日本版タイトル | やっかいなかしゃたち |
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英語版タイトル | Troublesome Trucks/Foolish Freight Cars |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1984年11月6日(英国) ・1989年2月26日(米国) ・1990年11月1日(日本) ・1993年6月9日(ジョージ・カーリン版米国) ・1998年3月3日(ドイツ) ・2008年1月5日(ハンガリー) |
シーズン | 第1シーズン |
この話の主役 | ジェームス |
機関車紹介 | トーマス、ジェームス、エドワード |
話数 | 第9話 |
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、ジェームス、いたずら貨車・いじわる貨車 (原作のみ:小さな青いタンク機関車) |
登場人物A | トップハム・ハット卿、ジェームスの機関士 |
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、ジェームスの機関助手、ジェームスの車掌 |
登場人物C | エドワードの機関士、エドワードの機関助手、ナップフォード駅の作業員 |
登場人物D | ジェレマイア・ジョブリング(言及のみ) |
登場スポット | ・ティッドマス機関庫 ・ナップフォード駅 ・ナップフォードバス車庫 ・木の側の線路 ・ゴードンの丘 ・マロン信号機の線路 ・マロン駅 |
あらすじ | ・前回の失態を反省したジェームスは、貨車を牽く仕事を任されるが、言う事をロクに聞かない貨車達に手を焼かされる。 |
対応原作 | ・第3巻『赤い機関車ジェームス』-3「わからずやの貨車/いたずら貨車」 |
メモ | ・遠藤武さんがボイスキャストに参加。 ・冒頭で涙を流すジェームス。 ・前回の大失態がトーマスにも伝わってしまった。 ・ナレーターが「客車に穴が空き…」と言っているが、正確にはブレーキパイプである。 ・ラストの機関車紹介のエドワードはこのエピソードから右向きになる。 |
原作との相違点 | ・原作ではトーマスではなく、別の機関車が登場する。 ・原作では貨車の編成のうち先頭車両が有蓋車だが、人形劇では全て無蓋車となっている。 ・貨車達のジェームスへの悪口が異なっており原作とアニメ絵本では「赤鬼」、人形劇では「赤い乱暴者」となっている。 ・冒頭のナレーションは、原作絵本と英国版人形劇では「ジェームスは、ここ数日、トップハム・ハット卿に会っていない。機関庫に閉じ込められていて、客車や貨車の入れ替えさえさせて貰えない。」であるが、日本語版と米国版の人形劇ではジェームスは、ここ数日、客車も貨車も押していない。彼はとてもみじめな気分だ。」となっている。 ・トップハム・ハット卿が反省したジェームスに言う台詞は原作絵本と英国版人形劇では「これで懲りたろう。これからはましな機関車になってくれ。君は私に散々迷惑をかけたんだ。」だが、日本語版と米国版の人形劇では「随分と反省しとるようだな。役に立つ機関車になりたくなっただろう。」に変更されている。 |
台詞 | ・ナレーター「ジェームスは、ここ数日、客車も貨車も押していない。この前の旅の時、彼が突っ走り過ぎて客車に穴が空き、それをお客の靴紐で修理すると言う事件があったからだ。とても、惨めな気分だ。」 ・ジェームス「あーあ、いつまで機関庫に居ればいいんだろう?もうこの赤いボディを誰にも見せられないのかなぁ…。」 ・ナレーター「やがて、トップハム・ハット卿がやって来た。」 ・トップハム・ハット卿「随分と反省しとるようだな。役に立つ機関車になりたくなっただろう、ん?住民はわしの鉄道を笑っとる!全く気に入らん。」 ・ジェームス「これからは、一生懸命頑張ります!」 ・トップハム・ハット卿「うん!良い子だ、その決意こそ大事なんだ。どうだ?わしの為に貨車を引っ張ってくれんか?」 ・ジェームス「はい!」 ・ナレーター「ジェームスは大喜びで走り出した。」 ・(BGM) ・トーマス「ジェームス!君の貨車を運んで来たぞ。靴紐は持ったかい?頑張れよ!ハハハ!」 ・ジェームス「トーマスめぇ…!」 ・ナレーター「貨車達も、ジェームスを馬鹿にする。」 ・貨車A「ちゃんとした機関車に変えてくれー!」 ・貨車B「赤い乱暴者なんて真っ平だ!」 ・ジェームス「ふんっ!走れ、走るんだ!」 ・貨車A「嫌だよ、やめてくれぇ~!」 ・貨車B「あぁ~、嫌だぁー!」 ・(BGM) ・ナレーター「貨車達はキーキー悲鳴を上げて騒いだが、ジェームスは構わず無視して、駅を出て行った。」 ・(BGM) ・ナレーター「貨車達はジェームスを諦めさせようとしたが、ジェームスは止まらなかった。貨車達の悪戯で、故障する事もあった。その度に点検し、修理した。ジェームスは何度も、スタートをし直した。決して、へこたれなかった。」 ・貨車A「お前なんかに引っ張られるもんか!」 ・貨車B「いい加減に諦めろ!」 ・ジェームス「負けるもんか!絶対にやって見せる!」 ・ナレーター「ジェームスは必死だ。ゆっくりだが、確実に、彼は引っ張って行った。ゴードンの丘が、見えてきた。」 ・ジェームスの機関士「気を付けろよ、ジェームス!貨車に気付かれない内に、一気に頂上まで駆け上がるんだ!」 ・ナレーター「ジェームスは速度を上げて、あっと言う間に半分まで登った。」 ・ジェームス「よいしょ、よいしょ…いつになったら頂上に着けるんだ!」 ・ナレーター「その時、突然、体が軽くなった。」 ・ジェームス「やったぁ、やったぞー!」6br;・(BGM) ・ナレーター「ところが、機関士がスチームを止めた。」 ・ジェームスの機関士「あいつら、またやったぞ!貨車が外れちまった!」 ・ナレーター「外れた貨車は、丘をどんどん下って行く。車掌が降りて、近付いて来たエドワードに危険を知らせた。」 ・ジェームス「しょうが無い奴らめ!事故になる所だったじゃないか!」 ・ナレーター「ジェームスは、バックして再び貨車を連結した。」 ・エドワード「手伝おうか?」 ・ジェームス「大丈夫!僕1人で引っ張れるよ。」 ・エドワード「そうかい、気を付けてね!君はよく頑張るよ!」 ・(BGM) ・ナレーター「ジェームスはゆっくりと懸命に、また丘を登り始めた。」 ・ジェームス「僕はやれる、必ずやって見せる!」 ・(BGM) ・ナレーター「彼は、ありったけの力を振り絞って、丘を登って行った。遂に、丘を登り切った!」 ・ジェームス「やったぁ!遂にやったぞー!」 ・ジェームスの機関士「良くやった、ジェームス!」 ・(BGM) ・ナレーター「無事に駅に着くと、ジェームスは構内で休憩した。そこへ、エドワードがやって来た。」 ・エドワード「良かったね、ジェームス!」 ・(BGM) ・ナレーター「ところが何と、ハット卿が降りて来た。」 ・ジェームス「参ったなぁ、お小言を貰うぞ…。」 ・ナレーター「しかし、ハット卿はニコニコ笑っている。」 ・トップハム・ハット卿「わしはエドワードの列車に乗っていて、何から何まで見ておった。お前は一番骨の折れる仕事を、誠に立派にやってのけた!これからも、その赤いボディに恥じぬよう、頑張ってくれ!」 |
英国版CV | ・ナレーター:リンゴ・スター |
米国版CV | ・ナレーター:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本版CV | ・ナレーター:森本レオ ・ジェームス:森功至 ・トーマス:戸田恵子 ・エドワード:高戸靖広 ・貨車A:塩屋浩三 ・貨車B:里内信夫 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ジェームスの機関士:遠藤武 |
シリーズ前回 | ジェームスのあやまち |
シリーズ次回 | ジェームスのうれしいひ |
原作前回 | ジェームスとブーツのかわひも |
原作次回 | 急行をひいたジェームス |
参照画像 | ・参照はやっかいなかしゃたち/画像 |