オナバク

Last-modified: 2020-12-10 (木) 16:19:30

「オナニーバックホーム」の略称で、外野手が無謀な本塁ダイレクト送球を強行すること。

概要・経緯

オナニーバックホームとされる主な条件として、

  • 肩が弱い*1
  • 内野がカットできない(他の塁に送球できない)高さの送球
  • 本塁突入する走者をアウトにできないもしくは微妙なタイミング

が挙げられる。本塁に突入する走者を刺せないばかりか、送球の隙に打者走者も余分に進塁させてしまう忌み嫌われるプレーであり、「生産性のない」「自己満足」という意味合いから「オナニーバックホーム」の名前が付けられたものと思われる。


なんJでは主に『実況パワフルプロ野球』のシステムの欠陥に対する批判*2として使用されることが多い。また、主人公の相棒で特にオナバクを行うことが多いとされる矢部明雄の蔑称として定着*3しており、矢部が過剰なまでのヘイトを集める一因となっている。

このようなゲームのAIレベルのミスがプロ野球で見られることはあまりないが、それゆえ実際にやらかした場合はボーンヘッドものの粗末なプレーとして批判されることが大半である。
なお、一打サヨナラの場面などにおける一か八かの本塁ダイレクト送球は万が一にもランナーを本塁アウトに出来た場合のリターンが大きく、そもそも打者走者の進塁を恐れてサヨナラのランナーを生還させてしまっては本末転倒であることからか、オナバクと言われることはほとんどない。

実例

2015年10月3日 広島-ヤクルト(マツダスタジアム)

2015年10月3日の広島対ヤクルト戦における野間峻祥のオナバク。
2点リード、二死一、二塁という状況で二塁走者である雄平を刺すには明らかに間に合わないタイミングでオナバクを敢行。
雄平を刺せなかった上に大暴投で三塁まで進んでいた一塁走者の今浪隆博に安全進塁権を与えて同点に追いつかれしまう大ポカをやらかす。
なお試合は延長にもつれこみ、広島が負けている。
ちなみにこの件は

・シーズン最終盤の10月、2点リードしている中、守備固めで出た野間が明らかに間に合わないのに自己満足レーザービーム、大悪送球でランナー2人も返し同点とされた後延長戦で負ける

として緒方伝説のひとつになっている。

2018年8月31日 阪神-ヤクルト(甲子園球場)

2018年8月31日の阪神対ヤクルト戦における俊介のオナバク。

先発・才木浩人が5回1死から中村悠平に四球を与えると、山中浩史のバントの打球で捕手・梅野隆太郎が二塁封殺を狙うも悪送球。1死一、三塁とされ坂口智隆に中飛を打ち上げられる。その後、俊介がホームへ投げた送球が悪送球となり三塁走者の中村が生還し先制点。なお、試合は1-3で阪神は敗戦した。
ある意味、この年の地獄ぶりを象徴する試合の一つ。

2020年9月7日 阪神-巨人(甲子園球場)

2020年9月7日の阪神対巨人戦における近本光司のオナバク。
3回表一死満塁の状況で、近本が中飛を捕球。三塁走者の大城卓三*4は近本の捕球の段階では一瞬スタートを切る振りをしたのみで本塁突入を自重していたが、近本はそれを確認せずにオナバクを敢行し、ホームを通り越したバックネット下への大暴投で大城の生還を許す。
また、4回表には一死二三塁でまたも同じような場所にフライが上がり、これを近本が捕球すると今度は三塁走者の岡本和真*5が迷わずスタート。近本は前の回のミスが頭をよぎったのかコントロール重視でバックホームしたが、その結果捕手に届くまで3バウンドというボテボテ送球となり、またもランナーの生還を許してしまう。
大暴投は走者の状況確認を怠るという論ずるに値しないプレイであり、さらにこの日は打撃でも精彩を欠いていたために近本は6回裏の三打席目を終えた後で中谷将大に懲罰交代させられた。
なお、試合は2-3で阪神が敗戦しており、試合後に監督の矢野燿大は近本を名指しで批判した。残当

関連項目


*1 例に挙がってる選手で野間はともかく近本と俊介は弱肩である。
*2 守備がオート操作になる(切り替えられる)サクセス、ペナント、マイライフなどで特にこの現象が見られる。
*3 サクセスモードではほとんど味方チームの外野手として登場しダントツの出場機会を誇る上、外野手としてはせいぜい平均程度の肩力であることなどが原因と考えられる。なおパワフェスの序盤は矢部以下の選手が平然といるため、寧ろ重宝される逆転現象が発生しており、これもネタにされる事がある。
*4 かなりの鈍足である。
*5 走塁は上手いが走力自体は鈍足の部類。