アズカバンの囚人/8章

Last-modified: 2021-05-24 (月) 12:33:09
 

だろうが、だろうが、

■日本語版 8章 p.189
しかし、泥んこだろうが、風だろうが、雨だろうが、今度こそあの大きなクィディッチ銀杯を獲得するというハリーのすばらしい夢には一点の曇りもなかった。

■UK版 p.109
(前略)but no amount of mud, wind or rain could tarnish Harry’s wonderful vision of finally winning the huge silver Quidditch Cup.

■試訳
しかし、泥や風や雨がどれほどひどくなっても、今度こそあの巨大な銀のクィディッチ優勝杯を勝ち取るのだというハリーのすばらしい夢を曇らせることはできなかった。

■備考

  • 文の前半と後半がうまくつながっていない。
  • 「泥も風も雨も、ハリーの夢を曇らせることが出来なかった」という意味だとはなんとかわかるが……。


気にしたりしてはいないだろうね?

■日本語版 8章 p.202
「気にしたりしてはいないだろうね?」
「いいえ」

■US版 p.154
“You’re not worried, are you?”
“No,”

■試訳
「そういうのは嫌かな?」
「うん」

■備考

  • ここの「いいえ」は「はい」の間違いじゃないかなぁと思う。
  • 「気にしたりしてはいないだろうね?」
    こういう訳文は直訳調すぎるから「いいえ」で通ってしまうんだよ。
  • 意訳して「そういうのは嫌かな?」とか、
    同じ直訳っぽくても「気分を害したかい?」「気に障ったかな?」
    とか、いろいろな表現を工夫すればいいんだが…。




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