FF2(GBA版以降)
マハノンの町北のワープゾーンを進むと行くことの出来る、Soul of Re・birthのラストダンジョン。
構造は今までの例によってパンデモニウムを反転させた物である。
ここの最深部で竜巻での死後分かれた皇帝の善の部分と対面することになる。
名前の由来は、ユダヤ教における天国の7つの層の中心に位置し、神が住まうとされている第七天から。
パンデモニウムと対になる名前として付けられたと推定される。
- マップはパンデモニウムを左右反転させたもので
色合いも禍々しさを感じさせるパンデモニウムに対し、まさに「天界」というような明るい色合い。
といっても出てくる敵の凶悪さはパンデモニウムをしのぐ
ゲーム中での表示は「謎の宮殿」。アラボトという名はラスボスとの会話で初めて明かされる。
ラストフロアはパンデモニウムのそれをやや明るくしたような部屋。
ここの主になった善皇帝は許しを請うつもりらしいが、話を聞いてみると
彼は良心まで腐っていることがわかる。その内容は悪皇帝より始末が悪く
思いっきり上から目線で、謝罪という名の押し付けをしてくる。
やっていることがサガの神とほぼ同じである。
手加減せずにウボァーさせてあげよう。
パンデモニウム同様、実力行使で制圧したのだろうか。バイタリティ溢れる姿勢は見習いたい所である。
サタナジュニア・カオスライダー・オルカト・カトブレパスなど状態異常攻撃を使う敵が多い。
耐性がないとかなり苦戦するので、いかに早く耐性装備を入手できるかがカギ。
リチャードがリボンや白のローブを持参していれば多少マシになるが、それだけでは数が足りない。
リボンを守るコウテツキョジンがエクスカリバーを落とすまで粘れば、2人分の耐性を完全カバーできるのでお勧め。
- いざというときに備えて金の針を持っておくと便利(カオスライダーのデスペル→ブレイクでエスナ使いが石化したら大ハマリになってしまう為。全員が高レベルエスナを持っているなら別だが)。
- サタナジュニア、オルカトは1Fの時点で既に出現してる他、カオスライダーは2Fから(群れて現れるのは3Fから)、カトブレパスは3Fから出現する。
因みに、その他の強敵は、1Fの段階で既にリルマーダー、キマイラブレインが、2Fの段階からゴールドゴーレム、モルボルワースト(群れて現れるのは3Fから)、マザーラミア、ブラックドラゴンが、3Fの段階からダークベヒーモスが出現する。
天界にそびえ立つ宮殿ではあるものの天使が迎えてくれるような事は無くパンデモニウムを彷彿…いや、パンデモニウムよりも凶悪なモンスターが次から次へと襲い掛かってくる。この世界の死後の世界は天国でも地獄でも悪夢のような場所のようだ。