FF2
なんか、気の抜ける響き。今は「エリクサー」として活躍。
Elixir。イリクサー、エリクシルなど読み方がいっぱいある。
綴りからすればエリクシャーの方が本来の響きに近い。
- 綴りに"i"が含まれてはいるが、少なくとも英語では/ɪlíksɚ/もしくは/əlíksɚ/なのでFF3以降のエリクサーが妥当。
FF2の頃は、エリクサーはこういう名前だった。
リメイクでもPS版まで引き継がれている。
皇帝陛下もお使いになる…全回復するらしいが、もともとHPが低いので無視して殴るべし。
- 皇帝陛下のは何故か一回の使用でMPを10消費する。恐らく「ゆみ」と同じく特技扱いなのだろう。
もちろんアスピル等でMPを0にすると使えなくなります。
なお、MPを10消費するのはアイテムの方のエリクシャーも実は「エリクサー10」が
字数制限で「エリクサー1」になったからだとか。- とある戦車RPGには「まんたーんドリンク!」をしてくるアイツがいるが、これにはそれほどのインパクトは無い。エリクサー10(笑)。
- もしラスボス版皇帝陛下がエリクシャーを使って来たら…
全回復ではなく、4000ほどしか回復しない。味方のHPを底上げして使ってみればわかる。
- FC版で戦闘中に使用した場合は魔法威力100・命中率100%の回復魔法扱い。なので魔法ヒット数を超えた回復量にはならない。レベル10と仮定すると回復量は最低2000なので皇帝が使う分には間違いなく全回復である。
- ちなみに魔法レベル10では回復量4000は限りなく最大乱数(2000~4000)であり、実際には出現し得ない数値*1であるため、レベル10という風説は少なくともFC版では誤りである可能性がある。
- リメイク版以降では「回復量=最大HP・MP-現在HP・MP」となっているため、確実に全回復するようだ。ちなみに全回復している状態で使用するとHP・MPともに回復量がゼロと表示される。
すべての道具屋で買えるが、なんと50000ギルもする。
金に困らなくなる終盤でもさすがにここまで高いと大人買いする気にはなれない。
最終決戦用といったところか。
- そもそも、全回復アイテムが購入出来る時点でスゴイとしか言えない。
- もっとも、既にFC版桃太郎伝説で店売りの全回復型自動復活アイテムがあったのだが
- 本作のアイテムはバトルへの持ち込みが2つに限定されているわ、持ち歩ける数も少ないわで異常に不便であることを考えると、
回復量の少ないエーテルなんぞよりよっぽど便利な代物ではある。エーテルの20倍の売値は伊達ではない。
闘技場、ポールの隠し部屋に1つずつ、パラメキア城のお宝部屋に3つの合計5つが宝箱に入っている。
闘技場のものは時期の関係上換金してしまうのも良いが、残りの4つは取っておくといいだろう。
長ったらしいラスダン攻略時の保険として大いに役立つ。
- ランドモルボルやデスライダーが低確率でドロップする。どちらも長丁場のダンジョンの道中で出現するモンスターなので、ドロップしてくれたらありがたいところ。
もっとも、デスライダーはリボンも持っているため、そちらを狙っていたら気づいたらかなり溜まっていることも。
FF2(GBA版以降)
GBA版以降は表記が「エリクサー」に統一。
同作ではアイテムの価格が全体的に低下して購入しやすくなった中、エリクサーは50,000ギルの価値を維持している。流石。
ただアイテム所持数制限の撤廃とエーテルの価格低下により、若干存在感は薄れたか。
Soul of Re・birthのマハノンでも販売され、
謎の洞窟で拾える他、マザーラミアとヤマタノオロチが落とす場合がある。
謎の宮殿の深奥でコウテツキョジンを狩ったりする際にエーテルと共に買い込んでおくと便利。
購入額も馬鹿にならないが、元手は周りのモンスターからの報酬で十分賄える筈。