1stアルバム「月の兎はヴァーチュアルの夢をみる」(Moon Rabbits Dream About Virtual)
大人気VTuber集団「にじさんじ」に所属するライバーの中でもトップクラスの人気を誇る「にじさんじ」の学級委員長こと『月ノ美兎』のファースト・アルバムがついに完成! デビューシングル『それゆけ!学級委員長』を手掛けたササキトモコを始め、いとうせいこう is the poet/大槻ケンヂ/NARASAKI/長谷川白紙/堀込泰行/TAKUYA(ex.JUDY AND MARY)/広川恵一(MONACA)/ASA-CHANG&巡礼など豪華クリエイターを迎えた新曲を加えた全10曲。月ノ美兎のオモテもウラも詰め込んだ充実の1枚。 |
- 2021年8月11日にSonyMusicより発売された初のオリジナルアルバム。初回限定盤には『それゆけ!学級委員長』『ウラノミト』のMVの他に『オマケのTV』と題した特別番組が収録されているBlu-rayと、1stワンマンライブ『月ノ美兎は箱の中』最速先行抽選応募券が封入されている。
- キービジュアル・アルバムジャケットはサメヤマ次郎による。
- 1stワンマンライブ『月ノ美兎は箱の中』は本アルバムのリリースイベントとしての側面もあり、収録された全曲が歌われている。ライブではアルバムジャケットでの衣装が『レーベル衣装』として正式に実装された。
- 雑誌リスアニ!Vol.45にはアルバム発売に際してのインタビューを収録。
- 海外の音楽レビューサイトRateYourMusicにて2021年ベストアルバムチャートにランクインする。
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- 「新宿アニソンスコープ」5位
- Billboard JAPAN:ダウンロード4位、セールス8位、“HOT Albums”6位
- オリコンランキング(集計8/9-15):アルバム週間9位、デジタルアルバム週間5位
- 毎年恒例!!『ディスクユニオン・スタッフが選ぶ2021年 今年の5枚』(邦楽)(ディスクユニオン)
- OTOTOYハイレゾランキング(集計8/11-8/17):1位 etc.
▷クレジット
- Album Produce : Yasuhiro Tanaka (Sony Music Entertainment), Shinnosuke Hoshino
- A&R : Task Watanabe, Yohei Kanbayashi (SACRA MUSIC),
Kosuke Tanaka, Tsuyoshi Okuhata (ANYCOLOR,inc.) - A&R Desk : Harumi Omori (SACRA MUSIC)
- Design : BALCOLONY.
- Executive Producer : Tsujino Manabu (Sony Music Entertainment), Yoshichika Matsumoto (SACRA MUSIC),Riku Tazumi, Takato Suzuki (ANYCOLOR,inc.)
track.1/月の兎はヴァーチュアルの夢をみる
作曲:ASA-CHANG&巡礼 編曲:ASA-CHANG Electronics:ASA-CHANG、Violin:須原 杏、Flute:後関好宏、Vocal Editing, Programming, Recording & Mixing Engineer:安宅秀紀 |
- →ASA-CHANGさんによる曲解説
- 美兎はASA-CHANG&巡礼の制作した「花 -a last flower-」を全部美兎で投稿したことがある。
- 美兎の声をサンプリングして作った独特な曲で、美兎いわく「宅録で撮った」とのこと。作詞も『月ノ美兎』となっている。
track.2/それゆけ! 学級委員長
作曲・作詞:ササキトモコ |
- SACRA MUSIC (Sony Music Labels)からメジャーデビュー後、1stシングルとして発表
- 美兎はデビュー当初からササキトモコさんの大ファンであることを公言しており「夢が叶った」と語っている。曲のイメージとしては夜が寂しい若者たちを救ってくれるヒーローソングとのこと。
- 1stシングルでのカバーイラストは美兎がファンだと公言しているイラストレーター・ベルナール・リヨ3世氏によるもの。MVも氏の絵柄を意識したアニメ調のものとなっている。限定版シングルCDにはリヨ氏デザインのポーチが付いていた。
- サビ中盤のフレーズに物理的に息が続かない箇所が存在*3しており、ライブでは会場のリスナーにも歌って欲しいとのこと。
- 間奏に流れるセリフ部分は美兎の初のYoutube配信からのサンプリングである。またボーカルディレクションとしてアンチグラビティ・ガールの制作を行ったTAKU INOUE氏が携わっている。
- 1stアルバム【月の兎はヴァーチュアルの夢を見る】に収録された際には、ササキトモコさんからもコメントが寄せられた。
- 初回限定版付属のBlu-rayにはMVも収録。また初回限定版に収録された特別番組『オマケのTV』ではササキトモコさんからのボイスメッセージが収録されている。
- ファーストワンマンライブでの披露にあたって、特撮ヒーローのようなポーズやPVを意識した振り付けが制作された。
- 「VTuber楽曲大賞2020」楽曲部門2位、MV部門1位を受賞。JOYSOUNDにてカラオケ配信中。
track.3/ウラノミト
作曲・編曲:広川恵一 作詞:只野菜摘 Drums:金川卓矢、Ukulele:月ノ美兎、Guitar, All Other Instruments & Programming:広川恵一、Bass:田淵智也 |
- 作曲・編曲の広川恵一さんは『Wake Up, Girls!』や『アイドルマスター』などに曲提供を行っており、作詞の只野菜摘さんは美兎がファンである『さよなら絶望先生』キャラクターソングなどを担当している。
- アルバムのリード曲としてウィスパーボイスも交えた変則的なシティポップに仕上がった。アルバム発売に先行して楽曲配信も行われている。
- 曲中のウクレレは美兎の演奏によるもの。また、特徴的なベース演奏は田淵智也 (UNISON SQUARE GARDEN)さんであることが判明。。
- 雑談配信の中で収録裏話も語っている。
- テレビ東京系バラエティ番組「ゴッドタン」の2021年9月度エンディングテーマとして起用されている。
- アニソン派!楽曲アワード2021を受賞。DAMにてカラオケ配信中。
- ライブで一番好きだった曲
- 好きすぎる
- めっちゃ良かった
- 私は未だに泣く
track.4/光る地図
作詞・作曲・編曲:長谷川白紙 |
- 【にじさんじ】舞元力一 with 月ノ美兎ギャラクティカSP【#舞元力一】にてワンコーラスを公開。
- その後誕生日記念ライブの中で披露された。難曲であるため生歌唱の際には作曲者ご本人が驚く姿も見られた。
- 以前に美兎からオリジナル曲を長谷川白紙さんに依頼しようとしていたが、企画が立ち消えてしまったことがあり、今回のアルバムでの長谷川さん参加は偶然ながらも運命的なものを感じているとのこと。*4
- 長谷川白紙さんとの打ち合わせでは心理テストのような質問をいくつか受け、そこで答えた美兎自身のディープな側面が作詞などに反映されている。
- アルバム発売に際しての長谷川白紙さんからのコメント→①→②
- 「帰り道で光る地図聴いて泣いてる」
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- 初回限定版に収録された特別番組『オマケのTV』では長谷川白紙さんからのメッセージが収録されている。
- 「帰り道で光る地図聴いて泣いてる」
- 2022/05/27 日本テレビにて放映された『プロジェクトV』にて『今聴くべきVTuber楽曲3選』に選ばれる。
- 2022/10/26 DAMにてカラオケ配信が開始。
track.5/浮遊感 UFO
- 大槻ケンヂさんのnoteによると「仙台UFO事件」*5に発想のヒントを得た、とのこと。また曲についても語られている。
- 余談だがアルバム発売後しばらくして再び東北に謎の飛行物体が現れた。
オーケン「浮遊感UFOがまた!」
- 余談だがアルバム発売後しばらくして再び東北に謎の飛行物体が現れた。
- 【にじさんじ】舞元力一 with 月ノ美兎ギャラクティカSP【#舞元力一】にてワンコーラスを公開。
- その後誕生日記念ライブの中で披露された。
- 大槻ケンヂさんによるアルバムへのコメント
- なお美兎の作詞を引き受けたことをキッカケに、大槻ケンヂ氏はバ美肉に興味を抱いたとのこと。
- NARASAKIさんによるアルバムへのコメント
- 入りの「あれはなんだろう」は美兎の声だが、言い方のニュアンスに苦労したとのこと。
- 良かったです
- 2022/10/26 DAMにてカラオケ配信が開始。
track.6/みとらじギャラクティカ
作詞:七条レタス(IOSYS)、まろん(IOSYS)、作曲・編曲:ARM(IOSYS) |
- 活動初期の美兎の代名詞的ラジオ企画『みとらじ』をテーマにした曲。新生復活した『みとらじ』ではOPとしてインストが使用されているほか、リニューアル後の『月ノ美兎のギャラクティカラジオ』という新タイトルや番組の設定にも大きく関わっている。
- アルバム発売に先駆けて月ノ美兎のギャラクティカラジオ#1にてイントロ部分が先行公開された。また「にじさんじ AR STAGE "LIGHT UP TONES”」でフルをライブバージョンで披露。*6美兎考案のエンタメ精神に溢れた演出が大きく話題になった。このパフォーマンスを見てライバーデビューを志した人もいるほど。
- 「にじさんじ AR STAGE "LIGHT UP TONES”」でのライブ音源アルバムが各プラットフォーム・サブスクで配信中。
- その後ワンマンライブなどでも特別仕様で歌われており、ライブごとに異なる演出や歌い方が披露される名物曲となっている。
- 生放送中に歌った際には例のセリフパートにてOBSが暴走してエライことになった。
- 実はレーベル側からの人選が多い本アルバムにおいて唯一、美兎が直接アーティストを指名した曲でもある。美兎が鈴原るる&でびでび・でびるによる『圧 倒 的 存 在 感』を気に入ったことがきっかけとのこと。
- 仮歌を聞いたとき、音程が外れていたのでワザとだろうなと思ってその通りに収録したら後日修正されていた、とのこと。
- レコーディングでは「萌え声で歌って」というディレクションがあった。そのためコールも含めて非常に可愛らしい歌声が聞ける。
- 七条レタスさんによる裏話→①→②
- 「『みとらじ』と言われて『ギャラクティカ!』と返せない奴からにじさんじをクビになっていく」
- 「いちばん楽しかったかもしれない」
- 「ライブ映えする曲いいよな」
- 「最強の曲」
- 「思い出だね」
- 「神曲」
- 「これがトップよ」
- 「やりたいねみとらじギャラクティカは」
- 「流しながらトレーニングやってます」
- 2022/10/26 DAMにてカラオケ配信が開始。
track.7/部屋とジャングル
- 美兎は堀込泰行さん作詞の『雨は毛布のように』を以前にウクレレカバーしたことがあった。
- もらった仮歌は堀込泰行さん本人による歌唱のものだったという。
- 収録にあたって「泰行さんっぽく歌ってください」と指示があったとのこと。
- 2022/10/26 DAMにてカラオケ配信が開始。
track.8/ウエルカムトゥザ現世
- 『ウェルカムトゥザ現世』ではなく『ウエルカムトゥザ現世』である。
- アルバム発売に先駆けてYouTube Music Weekend スペシャルライブにて先行披露された。
- ロックに盛り上がるカッコイイ一曲。ライトハンド奏法でのギターソロにも注目。
- TAKUYAさんによるレコーディングドキュメントと制作裏話が公開されている。(TAKUYA【JUDY AND MARY】YouTubeチャンネル)
- 曲のタイトルや歌詞は作詞のMEG.MEさんがちょうど出産を迎えられたことを
- TAKUYAさんによるレコーディングドキュメントと制作裏話が公開されている。(TAKUYA【JUDY AND MARY】YouTubeチャンネル)
- 1stソロライブでは大量の謎ノ美兎がバックダンサーならぬフロントダンサーとしてステージ上に現れ、キレッキレのダンスを披露するという演出が行われた。
- この曲の途中でちょうど無料パートの終了タイミングが設定されており、チケットを買っていない視聴者は謎ノ美兎がゾロゾロと出現するところで配信が切れた。これはワザと。
- にじさんじフェス2022ではメガホンを片手に振り付けにアレンジも加えて歌唱した。
track.9/NOWを
作詞:Seiko Ito 編曲:ITO SEIKO is the poet、作曲:Watusi(Bass&Programming)、Shigekazu Aida(Guitar)、Ippei Tatsuyama(Keyboard&Programming)、Ken Kobayashi(Sax)、SAKI(Trumpet)、Recorded by 香椎茂樹 & Watusi at HEARTBEAT & Brickwall、Mixed by Dub Master X at D.M.X STUDIO |
- ジャパニーズラップ・ミュージックの祖の一人であるいとうせいこうさんによる一曲であり、美兎はアルバム曲の中で最も難しかったと語っている。
- 曲中の掛け声も、勿論せいこうさんによるもの。
- 収録時にはせいこうさんも立ち合っており、難所を歌い切った際には副調整室が沸き立ったという。
- 初回限定版に収録された特別番組『オマケのTV』ではいとうせいこうさんからのボイスメッセージが収録されている。
- 2021/08/07に放送された【にじさんじ】舞元力一 with 月ノ美兎ギャラクティカSP【#舞元力一】にて、アルバム発売に先行してこっそりインストのみ公開されていた。
track.10/Moon!! (Avec Avec Moonlight Power Pop Re-Arrange)
- 美兎の初オリジナル曲である『Moon!! 』のアレンジバージョン。アルバム発売に先立ってにじFes2021のライブで披露された。
- バンダイナムコが展開する音楽プロジェクト『電音部』*7公式が公開しているSpotifyプレイリスト『日高零奈♡お気に入りの曲』の中に入っていたことがある。