登場人物

Last-modified: 2019-04-27 (土) 10:20:00

概要

  • 登場人物について、要点のみかいつまんでまとめました。
    間違いなどありましたら、修正や指摘お願いします。
 

※第四塔界あたりからストーリーの核心にも少しずつ触れています。

序盤で登場するキャラクター

NO IMAGEレメゲトンアスタロト
主人公レメゲトンアスタロト

主人公
プレイヤー自身。開始当初は記憶がほぼなく、流されるままに王を決める争いに身を投じる。
特筆すべき個性はないが、非常にお人よしで他者との諍いを好まない性格ではあるようだ。
ストーリー上で彼(もしくは彼女?)がセリフとして喋ることはなく、すべて地の文として表現されている。

 

レメゲトン
通称「レン」。魔導書であり、主人公のサポートもこなす。他の候補者いわく、このメカニックで喋る姿は珍しいらしい。
主人公以外の人物には基本警戒するが、口調は一貫して丁寧。また人間のように感情豊かな面がある。

 

アスタロト
魔王だけど幼女。幼女だけど魔王。姿は幼いが、口調や立ち振舞いはまさに高慢。
主人公に助言はするものの、心から味方なのかは不明。
メインストーリー進行の途中で少し成長する。

▼「ビットキャッシュ総選挙2018」の紹介ページより

▲「ビットキャッシュ総選挙2018」の紹介ページより


自らを魔王と称する魔神の1柱。
塔に召喚された候補者の行動を傍観し、時には助言を与える。
挑発するように話したり、横柄な態度を取る反面、候補者の成長を心から願っており、
その姿を見た他の魔神からは「殊勝だな……アスタロト」と言われている。
強い口調は彼女なりの愛情表現なのかもしれない。

 
クラウラルシールジェイク
クラウラルシールジェイク

クラウラ
主人公が一番最初に出会う、同じ王候補者の一人。気さくな性格をしており、特にレンとは時々漫才のようなやり取りもする。

 

ルシール
同じく王候補者の一人。口調こそお嬢様であるが、優しさに溢れる女性。逆に言えば甘い性格ともとれる。
クラウラには「ルル」、ジェイクには「お嬢」と呼ばれている。

 

ジェイク
同じく王候補者の一人。ルシールとは相棒のような、むしろジェイクの方が若干下扱いされているような気がしないでもない。
ルシールと違い、周りに対して多少疑り深いところがあるが、候補者としては当然の対応なのかもしれない。

 
▼後々判明するネタバレ

▲後々判明するネタバレ


ジェイク
本名は「ネイサン」であることが判明。
生前はどこぞの王子をやっていたらしく国民を常に気にかける優しい人間であったが、それは表面上だけであり、
本来の性格は、何かと兄に重要なことを押し付け、自分は責任逃ればかりする軽薄な人物であったもよう。

 

また主人公を以前「刺した」事があるらしい。

 

ルシール
先代の候補者である絶望の魔女「ルシエラ」と何かしら関係があるもよう。
名前も似ていることから同一人物か、はたまた「兄」とネイサンのような近い存在であったのか。

 

クラウラ
候補者の一人ではあるが、その証である「指輪」は持ってないにも関わらず、魔神を召喚・使役している謎の多い人物。
自身の正体を明かすヒントとして、レンに「Lemegeton Clavicula Salomonis」と告げた。主人公はそのことを知らないことになっているが…。
これはグリモワールの魔導書の一つ「レメゲトン」の正式な英語タイトルであり、
その中にある単語「Clavicula」が「クラウラ=Claula」に酷似していることから、彼女自身も魔導書である可能性が示唆された。

 

以前にも召喚された事があるらしい主人公(もしくは似た人物?)を幾度も救ってきたらしく、
彼女なりに何かしらの考えの上、レンと共闘しつつ遠巻きながら主人公をサポートしているもよう。

中盤以降に登場するキャラクター

第三塔界制覇後

▼ネタバレ

▲ネタバレ

ナータン
ナータン

ナータン
敗残した先代の「元」候補者。
レンいわく、よく回りくどい言い方をする。生前かぶっていた「無能の皮」ゆえか。

 

現在の姿は残像であり、本体は彼自身の塔の中で石化しているらしい。ちなみにその塔の名は「嫌がらせの塔」。
そのため彼の姿が見えるのは、ほんの一部の者だけのようである。

 

ジェイク(≒ネイサン)の実兄でもあるらしいが、ナータンの今の姿には違和感を感じているもよう。
むしろ若い。たんにジェイクが老け顔なだけなのか?
名前も「ナータン=Nathan(ドイツ語読み)」「ネイサン=Nathan(英語読み)」と綴りが同じことも、
彼らにとって重要な事らしい。

 

彼の登場以降、アスタロトは思うところがあるのか彼と行動を共にするようになる。
でも別に仲が良いわけでもない。

 

余談だが、イスラエル王ダビデの息子の一人に、またダビデ及びソロモン時代の預言者に、
「Nathan=ナタン=Natan(ヘブライ語)」がいる。

第四塔界途中で登場

開闢の螺旋制覇後

▼ネタバレ

▲ネタバレ

アスタロトナータンNO IMAGENO IMAGE
アスタロトナータン『あいつ』主人公

アスタロト

主人公が召喚された時、盲目的に塔を目指す理由を失わせるため、強引に割り込み、半身を奪ったが、
王候補の証である指輪のある左腕までは不可能だった。
アスタロト始め、全ての魔王が左腕のみ異形なのは、主人公の力不足と左腕を奪えなかった影響と考えているもよう。
また「無垢なるアスタロト(分霊)」の出現、主人公の半身を飛ばすことは計算外だったらしい。

 

前回の競争で『あいつ』が王になる直前に、他の魔王や魔神を唆して戦争を起こし、自身の存在が消える覚悟で逆らった。
その後『あいつ』を封印したが、本来の道筋から外れた世界「第五塔界」で彼の痕跡を感じると、かなり動揺していた。
しかし封印自体は解けておらず、結局原因は不明なまま。

 

ナータン
彼曰く「王同士の競争は王を決めるためではなく、『王候補=奴隷』とその魔神に力を力をつけさせるため」らしい。
また「塔の基底」とは単に底のことではなく、「全ての世界にある生死観の基底。全ての世界において、地の底にあるとされているもの」。
それこそが『基底世界 レメゲトン』の真の姿と発言している。
おそらく塔を制覇し、自身が従えている魔神が戦えば戦うほど、その熱量を基底部へ流れ込ませるよう仕組まれていると思われる。
しかし逆にその熱量が減れば、奴隷は魔神の手によって葬られ、また新たな奴隷が召喚されてしまう。

 

そもそも、少なくとも今回と前回の「王となる争い」には、始めから勝利者が決まっていた。
それが主人公であり、『あいつ』であった。いわゆる出来レースである。
しかしナータンは単独で、アスタロト達もまたそのレールから抗うようになった。

 

『あいつ』
出来レースであることに気づいていたが、たとえ道筋通り王となっても、ナータンを戻したがっていたらしい。
(おそらくナータン自ら石化したことと思われる)
アスタロトの言葉から察するに、『あいつ』は同じ王候補であるナータンやルシエラ、
また魔神たちに仲間意識や友情のような感情を持っていたのではないかと思われる。
その後アスタロトの手により封印された。しかし彼の塔はいまだに残っている。

 

ナータンに対するネイサン、ルシエラに対するルシールであるように、
「近しい存在」であるためか、主人公の持つ指輪の元の持ち主は、実は『あいつ』であった。

 

主人公
「あまりに『あやつ』に似ていたので、記憶やら半身やら奪った」、
仕方のない処置とはいえ、知らないうちに初っ端からとんでもない扱いを受けていたもよう。
またナータンの話では、主人公が記憶を失う前は男か女かどうかだったかすらわからないらしい。
姿や魂の根底は『あいつ』そのものとも発言しているが、今の時点では「『あいつ』=主人公」と断言するのは難しい。

 

主人公が召喚される直前(おそらく本編開始時)、ほんの10日ほど前に、「2日であの男(≒ジェイク?)に刺され終わった」。
つまり以前にも召喚されたが、短期間で冒険終了してました。チーン。

第五塔界途中で登場

アルニラム宮殿Ⅶ制覇後

▼ネタバレ

▲ネタバレ

ティア
ティア

ティア
突如現れた王候補者の一人。青年ではあるが姿は中性的、また物腰が柔らかい人物。
主人公と同じく記憶が薄いためか、ルシール以上に他者に危機感や敵対心を持たず、むしろ「人の心」を知りたがっているもよう。
その好奇心旺盛な性格故にいつも主人公より一歩先に塔の制覇を進めている。

 

第五塔界に入った後、主人公やレン、アスタロトが感じた「妙な気配」とは果たして彼のことなのか。
またナータンの言う「嫌な予感」「似てるんだ」とはどういう意味なのだろうか。

 

ベテルギウス廃殿出撃前~制覇後

▼ネタバレ

▲ネタバレ

???
???

???
本ストーリーでは「???」となっているが、「メタティアクス」という名の少女であり、72柱とは違う別の魔王。
クラウラ曰く「なくなったはず」の魔神。アスタロト曰く「太古に失われた魔導書」に記された魔神。
先代の候補者であるナータンの時代よりずっと以前から、その存在は消えていたもよう。
そして目的は『主人公を至高の王とし、玉座につかせる』こと。

 

『テウルギア』と呼ばれる者に「わたしたち」を取り戻してもらったという言葉から、
何かしらの状態から蘇った存在であるらしい。
また主人公たちが制覇してきた第五塔界を「意味のない世界」として断ち切ろうとしたが、アスタロトに邪魔をされる。
しかしどちらも不完全で終わってしまったため、結果的に「ゲーティアの道筋から外れた第五塔界」と
「元の道筋である第六塔界」との歪な繋がりができてしまった。

 

テウルギアに依頼され”アレ”を再起動させたが、詳細は知らされていないもよう。
廃殿制覇後に追加されるストーリー「逃れられぬ因果」から察するに、第四塔界で制覇した『ゲーティア・プライム』のこと。

 

アスタロト
主人公に塔を制覇させつつ、裏では通常の道筋から少しずつ「因果」から外れるよう画策していたが、メタティアクスにより阻止されてしまった。
アスタロトの真の目的は「主人公を”この世界の王=生贄”としないこと」のようだが、
因果から外れた先でどうするつもりだったのかは今の所不明である。
また自分を含む72柱を都合よく扱う「基底」に難色を示していることから、彼女たちこそこの世界の仕組みから逃れたいのかもしれない。

 

ついでにいまだに「あいつ」のこともわからない。非常に嫌ってはいる。いつ登場するんだろう。

 

ナータン
メタティアクスに亡霊と言われたことから、現在のナータンの状況はほぼ把握されてしまっているようである。
(恐らく彼だけではなく、塔に存在するクラウラ達全員と思われる)
また「お母さま」という言葉を出されるとどうにもやりにくくなる様子から、思わせぶりな態度を取る彼にしては珍しく戸惑う存在がいるらしい。
この世界に存在するのかどうかは不明。

第六塔界途中で登場

ゲヌビー工場跡制覇後

▼ネタバレ

▲ネタバレ

ティアNO IMAGE
ティア囁く声

ティア
記憶喪失であったためか、最初は『囁く声』から呼びかけられても誰かわからなかったが、
(むしろ「眼の前にいる」のに見えない状態でも、恐怖も驚愕もなく、普段どおりの穏やか紳士で接していた、ある意味大物)
「母上から与えられた使命」という言葉に反応し、少しの間だけだが記憶が戻る。
どうやらティアの中には複数の人格があるらしく、普段は意識の奥に隠れているもよう。
確認できた人格には、「大人の男性のような人物」と「幼い男の子のような人物」。
「大人の男性のような人物」時は、『囁く声』に対して性格が気に食わないと発言するなど、言動が少々辛辣である。
『囁く声』との接触後、別の人格が時折表に現れるようになるが、主人公たちの知る「ティア」は自身に異変が起こってることに戸惑っているものの、
別人格の存在については気づいていない様子。

 

ティアの中にいる人格達は「母上の言う通りに上手くやれている」らしいが、
それは「記憶喪失のティア」の状態で主人公たちと関わることなのだろうか?

 

『囁く声』によると、「いくつもあるモノから選ばれた」が、ティアのような存在にはいくらでも代わりがいるとのこと。

 

囁く声
一人称は「私」ではあるが、男性なのか女性なのかは不明。ティアを下のものとして見下し、傲慢さのある口調で話す。
ナータンが戸惑うほどの存在である「母上(あるいはお母さま)」と何かしら関係のある人物。
話しかけたティアに声は届いたものの、なぜか姿は見えなかったことに少々驚いていた。

 

この後のストーリー「消えた賢者」では、「この世界に巨大な図書館を拵えた『六賢者』」の内、
一人の賢者がある日を堺に姿が消え、それがいつ頃なのか、理由すら不明であることがわかる。
バエルによると、例え命を落としても『記録に残る』が(他五名は死没に関する記述があった)、
残る一人は、ただ『消えた』としか記されていなかった。
(※「消えた賢者」に関する情報は、「イベント2018/賢者が遺した禁書」でも少し触れている)

 

このことから、ティアもしくは『囁く声』が「消えた賢者」という可能性もあるかもしれない。

 

カマリー大空洞制覇後

▼ネタバレ

▲ネタバレ

ハルパクスアウトテート
ハルパクスアウトテート

ハルパクス
メタティアクスと同じく、3つの柱のうちの一柱、デカンの魔王の一人。
第一印象は真面目な優等生、一人称は「わたくし」でとても丁寧な口調であり、今までに登場した濃い性格の多い魔王の中では常識人寄りのようである。
「自分たちを蘇らせた存在(観測者=『テウルギア』)」の様子が、別人と感じるほど変わってしまった事に疑問を抱く。

 

ハルパクス曰く、現在「母上」は自由に動けないため、特別な存在である「観測者」が動いているらしい。
「観測者」とは上記の通り『テウルギア』のことだが(ストーリー「新たな影」より)、正確な情報はほぼ不明なままである。

 

アウトテート
メタティアクスと同じく、3つの柱のうちの一柱、デカンの魔王の一人。
一人称は「あたし」、可愛らしい容姿とはうらはらに粗雑で男性的な口調、自身の仲間にすら縛られたくない楽観的自由主義者。
自分たちを蘇らせてくれた恩は感じてはいるものの、「母上(あるいは母さん)」や「観測者」のことはどうでもいいらしく、
特に候補者を集めだした「母上」のことは、「変わってしまった」せいなのか信用していない。

 

ハクラビー地下街跡 IV制覇後

▼ネタバレ

▲ネタバレ

ティアアウトテート
ティアアウトテート

ティア
ティアを見たベリアルは、彼を『アスタロトが封印している人物』と驚愕していたが、
同時に「顔や容姿が全く違う」と戸惑いも見せていた。
しかしグレモリは、何かしら気づいているのか、とても冷静にベリアルを宥めていた。
気配のみで『封印した人物』と感じ、姿等は後々改造されたのか、もしくはベリアル達が記憶操作されているのかは定かではない。

 

アウトテート
とある場面でバラムとの取引により、「失われた魔導書」が失われた理由、復活した理由を話すことになる。
彼女曰く「力を持たされ過ぎてしまい、故に主の候補者がいなかった。
使われない魔導書は風化され、保管されていたが少しずつ力を失い、最終的に消えていった」らしい。
また同時に「アスタロト達が余計なことをしなければ、自分たちはずっと消えたままだったかもしれない」とも発言している。

 

ハクラビー地下街跡 最奥制覇後

▼ネタバレ

▲ネタバレ

ティアメタティアクス
ティアメタティアクス

ティア
彼の奥底に潜む人格の一人「大人の男性のような人物」の正体は「観測者=テウルギア」と判明する。
メタティアクスによれば、『母上』のため、この基底世界のために秩序を取り戻すことを目的としているらしい。
そしてテウルギア(≒ティア)もまた、レンやクラウラと同じく、『魔導書』であると自ら明かした。
またレメゲトンの「分子の片割れ」と呼ばれた『クラヴィクラ(=クラウラ)』と、観測塔を探っているバエルを危険視し、
メタティアクスに隔離するよう命じた。
レンのような『魔導書』とは違い、魔王相手ですら王のような風格で命を下せるほどの権限あるいは力を持ってるもよう。

 

『基底の観測者、理から外れた観測塔エニグマの主、魔導書テウルギア』が、正真正銘彼の正体。
しかしベリアルの言葉が事実であるならば、「ティア≒テウルギア」は、同時に前回競争時の王候補者の一人でもあったのではないか。

 

その後、普段の「ティア」に戻った彼は、ふらつきながら「賢者の図書館」もしくはそれに似た『大量の魔導書が並べられた場所』へとたどり着く。
そして適当に手にとった本の文字が何故か理解できることに疑問を抱くが、同時に「知っている」喜びを感じていた。

 

メタティアクス
始めこそ記憶をなくしても自由を謳歌しているようなティアにイライラしていたものの、
「テウルギア」が表に現れると、いつもの高慢な態度は多少なりを潜み、素直に従っていた。
少なくとも彼を「恐れ」の対象としても見ているようである。

 

主人公たちがよく知る「ティア」の存在は『偽物の心』とし問題視はしていないが、引っかかるところはあるもよう。

 

ブラキウムシェルター制覇後

▼ネタバレ

▲ネタバレ

クラウラバエル
クラウラバエル

クラウラ

邪魔者と判断されたテウルギアとメタティアクスの手により、『大量の魔導書が並べられた場所』へと強制転移、監禁されてしまう。
クラウラ(=クラヴィクラ)の目的は「主人公を王とすること」と判明したが、同じ目的であるはずのメタティアクス達とは相容れないらしく、
理由はどうやら別にあると思われる。
また彼女は、ティアを主人公と同じく「始めから王となるよう仕組まれた存在」と勘違いしていた。

 

バエル
「観測塔エニグマ」を探っていたようだが、クラウラと同じく強制転移、監禁されてしまう。
その場所は「とても息苦しく、体の内を押しつぶされているような感覚」に襲われるらしい。
またバエルがティア(≒テウルギア)を『この塔の主』と発言したことから、おそらく「観測塔エニグマ」の中へ直接飛ばされた。

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  • アスタやナータンの言及する「あいつ」に関してはナータンやルシエラと同期の主人公と同じ位置に付せられる王になる寸前でアスタに封印された前任候補者のことでは。 -- 2018-04-25 (水) 14:08:26