システム/【召喚獣バトル】

Last-modified: 2023-03-29 (水) 22:58:36

音楽/【召喚獣バトル】

DFFNT

アーケード版にはない、本作独自のバトルシステム。
プレイヤーキャラクター1体+COM2体 V.S. 召喚獣1体という形式でバトルを行うことができる。


基本的なルールとしては、

  • 召喚獣のHPを0にすると勝利。プレイヤーキャラクターが3回戦闘不能になると敗北(COMが戦闘不能になってもパーティーライフゲージは減らない)。
  • 召喚獣にHP攻撃を当てても「RESIST」と表示されHPダメージを与えることができない。しかし、ブレイブダメージを一定量与えることで召喚獣を一時的にスタン状態にすることができる。スタン状態の召喚獣は行動できず、受けるブレイブダメージがクリティカルとなり、HP攻撃がレジストされない。
    • キャラクタータイプによってスタンに必要なブレイブダメージ量が異なり、以下の通りとなっている。
      少ない:HEAVY<SPEED=UNIQUE<SHOOT:多い
  • 召喚獣のHPを半分まで削ると後半戦となる(前半戦ではどれだけ高ブレイブでHP攻撃を当てても半分までしか削ることが出来ない)。後半戦では開幕味方のブレイブが初期値にリセットされ、召喚獣になんらかの強化が加わる。

ストーリー上の召喚獣バトルをすべてクリアすると、召喚獣バトル専用のエクストラパネルが解放される。
そこでは全てのプレイアブルキャラクターで召喚獣バトルに挑戦できる他、難易度をNORMALからHARDに変更できる。
HARDでは上記のルールに加えて以下の条件が課される。

  • 召喚獣の攻撃力・防御力・基礎ブレイブ値がアップする。
  • 召喚獣は常にプレイヤーをターゲットする。
    • プレイヤーが戦闘不能の場合や、挑発・ホーリーチェーンによるターゲット固定時はその限りではない。
  • 仲間のブレイブが最大2000までしか上昇しない。

ストーリーでは、各グループにつき最低1回は召喚獣バトルが行われる。
その組み合わせは以下の通り。

グループ名味方キャラ召喚獣
グループAバッツ、クラウド、シャントットシヴァ
グループBフリオニール、ティーダ、ジェクトリヴァイアサン
グループCオニオンナイト、ヴァン、ヤ・シュトライフリート
グループDWOL、ガーランド、セシル、ノクティスバハムート
グループEティナ、スコール、ジタン、ライトニングラムウ
オーディン
ティナ、ジタン、クジャアレクサンダー

召喚獣バトルの立ち位置はなかなか不可解である。
グループA~Dではバトルに至る経緯などはテキストで軽く触れられるだけで、幻獣探索隊と評されるグループEのみがバトル前後のイベントシーンを与えられている。
グループCとEが合流するイベントではグループEの4人が3つの召喚石を披露するシーンがあるが、グループCもイフリート戦を経ているにも関わらずそのことには一切触れず、召喚石を入手した描写もない。
他にも召喚獣の力を求めて襲い掛かってきたはずの皇帝たちが直後のバトルで普通に召喚獣を呼び出せたり、そのへんのイミテーションも召喚獣を呼べたり、ニューゲーム時に天の声から貰った召喚獣を探しに行ったりなどツッコミどころ満載である。

  • あえて考えるなら、もしかしたらバトル中の召喚獣とは別個体なのかもしれない、とか皇帝も特定まではできんか、と彼らが何を手にしたか知らないので自分たちが持ってるのとはまた違う召喚獣が手に入ると踏んでいたのでは。

ラスボスたる神竜戦もこのシステムで行われる。


各召喚獣ごとに固有のボイスがあり、バリエーション豊かなボイスを聞くことができる。
中には巨人だの騎士だの大聖堂だのザラナーンだのシガイだの元の世界のワードが入ってたりする。
次元喰い(神竜)のセリフはだいたい「この世界を侵食すんじゃねぇ!」「世界食いやがって許さない」みたいな感じだったりする。

  • 原作を知っているとより楽しめる。4勢はアレクサンダーをバブイルの巨人と重ねていたり、セフィロスは英雄時代のようにイフリートを1刃で斬り捨てるつもりだったり。ケフカは使えなければシヴァを捨てると言い、クラウドはリヴァイアサン戦でウータイの伝承を意識している
  • 10のティーダはラムウに対し雷がキライな誰かを思い出してか、「オレは雷平気」とか言ってたり、ジェクトはシヴァに対しマラカーニャの祈りの歌を連想させんのか、「歌聞かせてくれ」とか言ってたり。どちらもブリッツボールの選手であるためイフリートに対してお祈りをしようとしている。ジェクトのアレクサンダーに対する台詞は自身の『シン』の姿がかなりデカいため
    15のノクティスはラムウに対して雷神の啓示を意識してか「石碑を探すより啓示らしい」と言ってたり、イフリートに対し裏切りの神と知ってか知らぬか「オレは期待を裏切らねぇ」みたいなことを言ってたりする。
  • ヤ・シュトラは全ての召喚獣戦で原作ネタを網羅してくれるが、当人が実際に相対したことがあるのはこのうち3だけでしかも直接対決したわけではない。その割に戦いの場にいたような口ぶりからして、ヒカセンから伝え聞いていたのか?
  • 原作で神竜(神龍)と縁の深いゼノスは、あろうことか次元喰いに対して「こちらの竜も従えてやろう」と飛び出す。
  • ラムザの場合はほとんどがその召喚獣の詠唱の文言にちなむ。ただ、ラムウではサンダガのものだったり、FFTにはいないアレクサンダーにはホーリーとゴーレムの組み合わせだったりと微妙に異なる部分も。

味方CPUが戦闘不能になった際、10秒後に復活してくる。
しかもよく戦闘不能になるため、自分一人と言う状況もしばしば起こる。
ただしHARDモードではプレイヤーのみが狙われる為、自分はガン逃げしつつCPUがひたすら殴っていてもCPUは無視される為、相手によってはSHOOTで逃げつつ攻撃し、CPUの攻撃でスタンした際にHPを当てる戦法も出来る。
よってNORMALよりHARDの方がCPUが活躍する状況が起きたりする。


攻撃を見極めながらブレイブ攻撃をちまちま当て、
スタンしたらHP攻撃で体力を削るという攻略は、
スクウェアの古いゲームになるがブレイブフェンサー武蔵伝を思い出した。
あれのボスもも小さい攻撃でダウンさせて、露出したコアに
大剣レイガンド当てないとHP削れない仕様だった。