「我々はデュークを探したいんです。奴を幸せにしてやりたい!」
日本語版タイトル | ねむりひめをさがせ | ||
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英語版タイトル | Sleeping Beauty | ||
脚本 | ウィルバート・オードリー | ||
対応原作 | 第25巻『きえた機関車』 第4話『ねむれる森の機関車』 | ||
話数 | 88 | ||
日本話数 | 第88話 第10話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第80話 第2話(シーズン内) | ||
放送日 | ・1994年7月18日(英国) ・1995年10月17日(米国) ・1996年4月23日(オーストラリア) ・1998年1月15日(ドイツ) ・2009年7月24日(ハンガリー) | ||
この話の主役 | デューク | ||
シーズン | 第4シーズン | ||
機関車紹介 | トーマス、パーシー、ヘンリー、ジェームス、デューク、ピーター・サム(スチュアート)、サー・ハンデル(ファルコン) | ||
登場キャラクターA | トーマス、ヘンリー、ジェームス、パーシー、デューク、サー・ハンデル、ピーター・サム (原作のみ:マイク、レックス、バート) | ||
登場キャラクターB | スカーロイ鉄道の青い客車 (なかまずかん2のみ:トビー) (原作のみ:ドナルド) | ||
登場キャラクターC | ゴードン、トビー、スカーロイとレニアス (原作のみ:オリバー) | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | 太っちょの男 (原作のみ:ミスター・ダンカン、ほっそり牧師、太っちょ牧師) | ||
登場人物B | トップハム・ハット卿、トーマスの機関士、レニアス駅長、スカーロイの機関士、レニアスの機関士、クロス・ニー・クーン駅長、灰色コートの男性 | ||
登場人物C | ジェム・コール、茶色の作業着の男性、サー・ハンデルの機関士、サー・ハンデルの機関助手、ピーター・サムの機関士、ピーター・サムの機関助手、トロッターさん | ||
登場人物D | 眠り姫(言及のみ) | ||
登場スポット | ・ティッドマス機関庫 ・アールズデール機関庫 ・アールズデール駅 ・デュークの機関庫 ・スカーロイスレート採石場 ・トップハム・ハット卿のオフィス ・レニアス駅の水車と橋 ・レニアス駅 ・レニアス機関庫 ・クロス・ニー・クーン駅 ・レニアス高架橋 ・グレンノック駅 ・スカーロイ機関庫 ・標準軌と狭軌の線路が並んだ丘 | ||
あらすじ | ・デュークは閉鎖された鉄道の機関庫で眠りについた。月日が流れ、ある捜索隊が『我々はデュークを幸せにしたい』と言い、彼が眠っている山へと向かう…。 | ||
メモ | ・捜索隊の中にジェム・コールもいる。 ・デュークを『眠り姫』と例える捜索隊。 ・長年機関庫に放置され続けて、埃と蜘蛛の巣に塗れるデューク。 ・カメオ出演のスカーロイとレニアスが後ろ姿で初めて重連する。 | ||
台詞 | ・ナレーター「その晩のソドー島は、美しい月夜だった、一日の仕事を終え、機関車達は無事に機関庫に収まった。」 ・パーシー「ねぇねぇトーマス。あのお話の続きを聞かせてよ!」 ・トーマス「忘れられた機関車のデュークの話かい?」 ・ヘンリー「そうそう、その話。」 ・ジェームス「でもさ、今までのあらすじも、もう1度聞かせてよ。」 ・ナレーター「トーマスの話が始まった。デュークはスチュアートとファルコンと言う2台の若い機関車と暮らしていた。彼らはお行儀に喧しいデュークの事をガミガミじいさんと呼んでからかったが、それでも皆幸せだった。」 ・(BGMと汽笛) ・ナレーター「やがて鉄道が閉鎖され、若い機関車達は去っていった。デュークは1人機関庫に取り残された。彼は眠りにつき、辺りは次第に荒れ果てていった。だが、デュークは決して忘れた訳ではない。月日が流れ、今から何年か前にトップハム・ハット卿の所にお客が訪ねてきた。」 ・太っちょの男「我々はデュークを探したいんです。奴を幸せにしてやりたい!」(初台詞) ・ナレーター「地図が部屋一杯に並んだ。」 ・太っちょの男「ほら、地図のここにある古い線路を辿って行けば、村の奥部を通って山間に入って行きます。…見て下さい、ここに古い駅の印がある!デュークがいるとすれば、きっとこの辺りです!」 ・ナレーター「男たちは遥かな山を目指して出発した。日が経つにつれ、捜索隊の旅は厳しさを増した。だが、捜索隊は諦めない。」 ・太っちょの男「あっちだ!あっちへ行こう!」 ・(BGMと汽笛) ・ナレーター「しかし、中々デュークは見つからなかった。」 ・(BGM) ・太っちょの男「この近くに絶対いるぞ!」 ・ナレーター「彼等は丘をよじ登り、水路をかき分けて進んだ。そして、遂に…捜索の旅が終わった…。」 ・<<ガシャン!>> ・ナレーター「それは思わぬ偶然からだった。」 ・太っちょの男「おい、見つけたぞ!とうとう『眠り姫』を見つけたぞ!」 ・デューク「おっほん!失敬だが君達は野蛮人かね?連中は物を滅茶苦茶に壊すそうじゃないか。」 ・太っちょの男「ははははっ!そんなんじゃないよ!扉が見つからなかったせいだよ。君を見たら、ファルコンとスチュアートがどんなに喜ぶか…!」(最後の台詞) ・デューク「あいつら…!やっぱり儂を覚えていてくれたのか!」 ・ナレーター「そして一行はデュークの新居を目指して出発した。」 ・(BGMと汽笛) ・ナレーター「スチュアートとファルコンは大喜びに迎えた。」 ・サー・ハンデル「デュークだ!」 ・ピーター・サム「しーっ、静かに…!」 ・デューク「お前達、よくも儂を起こしたな!?良い機関車と言う物は…!」 ・ピーター・サム「お行儀よくしてるんだろ?わかってるよ爺さん。」 ・サー・ハンデル「さあ、明日から皆一緒だ!今度は僕らが爺さんを監督するよ!」 ・デューク「儂を監督するだと?笑わせるんじゃないよ、生意気な若造共め。」 ・ナレーター「だが、デュークの顔には穏やかな笑みが広がっていた。久しぶりの笑顔だった…。」 ・(BGM) ・トーマス「これで、このお話はぜーんぶ御終い。どう、面白かった?」 ・パーシー「うーん、最高だったよ!」 ・ジェームス「特に、ハッピーエンドが良かったな。」 ・ナレーター「それから間も無く、皆も眠りについた…。」 | ||
原作との相違点 | ・捜索隊のメンバーが原作とTV版で完全に違う。また、デュークの捜索隊に対する態度は原作では丁寧なのにTV版では高圧的な態度である*1。 ・デュークを高山鉄道まで連れて帰る際にデュークを載せた貨車を牽引するのは原作絵本ではドナルドだが、人形劇ではスカーロイとレニアスである。 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス | ||
米国版CV | ・ナレーター:ジョージ・カーリン | ||
日本語版CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・ヘンリー:堀川亮 ・ジェームス:森功至 ・パーシー:中島千里 ・デューク:佐藤正治 ・ファルコン:龍田直樹 ・スチュアート:里内信夫 ・太っちょの男:塩屋浩三 | ||
シリーズ前回 | ガミガミじいさん | ||
シリーズ次回 | ブルドッグ | ||
原作前回 | デュークとスチュアート | ||
原作次回 | ゆうれい列車 |