モンハン用語/皮ペタ

Last-modified: 2019-12-10 (火) 10:16:52

MHWorldでしばしば見られる、骨武器や鉄武器にモンスターの皮や甲殻を張り付けた武器のこと。皮ペタ武器とも呼ばれる。
ユーザー間で用いられる非公式用語であり、蔑称としての意味合いを強く持つので、使用には注意されたし

概要 Edit

  • MHWorldは新世代のモンスターハンターというコンセプトを打ち出し、
    既存のグラフィックやインターフェースを大幅にリニューアルした記念碑的作品となったが、
    グラフィック新規作成の皺寄せか、武器デザインのバリエーションが乏しいという問題が生じていた。
    その多くが「骨武器や鉄武器のグラフィックにモンスター素材を貼り付けた」デザインとなっており、
    一部ユーザー間で皮(素材)をペタリと貼っただけの武器、皮ペタ(武器)と呼ばれるようになった。
    • この方向性は程度の差はあれ大型拡張コンテンツとなるMHW:Iでも変わっておらず、
      新規組・続投組の隔てなくそれなりの数の武器が「皮ペタ」デザインとなっている。
  • 従来のシリーズでは各武器いずれもが趣向を凝らしたオリジナルデザインであり、
    性能のみならずそのビジュアルに惹かれて武器を採用するプレイヤーも見られた。
    このため、MHWorldで一部武器デザインの統一化、悪く言えば使い回しが行われたことについて、
    武器毎の重要な個性が失われたという指摘が多く上がることとなった。
    モンハンにおける「武器」はモンスターを狩猟することによって獲得できるある種の勲章、
    頑張って素材を集めたご褒美的な意味合いを持った存在であっただけに、
    デザインに価値を見出していたプレイヤーから不満の声が聞かれたのは当然と言えよう。
    • 特に一部の狩猟笛等には皮ペタどころか汎用グラフィックの色差し替え版なども見られ*1
      これにはあまりにもあんまりではないかという意見が多々見られた。
      また、所謂皮ペタデザインとなった武器の中には過去作で既存デザインが存在する武器、
      デザイン面で人気を集めていた武器なども含まれており、当該武器のファンからの評判は殊更に悪い。
    • 皮ペタ武器において使い回されるベースとなる武器のデザインに関しても不評の声がある。
      例として大剣の鉄武器派生では剣とは程遠いがベースとなるものもあり、
      さらにMHW:Iでは抜刀すると展開するギミック付きのへと変化してしまう。
      その他、双剣ではナルガクルガの武器であるヒドゥガー
      スタイリッシュさの欠片も無い双斧(トマホーク)をベースにしたデザインと化したことや、
      ブラキディオスの双剣フライドチキン凡そ剣とは言えない見た目の
      骨武器ベースの皮ペタ武器になってしまったことなどは槍玉に挙がりやすい例である。
      • 今までもそういった武器種の一般的イメージから外れたデザインは存在したが、
        そういうのは数ある「(カテゴリーに照らして)真っ当なデザイン」の中にあるからこそ光るものである。
        評価が高い既存のデザインが好みの非常に分かれるデザインベースに変更され、
        かつそれが使い回しのグラフィックとあれば批判が出るのも致し方ないだろう。
    • 強化過程においても、ベースとなる武器のグラフィックが変わった後、
      モンスター素材の武器に派生した際、なぜかベースの武器が変化する前のデザインに戻る場合もある。
      これはMHWの時点でも一部の武器に見られたが、MHW:Iではマスター級武器に派生する場合に多くみられるようになった。
      強化という観点で見ても不自然な変化である。
  • 皮ペタ武器は同じモンスターの固有グラフィック武器に比べてレアリティが低いのだが、
    レアリティがカスタム強化の回数と紐付いているため、武器自体の強弱にも差が出てくる。
    武器種毎に皮ペタである(=レアリティが低い)お陰で強化の幅が広く使いやすい、
    逆に固有デザインである(=レアリティが高い)がために強化回数が少なく微妙、といったケースもままある。
    無論皮ペタでない武器が強力である武器種も多く存在するものの、
    多くの場合「皮ペタでない武器しか存在しない強力なモンスターの武器」であり、
    皮ペタでない武器と皮ペタ武器が混在するモンスターの武器ではどうしても皮ペタ武器が優遇されがち。
    後述のパーツ強化も含めた皮ペタ武器の優遇、固有グラフィックの冷遇とみられる一因になっており、
    これも批判される要因のひとつである。
  • これらの武器は新たなシステムであるパーツ強化に対応しているのだが、
    パーツ強化は武器の上に他のモンスターの素材を被せていくという代物であり、
    強化していくと強化元となった武器の面影がなくなることがままある。
    デザインの統一化とはまた別の問題ではあるのだが、この安易な強化システムにはやはり不満の声が見られる。
    • 開発側も皮ペタとの批判は把握していた筈であり、デザインの注力ではなく差別優遇化へ進んだことは
      汎用デザインに不満のないプレイヤーにとっては良い調整と受け取られるかも知れないが、
      そうでないプレイヤーにとっては不満点の改善ではなく、より「使わされる感」を受けることになる。
    • また、パーツ強化では属性値を強化するのが一般的に最も有効とされているのだが、
      攻撃力や属性値を強化するパーツ(モンスター素材)は武器種毎に一律同じとなっている。
      このため、パーツ強化を施した武器は属性に関わらず同じ外見となってしまう。
  • 開発側の事情を汲むならば、上述の通りMHWorldではあらゆるグラフィックやシステムを
    既存のものから大幅に変更、ないし一から再製作する形でリニューアルしており、
    作品を完成させるにあたってその労力は並大抵のものではなかったことは想像に難くない
    (これまでのシリーズではグラフィックやシステムの流用によって対応していた部分が数多く存在した)。
    武器を1種類作るのにもデザインの用意、性能などの設定、グラフィックの製作と相応の手間が掛かる上、
    モンスターや防具なども同じあるいは武器以上に手間のかかる作業が必要であることから、
    武器グラフィック作成が追い付かなかったのは仕方ないとして擁護する意見も少なくはない。
    • 大型拡張コンテンツのMHW:Iについても、インタビューなどでMHXXのSwitch版の開発、
      およびMHWorldのアップデートとMHW:Iの開発が並行して進められていたことが明らかになっており、
      追加コンテンツの内容的にも時間的、人員的制約があったであろうことは推察できる。
  • とはいえ、個性豊かなデザインの武器もまたモンハンの大きな魅力の一つであったため、
    アップデートによるデザイン差し替えなどの対応を望む声は根強い。
    ただこれらの武器はパーツ強化という形でシステムに組み込まれており、
    それらの改修にまで波及する問題であることを踏まえるとデザイン差し替えは困難だと思われる。
  • なお、いわゆる皮ペタの武器のデザインがむしろ固有デザインより好きな人や、
    ある武器をベースとして強化していくような過程を評価する人も存在する。
    またそもそも武器のデザインにさしたる拘りのないプレイヤーからは、
    過去作の武器とは別物だと割り切ればいいだけ、といったドライな意見も聞かれる。
    結局のところ各個人の感性や価値観にも大きく関わる問題であり、
    デザインについての価値観や意見は一元的ではないことは留意すべきだろう。

関連項目 Edit

シリーズ/モンスターハンター:ワールド
シリーズ/モンスターハンターワールド:アイスボーン
武器/ディオスバンガー - 代表的な皮ペタ武器


*1 柄の部分が若干違う、色が僅かに濃いといった程度の差異。