨人が誕生するとこのイベントは発生しなくなる」と記述がある。
PTメンバーだけでも大体見分けが着く。まずは通常プレイのケースから
テラとシドがPTにまだいるならゾットの塔確定。
テラとシドがもういない、エッジもまだいない、ヤンがまだいれば地底のバブイルの塔確定。(もっともカインがしょうきにもどる前ならエッジ連れて寄り道できるがw)
ヤンがもういない、エッジがいれば地上のバブイルの塔確定。
以下はSFC限定64階層バグでの場合だが
エッジいなくてヤンが地上のバブイルの塔にいるorカインいなくてヤンとエッジとフースーヤのいずれか2人がPTにいれば64階層バグ使用確定兼地上バブイルの塔確定。
FF4(DS版)
OPではその壮麗な外観をたっぷり拝むことができる。
その壮麗さは前作のクリスタルタワーにも引けを取らない。
外観は円柱の塔とハッキリわかる外観だったSFC版から大きく変わり、上に向かってそそり立つ円錐状の水晶といった風情に変わった。
地底から入ると、なんとB13Fという表記が出る。地上から入ると最初からB1F。
1階層の高さは定かでは無いが、わずか地下13階程度で地底の一番下まで行けるというのはどうなのだろうか。
DS版に限った話じゃないが、地下1階から地下13階まで落とされたら無事ではすまないと思うのだが何故かHP等は減っていない。どういう事なのだろうか…
- そこはゲームですから…
- ↑ 落されたのはクリスタルルームの地下5階から地下6階。一階層落ちただけなのでは?
地底側のB13Fに氷の矢があったのが、ハイポーションと非常口に変更。但し、後者は地底側・地上側共に使えない罠。
他、地上側のB2Fにあるオーガキラー入りの宝箱で出現するバーサオーガの出現数が4体から3体に減り、クリスタルルーム付近にあった82000ギルが10000ギルに激減し、クリスタルルームから落とされた直後にあったハイポーションがなくなっている。
踏破率100%にすると、地底側に於いてB13Fでは南極の風5個、B12Fでは北極の風3個、B11Fでは白い牙1個、B10Fではハイポーション5個、B9Fでは万能薬5個、B8Fではエーテル2個、B7Fではエリクサー1個がそれぞれ貰える。
地上側だとB1Fではボムのかけら5個、B2Fではボムの右腕3個、B3Fでは赤い牙1個、B4Fではエクスポーション3個、B5Fではエリクサー1個がそれぞれ貰える。
B7FとB8Fは、地底側と地上側を跨って初めて踏破率を網羅できる。また、B6Fでは何も貰えない。
FF4CC(Interlude)
本シナリオの最終ダンジョン。塔の異変に気づいたセシル一行が訪れる。
フロアごとにいるボスを倒しながら進んでいく。
途中エッジと合流し、最後はリディア?と戦う。
FF4TA
謎の少女が世界各地から強奪したクリスタルを次元エレベーターで月に運ぶために可動させた。
エッジ編で塔の異変に気付いたエッジ(と四人衆)が潜入し、探索する事になる。
謎の少女から逃げる時、昔ルビカンテが仕掛けた(と思われる)落とし穴を使って地底側まで降りる事になる。
何故か前作と落とし穴の位置が違うのだが、そこに突っ込んではいけない。
- 高度な機械で構成されてる塔だから、セキュリティが勝手に作動して時々内部構造が変化するのでは?と頑張って解釈してみる。
FF14
Lv83インスタンスダンジョン「魔導神門 バブイルの塔」として登場。
元は帝都魔導城であったが、アニマのテンパードと化した帝国民によって異形の巨塔へと造り替えられた。
ダンジョン攻略時には物資搬入列車に乗り込み、地下から塔を駆け上がることになる。
最上層には月への転送装置が設置されており、主がいなくなった後も移動経路として用いられることがある。
- BGMはゾットの塔とは違い、本作オリジナルのガレマルドのアレンジとなっている。
FFT
地底の奥深くから天空まで伸びていると云われる伝説の塔。 「巨人の塔」とまで呼ばれるこの塔は、伝説の大崩壊にも朽ち果てることなく、 旧文明を伝える貴重な遺跡である。
- これってもしかして大灯台のことじゃね?
中に凶悪モンスターたちがいるかは別として
FFL2
全50階層の塔。ストーリーの進行によって5フロアずつ解放されていく。
最終的に全フロアが開放されるのはエウレカ編終了後なので実質的な裏ボス&ダンジョンも兼ねている。
1フロアをクリアするごとに幻石が手に入るので解放され次第進めていくとストーリーを楽に進めることができる。
ここで手に入るポイント(バブイルポイント)で便利武器や各種アイテムと交換できるのでレベル上げや金稼ぎはここで行うのが基本となる。
最上階にいるボスはプロトバブイル。