日本版タイトル | パーシーとパイプオルガン | ||
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英語版タイトル | Percy and the Calliope | ||
脚本 | マックス・アレン | ||
放送日 | ・2012年2月25日(オーストラリア) ・2012年3月2日(英国) ・2012年4月15日(日本) ・2012年5月5日(米国) ・2012年11月16日(ドイツ) ・2013年3月21日(ハンガリー) ・2014年8月10日(ノルウェー) ・2016年3月4日(韓国) | ||
話数 | 372 | ||
この話の主役 | パーシー、ディーゼル | ||
登場キャラクターA | パーシー、ディーゼル | ||
登場キャラクターB | ビクター | ||
登場キャラクターC | トーマス、ヘンリー、ジェームス、ロージー、ウィフ、スクラフ、ロッキー、ケビン、クランキー | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、ボックスフォード公爵婦人、パーシーの機関士、パーシーの機関助手 | ||
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、ボックスフォード公爵、石炭ホッパーの作業員? | ||
登場人物C | ロージーの機関士、ロージーの車掌、ブレンダム港の作業員 | ||
登場スポット | ・ウィフのゴミ処理場 ・ブレンダム港 ・ボックスフォード駅 ・ボックスフォード公爵夫妻の新しい別荘 ・ゴードンの丘 ・石炭ホッパー ・ソドー整備工場 ・精錬所(言及のみ) | ||
あらすじ | ・ある日パーシーはボックスフォード公爵の別荘からパイプオルガンを運ぶ事になりますが・・・。 | ||
メモ | ・パイプオルガンが流している曲は、クラシック・シリーズで使用された旧OPのアレンジである。 ・パイプオルガンの修理の実験中に散々笑うディーゼル。 ・付き人2人に車を押して貰っているトップハム・ハット卿*1。 ・パーシーが汽笛を壊すのは今回で3度目*2。 ・トーマス、第12シーズン以来久しぶりに台詞無しの出演。 ・実際は『カリオペ』だが、劇中では『パイプオルガン』と使われた。 ・ボックスフォード公爵は今回は台詞無し。 ・日本版のみ、トップハム・ハット卿の付き人に台詞が有る*3。 ・パーシー、錆びついた商品を復元するのは第5シーズン『トーマスとふるいきゃくしゃ』以来となる*4。 ・不満そうな顔をする物の、パイプオルガンを直そうとするパーシーに付き合う優しい、ディーゼル。 ・あの時は、パーシーの機関士がトップハム・ハット卿に「手伝いましょうか?」と声を掛けたが、今回はパーシーが「手伝いましょうか?」と話し掛けている*5。 | ||
台詞 | ・ナレーター「ソドー島の機関車達は島を綺麗に片付けようと何時でも一所懸命働いている。島の彼方此方に集めたり運んだり行けない沢山のゴミやガラクタ不用品があるのだ。大変な仕事だが皆は幸せだった。どの機関車も役に立ちたいと思っているからだ。ある日ガラクタを集めていたパーシーとディーゼルは最後にボックスフォード公爵の別荘に立ち寄った。公爵婦人がとても珍しいガラクタを持っていた。」 ・パーシー「其れは一体何ですか?」 ・ボックスフォード公爵婦人「パイプオルガンよ。昔は夏休みに必ずパイプオルガンで音楽を演奏していたんだけど此れはずっと外に置かれたままだから錆びついてしまったのよ。」 ・パーシー「うひゃ~…パイプオルガンか!」 ・ボックスフォード公爵婦人「残念だけど…此れを今から精錬場?迄運んで行って貰えないかしら?解体しなきゃいけないの。」 ・ディーゼル「お任せ下さい!」 ・パーシー「もう一度パイプオルガンを聞けたら素敵だと思わない!?」 ・ディーゼル「ハッ!もう只のガラクタなんだろ?さっさと解体した方が良いのさ。」 ・ナレーター「だが、パーシーにはそのパイプオルガンがガラクタではなく何か特別な物だと思えた。」 ・パーシー「もし、僕がパイプオルガンを直せたら、バラバラに壊されなくていいんだよね?」(警笛) ・ディーゼル「ヒャハハハ!本気で言っているのか?完全に錆びついてしまっているじゃないか!いい加減にしろよな。ハハハハ!」 ・ナレーター「パーシーはションボリした。ディーゼルには笑われるのは嫌だったがパイプオルガンが解体されてしまうのも嫌だった。」 ・パーシー「精錬所に着く迄僕がパイプオルガンを直して見せるぞ!」 ・パーシー「う~ん…はぁ!ふぅ~…本当重いな!こりゃ大変だぞ!もっと沢山水が必要だ!」 ・ナレーター「そこで彼等は給水塔に立ち寄る事にした。」 ・ディーゼル「ハッ!ディーゼル機関車は水なんか無くても走れるぞ。」 ・パーシー「僕達は君と違うんだよ!蒸気機関車は沢山水が必要なんだ!あっ!もしかしたら水でパイプオルガンを治せるかも!?」 ・パーシーの機関助手「うわっ!!」 ・ディーゼル「おっ!」 ・ナレーター「パーシーが移動すると、パイプオルガンのパイプに勢い良く水が流れ込んだ。パーシーは耳を澄ませ音を聞いた。だが聞こえていたのは、唸るようなゴボゴボと言う可笑しな音だけだった。そしてパイプオルガンが全体がガタガタ揺れていた。」 ・パーシーの機関士「あっ!あぁ!」 ・ディーゼル「アハハハハ…!!フハハハハハ…!!」 ・パーシー「う~ん…あぁ…!」 ・ナレーター「どうやらこれは失敗の様だった。」 ・パーシー「絶対にこのパイプオルガンを直して見せるぞ!」 ・ナレーター「再び彼等は精錬所に向かって走った。パーシーの火室は勢い良く燃えていた。」 ・パーシー「本当重いなぁ!ガラクタを運ぶのって大変だ!ディーゼル、もっと沢山石炭が必要だ!」 ・ディーゼル「くぅ~!」 ・ナレーター「今度は石炭を補給する事になった。」 ・ディーゼル「ふん!ディーゼル機関車は石炭なんかなくても走れるぞ!」 ・パーシー「でもねぇ。蒸気機関車は石炭が居るんだよ!」 ・ナレーター「その時、パーシーはまた別のアイデアを思いついた。」 ・ディーゼル「何だ!?」 ・ナレーター「パーシーが移動するとパイプに石炭が入った。」 ・ディーゼル「今度は一体何だ?」 ・パーシー「僕は石炭で走る。パイプオルガンも石炭で音を出してくれるよ!」 ・ナレーター「すると突然、真っ黒な煙がパイプオルガンから噴き出した。」 ・パーシー「ゲホッ!ゴホッ!ゲホッゴホッ!ノホッゴホッ!」 ・ディーゼル「フハハハハハハ…!!ヒャハハハハハ~!!」 ・ナレーター「これも又失敗のようだった。」 ・パーシー「絶対にこのパイプオルガンを直して見せるぞ!」」 ・ディーゼル「フヘヘヘヘ!」 ・ナレーター「パーシーとディーゼルは更に線路を進んで行った。精錬所迄もうすぐだ。パイプオルガンが解体されてしまうと、パーシーは悲しくなった。暫くしてパーシーとディーゼルは踏切で止まった。トップハム・ハット卿の乗って居た車が故障してしまって停まっている。」 ・パーシー「お手伝いしましょうか?」 ・トップハム・ハット卿「いいや、大丈夫だよ!」 ・トップハム・ハット卿の付き人「うーん…!!…よいしょっ…と…!!」 ・ナレーター「後ろから力一杯車を押すとエンジンが掛かった。」 ・パーシー「良かった…。そうだ!トップハム・ハット卿の車は押したら走ったぞ!其れならこのパイプオルガンだって押したら音が出るかも!?」 ・パーシー「うっ…!ふぅ~!」 ・ナレーター「パイプオルガンは貨車の上でガタガタと揺れパイプ同士が音を立ててぶつかり合った。だが楽器の音は出なかった。」 ・パーシー「もっとスピードをあげよう!絶対にバラバラになんてさせない!」 ・ナレーター「その時、問題が起きた。ゴードンの丘の頂上にやって来るとパーシーは止まった。だがパイプオルガンは止まらなかった。連結部分が外れてしまったのだ。」 ・パーシー「如何しよう…!!大変だ!!」 ・(止まらず走って行くパイプオルガン) ・パーシー「あっ…やっちゃった…。」 ・ディーゼル「フヘヘヘヘ…!」 ・パーシー「このままじゃパイプオルガンがバラバラに壊れちゃう!」 ・ナレーター「パーシーはガッカリした。蒸気には何時もの勢いが無く、汽笛も元気が無かった。」 ・ディーゼル「アハハハハ!!今の汽笛は中々いい音だったじゃないか?アハハハ…!」 ・パーシー「あっ!そうだ汽笛だよ!此れできっとパイプオルガンから音が出るぞ!」 ・ディーゼル「ヘッ!」 ・ナレーター「パーシーは蒸気を出る所とパイプオルガンをホースで繋いで貰った。パイプオルガンに蒸気が吹き込まれて行く。」 ・ディーゼル「ハッ…おぉ!」 ・ナレーター「遂にパイプオルガンが鳴り出した。とても力強く素晴らしい音だった。パーシーは嬉しくて笑顔になった。其処へトップハム・ハット卿がやって来た。」 ・トップハム・ハット卿「パーシー、この音楽は一体何なんだね?」 ・パーシー「パイプオルガンですよ!精錬所迄運んで行く筈だったんです!だけどこの僕が直しました!」 ・トップハム・ハット卿「それは凄いぞパーシー!本当に素晴らしい事をしたな!君はソドー島の大切な宝物を一つ守ってくれたんだ!」 ・トップハム・ハット卿「ソドー整備工場へ持って行って、ビクターに全部直して貰うと良い。」 ・パーシー「分かりました!」 ・ナレーター「暫くしてパイプオルガンは色を塗り直され綺麗に磨かれた。真鍮のパイプが太陽の元で輝、パーシーは誇らしげに蒸気をあげた。誰もがパイプオルガンの音を聞きたがった。パーシーはボイラーを泡立て出すと、パイプオルガンに勢い良く蒸気を吹き込む、其れはソドー島で一番美しい音だった。」 ・(パイプオルガンの音) | ||
英国CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス ・パーシー/トップハム・ハット卿/パーシーの機関士/パーシーの機関助手/トップハム・ハット卿の付き人(茶髪の紳士):キース・ウィッカム ・ディーゼル:ケリー・シェイル ・ボックスフォード公爵婦人:テレサ・ギャラガー | ||
米国CV | ・ナレーター/ディーゼル:マイケル・ブランドン ・パーシー:マーティン・シャーマン ・トップハム・ハット卿/パーシーの機関士/パーシーの機関助手/トップハム・ハット卿の付き人(茶髪の紳士):ケリー・シェイル ・ボックスフォード公爵婦人:ジュール・デ・ヨング | ||
日本CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・パーシー:神代知衣 ・ディーゼル:ケン・サンダース ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 ・ボックスフォード公爵婦人:中嶋ヒロ ・パーシーの機関士/パーシーの機関助手/トップハム・ハット卿の付き人(茶髪の紳士)*6:金光宣明*7 ・トップハム・ハット卿の付き人(金髪の美男):河本邦弘*8 | ||
シリーズ前回(英語) | シマシマのゴードン | シリーズ前回(日本) | トーマスとしゃしん |
シリーズ次回(英語) | トーマスとソドーとうのおと | シリーズ次回(日本) | ゆうかんなヒーロー フリン |