【New Game+】

Last-modified: 2025-12-03 (水) 21:57:32

概要

【クリアデータ】で得た技術点や一部のアイテムなどの要素を引き継いではじめからプレイすることができる。
各作品のリメイクやリマスター版で新たに追加されることが多い。
『クロノ・トリガー』以降のスクウェア/スクウェア・エニックス作品に多く搭載されている。
サガシリーズでの表記は【強くてニューゲーム】【New Game+】【NEW GAME+】のいずれかが多い。
 
引き継げる要素は作品によってまちまちのため、詳しくは各項目を参照。
クロノ・トリガー等の他ゲームと違い、必ずしも2周目の追加要素ではなく、はじめから使用できるシリーズもある。

サガ2DS

「New Game+」表記。
【2周目】の追加要素。引継ぎに使えるデータは「1度クリアしたデータ」。
以下の要素を引き継ぐことができる。

  • 密売屋に売却したアイテム(次周でも買い戻せる)
  • プレイヤーノート(メインイベント・サブイベント・メモ)
  • 総プレイ時間
  • 運命の糸Lv
  • 酒場のジュークボックス
  • 亡者の闘技場・魂の暗域の対戦相手
  • リミットドライブの使用(覆面に出会う前の第1世界で発動可能)
  • 肉食い図鑑(※全セーブデータ共有)

以下の要素は引き継ぐことができない。

  • キャラクター(ステータス・熟練度・特殊能力含む)
  • 所持アイテム(武器・防具などすべて)
  • アイテム
  • 所持金
  • MP(糸購入ポイント)
  • ミューズの好感度

サガ3DS

「New Game+」表記。
【2周目】の追加要素。引継ぎに使えるデータは「1周目の場合はクリア直後の状況」「一度引き継いだことのあるデータならいつでも対応」。
また、このモードでなければ出現しないサブイベントもある(【先生】がアドバイスしてくれることもある)
 
以下の要素を引き継ぐことができる。

  • プレイヤーノート
  • ステータス(引き継ぎしなかった場合、4桁パスワードの再利用が可能)

以下の要素を引き継ぐことができない。

  • キャラクター(名前・カラータイプ)
  • ストーリーノート
  • 6桁パスワード
  • 種族変化状況
  • 特殊能力・特性
  • ステスロスのパーツ(スカウト状況除く)
  • 聖剣含むシナリオアイテム

RS2(リマスター版)

ケータイ版では「強くてニューゲーム」、リマスター版では「NEW GAME+」表記。
はじめから使用できる。
任意のセーブデータを選択することで当該セーブデータの以下の要素を引き継ぐことが出来る。

以下の要素は引き継ぎできない。

補足

  • 【古代魔術書】は引き継ぎできず、施設(【術法研究所】及び冥術研究所)の開放状況も引き継げないため、【サラマンダー】と冥術の両立はできない。
  • 【魔石のかけら】【運命の石】は引き継ぎできないが、これを材料に作成出来る【魔石の指輪】【セブンスソード】【セブンスアーマー】は引き継ぎできるため、加工すれば持ち込める。
    • イベントアイテム以外であれば基本的に武器、防具はなんでも引き継げるので魔石の指輪はもちろん、デイブレード、ムーンライトなどの一品物についても周回を重ねて増やすことが出来る。
  • 合成術の開発状況は引き継ぎ出来るが、武器・防具の開発状況は一切引き継ぎ出来ない。
    • 当然合成術の利用には、術法研究所の建設が必要である。
    • 【天術】の合成術は軍師登場(要【帝国大学建設】達成)まで覚えられないのは通常プレイと同様。
    • 開発した武器・防具そのものは引き継ぎ出来るので、5個以上引き継いでおけば改めて開発する必要はない。
  • 帝国記の開放状況も引き継げないため、全てのページを埋めるということはNEW GAME+を使っても出来ない。
  • 【初期習得技】は技道場に登録されているものから優先度の高い技を習得し、【初期習得術】は基本術とランダムでランク2~5の術を習得している。
  • ジェラールの技能が何もないのと、レオンが二段斬り、なぎ払い、ライトボールしか覚えていないのは通常時と同様。
  • 道場や術法研究所は最初から出現していないため、序盤は倉庫にあるアイテムの固有技を活用する必要がある。

RS2R

「強くてニューゲーム」表記。設定言語が英語の場合は「New Game+」。
本編クリア後に戦える【ドレッドクィーン】を倒したセーブデータから様々なデータを引き継ぎ、ゲームを最初からプレイできる。
ドレッドクィーンを撃破した後のセーブデータ(撃破のマークがついているデータ)であればどのセーブデータでも利用可能。
また、強くてニューゲームが開放された段階で難易度ベリーハードとロマンシングという周回プレイを前提とした高難易度が開放される。
 
以下の要素を引き継ぐことができる。

  • 最大HP・最大BP
  • 武器・術レベル
  • マスターレベル
  • アビリティ
  • 一部を除くアイテム
  • 所持金
  • 陣形
  • ライブラリの情報
  • せんせいの発見数
  • フィールドマップの開放状況
  • ドレッドクィーンの撃破ターンなどの情報

以下の要素は引き継ぎできない。

補足

  • リマスター版の「NEW GAME+」との大きな相違点として【陣形】が引き継ぎ可能となった。
    • 【陰陽師】とサラマンダーが併用不可となったものの、陰陽師でサラマンダーの陣形を利用することは可能(逆も然り)。
  • 閃いた技、術、見切りについては武器固有技を含め全て引き継ぎの対象外となったため、全て新しい周回で再度閃きなおす必要がある。
    • 閃きに関係する敵の強さ(【敵勢力レベル】)も元に戻るため、基本的には序盤から強力な技や術を繰り出すということもできなくなっている。(難易度ベリーハード以上の場合でも閃きレベルは敵勢力レベル1相当からのスタートとなる)
    • 踏みつけや一部武器の固有術のように元々閃き不要な技や術は当該の装備を引き継いでいれば最初から使える。
  • アイテムについては、リマスター版で引き継げなかった【コムルーンハンマー】や運命の石も引き継ぎできる。
  • 術に関しては【マスターレベル】や各キャラクターのスキルレベルは引き継ぎ可能だが、術や施設の開放状況が引き継ぎ不可のため冥術を使おうとするとやはり古代魔術書の入手が必要。
  • 新要素関係でいえば【アビリティ】の修得・極意の状況や【せんせい探し】の状況、【七英雄の記憶】の開放状況については引き継ぎできるが、【帝国試験】のクリア状況は引き継がれない。
    • アビリティに関しては1周目では各要素が段階的に開放されていたが、2週目は始めから全て開放された状態となっている。
  • 【連携】については最大連携数の開放条件は1周目と変わらず最初は2連携からとなる。
  • マップの開放状況の引き継ぎは「ダンジョンのマッピング状況」のことを指しており、ワールドマップに関しては初期状態に戻っている。
  • 難易度ベリーハードやロマンシングは開放された後は通常のニューゲームでも選択可能。最初の雑魚戦でかるく死ねるが。
  • Ver.1.1.0のアップデートで以下の引継項目については引継ぐかどうかを任意で選ぶことができるようになった。
    ただし項目別ではなく、一括でこれらをリセットするかしないかの選択となる。
    • 最大HP・最大BP・スキルレベル・マスターレベル・アビリティ

RS3(リマスター版)

「NEW GAME+」表記。
はじめから使用できる。
以下の要素を引き継ぐことができる。

  • お金(最大100万オーラム)
  • アイテム(一部除く)
  • 各キャラクターの技術LvとWP・JP
  • 陣形
  • 極意を得た技
  • 各種術(地の系統に属する最強術は除く)
  • マスコンバットの陣形・作戦
  • トレードの総資産とかけひき技

以下の要素は引き継ぐことができない。

  • HP
  • イベントアイテム
    • 聖王遺物・魔王遺物・七星剣・カムシーン等の装備も含む
  • 技の習得状況
  • 地の系統に属する各種最強術
  • 合成術の奥義書
  • 敵ランク
  • 地図
  • 工房の開発状況
  • 冒険記
  • トレードの保有物件・グループ技

補足

  • 引き継がれたアイテムは倉庫に入れられている。そのため倉庫の使えないオープニングイベント中は利用できない。
  • 序盤のオープニングイベント中は、エレンやハリードのように体術使いがいれば、体術で戦力をおぎなえる。
  • パーティ外成長により資質のある技能が成長している場合があり、特に武器・術レベル30台後半になると伸びにくくなるため、引き継ぎによるパーティ外成長で50に達している場合がある。
  • 術は引継元で習得していたものが継承される。
  • WP・JPも引き継がれるので、【達人】になれなくなったキャラは以後も取り返しがつかないので閃き要員にする場合などは要注意
  • 術は覚えていた術がそのまま引き継がれるが、技の習得状況は引き継がれない。極意で覚え直せばOK。
  • 閃いただけで極意をとっていない技は引き継がれない。武器の固有技については『閃いた瞬間に極意を取得した』判定になっているため引き継がれる。
  • 最大HPは引き継がれない。最大HPがトリガーとなるイベントもあるので、ある程度は強化のための戦闘が必要になる。
  • 【ブラック】【ハーマン】のデータ(HP・WP・JP・技術レベル・装備品・習得済みの技・術)から上書きされた後に登場する。
    • 引継元のハーマンのデータしか引き継げないため、前の周でブラックを育てても意味はない(システム上、ブラックを育てた後のデータは周回プレイで引き継がれているが、ハーマンのデータを強制的に上書きすることで、ブラックの引継元のデータが消滅してしまうため)。
  • 【永久氷晶】はイベントアイテムっぽいが引継ぎできる。ただし、【ゆきだるま】を早めに仲間にできる程度のメリットしかない。
    • ゆきだるまが動き出すために話しかける回数は1回だけでよくなっている。
    • 周回プレイによる引継ぎで永久氷晶を複数所持している場合、渡すと全て無くなってしまう。複数渡しても1個渡した時と何も変わらない。
  • 【ミカエル】でNEWGAME+を繰り返すと、ミカエル編のみ初めから倉庫にあるアイテムを繰り返した数だけ入手できる。
    • 開始直後のマスコンバットを2戦すれば、陣形・作戦もたくさん手に入る。
    • ただし、ミカエル編の倉庫の中身は、ミカエルが初めて倉庫の中を確認するタイミングで倉庫に追加される仕様。オープニングイベントを終え、倉庫を確認する所までは進める必要がある。
  • 国庫は、キャラの銀行残高と共通データとなっているため、ミカエル編で最初に玉座についた時に強制的に100万オーラムまで補充されることを利用すれば、他キャラでもいきなり大金を持ってゲームを始められる。

SF1(リマスター版)

「NEW GAME+」表記。
いずれかのストーリーをクリアすることで使用可能となる。引継元はどのセーブデータでもよい。
NEW GAME+で開始したセーブデータには【👑️】が付く。
以下の要素を引き継ぐことができる。

以下は任意選択。

  • クレジット
  • アイテム(一部除く)
  • 敵ランク
  • HP
  • WP
  • JP
  • 技(一部除く)
  • 術(一部除く)
  • ステータス(メカとモンスター除く)
  • 妖魔憑依能力(アセルス除く)
  • モンスター能力
  • モンスタータイプ
  • プログラム

以下は強制。

  • プレイ時間
  • エミリアのコスプレの解禁状況(ウエディングドレス)
  • T260Gのボディタイプの解禁状況(オメガボディ)

以下の要素は引き継ぐことができない。

  • LP
  • 一部のアイテム
    • バックパック(必ず1個のみになる)
    • 砂の器(アイテム)
      • 砂の器(アクセサリ)は引き継ぎ可能
    • 資質修得に必要な小石、カード、ルーンの石、アルカナ・タロー
    • 三種の神器(天叢雲剣、水鏡の盾、鎮魂の勾玉)
      • 草薙の剣は引き継ぎ可能
    • クーン編の各種指輪、ヴァジュイールの鍵
    • ブルー編のリージョン移動、三女神の腕輪
    • 【カーソルバグ】で入手した柔装甲、????(フォヴォスグレイル)、????(ラヴォスリング)
    • その他、通常プレイではアイテム欄に入手不可能な没アイテムや敵専用アイテム、赤文字の固定装備
  • ブルー(ルージュ)の時術・空術の上位術に当たるもの、命術
  • レッドの真・アルフェニックス
  • アセルスの妖魔武具、妖魔憑依能力
  • T260Gのボディタイプ(タイプ1に戻る)、INT増加
  • ネームエディット
  • 術の資質
  • アイテムの装備状況
  • 技術の装備状況(モンスター能力とアセルス以外の妖魔武具を除く)
  • 連携履歴
  • シナリオチャートの進行状況
  • 敵の学習(攻撃解禁フラグ)

補足

  • リマスター版の追加要素は強制的に「あり」に設定される。これにより、NEW GAME+を選ぶと【赤カブ】【イルストーム】は新たに吸収不可能となる。
  • ステータスを引き継ぐ場合、一度も仲間にしていないキャラクターも含む全員が引き継ぎ対象となり、【システムデータ】レベルに準じた初期ステータスと良い所取りで合算される。
    • システムデータレベルを一旦4に上げたデータを引き継いだ後にシステムデータレベルが3以下に下がった場合でも、以降は初めて仲間にするキャラクターだったとしても装備以外はシステムデータ4準拠のステータスになる。
    • エミリアとアセルスは本来ならNEW GAMEの主人公時はステータスが下がるが、一度でも他シナリオを経由してNEW GAME+を行うと最初から仲間時準拠のステータスが引き継がれることになる。
  • 装備品はシステムデータレベルに準じた初期装備に戻されるが、アイテムを引き継いだ場合は読み込む対象のセーブデータの周内(その回のみ)で一度でも仲間にしていたキャラクターのものは装備解除されてアイテム欄に入る。
    • グリランドリーは赤文字(外せない扱い)だが、最初から身につけている固定装備ではないことから、装備解除された状態で引き継ぎ可能。
  • 習得技術はシステムデータレベルに準じた初期装備に戻されるが、技術を引き継いだ場合は引き継ぎ前の習得状況が良い所取りで合算される。
    • 術を引き継いだ場合は一部のキャラクターは初期習得と相反する術を持ち越すことで【反術両立】することが可能。
  • 妖魔憑依能力を引き継ぐと妖魔武具もそのまま引き継がれる。例えば初期ステータスで妖魔武具の無いメサルティムの場合、具足まで得たデータを引き継ぐと最初から具足まで持った状態になる。
    • 例外的にアセルスはエンディング分岐に関わるためか全ての妖魔憑依能力が空になった状態で妖魔武具自体も一旦消され、アセルス編では妖魔武具未所持、それ以外のシナリオでは空の妖魔の剣のみに戻される。
    • 【カーソルバグ】で妖魔武具にあたる位置の技術を入れ替えていると、そちらが引き継がれる。これにより、一部の妖魔は妖魔武具を習得し直しになるケースがある。
  • モンスター能力を引き継いだ場合は吸収済み履歴が合算されるため、クーンとコットンはモンスター能力の引き継ぎ後にシステムデータレベルが上がった場合、引き継いだものとシステムデータレベルで増加した分が合わさってHPが自動上昇する場合がある。
    • 一方、他の技術と異なり装備中の能力欄がリセットされないため、サンダー・済王・麒麟は二度と入手できない能力を消すと戻せなくなる。
  • ブルーとルージュはそれぞれ別のキャラクターとして扱われるが、合体イベント直後に術関連のステータスのみ同期される

SF2(リマスター版)

「New Game+」表記。
一度ゲームクリアすることで使用可能となる。引継元はどのセーブデータでもよい。
PS版の【クリアデータ】で引き継げる要素に加え、多数の引継ぎが可能。
以下の要素を引き継ぐことが出来る。

以下は追加要素あり時のみ任意選択。

  • CR
  • チップ
  • アイテム
  • 発掘品
  • HP
  • WP
  • JP
  • スキルレベル
  • ロール
  • パーティ加入
  • ディガー

以下は追加要素の有無に関係なく任意選択。

  • プレイ時間
  • 年表
  • シナリオ
  • チップ流通量
  • 敵の学習レベル
  • 連携履歴
  • カスタムアーツ履歴

補足

MS(リマスター版)

「NEW GAME+」表記。
いずれかのストーリーをクリアすることで使用可能となる。引継元はどのセーブデータでもよい。
PS2版の【クリアデータ】で引き継げる要素に加え、多数の引継ぎが可能。
2周目以降はイベントランクの進行度に「早い」と【トレジャーハンター】のクラスが追加される。
ディステニィストーンを全て捧げた状態のサルーインを撃破したフラグを立てた後は、イベントランクの進行度に「超早い」「超ゆっくり」とプレイヤーノートでイベント進行度の調整が可能になり、クラスレベルが6まで上がり、最高ランクの敵の出現率増加、追加イベント【究極のヒミツ】が開始される。
トロフィー・実績のある機種では「真の力を超えた者」を獲得すれば条件が満たされている確認になる。

  • ジュエル
  • アイテム
  • スキルレベル
  • マップアビリティ
  • 術法
  • モンスターランク
  • HP
  • BP
  • ステータス能力値
  • 地図
  • イベントクリア回数
  • チュートリアルフラグ
  • ショップと調合レベル
  • プレイ時間
  • 術合成リスト
  • 認定クラス

補足

SSG

特にモードの個別名称はない。
「Continue」でゲームクリア時に作成したクリアデータをロードする事で次周スタート。
以下の要素を引き継ぐことができる。

  • パーティレベルを調整できる安楽石・艱難石
    • 周回ごとに1個ずつ加算される
  • マップ移動や戦闘の速度の調整
  • 技・術修得状況
  • 技・術のランク
  • ロール
  • 陣形
  • 恩寵の修得
  • 緋の魔物撃破状況

全員クリア済の場合、下記も引き継げる。

  • 素材・装備品
  • 鍛冶ランクの引き継ぎ
  • 下取り所と斡旋所が最初から利用可能

SEB

特にモードの個別名称はなく、「はじめから」で自動的に周回引き継ぎ要素がある(項目毎に引き継ぐかどうかを決める)。
ただしクリア毎にクリアデータが更新されるため、クリアデータの読み込みをせずに最初からプレイすることはできなくなっている。