トードのめいあん

Last-modified: 2019-01-28 (月) 21:31:58

「勿論、いいですとも。」
トードのめいあん

日本版タイトルトードのめいあん
英語版タイトルToad Stands By
脚本ウィルバート・オードリー
放送日・1994年8月11日(英国)
・1996年5月17日(オーストラリア)
・1996年10月14日(米国)
・1998年2月13日(ドイツ)
・2009年8月2日(ハンガリー)
対応原作原作24巻『機関車オリバー
(第3話『トードの手だすけ』
話数83
この話の主役トードオリバー
登場キャラクターAトーマスダックダグラスオリバートード貨車達スクラフィーいじわる有蓋貨車?顔つきタンク車?タールタンク車牛の家畜貨車?
(英語版のみ:パーシー
登場キャラクターBなし
(機関車紹介のみ:パーシー
(原作のみ:フレッド・ペレイリキティーU.L.P.
登場キャラクターCヘンリージェームスパーシー
登場キャラクターDドナルド(機関車紹介のみ)
登場人物Aトップハム・ハット卿
登場人物Bオリバーの機関士トップハム・ハット卿の付き人ナップフォード操車場の作業員ダックの機関士キャラン駅長
登場人物Cトーマスの機関士パーシーの機関士パーシーの機関助手オリバーの機関助手
登場人物D無し
登場スポットティッドマス機関庫
クロバンズ・ゲート修理工場
キャラン駅
キャラン操車場?
あらすじあの時貨車達のいたずらで失敗したことから立ち直れずにいるオリバーの為にトードはある作戦に出る事に・・・
メモ・この話は第3シーズンちょっとちがうよオリバー』と『2かいだてバスのバルジー』の間である。
オリバー第4シーズンで唯一台詞付きで登場する回。
・この回からオリバーの声が低くなっていく。
・この話からトードも喋る。
ヘンリー貨車を脱線させている。
トーマスゴードンヘンリーディーゼル続いて、歌でからかわれるオリバー*1
あの時のジェームスヘンリーゴードンに続いて、悪意の有る渾名をを名付けられるオリバー
あの時のゴードンヘンリージェームスディーゼルパーシーダックドナルド続いて、恐ろしい仕返しを決行するオリバー
ヘンリージェームスディーゼルダグラスパーシー続き貨車を破壊するオリバー*2
あの時のダグラスに続いて、何の理由も無く貨車に嫌われていると発覚するオリバー*3
・この話のトーマス第2シーズンおんぼろエドワード」、パーシー第3シーズンどろんこゴードン」に続いて終始笑わなかった。
スクラフィーが登場するのは今の所この話のみである*4。そして、次にタンク車に顔が付くのは長編第13作まで無い。
台詞ナレーターオリバーが修理を終えて工場から戻って来た。意地悪な貨車達に騙され大西武鉄道出身の機関車が転車台の穴に落っこちたのだった。すっかり綺麗に直った物の、まだ貨車の事が気に掛かる。」
オリバー「貨車とは付き合いたくないなぁ…。」
ナレーター「彼は呟いた。だが貨車達が下品な大声で歌を歌いだした。ボスのスクラフィーがコーラスの指揮を執っている。」
貨車達オリバーのお馬鹿さん♪お利口振って♪親分気取りで、冗談じゃねぇーよ!♪奴が間抜けな命令出すから、ちょいと穴に落としてぇー♪ほらペッチャンコ♪」
ナレータートーマス達は凄く怒った。」
トーマスダック「静かにしろよ!」
ナレーター「でも彼らのいない時間と場所を狙ってまた貨車の大合唱が始まる。」
貨車達いじわる有蓋貨車?オリバーのお馬鹿さん♪お利口振って♪親分気取りで、冗談じゃねえよ!♪ハハハハハハハハッ・・・」
ナレーター「とうとう皆、諦めてしまった。」
トーマス「ごめんよオリバー、力になれなくて…」
オリバー「いいんだ、全部僕の所為だよ。転車台の穴なんかに落ちるからいけないんだぁ…。」
ナレーター「ブレーキ車のトードオリバーに同情した。翌朝トードダグラスに相談した。」
トード「心配ですよダグラスさん。奴等、無礼な事ばかりして一体どこまでやる気でしょう?」(初台詞)
ダグラス「さあねぇ…。」
トード「実はいい考えがあるんです。僕、同じ大西部鉄道出身だし、オリバーさんに力を貸したいんですけど構いませんか?」
ダグラス「勿論、いいですとも。」
ナレーターダグラスはそう答えて出てっいた。トードはすぐに自分の考えを皆に披露した。」
ダック「ちょっと待てよ!そんな事オリバーにさせちゃ駄目だよ!」
ナレーターオリバーが口を挿んだ。」
オリバー「いいんだダック。自分でやった事は自分で始末しなくちゃ!」
トードオリバーさん、貴方を馬鹿にしてるわけじゃないんです。」
オリバー「解ってるよトード機関士も賛成だし、駅長にも説明してあるから。」
ダック「それなら僕もオッケーだ。でも僕行かなきゃ。お客が待ってるからね。じゃあ頑張れよ!」
オリバー「またね!」
ナレーターオリバーが男らしく微笑んだ。でも内心は心配で心配で仕方が無い。オリバーは悪の貨車達を2台ずつ引っ張ってきた。」
トード「その調子ですよオリバーさーん…。最後まであのスクラフィーを残して置いて…真後ろに来る様にしてくださぁい…。戯言を言いだしたら、ドスンとぶつけてやれますからねぇ…。」
スクラフィー「おい!一歩も動くんじゃねぇぞ!後ろの連中にも伝えてくれ!」(初台詞)
ナレーター「馬鹿な貨車達がくすくす笑った。しかし、オリバーは怯まなかった。彼の車輪は砂が撒かれたレールをがっしり掴んだ。そして、力一杯引っ張った!」
スクラフィー「うわあぁっ!やめてくれ!く、苦しいよぉ!」
ダック「やれぇ!やっちまえ!その調子だ!いいぞ、いいぞ!オリバー!」
スクラフィー「うわあああっ!誰か助けてくれ!あぁっ!?バラバラになっちゃう!」(最後の台詞)
ナレータースクラフィーはバラバラになり、面倒な事になってしまった。」
トップハム・ハット卿お前は自分が馬鹿力だと言う事を知らなかったのかね?」
オリバー「いえ、そんな事は有りません・・・。」
ナレータートップハム・ハット卿スクラフィーを点検した」
トップハム・ハット卿「思った通りだ。腐った木に錆びた骨組み。組み立て直せばまぁ、少しはマシになるだろう…。」
ナレーター「最近では手が足りない時だけオリバーが手伝っている。でも貨車達は用心し合ってる。」
貨車達オリバーには気をつけろよ!」
牛の家畜貨車?彼奴をからかったら…。」(正式な初台詞)
顔つきタンク車?「二度と元の姿には戻らないぞ!」
ナレーター「懲りたスクラフィーはただ黙ってるだけだった。」
原作との相違点・原作ではダックが客車を取りに去って行く際、線路に砂を撒いて車輪で踏み固め、滑り止めにするようアドバイスをしているがTV版ではカットされている。*5
・原作ではトードは他の貨車達を後ろから押さえつける役を担っているが人形劇では横から作戦の指示を出しているだけである。
・原作ではスクラフィーは見るも無残に破壊し尽くされ、もう使い物にならなかったと判断されている*6が、人形劇では横板が外れて懲りたと言う事で済まされ、その後は修復された事になっている。
英国CVナレーター/他:マイケル・アンジェリス
米国CVナレーター/他:ジョージ・カーリン
日本CVナレーター森本レオ
トーマス戸田恵子
ダック塩屋浩三
ダグラス遠藤武
オリバー/いじわる有蓋貨車?緑川光
トード沼田祐介
スクラフィー江川央生
牛の家畜貨車?/顔つきタンク車?/タールタンク車小林俊夫
トップハム・ハット卿宮内幸平
貨車達高戸靖広里内信夫龍田直樹
シリーズ前回(英語)トンネルのなかのかいぶつシリーズ前回(日本)デイジーとおうしのめだま
シリーズ次回(英語)デイジーとおうしのめだまシリーズ次回(日本)さかなにはきをつけろ
原作前回オリバーの大しっぱい
原作次回ぶくぶくバルジー
参照画像・参照はトードのめいあん/画像?

*1 歌詞は違うが原曲はディーゼルの時の『いいやつみつけた』と一緒
*2 先頭の貨車を壊すパターンはディーゼルの時と同じとなる。
*3 ダグラスの場合は意地悪なブレーキ車オリバーの場合はスクラフィー
*4 ただし、スクラフィーの顔を使用した貨車が登場する。
*5 TV版では滑り止めの砂が既に撒かれているシーンのみある。
*6 恐らく、そのままスクラップとして処分された可能性が高い