概要
衝突タイプ 汎用タイプに強い・迎撃タイプに弱い
配置:前衛
移動型:山岳 ノンケ族 ノックバック耐性:歩兵
解説
ASTK姉貴を頂点とするアステカ族のエリート戦士。
峻険なジブンヲウラル山脈で生まれ育った彼らは山岳地帯において驚異的な行軍速度を誇り、戦闘ではその機動力を生かして騎兵のような衝撃戦術を得意とする。
しかし彼らは飽くまでも歩兵であり、騎兵のように槍衾で立ち往生することもなければ、敵の攻撃で押し返されることも少ない。
そんな完成度の高い独自の戦術を極めた彼らではあるが、完成しているが故に銃という未知の兵器には手も足も出ずに駆逐される運命にある。
また彼らは雷を神の怒りと捉える信仰を持っており、電撃を用いた攻撃を非常に恐れる。
性能
・基本ステータス ※()内は個人スキル抜きの数値
Lv | クラス名 | 雇用費 | HP | MP | 攻撃 | 防御 | 魔力 | 魔抵抗 | 素早さ | 技術 | HP回復 | MP回復 | 移動 | 召喚数/LV |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
35 | ケツァナルコワレトル神官兵 | 1680 | 27000 | 100 | 1502 | 1080 | 1350 | 1 | 60 | 84 | 152 | 10 | 180 | 0/0(%) |
・耐性
属性 | 近接 | 長柄 | 突撃 | 弓矢 | 銃撃 | 火 | 水 | 風 | 土 | 雷 | 光 | 闇 | 魔力スキル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
耐性 | +2 | -1 | 0 | +2 | -4 | +2 | 0 | 0 | +2 | -2 | +2 | 0 | 0 |
属性 | 毒 | 恐慌 | 幻覚 | 混乱 | 石化 | 麻痺 | 沈黙 | 能力低下 | 即死 | ||||
耐性 | 0 | 0 | +2 | +2 | -2 | -2 | 0 | 0 | 0 |
・使用スキル
スキル名 | 使用可能Lv | 種別 | 消費MP | 射程 | 技中移動力 | 攻撃力 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
突撃 | 1~ | 突撃攻撃 | 100% | 突撃・攻撃×100%(2回) 突撃・攻撃×100%[範囲攻撃:大](2回) 突撃・魔力×20%[範囲攻撃:大] | 必要助走距離:288 | ||
衝突攻撃 | 1~ | 接近攻撃 | 接敵時 | 100% | 突撃・攻撃×100%(2回) 突撃・魔力×20% | ||
体当たり | 遠距離攻撃 | 60 | |||||
整列 | 1~ | 回復技 | 自分のみ | 100% | 移動力・固定値:20 |
・個人スキル
アイコン | スキル名 | 使用可能Lv | 効果 |
---|---|---|---|
突撃兵Ⅰ | 1~14 | HP+1000 攻撃+50 防御+50 技術+5 移動力+10 砲撃耐性修正値:4 | |
突撃兵Ⅱ | 14~24 | HP+2000 攻撃+100 防御+100 技術+10 移動力+20 砲撃耐性修正値:4 | |
突撃兵Ⅲ | 25~ | HP+3000 攻撃+150 防御+150 技術+15 移動力+30 砲撃耐性修正値:4 |
運用
・雇用可能勢力
ヌエバ・デスパセーニャ
・所属する人材
なし
考察
耐性や移動速度は騎兵並みながらも、分類は歩兵であるので槍兵にも恐れずに突っ込めるという珍しいキャラ。
同じくボス勢力専用のご先祖様達と違って自己回復スキルこそ持っていないものの、その特殊性や耐性から継戦能力は相当高く、
背後に回り込まれた場合、一般の兵科が全滅させられるだけではなく、そのまま前衛が挟み撃ちにされる可能性もある。
アステカ戦士系の宿命なのか銃には激弱なので、高耐久の人材や兵科を壁にして銃撃技で倒すのが一番楽である。
「ASTK姉貴を頂点とするアステカ族のエリート戦士」とあるが、ASTK姉貴のクラスはTDNアステカ戦士系である。
しかも、ASTK姉貴はこいつらを雇用できない。となると、「エリート戦士」という枠組みは、デスパセーニャが山脈一帯を支配してから新たに作られた可能性が微レ存...?
...ぶっちゃけると列伝はアステカ戦士系の丸コピである
元ネタ
- ケツァナルコワレトル神官兵
- ケツァルコアトル→ケツアナル壊れとる。
ケツァルコアトルとは中米を支配していた民族が信仰した神である。
2世紀のテオティワカンに始まり、トルテカに受け継がれ、トルテカの滅亡後はアステカの最高神として崇拝された。
複数の文明をまたぐこととアステカ文明の痕跡がコルテスによって跡形もなく破壊されたために、
正確にはどのような神だったのか不明な点が多い。なのでここでは本作に関係することのみを記載する。
ケツァルコアトルは創造神であり、太陽を作り、風を使ってそれを動かし、なおかつ人類に英知を授け、
農業を教え、多くの農作物をもたらし、各地に存在する神や王は大体彼の分身であるというほど偉大な神である。
そこを踏まえて神官兵について説明したい。
アステカから見て先代に当たるトルテカの最後の王はケツァルコアトルの化身だとされていた。
賢君であったらしくトルテカを豊かで平和な国にした。しかし彼が生贄の儀式の廃止を口にしたとき、
軍神テスカトリポカを信仰する一派と激しく争うことになった。結果彼は破れ妹との姦淫を理由に追放される。
その際に彼は「1の葦の日」に戻ることを宣言し東の海に消えていった。という伝承が残った。
それから500年の年月が経った1519年に東の海からある一団がやってきた。かのエルナン・コルテスである。
その日はなんという偶然か「1の葦の日」の年であった。暦を何よりも重視するアステカは彼を神の再来と認めたのだ。
この暦は『兎、葦、ナイフ、家』の4つのシンボルと13の数字の組み合わせで52年ごとに一周する。
つまりコルテスは52分の1の確立を引き当て、神が姿を消した東の海からまっすぐやってきたのである。
コルテスが率いるコンキスタドーレスは後にアステカを滅ぼすケツァルコアトルの神官兵となるのである。
またケツァルコアトルもミシャクジも蛇神として知られているのは、これもよくできた偶然であろうか…?