MHWorldの新鳥竜種モンスター、クルルヤックの素材を使ったハンマー。
目次
概要
- MHWorldで初登場となる、掻鳥クルルヤックの素材を用いたハンマー。
見た目は骨武器系統ということもあってか、
ロックボーンにクルルヤック素材を貼り付けたようなもの。
性能
クルルビーク
MHWorld
- クルルヤックが初期に出会うモンスターとあって、かなり早く製作が可能。
ロックボーンIから派生し、1回強化するだけで派生ツリーに登場。
下位ではビークダガーIIIまで強化可能。
強化には瘴気の谷で登場するラドバルキンやオドガロンの素材が要求される。
- クルルビークIII時点での性能はご覧の通り。
- 攻撃力728
- 会心率15%
- 斬れ味:緑50
- スロットはもちろん無し
下位ならばこの性能でも十分大丈夫だろう。
属性がないのが少し寂しいがまあクルルヤック武器なので仕方ない。
- 上位に上がると、クルルビークIIIからビークインパクトIへと強化。
それに伴い、属性解放を発動することで睡眠属性が付与されるようになる。- ビークインパクトもクルルビークと同じく、強化には他のモンスター素材が必要となる。
具体的には下位と同じオドガロンと看板モンスターのネルギガンテの素材を要求される。
ネルギガンテは少々強いがそこまで理不尽ではないので頑張ろう。
- ビークインパクトもクルルビークと同じく、強化には他のモンスター素材が必要となる。
- では、最終強化であるビークインパクトIIIの性能はというと
- 攻撃力884
- 会心率25%
- 斬れ味:青40、匠Lv5で青70+白20へ
- 属性:睡眠属性360(要属性解放)
- スロット無し
その性能は、一言で例えると微妙なスペックといえる。
- 微妙な点としては以下の3つ。
- 1つは攻撃力。884はかなり弱い方。
上位駆け出しで作れるアンジャナフ武器のジャナフストライクIと同等と考えると
この攻撃力が弱いことがうかがえる。 - 2つ目は斬れ味。素で青40とそれなりにはあるが、業物がなければ維持が難しい。
白ゲージを発動させるために匠を発動させても、匠4から出現なのでスキルが重い。 - 3つ目は属性。睡眠属性の数値は普通でありそこまで目を見張るものではない。
属性解放を付けるのが必須なのでスキルコストがかさむだけである。
- 1つは攻撃力。884はかなり弱い方。
- 何より睡眠属性ハンマーにはラドバルキンのバルキンクローザーが存在している。
そのため普通に睡眠ハンマーを使いたいならラドバルキンの武器を使えばよく、
わざわざ覚醒まで用いてこの武器を使う必要がない。
まあクルルヤックは序盤モンスターだし型落ちするのは仕方ないと割り切ろう。
MHW:I
- アイスボーンでのマスターランク実装に伴い、この武器も新たに強化先が追加された。
その名も「ネスルマクラブ」。
見た目はロックボーンの新たな姿「ガイアクローザー」にクルルヤック素材が着けられたもの。相変わらずの皮ペタ。
また、ネスルマクラブIの時点でバフバロハンマーの巨牛の大蹄に派生させることもできる。
- 強化については上位までと同じく、他のモンスターの素材を用いる。
ネスルマクラブではIIへの強化にナルガクルガの重牙が必要となる。
アイスボーンではこの時点で強化が打ち止めとなる。
Worldでは微妙な性能だったが、アイスボーンでの最終性能はというと…- 攻撃力1352(パーツ強化で1394)
- 会心率25%(パーツ強化可能)
- 斬れ味:白30+匠Lv5で白80
- 属性:要属性解放で睡眠属性420(パーツ強化可能)
- スロット無し
- 上位では弱い武器だったが正直かなりマシな性能に生まれ変わった。
- 1つ目は白ゲージが増えたことが素直に優秀。
これはバルキンクローザーもかわらないものの素で白30、匠を付けると延長可能になり、
上位のようになまくらな青ゲージで悩ませるという機会が大幅に減った。
ただ欠点としては紫ゲージがないのが心細いという点がある、
まあバフバロやボルボロス、ウラガンキンの武器みたいななまくらよりはマシだろう… - 2つ目はそれなりに高い睡眠属性。
バルキンクローザーの睡眠属性は330であるが、こちらはそれより高い睡眠属性420を持つ。
睡眠を発動させるのに覚醒が必要なので、それに見合った属性値が設計されたとも考えられる。
カスタム強化の「属性・状態異常強化」をフルに強化すると+120で合計540になる。
このおかげで純粋に相手を眠らせる性能ならバルキンクローザーを上回ることとなった。
まあバルキンクローザーもカスタム強化できるので、これは大した違いではないかもしれない。
攻撃力に関してもこちらの方が若干高いので覚醒さえつければ上位互換と取れなくもない。
上位時点でかなり微妙だった武器であるが、かなり出世したことになるといえよう。
そしてこの武器が最大に活かせる場所は導きの地の落とし物マラソンである。
眠らせてぶっ飛ばしをして落とし物を拾って…と落とし物マラソンでかなり活躍するのは
他の覚醒をつけたクルルヤック武器と同じで、使おうと思えばそれなりに使える。
序盤モンスターの武器としてはかなり恵まれた存在になったと認めざるを得ない。 - 1つ目は白ゲージが増えたことが素直に優秀。
- 物理面ではかなり優秀になった一方で、睡眠武器としてはアイスボーンでは強力なライバルがいた。
それはパオウルムー亜種武器のニュクスハンマーである。
こいつは攻撃力は1248と超低いものの、覚醒無しのデフォルトで睡眠属性が450ある。
そしてカスタム強化でフルに強化すると+120で睡眠570の境地に達する。
しかもスロット2が存在し、斬れ味もデフォルトで白60の高性能っぷりで圧倒的。
なので純粋に睡眠属性が必要なら覚醒不用のニュクスハンマーを使えばいいわけであり、
わざわざ覚醒を発動させてまでこの武器を使う必要性はないのだ。
そのため睡眠させるという面ではネスルマクラブはバルキンクローザ―もろと完敗してしまった。- ただし睡眠性能以外ではニュクスハンマーには負けない明確な差別点はある。
それはネスルマクラブは元々無属性武器なのでそれなりに攻撃力があるという点、
確かに睡眠属性自体はニュクスハンマーより低いので睡眠性能は落ちてしまうが、
物理攻撃の数値はニュクスハンマーが1144に対してネスルマクラブは1352である。
なので少しでも火力を上げて狩猟時間を短縮させたいプレイヤーには使われていた。
- ただし睡眠性能以外ではニュクスハンマーには負けない明確な差別点はある。
ピコ・リーレ
掻鳥のクチバシの特性を活かし
作られた鎚。骨太にして頑強、
巨岩も容易く砕けるという。
(ピコ・リーレ)
さらに改良が施された、掻鳥の
鎚。その一撃が掠めるだけで、
恐怖で全身に鳥肌が立つ。
(ピコ・プリリーレ)
強靭な掻鳥の握力に迫る巨鎚。
磨き上げた強固な意志が、
あらゆる困難を弾き返す。
(ピコ・カトリスリーレ)
- MHRiseに登場した、新たなクルルヤックハンマー。
今回は骨武器ではなく鉄武器からの派生になったため見た目も若干変化。
見た目は鬼鉄にクルルヤックの素材を張り付けたもので、上記の鉄ベースの皮ペタである。
MHRise
- 鬼鉄からの派生で生産することができ、ピコ・リーレI→ピコ・リーレIIと強化される。
上位序盤で最終強化を迎え、ピコ・プリリーレと名が変わる。
序盤モンスターらしく強化素材は軽めとなっており、
強化にはクルルヤック素材とドラグライト鉱石、鳥竜玉しか要求されない。
気になるその性能は、- 低めの攻撃力160
- 高めの会心率20%
- 無属性
- 斬れ味は素で青ゲージ10。匠は青が伸びるだけ。
- 地味に嬉しいスロット1-1-1
- 百竜強化は「会心率強化III」「小型特効」「人魂鳥倍化」
- 上位序盤で最終強化となるので少し物足りない性能である。
特に斬れ味が素で青ゲージ10しかないのが痛く、すぐ緑ゲージに落ちてしまう。
メリットとしては会心率が20あることとスロットが1-1-1あることだが、
まあそれでも素の攻撃力の低さや斬れ味の悪さを巻き返せるほどではない。
手っ取り早く上位序盤用のハンマーを作りたい人向けの武器となっている。
強化はMRに期待しよう。
MHR:S
- MR実装に伴い強化先のピコ・プリリーレ改、
そして最終強化であるピコ・カトリスリーレが実装された。
その性能は、- 攻撃力320
- 会心率20%
- 斬れ味ゲージは白30、匠4から紫ゲージが出現。
- スロットLv3×1、Lv1×2
- 百竜装飾品スロットLv1
- なんだこれは…?これが傀異化素材をつかって強化したMR武器の姿か…?
攻撃力320と会心率20%は悪くはない数値ではあるが、
同じ攻撃力320を持つ属性持ちの噛砕のザシュラやヘシオリと比べると見劣りしてしまう。
そして素で白はいいものの、何より匠4から紫ゲージが出現というのがかなり重い。
- ライバル…と言うより目の上のたんこぶとして、カムラノ傑鉤鎚がある。
- あちらは攻撃力が同じなうえ、素で長い白ゲージと紫ゲージ30があり更に匠で延長でき、
この時点で無属性武器として比較するとかなり厳しい存在となっている。
更に、あちらは百竜スロットLv2、通常スロットLv4×1、Lv2×1とスキル拡張性が高い。
純粋な上位互換と言わざるを得ない武器となっている。
- あちらは攻撃力が同じなうえ、素で長い白ゲージと紫ゲージ30があり更に匠で延長でき、
- 一段階前のピコ・プリリーレ改はMR★1から作成可能で、
性能は攻撃力230/青ゲージ30/スロットLv2×1、Lv1×2/百竜スロットLv1。
MR入門武器としては普通の性能となっている。- だがカムラノ傑鉤鎚の二段階強化前のカムラノ武鉤鎚もMR★1から作れてしまう。
あちらも青ゲージなのは変わらないが青ゲージ自体がかなり長いうえ、
スロット拡張性はスロットLv4×1、Lv1×1、百竜装飾品スロットLv2と上。
それにMR★3でカムラノ武鉤鎚改に強化でき、この時点で白ゲージが出現する。
ピコ・プリリーレ改はクリアまで強化できないため、繋ぎ用武器としても敗北してしまっている。
せめて覚醒がライズ系列でもあれば違ったかもしれない。
まあそれでもイソネミクニ武器に勝てるかは微妙ではあるが…
- だがカムラノ傑鉤鎚の二段階強化前のカムラノ武鉤鎚もMR★1から作れてしまう。
- 総じて無属性武器としても繋ぎとしても微妙と言わざるを得ない。
MR版のクルルヤック武器はこの武器に限らず、みんなこんな感じでカムラノ武器に負けており、
武器種自体が全般的に不遇なシリーズといえる。
まあ元々クルルヤックがドスランポスポジションのモンスターと考えれば、
メル・ゼナやギザミの武器に負けるのは妥当な立ち位置ではあるのかもしれない。- ただしサンブレイクには傀異錬成というシステムがあるので、
無理矢理使おうと思えば使えるレベルには魔改造できるのが救い。
クルルヤック系列の武器が好きならば会心率20%が素であることを利用し、
傀異錬成で斬れ味アップやら会心率アップを付ければそれなりに活躍はできるだろう。
- ただしサンブレイクには傀異錬成というシステムがあるので、