名前 | クランキー |
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英名 | Cranky |
性別 | 男 |
所属 | ブレンダム港 |
運用 | ・貨物船の荷物の上げ下ろしが主な仕事。稀に本土に出張する機関車や帰島した機関車、輸入された新しい機関車の上げ下ろしもしている。 ・ブレンダム港で機関車達が起こした事故やトラブルの後始末も請け負っている。 |
分類 | ・クレーン |
製造年 | 1920年-1950年 |
TV版初登場シーズン | 第5シーズン『クレーンのクランキー』 |
TV版初台詞 | 「お前らなんか役立たずの虫けらだ!お前らがもっと近くに貨車を押してくれりゃ、こんな苦労しなくて済むのによ!」 |
一人称 | 俺 |
二人称 | お前 あんた(第5シーズン『クレーンのクランキー』) 君(第5シーズン『3だいのトラック』) お前さん |
説明 | ・ブレンダム港で働く大型の据え付けクレーン。 ・「クランキー『Cranky』」と言うのは英語の俗語で「気難しい」と言う意味。 ・カリカリした性格で機関車から罵倒される事が多く、喧しく反撃する姿でブレンダム港の遅れを誘う。 ・最初の頃は、立ち位置が固定されていなかった*1。 ・当初はトーマスとパーシーを馬鹿にしていたが、嵐の夜に倒れてしまった所をトーマスとパーシーに助けられたのを機に和解し、改心する。 ・模型期は鴎が唯一の友達だったが*2、フルCG以後に沢山の友達ができた*3。 ・一応操縦席はあるようだが、操縦士はどこから入っているのか不明。 ・彼もケビン同様、時々フックが滑るらしく、吊り上げた積荷を落としてしまう事がある*4。 ・トーマスを持ち上げた事があり、重すぎたのか壊れた事がある*5。 ・騒動の原因となる事も多いが、なんだかんだで機関車からは大事にされている。 |
性格 | ・短気で皮肉屋、ちょっぴり強情。 ・熱くなりやすい性格で、怒りっぽいが、仕事熱心。また、他人の失敗をフォローする事を得意とする。 ・マイペースで急かされる事が嫌いらしく、「鈍間」と言われるとやる気を無くす時がある。 ・その一方、褒める時は褒めるタイプで、ケビンに自身の仕事を手伝ってもらった時は彼に感謝し、エドワードを「ちゃんとした仕事をする機関車」と言って褒めている。 ・カリカリしている反面、おっちょこちょいな面があり、トーマスの運ぶジェットエンジンのスイッチを誤って入れてしまったり、ジェームスの上にメロンを積んだ木箱と砂糖の入った袋を誤って落としてしまった事がある。 ・普段は機関車の失敗を揶揄って笑っているが、ケビンのうっかりやエミリーの大失敗をフォローする為に奮闘する優しい面もある。 ・常に睡眠不足に悩まされている*6。 ・足場固定である事が密かなコンプレックスであるらしく、自由に動き回れる機関車達を羨ましがる節がある*7。 ・トーマスにかくれんぼに入れてもらえず落ち込む等、子供っぽい所もあるようだが、背が高いのを利用して、トーマスにパーシーの居場所を教えてあげた。 ・ソドー島のライオンの事を知ってたり、キリンを見た事がある等、物覚えの良い一面がある模様。 ・失敗を犯し、それを隠そうとしたものの、結局は自ら告白した事から正直者の面もある。 ・力は強い方だが、ハーヴィーを持ち上げた時には「チェーンが切れそうだ」と弱音を吐き、トーマスを持ち上げた時には壊れてしまったりと、重量に耐えれない時がある*8。 ・意外と怖がりな一面があるらしく、ソルティーが話す恐い話*9に怯え、ヘンリーを幽霊と勘違いして悲鳴を上げた事がある。 ・時々、酷い事を言ってしまう事もあるが、海に落ちたケビンを救出したり、パーシーの為に自分の支柱を犠牲にして出航直後の船を止めたり、エドワードをヨイショする発言をした事があり、実は仲間思いで勇敢な面もある。 ・ナレーター曰く「仕返しされるのが怖い」らしい。 ・地獄耳の持ち主*10。 ・自分が不機嫌だという自覚はあるが、それを利用して自分と他人との不機嫌さを比較する事がある*11。 ・ヘンリーとトレバーとロッキーと同様、動物が大好きで、エドワードとジェームスと同様、動物に好かれるタイプでもあり、CGアニメでは鯨の救出に協力したり、鴎と戯れ、マガジンストーリーではリスに癒されていた。 ・ジェームスとハロルドとロッキーに比べ若干控えめだが、女性に優しいフェミニストな面があるらしい*12。 ・フリンと同様、自分の存在に自信を失う場合がある。 ・不愛想で、手伝いに来た仲間を素直に受け入れられない所や本音をうまく言えない時がある。 ・本人はもっと愛想良く振る舞いたいが、怒りっぽい性格が邪魔をするらしい。 ・エドワードとトレバーとデイジーに比べ若干控えめだが、面倒見が良いらしく*13、ゴードンとトビーとロッキー同様、教育者にも適任らしい*14。 ・自分はデリカシーの無いクレーンだと自覚しているようで、ジェームスの上にメロンの木箱と砂糖の袋を誤って落としてしまった時は申し訳なさそうな顔をしている。 ・普段怒りっぽい分、積極性が高い*15。 ・パーティーに興味が無い*16。 ・アトラクションでは「いたずら好き」らしい。 |
TV版での経歴 | ・第5シーズンから登場。出会って早々、トーマスとパーシーをチビ呼ばわりした。また、ローリー3兄弟を歓迎した。そして、魚?と共に運ばれるヘンリーをからかった。 ・第6シーズンでは寝不足でカリカリしてパイプを線路の下に落としてしまい、トップハム・ハット卿に説教された。その後、ジェットエンジンに誤作動でスイッチを押してしまった。 ・第7シーズンではビッグ・ミッキーの余所見で事故を起こしたエドワードを「役に立たない機関車」と言って揶揄っていた。 ・第7シーズンと第8シーズンと第15シーズンと第16シーズンと第23シーズンでは台詞が少なく、カメオ出演が多かった。 ・第8シーズンではパーシーに「鈍間」と言われ、激怒した。 ・第9シーズンではジェームスの上にメロンの木箱を落としてしまった。また、このシーズンで一度だけ、ブレンダム港から姿を消した事がある*17。 ・第12シーズンは台詞なし*18。 ・第13シーズンではトーマスに力比べの挑戦状を叩きつけられ、やる気満々で受けて立ったが、張り切り過ぎて故障した。そして、トーマスに『ソドー島のライオンの話』を語ろうとしたが聞き入れて貰えず、落ち込んでいた。 ・第14シーズンではトーマスの為にキリンを貨車に載せてあげた。 ・第15シーズンでは荷物を積み下ろしながら鴎と戯れていた。 ・第16シーズンではトーマスの手痛いミスの所為で、酷い目に遭う。また、皆から怪物と勘違いされてショックを受けた。そして、このシーズンからランプが追加された。 ・第17シーズンではケビンと仲良くなった。 ・第18シーズンではエミリーの為に海に落ちた地球儀を貨車に載せてあげた。 ・第19シーズンではトーマスが牽く予定だった貨車の中の荷物を派手にぶちまけ、誤魔化そうとした*19。また、ある話でブレンダム港から居なくなっているCGミスが存在した。そして、ソルティーがメインランドへ助っ人として派遣されている間、ティモシーに手伝ってもらい、彼の仕事ぶりに感心した。 ・第20シーズンではヘンリーを幽霊と勘違いして悲鳴を上げた。また、不機嫌そうなジェームスを見てからかった。そして、ジェームスの上に砂糖の袋を落としてしまった。 ・第21シーズンでは新しいクレーンの導入により、自分の存在意義に思い悩む事となる。 ・第22シーズンではマーリンと知り合う。また、ソドー島をソナー島と呼び間違えたマーリンにツッコミを入れた。そして、ロージーに悪戯を仕掛けようとしたディーゼルを目撃したが、それが騒ぎの引き金になってしまう。 ・第23シーズンでは自分の顔にダーシーのドリルをぶつけられそうになった。 ・ヘンリー同様、人形劇時代は問題児で、よくトラブルを起こしていたが、CGアニメ以降は常識人になっている。 |
『All Engines Go』シリーズでの経歴 | ・第25シーズンより登場する。 ・オリジナルシリーズ同様、気難しいのは変わらずだが、仲間に皮肉を言ったり、仲間を貶す事は少なくなった。 ・オリジナルシリーズでは対面することのなかったバルストロードと初めて対面した。 |
長編作品での経歴 | ・長編第1作ではナップフォード駅付近に建っていた。 ・長編第1作と長編第2作では支柱部分しか映らなかったが、長編第3作では初めて長編作品内で喋った*20。 ・長編第4作ではヒロのパレードに参加した。 ・長編第5作では行方不明になったトーマスを探した。 ・長編第6作では来港したばかりのフリンを船から降ろした。 ・長編第7作では嵐の日、ソドー島にやって来たルークを持ち上げた時に誤ってビクターにぶつけて落下させた事が判明した。 ・長編第8作ではスティーブンを探しているジェームスに『ディーゼルが追っ払った』と伝えた。 ・長編第9作ではゲイターが船に載ってると勘違いしたパーシーの為に船を停めようとしたが、停める事が出来ず、海に落ちそうになった。 ・長編第10作では出番無し。 ・長編第11作ではヘンリーが幽霊を見た事を信じていなかった。 ・長編第12作では機関車達が「レイルウェイ・ショーにつれてって」を歌っている中、彼は「俺はどこにも行かないぞ」と自虐的な発言をした。その後、行方不明のディーゼルを探すデンとダート・パクストンを手伝った。 ・長編第13作では冒頭でカメオ出演のみ。 ・長編第14作ではカーリーがトップハム・ハット卿を吊り上げている事に注意した。 |
その他の経歴 | ・4-D作品では自身の失態が原因で、トーマスを不幸な目に遭わせてしまった。 |
その他 | ・トーマスランド(日本)では「いたずらクランキー」と言う名でアトラクション化している。 ・マーク・モラガンのお気に入りキャラクターでもある。 ・『カプセルプラレール』ではなぜか、彼のみの販売とボルダーとセットでの販売がなされている*21。 |
玩具 | ・プラレール*22/トラックマスター ・カプセルプラレール(笑顔/びっくりした顔) ・木製レールシリーズ/ウッド ・トーマスエンジンコレクションシリーズ ・トーマスとなかまたち/新トーマスとなかまたち ・アーテル ・Take Along/テイクンプレイ |
英国版CV | ・マット・ウィルキンソン(第13シーズン-第24シーズン) ・ウィル・ハリソン゠ウォーレス(第25シーズン-) |
米国版CV | ・グレン・ウレッジ(第13シーズン-第24シーズン) ・コーリー・ドラン(第25シーズン-) |
日本語版CV | ・江川央生(第5シーズン-第8シーズン) ・黒田崇矢(第9シーズン-第11シーズン、第13シーズン-第24シーズン) ・堂坂晃三(第25シーズン-) |
その他CV | ・ロブ・ラックストロー(Thomas' Magical Birthday Wishes、きかんしゃトーマス トーマスとたのしく学ぼう!、Storytime『Thomas and the Three Cranes』(英国版)) |
参照画像 | 参照はクランキー/画像 |