日本版タイトル | バートのしかえし | ||
---|---|---|---|
英米版タイトル | Tit for Tat | ||
脚本 | ウィルバート・オードリー(原作) アンドリュー・ブレナー(脚本) | ||
対応原作 | ・第22巻『小さな機関車たち』 (第2話『目には目を』) | ||
放送日 | ・2017年1月23日(カナダ) ・2017年3月5日(日本) ・2017年3月10日(ポーランド) ・2017年4月18日(オーストラリア) ・2017年6月9日(英国) ・2017年8月13日(ニュージーランド) ・2018年1月17日(ハンガリー) | ||
日本話数 | 第489話 第23話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第484話 第18話(シーズン内) | ||
この話の主役 | バート | ||
シーズン | 第20シーズン | ||
登場キャラクターA | トーマス、ジェームス、マイク、レックス、バート、アニーとクララベル | ||
登場キャラクターB | トビー | ||
登場キャラクターC | スカーロイ、ヘンリエッタ、040 BMC | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | ミスター・ダンカン、ほっそり牧師、太っちょ牧師、バートの機関士、レックスの機関士、マイクの機関士、アールズデール鉄道の乗客 | ||
登場人物B | 無し | ||
登場人物C | アールズデール駅長、アールズバーグ・ウェスト駅の作業員、アールズデール駅の作業員、先生、グレート・レイルウェイ・ショーの審査員長、ブロンド髪の女の子、トップハム・ハット卿のお母さんの友人 | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・カーク・ローナン分岐点 ・トーマスの支線 ・ファークァー駅 ・車線 ・クロバンズ・ゲート駅 ・アールズバーグ・ウェスト駅 ・砂利落とし機 ・アールズバーグ ・アールズバーグ分岐点 ・アールズバーグ・ウェスト駅 ・アールズデール駅 ・マースウェイトの森 ・バートが泥水を掛けられた線路 ・アールズバーグ・ウェスト機関庫 | ||
あらすじ | ・ある雨の日、二人の訪問者が珍しい機関車達の写真を撮影する為にソドー島にやって来た。 ・次の日、アールズデール鉄道に行った彼らは、真面目なバートに目を付けて彼の写真を撮る事になった。しかし彼らはカメラに夢中で、バートが挨拶しても答えてくれなかった上に、運転中に前日の雨で出来た水溜りを跳ねてバートに泥水を掛けてしまう。 ・バートは機嫌を損ねてしまい、仕返しを決行する。 | ||
メモ | ・ちんまり機関車、短編で初出演。 ・ちんまり重役ことミスター・ダンカン、太っちょ牧師ことテディ・ボストン牧師、初登場。 ・第4シーズン以来、原作のエピソードが久しぶりに映像化される。 ・冒頭や終盤で「ちいさいけどやくにたつ!」の伴奏が使われる。 ・トーマスとほっそり牧師(原作者ウィルバート・オードリー牧師)、初めて会話する*1。 ・江原正士さんと酒巻光宏さんと金光宣明さんは各2役*2。 ・今回からジェームスの吹き替えは、英国・米国版共有になっている。 ・最後にナレーターが第四の壁を破る発言、所謂メタ発言をした。 | ||
台詞 | ・ナレーター「アールズデール鉄道では3台のちっちゃな機関車達が働いている。それぞれ名前はレックス、マイク、それにバートだ。」 (汽笛)(汽笛)(汽笛) ・ナレーター「彼らのボディはとても小さい、機関士が立つと運転室よりも遥かに高くなる程だった。」 ・ナレーター「ある日、鉄道に2人の男性がやって来た。彼らは小さな車に乗り、機関車の写真を撮って回っていた。 ・ジェームス「はいチーズ!!」 ・ナレーター「その2人はトーマスの支線で一日中写真を撮り続けていた。」 ・トーマス「オッホホホッ!!」(鐘) ・トーマス「あれ?」 ・ナレーター「トーマスはビックリした。彼らが自分ではなく、トビーの写真ばかり撮っていたからだ。」 ・トーマス「あのー、僕の写真は?」 ・ほっそり牧師「タンク機関車の写真はもう沢山持ってるんだ。」(正式な初台詞) ・太っちょ牧師「でも…、あ…、路面機関車は滅多に見られない。物凄く珍しいんだよ!」(初台詞) ・トーマス「それじゃ僕は何なの?普通の機関車とか?」 ・アニー「そう言う事になるわねトーマス、ウフフフ…!」 ・クララベル「そう、普通の面白い機関車ね!ウフフ…!」 ・アニー/クララベル「ウフフフッ…!!」 ・ナレーター「トーマスはファーカー駅で又2人に会った。」(汽笛) ・ナレーター「そして今度は写真を撮って貰った。」 ・トーマス「やったー!ウフフフッ!次はどちらに?」 ・ほっそり牧師「ちっちゃな機関車に会いに行くんだ。」 ・太っちょ牧師「だけど、明日まで待った方が良いかも知れないなぁ!この天気じゃもう良い写真が撮れそうに無い。」(汽笛) ・ナレーター「午後に降り出した雨は夜になっても降り続いていた。だが、朝には止み、日が射したので写真撮影には絶好の天気になった。」 ・バートの機関士「今日はお客さんが来てるよ。」(初台詞) ・マイク「アレ?お客さんならいつもいますよ。」(短編初台詞) ・バートの機関士「彼らは特別なんだ。1人は映像を撮影して、もう1人は文章を書く。オホホホッ!テレビか本に登場出来るかもな!フフフッ…!」 ・バート「でも、僕、本の中を走りたくはありませんよ。ここで働くのがいいんです。」(短編初台詞) ・バートの機関士「ハハハハハッ!」 ・マイク「ハハハハハッ!」 ・マイクの機関士「ハハハハハッ!」(初台詞) ・レックス「ハハハハハッ!」(短編初台詞) ・レックスの機関士「ハハハハハッ!」(初台詞) ・バート「何、どうして笑うの?何で?」 ・アールズデール鉄道の乗客「ワーイ!!」 ・ナレーター「バートが一日の仕事を始める準備をしてると、例の二人がやって来た。」 ・ほっそり牧師「こんにちは。」 ・太っちょ牧師「君はスマートでピカピカの素晴らしい機関車だね!」 ・バート「あー…ハイ!、僕はバートです!機関士さんと一緒に僕の炭水車に乗ってみませんか?」 ・太っちょ牧師「有り難うバート!後で是非乗らせて貰うよ。」 ・ほっそり牧師「今は丁度良い感じで日の光が射してるから、まずは写真を撮りたいんだ。」(汽笛) ・ほっそり牧師「後でね!」 ・バート「オホッ、あんな風に話かけてくれるなんて良い人達だな。」 ・ナレーター「雨が降った後なので、まだ水溜りがある。線路の近くの道路には必ずあの2人が居てカメラを構えていた。」(汽笛) ・バート「こんにちはー!こんにちはー!…あれ?ちょっと手を振ってくれたって良いのに。」 ・バートの機関士「写真を撮っているから、手が放せないんだよ。」 ・バート「ふーん…さっき汽笛を鳴らしても挨拶をしてくれなかったから、もう僕から挨拶するのはやめよう。」 ・バート「オッ!ハッハハヘヘ…!そんなに僕を撮りたいんだ。ウフフッ!オホホホホッ!またこっちに来たぞ!うわぁー!ブハッブェ…!酷いじゃないか!泥水を掛けるなんて!本当信じられないよ!泥塗れになったじゃないか!なのに、写真まで撮るなんてさ!」 ・バート「ブェッ!何がいい写真だ…。僕の気持ちも考えて欲しいもんだ!」 ・バートの機関士「まぁ、そう怒るんじゃないバート。よーしほら、これで綺麗になったぞ。笑顔を見せてくれ。」 ・バート「でも、ボディが汚れたままです。まだ泥だらけじゃないですか。あの二人に仕返ししてやる!僕と同じように水を掛けてやるんですよ。仕返しだ!」 ・バートの機関士「そんな事言うんじゃない。もういいから忘れるんだ。わざとじゃないんだから。」 ・太っちょ牧師「これから、君の炭水車に乗せて貰ってもいいかな、バート?」 ・バート「えっ?ああ、そ、それはどうですかね?さっきあんなに……。」 ・バートの機関士「勿論いいですよ!どうぞ!」 ・ナレーター「バートは線路を走りながら、この後どうしようかずっと考えていた。」 ・太っちょ牧師「随分降りましたね。」 ・バートの機関士「本当ですね。フフフッ…!!」 ・バート「お?そうだ、いい仕返しの方法を思いついた。へへへ、最高の計画だぞ。もう一人の方も入れば、完璧なのにな。へへへ…。」 ・ナレーター「バートはさっきよりもスピードを上げて走り、急な坂がある森の中までやってきた。そしてスピードを落とした。」 ・バートの機関士「どうしたんだバート?スピードが落ちてる!」 ・バート「やられたらやり返してやる…!今度は僕が仕返しをする番だ!エヘッヘッへ…。」 ・太っちょ牧師「うわぁー!!冷たい!ビショビショになったぞー!」 ・バートの機関士「オーッ!、バート!、バート!!何をしているんだ!」 ・バート「やられたらやり返してやるんだ!アハッハッハ。」 ・ナレーター「アールズバークの分岐点で…、」 ・ミスター・ダンカン「ん、んん!」(初台詞) ・バート「えっ?」 ・ナレーター「アールズデール鉄道の局長ミスター・ダンカンが待っていた。」 ・ミスター・ダンカン「バート!今日、問題を起こしたそうだな。お客さんに失礼な事をするなんて!」 ・バート「でも、彼らが、先に水を掛けたんです。僕は何にも…」 ・ミスター・ダンカン「言い訳は聞きたくないバート!!君にはガッカリだ!!機関庫に戻れ!!」(汽笛) ・太っちょ牧師「何とまぁ…。」 ・ほっそり牧師「ハー…フッ。」 ・太っちょ牧師「可哀想に…。」 ・ほっそり牧師「本当にねぇ…。」 ・ナレーター「バートが機関庫でションボリしてると、例の2人がまた彼の所にやって来た。」 ・バート「僕に何の用だろう…?」 ・ほっそり牧師「やあバート。」 ・太っちょ牧師「さっき、車で通り過ぎた時、君に水を掛けてしまった事を謝りに来たんだ。」 ・ほっそり牧師「水溜りがある事に全然気付いていなかったんだよ。」 ・太っちょ牧師「僕もだ!君の写真を撮るのに夢中になっていたからねぇ。」 ・バート「そうですか!あ…あの…それじゃえっと…あの…ぼ、僕も水を掛けたりしてごめんなさい。」 ・ほっそり牧師「お詫びに私達から…何か出来る事は無いかと思って君に会いに来たんだ。」 ・太っちょ牧師「これから君を洗ってあげるよ!ピッカピカの姿にまた戻れるようにね。」 ・バート「フッフフフッ…!」 ・ナレーター「レックスとマイクが戻って来ると、バートは今朝の様にピカピカで綺麗な姿に戻っていた。」 ・マイク「あれ?『物凄く失礼なお客さんとちょっと揉めた』って話を聞いたけど?」 ・レックス「『泥塗れになった』とも聞いたよ?」(正式な短編初台詞) ・バート「そうだよ。でも綺麗にしてくれたんだ。実は良い人達だったよ。それにね、僕の事を本に書いて、映像でも紹介してくれる事になったんだ。テレビに出る事もあるって。」 ・マイク「ハハハ、おいおい何言ってるんだ?そんな事ある訳無いだろ?」 ・レックス「君の事を揶揄ってるんだよ。ハハハハハ!」 ・ナレーター「でも確かに、テレビに出たよ。」 | ||
原作との相違点 | ・原作では訪問者がノース・ウェスタン鉄道とこうざん鉄道の機関車達の写真撮影のシーンは無く、バートが機関士から訪問者が来る事を知らされるシーンから始まる*3*4。 ・原作ではバートが降らせた雨露は森を抜けるまで続いたとされている*5がTV版では短くなっている*6。 ・バートに乗っている乗客は原作では男性も居るが、TV版では女性と子供達だけである。 ・ほっそり牧師と太っちょ牧師がバートに謝罪と綺麗にしてあげるシーンがあるが、原作では省略され言及のみとしてされた。 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス:ジョン・ハスラー ・ジェームス/ミスター・ダンカン/ほっそり牧師:ロブ・ラックストロー ・マイク:ティム・ウィットノール ・レックス/太っちょ牧師:トム・ストートン ・バート:キース・ウィッカム ・アニーとクララベル/アールズデール鉄道の乗客:テレサ・ギャラガー ・バートの機関士/レックスの機関士:マット・ウィルキンソン | ||
米国版CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス:ジョセフ・メイ ・ジェームス/ミスター・ダンカン/ほっそり牧師:ロブ・ラックストロー ・マイク:ティム・ウィットノール ・レックス/太っちょ牧師:トム・ストートン ・バート:キース・ウィッカム ・アニーとクララベル/アールズデール鉄道の乗客:テレサ・ギャラガー ・バートの機関士/レックスの機関士:マット・ウィルキンソン | ||
日本版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・ジェームス/ほっそり牧師*7:江原正士 ・レックス:小田柿悠太 ・バート/バートの機関士*8:酒巻光宏 ・マイク:坪井智浩 ・アニーとクララベル/アールズデール鉄道の乗客*9:吉岡さくら ・ミスター・ダンカン:三宅健太 ・太っちょ牧師/レックスの機関士/マイクの機関士:金光宣明*10 | ||
シリーズ前回 | やくにたつしろいぼうし | ||
シリーズ次回 | マイクのきてき | ||
原作前回 | 線路のじゃり | ||
原作次回 | マイクのきてき |