月ノ美兎（つきのみと）

• クラスの清楚な学級委員長なので、愛称は委員長。配信開始時の挨拶は「きりーつ！気をつけ！」。
• 誰が何を言おうと清楚である。
  たとえ、初めての生配信で『ムカデ人間』（エログロで有名な映画）の話をしたり、洗濯機の上にPCを乗せて中腰で配信したり、モツを「赤子の拳」と表現したり、小学校の校庭に生えている雑草を全種類食べたりしていても、豚肉をレジン加工して持ち歩こうとも、実写動画で化け物を創造しようとも、カロリー過多な自作一品料理を食おうとも、
  清楚なのである。
  • 「やベーやつ」の筆頭と言われるが根の部分は真面目な様子がうかがえる。雑談配信ひとつにも事前準備を欠かさないタイプ。
• トークの面白さ、ゲーム実況での冴えたツッコミや、サブカル知識の豊富さ、常識に囚われない行動力などが評判を集め、にじさんじのみならずVTuber全体を牽引してきた紛れもない第一人者である。
  • 彼女を見てVTuberを目指したと発言している後輩VTuberもにじさんじ内外に多い。
• 2018年3月14日ににじさんじ初のチャンネル登録10万人を達成*3。バーチャル銀の盾を獲得する。*4
  • 2022年12月12日にはYouTubeチャンネル登録者数100万人を突破。バーチャル金の盾を受け取った。

• ソニー・ミュージックレーベルズ SACRA MUSICよりメジャーデビュー。*5。名実ともにバーチャルアイドルとなった。
  • 2020年10月7日、1stシングル「それゆけ！学級委員長」をリリース
  • 2021年8月11日、1stソロアルバム「月の兎はヴァーチュアルの夢をみる」をリリース
    • 2021年11月16日、1stワンマンライブ「月ノ美兎は箱の中」を開催。
  • 2024年8月28日、配信にてレーベル脱退を発表。以後はセルフプロデュースに移る。
• 2025年2月19日、1stミニアルバム「310PHz」をリリース
  • 2025年4月18日、2ndソロライブ「Paper Rabbit」を開催。

公式のファンネームは存在しない。
委員長自身も配信などでは「皆さん」「みんな」あるいは「リスナーの皆さん」「リスナー」「お前ら」等と呼びかけるのが常である*62。
活動初期には、ファンの間では提案された*63以下の２つが広く用いられていたが、2025年現在はほとんど使用されていない。

• クラスメイト
  • 提案された際に委員長が「無難でよい」「囚人よりも全然よい」と述べている分、やや公式よりか。
  • 放課後ニコ生放送局のクイズで視聴者の呼びかたが問われた際にはこれが正解とされた。
• 囚人
  • 配信の最初に起立を命じられ終了まで立たされ続けることから提案された。
  • これの派生としてファンの間では称賛されるべきファンを「模範囚」と呼ぶ習慣がある。

2018年12月15日の配信にて、こうした状況を鑑みた上で「不確定のままにする」と決定された。
ただしその時のゲームや話題の中から適当に名付けられることもある。

• メインチャンネル。内容は雑談配信やゲーム実況のほか、時折行われる”超個性的な突発企画”が特長的。
  • 登録者のボリューム層は30代。男女比率は8：2ほどとのこと。*68海外からの視聴者は全体の3％ほどらしい。
  • 2023/03/20 日本経済新聞電子版にて掲載されている特集【Bizランキング】にてZ世代のYouTube視聴者数ランキング第14位にランクイン*69したことが報道された。

• 企画配信ではバーチャル世界の特性を活かした、まだ誰もやったことの無いような新しいエンターテインメントに挑戦する企画を配信内で行っている。
  • 特に著名な名物企画として『月ノ美兎の放課後ラジオ(みとラジ)』『月ノ美兎の百物語』などが挙げられる。
    • 活動初期に行われた『月ノ美兎の放課後ラジオ』はゲストを呼んでの1対1のラジオ風配信として人気を博し、現在行われている各VTuberラジオ企画に大きく影響を与えている。現在は『月ノ美兎のギャラクティカラジオ』としてリニューアルを挟みつつ継続中。
    • 『百物語』企画は視聴者のほか内外のVTuberからも広く怪談を集めて紹介し、なおかつ美兎自身も『ストーリーテラー』としてVTuberならでは恐怖体験を語る。時には外部SNSなども使った大掛かりな演出も含めて広く話題を集めた。
  • その他にも視聴者投稿を紹介する参加型企画のほか、大小様々な企画を行っている。動画として投稿された企画は別項目を参照。

• 雑談配信では、Twitterなどでその都度話題を募集したり、美兎が体験した出来事や行ってきた場所について手描きのイラストを交えて解説する『体験レポ』を行っている。準備や語り口調もあいまって内容の濃さは随一であり『取り留めない雑談枠』というよりは『トークショー』に近い。
  • 2019年末からは視聴者から募った*70家具でさまざまに飾った自室を配信背景に使っている。

• ゲーム実況配信では一度の配信でクリアできる短めのゲームをプレイすることが多い。内容はADVや懐かしの奇ゲーが中心であり、世界観をしっかり楽しみながらツッコミを入れたり、全力でふざけたりする。2019年11月のポケモン配信以降、休日のお昼配信や長時間のゲーム配信を行うことも増えたが、どれだけ長時間になろうとも喋りっぱなしである。動画として投稿されたものは別項目を参照。また本人のゲームに関するエピソードは別ページへ。
  • 今まであまり触れてこなかったらしく基本的にゲームは下手。パーティゲームやボードゲームなどの対戦でも周りが上手い+狙われがちという事情を差し引いてもVTuber界最弱クラス。特にアクション系ゲームは基本的にクソ雑魚で、情報量が多くなるとパニックを起こしてしまう。いわゆるゲーム特有の"お約束"を知らないのでルール把握や操作に手間取ることも多い。
    • 大人気の某FPSについては配信外でチャレンジしてみたが心が折れてしまった。ビックリ要素が苦手でホラーゲームも得意ではないが、自分より怖がりな人とのコラボでは余裕になる程度の耐性はある。
  • とはいえ慣れていないだけであり、苦手なジャンルもゲーム大会などに向けて練習すれば好成績を残すことも。
    • 得意なゲームジャンルはシミュレーションとアドベンチャー。*71
    • 『ADVが得意』は伊達ではなく、脚本や開発者の狙いを文章や描写から鋭敏に見抜くようなプレイを見せることもある。謎解きに関する頭の回転も速い。ノベルゲームに至ってはとうとう自作してしまい、プレイしたライバー達からも好評を受けている。
    • フラッシュゲームは小さな頃から経験があるため目押しやタイピングに強く、リズムゲームも得意。狙撃銃を持たせると何故かエイムが上手かったり、敵の攻撃を受けた瞬間に目押しで発動するカウンター技が上手かったりすることもあり、反射神経は意外と悪くないようだ。RPGではボスとの顔合わせの前にしっかり準備を整えてレベルで殴るタイプ。

• 歌枠配信は希少*72だが、そのたびに目覚ましい上達を見せている。平成のアイドルソングやニコニコ動画黄金期のオタクソングなどを主に歌うことが多い。
  • フリーのカラオケ音源がない曲に関しては耳コピで採譜し、自前のウクレレの弾き語りで伴奏を賄っている。
  • 歌枠らしからぬ仕掛けが配信内に仕込まれてあったり、ジャンルに縛りを設けるなど、ただの歌うだけに留まらない工夫も行っている。
    • ウィスパーボイスで歌う深夜の歌枠は『月ノ美兎の配信で最も清楚』『睡眠導入に使える』と評判高く、初回の配信後に発表されたファーストアルバムの内容にも影響を与えた。残念ながら特殊な環境セッティングが必要＆ウクレレの練習も必要とのことで頻度は多くない。

• なお配信内でスーパーチャットの読み上げなどは行わない。チャンネルメンバーシップも開設していなかったが、5周年を迎えてついにメンバーシップを開設した。

• 2021/07/24配信のみとらじより、待機画面でひとことコメントを書くようになった。

映画研究部の本領を発揮した謎動画やゲーム実況動画、編集を交えた謎企画を投稿している。

• 活動開始後に初めて投稿した10分で分かる月ノ美兎【にじさんじ公式】は特に「月ノ美兎と言ったらコレ！」「にじさんじと言ったらコレ！」というくらいの初心者向け動画として月ノ美兎とにじさんじの知名度を向上させた。投稿以降「10分で分かる○○シリーズ」は他のにじさんじメンバーや外部のVtuberにも伝播しており、大きな影響力を与えている。
• 2022年より動画投稿を積極的に行うという目標を立てており、数秒ほどの短時間のShorts動画はもちろんのこと、長めの企画動画や他ライバーとのコラボ動画などもコンスタントに投稿。半動画勢を自称するほどとなり、その量はにじさんじ随一となっている。
  • 字幕制作や切り抜きなどの動画編集も基本的に自分一人で行っており、雑談配信などで制作裏話やボツネタ紹介が語られることも。制作ツールはAdobe Premiere Pro。
    • 作業工程はごく稀にメンバーシップ限定配信で見せている。
  • 動画投稿予定などはTwitterなどで行われることが多いが、短い動画などは予告なく投下されることもある。
• 動画内の場面転換アイキャッチとして、リスナーからアイキャッチを募集する企画も行い、有志による力作が多数集まった。以降は動画や配信などでも活用している。
  • 以前はVARK SHORTSが提供しているテンプレートによるものを使った、有名な海外ミームを再現したものが使われていた。これらの元ネタは「I Didn't Ask for This - Saturday Night Live」「Catch the Ice Dude」等で検索すると見れる。

• 動画と配信では視聴者層が異なると語っており、それもあってか動画では配信よりも*76多少マイルド。
  • 男女比は動画ではほぼ5:5、配信では7:3。年齢層も動画のほうが5歳ほど若いとか。活動当初は女性8％だったらしい。*77
  • 2023/03/20 日本経済新聞電子版にて掲載されている特集【Bizランキング】にてZ世代のYouTube視聴者数ランキング第14位にランクインしたことが発表された。
    • 統計は2022年6月～12月の期間に16～26歳の視聴者を集計したもの。