プロフィール
エリカ |
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[添付] |
職業 | 教誨師 | 型番 | SP VII |
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企業 | UAS | 誕生日 | 8月27日 |
役割 | シューター | 能力タグ | 攻撃/牽制 |
入手方法 | 指向性検索 【ヴィア・ドロローサ】 | CV | 沼倉愛美 |
キャラクター概要
履歴
SP VIIは特殊な場所でのカウンセリング人員不足を解消するために、UASによって開発された人形だ。このプロジェクトは人形のメンタルの安定性を利用し、比較的低リスクな方法で特殊な層を対象としたカウンセリングによる精神的ストレスの緩和を目的としている。その特殊性により、UASはスヴァローグ重工と提携し、全く新しいSP VIIシリーズを生み出した。社会学を軍事工業の専門家の手でデザインされた二代目SP VIIには、完璧な情緒管理メカニズムと、強力な戦闘モジュールが搭載されており、過酷な環境下での業務を可能とするほか、武力制圧が必要な場面でもその威力を発揮する。
実際の運用において、二代目SP VIIは期待を上回る性能を発揮している。基礎的なカウンセリング業務のほかに、プロトタイプであるエリカはたった一人でいくつもの暴動事件を鎮圧し、管理サポートと秩序維持の両面で卓越した成果を残しているのだ。二代目SP VIIが量産されると、エリカはシリーズの代表としてニューラルクラウドに加わった。
背景
背景 | |
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人形ファイル1 | 人形は人類の需要を解決するために生み出された。人類の直面しがたい危機には、機械が最も適している――教誨師という職業も例外ではない。人道的な観念から、一部の刑務所では死刑囚に最後の祈りと慰めを与えている。刑務所という劣悪な環境下で繰り返し囚人を諭し、幾度となく告解を聞き続けることは、それ自体が人間のメンタルに多大なマイナス影響を及ぼす。心理カウンセラーの心理が新たな問題となっているのだ。UASはそういった需要に商機を見出し、特殊カウンセラー人形SP VIIの開発プロジェクトを立ち上げた。 初め、SP VIIには囚人の哀れみと愛情をできる限り持つ教誨師としての人格と、強烈なマイナス感情の衝撃に耐えられるよう、強力な感情情報処理システムが搭載されていた。だが、試作段階における一代目SP VIIの業績はふるわなかった。メンタル空間における余剰データの増長速度が予想よりも遥かに速く、メンタルが頻繁にフリーズ。さらにその温厚で善良な性格は、あやうく囚人脱走の突破口になりかけた。UASは仕方なく一代目SP VII人形をすぐさま回収し、改良を施した上でモデルチェンジを行った。 新任プロジェクトマネージャーの提案で、二代目SP VIIにはまったく新しいデザイン方針が用いられた。チームはその初号機にとあるニックネームを与えた――その名も「エリカ」。このパワーに満ち溢れた名前が、彼女の独特な人生の始まりとなったのだ。 |
人形ファイル2 | 契約に基づき、一代目SP VIIを返品した刑務所は、そうして新たな教誨師人形を迎えたのだった。当初、この華やかな外見を持つ二代目製品に、刑務所側はたいした期待を抱いていなかった。悪事に手を染めた囚人たちはなおのこと。エリカのポーカーフェイスに、囚人たちはいよいよつけあがった。彼女が忠告を聞かない囚人たちに対し、躊躇うことなく武器を取り出すまでそれは続いた。 説得し、慰め、必要ならば威嚇する――それがUASとスヴァローグ重工による研究開発で得られた結論だ。カウンセリング人形として前代未聞の戦力を持たされたエリカは、当然のように最後の手段を愛している。監獄という、複雑かつ変化し続ける環境に対応するべく、彼女のメンタル内の感情モジュールの機能は一部削減されており、新たに鎮圧技術が加えられた。後者のメンタル内における比率は高くないが、凶悪な仕事環境に素早く適応したいがためか、エリカは大抵の場合、躊躇うことなく囚人どもに恐怖を味わわせる事が多い。 そもそもスヴァローグ重工がエリカに持たせた戦闘能力は自己防衛を目的としたもので、新たにデザインされた模擬人格が、そういった強硬手段におよぶとはUASも予期していなかった。またしても予想とは異なる結果を目の当たりにし、UASはエリカを回収しようと試みたが、刑務所側に拒否されている。彼らにとっては、こういった人形のほうが都合がいいのだ。 |
人形音声1 | この二丁が本官の愛銃だ。運命《ディスティニー》、そして贖罪《リデンプション》。(装填音)聞こえたか、このリロード音。教誨師の銃は飾りだとでも思ったか?機会があれば、敵に命中した時の音を聞かせてやろう――これより一段と見事だぞ。 |
人形音声2 | 本官の職務だと?告解を聴き、贖罪を与え、善を勧め、死者を葬る。最後の一つを除けば、あとは飾りだ。囚人どもの懺悔はたいそう無辜なものだ、教誨師が贖罪を与えるまでもない。奴らなどとっくに自分で救済を得ている。人形は己の過ちを赦しはせぬ、だが人間はいとも容易く自身を赦してしまうのだ。ああ、一つ言い忘れていた。囚人どもが奴らの所謂正義を主張する時、本官の職務もまた増える。そう、このように――ドンッ!フッ……驚いたか? |
人形ファイル3 | 刑務所に受け入れられたエリカは、開発チームに与えられた名前を名乗り続けた。だが刑務所の面々は彼女の個性などに興味はなかった。彼らを驚かせたのだ、その尋常でない業務効率だ。常に無表情でありながら、エリカは教誨師としての基礎的な務めを順調に果たしていた。一般的な囚人の告解には辛抱強く耳を傾けたし、冷静な情緒は自我喪失寸前の死刑者の心をなだめた。通常の教誨師の手には追えない犯罪者を前にした時の、彼女の果断な判断と手際の良さには、刑務所側も舌を巻いている。 さらに強力な戦闘能力を頼りに、エリカは刑務所内の暴動鎮圧にも携わった。それどころか、たった一人でいくつもの暴動現場を鎮め、刑務所の秩序維持の一翼を担っていた。彼女は見つけづらいリスクの芽にもいち早く気づき、動乱や脱獄の兆しをことごとく潰してしまうのだ。囚人への厳格な処罰から見ても、エリカはその外見以上に脅威的な存在であることがわかる。 その後、完璧な業務が認められ、エリカは人手が著しく不足している刑務所へと配属された。新たな環境では、エリカがこれまで見てきた以上の醜悪と犯罪が横行していた。それには重罪人の薄汚さや狡猾さだけでなく、暗に行われている取引の数々も含まれる。当然のように行われる職権の濫用も、エリカの仕事を大いに妨げた。やがて彼女は、いまだかつてない苦悩に陥ってしまう。一人のか弱い少女が、彼女の前に現れるまで。 |
人形音声3 | 周りにはしばしば、教誨師らしく振る舞えと諭される。親切、厳粛、公平、そして神聖かつ純潔。フッ……そんな輩がこの世に何人いる?穢れ一つない機械だろうと、腐った醜悪な牢獄に長く身を晒せば、自ずと黴を生やすものだ。罪悪に濡れ、ロジックに束縛され……暗がりの泥水に浸り続ける。鼻を押さえようと、罪に隠れる邪悪な臭いを消せはしない。あの吐き気を催す悪臭をこの手で浄化しない限り、捻じれたメンタルが解けはせぬのだ。 |
人形ファイル4 | 少女は重病に倒れた家族を養うために、とある権力者に代わって監獄へと送られてきたのだ。真犯人は彼女がひっそりと監獄で息を引き取るものと考えていた。少女が刑務所に勤めるエリカと出会ったのは、まさに不幸中の幸いだった。教誨師人形であるエリカは、まさか自分が諭され、救済される側になるとは思ってもいなかった。だが、彼女の身には得てして思いもよらぬ事態が起きる。少女との出会いもそうだ。 少女と触れ合う中で、エリカはこの罪なき「咎人」にあらん限りの庇護を与えた。そして少女とともに、自身の過去を見つめ直した。己の維持する秩序とは何か、「監獄」とは何を意味するのか。彼女がそれに気づくには長い長い時間が必要だった。それらがはっきりしないうちに、業務の束縛や上層の命令により、エリカが少女に与えられる庇護はまずます限られていった。エリカとの出会いをもってしても、少女の悲惨な運命は覆されなかった。 エリカの資料に少女の名前や、その運命の結末は記されていない。記録によれば、刑務所でのとある大規模な乱闘事件からしばらく経たずして、エリカは辞職を申し出ている。業務の引き継ぎが完了するまで、彼女は引罪人の告解と暴動鎮圧の業務を完璧に成し遂げた。 |
人形音声4 | かつては私も、己の罪にきづけずにいた。彼女が現れたことで、私は真の悲しみと痛みを知ることができた。その羞恥と懺悔の重みに、ようやく気がついたのだ。そして、彼女がなぜあれほど贖罪を望んでいたのかも。だが……この罪を贖う機会は、恐らく二度と訪れぬであろう。 私のしている事は、すでに起きたことへの埋め合わせに過ぎぬ。過去は消せない。だがせめて、悲劇の歯車を阻まねば……お前も、そう思っているのだろう? |
人形ファイル5 | 彼女の退職は、自身から得られたデータに基づき、二代目SP VIIの大量生産が始まったこと、そして所属していた刑務所に人手が補充されたことが理由だ。二代目SP VIIのプロトタイプ、そしてシリーズを代表する人形として、エリカは迷うことなく42Labからの招待を引き受け、ニューラルクラウド計画に参加した。彼女にとって、それは過去の終わりであると同時に、新たな可能性を意味していた。 オアシスにやってくると、強力な戦闘力を持つエリカは、常駐する外勤部隊のメンバーとして迎えられた。監獄での時と同じように、他者とは距離を保ちつつ、一人で戦うのが彼女の常だ。ところが、エントロピーに立ち向かい、仲間との共同戦線を経験した彼女は、最終的に新たな道を選ぶこととなる。外勤任務をこなす傍ら、オアシスの礼拝堂の建設にも携わっており、その中で読書にふける姿がしばしば目撃されている。 次第に、戦いで親しくなったドゥシェーヴヌイの他にも、エリカは交友関係を広げていった。「クロトか……過ぎ去ったすべてを埋葬し、生者に新たな始まりをもたらす。本官の仕事と合うかもしれないな。神のもとへ送った咎人を、あいつに託せれば丁度いい」 「いい友達になれそうだね。漫画も貸してあげたら?」ドゥシェーヴヌイは無邪気に尋ねた。 |
人形音声5 | 私のメンタルには、頻繁に過去の映像データが流れている。狂猛で醜悪だった奴らが、次の瞬間、私に向かって大声で笑っているのだ…… これが私に課せられた罰なのだろう、背負うほかあるまい――この身が朽ちようとも贖えず、拭い去れぬ罰を。現実、クラウド、はては覚醒から就眠に至るまで、私は過去の罪業を延々と反芻し続けているのだ。私を救済せし、もう一人の訪れを待ち侘びながら…… 教授、お前は私を救ってくれるのか? |
ボイス
ボイス | |
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朝 | おはよう、教授。懺悔すべき夢を見たのでは?安心するがよい、夢での放埓は些細な罪にすぎぬ。本官に告解したいのならかまわぬぞ。 |
昼 | 今は読書の時間だ。大した用がないのなら、邪魔しないでもらおう。それとも、退屈を紛らわせる手段が他にあると? |
夜 | 罪悪や醜行のない夜、穢れも卑しさもない暗闇。お前、一体どうやったのだ? |
就寝時 | この時間ともなれば、囚人すら夢の中だぞ。お前は何をして、こんなところへ違法労働に放り込まれたのだ? |
ホーム画面1 | プッ……ん?なんだ、いたのか教授。いやなに、面白い場面を目にしてな。漫画は良い。僅かなあいだ醜いものを忘れられ、数少ない大切な思い出が蘇る。 |
ホーム画面2 | 口先だけの懺悔で救済を得られる?祈祷を聴くだけで償われるべきだ?笑わせる…… |
ホーム画面3 | 寝たか?追放者のリーダーにして42Labの教授……数え切れぬほどの血腥さと罪悪を見てきたはずだ。だが、その身からは微塵も醜悪さを感じない……もしやお前が、私の探していた……? |
タッチ1 | この漫画が読みたい?よかろう、持っていけ。 |
タッチ2 | 鉛玉を味わいたいか? |
タッチ3 | セーフティが解かれたままだ――暴発に気をつけろ。 |
獲得 | 教誨師、エリカだ。ここに告解が必要なものは……いないか。かまわん、これで羽が伸ばせる。 大部屋を用意してもらえるか、銃器と漫画が山ほどあるからな。 |
潜在能力突破 | この程度の弾丸じゃ……満足に練習もできぬぞ。 |
メンタル拡張 | 銃器の扱いが上達した……?いいぞ、この手のリコイルは大歓迎だ。 |
部隊編入 | 仕事の時間だ、告解者は前へ。 |
戦闘開始 | 奴らの懺悔を聞き届けよう。 |
必殺技 | 貴様に罪を言い渡す! |
MVP1 | 躯体の罪は許された、主が魂を恩赦せんことを。 |
MVP2 | 弾丸の命中する音は、リコイル同様クセになるな。 |
戦闘不能 | 罪は、まだ……償われて、いない…… |
タイトルコール | ニューラルクラウド |
お正月 | |
バレンタイン | |
七夕 | |
ハロウィン | |
クリスマス | |
誕生日 | |
誓約 | |
宿舎挨拶 | |
挨拶1 | わかっている |
挨拶2 | くだらん |
挨拶3 | なんだ? |
挨拶4 | 見事だ |
挨拶5 | その通り |
挨拶6 | フッ…… |
挨拶7 | ああ、そうだ |
呼称表
相手 | 呼び方 | 出典 |
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一人称 | 私 | 背景:人形音声4(エリカ) |
一人称 | 本官 | 背景:人形音声1(エリカ) |
教授 | 教授 | 背景:人形音声5(エリカ) |
ガード(守衛) | ||
クロト | クロト | 洗塵の緋弾:罪に濡れた蘇生 |
ユニーク(特殊) | ||
ドゥシェ | ドゥシェーヴヌイ | 洗塵の緋弾:断罪の道-2 |
アビゲイル | アビゲイル | 洗塵の緋弾:夜空の星 |
隊長 | 洗塵の緋弾:夜空の星 | |
エージェント | ||
ボンネビル | ボンネビル | 洗塵の緋弾:罪に濡れた蘇生 |
性能
ステータス
ステータス(初期値/MAX値★5 Lv60) | |||||
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最大HP | / | 攻撃力 | / | 演算力 | / |
物理防御力 | / | 演算防御力 | / | 攻撃速度 | / |
会心率 | % /% | 物理貫通 | / | 演算貫通 | / |
回避率 | % /% | 戦闘後HP回復 | / |
スキル
スキル | ||
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リペテンス | パッシブ | 通常攻撃を行うと50%の確率で対象に自身の攻撃力120%分の物理ダメージを与え、対象を2グリッドノックバックさせる。ノックバックできない場合は、さらに自身の攻撃力100%分の物理ダメージが加わる。エリカのスキルによるノックバックには1秒間の固定効果が伴う。 |
浄罪の弾雨 | オート | 対象の頭上に手榴弾を投げ、対象とその周囲1グリッド内の敵に自身の攻撃力350%分の物理ダメージと、8秒間の「警告」効果を付与。その後、対象を含む扇形範囲内にいる敵全員に自身の攻撃力650%分の物理ダメージを与え、1グリッドノックバックさせる。 「警告」:ノックバックを受けてもノックバックされなかった場合、エリカの攻撃力150%分の物理ダメージを受ける。 |
業火の洗礼 | 必殺技 | 扇形の範囲を選び、範囲内にいる敵全員に5秒間の連続射撃を行い、自身の攻撃力120%分の物理ダメージを15回与え、35%の確率で対象を1グリッドノックバックさせる。 |
算法
攻撃性 | 安定性 | 特異性 | |||
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