FF6
野生児ガウの父親。
ゲーム中では「じじい」や「親父」と呼ばれる。
- この人が何歳の時にガウが生まれたのだろうか。
- ネットだと30代でもばばあ呼ばわりされたりするからじじいも結構若かったりして。
- 大切なのは年齢の数字ではなく見た目がいくつに見えるかだと思う。リルムが18歳のセリスの事を「年増女」と言っていたけど同い年のティナには何も言わなかった。この場合、セリスが老け顔なのか、ティナが童顔なのか、それともどっちもなのかはわからないが。
ガウの出産に立ち会った結果、妻の死と流血等の場面の凄まじさのため発狂し、
出産直後で血まみれであった息子であるガウをモンスターと思い込んで捨ててしまった。
ドマの北側に人里離れて一人で住んでいるが
ガウの出産を担当した産婆がニケアに住んでいる事から元々はニケアに住んでいたと思われる。余談だか、獣ヶ原の辺境のモブリスの村でも知られている。
- ゲーム中ではそのモンスターは「悪魔の子供」と表記されている。
現在ではマッシュ等の来訪者をしつこく修理屋扱いするが、
忘れっぽいのかその都度修理する対象が変わってしまっている。
- 何年も止まったままの時計、家のまわりに15mものびた草、
熱くて寒い部屋、ギシギシうるさくて眠れないベッド…
精神が崩壊した彼はそういう世界で生きているのかも。 - 15メートルってビル5階建てに相当するんですけど。って突っ込んでもこの爺さんは根本的に頭がおかしいから詮無いことだろう。もともと頭おかしい部類の人間だったがガウの絡みでそれが顕著になり老齢によるボケでそれが究極的になったタイプか。何があったのかは断片的にしかわからないがこんなアホ殴る価値すらない。マッシュが噴火した際にガウが止めたのは賢明だった。
- 精神が崩壊しているのに、世界が崩壊しても生きていけるだけの能力がある。
精神崩壊というより、我が子を捨てた罪悪感から現実逃避する事により逃げ回ってるだけ。
肉体的にはすこぶる健常者。
- 精神が崩壊しているのに、世界が崩壊しても生きていけるだけの能力がある。
- 余談だが崩壊後に会ったときにも修理屋扱いしていることと、わざわざ名指し(名前は呼んでないが)で腕がいいなどというあたり、マッシュはわざわざ何かを修理していたのだろうと思われる描写がある。(初対面時は)緊急時だったのにいい子だ。
- マッシュの場合ダンカンの元で修業生活を送っていたため、物品の簡単な修理位はできたのだろう。
何事でも技能を身につけておく事はたくましく生活するだけでなく、こういう時にも役立つのでもある。- 元々が機械王国フィガロの王子であることもあるだろう。
- マッシュの場合ダンカンの元で修業生活を送っていたため、物品の簡単な修理位はできたのだろう。
世界崩壊前は彼の家にガストラ帝国の下級兵士の格好をしたチョコボの道具屋さんが定期的に行商に来ている。
世界崩壊後にマッシュの配慮でガウが自分の息子であると紹介されるが感動の再会どころか、
彼は息子に対して出産時の姿の恐怖や息子を捨てた事への後ろめたさからくる恐怖を語るだけであった。
父親に恐怖の存在として扱われながらも、父親が生きているというだけで幸せと語るガウの姿は涙ぐましい。
- マッシュがいくらおめかししたガウを息子だと紹介しても、精神が崩壊した彼に言葉は届かず、「悪魔の子」「化け物」呼ばわりするどころかガウの誕生自体を「悪夢」の中の出来事と片付けてしまう。
そんなガウの父親にマッシュは「このじじい!言わせておけば……ガウの気持ちも考えないで!ブンなぐられたいか!?」と激昂するが、ガウが間に入って制止する。
FF6らしいほろ苦さを含んだイベントである。 - 両親に会いたくてももう会えないマッシュ(とエドガー)からすれば、死んだと思っていた息子が無事に生きていて再会できたのに親がこんな態度ではブチ切れるのも当然の反応だろう。
妻子を殺されたカイエンも同じような感想を持つはず。一方、経緯は違うが同じく家族を捨てた身であるシャドウにとっては耳が痛いやりとりかもしれない。
マッシュルートで仲間になる4人は全員「親子」がキーワードになっているのが興味深い。 - この男は「子供をつくるか、つくらないか」選べたが、ガウは「生まれてくるか、こないか」選べなかった。
ガウと対面した際、「あんたみたいなリッパな子を持った親は幸せじゃろうて」と語っている。
もし仲間達がちゃんと事実を教えてあげていれば、いつかは仲良く暮らせたのかもしれない。
また、この「あんたみたいなリッパな子」が誰を指すかはあいまいであり、以下のように解釈が分かれている。
解釈の前提として、見返せば解るがこの一連のイベントでガウの父親はマッシュとしか目を合わせて会話していない。
ガウの存在は黙殺して終始マッシュに対してだけ話をしていると取るのが自然。
- ↑いや、ガウから「オヤジ」と呼ばれて動揺しているのでガウの存在には認識しているわけだし、
じいさんもマッシュ個人を名指しせず「おまえ達」と言ってから、自分の過去を語り始めているわけで
むしろこの場にいる全員に向けて話している印象で、少なくとも「終始マッシュに対してだけ話をしている」わけではないと思う。 - リッパなあんたはマッシュのことだと思う
- フツーに考えてガウのことだろう。
- この時のガウはいい服を着てお行儀よくしてたしな。
- 小屋に入る前にマッシュがガウに対して「いいか?ガウ。立派になった自分を親父に見せてやるんだぞ」と話しかけるやりとりがあるので、それを踏まえてじいさんの言う「リッパな子」もガウのことを指していると思う。
- リッパな子供=ガウ、あんた=マッシュだろう。
「あんた」は「リッパな子供『を持った親』」にまで掛かっている。ガウは中年の男からあんた呼ばわりされるほどの年齢ではない。- それだと文章にならないだろう。「あんた」と「リッパな子供」は同一だ。
- 「あんた(マッシュ)みたいに、立派な子供(ガウ)を持った親は幸せだ」で、一応文章は成り立たなくもないんじゃない?「あんた」=「リッパな子どもを持った親」ならね。まぁ あんた=子供=ガウ だと思うけど。普通に考えてマッシュがガウの親って年齢には見えんだろう。
- ①ガウを相手(=「あんた」)として、「『あんたみたいなリッパな子』を持った親は幸せだろう」という意味に取る読み方、②マッシュを相手(=「あんた」)として、「あんたみたいな『リッパな子を持った親』は幸せだろう」という意味に取る読み方、いずれも文法それ自体はおかしくない。話の文脈からしてどちらの意味が自然かという話は、当然ながら別論。
- それだと文章にならないだろう。「あんた」と「リッパな子供」は同一だ。
- 同じ親でも悪魔が生まれてしまった(と思っている)不幸な自分に比べて、子供がまともなあんたは幸せだという台詞だと思ったんだが。
- ガウとマッシュを親子だと思うのは不自然だろう。
- 「あんたみたいなリッパな子供」はマッシュで、「親」はマッシュの親の事を指しているんじゃないの?
つまり、あんたみたいなリッパな子供(修理屋)を持った親は幸せだという事。
「リッパな子供」とガウに対して言っているのであれば、直後にマッシュが激昂するのもおかしい気がする。
実はこの男、精神異常者という割には相手の言葉はちゃんと聞き、尚且つしっかり理解している節がある。
(マッシュから「あんたの息子が生きていた」と言われて即座に「わしに息子なんかいない」と嘯きつつ息子が生まれた時の記憶を語る、相手を見て立派な姿であると認識する、など)
そのため捨てた息子への罪悪感から狂人のフリをしているという可能性もある。
もしそうであるなら、「あんたみたいなリッパな子供を持った親は幸せじゃろうて」という台詞は「息子が立派に生きていて、それだけで自分は幸せだ」という決して言えない心情を吐露したものであるのかも知れない。
- モデルは「アルプスの少女ハイジ」に出てるおんじだったりして、おんじも傭兵時代に(モデルになった第一次世界大戦前のスイスは今と同様バチカン市国の衛兵をしていた)人を何人も殺してしまったことで、神を信じられなくなり村から追い出されて山小屋に住んでいるって言う経緯がある
- それだけの応対をされたのにガウは、「オヤジ、生きてる、俺、嬉しい」の言葉で怒っている仲間をなだめている。
ガウ父にとってこの言葉は、息子が自分に送った感謝の言葉であり、逞しく生きてこれたことと仲間を気遣う優しさを同時に示す「最も聞きたかった言葉」である。しかし同時に「最も聞きたくなかった言葉」とも言える。ある程度ガウが自分の行いを責めて溜飲が下がることも、激昂することで自分の感情をぶつけることすら出来なくなったからである。
その後の描写はないが、以後も狂人のフリして罪悪感を背負ったまま生き続けると思われる。マッシュが激昂したように以後も他人に対し狂人という演技の殻に籠り、誰とも深く関わらず生涯を終えることを覚悟しているのかもしれない。- シャドウの生き方に共通点ありというのなら、このセリフに従っているとも言える。
ガウ曰く、酒の匂いは親父を連想させるようだ。のんべぇなのかもしれない。アル中?
- ガウが父親と触れ合ったのは生まれてから捨てられるまでのほんの僅かな期間。
流石にお産の時にまで呑んでたとは考えにくいので、妻を亡くした後にショックで酒浸りになっていたのだろう。- ちゃんとまともに相手の言葉を理解している当たり、アル中になるまでには至ってはない模様。
重度のアル中だったとしたらそもそもこんなとこで独り暮らしすることさえ不可能だろう。
- ちゃんとまともに相手の言葉を理解している当たり、アル中になるまでには至ってはない模様。
- 育児放棄する父親からガウを救おうと、外部の人たちは誰も手を差し伸べなかったのだろうか。
- ガウが生まれた時点で現在の辺境の一軒家に住んでいたのだとしたら、近所付き合いも何もあったもんじゃないだろう。
- ニケアに住んでいて、ガウを捨てた後であの家に住みはじめたのでは。
- ガウが生まれた時点で現在の辺境の一軒家に住んでいたのだとしたら、近所付き合いも何もあったもんじゃないだろう。
>ガウの出産に立ち会った結果、妻の死と流血等の場面の凄まじさのため発狂し、
という経緯を経てしまったのでは、これはある程度致し方ない話かと思う。
つーか父親を安易に立ち会わせちゃいかんよ産婆さんも……
- 立ち会ってさえいなければ妻の忘れ形見である息子を大切に育てただろうに。
- いきむ際の妻のすさまじい絶叫に焦って出産現場に駆け込んじゃったのかもしれない。
- 実際でもここまで酷くはないが、血まみれの赤ん坊を見てパニック状態に陥ったり卒倒したりする父親はよくいるそうだ。
なにげに先頭キャラによって、セリフが変わる。
出産によって妻が死亡し、立ち会っていた夫が発狂するということは、ありえるのだろうか。
- それ程に妻を愛していたのではなかろうか。
- お産の大変さをなめたらいけませんよ。
- 近代以降は医療レベルにもよるけど、女性の死因ナンバー1はお産。
- それだけメンタルが繊細な人だったんだよたぶん。
それにしてもスタッフはなぜこの人物を狂人にしたのだろう?ガウが捨てられる理由を作るだけなら狂人にするまでもないように思える。
- そんなこといいだしたら、エドガーがナンパ好きである理由が無いとかシャドウとリルムの関係を作る関係が無いとかになってしまう。
おそらく子供を捨てるような非道な親を書くよりかは自責の念で狂人となった男としたほうが深みが出るからだろう。 - この人物は、育児をしたくなかったのかもしれない。子供をつくっておいて。
左右や背後から話しかけても、一瞬振り向くだけで何も話してくれない。
会話をするには正面から話しかける必要がある。
左右等から決定ボタンを押しっぱなしにしておくと上記の動作を高速で繰り返すシュールな光景が見られる。
ガストラ皇帝が隠した秘宝が山が星形に並ぶ場所にあることを何故か知っており、皇帝の手紙を持っていけば教えてくれる。
いったい何者?
- 多分帝国の兵士がしゃべっていた事を何らかの形で小耳にはさんだのかも。
「狂人」と思われている老人相手に機密が聞こえたとしても、人は気にも止めないだろうが、運良く彼が正気に戻っていた時期に小耳にはさんだからこそ覚えていたのだろう… - 実際のところ彼は「ガウの父親」という以外の背景は一切不明。
もしかしたら昔は帝国内部、それも機密を知れるような立場にいたのか? - 皇帝の手紙関連のセリフは、恐らく開発途中に作られていた没会話で削除し忘れたものだと思われる。
恐らく、本来はロックと関わりがあるコーリンゲンのジーサンに言わせようとしていたのだろう。
二人ともおかしなキャラ付けだったので、ごっちゃになったまま忘れられてスタッフが修正もし忘れたのかもしれない。
精神異常になった(あるいはそのふりをしている)本当の理由は、出産の現場や血まみれの子をみたことではなく、「妻が自分の子を妊娠した結果死亡し、死にゆく妻を助けることが自分にはできなかったから」とかの可能性はないだろか。
- ゲーム中から読み取れる描写から、奥さんを深く愛していたのは間違いないだろう。
- 事情はどうであれ、こいつは被害者ではなく加害者だが。
- 確かにガウを捨てたのは許されることではないが、後に彼は発狂し(あるいはそのふりをして)孤独に生きることになる。
そういった意味では既に罰を受けているともいえる。 - 結果だけ見れば間違いなくガウは「捨てられた」のだし、我々から見たら「悪魔の子」なんて発想はおかしいようにも思えるが、当時の当人の状況や世界観を踏まえると、父を「子を捨てた加害者」というふうに見るのはいささか単純に過ぎるように思われる。もとよりガウが最も理不尽な目に遭った事実に疑いようはないが、母の忘れ形見となるはずだった子を気が動転した際の過誤によって自ら捨ててしまったという父のストーリーもまた、一つの悲劇であるといえるように思われる。
- 確かにガウを捨てたのは許されることではないが、後に彼は発狂し(あるいはそのふりをして)孤独に生きることになる。
- 事情はどうであれ、こいつは被害者ではなく加害者だが。
関連項目:ストーリー/【ガウをおめかし】