名前 | フライング・スコッツマン/他所の機関車 |
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英名 | Flying Scotsman |
性別 | 男 |
車体番号 | 4472 |
色 | 原作:黄緑色(車体&炭水車&車輪&ドーム)+白(ライン)+黄色(ライン&字体)+赤(ライン&バッファービーム&ネームプレート)+黒(屋根&煙突&車台) 人形劇:アップルグリーン(炭水車&車輪)+白(ライン)+黄色(字体)※炭水車のみの登場 CGアニメ:濃黄緑色(車体&炭水車&車輪&ドーム&屋根)+白(ライン&LNERランプ)+黄色(ライン&字体)+赤(ライン&バッファービーム&ネームプレート&車台)+黒(煙突&除煙板&バッファー) |
車軸配置 | 4-6-2 |
製造年 | 1923年 |
改造 | 1947年 |
所属鉄道 | グレート・ノーザン鉄道→ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道→イギリス国鉄→イギリス国立鉄道博物館 イギリス国鉄 |
運用 | ・主にメインランドから長距離走行の赤い急行客車の牽引*1。 |
分類 | ・蒸気機関車 ・テンダー機関車 |
原作初登場巻 | 第23巻『機関車のぼうけん』第1話「ヘンリーと炭水車」 |
原作初台詞 | 「ゴードン、君もずいぶん変わったねぇ。」 |
TV版初登場シーズン | 第3シーズン『たんすいしゃがほしい』 ※正式登場は長編第12作『きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち』 |
TV版初台詞 | 「こんにちは。僕はロンドン - エディンバラ間を走った長距離選手フライング・スコッツマンだ。僕は『汽車のえほん』にも登場するんだぜ。今、夏休みに走る為に調整中なんだ。」 ※通常のTVシリーズでは「へぇ、そうかい?ここには有名な機関車なんていないと思ってたよ………おや、ゴードン。」 「俺のホームにいるのは誰だ?邪魔だぞ。」※短編初台詞 |
一人称 | 僕(原作、世界・ふしぎ発見!) 俺(CGアニメ) |
二人称 | お前 君 |
説明 | ・79台生産された『クラスA1/A3型蒸気機関車』の唯一の現存機でゴードンの唯一生き残った弟*2。 ・名前の由来はキングス・クロス-エディンバラ間を結ぶ急行『フライング・スコッツマン』から。 ・改良される前のA1時代にシティ・オブ・トルーローに次いで時速160kmを記録した。 ・第二次世界大戦中は旅客列車を牽かず、軍事物資の貨物列車に従事した。また、その時は戦闘機による爆撃を避ける為に、塗装を黒一色に変更された。 ・戦後イギリス国鉄の所属となる。1947年に塗装を深緑色にされ、除煙板とダブルチムニーを装着する。1963年に引退。 ・当初は保存される予定は無く解体される予定だったが、アメリカ出身の資産家アラン・ペグラー氏に破格の値段で買い取って貰い、保存される事になった。その際に黄緑色の塗装に変更、シングルチムニーの装着、除煙板を撤去*3し、更に炭水車を増やして貰う。 ・戻して貰う前の自分を『酷い姿』と言っている*4。 ・ソドー島へ遊びに来た事が有る。 ・1968年、再びロンドン-エディンバラ間に彼を走らせる為のイベントが開催された。一鉄道ファンとして来ていたウィルバート・オードリーを含めた大勢の客を乗せ、完走する。 ・一度ツアー運行でアメリカへ渡った際、アメリカの鉄道法規により、そのままの状態では走行が出来ない為、前照灯、カウキャッチャー、鐘というヘンテコ装備をされたが、ツアー終盤で所有者のアラン・ペグラー氏が破産。アメリカ政府に没収され解体処分にされかけたが、新しい持ち主のウィリアム・マッカルパイン氏が彼を買収、事なきを得る。 ・炭水車が2つ付いているのは、イギリス国内での蒸気機関車の定期運行の廃止に伴って給水塔や給炭所が撤去された為であると同時に、長距離運転時の水を確保する為。 ・人形劇時代では予算の都合上、ダブルテンダーだけの登場で、他所の機関車と説明されている為、ゴードンとの会話は無い。 ・炭水車が2つ付いている理由は「走っている鉄道に補給出来る場所が少ないから」と説明されていた。 ・長編第12作で正式に登場。現在の実車に似た姿となり、可動式除煙板とダブルチムニーが追加され、第23巻や第3シーズンよりも緑塗装の色味が濃くなり、ランボードの色は実車同様黒、原作で登場したダブルテンダーも、そのままTV版に生かされているが、テンダーの車輪の数が8つから6つに変更された。*5。 ・「フライング・スコッツマン」は「空飛ぶスコットランド人」を意味する*6。 ・余談だが、『フライング・キッパー』の『フライング』は『フライング・スコッツマン』が由来している。 |
性格 | ・性格は義理人情に厚く世話好き、悩みを抱えた仲間にアドバイスをする事も。 ・ゴードンとは違い、紳士的で穏やかな性格だが、少し気さくで鈍臭い一面も有る。 ・チャーリーとフィリップといたずら貨車・いじわる貨車と同様、女性のへの礼儀が中途半端な所がある*7一面とその礼儀がある一面がある*8。 ・博識で思慮深い面もあり、早い段階からトーマスがレースに出場すれば優勝すると予見した。 ・トーマスやエースとは正反対で、ファーガスとデュークとトップハム・ハット卿と同様、「規則は破られる為にある」の考えは持っておらず、交通規則に厳しく、パーシーとエミリーとウィフとロージーとパクストンとアニーとクララベルと標準軌のスレート貨車とゴードンの機関士とエルスブリッジ駅長と不機嫌な乗客とチャルバラとインドの警察官と同様、不正行為を嫌っている*9。 ・競争好きな反面、『速さ』より『安全』を優先するタイプ*10。 ・無愛想だという事を自覚しているゴードンとは対照的にやたらと愛想が良い。 ・ゴードンやトビーと同様、教育者に適した性格らしい*11。 ・ジェームスやデイジーに比べ若干控えめだが、優れた臭覚の持ち主であるらしい*12。 ・トビーと彼の機関士・機関助手とトップハム・ハット卿とファーマー・フィニーとナップフォード駅長とソドーブラスバンドと男の先生とレッジの操縦士とウェルズワーズ屑鉄置き場の作業員とアノファ採石場の作業員と灰色コートの信号手と同様、予想外の事態に出くわすと困惑する傾向がある*13。 ・TV版ではトーマスに対しては優しく接するが、弟であるはずのゴードンに対してはやや嫌味ったらしく、若干見下しているかのような偉そうな発言をしている*14。但し、見下していると言うよりは、単にゴードンをからかって楽しんでいるような素振りがある。 ・悪戯はするが、悪気はないので許して欲しいというスタンス*15。 ・兄弟のゴードンやエミリー程ではないが、縄張り意識がある*16。 ・YouTube限定動画では、騙され易い設定があり、ハリーとバートに騙された?のが原因でメインランドから出られなくなり、ゴードン共々幽霊に成り済ましたビルとベンとラウルとアイヴァンに脅かされたりと災難が続いた。 |
原作での経歴 | ・第23巻で兄弟のスクラップに憂鬱になっていたゴードンに励ましの声をかけ、ちゃんとした鉄道で元気に働いているゴードンを羨ましがった*17。 ・その後、汚い6つの炭水車?を牽くヘンリーを見てほくそ笑んだ。 ・ドナルドと共に、ディーゼル199と7101号を抱介するヘンリーを出迎え、7101号の急行列車を引き継いだ。 ・ダグラスがオリバーを連れて本土からソドー島に戻った後、皆に見送られて本土に戻っていった。 |
TV版での経歴 | ・第3シーズンで初登場するも、炭水車のみの登場で、「別の鉄道の機関車」として扱われており、ゴードンとの兄弟設定は無い。原作におけるフライング・スコッツマンとは別の機関車と取れる。また当時は、スタッフがダブルテンダーの特徴を理解出来ていなかったのか、炭水車と貯水車ではなく、両方とも炭水車であった。 ・第22シーズンでCGシリーズの短編初登場となる。対面して早々にレベッカを説教している。 ・第23シーズンではトーマスの妄想内のみ登場。 ・第24シーズンではゴードンとジェームスとニアとレベッカの妄想内のみ登場。 |
長編作品での経歴 | ・長編第12作で正式に登場する。ゴードンとの兄弟設定が生かされ、炭水車2両の他、除煙板が追加。実機の炭水車の車輪数は8個だが、6個となっている。また汽笛の音が、ネビルの汽笛と同様の物になっている。そしてボディは、アップルグリーンから濃黄緑色に変更されている。 ・原作ではゴードンと同様の顔だったが、CGアニメではゴードンと区別を付ける為、目が縦に大きく、鼻の形が異なり、眉毛も太くなっている。 ・トーマスにグレート・レイルウェイ・ショーの事を教えた。 ・参加種目は「グレート・レース」。然し、優勝は出来なかった。 ・長編第13作ではカメオ出演で、ヒロと並走しているシーンが存在する*18。 ・長編第14作では横から急に飛び出して来たエースに迷惑そうにしていた。そして、魚の無蓋貨車を連結した状態で急行列車を牽引してヴィカーズタウン駅に到着した時に、ゴードンにスモークニシンの臭いに迷惑そうな顔をした。 |
その他の経歴 | ・『世界・ふしぎ発見!』ではリポーターの濱田岳とテレビの視聴者に自己紹介を行い、「長距離選手」を自称した。 |
他キャラクターとの関係 | ・原作絵本ではゴードンの弟で、人形劇時代では赤の他人扱いされていた物の、CGアニメでは兄弟設定が正式に引き継がれたが、原作と違いCGアニメではゴードンの兄という設定になっている。 ・ヘンリーから炭水車を2台所有している事を理由に嫉妬された事がある*19。 ・ドナルドとダグラスとはゴードンを通じて親しくなり、イギリス本土に戻る際にスコットランド民謡『蛍の光』で見送って貰った*20。 ・トーマスとはゴードンの紹介によって知り合い*21、トーマスは彼の姿に惚れ、彼はトーマスに「グレート・レイルウェイ・ショー」の競技に参加する事を薦めた事がある。 ・スペンサーとアクセルとエティエンヌとはグレート・レースでの対戦相手*22。 ・ジェームスとパーシーとエミリーとヒロとコナーとライアンとノーマンとフィリップとは会話は無いが、面識はある模様*23*24。 ・シドニーとはゴードンを通じて知り合い、彼に注意を促した事がある。 ・アニーとクララベルは彼に少しだけ苦手意識があるらしい*25。 ・レベッカとはヴィカーズタウン駅で知り合う。 ・エドワードとサムソンとは一緒に居る場面は無いが、面識はある模様。 ・YouTube限定動画ではトビーとヴィニーとハリケーンとディーゼルとディーゼル10とディーゼル261と面識がある。 ・線路に飛び出してきたエースに驚いた事がある。 |
人間関係 | ・トップハム・ハット卿とはトーマスとゴードンを通じて知り合ったらしい*26。 |
モデル | ・クラスA3蒸気機関車 4472『フライング・スコッツマン』(ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道) |
その他 | ・1969年と1988年にそれぞれ北アメリカとオーストラリアで運転され、オーストラリアではSL列車による最長無停車運転記録を打ち立てた*27。 ・2004年より国立鉄道博物館が所有、臨時列車として走っている。この時の炭水車は1台でヴィッテ式の除煙板が付いている。 ・2006年からオーバーホールで休車状態だったが、2016年2月に本線走行に復帰した。現在では臨時旅客列車の牽引などで活躍している。 ・日本の鉄道100周年の際に特別ゲストとして招待される計画もあったが、実現には至らなかった。 ・『カプセルプラレール』ではなぜか、彼のみの販売とボルダーとセットでの販売がなされている*28。 |
玩具 | ・トラックマスター(除煙板付き/スチームイラスト付き) ・カプセルプラレール(除煙板付き/ハイライトあり/黒ライン/白ライン) ・木製レールシリーズ(除煙板無し/ウィンク顔)/ウッド?(2018年発売予定だったが諸事情により2020年に修正) ・アーテル(除煙板なし/テンダー1両) ・アドベンチャーズ |
英米版CV | ・ルーファス・ジョーンズ(長編第12作、長編第14作-第22シーズン) |
日本版CV | ・三宅健太(長編第12作、長編第14作-第22シーズン)*29 |
その他CV | ・小室正幸(世界・ふしぎ発見!) |
参照画像 | ・参照はフライング・スコッツマン/画像 |
前 | セレブリティー |
後 | ディーゼル261 |