モンスター/【デスライダー】

Last-modified: 2023-10-02 (月) 01:19:39

FF2

騎士系最強モンスター。下位に親衛隊黒騎士がいる。
通常物理攻撃にHP吸収効果がある。弱点は炎属性。
死属性(デスの魔法)を吸収する。
性質的にアンデッドに見えるがアンデッドではなく、ケアルやレイズを攻撃目的では使えない。
FF2の「ドレイン打撃(HP吸収物理攻撃)」は相手のHPが高ければ高いほど与えるダメージが高まるため、
回避率が低いと尋常でないダメージで瞬殺される。
皇帝(ラスボス版)アスタロートも同じ攻撃特性を持っている。


パンデモニウムの最初のフロアにミスリルゴーレムと一緒によくウロウロしているため、
死ぬ思いでジェイドをクリアした多くのプレイヤーを絶望のドン底に叩き落したものであった。
しかし回避率を鍛えていれば一気にザコ化し、リボンサンダースピアをドロップする「カモモンスター」に急落する。

  • コイツといい、アスタロートといい、皇帝陛下といい、パンデモニウムでは回避率の重要さを「これでもかッ!」と言わんばかりに教えてくれる。自分は何も知らずに強行突破したが…。
    • おいおい、クアールモルボルグレートも忘れないでくれよな。
    • ちなみに攻撃回数はモルボルグレートと同じ。モルボルグレートの攻撃に当たらなければ、こいつの攻撃も当たらない。
  • 回避率を上げすぎて物足りないと感じたら、コイツにヘイストをかけてから戦いましょう。

「FF2デスライダーの恐怖」を知っているかどうかで、
古参(ベテラン)のFFプレイヤーかどうか、わかる気がする。


攻略本には「パラメキア帝国最強の騎士」との記述がある。
それなら何故パラメキア本城に登場せず、地獄の城の方にのみ登場するのだろうか。
すでに帝国とは関係ない人ならざるものの世界のはずなのに。
あえて皇帝が連れてきたのか、本当に魔物の類なのか、細かい突っ込み自体が野暮なのか。

  • たぶん今まで倒されてきた騎士系モンスターが皇帝の力で強力になってきたのでは?

FC版徳間書店の攻略本では何故かこのモンスターだけ紹介されなかった。
ラスボスとしての皇帝が無いのは当然だが、
他のパンデモニウム出現モンスターはちゃんと紹介されており、
ラスダンのネタバレ防止という訳でもないようなのが謎。

  • 同じくモンスターデータに記載のなかった「こうていののろい」は
    「おたからリスト」に名前が挙げられているが、こいつは「おたからリスト」にすら載っていない。
    • お宝一覧表にはちゃんと載っている。

攻撃力自体も高いので、こちらのHPが1000くらいだとブラッドソード効果を考慮しなくても十分強い敵。
普通ではブリンクで対策するしかないだろう。


パンデモニウムの下層部で最大4体もの群れで出現するが、
中層ではミスリルゴーレムとこいつ(1体か2体)の組でしか出現しない。
また、クアールとは違い、6F以降は出現しない。


デスライダーのみのパーティなら逃げられるが、ミスリルゴーレムとともに現れた場合は逃げられないので要注意。

  • デスライダーが3体以上出現すると、サイズの関係でミスリルゴーレムは出現できない。
    そのため、「デスライダーのみのパーティなのに逃げられない」というバグみたいな現象が起きることがある。
    • 因みに、上記の現象が起こり得るのはFC版だけである。WSC版以降は修正されている。

GBA版では、さらに強力で魔法も使いこなす上位種カオスライダーが登場した。

FF6(GBA版)

Lv76、HP30000、MP1200、種族:人間/アンデッド魔法生物
攻撃力48、防御力150、命中180、素早さ65。
回避率20、魔力19、魔法防御150、魔法回避20。
弱点属性:炎・毒。吸収・無効化属性なし。
有効な状態異常:バーサク、睡眠、暗闇、毒、沈黙、スロウ、プロテス、レビテト、シェル、ヘイスト、リフレク、スリップ。
行動:
通常

  • 1ターン:暴走/デス/ブラスター
    2ターン:フリジングダスト/ポルターガイスト/メタルカッター
    3ターン:ハイパードライブ(100%)

ダメージ/回復カウンター

操る:たたかう/ぼうそう/デス/メタルカッター。スケッチ:ハイパードライブ/メタルカッター。あばれる:不可。
盗み:なし。落とすアイテム:通常枠なし/レア枠レッドジャケット。
変化:不可。
EXP:5000。獲得ギル:6600。


GBA版エクストラダンジョンに出現する。
そのグラフィックはヘルズハーレーダンテトライアライドの色違いバージョンである。


単体で出現するが、ハイパードライブポルターガイストデスブラスターフリジングダストなどの凶悪技を多用する。
しかし、アンデッドなのでレイズを使えば一撃で倒せる。
また、こちらが攻撃を加えると100%の確率で通常の2倍威力の物理攻撃「暴走」2回でカウンターを仕掛けてくる。アンデッド系はレイズや聖水ならHP0カウンターは使われない。

  • エンカウントと同時に、1/3の確率でいきなり「ブラスター全体がけ」をかましてくる事もあるため、PT全員が即死耐性無しの状態だと、エンカウントした瞬間に即全滅もあり得るので要注意。

見ため的にはFF2オリジナルを意識しているが、攻撃方法そのものは全く違う。
コイツのハイパードライブは8000ダメージを超える。
真ジークフリードより高威力なのは、正直驚き。
レイズで瞬殺できるものの、この『高火力』ぶりはFF2のオリジナルゆずりなのかも。


メタルカッターも使用する。
また、種族が人間系でもあるのでマンイーターなんかも有効な他、
アンデッドながら魔法生物でもある為にMPを枯渇させても倒せる。


睡眠バーサク耐性がないため、
眠らせてアルテマ連発か、バーサクをかけてから、味方にファントムを召喚してしまえばもう安全である。

  • 正攻法で戦う場合、「アルテマウェポン乱れうち」は現実的ではないかも。
    ファイナルアタックの「何もしない」が設定されていないので、倒してもカウンターで「暴走」を2連発くらう羽目になる。

アースイーター戦で全員透明にしていると、こいつやアーモデュラハンの全体ブラスターで全滅する。SFC版でバニシュデジョンをかまされたモンスターの気持ちが味わえるだろう。
幸いGBA版では透明でも即死耐性は無視しないので、試練の回廊エリアではセーフティビットを手放さないようにしよう。

  • ダンテ同様アンデッドだが、毒属性に弱いという変わった体質をしている。人間種族の体質に準じているのか。一方で、アンデッドらしく炎属性にも弱い。
    暗闇沈黙スロウスリップ状態にもさせられる。

倒すと12.5%のレア枠でレッドジャケットを落とす。


魂の祠では第3グループの第5戦目で稀にグラシャラボラスオリエントデビルストールンベアの組み合わせの代打で登場する。

FFL

暗黒騎士編のチャレンジダンジョンのボス。


サイレス」「ダーク」を使ってくる。序盤はザコ。
だが5・10ターン目に「スピードアップ」を使用し、
単体に約1000の大ダメージを与え一定時間離脱させる「イジェクト」、
全体にMPダメージ+混乱の「ミッシング」を乱発してくる。
(どの技も最初から使うときもあるが、発狂後に頻度が増す)
魔法攻撃に対してスロウで反撃するが、物理攻撃には反撃しない為、
ねじりはちまき」を装備できるモンクレンジャーあたりで「ストライク」を、
グラムは敵が発狂してから自身を「ラストリゾート」で強化して「暗黒」を連発するといい。
踏み込む」を使えば「ストライク」で約1000ダメージ与えられる。「踏み込む」の後に「プロテス」をかけたり「HP20%アップ」を使えば「踏み込む」による防御力低下分を補える。
回復は赤魔道士あたりでひたすら「ケアルラ」。
ダメージも与えようと「シルフ」を使うと反撃のスロウでヤバいことになる…っていうかなった。


ボスからはギルとEXPは得られず、宝箱を開けたあと戻ってくる場所は宿屋のカウンターの前。
なのでグラムはいきなり「ラストリゾート」を使い、そのまま戦闘不能になるまで「暗黒」でOK。
速さも上がるため攻撃の機会も増える。倒れたらほったらかし。
運がよければ戦闘不能になる前に勝てる。