ジェームスのあたらしいとそう

Last-modified: 2023-05-15 (月) 02:19:04

「惚れ惚れするな~…。」
ジェームスのあたらしいとそう

日本語版タイトルジェームスのあたらしいとそう
英語版タイトルJames Gets a New Coat
脚本アビ・グラント
放送日・2004年8月15日(英国)
・2004年9月19日(米国)
・2006年5月15日(韓国)
・2006年5月19日(ドイツ/日本)
・2006年10月25日(ハンガリー)
・2006年12月4日(オーストラリア)
日本話数第188話
第6話(シーズン内)
英国話数第187話
第5話(シーズン内)
この話の主役ジェームス
シーズン第8シーズン
登場キャラクターAトーマスゴードンジェームスパーシー貨車達/石炭の貨車
登場キャラクターBエドワードヘンリーエミリー
(未公開シーンのみ:トビーヘンリエッタ
登場キャラクターCアニークララベルクランキー
登場キャラクターD無し
登場人物Aトップハム・ハット卿給炭所の主任?*1
登場人物Bトップハム・ハット卿の付き人ペンキ屋
登場人物Cジェームスの機関士ジェームスの機関助手エミリーの機関士エミリーの機関助手ティッドマス機関庫の転車台の操縦士給炭所の作業員ブレンダム港の作業員
登場人物D無し
登場スポットティッドマス機関庫
ウェルスワース駅
ハーウィン・クロカ運河?
三層橋
ゴードンの丘
ブレンダム港
あらすじ・ある日、ジェームスは新しいペンキを塗って貰って自慢したいジェームスは…。
メモ・エドワードとヘンリーとエミリーは今回は台詞無し。
・パーシーが給炭所で働き始めるシーンは前回の使い回し映像。
・ジェームスに石炭がかかるシーンで貨車達をよく見ると、石炭がこぼれやすい様に加工されている。
・未公開シーンではトビーとヘンリエッタの出番も有ったが、尺の都合上カットされている。
・パーシーと給炭所の主任から怒鳴られても反省しないジェームス*2
・数秒だがティッドマス・ホルト駅の作業員の小屋が写っている。
・ポケット絵本ではジェームスがブレンダム港に到着してから強風で石炭が降りかかり、貨車を届けた直後に洗車場へ急いだシーンに変更されて終わっている。
台詞ナレータートップハム・ハット卿の機関車達はボディをピカピカにしているのが好きだ。彼等は洗車が大好きで、真鍮がキラキラ輝くまで磨き上げる。ジェームスはボディを塗り直す為に作業場に来ている。嬉しくてつい我を忘れてしまう。塗り直されるなんてやっぱり自分は特別だと思った。作業員達が何時間もかけてペンキを塗り磨き上げていく。新しく塗装されたボディはキラキラと輝き、真鍮はピカピカになっている。ジェームスティッドマス機関庫に戻って行く。」
ジェームス「どうだい、何とも美しいだろう?トップハム・ハット卿が僕を特別扱いするのも無理は無いねェ。」
ナレーターパーシーは心配になった。彼は塗り直して貰っていない、それに赤くもないのだ。」
パーシー「つまり、トップハム・ハット卿は僕の事を特別だと思っていないのかなぁ?」
トーマス「見た目がかっこいいからって、本当に役に立つとは限らないよ。」
ジェームス「しかし、一番凄いのは、見た目もかっこいいし、本当に役にも立つ。僕みたいな機関車さ!」
ナレータートーマスが何か言おうとしたすると、ジェームスは目を閉じてしまった。そして幸せそうに眠りについた。翌朝、機関車達は大忙しだった。パーシーは炭鉱で働いている。トーマスエミリーはお客を乗せて、支線を行ったり来たりしている。ゴードンは急行を引っ張っている。トップハム・ハット卿ジェームスに会いにやって来た。」
トップハム・ハット卿パーシー炭鉱で働いている。今すぐ手伝いに行ってくれんか?船が出港する前に、石炭の貨車ブレンダムの港まで運ばなくてはならん。だから、ぐずぐずしている暇はないぞ。」
ジェームス「はい、分かりました!」
ナレータージェームスは直ちに出発した。然し、ジェームスは真っすぐ炭鉱に向かわなかった。運河に沿って走る事にしたのだ。そうすれば、水に打った自分の姿を何時までも何時までも眺める事が出来る。」
ジェームス「惚れ惚れするな~…。」
ナレータートップハム・ハット卿の命令などすっかり忘れてしまった。炭鉱にいるパーシーは一所懸命は働いていた。然し一人じゃとてもやりきれない貨車の列はドンドン長くなり、炭鉱の現場監督はドンドン不機嫌になって行く。」
給炭所の主任?ジェームスは一体、どこにいるんだ!」
ナレータージェームスはまだ、楽しく過ごしている。自慢するのが仲間が居なくなったので、今度はウェルスワース駅に向かった。然しジェームスウェルスワース駅に着いて見ると、入れ違いにゴードンの急行列車が出発してしまった。もう乗客はいない。」
ジェームス「チェ!!何だよ!!」
ナレータージェームスはガッカリして駅を出発した。今度はまっすぐ支線に向かう、トーマスがやって来た。」
ジェームス「見て見て!僕カッコいいだろ!」
トーマス「それより仕事をしろよ!」
ナレーター「でも、ジェームスにはトーマスの声が聞こえない。ジェームスジェームスである事を楽しんでいた。一方パーシーパーシーである事が辛かった。幾等必死で頑張っていても、貨車達は言う事を聞かない。」
貨車達「ヘッヘヘヘヘ!!」
ナレーター「可哀想に、パーシーは疲れ果てていた。」
給炭所の主任?「どうして手伝いが来ないんだ!!?」
ナレーター炭鉱の現場監督が怒鳴った。ジェームスが炭鉱に現れたのはその日の午後それも、大分遅くなってからだ。パーシーは怒っていた。現場監督?もだ。」
給炭所の主任?「遅刻した罰として、特別長い貨車をまで運びなさい!!」
ナレータージェームスは大喜びだ。は何時も機関車や人で賑わっている。」
ジェームス「見せびらかすにはピッタリの場所だ!」
パーシー「貨車達は全然言う事を聞かないから気を付けろよ!」
ナレーターパーシーの忠告をしたが、ジェームスには聞こえない。ジェームスはこれから注目を浴びるのかと思うとワクワクした。しかし貨車達は、これもまで無い程暴れだした。ボディをグラグラ揺してガダンガタンぶつかって来る。あっと言う間に、ジェームスの顔は煤だらけになってしまった。坂を下って行くと、貨車達は笑っている。」
貨車達「ヘッヘヘヘヘヘヘ!!」
ナレータージェームスが急ブレーキを掛けると、貨車が激しくぶつかった。貨車から石炭がジェームスの上に崩れ落ちる。ジェームスは頭に来て貨車を思いっ切り揺さぶった。すると更に石炭が降りかかる。ジェームスはこれまでこんなに真っ黒になった事は一度も無い、こんな姿は見せたくなかった。然しに向かう途中、ジェームスは沢山のとすれ違った。エミリーとすれ違い、次にエドワード、そしてトーマス。」
トーマス「フフッ、赤いのが残ってるのはほっぺだけだね!」
ナレータージェームスブレンダムの港にノロノロと入って来た。こんな姿は誰にも見られたくない。丁度そこへゴードンが急行列車を牽いて到着した。ゴードンは自分の目が信じられない。」
ゴードン「これがジェームスか?煤と埃で真っ黒けじゃないか!こんな汚い機関車は見た事が無いぞ。」
ナレーターパーシーが最後の貨車を牽いて無事に到着した。」
パーシー「その新しい塗装、かっこいいね!僕、気に入ったよ!」
ナレーター「もし、ジェームスが皆の言う事を聞いていたら、こんな姿になる事はなかったのに、ジェームスはこの日、初めてハッキリと聞こえた。それは貨車達が嘲笑ってる声だった。」
貨車達「ヘッヘヘヘヘへ…!!」
ナレーター「照れ臭かったが、ジェームスは微笑むしか無かった。」
英国版Vナレーターマイケル・アンジェリス
米国版CVナレーターマイケル・ブランドン
日本語版CVナレーター森本レオ
トーマス戸田恵子
ジェームス森功至
パーシー中島千里
石炭の貨車/貨車達江川央生龍田直樹
トップハム・ハット卿青野武
給炭所の主任?滝知史
シリーズ前回
(英語)
ヘンリーとねがいのかなうきシリーズ前回
(日本)
パーシーのだいしっぱい
シリーズ次回
(英語)
トーマス、きゅうばをすくうシリーズ次回
(日本)
きちんときれい

*1 作中では「現場監督」
*2 そして天罰が下り、貨車から零れた石炭を被った。