にじさんじ語録集/ゲーム・楽曲名関連/や行

Last-modified: 2023-12-10 (日) 17:04:36

やわらかあたま塾シリーズ(- じゅく)

やわらかあたま塾まとめ
任天堂自社開発の、直感、記憶、分析、数字、知覚の5分野あるミニゲームをプレイすることで頭のストレッチを行う、いわゆる「脳トレ」系のゲーム。
にじさんじではWii版『Wiiでやわらかあたま塾』がコラボなどでプレイされたほか、Switch版『やわらかあたま塾 いっしょにあたまのストレッチ』の配信が多い。ライバーによって分野ごとの得意不得意の差が比較的出やすいため、そういったライバーたちの個性を再認識させられることもしばしば。

遊戯王シリーズ(ゆうぎおう-)

遊戯王まとめ
高橋和希氏原作の漫画、及びそれを元にしたアニメ、そしてそれらから派生したKONAMIのカードゲームのこと。正式には「遊☆戯☆王」と表記される。
漫画では元々武藤遊戯という主人公が、第二人格によって悪人に「闇のゲーム」という勝負を仕掛け、敗北した悪人が多大なペナルティを負う、という筋書きがメインだったのだが、劇中に登場したカードゲームが取り上げられる頻度が高くなり、ついにカードゲーム漫画に至った。アニメ固有のネタも多く、「城之内死す」という伝説の次回予告はミームとしても有名。

カードゲームとしては日本だけでなく世界でも高い知名度を誇っており、世界大会も度々開催されている。海外と日本とでは元々製造会社が異なっていたこともあり、カードプールが異なっているため、日本のものは「OCG」*1、海外のものは「TCG」*2と区別されて分けられている。カードの種類は現在1万種類を超えている。
このように広く遊ばれている遊戯王カードゲームだが、そのルールは複雑怪奇であり、経験者であってもどのようになるのか分からない状況が起こり得る。上述の経緯からもわかるように、原作自体がカードゲーム漫画ではなかった上に、KONAMI側にもカードゲームのノウハウがなかったために初期のルールは色々とガバガバであり、後追いでルールが整備されて行った事情がある。
一応KONAMI側もルールを把握しやすくできるようにテキストの改定をこまめに行っているのだが、昔のカードには絶版になっているためにテキスト改定がなされていないものなどもある他、「選ぶ」と「選択する」は違う*3などのような独特な日本語表現も壁のひとつである。プレイヤーなどからは「ルールは一見複雑そうだが複雑だぜ!」*4などと言われることも。
にじさんじではカードパック開封配信が行われることが多い。後述のゲームなどを通じて実際のカードに触れるライバーもいる。

遊戯王マスターデュエル

2022年1月にKONAMIから前情報なく突如リリースされたデジタルカードゲーム。MDなどと略される。
カードプールは遊戯王OCGから1年ほど遅れているが、海外カードの先行実装やOCGとのカード同時実装なども行われている。
パワーカードがはびこる現代遊戯王を大きなバグなく、かつわかりやすく裁定して進めてくれるため、初心者にとっては格好の入り口と言えるゲーム。1回きりの勝負であるため、どんなデッキでも相手に勝ちうる可能性があるのも嬉しい点だろう。
また、独自のレギュレーションが敷かれており、OCGやTCGでは禁止カードとされているカードがマスターデュエルで使えることもあれば、逆にOCGなどでは無制限のカードがマスターデュエルでは禁止カードということも。また、新規カードがOCGなどで禁止カードであっても、とりあえず制限までで様子を見ながら実装することが多い。

にじさんじではこれを用いた「にじさんじバトルシティ」*5という遊戯王交流会が開かれる他、ライバーがお気に入りのデッキを見つけて組み上げるデッキ構築配信が多い。
本作で遊戯王に初めて触れたライバーも多く、特に織姫星の3人は「にじさんじ遊戯王マスターデュエル祭」で初心者枠として遊戯王に触れてからメキメキ上達。初心者から始める遊戯王を体現している。


*1 Official Card Gameの略。
*2 Trading Card Gameの略。
*3 対象に取らないか取るかの違いがある。かなりプレイングに直結する内容であるため、遊戯王中級者以上であれば覚えていることも多い。
*4 原作漫画付録のゲームについての解説セリフをもじったもの。
*5 原作漫画のバトルシティ編に由来。