その名の通り通常の敵の中では巨体で、丸々と太った青い身体を紫色のベストの前紐で縛ったエンブレムのハートレス。腕には手錠を引きちぎったような腕輪をしている。
全登場作品共通で前方からの物理攻撃は受け付けない。
- その太ったお腹で跳ね返されるのだ。
ちなみに魔法攻撃なら正面からでもダメージを与えられる。
Daysには登場しないが、代わりに体形が似ているラージアーマーが登場している。
また、BbSではブルーザーという性質が似ているアンヴァースが登場している。
KH
トラヴァースタウンを初め、各地で出現する。たまに出現後寝ている。
正面からの物理攻撃を受け付けず、跳ね返されてしまう。物理攻撃で体力を削るには背後に回りこんで攻撃するしか無い。
慣れるまでは地味に厄介な敵。コンボフィニッシュ攻撃を当てれば怯ませることができる。
ある程度体力を削るとオーラを纏って暴れ、そのあとは強力な突進攻撃をしてくる。
その時はガードをしよう。ボーナスポイントで経験値も入るというおいしい話だ。
正攻法としては頭をかいてボーっとしているところを狙って背後に回りこむのがいい。
魔法は正面から当ててもダメージを与えられるので、面倒な場合はファイアやブリザドなどで倒すのも一手。
KHFM
カラーリングが変更され、全体的に茶色っぽくなった。
COM
正面からの物理攻撃を受け付けないのが相変わらず面倒なところ。
最も高いカードナンバーは「6」。必然的に強いカードを多く持てない序盤は苦戦させられる数字。
- デッキが固定されるリク編では言わずもがな難敵。
攻撃方法はジャンプ体当たり、腕を二度振り回す、ジャンプ衝撃波。
本作はシンボルエンカウント式だが、「守られし宝」の部屋ではこのハートレスもそのシンボルとして登場する。
このシンボルには先制攻撃が通じない。
エネミーカード集めにおいては、運にもよるが特に回収が面倒なハートレスの一体ではないだろうか。
その理由としては
- 一部ワールド、しかも序盤にしか出てこない
- エネミーカードのドロップ率が低め
- シャドウやレッドノクターンのエンカウントでは出てこなかったり、最初から出てきて最後まで残しておくのが難しい配置のことが多い
- エネミーカードを回収するにはその敵を最後に倒す必要があるが、体積が広く物理攻撃を弾くラージボディは周囲のハートレスの盾になりやすい
などがある。
ただしエネミーカード効果の「リフレクトガード」は、正面からの物理攻撃を無効化するという強力なもの。リロード1回分までと効果は短いが発動回数制限ではないので、地道に頑張れば相手のデッキを枯らすこともできるかも。
Re:COM
シンボルエンカウントのシンボルとして、基本的にどのカードでもごく普通に登場してくる。
- せまりくる闇のカードを使うと、あの巨体が物凄い勢いで突っ込んでくる。いっそ怖い。
KHII
地面を滑りまわる攻撃を新しく会得している。
リアクションコマンド対応の敵であり、発動すると楽に倒せる。
発動タイミングは地面を滑り回る攻撃の時であり、「ガード」→「ラッシュバック」→「フルスイング」の順に発動する。
ライフが一定以下になるとオーラを纏って暴れた後は、地面を滑り回る攻撃しかしてこなくなるのでリアクションコマンドのチャンス。
- こちらのレベルが上がるとラッシュバックの時点で倒してしまう事が起きてくるので、後半ではコンボが最後まで繋がらなくなったりする。
コンボフィニッシュで自力で浮かせるといきなり「フルスイング」が使える。
無印版では2周目に入ってからはビーストキャッスルの2箇所しか出なくなるが、FM版ではタイムレス・リバーに出張している。
力のかけら集めが困難だったからだろうか?
ファイア、ブリザド、サンダー、ダークタイプの攻撃を当てると確実に怯むため、よくドナルドに魔法でいじめられている光景が見られる。
ただし本作のシステム上、仲間の攻撃はラージボディに対しては1ダメージしか入らないため、まず仕留めきることはできない。
大抵MPが尽きたが最後、逆襲されて轢き潰される運命にある。
- もちろんソラの魔法でも怯むので、正面遠方からブリザドで怒らせてフルスイングを決めてやるとスマート。ドナルドには悪いが戦法を盗ませていただこう。
KHIIFM
KHFM同様にカラーリングが変更された。
Lv1攻略において、おそらく初めて即死を発生させてくるだろう敵。
コイツの突進はダメージ倍率が恐ろしく高く、初遭遇となるだろうビーストキャッスル到達時点での最大HP・防具では即死する。
突っ込んできたら迷わずリフレクトガードで弾くこと。追尾性能が地味に高く、ドッジロールやエアスライドすら習得していない段階で逃げ切るのは困難である。
スライディング突進はリアクションコマンドが取れるのでむしろ対処しやすいかも…。
- セットで出現するランスソルジャーも攻撃力が高く、両者の波状攻撃で為す術もなくやられることも。その様は隣のワールドのこのコンビのよう。
奇しくも強制戦闘でこのシチュエーションが発生し、プレイヤーを苦しめるという点もよく似ている。こちらはオリンポスコロシアム:ハデスの間脱出時の強制戦闘で苦しめられるだろう。
coded
基本的な特徴はコレまでのものと大差ないが、非常に怯みやすい。
適当に背中側からぶん殴っていれば問題なく倒せるだろう。
- それなりにHPが高いので、リアクションコンボによる合成素材集めのいいカモにされる。
Re:codedでは会話イベントで立ち絵が存在していたり、地味に優遇されている。
χ
ドワーフ・ウッドランドとワンダーランドに登場。消費APは6。
ジャンプしておなかで押しつぶす攻撃を行う。
- ある意味シリーズで最も強力な攻撃だろう。
ラージスノーマン
クリスマス限定ミッションに登場。
頭にはトナカイの角の付いたバケツをかぶり、白いコートを着ている。首と手にはおそろいの色の毛糸のマフラーと手袋をし、足には緑色のスケート靴を履いている。また、よく見ると鼻は人参になっている。
- よく見るとコートからはしずくが垂れている。溶けているのだろうか。
ラウディマスター
2周年記念イベントに登場。
タキシードに身を包み、立派なヒゲを蓄えたその姿はさながらサーカスの団長といったところか。
ただラージボディよりかなり大きくなったこともあってか服はぱつんぱつんである。
頭にサーカス小屋のような帽子を被っているが、その中には赤い瞳がいくつもうごめいている。
シャドウの乗った杖のようなものを持っているが、特に使う様子はなく、攻撃はボディプレスのまま。
Uχ
ヒュージスノーマン
メインクエストに登場する、一回り大きくなったラージスノーマン。
ラージシャーク
メインクエストに登場。ラージボディをサメ型にしたような姿をしており、手ヒレには錨が下がっている。
モーグリの店の水漏れの原因だった。
- こいつの討伐を切っ掛けにして、プレイヤーは現在のパーティメンバーと交流していくようになる。
水飛沫を伴った突進攻撃を行ってくる。
攻撃力自体は高いというほどではないものの、麻痺状態にしてくることがある。
サベージシャーク
メインクエストに登場。ラージシャークをより巨大化させた上に凶悪にしたような姿をしている。
デイブレイクタウンの離島に遊びに来たキーブレード使いたちを海の中で襲っていた様子。
アイスフィスト
イベントクエストに出現。ヒュージスノーマン並みに巨大な体の各所を氷で覆った姿をしている。
通常のラージボディ系列と同様に腹で押しつぶす攻撃を仕掛けてくる他、氷の塊のような拳で殴りつけてくることもある。
DR
ラージボディの他、ラージスノーマン、ラウディマスター、アイスフィストが登場。
中でもラウディマスターはメインクエストの重要な局面で(ストーリーに関係はないが)現れるほか、フリークエストで現れる特に珍しくもない敵であるにもかかわらず1体倒せば図鑑が埋まるという破格の待遇である。
KHIII
基本的な挙動は従来と同じだが、いくつか仕様が変更されている部分がある。
初段の攻撃以外は弾き返されない仕様になったため、コンボ2段目以降は正面から物理攻撃を当てても攻撃を無効化するだけになった。
また、一部の攻撃をガードするとこちらの体勢が崩れてしまう。
- この時、新アクションのリスクドッジが可能。
暴走を始めると体が真っ赤になって見た目で非常にわかりやすくなった他、ブリザドを当てると暴走状態を解除させることができる。暴走したら積極的にブリザドをぶち当てて頭を冷やしてやろう。
その他、新たな亜種としてヘルムドボディが登場。
ヘルムドボディ
見た目はラージボディを全体的に青くして、ソルジャーのものに似た兜を被らせたような姿。
基本的な攻略方法は通常のラージボディと同じだが、凶暴性はこちらのほうが上。
MoM
「複数回攻撃するエネミー」として登場。前から敵が流れてくるというシステム上、他の正面からの攻撃を無効化する敵にも言えることだが前から攻撃して倒すことが出来る。