モンハン用語/皮ペタ

Last-modified: 2021-04-10 (土) 17:32:49

MHWorldでしばしば見られる、骨武器や鉄武器にモンスターの皮や甲殻を張り付けた武器のこと。
皮ペタ武器とも呼ばれる他、当wiki内を始め婉曲的な呼び方として「汎用デザイン」と言うものも使われている。
ユーザー間で用いられる非公式用語であり、蔑称としての意味合いを強く持つので、使用には注意されたし

概要

  • MHWorldは新世代のモンスターハンターというコンセプトを打ち出し、
    既存のグラフィックやインターフェースを大幅にリニューアルした記念碑的作品となったが、
    グラフィック新規作成の皺寄せか、武器デザインのバリエーションが乏しいという問題が生じていた。
    その多くが「骨武器や鉄武器のグラフィックにモンスター素材を貼り付けた」デザインとなっており、
    一部ユーザー間で「皮(素材)をペタリと貼っただけの武器」という事で、皮ペタ(武器)と呼ばれるようになった。
    • この方向性は程度の差はあれ大型拡張コンテンツとなるMHW:Iでも変わっておらず、
      新規組・続投組の隔てなくそれなりの数の武器が「皮ペタ」デザインとなっている。
  • 従来のシリーズでは各武器いずれもが趣向を凝らしたオリジナルデザインであり、
    性能のみならずそのビジュアルに惹かれて武器を採用するプレイヤーも見られた。
    たとえそれがここで言う『皮ペタ』に分類されるものでも、従来はむしろそういうデザインが少ないこともあり
    ひとつの(おもむき)や個性として存分に受け入れられ、楽しまれてさえいた。
    このため、MHWorldで一部武器デザインの統一化、悪く言えば使い回しが行われたことについて、
    武器毎の重要な個性が失われたという指摘が多く上がることとなった。
    モンハンにおける「武器」はモンスターを狩猟することによって獲得できるある種の勲章、
    頑張って素材を集めたご褒美的な意味合いを持った存在であっただけに、
    デザインに価値を見出していたプレイヤーから不満の声が聞かれたのは当然と言えよう。
    ベース武器の形状は鉱石派生や骨派生そのものであり、これらの武器群は序盤でお世話になることが多い。
    攻略を進めてやっとの思いで生産した武器が初めの頃に使っていた武器を少し装飾したような見た目だと、
    達成感や優越感を得られず不満に感じるハンターもいるだろう。
    • 特に属性派生武器などは皮ペタどころか汎用グラフィックの色差し替え版であり、
      これにはあまりにもあんまりではないかという意見が多々見られた。
      また、所謂皮ペタデザインとなった武器の中には過去作で既存デザインが存在する武器、
      デザイン面で人気を集めていた武器なども含まれており、当該武器のファンからの評判は殊更に悪い。
    • 皮ペタ武器において使い回されるベースとなる武器のデザイン自体もクセが強く槍玉に挙げられやすい。
      例として大剣の鉄武器派生では剣とは程遠いがベースとなるものもあり、
      さらにMHW:Iでは抜刀すると展開するギミック付きのへと変化してしまう。
      その他、双剣ではナルガクルガの武器であるヒドゥガー
      スタイリッシュさの欠片も無い双斧(トマホーク)をベースにしたデザインと化したことや、
      ブラキディオスの双剣が剣とは言えない見た目の
      フライドチキン骨武器ベースの皮ペタ武器になってしまったことなどは槍玉に挙がりやすい例である。
      • 今までもそういった武器種の一般的イメージから外れたデザインは存在したが、
        そういうのは数ある「(カテゴリーに照らして)真っ当なデザイン」の中にあるからこそ光るものである。
        評価が高い既存のデザインが好みの非常に分かれるデザインベースに変更され、
        かつそれが使い回しのグラフィックとあれば批判が出るのも致し方ないだろう。
    • 強化過程においても、ベースとなる武器のグラフィックが変わった後、
      モンスター素材の武器に派生した際、なぜかベースの武器が変化する前のデザインに戻る場合もある。
      これはMHWの時点でも一部の武器に見られたが、MHW:Iではマスター級武器に派生する場合に多く見られるようになった。
      強化という観点で見ても不自然な変化である。
  • これら皮ペタ武器の特徴としては見た目の他に
    • 銘がⅡやⅢなど数字で終わることが多い
    • 皮ペタのベース武器に「※」のようなマークが入った金属製のエンブレムが付いている。
      武器種によって大きさは異なり、特にチャアクはデカくて無茶苦茶目立つ。
    • 同じモンスターの素材を用いた皮ペタでない武器(例えばディオスバンガーに対する爆鎚ズーニーテイル)に比べてレアリティが低いことがある
    • 武器倍率や斬れ味など一部ステータスが劣る
    • パーツ強化が可能
    などの要素がある。
    名前や見た目はともかく、レア度や性能の面での差は皮ペタ=格が劣る物と印象付けてしまっている。
  • 上述のように皮ペタ武器は同じモンスターの固有グラフィック武器に比べてレアリティが低いのだが、
    レアリティがカスタム強化の回数と紐付いているため、武器自体の強弱にも差が出てくる。
    武器種毎に皮ペタである(=レアリティが低い)お陰で強化の幅が広く使いやすい、
    逆に固有デザインである(=レアリティが高い)がために強化回数が少なく微妙、といったケースもままある。
    無論皮ペタでない武器が強力である武器種も多く存在するものの、
    多くの場合「皮ペタでない武器しか存在しない強力なモンスターの武器」であり、
    皮ペタでない武器と皮ペタ武器が混在するモンスターの武器ではどうしても皮ペタ武器が有利になりがち。
    後述のパーツ強化も含めた皮ペタ武器の優遇、固有グラフィックの冷遇とみられる一因になっており、
    これも批判される要因のひとつである。
  • これらの武器は新たなシステムであるパーツ強化に対応しているのだが、
    パーツ強化は武器の上に他のモンスターの素材を被せていくという代物であり、
    強化していくと強化元となった武器の面影がなくなることがままある。
    デザインの統一化とはまた別の問題ではあるのだが、この安易な強化システムにはやはり不満の声が見られる。
    • 開発側も皮ペタとの批判は把握していた筈であり、デザインの注力ではなく差別優遇化へ進んだことは
      汎用デザインに不満のないプレイヤーにとっては良い調整と受け取られるかも知れないが、
      そうでないプレイヤーにとっては不満点の改善ではなく、より「使わされる感」を受けることになる。
    • また、パーツ強化では武器種ごとに人気がある強化方針がかなり固まっている。*1
      攻撃力や属性値を強化するパーツ(モンスター素材)は武器種毎に一律同じとなっているため、
      パーツ強化を施した武器は属性に関わらず同じ外見となってしまう。
  • 開発側の事情を汲むならば、上述の通りMHWorldではあらゆるグラフィックやシステムを
    既存のものから大幅に変更、ないし一から再製作する形でリニューアルしており、
    作品を完成させるにあたってその労力は並大抵のものではなかったことは想像に難くない
    (これまでのシリーズではグラフィックやシステムの流用によって対応していた部分が数多く存在した)。
    武器を1種類作るのにもデザインの用意、性能などの設定、グラフィックの製作と相応の手間が掛かる上、
    モンスターや防具なども同じあるいは武器以上に手間のかかる作業が必要であることから、
    武器グラフィック作成が追い付かなかったのは仕方ないとして擁護する意見も少なくはない。
    • 大型拡張コンテンツのMHW:Iについても、インタビューなどでMHXXのSwitch版の開発、
      およびMHWorldのアップデートとMHW:Iの開発が並行して進められていたことが明らかになっており、
      追加コンテンツの内容的にも時間的、人員的制約があったであろうことは推察できる。
    • エンディングのスタッフロールを確認する限り、MHW:Iでの武器モデリングの担当者は4人である。
  • なお、いわゆる皮ペタの武器のデザインがむしろ固有デザインより好きな人や、
    ある武器をベースとして強化していくような過程を評価する人もいる。
    結局のところ各個人の感性や価値観にも大きく関わる問題であり、
    デザインについての価値観や意見は一元的ではないことは留意すべきだろう。
  • とはいえ、個性豊かなデザインの武器もまたモンハンの大きな魅力の一つであったため、
    アップデートによるデザイン差し替えなどの対応を望む声は根強い。
    ただこれらの武器はパーツ強化という形でシステムに組み込まれており、
    それらの改修にまで波及する問題であることを踏まえるとデザイン差し替えは困難だと思われたのだが……。
  • 開発もこれらの不評を気にしてか、デベロッパーズダイアリーVol.5において、
    武器自体の見た目を変更するシステムを発表した。
    これはVer.13.00で「武器の重ね着」として実装され、
    工房の研究のおかげで可能になった、性能に一切の影響を与えない外見カスタムという形で利用できる。
    これにより皮ペタ武器群は刃や打撃面を汎用パターン各種およびエンプレス武器から、
    装飾部分を各モンスターのパーツから選んで変更できるようになった。
    重ね着はパーツ強化よりも優先して表示されるため、強化後に見た目を維持するのにも使える。
    • 地味な要素だが、武器重ね着パーツの作成には導きの地産の強竜骨と、
      少量とは言え対応したモンスターの素材を要求されるので
      狩ってもいないモンスターの装備を所持しているのは劇中のハンター文化と噛み合わないという
      発掘武器やマム武器にあった問題点も回避している。
    • Ver.13.50では固有デザインの武器も遅れて重ね着可能になった。
      エンプレス武器、獄狼武器、冥灯龍武器など汎用デザインの武器群ながら非対応だった面々にも対応。
      これにより基本的にはほぼ全てのマスターランク武器において見た目を自由に変更可能になった。
      見た目の幅が少ない赤龍武器やガイラ・皇金武器においても対応しており、
      MHWorld末期に起こりがちだった見た目の個性が無くなるような事態も抑制できる。
      • このページを見るような人であれば皮ペタ→固有デザインでの重ね着を考えると思われるが、
        反対に固有デザイン→皮ペタ方式の重ね着も可能である。
        その気になれば全双剣をフライドチキンにしたりすることも可能である

その後

  • 拡張版ではない完全新作となるMHRiseではコンセプトアートの一部公開と共に、
    MHWorldにも登場した武器以外は固有のデザインが用意されているとのコメントが発表された。
    例えばクルルヤックやアンジャナフのようなMHWorld系初出の武器に関しては引き続き皮ペタ型(を元にしたデザイン)だが、
    それ以外の新規モンスターやMHXX以前からのモンスター武器については皮ペタではなく、
    新規・続投・復活いずれかの固有デザイン武器が用意されている。
  • 事前情報で一瀬氏から言及されていた通り、MHRiseでは固有デザインが皮ペタ化していたものについては固有デザインに差し戻し、
    MHWが初登場だった皮ペタ武器についてはデザインを修正した上で新モデルが作られており、大幅に印象が異なるものになっている。
    • 鉱石武器や骨武器に関しては概ねMHWのデザインと近いが、強化・派生する事で過去作のデザインになったり
      逆のパターンも存在している。鉱石・骨といった基礎的な派生パターンについても各武器1つとは限らず、
      骨素材②などといった具合に別派生武器として置かれている事もある。
      斬破刀やオデッセイブレイドなど、基礎武器の色違いだった武器に関してはMHWデザインをベースに
      新デザインとして改められているものもあり、こうした点もかなり手間が掛かっている。
      • 本作においては、皮ペタであることによるシステム上の区別は特にない。
        あるいは、皮ペタもまた一種の固有デザインとして扱われていると言うべきか。
    • 片手剣など、盾あり武器の盾部分に関しても皮ペタ状態を脱するため、ユニークな形状のものに差し替えられていたり
      そもそも武器と盾の組み合わせが変わっているものもあるなど、変更点はかなり多い。
      • 「どれもフライドチキン」と揶揄されていた双剣に関しても鉱石系武器は
        左右均等に近いデザインなのに対し、自然の材料を使った骨系やモンスター素材の双剣は左右の形状に
        違いをもたせるなどしてコピペ感が大幅に軽減する工夫がなされている。全ての元凶だった
        フライドチキン自体は泥魚竜素材のフライドフィッシュリームスツヴァイシリーズとして続投しているが、他の武器に
        同じデザインが使い回されているものは一切無いので安心である。

余談

  • 武器のデザインは変更対応されていないが、名称や解説文の変更は行われている。
    特に片手剣において「プラチナムドーンの見た目をした煌竜剣」の事例が物議を醸し、
    最終的にアップデートで名称と解説文がプラチナムドーンのものに差し替えられたのが有名か。

関連項目

シリーズ/モンスターハンター:ワールド
シリーズ/モンスターハンターワールド:アイスボーン
武器/ディオスバンガー - 代表的な皮ペタ武器。通称フライドチキン。
武器/ディオスシミター - この武器も皮ペタ武器として有名。通称うなぎパイ。
これらは特に皮ペタの負の側面が目立つ武器だったが、特殊個体武器が既存の固有デザインで一応の救済がされた。同時に性能面で喰われたが
武器/ベリオ武器 - こちらも同様に通常個体武器の一部は皮ペタだが特殊個体武器が既存デザインを継承した武器群。
ただしどちらにしても通常個体武器とは若干の差異があり、完全な同一デザインにはならない。


*1 属性盾斧、双剣、弓などは属性強化が、大剣やハンマーなどは攻撃力強化が一般的