FF2 
騎士系最強モンスター。
通常物理攻撃にHP吸収効果がある。弱点は炎属性。
死属性(デスの魔法)を吸収する。
性質的にアンデッドに見えるがアンデッドではなく、ケアルやレイズを攻撃目的では使えない。
FF2の「ドレイン打撃(HP吸収物理攻撃)」は相手のHPが高ければ高いほど与えるダメージが高まるため、
回避率が低いと尋常でないダメージで瞬殺される。
皇帝(ラスボス版)やアスタロートも同じ攻撃特性を持っている。
パンデモニウムの最初のフロアにミスリルゴーレムと一緒によくウロウロしているため、
死ぬ思いでジェイドをクリアした多くのプレイヤーを絶望のドン底に叩き落したものであった。
しかし回避率を鍛えていれば一気にザコ化し、リボンやサンダースピアをドロップする「カモモンスター」に急落する。
- コイツといい、アスタロートといい、皇帝陛下といい、パンデモニウムでは回避率の重要さを「これでもかッ!」と言わんばかりに教えてくれる。自分は何も知らずに強行突破したが…。
- 回避率を上げすぎて物足りないと感じたら、コイツにヘイストをかけてから戦いましょう。
「FF2デスライダーの恐怖」を知っているかどうかで、
古参(ベテラン)のFFプレイヤーかどうか、わかる気がする。
攻略本には「パラメキア帝国最強の騎士」との記述がある。
それなら何故パラメキア本城に登場せず、地獄の城の方にのみ登場するのだろうか。
すでに帝国とは関係ない人ならざるものの世界のはずなのに。
あえて皇帝が連れてきたのか、本当に魔物の類なのか、細かい突っ込み自体が野暮なのか。
- たぶん今まで倒されてきた騎士系モンスターが皇帝の力で強力になってきたのでは?
FC版徳間書店の攻略本では何故かこのモンスターだけ紹介されなかった。
ラスボスとしての皇帝が無いのは当然だが、
他のパンデモニウム出現モンスターはちゃんと紹介されており、
ラスダンのネタバレ防止という訳でもないようなのが謎。
- 同じくモンスターデータに記載のなかった「こうていののろい」は
「おたからリスト」に名前が挙げられているが、こいつは「おたからリスト」にすら載っていない。- お宝一覧表にはちゃんと載っている。
攻撃力自体も高いので、こちらのHPが1000くらいだとブラッドソード効果を考慮しなくても十分強い敵。
普通ではブリンクで対策するしかないだろう。
パンデモニウムの下層部で最大4体もの群れで出現するが、
中層ではミスリルゴーレムとこいつ(1体か2体)の組でしか出現しない。
また、クアールとは違い、6F以降は出現しない。
デスライダーのみのパーティなら逃げられるが、ミスリルゴーレムとともに現れた場合は逃げられないので要注意。
- デスライダーが3体以上出現すると、サイズの関係でミスリルゴーレムは出現できない。
そのため、「デスライダーのみのパーティなのに逃げられない」というバグみたいな現象が起きることがある。- 因みに、上記の現象が起こり得るのはFC版だけである。WSC版以降は修正されている。
GBA版では、さらに強力で魔法も使いこなす上位種カオスライダーが登場した。
FF6(GBA版) 
Lv76、HP30000、MP1200、種族:人間/アンデッド。魔法生物。
攻撃力48、防御力150、命中180、素早さ65。
回避率20、魔力19、魔法防御150、魔法回避20。
弱点属性:炎・毒。吸収・無効化属性なし。
有効な状態異常:バーサク、睡眠、暗闇、毒、沈黙、スロウ、プロテス、レビテト、シェル、ヘイスト、リフレク、スリップ。
行動:
通常
- 1ターン:暴走/デス/ブラスター
2ターン:フリジングダスト/ポルターガイスト/メタルカッター
3ターン:ハイパードライブ(100%)
ダメージ/回復カウンター
- 1ターン:二連続行動(100%)。暴走→暴走
- ファイナルアタックに「何もしない」は設定されていない
操る:たたかう/ぼうそう/デス/メタルカッター。スケッチ:ハイパードライブ/メタルカッター。あばれる:不可。
盗み:なし。落とすアイテム:通常枠なし/レア枠レッドジャケット。
変化:不可。
EXP:5000。獲得ギル:6600。
GBA版エクストラダンジョンに出現する。
そのグラフィックはヘルズハーレー、ダンテ、トライアライドの色違いバージョンである。
単体で出現するが、ハイパードライブやポルターガイスト、デス、ブラスター、フリジングダストなどの凶悪技を多用する。
しかし、アンデッドなのでレイズを使えば一撃で倒せる。
また、こちらが攻撃を加えると100%の確率で通常の2倍威力の物理攻撃「暴走」2回でカウンターを仕掛けてくる。アンデッド系はレイズや聖水ならHP0カウンターは使われない。
- エンカウントと同時に、1/3の確率でいきなり「ブラスター全体がけ」をかましてくる事もある。
見ため的にはFF2オリジナルを意識しているが、攻撃方法そのものは全く違う。
コイツのハイパードライブは8000ダメージを超える。
真ジークフリードより高威力なのは、正直驚き。
レイズで瞬殺できるものの、この『高火力』ぶりはFF2のオリジナルゆずりなのかも。
メタルカッターも使用する。
また、種族が人間系でもあるのでマンイーターなんかも有効な他、
アンデッドながら魔法生物でもある為にMPを枯渇させても倒せる。
睡眠とバーサク耐性がないため、
眠らせてアルテマ連発か、バーサクをかけてから、味方にファントムを召喚してしまえばもう安全である。
アースイーター戦で全員透明にしていると、こいつやアーモデュラハンの開幕全体ブラスターで全滅する。SFC版でバニシュデジョンをかまされたモンスターの気持ちが味わえるだろう。
幸いGBA版では透明でも即死耐性は無視しないので、試練の回廊エリアではセーフティビットを手放さないようにしよう。
倒すと12.5%のレア枠でレッドジャケットを落とす。
魂の祠では第3グループの第5戦目で稀にグラシャラボラス・オリエントデビル・ストールンベアの組み合わせの代打で登場する。
FFL 
暗黒騎士編のチャレンジダンジョンのボス。
「サイレス」「ダーク」を使ってくる。序盤はザコ。
だが5・10ターン目に「スピードアップ」を使用し、
単体に約1000の大ダメージを与え一定時間離脱させる「イジェクト」、
全体にMPダメージ+混乱の「ミッシング」を乱発してくる。
(どの技も最初から使うときもあるが、発狂後に頻度が増す)
魔法攻撃に対してスロウで反撃するが、物理攻撃には反撃しない為、
「ねじりはちまき」を装備できるモンクかレンジャーあたりで「ストライク」を、
グラムは敵が発狂してから自身を「ラストリゾート」で強化して「暗黒」を連発するといい。
「踏み込む」を使えば「ストライク」で約1000ダメージ与えられる。「踏み込む」の後に「プロテス」をかけたり「HP20%アップ」を使えば「踏み込む」による防御力低下分を補える。
回復は赤魔道士あたりでひたすら「ケアルラ」。
ダメージも与えようと「シルフ」を使うと反撃のスロウでヤバいことになる…っていうかなった。
ボスからはギルとEXPは得られず、宝箱を開けたあと戻ってくる場所は宿屋のカウンターの前。
なのでグラムはいきなり「ラストリゾート」を使い、そのまま戦闘不能になるまで「暗黒」でOK。
速さも上がるため攻撃の機会も増える。倒れたらほったらかし。
運がよければ戦闘不能になる前に勝てる。